JP4543414B2 - 乳幼児用防災頭巾 - Google Patents

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本発明は、乳幼児用防災頭巾に関し、詳しくは平常はクッション材で形成された一枚の座布団の如くに積み重ね等して収納しておくか或は座布団として使用し、地震等の非常時においては、単に頭部に被せることで防災頭巾としての機能を備え、特に集団ですごしている乳幼児に好適な乳幼児用防災頭巾に関する。
従来技術における防災頭巾は、種々のものが開示されており、例えば、枕に兼用させた防災頭巾とか、椅子布団に兼用した防災頭巾等がある。
椅子布団に兼用した防災頭巾は、図4に示すように、木綿綿、化繊綿等のクッション部材を挟んで所定寸法を有する2枚の長方形布地111、112の全周辺が縫合されて、長方形状のクッション体が形成されると共に、このクッション体の横中央部が二つ折りにされてその一側縁の略半分部分113が縫合され、又、該縫合上部と非縫合下部に、これが落ちないようにするためのゴム紐等の椅子掛け紐114の両端が縫着されて構成されている。
実登第3019690号公報 (第3頁 図1)
しかしながら、従来技術で説明した防災頭巾は、二つ折りにしたクッション体で形成されており、平常時には二つ折りにしたクッション体が蜜に合わさった状態になっており、非常時における開くという動作をしてから被る必要があり、特に乳幼児には咄嗟に開くという動作ができないため、被るまでに結構時間を費やしてしまうという問題がある。
従って、特に集団ですごしている乳幼児が非常時に咄嗟に被ることができる防災頭巾の構造に解決しなければならない課題を有する。
上記課題を解決するために、本発明に係る乳幼児用防災頭巾は、次に示す構成にすることである。
(1)乳幼児用防災頭巾は、所定の厚みがあって且つ所定幅の扇状に形成され前方方向に位置される鍔部と、該鍔部と対向する位置に設け、所定の厚みがあって且つ前記鍔部よりも幅広の扇状に形成され後方方向に位置される後垂部と、所定幅の輪郭形状に形成し、前方側に前記鍔部を縫い合わせて結合させ、後方側に前記後垂部を縫い合わせて結合させて形成した輪郭部と、前記輪郭部の内側の中央位置を頭部が入る大きさに陥没できるように伸縮自在に形成した平面形状の頭部覆い部と、を備えてなる。
(2)前記頭部覆い部は、伸縮性の繊維部材と、伸縮しない繊維部材とを組み合わせてなる(1)に記載の乳幼児用防災頭巾。
(3)前記頭部覆い部は、中央部に伸縮しない繊維部材で形成された略円形状の頭部当接部、次に頭部当接部よりも径が大きく且つ所定幅の輪状に形成してある伸縮しない繊維部材で形成された頭部保持部からなり、これら頭部当接部と頭部保持部とを伸縮自在な繊維部材で縫い合わせて形成したことを特徴とする(1)に記載の乳幼児用防災頭巾。
(4)前記鍔部の両端部に顎紐を取付ける係合部材を備えたことを特徴とする(1)に記載の乳幼児用防災頭巾。
(5)前記頭部覆い部は、中央部に伸縮しない繊維部材で形成された略円形状の頭部当接部、次に頭部当接部よりも径が大きく且つ所定幅の輪状に形成してある伸縮する繊維部材で形成された頭部保持部からなり、これら頭部当接部と頭部保持部とを縫い合わせると共に頭部保持部と輪郭部とを縫い合わせて形成したことを特徴とする(1)に記載の乳幼児用防災頭巾。
以上、説明したように、本発明に係る乳幼児用防災頭巾は、一枚の座布団形状に形成し、その略中央位置を頭部が入る大きさに陥没できるように形成したことで、平常時は積み重ね等して収納しておき、非常時においては収納されている状態から取り出し、そのまま頭部にのせて被ることで、防災頭巾としての機能を発揮することができる。
次に、本発明に係る乳幼児用防災頭巾の実施形態について、図面を参照して説明する。
本発明に係る第1実施例の乳幼児用防災頭巾は、図1及び図2に示すように、所定の厚みがあって且つ所定幅の扇状に形成され前方方向に位置される鍔部11と、この鍔部11と対向する位置に設け、所定の厚みがあって且つ鍔部11よりも幅広の扇状に形成され後方方向に位置される後垂部12と、所定幅の輪郭形状に形成し、前方側に鍔部11を縫い合わせて結合させ、後方側に後垂部12を縫い合わせて結合させて形成した輪郭部13と、輪郭部13の内側の中央位置を頭部が入る大きさに陥没できるように伸縮自在に形成した平面形状の頭部覆い部14と、を備えてなる。
頭部覆い部14は、伸縮性の繊維部材と、伸縮しない繊維部材とを組み合わせて構成されており、詳しくは、中央部に伸縮しない繊維部材で形成された略円形状の頭部当接部15、次に頭部当接部15よりも径が大きく且つ所定幅の輪状に形成してある伸縮しない繊維部材で形成された複数の頭部保持部16a、16bからなり、これら頭部当接部15と頭部保持部16aとを伸縮自在な繊維部材17aで縫い合わせ、頭部保持部16aと頭部保持部16bとを伸縮自在な繊維部材17bで縫い合わせ、頭部保持部16bと輪郭部13とを伸縮自在な繊維部材17cで縫い合わせて形成した構成になっている。
そして、鍔部11の両端部に顎紐18を取付ける係合部材19を備えたことで、被ると同時に顎紐18を顎にあてがうことで頭巾自体が頭部から外れたりすることを防止できる。
又、繊維部材の材料としては、熱可塑性樹脂が好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などに代表される熱可塑性ポリエステル樹脂類、ナイロン6、ナイロン66などに代表されるポリアミド樹脂類、ポリエチレン、ポリブロビレンなどに代表されるポリオレフィン樹脂類、或はこれらの樹脂を2種類以上混合した樹脂などを用いることができる。又、防災頭巾の特性上、難燃性、不燃性の材料を用いることが好ましい。
このように、一枚の座布団形状に形成することで、通常は座布団形状のクッション材として積み重ねて収納しておくか、又は座布団として使用することできる。非常時には、そのまま頭部に被せることで、陥没状態になり、後垂部12が頭から耳近傍を含んで後ろの背中近傍を覆うことができ全体として顔の部分を覗く全てを包みこむことができる。顎紐18をしばれば、顔のうち口元近傍を覆うことができ、尚一層の防災頭巾としての機能を醸し出すことができるのである。
次に、本願発明の防災頭巾の第2の実施例について、図面を参照して説明する。
本発明に係る第2実施例の乳幼児用防災頭巾は、図3に示すように、直接頭にあたる部分の頭部当接部と、周辺部との間に伸縮部材を介在させて縫い合わせることで、被ったときに陥没状態になる構造となっている。
詳しく説明すると、第1の実施例と同様に、所定の厚みがあって且つ所定幅の扇状に形成され前方方向に位置される鍔部11と、この鍔部11と対向する位置に設け、所定の厚みがあって且つ鍔部11よりも幅広の扇状に形成され後方方向に位置される後垂部12と、所定幅の輪郭形状に形成し、前方側に鍔部11を縫い合わせて結合させ、後方側に後垂部12を縫い合わせて結合させて形成した輪郭部13と、輪郭部13の内側の中央位置を頭部が入る大きさに陥没できるように伸縮自在に形成した平面形状の頭部覆い部14と、を備えた構成になっている。
頭部覆い部14は、中央部に伸縮しない繊維部材で形成された略円形状の頭部当接部15と輪郭部13とを伸縮自在な繊維部材17で縫い合わせて形成した構成になっている。
又、鍔部11の両端部に顎紐18を取付ける係合部材19を備えたことで、被ると同時に顎紐18を顎にあてがうことで頭巾自体が頭部から外れたりすることを防止できる。
以上説明したように、頭部覆い部14は、陥没して伸縮自在な構成にすることで乳幼児であっても咄嗟に被ることができるのであり、この構造は、上記説明した第1及び第2の実施例に限定されることなく、例えば、陥没するために、螺旋状に形成したり、放射状に形成することの全てが含まれることは勿論のことである。
一枚の座布団形状に形成し、その略中央位置に頭部が入る大きさに陥没するように形成することで、咄嗟のときでも、そのまま被ることができる乳幼児用防災頭巾を提供する。
本願発明に係る第1の実施例の乳幼児用防災頭巾を略示的に示した平面図である。 同、乳幼児防災頭巾を被ったときの説明図である。 本願発明に係る第2の実施例の乳幼児用防災頭巾を略示的に示した平面図である。 従来技術における防災頭巾の一例を示す説明図である。
符号の説明
11;鍔部、12;後垂部、13;輪郭部、14;頭部覆い部、15;頭部当接部、16a;頭部保持部、16b;頭部保持部、17;繊維部材、17a;繊維部材、17b;繊維部材、17c;繊維部材、18;顎紐、19;係合部材。

Claims (5)

  1. 所定の厚みがあって且つ所定幅の扇状に形成され前方方向に位置される鍔部と、
    該鍔部と対向する位置に設け、所定の厚みがあって且つ前記鍔部よりも幅広の扇状に形成され後方方向に位置される後垂部と、
    所定幅の輪郭形状に形成し、前方側に前記鍔部を縫い合わせて結合させ、後方側に前記後垂部を縫い合わせて結合させて形成した輪郭部と、
    前記輪郭部の内側の中央位置を頭部が入る大きさに陥没できるように伸縮自在に形成した平面形状の頭部覆い部と、を備えてなる乳幼児用防災頭巾。
  2. 前記頭部覆い部は、伸縮性の繊維部材と、伸縮しない繊維部材とを組み合わせてなる請求項1に記載の乳幼児用防災頭巾。
  3. 前記頭部覆い部は、中央部に伸縮しない繊維部材で形成された略円形状の頭部当接部、次に頭部当接部よりも径が大きく且つ所定幅の輪状に形成してある伸縮しない繊維部材で形成された頭部保持部からなり、これら頭部当接部と頭部保持部とを伸縮自在な繊維部材で縫い合わせて形成したことを特徴とする請求項1に記載の乳幼児用防災頭巾。
  4. 前記鍔部の両端部に顎紐を取付ける係合部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の乳幼児用防災頭巾。
  5. 前記頭部覆い部は、中央部に伸縮しない繊維部材で形成された略円形状の頭部当接部、次に頭部当接部よりも径が大きく且つ所定幅の輪状に形成してある伸縮する繊維部材で形成された頭部保持部からなり、これら頭部当接部と頭部保持部とを縫い合わせると共に頭部保持部と輪郭部とを縫い合わせて形成したことを特徴とする請求項1に記載の乳幼児用防災頭巾。
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