JP4548789B2 - ウェーハ封止機構を有する液浸リソグラフィシステム - Google Patents

ウェーハ封止機構を有する液浸リソグラフィシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4548789B2
JP4548789B2 JP2005334210A JP2005334210A JP4548789B2 JP 4548789 B2 JP4548789 B2 JP 4548789B2 JP 2005334210 A JP2005334210 A JP 2005334210A JP 2005334210 A JP2005334210 A JP 2005334210A JP 4548789 B2 JP4548789 B2 JP 4548789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal ring
wafer
immersion
immersion lithography
lithography system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005334210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007142168A (ja
Inventor
本堅 林
蔡勝 高
俊光 陳
如淦 劉
信勝 游
仁傑 施
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiwan Semiconductor Manufacturing Co TSMC Ltd
Original Assignee
Taiwan Semiconductor Manufacturing Co TSMC Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiwan Semiconductor Manufacturing Co TSMC Ltd filed Critical Taiwan Semiconductor Manufacturing Co TSMC Ltd
Priority to JP2005334210A priority Critical patent/JP4548789B2/ja
Publication of JP2007142168A publication Critical patent/JP2007142168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4548789B2 publication Critical patent/JP4548789B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

本発明は、半導体デバイスの製造に用いる液浸リソグラフィ工程に関し、特に液浸リソグラフィシステムの操作工程において、液浸レンズ液の制御および包囲を行う能力を備える液浸リソグラフィシステムに関する。
超LSIの製造工程は、半導体ウェーハ(基板)の表面上に所定の回路および素子を印刷して製造するため、非常に多くのフォトリソグラフィ工程のステップが必要だった。従来のフォトリソグラフィシステムは、光源、光伝送素子、フォトマスクおよび電子制御装置を含む複数のサブシステムから構成される。そして、これらのシステムによりフォトマスクに描かれている所定の回路パターンを感光性フィルム(フォトレジスト)でカバーされている半導体ウェーハ上に投射する。超LSI技術の向上に伴い、回路の幾何配置がより精細かつ高密度となるため、更に小さい解析度(より小さいフィーチャ・サイズ)の投影および印刷能力を備えたリソグラフィ装置を使用しなければならなくなった。そして、このような装置に対する要求を満たすため、現在、100nmよりも小さいフィーチャ・サイズを有する解析度が提供されている。またデバイス世代の発展に伴い、装置に対する要求も同時に高まり、現在、フォトリソグラフィ工程で要求されている特徴解析度は、65nmやそれ以下のレベルにまで高まってきている。
解析度を大幅に向上させるため、液浸リソグラフィ工程技術の優れた点は、既に以前から利用されてきた。液浸レンズリソグラフィは、フォトレジストパターン印刷工程の露光工程において、光投射システムの対物レンズ要素と半導体ウェーハ(基板)の表面との間の隙間を液状媒体で充填する。そして、液状媒体を液浸レンズにすることにより、透過された光線の屈折率が改善され、リソグラフィシステムの解析能力を向上させる。レーリー(Rayleigh)の解像公式は、この現象をR=kλ/N.A.で表すことができる。R(フィーチャ・サイズ解析度)は、k(所定のプロセス定数)、λ(伝送光の波長)およびN.A.(光投射システムの開口数)の違いにより変化する。ここで注意しなければならないことは、N.A.も屈折率の関数であり、N.A.=n sinθである点である。変数nは対物レンズとウェーハ基板との間の液状媒体の屈折率であり、θはレンズに対する伝送光の入射角度である。
入射角度が固定されて屈折率(n)が大きいときには、投射システムの開口数が大きくなることが分かる。そして、小さいR値である大きい解析度を提供する。従来の液浸リソグラフィシステムでは、対物レンズとウェーハ基板との間の液浸液体として脱イオン水が用いられてきた。波長193nmの伝送光を例にすると、空気の屈折率は1.00に近いのに対し、脱イオン水は20℃で屈折率が1.44に近くなる。上述したことから分かるように、脱イオン水を液浸液として使用した場合、フォトリソグラフィ工程の解析度は大幅に改善される。
図1は、従来の液浸リソグラフィシステムを示す断面図である。図に示すリソグラフィシステムの液浸印刷部分100には移動可能なウェーハチャック/ステージ102が含まれ、ウェーハチャック/ステージ102と真空チャネル104とを結合し、ウェーハチャック102上にフォトレジスト塗布ウェーハ106を支持して固定する。図1に示すように、フォトレジスト塗布ウェーハ106上に設置された液浸液108により、リソグラフィの光投射システムの対物レンズ要素110とウェーハとの間の空間全体を代替する。液浸液108は、フォトレジスト塗布ウェーハ106の上面および対物レンズ要素110の底部表面へ直接に接触する。
水の液浸領域109の液体相には二つの液体槽が直接に接触される。そして、液体供給槽112により液浸液の供給および注入を行って液浸領域109へ入れる。液浸領域109は対物レンズ要素110下に設けられる。注入された液浸液は、液浸領域の毛管力により保持されるか、レンズの移動に伴う固定装置で囲まれる。一般に液浸液の厚みは約1〜2mmの間である。また、液体回収槽114により液浸レンズ108から流出される液浸液を回収したり受け取ったりする。ここで注意しなければならないことは、液浸液が液体供給槽112から液浸領域109を通って液体回収槽114まで流れるということである。機械ハードウェアと電気・電子制御装置とを組み合わせることにより、これらの装置は液浸液の流れを上述のような方向にすることができる。図1に示すように、リソグラフィシステムの対物レンズ要素110の上方に記載されている下向きの矢印は、パターニング化されたイメージ露光の光線116が伝送される方向を示し、露光の光線116は対物レンズ要素110へ照射され、液浸レンズ108を通ってフォトレジスト塗布ウェーハ106まで達する。フォトレジスト塗布ウェーハ106の液浸リソグラフィパターニング化の一般の操作工程では、ウェーハチャック102を移動して、液浸液108、液体供給槽112、液体回収槽114、対物レンズ要素110およびパターニング化イメージ露光の光線116などのリソグラフィシステムアーキテクチャ中の固定位置までウェーハの露光目標領域を移動させる。
図1は、一般の液浸リソグラフィシステムの構造を示す。この構造により液浸リソグラフィ工程を効率良く行うことができる。しかしながら、液浸リソグラフィ工程の品質およびシステム操作効率に影響を与える実体構造および工程ステップには幾つかの問題があった。それらの問題は図2を見ると明らかである。図2は、図1に似た典型的な液浸リソグラフィシステムを示す断面図である。しかし、このハードウェア要素は、図1と異なりウェーハ基板の縁に設置されている。図2に示すように、リソグラフィシステムの液浸印刷部分200は、移動可能なウェーハチャック/ステージ202と真空チャネル204とを互いに結合することにより、ウェーハチャック202上へフォトレジスト塗布ウェーハ206を支持して固定することができる。そして、図2に示すように、フォトレジスト塗布ウェーハ206上に設置された液浸液208は、リソグラフィの光投射システムの対物レンズ要素210とウェーハとの間の空間全体を代替する。液浸液208は、フォトレジスト塗布ウェーハ206の上表面と対物レンズ要素210の底部表面と直接に接触する。液浸液体供給槽212および液浸液体回収槽214の二つの液浸液体槽は、液浸液208と直接接触する。
図2に示すように、液浸液208をウェーハ基板206の縁に設置することにより、ウェーハの縁のフォトレジスト領域上で処理を行うことができる。しかし、ウェーハの縁において、液浸液のフローは一般に液体供給槽212から液浸領域209を通って液浸液体回収槽214へ流れる閉ループである図1に示す構造と異なり、図2では、ウェーハ基板の縁で処理を行うとき、もう一つ別の流路215により液浸液が外部に流出されている。この追加された流路により、液浸液はウェーハ基板206の縁と移動可能なウェーハチャック/ステージ202に沿うように液浸レンズ208および液浸液体槽のループシステムへ流れるため、液浸液体回収槽214へ流れなくなる。このように制御あるいは包囲をすることができない液浸液自体は、液浸リソグラフィ工程の品質に影響を与えることはないが、操作効率に影響を与えた。液浸領域209および液浸液体槽から液浸液が流れ出ると、この液浸液は完全に回収されずに浪費された。その他、ウェーハチャックの機械または電子要素およびチャックの下方にあるその他の部品が、予期できない状況下で液浸液の追加の流路215により濡れてしまう可能性があった。この予期できない濡れとフローとによりシステムは汚染される可能性があり、システムのハードウェアおよび電子要素の操作寿命を短縮させる可能性があった。そのため、これらの問題を解決するため、液浸リソグラフィシステムの設計者は時間と努力を更にかけて過剰な液浸液が溢れる設計と構造に適したものを提供する必要があった。
また、ウェーハの縁に液浸液208が設置されると、液浸リソグラフィ工程に問題が発生することがあった。一般の半導体製造工程装置中の正常なウェーハ処理では、ウェーハの縁に微粒子が集まって汚染が発生しやすかった。それはウェーハの縁が製造工程装置や製造工程処理によく接触するという原因の他に、ウェーハ基板の内側よりも微粒子の発生源に近いという原因のためであった。図2に示すように、ウェーハチャック/ステージ202によりウェーハ基板の縁206が液浸領域209の下に設置されると、液浸液はウェーハ基板の縁206にある微粒子に接触される。その結果、ウェーハ206から微粒子が脱落して液浸液208中に浮かぶことがあった。そして、この微粒子の悪影響により液浸リソグラフィ露光工程にウェーハ基板上に転写されるイメージパターンに歪みや乱れが発生することがあった。さらに微粒子がウェーハ基板の表面に堆積したり付着したりすることにより、ウェーハに行う様々な後続の製造工程操作に悪影響を与えることもあった。そのため、液浸液の液体回収槽214に流れる液浸液と液浸領域209から流れ出る過剰なフロー215とにより、微粒子が液浸リソグラフィ工程と後続の各製造工程に与える悪影響を防ぐことはできなかった。
そのため、液浸リソグラフィ工程の全体の操作期間中に液浸液を液浸領域中に密封して制御することができる改良されたシステムが求められていた。この改良されたシステムは、液浸液が微粒子汚染領域に接触しないようにして液浸液に入る微粒子を最小に抑えることができる。そして、このシステムによりウェーハ上にあるパターンおよびフォトレジストイメージを完全なものにするために歪みや欠陥が発生しないようにする。
本発明の目的は、ウェーハの縁をカバーする所定部分から液浸液が漏れ出さないように、ウェーハ上に液浸リソグラフィ工程を行う液浸液と、ウェーハの縁の所定部分をカバーするシールリングとを備える液浸リソグラフィシステムを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明のウェーハ封止機構を有する液浸リソグラフィシステムは、液体およびシールリングを備える。この液体はウェーハ上に液浸リソグラフィ工程を行う液浸液を提供する。シールリングは、ウェーハの縁の所定部分をカバーする。そして、液体を液浸リソグラフィ工程へ使用してウェーハの縁のカバー部分から液浸液が漏出しないようにする。
上述したことから分かるように、本発明のウェーハ封止機構を有する液浸リソグラフィシステムは、従来からあるシステムの設計および工程、そして装置や操作においても容易に実施することができる。本発明の方法および装置は、従来の150〜450nmの露光波長を応用した先進の液浸リソグラフィ工程技術や更に短い波長を利用した未来のシステムへ容易に実施することができる。そして、本発明の方法およびシステムは、先進的な半導体デバイス製造に高い安定性と優れた品質を提供することができる。
本実施形態はリソグラフィ露光工程の全期間中、液浸領域内に液浸液を密封して制御する液浸リソグラフィシステムを提供する。このシステムは、シールリング装置を備え、ウェーハ基板の縁をカバーすることにより、ウェーハ基板および液浸液の液体槽内へ液浸液を密封して制御する。そして、シールリングキャリアを使用してこのシールリングを設置したり除去したりする。さらに、複数の液浸リソグラフィシステム中でこのシールリングを応用した実施形態を開示する。本実施形態は、複数の液浸リソグラフィシステム中に応用することができるシールリングキャリアの設計例をさらに開示する。
本実施形態のシールリング装置は、ゴム、プラスチック、マイラー(Mylar)(登録商標)、デルリン(Delrin)(登録商標)、テフロン(登録商標)またはその他シールに用いることのできる類似の材料からなるソフト材質の薄いリングである。このシールリングを形成するため、その厚みを液浸レンズの作業距離でもある、ウェーハ基板の表面と光線投射システムの対物レンズ要素との間の距離よりも小さくする。シールリングの内径(開放領域を定義する)サイズにより、シールリングはウェーハ基板の外縁および円周の一部をカバー/遮蔽することができ、液浸リソグラフィ工程のウェーハ基板の表面の目標位置を暴露する。シールリングの外径(外縁)サイズは、シールリング材料をウェーハ基板の外縁に重ねるのに十分なサイズであり、ウェーハチャック/ステージに隣接するウェーハ基板の一部を接触密封状態にする。
図3は、シールリングを液浸リソグラフィに結合したときの状態を示す断面図である。図3に示すように、リソグラフィシステムの液浸印刷部分300は、移動可能なウェーハチャック/ステージ302と真空チャネル304とを互いに結合し、ウェーハチャック302上へフォトレジスト塗布ウェーハ306を支持して固定する。そして、ウェーハチャック/ステージ302の上層表面に凹溝307を形成し、凹溝307の厚みと円周が、ウェーハ基板の厚みと円周に合致するウェーハ基板306を設置する空間を提供する。これにより、このウェーハ基板306の上面は、ウェーハチャック/ステージ302の溝が形成されていない部分の上面と共面に形成される。そして、フォトレジスト塗布ウェーハ306上に設置されている液浸液308は、ウェーハとリソグラフィの光投射システムの対物レンズ要素310との間の空間全体を代替する。液浸液は、フォトレジスト塗布ウェーハ306の上面および対物レンズ要素310の底部表面に直接接触される。二つの液浸液体槽(液浸液の液体供給槽312および液浸液の液体回収槽314)およびその他の要素は、液浸液308をウェーハとレンズ要素310との間の空間に閉じ込め、この二つの液浸液体槽およびその付属要素により液体容器を形成する。
図3に示すように、液浸液308はウェーハ306の基板縁に設置され、フォトレジスト領域上で工程反応を行う。ウェーハ基板306の表面上の縁に設置されたシールリング318をウェーハ基板306の外縁へ直接に接触させて重ね、シールリング318をウェーハチャック/ステージに隣接しているウェーハ基板306の縁の一部分319に接触させる。本実施形態のシールリング318は、液浸液を液浸領域309中に閉じ込める。シールリング318は、液浸液が液浸領域309や液体供給槽312、314の外へ流出することを防ぐことができる。液浸液をシールリング318により閉じ込めた場合、液浸液のフローおよび使用を容易に制御したり管理したりすることができるようになる。そのため、液浸リソグラフィ工程において、ウェーハ基板の内部および縁の両方に設置されている液浸液のフローおよび使用は、制御および管理を簡便に行うことができる。これにより液浸液の損失および浪費を最小に抑え、液浸領域309内と液浸液体槽のループシステム中の液体フロー動態における恒常性および安定性を維持することができる。ここで注意しなければならないことは、ウェーハ基板306の外縁をシールリング318によりカバーすると、ウェーハ基板306の縁にある微粒子が液浸液およびウェーハ基板306の表面を汚染することを防止できる点である。その結果、液浸液および液浸領域309を清潔に保ち、微粒子が液浸リソグラフィ工程に干渉や歪みを発生させないようにする。また、微粒子をシールリングで密封カバーした場合、内部のウェーハ基板の表面に微粒子が粘着することを防ぎ、後続工程において損壊が発生しないという長所を有する。
図4は、他の実施形態による液浸リソグラフィシステムにシールリングを設置したときの状態を示す断面図である。図4に示すように、リソグラフィシステムの液浸印刷部分400は、移動可能なウェーハチャック/ステージ402と真空チャネル404とを互いに結合し、ウェーハチャック/ステージ402上へフォトレジスト塗布ウェーハ406を支持して固定する。ウェーハチャック/ステージ402の上層表面には二重層の凹溝が形成される。ウェーハチャック/ステージ402を形成する二重層の凹溝である第1層凹溝405は、厚みと円周をウェーハ基板406の厚みと円周に合致させてウェーハ基板406を設置する空間を提供し、このウェーハ基板406の上面に第1層凹溝の上面と共面を形成する。第2層凹溝407を形成してシールリング418を第2層凹溝の円周上に入れることにより、シールリング418とウェーハ基板406の外縁とを接触させて重ね、シールリング418をウェーハ基板の縁に隣接したウェーハチャック/ステージ402の第2層凹溝407の一部に接触させる。凹溝に入れられるシールリング418の上端は、第2層凹溝407の深さによりウェーハチャック/ステージ402に凹溝部分が形成されていない上部表面外縁と共面を形成する。
図4に示すように、液浸液408はウェーハ基板406の縁近くに設置され、フォトレジスト領域上で工程反応を行う。フォトレジスト塗布ウェーハ406上に設置された液浸液408は、ウェーハと対物レンズ要素410との間の空間全体を代替する。ウェーハチャック/ステージ凹溝のダブルステップ構造により、シールリング418は、液浸液を液浸領域409内に密封することができる。図4は、液浸液が外部に漏出していない状態を示す。図4に示すように本実施形態の液浸リソグラフィシステムは、液浸液のフローおよび使用を効率的に制御することができるだけでなく、ウェーハの縁にある微粒子がウェーハ表面および液浸リソグラフィシステムを汚染することを最小に抑えることができる。
ここで注意しなければならないことは、液浸液をより効率的に液浸領域に密封するため、ウェーハチャック/ステージおよびシールリングの設計および形態は変化させることができるという点である。例えば、弾力性を有するシールリングを設置して、ウェーハチャック/ステージをカバーする範囲を超えるまでシールリングを延伸するとともに、下向きに延伸してウェーハチャック/ステージの一部(図示せず)をカバーすることもできる。また他の実施形態では、半剛体でスムースな状態のシールリングを、直径が小さいウェーハチャック/ステージ上へ設置し、シールリングを同一平面上で延伸して、シールリングがウェーハチャック/ステージの外縁を超えるように設置してもよい(図示せず)。
本実施形態は、シールリングキャリアによりシールリングをウェーハ基板およびウェーハチャック/ステージ上に設置したりウェーハ基板およびウェーハチャック/ステージ上からシールリングを取り除いたりすることもできる。本実施形態のシールリングキャリアは、液浸リソグラフィシステムの液浸印刷部分において、伸縮可能な機械アームを含み、このアームをシールリングの真正面の位置まで移動してシールリングを設置したり除去したりすることができる。さらには、シールリングキャリアのアームが垂直方式により、アームをシールリングの真正面の位置まで移動させてウェーハチャック/ステージ上にあるシールリングを設置したり除去したりすることもできる。シールリングキャリアの機械アームがシールリングを吸着する位置にあるとき、ウェーハチャック/ステージからシールリングを除去し、シールリングキャリアの機械アームはアームを縮めてウェーハチャック/ステージ以外の場所まで移動して、シールリングの保存や交換の動作を行う。シールリングキャリアの内部には真空チャネルが形成され、この真空チャネルは所定位置に小型の真空開口を有し、この開口の真空吸引力によりシールリングの吸取り、ピックアップまたは交換の動作を行う。
図5は、本発明の一実施形態による液浸レンズリソグラフィシステムにシールリングキャリアを応用する状態を示す断面図である。ウェーハチャック/ステージの組立ては、図5に示すように、ウェーハチャック/ステージ402およびウェーハ基板406の上面の工程位置にシールリング418が設置されている。シールリング搬送アセンブリ500はシールリング418の真上に設置されている。シールリング搬送アセンブリ500は、シールリングキャリア502をシールリングキャリアアーム504に接続する。シールリングキャリア502およびシールリングキャリアアーム504の内部には多くの真空チャネル506が形成されている。シールリング接触点508がシールキャリアの所定位置上に設置され、シールリング接触点508には真空吸引力を有する多くの開口が形成され、シールリングキャリア502のシールリングキャリアアーム504がシールリングに接触されるまで移動すると、真空吸引力の開口によりシールリングの吸取り、ピックアップまたは移動の動作を行う。ここで注意しなければならないことは、シールリング搬送アセンブリ500は同一のX−Y平面上で伸縮することができる点である。そして、シールリング搬送アセンブリ500は、垂直方向またはz軸方向で上下に移動して所定位置まで伸縮してシールリング418へ接触する。シールリング搬送アセンブリ500は、シールリング418を保存場所まで移動したりウェーハチャック/ステージアセンブリ以外の場所へ移動したりすることができる。
図6A〜図6Dは、本発明の他の実施形態によるシールリングキャリアを示す底面図である。図6A〜図6Dに示す各シールリングキャリアの機能は前述したものとほぼ同じであるが、それぞれの設計の外観構造および形状は異なっている。図6Aに示すシールリングキャリアは環状構造に形成されている。シールリングキャリアアーム602の側辺は、環状構造のシールリングキャリア603に連結されている。環状のシールリングキャリア603の円周および直径は、シールリングとちょうど同じ大きさである。シールリングキャリアアーム602およびシールリングキャリア603中に形成されている真空チャネル606は、真空吸引力をシールリングキャリア603上に設けられている所定のシールリング接触点の真空開口608までガイドして分布させる。
図6Bは、折り畳み可能な十字構造のシールリングキャリアを示す。シールリングキャリアアーム602の側辺は、折り畳み可能な十字構造のシールリングキャリアに接続され、この折り畳み可能な十字構造のシールリングキャリアは固定アーム604および折り畳み可能なアーム605からなる。シールリングキャリアアーム602が動作位置まで延伸するとき、折り畳み可能アーム605の軸を固定アーム604と直角にして十字形状を形成し、折り畳み可能アーム605が折り畳まれないようにする。シールキャリアアーム602および二つの十字アーム604、605中に形成された真空チャネル606は、真空吸引力をシールリングキャリアアーム604、605に設けられたシールリング接触点の真空開口608までガイドして分布させる。これらシールリングキャリアアーム604、605の構造と、真空開口608の配置とにより、真空開口をシールリング610に接触させる。ここで注意しなければならないことは、シールリング610のピックアップや移動の動作を行うためには、折り畳み可能なシールリングアーム605を折り畳むことができない十字位置まで折り畳まなければならない点である。動作可能な十字アーム605の折り畳み位置は、折り畳み可能なアーム605がp点を中心にf方向へ折り畳まれると、固定アーム604と相対する位置になる。このようにシールリングキャリアの折り畳み可能な特性により、シールリングキャリアアームを簡便に移動したり収納したりすることができ、液浸リソグラフィシステムのシールリングキャリアを小さくてシンプルな構造にすることができる。
図6Cは、他の折り畳み可能なシールリングキャリアを示す。固定アーム604および二つの折り畳み可能なアーム605a、605bからなる折り畳み可能な構造のシールリングキャリアは、シールリングキャリアアーム602の側辺に接続される。シールリングキャリアアーム602および二つの折り畳み可能なアーム605a、605b中に形成されている真空チャネル606は、真空チャネルの真空開口608を環状に形成し、この環状の円周、直径はシールリング610と完全に同じである。二つの折り畳み可能なアーム605a、605bは、サイズおよび長さが同じでなくともよいが、二つの折り畳み可能なアーム605a、605bは折り畳み中心点pで移動し、シールリングキャリアアーム602に接続され、折り畳み中心点pはシールリングキャリアアーム602の側辺に位置する。また、シールリングキャリアアーム602を作業位置まで延伸すると、二つの折り畳み可能なアーム605a、605bは作業位置まで同時に展開される。シールリングキャリアアーム602が縮むと、固定アーム604に位置が合わされて折り畳み可能なアーム605a、605bが固定アーム604の上方や下方に折り畳まれるまで、折り畳み可能なアーム605a、605bをp点から内側のf方向へ向かって折り畳むことができる。図6Cに示すシールリングキャリアは、液浸リソグラフィシステムのシールリングキャリアアームを簡便に移動や収納できるように小さくてシンプルな構造にすることができる。
図6Dは、固定アームを備えず、折り畳み可能なアーム605a、605bを二つだけ備えているシールリングキャリアを示す。図6Cは、折り畳み可能なアーム605a、605bを示し、それぞれの折り畳み可能なアームはp点から内側のf方向へ向かって折り畳まれ、p点はシールリングキャリアアーム602の側辺に位置してシールリングキャリアアーム602に接続される。本実施形態が備える真空開口およびアームは少なく、異なるシールリングアームおよびシールリングキャリアを提供することができる柔軟性を有する。本実施形態が提供する各種シールリングアームおよびシールリングキャリアは、シールリングキャリアが備えるべきシールリングの吸取り、ピックアップ、移動を行う機能を有する。
本実施形態のシールリングおよびシールリングキャリアのシステムおよびその使用方法は、液浸リソグラフィ露光工程において効率的な装置により液浸液を包囲する。液浸リソグラフィ工程全体の操作工程において、ウェーハ基板の表面の縁およびウェーハチャック/ステージの周囲にソフトシールリングを設置し、液浸液をウェーハ基板の縁のウェーハ基板および液浸液体槽で包む。本実施形態のシールリングは、シールリングキャリアによりその作業位置へ設置したり、作業位置から除去したりすることができる。そのため、液浸液を制御、限定する液浸液の浪費および損失を減らすことができる。また、本実施形態のシールリングを使用すると液浸液がウェーハの縁に接触することを防ぎ、微粒子が液浸液に進入する機会を最小に抑える。そして、最終的に液浸リソグラフィおよび後続の工程操作により高い品質レベルと安定性を達成することにより、生成されるフォトレジストのイメージおよびパターンが歪んで失敗することを防ぐ。
本発明では好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではなく、当該技術を熟知するものなら誰でも、本発明の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って本発明の保護の範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
従来の液浸リソグラフィシステムを示す断面図である。 ウェーハ基板の縁で工程反応を行うときの状態を示す従来の液浸リソグラフィシステムを示す断面図である。 本発明の第1実施形態によるウェーハ基板の縁で工程反応を行うときの状態を示す液浸リソグラフィシステムを示す断面図である。 本発明の第2実施形態によるウェーハ基板の縁で工程反応を行うときの状態を示す液浸リソグラフィシステムを示す断面図である。 本発明の一実施形態によるシールリングキャリアを液浸レンズリソグラフィシステムに結合したときの状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態による液浸レンズリソグラフィシステムのシールリングキャリアを適用したときの状態を示す底面図である。 本発明の他の実施形態による液浸レンズリソグラフィシステムのシールリングキャリアを適用したときの状態を示す底面図である。 本発明の他の実施形態による液浸レンズリソグラフィシステムのシールリングキャリアを適用したときの状態を示す底面図である。 本発明の他の実施形態による液浸レンズリソグラフィシステムのシールリングキャリアを適用したときの状態を示す底面図である。
符号の説明
300、400 リソグラフィシステムの液浸印刷部分、302、402 ウェーハチャック/ステージ、304、404、506、606 真空チャネル、306、406 フォトレジスト塗布ウェーハ、308、408 液浸液、309、409 液浸領域、310、410 対物レンズ要素、312、412 液体供給槽、314、414 液体回収槽、316、416 光線、307、405、407 凹溝、318、418、610 シールリング、319 縁の一部分、500 シールリング搬送アセンブリ、502、603 シールリングキャリア、504、602、604、605、605a、605b アーム、508 シールリング接触点、608 真空開口

Claims (9)

  1. ウェーハ上に液浸リソグラフィ工程を行う液浸液を提供する液体と、
    前記液浸液を前記液浸リソグラフィ工程へ用いるときに、前記ウェーハの縁のカバー部分から前記液浸液が漏出しないように前記ウェーハの縁の所定部分の上面をカバーするシールリングと、
    前記ウェーハ上にある前記シールリングを設置したり除去したりするシールリングキャリアと、
    を備えることを特徴とする液浸リソグラフィシステム。
  2. 前記ウェーハを設置するウェーハステージをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の液浸リソグラフィシステム。
  3. 前記ウェーハステージは、前記ウェーハの面を前記ウェーハに隣接する部分の上面と共面にする前記ウェーハを設置する凹溝をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の液浸リソグラフィシステム。
  4. 前記凹溝は、前記シールリングの上面を前記凹溝の外部周縁の上面と共面にするダブルステップ構造を有することを特徴とする請求項3記載の液浸リソグラフィシステム。
  5. 前記ウェーハは、凹溝中に入れられずに前記ウェーハステージ上に設置されることを特徴とする請求項2記載の液浸リソグラフィシステム。
  6. 前記シールリングは、前記ウェーハの縁を超えるように延伸していることを特徴とする請求項1記載の液浸リソグラフィシステム。
  7. 前記シールリングキャリアは、前記シールリングを固定する、固定アームまたは折り畳み可能なアームのうちから選んだ少なくとも一つのアームを備えることを特徴とする請求項1記載の液浸リソグラフィシステム。
  8. 前記シールリングキャリアは、真空吸引力により前記シールリングを固定することを特徴とする請求項1記載の液浸リソグラフィシステム。
  9. ウェーハステージの凹溝中へウェーハを設置するステップと、
    シールリングキャリアによってシールリングを設置して所定の前記ウェーハの縁部分の上面をカバーするステップと、
    前記ウェーハ上に液浸液を用いて液浸リソグラフィ工程を行うステップと、
    前記シールリングキャリアによって前記シールリングを取り除くステップと、
    を含む液浸リソグラフィ方法であって、
    前記シールリングにより前記ウェーハの縁のカバー部分から前記液浸液が漏出しないようにすることを特徴とする液浸リソグラフィ方法。
JP2005334210A 2005-11-18 2005-11-18 ウェーハ封止機構を有する液浸リソグラフィシステム Active JP4548789B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005334210A JP4548789B2 (ja) 2005-11-18 2005-11-18 ウェーハ封止機構を有する液浸リソグラフィシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005334210A JP4548789B2 (ja) 2005-11-18 2005-11-18 ウェーハ封止機構を有する液浸リソグラフィシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007142168A JP2007142168A (ja) 2007-06-07
JP4548789B2 true JP4548789B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=38204678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005334210A Active JP4548789B2 (ja) 2005-11-18 2005-11-18 ウェーハ封止機構を有する液浸リソグラフィシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4548789B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8416383B2 (en) 2006-12-13 2013-04-09 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and method
US8634052B2 (en) 2006-12-13 2014-01-21 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and method involving a ring to cover a gap between a substrate and a substrate table
NL2003575A (en) 2008-10-29 2010-05-03 Asml Netherlands Bv Lithographic apparatus and device manufacturing method.
JP2010182637A (ja) 2009-02-09 2010-08-19 Fujifilm Corp 有機電界発光素子の製造方法及び有機電界発光素子
NL2004807A (en) 2009-06-30 2011-01-04 Asml Netherlands Bv Substrate table for a lithographic apparatus, litographic apparatus, method of using a substrate table and device manufacturing method.
NL2006244A (en) 2010-03-16 2011-09-19 Asml Netherlands Bv Lithographic apparatus, cover for use in a lithographic apparatus and method for designing a cover for use in a lithographic apparatus.
JP5313293B2 (ja) 2010-05-19 2013-10-09 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. リソグラフィ装置、リソグラフィ装置で使用する流体ハンドリング構造およびデバイス製造方法
JP5778093B2 (ja) 2011-08-10 2015-09-16 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. 基板テーブルアセンブリ、液浸リソグラフィ装置及びデバイス製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005191557A (ja) * 2003-12-03 2005-07-14 Nikon Corp 露光装置及び露光方法、デバイス製造方法
JP2005203681A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Nikon Corp 露光装置及び露光方法、デバイス製造方法
JP2005259870A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Nikon Corp 基板保持装置、ステージ装置及び露光装置並びに露光方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005191557A (ja) * 2003-12-03 2005-07-14 Nikon Corp 露光装置及び露光方法、デバイス製造方法
JP2005203681A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Nikon Corp 露光装置及び露光方法、デバイス製造方法
JP2005259870A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Nikon Corp 基板保持装置、ステージ装置及び露光装置並びに露光方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007142168A (ja) 2007-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4548789B2 (ja) ウェーハ封止機構を有する液浸リソグラフィシステム
US7602476B2 (en) Substrate-holding technique
JP4500954B2 (ja) 液浸リソグラフィシステム
US7501226B2 (en) Immersion lithography system with wafer sealing mechanisms
KR20110120220A (ko) 리소그래피 장치 및 물품의 제조 방법
JP2006148092A (ja) 浸漬リソグラフィのための方法及び装置
US8125611B2 (en) Apparatus and method for immersion lithography
US20070264582A1 (en) Double-decker mask-pellicle assembly
JP2006120889A (ja) 半導体装置の製造方法及びその方法に用いられる半導体ウェハホルダ
KR100859244B1 (ko) 노광장치 및 디바이스의 제조방법
KR100659451B1 (ko) 웨이퍼 밀봉 메카니즘을 가지는 개선된 이머전 리소그래피시스템
US7286205B2 (en) Closing disk for immersion head
CN101989039A (zh) 光掩膜的制作方法
US11703754B2 (en) Particle prevention method in reticle pod
US20070292769A1 (en) Method of Manufacturing Photomask Blank
JP6288985B2 (ja) リソグラフィ装置、および物品の製造方法
US11137675B2 (en) Mask and method for forming the same
JP4708860B2 (ja) 液浸露光装置
JP2007288108A (ja) デバイス製造方法
NL1030443C2 (nl) Verbeterd immersielithografie systeem met wafer-afdichtingsmechanismen.
US20070096764A1 (en) Immersion exposure apparatus and method of manufacturing semiconductor device
CN113387062B (zh) 光掩膜盒及其防尘方法
KR20040098753A (ko) 레티클
JP2009212132A (ja) 基板、基板の処理方法及び処理装置、基板の処理システム、露光方法及び露光装置、並びにデバイス製造方法
CN107290940B (zh) 用于微影的三层型光阻结构和其制造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100702

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4548789

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250