JP7281154B2 - 帽子、および帽子用クッション部材 - Google Patents
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Description
ア)略三角形状のレンゲ(パーツ片)複数枚が各側片部にて順に縫合されてなる椀状の帽子本体オモテ側(表帽体)と、同様に略三角形状のレンゲ(パーツ片)がその側片部にて順に縫合されてなる椀状の帽子本体ウラ側(裏帽体)と備えた帽子において、レンゲ形状に対応した略三角形状のクッション部材(通気性を備えている)が、各レンゲに対応して表帽体―裏帽体間に介在した状態で各帽体の少なくとも一方に止着手段によって止着されていることを特徴とする帽子であること。ここで各帽体においては、先行技術のような袋状レンゲにはなっていない。
イ)止着手段としては、縫合、ハトメ加工、菊穴加工のいずれも使用可能であること。
ウ)クッション部材に、止着手段を通すための貫通孔を設ける構成も可能であること。
エ)クッション部材の厚さを5~10mmとしてもよいこと。
オ)貫通孔直径を7~16mmとしてもよいこと。
カ)クッション部材材質を、ゴム、ポリエステル系樹脂、ナイロン系樹脂、ウレタン系樹脂、オレフィン系樹脂のいずれかとしてもよいこと。
キ)帽子の頭部に頭頂部用のクッション部材を用いてもよいこと。
ク)以上述べた各構成の帽子の製造方法であること。
〔2〕 前記クッション部材は止着手段によって少なくとも一方の前記椀状体に止着されていることを特徴とする、〔1〕に記載の帽子。
〔4〕 前記椀状体相互がその縁部で結合されており、結合された縁部には前記クッション部材の出し入れが可能な程度の開口部が設けられていることを特徴とする、〔3〕に記載の帽子。
〔5〕 リバーシブルに形成されていることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕のいずれかに記載の帽子。
〔6〕 基部と、該基部から放射状に設けられる複数の腕部とが一体となって形成されている帽子用クッション部材であって、全腕部は形状およびサイズが等しい略二等辺三角形の形状を有し、通気手段として、基部の中央に設けられた孔部、および隣接する腕部間の間隙を備えており、各腕部は該略二等辺三角形の頂角部分が該基部に接続していることにより該基部付近においてより細い形態をとり、帽子製造にその一枚を用いることで、該基部が本帽子着用時に頭頂部にクッション作用を与えて頭頂部における衝撃からの保護機能を果たすとともに、頭部における丸みを出すことができ、通気手段として、該腕部に設けられた複数の孔部、および隣接する腕部間の間隙を備えており、さらに、各腕部は該略二等辺三角形の頂角部分が該基部に接続していることにより該基部付近においてより細い形態とすることで、隣接する腕部間の該基部に相接する間隙は円弧状間隙として形成され、これにより隣接する腕部間の間隙は、本クッション部材単体の状態では端部では該基部よりも端部において拡がっているが、本クッション部材を略半球状の形態で帽子形成用の二つの椀状体間に設けている状態においては、隣接する腕部間の間隙が該基部すなわち頭頂部付近においてすぼまらずにその円弧状が保持され、かつ端部から該基部まで略等間隔の間隙が形成される構造であり、前記通気手段としてさらに、前記腕部に設けられた複数の孔部のうち該基部に近い孔部はその他の箇所の孔部よりも大きいサイズで形成されていることを特徴とする、帽子用クッション部材。
〔7〕 発泡ポリウレタン製であることにより断熱性および非蓄熱性を備えていることを特徴とする、〔6〕に記載の帽子用クッション部材。
図1は、本発明帽子に係るクッション部材の基本構成例を示す正面図である。また、図1-2は、図1に示すクッション部材の左側面図(図中(L))および平面図(図中(T))である。なお、右側面図は左側面図と同一に、底面図は平面図と同一に表わされる。さらに、
図2は、本発明帽子の構造を模式的に示す分解図、図2-2は本発明帽子の構造を模式的に示す斜め上方からの一部透視説明図、図2-3は本発明帽子の構造を模式的に示す下方からの一部透視説明図である。図2、2-2、2-3は、図1等に示すクッション部材の基本構成例に基づく(以降の図においても同様である)。なお、図2-2においては椀状体9の表示を、また図2-3においては椀状体8の表示を、それぞれ省略している。
2a、2b、2c、2d、2e、2f…腕部
3…基部
7、27、37、47…鍔
8、9、18、19、28、29、38、39、48、49、58、59、68、69、78、79…椀状体
10、110、210、410、710…帽子
10M、50M、60M…止着前中間体
24a、24b、24c、24d、24e…止着手段
36…開口部
589…開口部を備えた結合体(本体)
618…仮止め済み椀状体
70L…止着済み椀状体
P05…本体形成過程
P10…位置決め過程
P10i…位置決め過程(挿入過程)
P10p…位置決め過程(仮止め過程)
P12…先行止着過程
P15、P17…事後本体形成過程
P20…止着過程
P30…必要な場合の後過程
(以下は先行技術の符号)
81、91…クッション部材
88、98…帽子本体
88s…袋状レンゲ
810、910…帽子
90…止着手段
Claims (7)
- 椀状体が二つ用いられてなる帽子であって、該二つの椀状体間には一枚のクッション部材が設けられており、該クッション部材は基部、およびそれを中心として放射状をなす複数の腕部が一体に形成されてなり、
全腕部は形状およびサイズが等しい略二等辺三角形の形状を有し、
該各腕部がつながる基部は本帽子着用時に頭頂部にクッション作用を与えるように形成されており、
これにより、着用時において頭頂部における衝撃からの保護機能を備えるとともに、頭部における丸みを出すことができ、さらに、
該クッション部材は通気手段として、該腕部に設けられた複数の孔部、および隣接する腕部間の間隙を備えており、
各腕部は該略二等辺三角形の頂角部分が該基部に接続していることにより該基部付近においてより細い形態とすることで、隣接する腕部間の該基部に相接する間隙は円弧状間隙として形成され、
これにより、該クッション部材を略半球状の形態で該二つの椀状体間に設けている状態においても、隣接する腕部間の間隙が該基部すなわち頭頂部付近においてすぼまらずにその円弧状が保持され、
かつ端部から該基部まで略等間隔の間隙が形成される構造であり、
前記通気手段としてさらに、前記基部の中央に孔部が設けられ、また前記腕部に設けられた複数の孔部のうち該基部に近い孔部はその他の箇所の孔部よりも大きいサイズで形成されていることを特徴とする、帽子。 - 前記クッション部材は止着手段によって少なくとも一方の前記椀状体に止着されていることを特徴とする、請求項1に記載の帽子。
- 前記クッション部材は可撓性であることを特徴とする、請求項1、2のいずれかに記載の帽子。
- 前記椀状体相互がその縁部で結合されており、結合された縁部には前記クッション部材の出し入れが可能な程度の開口部が設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の帽子。
- リバーシブルに形成されていることを特徴とする、請求項1、2、3、4のいずれかに記載の帽子。
- 基部と、該基部から放射状に設けられる複数の腕部とが一体となって形成されている帽子用クッション部材であって、
全腕部は形状およびサイズが等しい略二等辺三角形の形状を有し、
通気手段として、基部の中央に設けられた孔部、および隣接する腕部間の間隙を備えており、各腕部は該略二等辺三角形の頂角部分が該基部に接続していることにより該基部付近においてより細い形態をとり、
帽子製造にその一枚を用いることで、
該基部が本帽子着用時に頭頂部にクッション作用を与えて頭頂部における衝撃からの保護機能を果たすとともに、頭部における丸みを出すことができ、
通気手段として、該腕部に設けられた複数の孔部、および隣接する腕部間の間隙を備えており、
さらに、各腕部は該略二等辺三角形の頂角部分が該基部に接続していることにより該基部付近においてより細い形態とすることで、隣接する腕部間の該基部に相接する間隙は円弧状間隙として形成され、
これにより隣接する腕部間の間隙は、本クッション部材単体の状態では端部では該基部よりも端部において拡がっているが、本クッション部材を略半球状の形態で帽子形成用の二つの椀状体間に設けている状態においては、隣接する腕部間の間隙が該基部すなわち頭頂部付近においてすぼまらずにその円弧状が保持され、かつ端部から該基部まで略等間隔の間隙が形成される構造であり、
前記通気手段としてさらに、前記腕部に設けられた複数の孔部のうち該基部に近い孔部はその他の箇所の孔部よりも大きいサイズで形成されている
ことを特徴とする、帽子用クッション部材。 - 発泡ポリウレタン製であることにより断熱性および非蓄熱性を備えていることを特徴とする、請求項6に記載の帽子用クッション部材。
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