JP7461049B2 - マスク - Google Patents

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Description

本発明は、口や鼻穴を覆うマスクに関するものである。
口や鼻穴を覆うマスクは、例えば、感染症対策として広く普及している。
マスクの機能としては、口や鼻穴を覆う事が重要であるが、マスクを装着すると、息苦しさ、マスク内の蒸れなどが問題となる。
そこで、従来、フルフェースヘルメットのようなヘッドギアに、吸排気用の送風機を設け、息苦しさ、マスク内の蒸れなどの問題を解消するものが提案されている(これに類似する先行文献としては、例えば下記特許文献1が存在する)。
また、口や鼻穴を覆うマスクに直接、排気用の送風機を装着するものも提案されている(これに類似する先行文献としては、例えば下記特許文献2が存在する)。
特開平6-23001号公報 特表2003-500178号公報
上記前者の、ヘッドギアに送風機を設けるものも、後者の、マスクに直接送風機を装着するものも、息苦しさ、マスク内の蒸れなどの問題に対しては有効なものではあるが、何れも送風機の重量を支えるための構造が必要で、使い勝手の悪い物であった。
具体例で説明すると、前者のものであれば、フルフェースヘルメットのようなヘッドギアを頭部に被る必要があり、例えば、これを装着した状態で、電車に乗ったり、買い物に出かけたり、オフィス業務をしたりするのには、抵抗感が強く、結論として、日常生活においては、使いづらいものであった。
また、後者のものでも、送風機による重量増加に対応するため、マスクを支える紐を、頭部に装着する別作業が毎回必要で、しかも、この紐は、頭部に仮止めしただけの状態であるので、送風機重量により容易にずれやすく、頻繁に、手直しが必要となり、これも使い勝手の悪い物であった。
そこで、本発明は、使い勝手を良くすることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明のマスクは、平面視中央部に装着孔を有し、この装着孔を構成する内面と当該内面の外側にある外面との間に空気室を有し、装着者が、前記装着孔を介して、頭から被り、頭部から首部にかけて装着するマスク本体と、このマスク本体に装着された送風機と、を備え、前記マスク本体は、伸縮性と通気性を有する布で構成され、前記空気室を形成する空気室形成面のうち前記外面側に、送風機取付孔を設け、この送風機取付孔には、前記送風機が装着され、この送風機により、前記マスク本体外の空気を、前記空気室内に供給する構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記マスク本体が、筒体の一端開口部と他端開口部とを連結した環状体であり、この環状体の平面視中央部に、前記装着孔が形成された構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側で、装着者の口と鼻穴に対応する部分に、呼吸容易化スペーサを設けた構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記呼吸容易化スペーサを、前記空気室形成面のうち前記内面側において、前記装着孔を介して前記送風機取付孔と対向する部分に設けた構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側で、装着者の口と鼻穴に対応する部分に、空気非通気エリアを設けた構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記空気非通気エリアの上方側と下方側の少なくとも一方に、通気エリアを設けた構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記空気非通気エリアを、前記空気室形成面のうち前記内面側において、前記装着孔を介して前記送風機取付孔と対向する部分に設けた構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側には、空気噴出孔を設けた構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記マスク本体の上部に、耳装着部を設けた構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記マスク本体の上部に、所定間隔を置いて2か所の耳装着部を設け、これら2か所の耳装着部を結ぶ線に対して直交する一方側に前記送風機取付孔を設け、他方側で、前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側に、前記呼吸容易化スペーサを設けた構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記マスク本体の上部に、所定間隔を置いて2か所の耳装着部を設け、これら2か所の耳装着部を結ぶ線に対して直交する一方側に前記送風機取付孔を設け、他方側で、前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側に、前記空気非通気エリアを設けた構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記マスク本体の上部に、所定間隔を置いて2か所の耳装着部を設け、これら2か所の耳装着部を結ぶ線に対して直交する一方側に前記送風機取付孔を設け、前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側で、かつ、前記耳装着部の下方側近傍から、前記送風機取付孔とは反対方向のエリアに、空気噴出孔を設けた構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記送風機にフィルターを装着した構成としたものである。
また、本発明のマスクは、前記送風機が、ファンを収納した本体ケースと、この本体ケースに設けた空気取込口とを備え、前記本体ケースは、前記送風機取付孔部分における前記空気室内に配置され、前記空気取込口は、前記送風機取付孔部分に配置された構成としたものである。
以上のように本発明のマスクは、平面視中央部に、頭から被り、頭部から首部にかけて装着する装着孔を有し、この装着孔の外周部分には空気室を有するマスク本体と、このマスク本体に装着された送風機と、を備え、前記マスク本体は、伸縮性と通気性を有する布で構成され、このマスク本体の前記装着孔外の空気室形成面部分に、送風機取付孔を設け、この送風機取付孔には、前記送風機が装着され、この送風機により、前記マスク本体外の空気を、前記空気室内に供給する構成としたものであるので、使い勝手の良いものとなる。
すなわち、本発明のマスクは、マスク本体を、装着孔により頭から被り、頭部から首部にかけて装着した状態で、送風機に通電すれば、この送風機からの送風によってマスク本体が膨らみ、その状態では、マスク本体を介して、送風機を、顔や、肩の部分で保持した状態となるので、送風機保持のための別作業が不要で、極めて使い勝手の良いものとなる。
また、マスク本体は、伸縮性と通気性を有する布で構成されているので、送風機の起動とともに、口、鼻穴部分に、マスク本体外の空気が連続的に供給され、この結果として、息苦しさや、蒸れの問題も起きにくく、この点でも、使い勝手の良いのもとなる。
さらに、送風機への通電を止めれば、マスク本体は萎んだ状態となり、その状態で、マスク本体の伸縮性を活かして、首、頭部から容易に取り外すこともでき、この点でも、使い勝手の良いものとなる。
また、送風機への通電を止めれば、マスク本体は萎んだ状態となるので、例えば、ポケットや携帯容器にも、容易に収納することができ、この点でも、使い勝手の良いものとなる。
本発明の一実施形態に係るマスクの斜視図 同マスクを装着した状態を示す側面図 同マスクを装着した状態を示す断面図 同マスクを装着した状態を示す断面図 同マスクの送風機を示す斜視図 同マスクの展開状態(装着孔とは反対側)を示す図 図6のA―A線断面図 図6のB―B線断面図 同マスクの展開状態(装着孔側)を示す図 図9のC―C線断面図 本発明の他の実施形態に係るマスクの一部正面図(装着孔とは反対側) 本発明のさらに他の実施形態に係るマスクの一部正面図(装着孔とは反対側)
(実施の形態1)
以下本発明の一実施形態を、添付図面を用いて説明する。
図1~図10において、1は、本実施形態のマスクを示している。
このマスク1は、図1~図5に示すように、マスク本体2と、このマスク本体2に装着された送風機3と、を備えている。
マスク本体2は、平面視中央部に、頭4から被り、頭4部から首5にかけて装着する装着孔6を有し、この装着孔6の外周部分には空気室7を有する構成となっている。換言すれば、マスク本体2は、環状であって、この環状の内側に形成された筒状の装着孔6の軸方向を平面とした場合に、装着孔6は、平面から視して中央に形成されている。空気室7は、マスク本体2の内側であって、装着孔6を構成する内面2bと当該内面2bの外側にある外面2aとの間に形成されている。装着者は、装着孔6を介して、マスク本体2を頭4から被り、頭4から首5にかけて装着する。マスク本体2によって、装着者の鼻から、首5の付け根及び肩の辺りまでが覆われる。
マスク本体2は、伸縮性と通気性を有する布(例えば、東レ、オペロンテック株式会社製のポリエステル系複合繊維:商品名ライクラT400)で構成されており、具体的な構成は、図1~図3、及び、図6~図10を用いて説明する。
前記マスク本体2は、図6の筒体8の一端開口部と他端開口部とを連結した図1~図3に示す環状体9からなり、この環状体9の平面視中央部(環状の内側)に、前記装着孔6が形成されている。
布から環状体9を作る方法は、例えば、シュシュの作り方として良く知られているので、簡単に説明する。
先ずは、横方向に長い長方形状の布の上下の中心線を折り返して上辺、下辺を重ね合わせ、次に、重ね合わされた上下辺を水平方向に縫い合わせて筒体8を作る。
この時、例えば、重ね合わされた上下辺の両端部(筒体8の長手方向の端部)は縫い付けていない状態としておく。
次に、筒体8をひっくり返して、上辺と、下辺の縫い目9aが、図7の様に、筒体8内に存在する状態とする。
この状態で、前記筒体8の上下辺の両端部で、縫い付けていない部分を利用して、筒体8の両端どうしを縫い合わせ、これによって、環状体9が完成する。
なお、上記筒体8の下辺の両端部で、縫い付けていない部分は、環状体9形成後に、縫い付け、完成版とする。
そして、この様な構成とすれば、環状体9の中心部に装着孔6が形成され、また、この装着孔6の外周には、前記伸縮性と通気性を有する布で形成された環状の空気室7が存在する状態となる。
また、マスク本体2の前記装着孔6の外側部分(図2、図3の首5とは反対側)の空気室形成面(上記伸縮性と通気性を有する布の面であって、空気室7を形成する面)部分に、送風機取付孔10を設け、この送風機取付孔10に、前記送風機3が装着され、この送風機3により、前記マスク本体2外の空気を、前記空気室7内に供給する構成としている。
他の構成部分も、この図6~図10を用いて説明する。
先ず、図6~図8に示すように、送風機取付孔10は、装着孔6とは反対側で、環状体9の外側、つまり、マスク本体2の外面2a側に配置され、外面2aに孔を設け、孔の外周を必要に応じて縫い付け、ほつれ防止を図り、送風機取付孔10を形成している。
次に、マスク本体2の上部には、所定間隔を置いて耳装着部11aを設けている。
この耳装着部11aは、図2に示すように耳11にかけて、マスク本体2が上下、左右方向へずれるのを抑制するものである。
耳装着部11aは、環状体9の外側、つまり、マスク本体2の外面2aと、環状体9の内側、つまり、マスク本体2の内面2bとに孔を設け、外面2a、内面2bを合わせ、孔の外周を糸11bで必要に応じて縫い付け、ほつれ防止を図り、これにより前記耳装着部11aを形成している。
なお、ほつれ防止の処理は、生地の伸縮性が十分であって、ほつれる可能性が低い場合は、不要である。特に、送風機取付孔10において、生地の伸縮性を利用して送風機3が送風機取付孔10に取り付けられる場合、ほつれ防止の処理が無い方がよい場合もある。
また、図9に示すように、前記マスク本体2の前記空気室形成面である装着孔6側の内面2b部分には、樹脂製の呼吸容易化スペーサ12を配置している。
具体的には、前記呼吸容易化スペーサ12は、前記装着孔6側の内面2b部分で、装着孔6を介して、前記送風機取付孔10と対向する部分に設けている。
さらに詳細に説明すると、前記マスク本体2の上部には、所定間隔を置いて2か所の耳装着部11aを設け、これら2か所の耳装着部11aを結ぶ線(直線)に対して、装着孔6を跨いで直交する一方側で、外面2aに送風機取付孔10を設け、他方側で、前記マスク本体2の、前記内面2b部分に、呼吸容易化スペーサ12を設けている。
この結果、2か所の耳装着部11aを耳11にかければ、呼吸容易化スペーサ12は、図4に示すように口、鼻穴前に配置され、送風機3は、首5の後ろ側に配置されることとなる。
前記送風機3は、図5に示すようにシロッコファン13、モータ14、電池15、スイッチ16等を収納した本体ケース17と、この本体ケース17に設けた空気取込口18とを備え、空気取込口18の外周縁には、リング状の磁石19が配置されている。
送風機3の本体ケース17は、マスク本体2の送風機取付孔10を、マスク本体2の弾性を利用して押し広げ、マスク本体2内に配置される。
そして、送風機3の空気取込口18をマスク本体2の送風機取付孔10に合致させ、その状態で、送風機3の空気取込口18にフィルター20を装着する。
フィルター20は、その空気取込口18側に、リング状の磁石21を配置しており、この磁石21は前記空気取込口18の磁石19との間で吸引力が働く状態となっている。
また、フィルター20の磁石21は、リング状の磁石19よりも、内径方向にも、外径方向にも大きくなっている。
したがって、マスク本体2の送風機取付孔10に、送風機3の空気取込口18を合致させた状態で、フィルター20をその部分に装着すれば、多少の位置ずれが有ったとしても、送風機3の空気取込口18部分にフィルター20を確実に取り付けることが出来、しかも、この時には、マスク本体2の送風機取付孔10外周の布部分は磁石19、21で挟まれた状態となっている。
つまり、マスク本体2の送風機取付孔10部分に、送風機3が取り付けられることになる。
なお、送風機3の空気取込口18部分に、フィルター20をねじ止めする構成としても良い。
以上の構成で、マスク1を装着した状態が図3である。
この状態は、マスク本体2を、その伸縮性を利用し、装着孔6から頭4、首5へと被った状態である。
そして、図2に示すように、両方の耳11を、それぞれ耳装着部11aに掛け、呼吸容易化スペーサ12を口と鼻穴を覆う様に位置決めし、この状態で、送風機3のスイッチ16をオン状態とする。
なお、送風機3のスイッチ16はマスク本体2内に存在しているが、マスク本体2が薄く、伸縮性のある布で構成されているので、マスク本体2外からでも容易にスイッチ16を操作することが出来る。
スイッチ16をON状態とすると、モータ14でシロッコファン13が駆動され、その結果として、マスク本体2外の空気が、フィルター20を介してマスク本体2の空気室7内に供給されることになる。
すると、空気室7は図2、図4の様に膨れ、送風機3を、マスク本体2で後頭部、顔、肩部分に保持した状態となる。
つまり、送風機3を保持するための特別な部材を設けなくても、膨れたマスク本体2によって、送風機3は定位置に、安定的に保持されることになる。
一方、マスク本体2は、伸縮性と通気性を有する布で形成されているので、口や鼻穴部分には、マスク本体2外の新鮮空気が、フィルター20、空気室7、マスク本体2の内面2bを介して連続的に供給されるので、息苦しさや、蒸れが起きにくく、極めて快適なものとなる。
また、このマスク本体2の内面2bからの新鮮空気は、首5周りにも供給されるので、体温を下げることにもつながり、極めて、快適なものとなる。
なお、本実施形態では、マスク本体2の内面2bは、内方側へも膨らみ、口や鼻穴部分にも近接し、その事が気になる装着者への対応として、口や鼻穴部分を覆う呼吸容易化スペーサ12を配置したが、上記新鮮空気の連続供給があれば、それは気にならないというのであれば、特に必要は無い。
また、さらに、この口、鼻穴部分や、首筋部分への新鮮空気量を多く望む場合には、マスク本体2の内面2bで、口、鼻穴部分や、首筋部分に、図9に示すような空気噴出孔22を設ければ良い。つまり、前記マスク本体2の内面2b側(前記空気室形成面における装着孔6側)で、かつ、前記耳装着部11aの下方側近傍から、口、鼻穴側(前記送風機取付孔10とは反対方向)のエリアに、空気噴出孔22を設けるのである。また、空気噴出孔22は呼吸容易化スペーサ12の両側に位置し、その部分から、呼吸容易化スペーサ12部分の口、鼻穴部分に、新鮮空気が供給される。
この空気噴出孔22は、布目よりは大きいが、当然のこととして送風機取付孔10よりは小さくすべきである。
重要なことは、マスク本体2外の空気を送風機3で空気室7内に供給し、空気室7を膨らませ、送風機3を、マスク本体2で後頭部、顔、肩部分に保持した状態とすることであり、その事を考慮し、空気噴出孔22の大きさが設定される。
以上の様に本実施形態のマスク1は、図3のごとく、マスク本体2を、装着孔6により頭4から被り、頭4部から首5部にかけて装着した状態で、送風機3に通電すれば、図4の様に、この送風機3からの送風によってマスク本体2が膨らみ、その状態では、マスク本体2を介して、送風機3を、顔や、肩の部分で保持した状態となるので、送風機3保持のための別作業が不要で、極めて使い勝手の良いものとなる。
また、マスク本体2は、伸縮性と通気性を有する布で構成されているので、送風機3の起動とともに、口、鼻穴部分に、マスク本体2外の空気が連続的に供給され、この結果として、息苦しさや、蒸れの問題も起きにくく、この点でも、使い勝手の良いのもとなる。
さらに、送風機3への通電を止めれば、マスク本体2は萎んだ状態となり、その状態で、マスク本体2の伸縮性を活かして、首5、頭4部から容易に取り外すこともでき、この点でも、使い勝手の良いものとなる。
さらに、送風機3への通電を止めれば、マスク本体2は萎んだ状態となるので、その萎んだ状態で、ポケットや、ハンドバック、カバンなどの容器内に簡単に収納することができ、この点でも、使い勝手の良いものとなる。
また、送風機3の本体ケース17はマスク本体2内に収納された状態であるので、上記ポケットや容器内で損傷することも少なくなる。
(実施の形態2)
図11は本発明の他の実施形態を示し、マスク本体2の、前記装着孔6側の空気室形成面で、装着者の口と鼻穴に対応する部分に、送風機3からの送風を通気させない空気非通気エリア23を設けた。
具体的には、装着者の口と鼻穴に対応する部分のマスク本体2の外面2aと内面2bを糸24で縫い付けることで、この部分における、空気室7を不形成状態としたものである。
つまり、装着者の口と鼻穴に対応する部分のマスク本体2の内面2bが口、鼻穴方向に膨らむと、口と鼻穴がふさがれ、呼吸がしにくくなるのを避けるために上記実施形態では、その内面2b部分に、呼吸容易化スペーサ12を設けたが、この図11では、空気非通気エリア23を設けることで、内面2bが口、鼻穴方向に膨らまず、その結果として、呼吸容易化スペーサ12を排除することができるものである。
(実施の形態3)
図12では、空気非通気エリア23の上方側と下方側の少なくとも一方に通気エリア25を設けた。
この結果、空気非通気エリア23の上下の通気エリア25では、内面2bが口、鼻穴方向に膨らんで顔に接することになるので、逆に、空気非通気エリア23では、口、鼻穴との間に空間が形成されやすくなる。
なお、図11、図12においても、空気噴出孔22は空気非通気エリア23の両側に位置し、その部分から、空気非通気エリア23部分の口、鼻穴部分に、新鮮空気が供給される。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明のマスクは、広範囲の場所で活用される。
1 マスク
2 マスク本体
2a 外面
2b 内面
3 送風機
4 頭
5 首
6 装着孔
7 空気室
8 筒体
9 環状体
10 送風機取付孔
11 耳
11a 耳装着部
11b 糸
12 呼吸容易化スペーサ
13 シロッコファン
14 モータ
15 電池
16 スイッチ
17 本体ケース
18 空気取込口
19 磁石
20 フィルター
21 磁石
22 空気噴出孔
23 空気非通気エリア
24 糸
25 通気エリア

Claims (14)

  1. 平面視中央部に装着孔を有し、この装着孔を構成する内面と当該内面の外側にある外面との間に空気室を有し、装着者が、前記装着孔を介して、頭から被り、頭部から首部にかけて装着するマスク本体と、
    このマスク本体に装着された送風機と、を備え、
    前記マスク本体は、伸縮性と通気性とを有する布で構成され、前記空気室を形成する空気室形成面のうち前記外面側に、送風機取付孔を設け、この送風機取付孔には、前記送風機が装着され、この送風機により、前記マスク本体外の空気を、前記空気室内に供給する構成としたマスク。
  2. 前記マスク本体は、筒体の一端開口部と他端開口部とを連結した環状体であり、この環状体の平面視中央部に、前記装着孔が形成された請求項1に記載のマスク。
  3. 前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側で、装着者の口と鼻穴に対応する部分に、呼吸容易化スペーサを設けた請求項1または2に記載のマスク。
  4. 前記呼吸容易化スペーサは、前記空気室形成面のうち前記内面側において、前記装着孔を介して前記送風機取付孔と対向する部分に設けた請求項3に記載のマスク。
  5. 前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側で、装着者の口と鼻穴に対応する部分に、空気非通気エリアを設けた請求項1または2に記載のマスク。
  6. 前記空気非通気エリアの上方側と下方側の少なくとも一方に、通気エリアを設けた請求項5に記載のマスク。
  7. 前記空気非通気エリアは、前記空気室形成面のうち前記内面側において、前記装着孔を介して前記送風機取付孔と対向する部分に設けた請求項5または6に記載のマスク。
  8. 前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側には、空気噴出孔を設けた請求項1から7のいずれか一つに記載のマスク。
  9. 前記マスク本体の上部には、耳装着部を設けた請求項1から8のいずれか一つに記載のマスク。
  10. 前記マスク本体の上部には、所定間隔を置いて2か所の耳装着部を設け、これら2か所の耳装着部を結ぶ線に対して直交する一方側に前記送風機取付孔を設け、他方側で、前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側に、前記呼吸容易化スペーサを設けた請求項3に記載のマスク。
  11. 前記マスク本体の上部には、所定間隔を置いて2か所の耳装着部を設け、これら2か所の耳装着部を結ぶ線に対して直交する一方側に前記送風機取付孔を設け、他方側で、前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側に、前記空気非通気エリアを設けた請求項5から7のいずれか一つに記載のマスク。
  12. 前記マスク本体の上部には、所定間隔を置いて2か所の耳装着部を設け、これら2か所の耳装着部を結ぶ線に対して直交する一方側に前記送風機取付孔を設け、前記マスク本体の、前記空気室形成面のうち前記内面側で、かつ、前記耳装着部の下方側近傍から、前記送風機取付孔とは反対方向のエリアに、空気噴出孔を設けた請求項1から11のいずれか一つに記載のマスク。
  13. 前記送風機にフィルターを装着した請求項1から12のいずれか一つに記載のマスク。
  14. 前記送風機は、ファンを収納した本体ケースと、この本体ケースに設けた空気取込口とを備え、前記本体ケースは、前記送風機取付孔部分における前記空気室内に配置され、前記空気取込口は、前記送風機取付孔部分に配置された請求項1から13のいずれか一つに記載のマスク。
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