JP4547067B2 - 微生物検査用分画培地および分画培地作製用シャーレ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、細菌等の微生物を分離し検索する微生物検査において、微生物を分離培養するために使用される培地、特に、1つのシャーレ本体内に複数種類の培地が平面的に分画して収容された分画培地に関する。
【0002】
【従来の技術】
色々な菌が混在した検査材料から個々の菌を分離し検索する場合、通常は、検査材料を複数種類の平板培地にそれぞれ画線塗沫し、それぞれの平板培地で菌を分離培養する。このとき、2種類あるいはそれ以上の培地を1つのシャーレ内で分画して作製しておけば、使用するシャーレの数が少なくて済むとともに、菌の塗布作業の工数も減って作業能率が向上することになる。
【0003】
図9は、1つのシャーレ本体2内に複数種類、普通には2種類の培地3a、3bを分画して作製した分画培地1の1例を示す縦断面図である。この分画培地1では、2種類の培地3a、3b同士が、隔壁などを介在させず直接にシャーレ本体2の中央で接合し、その接合面4が直線状となっている。そして、両方の培地3a、3bの上面は、一平面をなしている。このような分画培地1は、特別な方法、例えば、シャーレ本体2の内部を平面薄板で2つの区画に仕切り、それぞれの区画内に液体状態の培地を分注し、培地の固化状態を観察しながら平面薄板を静かに引き上げる、といったような方法で作製される。
【0004】
また、図10に縦断面図を示すように、シャーレ本体2の内底面上に、シャーレ本体2の内部を2つの区画に仕切るように隔壁6を固定し、それぞれの区画内に液体状態の培地を、隔壁6の高さ寸法を越えない深さに分注して作製された分画培地5もある。この分画培地5では、2種類の培地3a、3bが隔壁6によって互いに隔てられている。
【0005】
さらに、特開平7−170969号公報には、シャーレ本体の内部を2つの区画に仕切る隔壁を、基壁部と、頂部が培地面と一致する浮上性を有するフロート壁部とから構成した分画培地作製用シャーレが開示されている。このシャーレを使用すると、隔壁によって仕切られたそれぞれの区画内に液体状態の培地を分注したときに、フロート壁部が分注培地の上面と一緒に浮上し、培地面と隔壁頂部とが一致した分画培地が得られることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図9に示したような分画培地1は、2種類の培地3a、3bとの境界部分に隔壁が無いので、培地面全体が平坦であり、このため、白金耳や白金線を用いて検査材料を培地面に画線塗沫する際に、白金耳や白金線の先端部は培地面と滑らかに摺接し、通常の平板培地と全く同様に塗沫操作を行うことができる。しかしながら、この分画培地1では、種類の異なる培地3a、3bが仕切り無しに直接に接触しているため、それぞれの培地成分が接合面4を通して互いに浸透し合うことになる。この結果、培地3a、3bは、溶血や変色などを発生し易く、長期保存が不可能となり、製品の有効期限も短い、といった問題点がある。また、2種類の培地3a、3bとの境界部分に隔壁の無い分画培地1は、その作製のための作業が面倒であり、さらに、作製作業の自動化が難しい、といった問題点もある。
【0007】
一方、図10に示したような分画培地5は、隔壁6の頂部がそれぞれの培地3a、3bの上面より高くなっていることにより、2種類の培地3a、3bは隔壁6によって互いに隔てられており、このため、培地成分が相互に浸透し合う心配が全く無い。しかしながら、例え隔壁6の頂部に丸みをつけたり隔壁6を滑り抵抗の少ない材質で形成したりしても、白金耳や白金線を用いて検査材料を培地面に画線塗沫する際に、白金耳や白金線の先端部が隔壁6の頂部で引っかかってしまい、塗沫操作をスムーズに行えないばかりでなく、菌の飛散を生じる恐れもある。これを避けるためには、1つのシャーレ本体2内に作製された培地3a、3bに一度に画線塗沫しないで、それぞれの培地3a、3bごと別々に画線塗沫すればよいが、それでは、分画培地5とした意味合いが薄れる。また、隔壁6を有する分画培地5では、塗沫用自動機を使用して培地面への検査材料の画線塗沫を行おうとしても、上記したように菌の飛散を生じる恐れがあることから、塗沫作業を自動化することが困難である、といった問題点がある。
【0008】
また、特開平7−170969号公報に開示されたシャーレを使用する場合には、隔壁のフロート壁部の頂部が分注培地の上面と一致しつつ浮上するように、フロート壁部を、使用する培地の比重に対応した比重を有する材質で形成したり、フロート壁部の上部にエアー層を設けるなどして構造によりフロート壁部の浮力を調整したりする必要がある。また、基壁部にフロート壁部を浮上可能に係合させて隔壁を構成する必要がある。このように、同号公報に開示されたシャーレは、隔壁の構造が複雑となり、またフロート壁部の材質を適切に選定する必要があるなど、製造上の問題がある。また、分画培地の作製時に、フロート壁部が基部に引っかかるなどして動かなくなる可能性もあり、その場合には分画培地が不良品となってしまい、歩留まりが低下することになる。さらに、フロート壁部の上部をすべり抵抗の少ない材質で形成したり曲面構造としたり、あるいは親水加工により表面張力による微妙な凹凸の発生を防止したりするなどの手段を講じても、隔壁の頂部は培地面上で露呈するので、白金耳や白金線の先端部が隔壁の頂部で引っかかることを完全に防止することはできない。したがって、図10に示した分画培地と同様の問題を生じる可能性がある。
【0009】
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、1つのシャーレ本体内に収容された複数種類の培地間でそれぞれの培地成分が互いに浸透し合って溶血や変色などを起こす可能性が少なく、長期保存が可能で、製品の有効期限も比較的長く、作製のための作業も簡単で、その作業の自動化も容易であり、また、検査材料を培地面に画線塗沫する操作をスムーズに行うことができ、菌の飛散を生じる心配も全く無く、塗沫作業の自動化も可能であり、さらに、シャーレの構造が簡単で、シャーレの製造も容易であり、不良品の発生要因も少ない微生物検査用分画培地を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、シャーレ本体内に複数種類の培地が平面的に分画して収容され培地面が一平面に形成された微生物検査用分画培地において、シャーレ本体の内底面上に、シャーレ本体の内部を平面視で複数の区画に分割するように、少なくとも上部の、長さ方向と直交する断面形状が二等辺三角形である長細い仕切り部が設けられ、前記各区画に異なる種類の培地が、その各厚さ寸法が同じになるようにかつ前記仕切り部の高さ寸法より大きくなるようにそれぞれ収容されて、複数種類の培地の上面が仕切り部の頂部の直上で仕切り部に沿って互いに接合して一平面をなしたことを特徴とする。
【0013】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の分画培地において、長さ方向と直交する断面形状が二等辺三角形である仕切り部を用いたことを特徴とする。
【0014】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載の分画培地において、仕切り部の稜線で交差する2つの平面のなす角度が60°〜120°であることを特徴とする。
【0015】
請求項1に係る発明の分画培地においては、シャーレ本体内に収容された複数種類の培地は、それぞれの上面同士が互いに接合しているだけで、その境い目の大部分は、仕切り部によって互いに隔てられているので、各培地間でそれぞれの培地成分が互いに浸透し合う、といったことが起こりにくく、培地で溶血や変色が発生する可能性が少ない。また、この分画培地は、シャーレ本体内の、仕切り部によって分割されたそれぞれの区画へ液体状態の培地を、仕切り部の頂部より培地面が上に位置するように分注するだけで、比較的簡単に作製される。そして、仕切り部の少なくとも上部の断面形状が二等辺三角形であるため、液体状態の培地を分注する過程で、種類が異なる液体状態の各培地の上面の、仕切り部のそれぞれの斜面と接触する対向辺が、徐々に接近していき、それぞれの培地上面が仕切り部の頂部に達した時に、それぞれの培地の上面同士が仕切り部の頂部の稜線に正確に沿って接合する。このため、作製された分画培地は、複数種類の培地の境界線が一直線となる。また、複数種類の培地の上面は互いに接合し培地面が一平面に形成されているので、白金耳や白金線を用いて検査材料を培地面に画線塗沫する際に白金耳や白金線の先端部が培地面上で引っかかる心配が無く、塗沫操作をスムーズに行うことができ、菌の飛散を生じる恐れも無い。さらに、シャーレ本体の内底面に長細い仕切り部を設けただけの構造であり、構造が簡単で製造も容易であり、また、分画培地の作製時に不良品を生じる要因が少ない。
【0017】
請求項2に係る発明の分画培地では、複数種類の培地の境界線が確実に一直線となり、さらに、請求項3に係る発明の分画培地では、上記作用が特に良好に奏される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態について図1ないし図8を参照しながら説明する。
【0019】
図1ないし図6は、この発明の実施形態の1例を示し、図1は、分画培地作製用シャーレを、蓋を取り外した状態で示す斜視図であり、図2および図3はそれぞれ、その縦断面図および平面図であり、図4は、図1ないし図3に示したシャーレの構成要素である仕切り部材の斜視図である。また、図5は、図1ないし図3に示したシャーレを用いて作製された微生物検査用分画培地の縦断面図、図6は、その一部を拡大した縦断面図である。
【0020】
この分画培地作製用シャーレ10は、シャーレ本体12の内底面に、シャーレ本体12の内径寸法と同等の長さを有する長細い仕切り部材14を接着し、その仕切り部材14により、シャーレ本体12の内部を平面視で2つの区画16a、16bに等分割して構成されている。シャーレ本体12の平面形状は、図示例では円形であるが、方形等であってもよい。仕切り部材14の材質は、特に限定されないが、通常はプラスチック材料である。このシャーレ10では、シャーレ本体12の内底面に仕切り部材14を接着しているが、プラスチック材料等により、シャーレ本体の内底面に仕切り部材14と同じ形状の仕切り部を一体成形するようにしてもよい。
【0021】
仕切り部材14は、図4に示すように、その断面形状が二等辺三角形であり、好ましくは、仕切り部材14の稜線18で交差する2つの斜面のなす角度θが60°〜120°である。仕切り部材14の高さ寸法は、作製しようとする分画培地の各培地の厚さ寸法より僅かに小さくする。なお、この例では、シャーレ本体12の内部を仕切り部材14によって2つの区画16a、16bに分割しているが、シャーレ本体内部を3区画以上に分割するようにしてもよい。
【0022】
図1ないし図3に示したシャーレ10を用いて複数種類、この例では2種類の培地をシャーレ本体12内に収容することにより、図5に示した微生物検査用分画培地20が作製される。シャーレ本体12の各区画16a、16bにそれぞれ収容された培地22a、22bは、その各上面が仕切り部材14の頂部より僅かに高くなるようにそれぞれ同じ厚さに形成されており、分画培地20の培地面が完全な一平面となっている。両方の培地22a、22bは、図6に示すように、仕切り部材14の頂部である稜線18の直上で稜線18に沿って接合し、接合面24が直線状となっている。
【0023】
この分画培地20では、両培地22a、22bのそれぞれの上面同士が互いに接合しているだけで、両培地22a、22bの境い目の大部分は、仕切り部材14によって互いに隔てられている。したがって、各培地22a、22b間では、それぞれの培地成分が互いに浸透し合う、といったことが起こりにくく、培地22a、22bで溶血や変色が発生する恐れが少ない。このため、図9に示したような従来の分画培地1に比べ、長期間保存することが可能になり、製品の有効期限も延びる。また、この分画培地20の培地面は完全な一平面であるため、図10に示したような従来の分画培地5とは異なり、白金耳や白金線を用いて検査材料を培地面に画線塗沫する際に白金耳や白金線の先端部が培地面上で引っかかる心配が無い。したがって、塗沫操作をスムーズに行うことができ、菌の飛散を生じる恐れも無い。また、塗沫用自動機を使用して塗沫作業を自動的に行うことも可能である。
【0024】
図5に示した分画培地20は、以下のような工程で作製される。すなわち、図7の(a)(左側に縦断面図を示し、右側に平面図を示す。図7の(b)および(c)においても同じ)に示すように、シャーレ本体12内の、仕切り部材14によって分割されたそれぞれの区画16a、16bへ種類が異なる液体状態の培地22a、22bを分注する。シャーレ本体12内の各区画16a、16bへ液体状態の培地22a、22bがそれぞれ分注されるのに従って、図7の(b)に示すように、それぞれの培地22a、22bの上面の、仕切り部材14のそれぞれの斜面と接触する対向辺が徐々に接近していく。そして、それぞれの培地22a、22bの上面が仕切り部材14の頂部の稜線18に達した時に、それぞれの培地22a、22bの上面同士が接合する。この際、両培地22a、22bの上面は、表面張力により、まずシャーレ本体12の内側面と接触する仕切り部材14の両端部で接合し、仕切り部材14の稜線18に正確に案内され両端部から中央部へ向かって順次接合していく。そして、それぞれの培地22a、22bの上面が仕切り部材14の全長にわたって接合し、図7の(c)に示すように、両培地22a、22bの境界線が一直線となった分画培地20が得られる。このように、この分画培地20は、シャーレ本体12内の各区画16a、16bへ液体状態の培地22a、22bを、それぞれの上面同士が接合するまで分注するだけで簡単に作製される。したがって、分画培地20の作製工程を自動化することも容易である。
【0025】
以上説明した実施形態では、長さ方向と直交する断面形状が二等辺三角形である長細い仕切り部材14を用いたが、仕切り部材の形状は、図4に示したものに限定されず、例えば図8に示すように、上部だけ断面形状が二等辺三角形となるように形成された仕切り部材26を使用してもよい。この仕切り部材26でも、頂部である稜線28で交差する2つの斜面のなす角度θを60°〜120°とすることが好ましい。
【0026】
【発明の効果】
請求項1に係る発明の微生物検査用分画培地は、1つのシャーレ本体内に収容された複数種類の培地間でそれぞれの培地成分が互いに浸透し合って溶血や変色などを起こす可能性が少ないので、長期保存が可能になり、製品の有効期限も比較的長くなる。また、この分画培地を作製のための作業も簡単で、その作業の自動化も容易である。さらに、この分画培地を使用すると、検査材料を培地面に画線塗沫する操作をスムーズに行うことができ、菌の飛散を生じる心配も全く無く、塗沫作業の自動化も可能である。また、この分画培地を作製するために用いられるシャーレの構造は、単純であり、シャーレの製造も容易で、不良品を生じる可能性も少なく、製品歩留まりが高くなる。
【0028】
請求項2に係る発明の分画培地では、複数種類の培地の境界線が確実に一直線となり、さらに、請求項3に係る発明の分画培地では、上記した効果がより良好に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の1例を示し、微生物検査用分画培地を作製するために使用される分画培地作製用シャーレを、蓋を取り外した状態で示す斜視図である。
【図2】 図1に示したシャーレの縦断面図である。
【図3】 図1に示したシャーレの平面図である。
【図4】 図1ないし図3に示したシャーレの構成要素である仕切り部材の斜視図である。
【図5】 図1ないし図3に示したシャーレを用いて作製された微生物検査用分画培地の縦断面図である。
【図6】 図5に示した分画培地の一部を拡大した縦断面図である。
【図7】 図5に示した分画培地を作製する工程を説明するための縦断面図(左側)および平面図(右側)である。
【図8】 仕切り部材の別の例を示す斜視図である。
【図9】 従来の微生物検査用分画培地の1例を示す縦断面図である。
【図10】 従来の微生物検査用分画培地の別の例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 分画培地作製用シャーレ
12 シャーレ本体
14、26 仕切り部材
16a、16b シャーレ本体の2つの区画
18、28 仕切り部材の稜線
20 微生物検査用分画培地
22a、22b 培地
24 培地の接合面
Claims (3)
- シャーレ本体内に複数種類の培地が平面的に分画して収容され培地面が一平面に形成された微生物検査用分画培地において、
シャーレ本体の内底面上に、シャーレ本体の内部を平面視で複数の区画に分割するように、少なくとも上部の、長さ方向と直交する断面形状が二等辺三角形である長細い仕切り部が設けられ、前記各区画に異なる種類の培地が、その各厚さ寸法が同じになるようにかつ前記仕切り部の高さ寸法より大きくなるようにそれぞれ収容されて、複数種類の培地の上面が仕切り部の頂部の直上で仕切り部に沿って互いに接合して一平面をなしたことを特徴とする微生物検査用分画培地。 - 前記仕切り部は、長さ方向と直交する断面形状が二等辺三角形である請求項1記載の微生物検査用分画培地。
- 前記仕切り部の稜線で交差する2つの平面のなす角度が60°〜120°である請求項1または請求項2記載の微生物検査用分画培地。
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