JP4544007B2 - 液圧ブレーキ装置における並列リレー回路 - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
上記実施形態では、並列リレー回路における複数のリレー14a〜14cの数を3つにしているが、2つ以上であれば良く、それ以上の数にすることも可能である。また、各種制御が禁止されるリレー数が2つである例を示したが、これについても単なる例示であり、実行される制御に応じて異なるものである。
3a…マスタリザーバ、4…ブレーキ制御アクチュエータ(ブレーキ液圧制御手段)、
5〜8…ホイールシリンダ(制動力発生手段)、9…管路、
10…ポンプ、11…アキュムレータ、12…圧力センサ(圧力検出手段)、
13…モータ、14…並列リレー回路、14a〜14c…リレー、
14g…並列リレー駆動CPU(並列リレー駆動手段)、
14i…電圧検出抵抗、18…警告ランプ(断線表示手段)、
19…制御不能ランプ(制御不能表示手段)。
Claims (10)
- 蓄圧手段(11)に蓄積された液圧を圧力検出手段(12)によって検出し、この液圧が第1の所定値を下回ったときに、モータ(13)を駆動させることでポンプ(10)を駆動させ、前記蓄圧手段に蓄圧される液圧を増加させて、この液圧に基づいて倍力作用を行う倍力装置(2)の機能を維持するように作動するブレーキ装置における並列リレー回路において、
前記モータへの電源供給ラインに備えられ、互いに並列接続された複数のリレー(14a〜14c)と、
前記複数のリレーそれぞれのオンオフを制御する並列リレー駆動手段(14g)と、
前記モータへの通電状態に基づいて、前記複数のリレーの断線異常を検出する断線異常検出手段(14i)とを備え、
前記並列リレー駆動手段は、前記複数のリレーをオンさせて前記モータを駆動させるときに、前記複数のリレーそれぞれに対して順番に、前記複数のリレーの1つのみがオンされ、かつ、残りがオフされるように駆動し、
前記断線異常検出手段は、前記複数のリレーの1つのみがオンされているときに、前記モータへの通電が行われているか否かにより、前記複数のリレーそれぞれの断線異常を個々に検出し、
前記並列リレー駆動手段は、前記圧力検出手段によって前記蓄積手段に蓄積された液圧が前記第1の所定値を下回り、前記モータを駆動させる際に、前記蓄積手段に蓄積された液圧が前記第1の所定値よりも大きな第2の所定値以上になると、前記複数のリレーをオフさせて前記モータへの通電をやめるようになっており、前記蓄積手段に蓄積された液圧が前記第2の所定値以上となるまで前記複数のリレーを1つずつ交互にオンさせることを特徴とするブレーキ装置における並列リレー回路。 - 前記並列リレー駆動手段は、前記圧力検出手段によって前記蓄積手段に蓄積された液圧が前記第1の所定値を下回り、前記モータを駆動させる際に、前記液圧が前記第1の所定値を下回ってからの時間が所定のしきい値(T1)を経過するまでの期間は、前記複数のリレーすべてをオンさせて、前記モータへの通電を行い、前記所定のしきい値を経過後に、前記複数のリレーの1つのみがオンされ、かつ、残りがオフされるように駆動するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ装置における並列リレー回路。
- 前記並列リレー駆動手段は、前記蓄圧手段に蓄積された液圧が第2の所定値以上になると、前記複数のリレーをオフさせて前記モータへの通電をやめるようになっていると共に、前記複数のリレーに番号を付けることで前記断線異常の検出を行ったリレーを記憶するメモリ手段を有しており、前記液圧が前記第2の所定値以上になったときに、前記メモリ手段に前記複数のリレーのうち前記断線異常の検出を最後に行ったリレーの番号を記憶しておき、次に、前記液圧が前記第1の所定値を下回ったときに、前記メモリ手段に記憶されたリレーの番号の次の番号のリレーから、前記断線異常の検出を行うようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載のブレーキ装置における並列リレー回路。
- 前記並列リレー駆動手段は、前記複数のリレーの1つの断線異常の検出を行った後、前記複数のリレーの次の1つの断線異常検出を行うまでの期間(T3)に、これら双方の断線検出の対象となるリレーを共にオンさせるようになっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のブレーキ装置における並列リレー回路。
- 前記並列リレー駆動手段は、前記複数のリレーの1つで断線異常が検出されたときには、前記複数のリレーのうち断線異常が検出されていないリレーのみをオンさせることで、前記モータを駆動させるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ装置における並列リレー回路。
- 液圧を蓄積する蓄圧手段(11)と、
前記蓄圧手段によって蓄積された液圧に基づいて倍力作用を発揮する倍力装置(2)と、
前記蓄圧手段に蓄圧された液圧を検出する圧力検出手段(12)と、
前記蓄圧手段に流体を送るポンプ(10)と、
前記ポンプを駆動するモータ(13)と、
前記モータへの電源供給ラインに備えられ、互いに並列接続された複数のリレー(14a〜14c)と、
前記圧力検出手段(12)によって検出された液圧が第1の所定値を下回ったときに、前記複数のリレーをオンさせ、前記モータに通電を行うことで前記ポンプを駆動させ、前記蓄圧手段に蓄圧される液圧を増加させる並列リレー駆動手段(14g)と、
前記倍力装置による倍力作用に基づいて、ブレーキ液圧を発生させるブレーキ液圧発生源(3)と、
各車輪に制動力を発生させる制動力発生手段(5〜8)と、
前記ブレーキ液圧発生源が発生させたブレーキ液圧に基づいて、前記制動力発生手段に対して前記制動力を発生させるためのブレーキ液圧を伝えるブレーキ液圧制御手段(4)とを備えたブレーキ装置であって、
前記モータへの通電状態に基づいて、前記複数のリレーの断線異常を検出する断線異常検出手段(14i)とを備え、
前記並列リレー駆動手段は、前記複数のリレーをオンさせて前記モータを駆動させるときに、前記複数のリレーそれぞれに対して順番に、前記複数のリレーの1つのみがオンされ、かつ、残りがオフされるように駆動し、
前記断線異常検出手段は、前記複数のリレーの1つのみがオンされているときに、前記モータへの通電が行われているか否かにより、前記複数のリレーそれぞれの断線異常を個々に検出するようになっていることを特徴とするブレーキ装置。 - 前記並列リレー駆動手段は、前記圧力検出手段によって前記蓄積手段に蓄積された液圧が前記第1の所定値を下回り、前記モータを駆動させる際に、前記蓄積手段に蓄積された液圧が前記第1の所定値よりも大きな第2の所定値以上になると、前記複数のリレーをオフさせて前記モータへの通電をやめるようになっており、前記蓄積手段に蓄積された液圧が前記第2の所定値以上となるまで前記複数のリレーを1つずつ交互にオンさせるようになっていることを特徴とする請求項6に記載のブレーキ装置。
- 前記断線検出手段によって前記複数のリレーのいずれかの断線異常が検出されたことを示す断線表示手段(18)を有していることを特徴とする請求項7に記載のブレーキ装置。
- 前記ブレーキ液圧制御手段は、車両の状態に応じた車両制御を行うべく、前記制動力発生手段が前記制動力を発生させるためのブレーキ液圧を調整するようになっている場合において、
前記断線検出手段によって前記複数のリレーのいずれかの断線異常が検出されたときに、断線異常が検出されていない前記複数のリレーのリレー数が前記車両制御を行うために必要とされるリレー数を下回ったときに、前記車両制御が行えない旨を表示する制御不能表示手段(19)を有していることを特徴とする請求項7または8に記載のブレーキ装置。 - 前記並列リレー駆動手段は、前記複数のリレーの1つで断線異常が検出されたときには、前記複数のリレーのうち断線異常が検出されていないリレーのみをオンさせることで、前記モータを駆動させるようになっていることを特徴とする請求項6に記載のブレーキ装置。
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