JP4541733B2 - 2段弁リフトと弁の作動停止 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃エンジンの弁制御システムに関し、特に、エンジンの種々の動作モードに従って、エンジンポペット弁の動作の特徴を変更可能なシステムに関する。
エンジンポペット弁の可変弁制御システムが、当該技術において、すでに一般に公知である。このような可変弁制御システムは、吸気ポペット弁または排気ポペット弁のいずれか、あるいは、それら両方に適用可能であるが、そのような可変弁制御システムを、吸気ポペット弁だけの「リフト」(エンジンポペット弁の開く量)を変更するために使用するのが最も一般的であり、そのような構成に関連して本発明を説明する。
「2段リフト」弁制御システムが特許文献1と特許文献2から公知であり、これら2つは共に、本発明の譲受人に譲渡されていて、参照により本明細書に援用される。典型的な2段リフト弁制御システムでは、エンジンが比較的低速で動作中に、ポペット弁が比較的少ない量開く、低いリフト状態と、エンジンが比較的高速で動作中に、ポペット弁が比較的に多い量開く、高いリフト状態が存在する。通常、そのような2段リフト弁制御システムは、ラッチ部材をラッチされていない状態(低いリフト)とラッチされた状態(高いリフト)との間で移動させる、ある種のアクチュエータ(通常、電磁アクチュエータ、または電気−油圧アクチュエータ)を必要とする。そのような2段リフト制御システムは、おおむね満足できる性能を発揮することができることがわかっているが、単に「高い」リフトと「低い」リフトよりも、広範囲のリフトから選択できることが望ましいことが多くの乗物の用途がある。
また、「弁停止」機能を有する種類の弁制御システムも、当業者には、現在よく知られている。弁停止制御システムの1つの実施形態が、同じく、本発明の譲受人に譲渡されていて、参照により本明細書に援用される特許文献3に図示され説明されている。この引用された特許の弁停止システムでは、(i)カム軸が回転すると、通常の弁リフトが発生する、ラッチされた状態、または、(ii)弁用歯車列を空動きさせることにより、カム軸の回転により、エンジンのポペット弁が、非常にわずかリフトするか、より普通には、全くリフトしない、ラッチが解除された状態のうち、いずれかの状態で動作可能な油圧ラッシュアジャスタ(HLA)が設けられている。そのような弁停止システムでは、特に、その結果、通常のリフトと弁の停止とのいずれかを選択することを考えれば、必要なラッチ機構とそれに関連する制御装置により、エンジン用動弁系のコストが大幅に上昇するが、商業的にある程度の成功を収め始めている。
当業者によく知られているように、典型的な2段リフト弁制御システムでは、2段リフト機能は、シリンダごとに、そして、すべてのシリンダに設けられることになろう。たとえば、V8エンジンでは、8つのすべての吸気ポペット弁(シリンダごとに1つの吸気弁が存在すると仮定して)に2段リフト弁制御システムが設けられることになり、通常、すべての吸気ポペット弁は「一緒に」動作する、つまり、任意の時点で、すべてが低リフトモードにあるか、すべてが高リフトモードにある、ことになろう。
一方、弁停止(「シリンダ停止」とも呼ぶ)機能を有するエンジンでは、一部のシリンダだけが停止される。たとえば、V8エンジンでは、各バンクの2つのシリンダの吸気ポペット弁と排気ポペット弁に、エンジンの速度と負荷が所定の値に到達すると、各バンクのこれらの2つのシリンダのすべての弁が停止され、それにより、エンジンは、高速道路上の速度で、かつ、スロットルの開度が小さい状態では、4シリンダ(つまり、「V4エンジン」として)で動作するように弁停止機能を備えるのが一般的であろう。
米国特許明細書第4,762,096号 米国特許明細書第5,660,153号 米国特許明細書第6,321,704号
特定の乗物用エンジンでは、2段リフト機能と弁停止機能の両方を備えることが望ましいであろう。残念ながら、公知の従来技術に基づき、エンジンのポペット弁の半分に2段リフト機能と弁停止機能の両方を設けることでさえ、弁制御システムが非現実的なほどに高価になり、また、エンジン用の多くの用途では、実質的な実装の問題が発生することになろう。従来技術の前述の欠点は、「シリンダ停止」の代わりに、真の「弁停止」を設けることが好ましい場合、さらに深刻になる。以降、「停止」はシリンダの停止と、弁の停止の両方を指すと理解されるであろう。実際の弁停止システムでは、シリンダあたり2つの吸気ポペット弁が設けられ、各シリンダの2つの吸気弁の内の1つ(通常、「タンブル発生用」吸気弁)が停止されることになろう。したがって、コストとパッケージングに関する前述の問題は、8つのすべてのシリンダで停止機能が必要になることで、いっそう深刻になろう。
したがって、本発明の目的は、2段リフト機能と弁(またはシリンダ)停止機能の両方を有する内燃エンジン用の改良された弁制御システムを提供することである。
本発明のより具体的な目的は、経済的に実現可能で、同時に弁制御システム全体のパッケージングの点でも実現可能な方法で前述の目的を達成するような、改良された弁制御システムを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、前述の両目的を達成しつつ、制御されるシリンダまたはポペット弁ごとに独立したアクチュエータを必要とせず、また、同一の構造を使用して2段リフトと停止の両方を達成できる弁制御システムを提供することである。
本発明の前述の目的とその他の目的は、シリンダヘッドと、開いた位置と閉じた位置との間をシリンダヘッドに相対的に移動可能なポペット弁を有している、内燃エンジン用の改良された弁制御システムを備えることにより達成される。カム軸が、第1のカムローブプロフィールと第2のカムローブプロフィールをその表面に有している。弁制御システムは、第1のカムローブプロフィールと係合可能な第1のカムフォロワと、第2のカムローブプロフィールと係合可能な第2のカムフォロワを有しているロッカーアームアセンブリを有している。ロッカーアームアセンブリは、ポペット弁の弁棒の先端部分と係合し、ロッカーアームアセンブリの長手方向における第1の端部寄りに配置されている弁パッドを形成し、ロッカーアームアセンブリは、ロッカーアームアセンブリの長手方向における第2の端部寄りに第1の支点表面をさらに形成している。長手方向における第1と第2の端部は、第1と第2のカムフォロワに関して互いに反対に配置されている。第1のラッシュ補償装置が動作可能にシリンダヘッドと組合わされ、ロッカーアームアセンブリの第1の支点表面に係合している第1のプランジャを有している。
この改良された弁制御システムは、ロッカーアームアセンブリが長手方向に沿った第1の支点表面と第1及び第2のカムフォロワとの間に設けられた第2の支点表面を形成していることを特徴としている。第2のラッシュ補償装置が作動可能にシリンダヘッドと組合わされ、ロッカーアームアセンブリの第2の支点表面に係合している第2のプランジャを有している。第1及び第2のラッシュ補償装置はともにラッチされた状態と、ともにラッチが解除された状態と、第1のラッシュ補償装置がラッチされるとともに第2のラッシュ補償装置のラッチが解除された状態と、に選択的に切り替え可能である。

ここで、本発明を限定することを意図したものではない図面を参照すると、図1は、本発明の弁制御システムが組み込まれている、オーバーヘッドカムシャフト(OHC)タイプの内燃エンジンのシリンダヘッド11の部分を、いくらか概略的に示している。図1において、弁制御システムは、全体に番号13が付けられていて、エンジンポペット弁15の運動(「リフト」)を制御するのに使用される。[背景技術]で述べたように、本発明の弁制御システム13は通常、排気ポペット弁ではなく、吸気ポペット弁のリフトを制御し、変更するために使用されることになろう。エンジンポペット弁15は、当業者には良く知られているように、弁戻しばね20(図1では一部だけを示す)の上側の端部用の座面としての役目をするばね押さえ19で囲まれた先端部分17を有している。
弁制御システム13は、全体に番号21が付けられているカム軸と協働して、弁戻しばね20による偏倚させる力に抗して、エンジンポペット弁15に開く運動を与える。カム軸21は、基部の円形部分23と、第1の低リフトのカムプロフィール25と、第2の高リフトのカムプロフィール27を有している。本発明の以降の説明からわかるように、通常、高リフトのカムプロフィール27の1つと、高リフトのカムプロフィール27の軸方向に対向する両側に、1対の低リフトのカムプロフィール25が設けられるであろう。以降の説明のために、カム軸21は、図1の矢印で示される反時計方向に回転していると仮定する。
本発明の弁制御システム13は、2つの主要な「サブシステム」と、全体に番号29が付けられているロッカーアームアセンブリと、全体に番号31が付けられている油圧ラッシュアジャスタアセンブリとを有する。アセンブリ29と31の各々を詳細に説明する。以降図示し、説明するロッカーアームアセンブリ29とHLAアセンブリ31の特定の構造は、例示のみを目的としていて、添付の特許請求の範囲に明確に記述されている場合を除いて、本発明には必須ではないことが当業者には理解されるべきである。
ここで、図2と3を主に参照すると、ロッカーアームアセンブリ29は、全体に番号33が付けられている外側のロッカーアームサブアセンブリを有している。サブアセンブリ33は、内側のボディ部材35と外側のボディ部材37を有している。ボディ部材35と37の各々は、下向きに開いた、おおむねU字型のチャネル部材の形態をしている。ロッカーアームアセンブリ29の第1の端部が、ポペット弁15の近傍に配置されている。内側と外側のボディ部材35と37は、軸方向に反対側にある第2の端部(図2と3の左端部)で、リベット部分41を有するソケット部材39により1つに結合されている。ボディ部材35と37は、第1の端部(図2と3の右端部)寄りに、揃えられた円形の開口43をそれぞれ形成している。開口43内には、三角形の「象の足」部材45(図1と3を参照)が設けられていて、その機能はロッカーアームアセンブリ29がどのような向きをとっても、ポペット弁15の先端部分17の上部の表面と、象の足部材45の表面との間に面同士の係合が存在することを確実にすることである。
外側のボディ部材37は、横方向外向きに変形していて、外側のボディ部材37の残りの部分とは同一の平面上になく、そのため、内側のボディ部材35の隣接する外側の表面と協働して開口、つまり「ポケット」を形成している、1対のポケット部分47を有している。ポケット部分47により形成されているポケットの各々には、おおむね円筒形のカムフォロワ49がそれぞれ設けられていて、カムフォロワ49の各々は、低リフトの両カムプロフィール25の1つと係合するように配置されている。本明細書では、図示を簡略にするために示していないが、当業者は、対向する両端部が、内側のボディ部材35とポケット部分47の隣接するそれぞれの壁部分内の嵌め合わせ用開口内に入れられている各軸を中心に、カムフォロワ49の各々が回転することが好ましいことを理解するであろう。このような構成は、当該技術では既に良く知られている。
内側と外側のボディ部材35と37は協働して1対の揃えられた円形の開口51も形成していて(図3参照)、ロッカーアームアセンブリ29全体の組み立て時に、開口51内に軸53が設けられる(図2参照)が、その機能は後述する。
ここで、図4と5を主に参照すると、ロッカーアームアセンブリ29は、全体に番号55が付けられていて、ロッカーアームアセンブリ29全体の組み立て時に、内側のボディ部材35の側壁間に、当業者に一般的に良く知られている方法で配置される、内側のロッカーアームササブアセンブリも有している。内側のロッカーアームサブアセンブリ55は、対向する両側壁が底部59により結合されている、おおむね上向きに開口しているU字形状の部材57を有していて、その機能は後述する。部材57の隣接する両側壁間には、高リフトのカムプロフィール27と係合するように配置されている、おおむね円筒形の第2のカムフォロワ61が設けられている。カムフォロワ61は、部材57の両側壁の嵌め合わせ用開口内に入れられている軸63上に回転可能に取り付けられている。部材57の両側壁は、軸53が1対の開口65を貫通するように、外側のロッカーアームサブアセンブリ33により形成されている開口51と実質的に同じ大きさの、1対の揃えられた円形の開口65(図5参照)も形成している。そのため、本実施形態では、内側のロッカーアームサブアセンブリ55は、外側のロッカーアームサブアセンブリ33に対して、軸53の軸心を中心にピボット運動することが可能である。
ここで、図6から9を主に参照して、HLAアセンブリ31を、ある程度詳細に説明する。HLAアセンブリ31は、全体に番号72が付けられ、図1に示した、嵌め合わせ用開口内に入れられているハウジング部材71を有していて、開口72は本実施形態では、シリンダヘッド11によって形成されている。ハウジング部材71は、シリンダヘッド11の開口72の円筒状部分内に入れられている、比較的大きい円筒状部分73を有している。比較的に小さい円筒状部分75が円筒状部分73から下向きに延びていて、同様に、もう1つのより小さい円筒状部分77が円筒状部分73から上側に向けて延びている(図6も参照)。両円筒状部分75と77が、円筒状部分73の主要部分に対して相対的に、互いに反対の方向に、垂直に「オフセット」している理由は、図1を見て、ロッカーアームアセンブリ29の幾何学的配置と機能を考慮することで、よりよく理解することができる。
ハウジング部材71は、本実施形態では、インベストメント鋳造された部品であり、鋳造後、図示の形状に機械加工される。ハウジング部材71は、第1の垂直の穴79と第2の垂直の穴81を形成していて、穴79と81は、平行で、両方の穴の中心線が、ロッカーアームアセンブリ29の縦方向の軸と概ね一致する平面(図7の平面)を定めていることが好ましい。この平面は、図2の線分3−3または図4の線分5−5で定められた平面と同一であろう。ハウジング部材71を別個の部材として除き、穴79および81と、その他の様々な必要な凹部と穴を、シリンダヘッド11内に単純に機械加工することもできるが、別個のハウジング部材71を設けることが好ましいことが理解されるべきである。
第1の穴79内には、第1のラッシュ補償装置83が設けられ(図8参照)、第2の穴81内には、第2のラッシュ補償装置85が設けられている(図9参照)。ラッシュ補償装置83と85(これらの各々も、「油圧ラッシュアジャスタ」、すなわち「HLA」と呼ぶ)は、当業者に一般によく知られた種類のものであってよく、互いにほぼ同一であり、したがって以降では簡単に説明するにとどめる。本明細書で示す特定の構造の詳細は、以降でことわりのないかぎり、必須ではないが、ラッシュ補償装置83と85は、弁制御システム13全体の、機能的に重要な要素であることが、当業者に理解されるべきである。
本実施形態の、例示にすぎないラッシュ補償装置83と85の各々は、環状溝89を形成するボディ部材87をそれぞれ有している。ボディ部材87内には、ボディ部材87と協働して高圧室93を形成している下側のプランジャ部材91が配置されている。下側のプランジャ部材91は、ボール逆止め弁95用の座面も形成している。
ここで図8と併せて図1と3を参照すると、ラッシュ補償装置83は、ソケット部材39により形成された、嵌め合わせ用の半球状の表面98に係合するようによっているボールプランジャを含む上側のプランジャ部材97を有していて、それにより、ロッカーアームアセンブリ29に加えられることがあるあらゆる横方向の荷重に対応している。ここで、図9と併せて、図1と5を主に参照すると、ラッシュ補償装置85は内側のロッカーアームサブアセンブリ55の底部59の底面(「支点表面」)と係合している、平坦な上側の表面101を有している上側のプランジャ99を有している。当業者に理解されるように、ロッカーアームアセンブリ29が、ボールプランジャ97と半球状表面98との係合により、HLA83に対する横方向の運動が規制されているため、底部59の底面、つまり支点表面(同じく参照番号「59」によって参照される)は、ラッシュ補償装置85の平坦な上側の表面101に相対的なスライドにより係合するであろう。
本発明の1つの重要な態様によると、詳しく説明するように、第1と第2のラッシュ補償装置83と85の各々は、図1に示すラッチされた状態と、ラッチが解除された状態とに選択的に切り替え可能である。ここで図示し説明するラッチ構造は、ばねにより偏倚させられることでラッチされ、圧力により偏倚させられることでラッチが解除されるが、このラッチ構造は、本発明の必須の特徴ではないことが理解されるべきである。使用されるラッチ構造の個々の詳細は、添付の特許請求の範囲に明確に記述されていない限り、本発明の一部を形成するものではない。
本実施形態では、例示のみを目的として、ラッシュ補償装置83と85の各々に対して、少なくとも1対のラッチ部材103がシリンダヘッド11内に設けられているが、図示を簡単にするために、ラッシュ補償装置83と85の各々に対して、ラッチ部材103のうちの1つだけが図示されている(図1と8)。図8のいくらか部分的な図から最もよくわかるように、本実施形態では、各ラッチ部材103は、各ラッチ部材103がそれぞれの環状溝89に係合し、ボディ部材87の垂直位置をそれぞれの穴79または81内に固定するように圧縮ばね105により半径方向内向きに偏倚させられている。加圧されたエンジンオイルを環状溝89に送り、それにより、複数のラッチ部材103を、各圧縮ばね105の力とは反対の、半径方向外向きに偏倚させることで、ラッシュ補償装置83と85の各々を、当業者に現在良く知られた方法で、図1に示したラッチされた状態から、ラッチが解除された状態に切り替えることができ。しかし、前述したように、本発明は、ラッシュ補償装置83と85のラッチとラッチ解除を実現するいかなる特定の構造にも限定されず、さらに、HLA85に使用されるラッチ構造とは異なった、HLA83に使用されるラッチ構造が存在するであろう。たとえば、HLA83はラッチされた状態に、(図示のように)ばねによって偏倚させられ、HLA85は、ラッチが解除された状態にばねによって偏倚させられ、電磁作動などの何らかの手段や、その他の何らかの適切な手段により、ラッチされた状態へ移動させられるようにすることもできるが、それらの詳細は、本発明の必須の部分を何ら構成しない。
複数のラッチ部材103は、ラッチが解除された状態では、それらの環状溝89との係合が解除され、したがってラッシュ補償装置(83または85)がそれぞれの垂直な穴(79または81)の中で動けるように、半径方向に十分な距離だけ後退している。図1にだけ示しているように、垂直な穴79と81の各々には、ボディ部材87を、それぞれの穴79または81内でラッチされた状態に向けて上向きに偏倚させる空動きばね107が設けられている。そのため、複数のラッチ部材103を半径方向外向きに偏倚させる液圧が存在しない場合、ラッシュ補償装置83と85は、図1に示す上向きのラッチされた状態に偏倚させられ、したがって、複数のラッチ部材103をそれぞれのばね105によって偏倚させてそれぞれの溝89に係合させることができる。
一方、2つの溝89の1つに圧力が存在する場合、各HLA(83または85)は、カム軸21の回転が、そのHLA(83または85)をその穴(79または81)内を、そのHLA(83または85)の空動きばね107の力に抗して下向きに移動させるように、ラッチが解除された状態となる。エンジン弁制御の技術の当業者に良く知られているように、空動きばね107は、HLA(83または85)のラッチが解除されたときに、対応するロッカーアーム(33または55)が、ポペット弁15の先端部分17を中心にピボット運動し、HLA(83または85)に係合しているそれぞれのロッカーアーム(33または55)の端部が、ラッチが解除されているHLA(83または85)と共に垂直方向に上下運動するように、弁戻しばね20よりも小さい偏倚力を発揮するように選択されている。
動作
ここで、前述の説明と、HLA(83または85)がラッチされているか、ラッチ解除されているかに応じて各HLA(83または85)とロッカーアーム(33または55)がどのように動作するかについての理解に基づいて、本発明の弁制御システム全体の動作を説明する。弁制御システムの動作についての以降の説明は、簡単のため、シリンダごとに吸気ポペット弁15が1つだけ存在し、図1に示した構成が2段リフトと弁停止の両方の機能を有することを意図した複数のシリンダの1つに設けられているという仮定に基づいている。
エンジンが比較的高い速度および/または比較的大きいエンジン負荷(これらの用語は、当該技術で一般に理解されている)で動作しているとき、エンジンのマイクロプロセッサ(ここでは不図示)は、適切な命令信号を出力し、その結果2つの環状溝89への制御圧力が中断することになる。したがって、前述したように、HLA83とHLA85の両方はラッチされた状態になり、高リフトのカムプロフィール27が第2のカムフォロワ61に係合して、ロッカーアームアセンブリ29全体を、底部59の下面とHLA85の上面101との係合点を中心にピボット運動させる。ロッカーアームアセンブリ29がHLA85を中心にピボット運動することで短い「レバーアーム」を形成しているので、高リフトのカムプロフィール27は、図1において符号「H」が付けられたリフト高が示す、比較的に大きな弁リフトが生じさせる。高リフトのカムプロフィール27が第2のカムフォロワ61に係合するようにカム軸21があたかも回転させられたかのように、高リフト位置にある弁制御システム13全体が図1に示されているのに注目すべきである。
エンジンが、比較的低いエンジン速度および/または比較的小さいエンジン負荷で動作しているとき、エンジンのマイクロプロセッサは適切な命令信号を出力し、その結果HLA85の環状溝89内だけで制御圧力が発生するため、HLA85はラッチが解除された状態になるが、HLA83はラッチされた状態を続ける。HLA83とHLA85が、前述の特定の状態の組み合わせにあるので、高リフトのカムプロフィール27のカムフォロワ61との係合によって、前述のように、内側のロッカーアームサブアセンブリ55が軸53を中心にピボット運動(図1では反時計回り)するだけになり、HLA85を、カム軸21が1回転するたびに1回、HLA85と組合された空動きばね107の力に抗して、その穴81の中を下向きに移動させる。
前述したように、HLA85が「空動き」状態で係合しているのと同時に、HLA83は、ロッカーアームアセンブリ29全体(そして、特に、外側のロッカーアームサブアセンブリ33)は、プランジャ97と半球状表面98との係合点を中心にピボット運動するようにラッチされた状態のままである。ロッカーアームアセンブリ29のこのピボット運動は、それぞれの第1のカムフォロワ49に係合しているそれぞれの低リフトのカムプロフィール25に応答して発生し、プランジャ97とカムフォロワ49との間のより長い「レバーアーム」と、両カムプロフィール25によって与えられる、より低い「リフト」のために、結果として、図1に示すリフト高「H」よりも比較的低い弁リフト高が得られる。
エンジンが非常に小さい負荷で動作で、しかし高速道路上での速度で走行しているとき、HLA83とHLA85のそれぞれの環状溝89に制御圧を伝達する適切な命令を出力することにより、ポペット弁15を弁の停止(「シリンダの停止」)状態で動作させることになる。この状態では、カム軸21の回転により、外側のロッカーアームサブアセンブリ33は象の足部材45を中心にピボット運動するのに対して、内側のロッカーアームサブアセンブリ55はポペット弁15には運動を伝達することなく軸53を中心にピボット運動する。その代わりに、ポペット弁15は、弁戻しばね20の作用で閉じた状態を維持しているのに対して、HLA83とHLA85の両方は、それぞれの空動きばね107の偏倚させる力に打ち勝って、カム軸21が回転するたびに1回、それぞれの穴79と81内を往復運動する。
本発明の弁制御システムの、一部横断面を有する、部分的で、いくらか概略的な平面図である。 本発明の外側のロッカーアームアセンブリの拡大された上部平面図である。 図2の線分3−3に沿った、図2と実質的に同一の縮尺の、縦断面図である。 本発明の内側のロッカーアームアセンブリの拡大された上部平面図である。 図4の線分5−5に沿った、図4と実質的に同一の縮尺の縦断面図である。 図1に示したラッシュアジャスタアセンブリの上部平面図である。 図6に示したラッシュアジャスタハウジングを貫通した、しかし、図示を簡単にするためにラッシュアジャスタを取り除いた、図6の線分7−7に沿った垂直方向の断面図である。 図6に示したアセンブリの一部を構成する、図6よりも大縮尺の第1のラッシュアジャスタの軸方向の断面図である。 図6に示したアセンブリの一部を構成する、図6よりも大縮尺の第2のラッシュアジャスタの軸方向の断面図である。
符号の説明
11 シリンダヘッド
13 弁制御システム
15 ポペット弁
17 先端部分
19 ばね押さえ
20 戻しばね
21 カム軸
23 基部の円形部分
25 第1の低リフトのカムプロフィール
27 第2の高リフトのカムプロフィール
29 ロッカーアームアセンブリ
31 油圧ラッシュアジャスタアセンブリ
33 第1の外側のロッカーアームサブアセンブリ
35 内側のボディ部材
37 外側のボディ部材
39 第1の支点表面(ソケット部材)
41 リベット部分
43 円形の開口
45 弁パッド(象の足部材)
47 ポケット部分
49 第1のカムフォロワ
51 円形の開口(ピボット位置)
53 軸
55 第2の内側のロッカーアームサブアセンブリ
57 U型の部材
59 第2の支点表面(底部)
61 第2のカムフォロワ
63 軸
65 円形の開口
71 ハウジング部材
72 開口
73 円筒状部分
75 円筒状部分
77 円筒状部分
79 第1の垂直の穴
81 第2の垂直の穴
83 第1のラッシュ補償装置(HLA)
85 第2のラッシュ補償装置(HLA)
87 ボディ部材
89 環状溝
91 下側のプランジャ部材
93 高圧室
95 ボール逆止め弁
97 第1の上側のプランジャ部材
98 半球状表面
99 第2の上側のプランジャ部材
101 平坦な上側の表面
103 ラッチ部材
105 圧縮ばね
107 空動きばね
H リフト高

Claims (8)

  1. シリンダヘッド(11)と、前記シリンダヘッド(11)と相対的に、開いた位置と閉じた位置との間を移動可能なポペット弁(15)と、第1のカムプロフィール(25)と第2のカムプロフィール(27)がその表面に形成されたカム軸(21)を有する内燃エンジン用の弁制御システム(13)であって、
    前記第1のカムプロフィール(25)と係合可能な第1のカムフォロワ(49)と、前記第2のカムプロフィール(27)と係合可能な第2のカムフォロワ(61)を有するロッカーアームアセンブリ(29)を有し、
    前記ロッカーアームアセンブリ(29)は、前記ポペット弁(15)の弁棒の先端部分(17)と係合し、前記ロッカーアームアセンブリ(29)の長手方向における第1の端部寄りに配置された弁パッド(45)を形成しており、前記ロッカーアームアセンブリ(29)は、前記ロッカーアームアセンブリ(29)の前記長手方向における第2の端部寄りに第1の支点表面(39)をさらに形成していて、前記長手方向における第1と第2の端部は、前記第1と第2のカムフォロワ(49、61)に関して互いに反対側に配置されており、
    前記シリンダヘッド(11)と作動可能に組合わされ、前記ロッカーアームアセンブリ(29)の前記第1の支点表面(39)に係合している第1のプランジャ(97)を含む第1のラッシュ補償装置(83)を有している弁制御システム(13)において、
    前記ロッカーアームアセンブリ(29)は、前記長手方向に沿った前記第1の支点表面(39)と前記第1及び第2のカムフォロワ(49、61)との間に配置された第2の支点表面(59)を形成し、
    前記シリンダヘッド(11)と作動可能に組合され、前記ロッカーアームアセンブリ(29)の前記第2の支点表面(59)に係合している第2のプランジャ(99)を含む第2のラッシュ補償装置(85)を有し、
    前記第1及び第2のラッシュ補償装置(83、85)はともにラッチされた状態と、ともにラッチが解除された状態と、前記第1のラッシュ補償装置(83)がラッチされるとともに前記第2のラッシュ補償装置(85)のラッチが解除された状態と、に選択的に切り替え可能である、
    ことを特徴とする弁制御システム。
  2. 前記第1のラッシュ補償装置(83)が前記ラッチされた状態にあるとき、前記カム軸(21)の回転と、前記第1のカムプロフィール(25)の前記第1のカムフォロワ(49)との係合により、前記ポペット弁(15)に、第1の低い弁リフトを与える、請求項1に記載の弁制御システム。
  3. 前記第2のラッシュ補償装置(85)が前記ラッチされた状態にあるとき、前記カム軸(21)の回転と、前記第2のカムプロフィール(27)の前記第2のカムフォロワ(61)との係合により、前記ポペット弁(15)に、第2の高い弁リフトを与える、請求項1に記載の弁制御システム。
  4. 前記第1と第2のラッシュ補償装置(83、85)の両方が、前記ラッチが解除された状態にあるとき、前記カム軸(21)の回転と、前記両カムプロフィール(25、27)の少なくとも1つの、それぞれのカムフォロワ(49、61)との係合によっても、前記ポペット弁(15)に弁リフトが与えられない、請求項1に記載の弁制御システム。
  5. 前記ロッカーアームアセンブリ(29)は、前記第1のカムフォロワ(49)を形成する第1の外側のロッカーアーム(33)と、前記第2のカムフォロワ(61)を形成する第2の内側のロッカーアーム(55)を有している、請求項1に記載の弁制御システム。
  6. 前記第1の外側のロッカーアーム(33)は前記第1の支点表面(39)を形成し、前記第2の内側のロッカーアーム(55)は前記第2の支点表面(59)を形成している、請求項5に記載の弁制御システム。
  7. 前記第1の外側のロッカーアーム(33)と前記第2の内側のロッカーアーム(55)は、前記両ロッカーアーム(33、55)の、前記両カムフォロワ(49、61)と前記弁パッド(45)との間の前記長手方向に沿った位置に設けられたピボット位置(51)での相対的なピボット運動を許容するように動作可能な手段(53)によって相互に連結されている、請求項5に記載の弁制御システム。
  8. 前記ポペット弁(15)は、前記ポペット弁(15)を前記閉じた位置に向けて偏倚させる戻しばね(20)を有し、前記第1と第2のラッシュ補償装置(83、85)は、それぞれ前記第1のプランジャ(97)と第2のプランジャ(99)を、前記ラッチされた状態にすることが可能なそれぞれの位置に向けて偏倚させる第1と第2の空動きばね(107)をそれぞれ有し、前記戻しばね(20)は、前記第1と第2の空動きばね(107)よりも大きなばね力を有している、請求項1に記載の弁制御システム。
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