JP4552136B2 - 粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法 - Google Patents

粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法 Download PDF

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本発明は、粘土系難透水材料による大型ブロックの製造方法、特に、産業廃棄物や放射性廃棄物の遮水工に用いる大型ブロックを、所定の含水比を有する粘土スラリーを用い、粘土系難透水材料の小型ブロックを接合して製造する大型ブロックの製造方法に関するものである。
従来、産業廃棄物や放射性廃棄物を地中に埋設して処分する場合において、地下水に毒性物質を漏出させない遮水工に、ベントナイト或いはベントナイトと骨材を混練した高密度な粘土系材料から成る遮水材が使われている。遮水材としては、難透水性が求められており、特に、放射性廃棄物の埋設処分施設では、透水係数が1E-13m/秒程度の難透水性を要求される。そのため、高性能な粘土(例えば、ベントナイトを乾燥密度で1600kg/m3以上にプレス加工したもの)で取り囲んで埋設することが現実的である。
高レベル放射性廃棄物の地層処分施設において、水平坑道に放射性廃棄物の廃棄体を埋設処分する際には、扇形形状のブロックを使用している。例えば、直径2m程度の水平坑道に埋設する廃棄体は、直径約0.8m、長さ約1.7mの円筒状である。このような円筒状の廃棄体の周囲に、扇形形状の粘土ブロックを定置充填することになる。このような形状の廃棄体、粘土ブロックは、非特許文献1に記載されている。
遮水材に使用するブロックは、小型ブロックでは小さいエネルギーでプレス成形できるため、その製造装置をコンパクトにすることができる。ところが、作製した小型ブロックを、埋設処分を行う施設に定置する作業では、小型ブロックの個数に比例した時間を要するため、大型ブロックを使用する方が効率的である。
原子力発電環境整備機構著、「高レベル放射性廃棄物地層処分の技術と安全性−「処分の概要」の説明資料−」、2004年5月
しかしながら、大型ブロックをプレス成形するためには、膨大なプレス力が必要であるため、大型の製造装置が必要となる。また、大型ブロックは自重だけでも材料強度に比して大きくなるため、衝撃を与えない積載、搬送及び定置方法が必要となり、大型ブロックを埋設処分施設に運搬して定置するのは、運搬性及び作業性が劣るという問題点があった。
本発明は、以上のような従来の課題を解決するためになされたものであって、小型ブロックから容易に大型ブロックを作製することができる、粘土系難透水材料の小型ブロックを、接合材を用いて接合する大型ブロックの製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法は、粘土系難透水材料の小型ブロックを、接合材を用いて接合する大型ブロックの製造方法であって、含水比が400%〜800%となるように粘土と水とを混合して得られる粘土スラリーを前記接合材として適用し、互いに接合する前記小型ブロックの接合面の少なくともいずれかに前記接合材を塗布し、互いに接合する前記小型ブロックを接合面で接着して押圧し、前記小型ブロックを押圧した状態で所定時間保持することにより大型ブロックとすることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法は、上述した方法において、前記粘土スラリーの含水比は、600%〜800%の範囲であることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法は、上述した方法において、枠体と、前記枠体に設置した押圧板と、前記押圧板に対向する位置に設けた加圧部とを備えた押し付け装置を適用し、前記押圧板と前記加圧部との間に接合面で接着した小型ブロックを配置し、前記加圧部を駆動することによってこれら小型ブロックを押圧することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法にあっては、小型ブロックの接合を、シート状パレット上で行うことを特徴とする。
本発明の粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法によれば、大型ブロックを作製する大型の製造装置を必要とせずに、搬送定置の際の強度が十分な大型ブロックを容易に作製することができる。
以下に、本発明にかかる粘土系難透水材料の小型ブロックを接合材を用いて接合する大型ブロックの製造方法の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1により、小型ブロックを接合材を用いて接合する大型ブロックの製造方法を説明する模式図である。実施の形態1では、ブロックとして、扇形ブロックを使用する場合について説明する。図1において、扇形形状の小型薄肉成形ブロック1(以下、単に扇形ブロック1とする)を用意する。扇形ブロック1(図1中、(1)で示す)としては、高性能な粘土、例えばベントナイトを用い、厚さ数cm程度のブロックを使用できる。タイル成形技術の産業界では、タイルを大量高速生産する技術が確立しており、このような従来のタイル成形技術により、扇形ブロック1を作製することができる。
扇形ブロック1の上面全体に、ハケ2で接合材3を塗り付ける(図1中、(2)で示す)。接合材3としては、後述するように、含水比を400%〜1000%の範囲とした粘土スラリーが好適に使用できる。さらに好適には、含水比を400%〜800%の範囲とした粘土スラリーが使用できる。接合材3は、扇形ブロック1の上面に塗り付ける方法でも良いし、扇形ブロック1,4の接合面中央部に滴下し、扇形ブロック1に向けて扇形ブロック4を上から押し付けて、接合材3を扇形ブロック1,4の接合面全体に均一に広げることも可能である(図1中、(3)で示す)。このような操作を繰り返すことによって、扇形ブロック1上に扇形ブロック4を接合し(図1中、(4)で示す)、さらにその上に扇形ブロック5を接合することにより(図1中、(5)で示す)、厚みのある大型の扇形ブロック6を作製することができる。
ここで、接合材3としては、粘土としてベントナイトを使用し、含水比を400%〜1000%の範囲で粘土と水を混合した粘土スラリーを好適に使用できる。このような接合材3を使用することにより、例えば、無垢のベントナイトに対して、1/3〜1/2程度の強度が得られる。従って、大型ブロックとして積載、搬送、定置する際に、十分に耐え得る強度を有する大型ブロックを作製することができる。また、粘土スラリーを接合材として使用するので、小型ブロック間に異物が生じない。その結果、ブロック相互の間隙に水みちの発生しにくい高性能な遮水性大型ブロックを作製できる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2により、小型ブロックを接合材を用いて接合する大型ブロックの製造方法を説明する模式図である。実施の形態2では、立方体或いは直方体形状の大型粘土ブロックを、小型ブロックの接合によって作製する場合について説明する。図2において、立方体形状の小型粘土ブロック7(以下、単に小型ブロックとする)を用意する。この小型ブロック7の側面に、実施の形態1で説明した接合材3として粘土スラリーをハケ(図示しない)で塗り付ける。或いは、上述したように、小型ブロック7の側面中央部に接合材3を適量塗り、小型ブロック8を押し付けて小型ブロック1,8の接合面全体に均一に広げてもよい(図2中、(1)で示す)。
次に、小型ブロック7の他の側面に接合材3を塗りつけ、小型ブロック9を押し付けて小型ブロック7と小型ブロック9とを接合する(図2中、(2)で示す)。さらに、小型ブロック8と小型ブロック9とで囲まれるこれらのブロックの両側面に、接合材3を塗りつけ、小型ブロック10を接合させる(図2中、(3)で示す)。こうして、小型ブロック7〜10を4個接合することができる。
次に、小型ブロック7の上面に接合材3を塗りつけ、小型ブロック11を接合する(図2中、(4)で示す)。接合した小型ブロック11の側面及び小型ブロック8の上面に接合材3を塗り付け、小型ブロック12を接合する(図2中、(5)で示す)。次に、小型ブロック9の上面及び小型ブロック11の側面に接合材3を塗り付け、小型ブロック13を接合する(図2中、(6)で示す)。さらに、小型ブロック10の上面及び小型ブロック12,14の側面に接合材3を塗り付け、小型ブロック14を接合する(図2中、(7)で示す)。こうして、小型ブロック7〜14が接合された大型ブロック15が作製される(図2中、(8)で示す)。
小型ブロック7等を接合する場合、小型ブロック7等の接合面に接合材3を塗り付けた後、所定の押圧力で押し付ける必要がある。接合材3による粘着力は、数時間から数日で発揮する。図3−1〜図3−4は、小型ブロックの接合に使用する押し付け装置を示す概略斜視図である。図3−1〜図3−4において、押し付け装置20は、矩形の枠体21を備え、枠体21には、ピストンなどの加圧部22が接続されており、加圧部22の先端には、小型ブロックを押圧する押圧板23が設けられている。なお、加圧部22の駆動機構は、図示を省略する。
押し付け装置20は、加圧部22を駆動することにより、押圧力を押圧板23を介して小型ブロックに伝達し、小型ブロックを所定の圧力で所定時間、例えば数時間から数日間、押圧して締め付ける。これにより、小型ブロックが互いに接合する。図3−1〜図3−4は、図2に示す(3)、(4)、(7)、(8)の状態にそれぞれ対応しており、押し付け装置20内で小型ブロック7〜14を順次接合し、大型ブロック15が作製された段階で(図3−4)、押圧力を加えて締め付けを行う。
なお、上述では、小型ブロックを4個及び8個接合した場合について説明したが、小型ブロックの側面に接合材を塗り付けて接合する操作を繰り返すことにより、小型ブロックを4個(2行2列1段)、8個(2行2列2段)だけでなく、12個(3行2列2段)、9個(3行3列1段)、18個(3行3列2段)、27個(3行3列3段)など、定置する場所や必要に応じて、種々の大きさや形状の大型ブロックを作製することができる。
また、押し付け装置20は、小型ブロックを縦横方向(xy軸方向)に押圧する場合を説明したが、さらに、上方向(z軸方向)にも枠体及び加圧部を追加することによって、z軸方向の締め付けを行うことも可能である。これにより、より強固に接合した大型ブロックを作製することができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3により、小型ブロックを接合材を用いて接合する大型ブロックの製造方法を説明する模式図である。実施の形態3では、シート状パレットを使用して、立方体或いは直方体形状の大型粘土ブロックを、小型ブロックの接合によって作製する場合について説明する。図4において、シート状パレット30を予めセットしておき、その上で小型ブロックの接合作業を行う。すなわち、シート状パレット30上に、実施の形態1で説明した小型ブロック7を用意する。
この小型ブロック7の側面に、実施の形態1で説明した接合材3として粘土スラリーをハケ(図示しない)で塗り付ける。或いは、上述したように、小型ブロック7の側面中央部に接合材3を適量塗り、小型ブロック8を押し付けて小型ブロック1,8の接合面全体に均一に広げてもよい(図4中、(1)で示す)。以下、実施の形態2と同様にして小型ブロック7〜14を順次接合することによって、大型ブロック15が作製される(図4中、(2)〜(8)で示す)。
(参考例)
次に、参考例にかかる大型ブロックの定置方法について説明する。実施の形態3のようにして作製された大型ブロック15は、シート状パレット30上に載せたままで、プッシュプル方式のフォークリフトのように積載、搬送、定置機能を有する運搬車に積載する。
図5は、大型ブロックを搬送する運搬車を示す概略側面図である。図5において、運搬装置、例えば運搬車40は、フォークリフト41に摺動可能に設けられた支持版42に大型ブロック15を搭載して運搬することができる。また、支持板42の先端近傍には、シート状パレット30の把持部31を引っ張る引き手チャック43を備えている。大型ブロック15に接する運搬車40の前面には、押板44が設けられている。
図6−1〜図6−4は、シート状パレット上で作製した大型ブロックを運搬、定置する状態を示す模式図である。なお、図6−1〜図6−4では、図5に示した運搬車40の支持板42及び押板44を、概略的に図示している。まず、大型ブロック15をシート状パレット30に載置した状態で、大型ブロック15を運搬車40の支持板42上に搭載する。このとき、支持板42をシート状パレット30の下部に挿入し、シート状パレット30の把持部31を引き手チャック43で引っ張ると同時に、押板44を手元側に引き寄せる(図5、図6−1参照)。この操作により、大型ブロック15をシート状パレット30と共に一体として支持板42上に搭載されるので、大型ブロック15の破損を最小にすることができる。
次に、図6−2に示すように、運搬車40の支持板42上に大型ブロック15及びシート状パレット30を積載した状態で、大型ブロック15の定置位置に搬送する。大型ブロック15を他の大型ブロック16上に積載する場合(図6−3参照)、運搬車40の支持板42を定置させたい大型ブロック16上に密着させる。次に、押板44で大型ブロック15を押さえながら、非常に薄い支持板42のみを引き抜く(図6−4参照)。このとき、引き手チャック43は停止するように伸長させておく。大型ブロック15は、非常に薄い支持板42のみから下ろされるので、損傷を受けることがない。
次いで、大型ブロック15の底部から衝撃を受けないようにして、引き手チャック43でシート状パレット30を引き抜く。シート状パレット30は非常に薄いので、大型ブロック15は、シート状パレット30によって底部を損傷されることなく大型ブロック16上に定置されることになる。こうして、大型ブロックの角等の破損を防止して、作製した大型ブロックを埋設処分施設で効率的に定置することができる。
なお、上述では、運搬車40を用いた場合について説明したが、シート状パレットを引っ張る機能と、底部支持板の機能と、押板の機能とを有する搬送装置であれば、特に限定することなく種々の搬送装置を使用することができる。また、大型ブロックの強度や定置条件によっては、支持板42及びシート状パレット30を同時に引き抜いても良い。さらに、本発明においては、大型ブロックを施設に定置するので、小型ブロックを施設に定置する場合に比べて、作業を効率的に行うことができる。
以下、実施例に基づいて、本発明をさらに具体的に説明する。本発明による小型ブロックの接合に使用する接合材を用いて、曲げ強度試験及び接合強度試験を行った。試料として、ベントナイトを圧縮プレスし四角柱の接合供試体ブロックを作製した。粘土としてベントナイトを使用し、含水比を種々に変更した粘土スラリーを接合材とし、接合供試体ブロックを接合した。すなわち、2個の接合供試体ブロックの接合面に粘土スラリーを塗り付けて接合供試体ブロックを接着した。接着後、最初の数分間のみ締め付け力を与え、8日間経過するまでの期間は、締め付け力をゼロとした。
図7−1〜図7−3は、接合供試体ブロックに曲げ破壊試験装置で圧力を加える状態を示す模式図である。図7−1に示すように、接合材3によって接着した接合供試体ブロック50及び接合供試体ブロック51は、曲げ破壊試験装置の支持部52でその端部近傍を支持した。接合供試体ブロック50及び接合供試体ブロック51の接着部分を、上方から加圧部材53で加圧した。加圧部材53により加える圧力を徐々に増大させ、接合供試体ブロック50及び接合供試体ブロック51が破壊する時の圧力から、最大たわみ量(図7−2参照)及び曲げ強度(図7−3参照)を測定した。測定した結果を表1に示す。また、接合材の含水比と曲げ強度との関係を図8に示す。なお、図8中、直線Aは、ベントナイト無垢材の曲げ強度を示している。
Figure 0004552136
表1及び図8から明らかなように、ベントナイトに水を混合した粘土スラリーを接合材として使用することにより、十分な接合強度が得られた。含水比が400%〜800%(重量)の範囲で、無垢材料(試料6)の1/3〜1/2相当の接合強度が得られた。含水比が400%〜1000%(重量)の範囲でも、良好な結果が得られる。
次に、接合供試体ブロックを接合材で接着し、1日経過した接合供試体ブロックと、8日経過した接合供試体ブロックの曲げ強度を、無垢材料の接合供試体ブロックと比較し、結果を表2にまとめた。
Figure 0004552136
表2から明らかなように、1日経過した接合供試体ブロックで、継ぎ目のない無垢材料の接合供試体ブロックの約1/3の曲げ強度を呈しており、十分な接合強度を発現していることがわかった。
なお、一度接着接合した材料は、乾燥収縮で接合強度を増進することが推定できる。従って、締め付け力に必要な条件は、乾燥収縮に伴う体積変化に追随して押し付け力を与え、ブロック間の分離を防止することにある。すなわち、小型ブロックのプレス成型時に必要な圧力が3〜20MPaであるのに対して、締め付け力はその1/10以下(収縮時にブロック相互が離れない程度の締め付け力)で十分であるから、機械式のジャッキでも良いし、空気枕構造の加圧方法でも十分である。また、上下方向の締め付け力は、小型ブロック自体の重量があるので無くても良い。
以上のように、本発明にかかる粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法は、搬送定置の際の強度が十分な大型ブロックを容易に作製することができ、大型ブロックの角等の破損を防止して、作製した大型ブロックを埋設処分施設で効率的に定置することができるので、一般廃棄物を地中に埋設処分する施設の遮水材に有用であり、特に、放射性廃棄物を地中に埋設処分する施設の遮水材に適している。
本発明の実施の形態1により、小型ブロックを接合材を用いて接合する大型ブロックの製造方法を説明する模式図である。 本発明の実施の形態2により、小型ブロックを接合材を用いて接合する大型ブロックの製造方法を説明する模式図である。 小型ブロックの接合に使用する押し付け装置を示す概略斜視図である。 小型ブロックの接合に使用する押し付け装置を示す概略斜視図である。 小型ブロックの接合に使用する押し付け装置を示す概略斜視図である。 小型ブロックの接合に使用する押し付け装置を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態3により、小型ブロックを接合材を用いて接合する大型ブロックの製造方法を説明する模式図である。 大型ブロックを搬送する運搬車を示す概略側面図である。 シート状パレット上で作製した大型ブロックを運搬、定置する状態を示す模式図である。 シート状パレット上で作製した大型ブロックを運搬、定置する状態を示す模式図である。 シート状パレット上で作製した大型ブロックを運搬、定置する状態を示す模式図である。 シート状パレット上で作製した大型ブロックを運搬、定置する状態を示す模式図である。 接合供試体ブロックに曲げ破壊試験装置で圧力を加える状態を示す模式図である。 接合供試体ブロックに曲げ破壊試験装置で圧力を加える状態を示す模式図である。 接合供試体ブロックに曲げ破壊試験装置で圧力を加える状態を示す模式図である。 実施例における接合材の含水比と曲げ強度との関係を示す線図である。
符号の説明
1,4,5 扇形ブロック
2 ハケ
3 接合材
6 大型の扇形ブロック
7〜14 小型ブロック
15 大型ブロック
20 押し付け装置
21 枠体
22 加圧部
23 押圧板
30 シート状パレット
31 把持部
40 運搬車
41 フォークリフト
42 支持版
43 引き手チャック
44 押板
50,51 接合供試体ブロック
52 支持部
53 加圧部材

Claims (4)

  1. 粘土系難透水材料の小型ブロックを、接合材を用いて接合する大型ブロックの製造方法であって、
    含水比が400%〜800%となるように粘土と水とを混合して得られる粘土スラリーを前記接合材として適用し、
    互いに接合する前記小型ブロックの接合面の少なくともいずれかに前記接合材を塗布し、
    互いに接合する前記小型ブロックを接合面で接着して押圧し、
    前記小型ブロックを押圧した状態で所定時間保持することにより大型ブロックとすることを特徴とする粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法。
  2. 前記粘土スラリーの含水比は、600%〜800%の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法。
  3. 枠体と、前記枠体に設置した押圧板と、前記押圧板に対向する位置に設けた加圧部とを備えた押し付け装置を適用し、前記押圧板と前記加圧部との間に接合面で接着した小型ブロックを配置し、前記加圧部を駆動することによってこれら小型ブロックを押圧することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法。
  4. 前記小型ブロックの接合を、シート状パレット上で行うことを特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか1項に記載の粘土系難透水材料大型ブロックの製造方法。
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