JP4546126B2 - 画像処理装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4546126B2
JP4546126B2 JP2004096594A JP2004096594A JP4546126B2 JP 4546126 B2 JP4546126 B2 JP 4546126B2 JP 2004096594 A JP2004096594 A JP 2004096594A JP 2004096594 A JP2004096594 A JP 2004096594A JP 4546126 B2 JP4546126 B2 JP 4546126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
image processing
region
captured image
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004096594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005278861A5 (ja
JP2005278861A (ja
Inventor
隆 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004096594A priority Critical patent/JP4546126B2/ja
Publication of JP2005278861A publication Critical patent/JP2005278861A/ja
Publication of JP2005278861A5 publication Critical patent/JP2005278861A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4546126B2 publication Critical patent/JP4546126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Nuclear Medicine (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

本発明は、被写体の撮影画像を用いて、前記被写体の状態を判別するための画像処理を行う画像処理装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギーの一部が蛍光体中に蓄積される。そして、この蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積された放射線エネルギーに応じて蛍光体が輝尽発光を示すことが知られている。このような性質を示す蛍光体は、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)と呼ばれている。
この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報をシート状の蓄積性蛍光体シートに一旦記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝尽発光光を発生させ、これにより得られた輝尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得る。
そして、この画像信号に基づき写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置に被写体の放射線画像を可視像として出力させる放射線画像情報記録再生システムが提案されている(例えば、特許文献1、2を参照)。
また、近年においては、半導体センサを使用してX線画像を撮影するデジタルX線画像撮影装置を用いたシステムが開発されている。これらのシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真システムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画像を記録しうるという実用的な利点を有している。
即ち、非常に広いダイナミックレンジのX線を光電変換手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置に放射線画像を可視像として出力させることによって、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得ることができる。
特開昭55−12429号公報 特開昭56−11395号公報
上記のシステムで実行される画像処理として、被写体の放射線画像の濃度を、その出力先であるフィルム、表示装置(例えば、CRTやLCD)等で、観察しやすい濃度値に変換する階調変換処理がある。
具体的には、例えば、人体の胸部の撮影である場合、当該被写体をX線撮影して得られた放射線画像上において、注目領域である肺野領域の画素値を抽出し、当該肺野領域の画素値がフィルム上で、例えば、濃度1.8となるように、放射線画像の濃度値を変換する。
そして、このような階調変換処理では、放射線画像中の被写体の頭部がどちらの方向にあるかなど、被写体の体位を認識していることが前提とされている場合がある。また、X線撮影の方向にかかわらず、表示装置にて観察しやすいように頭部の方向が上になるように放射線画像を自動で回転させる必要がある場合がある。
このように、放射線画像中の被写体の状態(例えば、体位(撮像面に対する被写体の向き)を容易に判定したり、被写体の状態に依存しない撮影環境が要求されている。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、撮影画像中の被写体の状態を容易にかつ正確に判別可能な画像処理装置及びその制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、
被写体の撮影画像を用いて、前記被写体の状態を判別するための画像処理を行う画像処理装置であって、
前記撮影画像中の関心領域を抽出する抽出手段と、
前記関心領域の重心に基づいて規定される始点と終点が一致する閉曲線もしくは多角形上の画素値分布に基づいて、前記撮影画像中の被写体の状態を判定する判定手段と
を備える。
また、好ましくは、前記被写体の状態は、前記撮影画像を出力する撮像部の撮像面に対する被写体の向きである。
また、好ましくは、前記判定手段は、前記閉曲線もしくは多角形の形状を規定する形状規定値に基づいて、該閉曲線もしくは多角形の画素値分布を算出する算出手段を備える。
また、好ましくは、前記形状規定値を入力する入力手段を更に備える。
また、好ましくは、前記形状規定値を記憶する記憶手段を更に備える。
また、好ましくは、前記形状規定値は、前記撮影画像中の前記関心領域の重心を水平に横切る直線において、0より大きい画素値の領域の所定値の線分の長さである。
また、好ましくは、前記形状規定値は、前記関心領域の重心を含み、かつその関心領域の所定割合の領域を囲む閉曲線を規定する値である。
また、好ましくは、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記撮影画像を回転して出力する出力手段を更に備える。
上記の目的を達成するための本発明による画像処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
被写体の撮影画像を用いて、前記被写体の状態を判別するための画像処理を行う画像処理装置の制御方法であって、
前記撮影画像中の関心領域を抽出する抽出工程と、
前記関心領域の重心に基づいて規定される始点と終点が一致する閉曲線もしくは多角形上の画素値分布に基づいて、前記撮影画像中の被写体の状態を判定する判定工程と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
被写体の撮影画像を用いて、前記被写体の状態を判別するための画像処理を行う画像処理装置の制御を実現するプログラムであって、
前記撮影画像中の関心領域を抽出する抽出工程のプログラムコードと、
前記関心領域の重心に基づいて規定される始点と終点が一致する閉曲線もしくは多角形上の画素値分布に基づいて、前記撮影画像中の被写体の状態を判定する判定工程のプログラムコードと
を備える。
本発明によれば、撮影画像中の被写体の状態を容易にかつ正確に判別可能な画像処理装置及びその制御方法、プログラムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態のX線画像撮影装置のシステム構成の一例を示す図である。
尚、図中の矢印は、情報及びコマンドの流れを示している。
図1において、X線画像撮影装置は、立位センサユニット101と、臥位センサユニット102と、X線発生部103と、X線管球104と、システム制御部105と、表示部(例えば、CRTやLCD等)106と、操作部108とを備えて構成されている。
また、107はネットワークである。ここで、X線画像撮影装置は、ネットワーク107を介して、X線画像をフィルムにプリントするイメージャーや、そのX線画像を保存するファイルサーバ等の外部端末に接続されている。
また、ネットワーク107は、典型的にはインターネットやLANやWANや電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、通信衛星回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等のいずれか、またはこれらの組み合わせにより実現されるいわゆる通信ネットワークであり、データの送受信が可能であれば良い。
システム制御部105は、立位センサユニット101、臥位センサユニット102、X線発生部103及びX線画像撮影装置に係る撮影シーケンスの制御を行う。また、システム制御部105には、例えば、汎用コンピュータの構成要素(例えば、CPU、メモリ(RAM、ROM等)、ハードディスク、外部記憶装置(CD−ROMドライブ、DVD−ROM/RAMドライブ等)、ネットワークインタフェース等)を有している。
立位センサユニット101と臥位センサユニット102は、それぞれ被写体Sを透過したX線量に相当する電荷を、AD変換して電子画像としてシステム制御部105に転送する。
表示部106は、X線発生部103や、X線撮影に関わる設定のための操作を操作者に行わせるためのグラフィックユーザインタフェースを表示する。操作部108は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、ボタン/ダイヤル等の各種操作要素で構成されており、システム制御部105に対し、各種処理の実行指示や、各種パラメータの入力を実現する。
当該X線画像撮影装置で実行される画像処理は、例えば、立位センサユニット101や臥位センサユニット102、システム制御部105、もしくは、ネットワーク107に接続された画像処理システム内で行われる。本実施形態では、システム制御部105内で画像処理を実行する場合を例に挙げて説明する。
システム制御部105内で行う画像処理としては、被写体の放射線画像の濃度を、その出力先である表示部106もしくは記録媒体(例えば、フィルムや)等にて観察しやすい濃度値に変換する階調変換処理がある。
具体的には、例えば、人体の胸部の撮影である場合、当該被写体をX線撮影して得られた放射線画像上において、肺野領域の画素値と縦隔領域の画素値を抽出し、当該肺野領域の画素値がフィルム上で、例えば、濃度1.8に、当該縦隔領域の画素値がフィルム上で、例えば、濃度0.2となるように、放射線画像(撮影画像)の階調を変換する。
また、システム制御部105内で行う別の画像処理としては、以下に示す図2の状態判定処理の判定結果に基づいて、撮影画像を回転する画像回転処理がある。
以下、本実施形態のX線画像撮影装置が実行する、対象画像の状態(例えば、被写体の体位)を判定する状態判定処理について、図2〜図7を用いて説明する。
図2は本発明の実施形態のX線画像撮影装置が実行する状態判定処理を示すフローチャートである。
尚、図2では、例えば、図3に示すような、胸部の放射線画像に対する状態判定処理を例に説明する。
図3は本発明の実施形態の胸部画像の一例を示す図である。
図3において、胸部画像は、関心領域を含む被写体領域301と、被写体領域301以外の非被写体領域302、いわゆる「す抜け」の2つに分けることができる。さらに、被写体領域301は、肺野領域303と、脊椎を含む縦隔領域304等に分けることができる。
ここで、図3の胸部画像に対する画素値のヒストグラムを図4を用いて説明する。
図4は本発明の実施形態の胸部画像に対応するヒストグラムを示す図である。
図4において、胸部画像のヒストグラムは、2つのピークを有する頻度分布に大まかに分けられる。ここで、画素値の頻度のピークが低い頻度分布が被写体領域301(図3)に対応する頻度分布401であり、画素値の頻度のピークが高い頻度分布が非被写体領域302の頻度分布402である。
関心領域を含む被写体領域301の抽出は、閾値T1以下の画素値の範囲を領域とする。非被写体領域302及び放射線が照射されていない照射野外の領域、そして、非被写体領域302と一定間隔内で接する被写体領域301を0画素で置き換える。これにより、0より大きい画素値の領域が関心領域を含む被写体領域となる(ステップS101)。
関心領域の重心算出(ステップS102)は、被写体領域の重心座標CoG_x、CoG_yとすると、下記の数式1及び2によって算出される。
Figure 0004546126
Figure 0004546126
次に、算出された関心領域の重心を基準とした閉曲線上の画素値分布を算出する(ステップS103)。ここでは、関心領域の重心座標を、閉曲線である円の中心とする円周上の画素値分布を算出する例を示す。
尚、閉曲線としては、円以外にも、例えば、楕円、矩形等の始点と終点が一致する閉曲線もしくは多角形であっても良い。
円周上の画素値分布は、例えば、5度ずつ72点の画素値S(i)=f(x(i),y(i)) 0≦i≦71をもとに作成する。
そして、画素値分布関数S(i)は、下記の数式3及び4で算出される。
Figure 0004546126
Figure 0004546126
ここで、円の半径に相当するR(閉曲線の形状を規定する形状規定値)は、被写体に応じて任意の値でよいが、例えば、図5に示すように関心領域の重心501を水平に横切る直線502で、0より大きい画素値の領域の所定値(例えば、1/4)の線分503の長さを用いてもよい。また、あるいは、形状規定値は、関心領域の重心を含み、かつその関心領域の所定割合(例えば、80%)の領域を囲む閉曲線を規定する値であることが好ましい。
また、この形状規定値は、例えば、予めシステム制御部105内のメモリに記憶されている。あるいは、操作部108より、必要に応じて、オペレータが適宜、所望の値を入力することが可能である。
そして、得られた画素値S(i)を移動平均して平滑化する(ステップS104)。
Figure 0004546126
ここで、閉曲線である円周上をサンプリングしているため、始点(i=0)付近ではi=68〜71の値を、終点(i=71)付近ではi=0〜3を移動平均できるので、始点と終点の値が滑らかにつながる。
ここでは、画素値分布の解析(ステップS105)は、まず、画素値分布の差分を算出する。
Figure 0004546126
次に、差分が+から−に変化する0交差点を算出する。
例えば、図6に、72点の画素値S(i)とその差分を示す。差分の点線は26付近と63付近で0交差している。
画素値分布では、この位置をほぼ中心にする凹形状の分布が得られ、これが胸部領域内の脊椎部に相当する。
尚、数式3及び4で、45度座標位置をずらしているのは、凹形状の中心位置がi=0やi=72などの始点終点位置にこないようにするためである。
胸部の放射線画像の場合、例えば、図7に示すようにi=0からi=18とi=36からi=54とに差分が0交差する位置をほぼ中心にする凹形状が存在すれば、垂直方向に脊椎部がある判定する(ステップS106)。
また、i=54からi=0とi=18からi=36に差分が0交差する位置をぼぼ中心にする凹形状が存在すれば、水平方向に脊椎部があると判定する(ステップS106)。
更に、画素値の大きい凹形状(凹みが大)の画素値分布と、画素値の小さい凹(凹みが小)の画素値分布がどの範囲に存在するかで、センサユニット101やセンサユニット102のセンサ面(撮像面)に対する頭部方向を判定することができる(ステップS106)。
以上説明したように、本実施形態によれば、撮影画像の画素値分布において、特に、円形、楕円、矩形等の始点と終点が一致する閉曲線もしくは多角形上の画素値分布に基づいて、その撮影画像の状態(体位や、センサ面(撮像面)に対する被写体の向き)を容易に判定することができる。
特に、この閉曲線もしくは多角形上の画素値分布は、その閉曲線もしくは多角形の重心を中心とする角度方向における画素値分布となっているので、これに基づき、撮影画像の状態の角度方向の情報を取得することができる。換言すれば、撮影画像中の被写体の向きに関する情報を取得することができる。
これにより、例えば、センサユニットのセンサ面(撮像面)に対して、被写体の頭部がどちらの方向にあるか等の被写体の体位を容易にかつ精度良く認識することができる。また、被写体の体位を容易に認識することができるので、その認識した体位に応じて、表示部やフィルム等にて観察しやすいように、被写体の体位の向き(例えば、被写体の頭部の方向が所定方向(例えば、撮像面の天地方向に対して上方向になるように)に撮影画像を自動で変更(回転)させることができるようになる。
また、容易にかつ精度良く撮影画像中の被写体の状態を判定して、観察者が観察しやすい向きにその撮影画像の向きを変更して出力することができるので、被写体の向きに依存しない撮影環境を提供することができる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態のX線画像撮影装置のシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態のX線画像撮影装置が実行する状態判定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の胸部画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態の胸部画像に対応するヒストグラムを示す図である。 本発明の実施形態の閉曲線の形状を規定する形状規定値の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態の胸部画像の画素値及び画素値の差分の変化を示す図である。 本発明の実施形態の撮影画像中の被写体の状態の判定例を説明するための図である。
符号の説明
101 立体センサユニット
102 臥位センサユニット
103 X線発生部
104 X線管球
105 システム制御部
106 表示手段
107 ネットワーク
301 被写体領域
302 非被写体領域
303 肺野
303 脊椎
401 被写体領域
402 す抜け
501 関心領域の重心
502 重心を通る直線
503 Rに相当する線分
S 被写体

Claims (9)

  1. 被写体の状態を判定するために前記被写体の撮影画像の画像処理を行う画像処理装置であって、
    前記撮影画像中の関心領域を抽出する抽出手段と、
    前記関心領域の重心に基づいて規定される始点と終点が一致する閉曲線もしくは多角形上の画素値分布に基づいて、前記撮影画像中の被写体の状態を判定する判定手段とを備え
    前記被写体の状態は、前記撮影画像を出力するセンサユニットの撮像面に対する被写体の向きである
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記閉曲線もしくは多角形の形状を規定する形状規定値に基づいて、該閉曲線もしくは多角形上の画素値分布を算出する算出手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記形状規定値を入力する入力手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記形状規定値を記憶する記憶手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記形状規定値は、前記撮影画像中の前記関心領域の重心を水平に横切る直線において、0より大きい画素値の領域の所定値の線分の長さである
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  6. 前記形状規定値は、前記関心領域の重心を含み、かつその関心領域の所定割合の領域を囲む閉曲線を規定する値である
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記撮影画像を回転して出力する出力手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 被写体の状態を判定するために前記被写体の撮影画像の画像処理を行う画像処理装置の制御方法であって、
    前記撮影画像中の関心領域を抽出する抽出工程と、
    前記関心領域の重心に基づいて規定される始点と終点が一致する閉曲線もしくは多角形上の画素値分布に基づいて、前記撮影画像中の被写体の状態を判定する判定工程とを備え
    前記被写体の状態は、前記撮影画像を出力するセンサユニットの撮像面に対する被写体の向きである
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 被写体の状態を判定するために前記被写体の撮影画像の画像処理を行う画像処理装置の制御をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記撮影画像中の関心領域を抽出する抽出工程と、
    前記関心領域の重心に基づいて規定される始点と終点が一致する閉曲線もしくは多角形上の画素値分布に基づいて、前記撮影画像中の被写体の状態を判定する判定工程とをコンピュータに実行させ、
    前記被写体の状態は、前記撮影画像を出力するセンサユニットの撮像面に対する被写体の向きである
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2004096594A 2004-03-29 2004-03-29 画像処理装置及びその制御方法、プログラム Expired - Fee Related JP4546126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096594A JP4546126B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 画像処理装置及びその制御方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096594A JP4546126B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 画像処理装置及びその制御方法、プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005278861A JP2005278861A (ja) 2005-10-13
JP2005278861A5 JP2005278861A5 (ja) 2007-05-10
JP4546126B2 true JP4546126B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=35177889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004096594A Expired - Fee Related JP4546126B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 画像処理装置及びその制御方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4546126B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10198820A (ja) * 1997-11-07 1998-07-31 Toshiba Iyou Syst Eng Kk 立体画像表示装置及び管状物の走行方向認識装置
JP2000271108A (ja) * 1999-03-19 2000-10-03 Canon Inc 画像処理装置、画像処理システム、被写体姿勢判定方法、及び記憶媒体
JP2002325762A (ja) * 2001-01-10 2002-11-12 Hitachi Medical Corp 画像診断支援装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10198820A (ja) * 1997-11-07 1998-07-31 Toshiba Iyou Syst Eng Kk 立体画像表示装置及び管状物の走行方向認識装置
JP2000271108A (ja) * 1999-03-19 2000-10-03 Canon Inc 画像処理装置、画像処理システム、被写体姿勢判定方法、及び記憶媒体
JP2002325762A (ja) * 2001-01-10 2002-11-12 Hitachi Medical Corp 画像診断支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005278861A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1319368C (zh) 放射线摄影系统和方法
JP4546174B2 (ja) 撮影装置及びその制御方法、プログラム
JP2012135697A (ja) 撮影装置及びその制御方法、プログラム
JP2005204792A (ja) 撮影装置及びその制御方法、プログラム
JP3854766B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像配置方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2007215760A (ja) 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
JP2001000427A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体
JP4546126B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
JP2000030046A (ja) 放射線画像検出処理装置
JP5693659B2 (ja) 制御装置、撮影装置、制御システム、撮影システム、制御方法、プログラム
JP2010259540A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2002158863A (ja) 医用画像処理方法及び装置
JP2011115404A (ja) X線画像合成装置、およびx線画像合成方法
JP2001149359A (ja) 撮像装置、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体
JP2003275194A (ja) 医用画像処理装置、医用画像処理方法、プログラム、及び、記録媒体
CN1317568C (zh) 光检测装置,x射线摄影方法和装置,以及光电变换元件
JP2004187980A (ja) 医用画像処理装置及び医用画像処理方法
JP2002010997A (ja) 撮影装置、画像処理装置、画像処理システム、動作制御方法、及び記憶媒体
JP4677129B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2004105356A (ja) 医用画像処理装置及び医用画像処理方法
JP2005021627A (ja) 画像処理パラメータカスタマイズ方法、記憶媒体および画像処理装置
JP2000107158A (ja) 画像処理装置、画像撮影処理システム、画像処理方法及び記憶媒体
JP2008212493A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2005160764A (ja) 医用画像システム
JP2003014848A (ja) 放射線撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070315

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100701

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4546126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees