JP4541346B2 - 面光源装置 - Google Patents

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本発明は、導光部材、面光源装置、およびそれを用いた表示装置に関する。より詳細には、例えば、広告灯、照明、液晶用バックライト用の光源として用いられ、発光素子からの光を均一に上方に拡散・導光することが可能な導光部材およびこの導光部材を備えた面光源装置、ならびに、その面光源装置を用いた表示装置、例えば、液晶表示装置などの表示装置に関する。
近年、例えば液晶ディスプレイなどのように、パネルの背面や側面などから光を照射するための面光源装置(バックライト)を用いた表示装置が広く用いられている。従来、このような液晶ディスプレイ用のバックライト光源は、薄型化、低消費電力化のため、光源として冷陰極管を筐体の端面に配置した、いわゆるエッジライト型のものが主流であった。
このようなエッジライト型のバックライト光源としては、図17に示した構造のものが用いられている。
すなわち、このエッジライト型のバックライト光源100は、筐体102の端部に、冷陰極管104が配置されている。そして、この冷陰極管104の側方に、導光部材106が面状に配置され、この導光部材106の上面に、拡散シート108が積層されて、バックライト光源100が構成されている。
なお、導光部材106の下面には、例えば、微小凹凸やドット形状の反射インキなどからなる反射部116が形成されている。
そして、このバックライト光源100の拡散シート108の上面に、液晶パネル110が積層されることによって、液晶表示装置112が構成されるものである。
このエッジライト型のバックライト光源100では、冷陰極管104を発光させることによって、冷陰極管104から照射された光が、導光部材106の側部から入射する。
そして、導光部材106に入射した光は、導光部材106の下面に設けられた、例えば、微小凹凸やドット形状の反射インキなどからなる反射部116と、導光部材106の上面118の間で反射を繰り返しながら拡散されて、導光部材106の上面118の上方へ均一に導光される。
これにより、拡散シート108で均一に拡散されて、液晶パネル110の輝度むらが低減するようになっている。
しかしながら、液晶ディスプレイは、近年大型化の要求が高まり、このようなエッジライト型のバックライト光源100では、輝度の向上および均一化を図るには限界がある。
そのため、大型の液晶ディスプレイ用では、直下型ライトの採用が検討されている。
しかしながら、このような冷陰極管を直下型ライトとして用いた場合には、冷陰極管は比較的大型であるため、液晶ディスプレイの厚みが厚くなり、また、冷陰極管が、色再現性、応答性が良好ではなく、残像現象が生じてしまうなどの問題がある。
近年、発光素子は、発光効率が著しく向上し、照明への応用が進んでいる。特に、液晶ディスプレイ用のバックライト光源(面光源)として発光ダイオード(以下、「LED」と言う。)を用いた場合には、良好な色再現性と高速応答性が実現でき、高品位な画質を
達成することが期待されている。
このため、従来液晶パネルの下方に、LEDを複数個一定間隔で配置した直下型のバックライト光源が提案されている。
この直下型のバックライト光源としては、図18に示した構造のものが提案されている。
すなわち、この直下型のバックライト光源200は、筐体202の底面204に、縦横にアレイ状に、複数個のLEDランプ206が、一定間隔離間して配置されている。
そして、この筐体202の上面に、これらのLEDランプ206と一定間隔離間して、拡散シート208が配置され、この拡散シート208の上面にプリズムシート210が積層されて、バックライト光源200が構成されている。
なお、筐体202の底面204と側面212は、例えば、反射シートなどによって反射部214が形成されている。
このように構成される直下型のバックライト光源200では、LEDランプ206を発光させることによって、LEDランプ206から出射された光が、拡散シート208に向かって直接に、および、筐体202の底面204と側面212の反射部214に反射されることによって、拡散シート208に向かって進む。
そして、拡散シート208に入射された光は、拡散シート208によって乱反射され、拡散シート208の上面のプリズムシート210を通過することによって、垂直方向に光線が傾けられ、プリズムシート210の上面に配置された図示しない液晶パネルに入射するようになっている。
また、LEDランプ206から出射された光は、拡散シート208との間の空間で混じりあい、さらに、拡散シート208内で乱反射することにより混合が促進され、これによって、輝度と色度が均一化されるようになっている。
また、一般に、LEDランプ206の直上に相当する部分の輝度は高くなるので、拡散シート208のLEDランプ206の直上部分の拡散度を高くすることにより、輝度の均一化をいっそう高めることができる。
しかしながら、従来の直下型のバックライト光源200では、上記のように輝度と色度を均一化させるため、拡散シート208を設け、しかも、LEDランプ206と拡散シート208との距離を離間させて、輝度の均一化を図っているが、それでも、LEDランプ206の直上部分での輝度が高くなるという問題を解消するには不十分である。
特に、最近では、単色のLEDではなく、赤、緑、青の三原色のLEDからなる複数色(RGB)のLEDランプを用いて混色することが行われているが、この場合には、混色が十分でなく、色むらが見えてしまうことになる。
このため、輝度むらと色むらを低減するために、上記のように、拡散シート208のLEDランプ206の直上部分の拡散度を高くするようにしている。
また、特許文献1(特開2001−42782号公報)などでは、光半透過性を有するグレー色印刷層などの、いわゆる「ライティング・カーテン」を、LEDランプ直上部に設けて、直上部の輝度を低下させたりすることが行われている。
しかし、これらの手段では、光の利用効率がどうしても低下することになってしまうことになる。
また、LEDランプ206と拡散シート208の間の距離を一層大きくすれば、輝度むらと色むらは低減できるが、バックライトの厚さの増大を招き、例えば、フラットパネルディスプレイにとっては、好ましいものではない。
このため、特許文献2(特開平10−82915号公報)において、図19に示したような面光源装置300が提案されている。
すなわち、この面光源装置300は、LEDランプ302を実装した発光素子実装用基板308の上面に、LEDランプ302に対応する箇所に、少なくとも先端部において奥へ入るほど幅が狭くなるように、LEDランプ収容凹部304を形成した導光部材306を積層している。
また、この導光部材306の下面310には、このLEDランプ収容凹部304を除いた部分に、反射シートなどの反射部312が形成されている。
これにより、図19に示したように、LEDランプ302から出射した光B1が、導光部材306の上面314と下面310に形成した反射部312との間で、矢印B2のように、反射を繰り返しながら拡散されて、導光部材306の上面314の上方へ均一に導光される。
これにより、図示しない、導光部材306の上面に設けられた拡散シートで均一に拡散されて、輝度むらが生じることが防止され、導光部材306の光出射面における輝度分布を均一にすることができるようになっている。
従って、この特許文献2の面光源装置300によれば、従来よりも、薄型で、色むらがなく、輝度を向上することができるようになっている。
特開2001−42782号公報 特開平10−82915号公報
しかしながら、特許文献2に記載したような面光源装置300においては、輝度の均一化を図っているが、図19に示したように、この面光源装置300では、LEDランプ302の周囲近傍でも、反射部312によって、矢印Bで示したように、LEDランプ302からの光が反射されて、導光部材306の上面314から上方に、出射されるように導光されることになる。
その結果、導光部材306のLEDランプ206の直上部分の上面314から出射される光の量が大きく、図3のグラフの一点鎖線に示したように、LEDランプ206の直上部分の輝度が高くなるという問題を解消するには未だ不十分である。
本発明は、このような現状に鑑み、LEDなどの発光素子を実装した発光素子実装用基板の上面に積層される導光部材であって、発光素子の直上部に位置する部分の輝度を低くして、導光部材の光出射面における輝度分布を均一にすることができ、輝度むらと色むらを低減することが可能で、光の利用効率が高く、高輝度であって、しかも、この導光部材を用いた面光源装置としても、薄型で小型化することが可能な導光部材を提供することを目的の一つとする。
また、本発明は、この輝度むらと色むらを低減することが可能で、光の利用効率が高く、高輝度であって、薄型で小型化が可能な面光源装置、ならびに、この面光源装置を用いた表示装置を提供することを目的の一つとする。
本発明者らは、上記課題を解決するために、本発明の導光部材、および、この導光部材を備えた面光源装置、ならびに、その面光源装置を用いた表示装置を見出した。
すなわち、本発明は例えば以下の(1)〜(7)の態様を含む。
(1) 発光素子実装用基板と、発光素子実装用基板の上面に実装された複数のLEDと、LEDを挟んで発光素子実装用基板の上に配置された導光部材とを含む面光源装置であって、
前記導光部材の発光素子実装用基板側の下面には、LEDに対応する位置に半球状の凹部が形成され、該凹部にLEDが収納されるようになっており、
前記導光部材の下面の凹部の周辺近傍領域には、光反射部が設けられておらず、
前記導光部材の下面の前記周辺近傍領域以外の領域には、全面に光反射部が設けられており、
前記導光部材の発光素子実装用基板と反対側の上面には、LEDに対応する位置に光半透過部が設けられ、
前記発光素子から光半透過部の外周端部までの距離d2が、発光素子の中心から周囲近傍領域の外周端部までの距離d1より小さく設定されていることを特徴とする面光源装置。
(2) 前記光半透過部が、円形状であり、光反射率が、50%〜95%である請求項1に記載の面光源装置。
(3) 前記光反射部が、白色塗装により形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の面光源装置。
(4) 前記導光部材の下面の凹部の周辺近傍領域には、均一な距離d1で光反射部が設けられておらず、
隣接するLEDの離間間隔をDとしたとき、D/4≧d1であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の面光源蔵置。
(5) 発光素子実装用基板と、発光素子実装用基板の上面に実装された複数のLEDと、LEDを挟んで発光素子実装用基板の上に配置された導光部材とを含む面光源装置であって、
前記導光部材の発光素子実装用基板側の下面には、LEDに対応する位置に半球状の凹部が形成され、該凹部にLEDが収納されるようになっており、
前記導光部材の下面の凹部の周辺近傍領域には、ドット形状の光反射部が形成されており、LEDに近いほどドット密度が低くなるように構成されており、
前記導光部材の下面の前記周辺近傍領域以外の領域には、全面に光反射部が設けられており、
前記導光部材の発光素子実装用基板と反対側の上面には、LEDに対応する位置に光半透過部が設けられ、
前記発光素子から光半透過部の外周端部までの距離d2が、発光素子の中心から周囲近傍領域の外周端部までの距離d1より小さく設定されていることを特徴とする面光源装置。
(6) 前記光半透過部が、円形状であり、光反射率が、50%〜95%である請求項5に記載の面光源装置。
(7) 前記光反射部が、白色塗装により形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の面光源装置。
本発明の導光部材によれば、発光素子の周囲近傍ではない前記導光部材の下面に光反射部が設けられており、前記発光素子の周囲近傍の前記導光部材の下面には光反射部が設けられていない部分を有することにより、導光部材の発光素子の周囲近傍の導光部材の下面における上方に向かう拡散の強さが、その外周側部分の光反射部を有する導光部材の下面における上方に向かう拡散の強さよりも小さくなるように構成されているので、発光素子の直上部に位置する部分の輝度が低くなり、導光部材の光出射面における輝度分布を均一にすることができ、輝度むらと色むらを低減することが可能で、光の利用効率も高く、高輝度である。
しかも、この導光部材を面光源装置として用いた場合に、輝度分布を均一にすることができ、輝度むらと色むらを低減することが可能で、光の利用効率も高く、高輝度で、しかも、薄型で小型化することが可能である。
さらに、このような導光部材を用いた面光源装置によれば、発光素子の直上部の輝度が低くなるので、面光源装置全面にわたって輝度が均一で、高輝度であり、色むらも生じず、色度が均一である。
従ってこのような面光源装置を、表示装置、特に、液晶ディスレイのバックライトとして、本発明の面光源装置を用いれば、薄型で高画質な表示装置を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される液晶表示装置の一例の全体構成を示す図である。本実施の形態が適用される液晶表示装置は、直下型の面光源装置(バックライト)50として、発光部を収容するバックライトフレーム(筐体)51と、発光源として固体発光素子である発光ダイオード(LED)53を複数個配列させた基板としてのLED基板(実装基板)52とを備えている。また、バックライト装置50は、LED基板(実装基板)52上にバックライトフレーム(筐体)51内に収容される本発明の特徴である導光部材(板、シート)54を備えている。
図25に示した従来の直下型バックライト装置との相違は、発光ダイオードと拡散部材(板)との空間に導光部材が介在する点であり、バックライトの厚みが増すことはなく、むしろ発光ダイオードと拡散部材(板)との間隔を小さくすることができる。導光部材の上に光学補償シートの積層体として、面全体を均一な明るさとするために光を散乱・拡散させる拡散部材(板、シート)55と、前方への集光効果を持たせた回折格子フィルムであるプリズムシート56,57とを備えている。また、液晶表示モジュール60として、2枚のガラス基板により液晶が挟まれている液晶パネル61と、この液晶パネル61の各々のガラス基板に積層され、光波の振動をある方向に制限するための偏光板(偏光フィルタ)62,63とを備えている。更に、液晶表示装置には、図示しない駆動用LSIなどの周辺部材が配置される。
この液晶パネル61は、図示しない各種構成要素を含んで構成されている。例えば、2枚のガラス基板に、図示しない表示電極、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)などのアクティブ素子、液晶、スペーサ、シール剤、配向膜、共通電極、保護膜、カラーフィルタ等を備えている。
尚、バックライト装置50の構成単位は任意に選択される。例えば、LED基板52を有するバックライトフレーム51だけの単位にて「バックライト装置(バックライト)」と呼び、拡散部材55やプリズムシート56,57などの光学補償シートの積層体を含まない流通形態もあり得る。
バックライトフレーム51は、例えばアルミニウムやマグネシウム、鉄、またはそれらの金属合金などで生成される筐体構造を形成している。そして、その筐体構造の内側に、例えば白色高反射の性能を有するポリエステルフィルムなどが貼られ、リフレクタとしての機能を備えている。この筐体構造としては、液晶表示モジュール60の大きさに対応して設けられる背面部と、この背面部の四隅を囲う側面部を備えている。また、この背面部や側面部には、排熱のための冷却フィン等からなるヒートシンク構造が必要によって形成される場合がある。
図2は、本発明の導光部材を適用した本発明の面光源装置の実施形態を示す上面図、図3は、図2のA−A線での部分拡大断面図である。
図2および図3において、符号10は、全体で本発明の面光源装置を示している。
本発明の面光源装置10は、図3に示したように、発光素子実装用基板12を備えており、この発光素子実装用基板12の上面に、例えば、LEDなどからなる発光素子14が実装されている。
この発光素子14は、発光素子実装用基板12の上面に、図2に示したように、縦横にアレイ状に、複数個の発光素子14が、一定間隔離間して配置されている。
そして、この発光素子実装用基板12の上面に、透明な樹脂などからなる導光部材16が配置されている。この導光部材16には、図3に示したように、導光部材16の下面18に、発光素子14に対応する位置に、発光素子収容用凹部20が形成されており、この発光素子収容用凹部20内に、発光素子14が収容されるようになっている。
なお、この発光素子収容用凹部20の形状としては、ドーム形状、半球状、円錐形状など適宜変更することが可能である。
なお、図示しないが、この発光素子実装用基板12には、例えば、銅などの配線パターンが形成されており、これにより、発光素子14の発光が制御されるようになっている。
また、導光部材16は、発光素子14の周囲近傍ではない導光部材16の下面に光反射部22が設けられており、前記発光素子14の周囲近傍の前記導光部材16の下面には光反射部22が設けられていない部分を有することにより、発光素子14の周囲近傍の導光部材16の下面における上方に向かう拡散の強さが、その外周側部分の光反射部22を有する導光部材16の下面における上方に向かう拡散の強さよりも小さくなるように構成されている。
すなわち、この実施形態では、図2および図3に示したように、導光部材16の下面18に、発光素子14の周囲近傍を除く略全面に、例えば、白色塗料などからなる光反射部22が設けられている。
すなわち、図19に示したように、従来の面光源装置300では、LEDランプ302の周囲近傍でも、反射部312によって、矢印Bで示したように、LEDランプ302からの光が反射されて、導光部材306の上面314から上方に、拡散反射されるように導光されることになる。
この結果、図4のグラフの一点鎖線に示したように、従来の面光源装置300では、導光部材306のLEDランプ302の直上部分の上面314から出射される光の量が大き
くなってしまい、LEDランプ302の直上部分の輝度が高くなってしまうことになる。
これに対して、この実施形態の面光源装置10によれば、発光素子14の周囲近傍には、光反射部22が設けられていないので、図3の矢印Cに示したように、発光素子14からの光は、発光素子14の周囲近傍で、導光部材6の下面18によって、正反射(全反射)されて、導光部材16の上面26と下面18の間を導光されるだけであり、導光部材16の上面26から、上方に拡散反射されて導光されることがないようになっている。
そして、図3の矢印Cに示したように、光反射部22に至った光は、拡散反射されることによって、導光部材の上方に向かって拡散反射されることになる。
これによって、上記したように、発光素子14の周囲近傍の導光部材16の下面における上方に向かう拡散の強さが、その外周側部分の導光部材16の下面における上方に向かう拡散の強さよりも小さくなるように構成されている。
これにより、図4のグラフの点線に示したように、発光素子14の直上近傍の輝度が、従来のバックライト光源よりも減少し、その外部の輝度が従来のバックライト光源より増加して、輝度の均一化が図れることになる。
この場合、光反射部22が設けられていない発光素子14の周囲近傍領域24の形状は、この実施形態のように、発光素子14から均一な距離まで、すなわち円形状としたが、この形状に限られるものではなく、図5に示したように、楕円形状(図5(A))、矩形状(図5(B))、三角形状(図5(C))、アーチ形状(図5(D))、多角形状など、その他の形状とすることができる。
また、光反射部22が設けられていない発光素子14の周囲近傍領域24、すなわち、図3に示したように、発光素子14中心から周囲近傍領域24の外周端部までの距離d1としては、発光素子14の種類、輝度、導光部材16の種類、厚さ、光反射部22の種類、膜厚などに応じて、図4の実線のグラフにようにほぼ均一な輝度になるように設定すればよく、特に限定されるものではない。
例えば、発光素子14が、LEDで、導光部材16が、透明樹脂板で、厚さが3mm、光反射部22が、白色塗装で、厚さが5μm〜100μmの場合に、発光素子14から周囲近傍の外周端部までの距離d1は、40mm程度とすることができる。
また、図2に示したように、複数の発光素子14の隣接する発光素子の離間間隔をD、発光素子14中心から周囲近傍領域24の外周端部までの均一な距離をd1とするとき、D/4≧d1であるのが望ましい。
発光素子14としては、特に限定されるものではないが、例えば、液晶ディスプレイのバックライト光源用としては、LEDが、良好な色再現性と高速応答性が実現でき、高品位な画質を達成することができるので望ましい。
また、LEDとしては、単色のLEDを用いてもよいが、発光色が異なる複数種類の発光素子14を組み合わせた単位発光素子、例えば、赤、緑、青の三原色のLEDチップ、すなわち、赤色に発光するLEDチップR、緑色に発光するLEDチップG、青色に発光するLEDチップBを使用し、これらの混色により白色を発光させる、いわゆるスリーインワンタイプのパッケージを好適に使用できる。
また、発光素子14としては、LEDをモールド樹脂で樹脂封止したモールドパッケージ品、または、LEDの上面に半球状のレンズを備えたものを用いることも可能である。
スリーインワンタイプのように発光色が異なる複数種類の発光素子14を組み合わせて使用する場合にも、図6に示したように、発光素子14の周囲近傍領域24は、これらのLEDチップの配置形状に応じて、図2の実施形態のように円形状の他、楕円形状(図6(A))、矩形状(図6(B))、三角形状(図6(C))、アーチ形状(図6(D))多角形状など、その他の形状とすることができる。
また、この場合、図示しないが、単位発光素子としては、上記のように、R、G、B、それぞれ1個ずつで1単位としたもの以外にも、例えば、R1個、G2個、B1個で、1単位としたもの、R2個、G2個、B1個で、1単位としたものなど、特にその組み合わせは限定されるものではない。
さらに、単位発光素子としては、上記のように、青、緑、赤の3色に限定されるものではなく、例えば、黄、橙、シアンなどのいわゆる中間色のLEDチップを同一基板上に設置して、4色、5色なととすることもできる。
また、導光部材16としては、光が伝播するものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、液晶ポリマー、ポリスチレン樹脂などが使用することができる。厚みが比較的厚い板状のものや比較的薄いシート状のものを単独あるいは積層することにより適宜使用することができる。
さらに、発光素子収容用凹部20の形状も特に限定されるものではなく、例えば、円錐、角錐、円柱、角柱、半球状などを採用することができる。
また、光反射部22としては、特に限定されるものではないが、例えば、アルミニウム箔などの金属箔、アルミニウム、金、銀、白金などの金属薄膜、白色インクなどが使用可能である。
この場合、アルミニウム箔などの金属箔の場合には、透明接着剤により貼付すればよい。また、アルミニウム、金、銀、白金などの金属薄膜の場合には、例えば、蒸着、スパッタリング、無電解メッキなどの方法で形成すればよい。さらに、白色インクとしては、例えば、二酸化チタン含有アクリル樹脂などが使用でき、これを、ディスペンサー、スプレー塗装、粉体塗装、ロールコーター、カーテンフローコーター、刷毛塗りなどの方法により塗布すればよい。
これらの中でも、白色インクの塗布を用いるのが、操作性などを考慮すれば、簡便であり望ましい。
この場合、白色インクの厚さとしては、光反射効果を考慮すれば5μm〜100μmとするのが望ましい。
また、白色インクには、樹脂ビーズ、ガラスビーズなどの光拡散剤を混入して、光拡散率を向上することも可能である。
さらに、図7に示したように、導光部材16側に発光素子収容用凹部20を設ける代わりに、発光素子実装用基板12側に、発光素子収容用凹部28を設けて、発光素子実装用基板12と導光部材16との間に、絶縁層21を介して、リフレクター30を設けることもできる。
また、この実施形態では、複数の発光素子14を、発光素子実装用基板12の上面に、縦横にアレイ状に、一定間隔離間して配置したが、この発光素子14の数(1個であってももちろん可能である)、その配置形状は特に限定されるものではなく、例えば、同心円状、千鳥状に配置するなど適宜変更可能である。
このように構成される本発明の面光源装置10は、広告灯、照明、液晶用バックライト用の光源などとして用いられ、例えば、液晶用バックライトとして用いる場合には、図1に示したように導光部材16の上面に拡散シート、プリズムシートなどを介して、液晶パネルを配置することによって、液晶表示装置とすることができる。
図8は、本発明の別の実施形態の導光部材を適用した本発明の面光源装置の別の実施例を示す上面図、図9は、図8のA−A線での部分拡大断面図である。
この実施形態の面光源装置10は、図2および図3に示した面光源装置10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施形態の面光源装置10では、図8および図9に示したように、さらに、導光部材16の上面の発光素子14に対応する位置、すなわち、発光素子14を真上に投影した直上を含む領域に、円形状の光半透過部32を有する。
この場合、光半透過部32の形状としては、特に限定されるものではなく、この実施形態のように、発光素子14から均一な距離まで、光半透過部32となるように、円形状としたが、この形状に限られるものではなく、図示しないが、発光素子14の周囲近傍領域24の形状と同様に、楕円形状、矩形状、三角形状、アーチ形状、多角形状など、その他の形状とすることができる。
また、光半透過部、すなわち、図9に示したように、発光素子14から光半透過部32の外周端部までの距離d2としては、発光素子14の種類、照度、導光部材16の種類、厚さ、光反射部22の種類、膜厚、発光素子14から発光素子14の周囲近傍領域24の外周端部までの距離d1などに応じて、図4の実線のグラフのようにほぼ均一な輝度になるように設定すればよく、特に限定されるものではない。
例えば、発光素子14が、LEDで、導光部材16が、透明樹脂板で、厚さが3mm、光反射部22が、白色塗装で、厚さが5μm〜100μmの場合に、発光素子14から光発光素子14の周囲近傍領域24の外周端部までの距離d1が、40mmの場合に、発光素子からの距離d2として、2mm〜30mmとするのが望ましい。
また、光半透過部32としては、発光素子14からの光を減衰して透過するものであり、その光反射率としては、50%〜95%が望ましく、80%〜95%とするのがさらに望ましい。
また、光半透過層32としては、特に限定されるものではないが、例えば、アルミニウム、金、銀、白金などの金属薄膜、白色インクなどが使用可能である。
この場合、金、銀、白金などの金属薄膜の場合には、例えば、蒸着、スパッタリング、無電解メッキなどの方法で形成すればよい。さらに、白色インクとしては、例えば、二酸化チタン含有アクリル樹脂などが使用でき、これを、ディスペンサまたは印刷の方法により塗布すればよい。
これらの中でも、白色インクの塗布を用いるのが、操作性などを考慮すれば、簡便であり望ましい。
光半透過部32および光反射部22を、ともに同一の白色インキで形成する場合には、光半透過部11では光の一部が透過する薄い膜厚に、また、光反射部22では、光が透過しない厚い膜厚に調整すればよい。
このように構成することによって、図9の矢印Dで示したように、発光素子14から、
直接、発光素子14の直上の導光部材16の上面に導光される光が、この光半透過部32を通過することによって、減衰されることになり、この部分での輝度が減少することになる。
これにより、図4のグラフの実線に示したように、発光素子14の直上近傍の輝度が、従来のバックライト光源、図2および図3に示した実施形態の面光源装置10よりも減少して、さらに、均一な輝度が得られることになる。
図10は本発明のさらに別の実施形態の導光部材を適用した本発明の面光源装置の別の実施形態を示す上面図である。
この実施形態の面光源装置10は、図2および図3に示した面光源装置10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施形態の面光源装置10では、図10に示したように、導光部材16の下面18の発光素子14の周囲近傍領域24内に光散乱用ドットパターンが形成されている。
そして、ドット形状の光反射部のドット密度を、発光素子に近いほど低い密度となるように、光散乱用ドットパターンが形成されている。
このように、導光部材16の下面18の発光素子14の周囲近傍領域24内にドットパターンを形成することによって、発光素子14の周囲近傍領域24と光反射部22との境界での拡散の強さのギャップを緩和させることができる。
ドット印刷パターンとして、特に限定されるものではないが、発光素子14の直上部の位置を中心とする円形のパターンであり、導光部材16の上方に向かう拡散の強さが、ドットパターンの中心が最低であり、周辺に行くほど大きくなるようなパターンである。
また、このような光散乱ドットは、散乱性インクをドット印刷するか、または、導光部材16と一体成型することによって形成することができる。
このような散乱性インクとしては、特に限定されるものではないが、例えば、樹脂ビーズやガラスビーズを含有するインク、または、前記白色インクなどを使用することができる。
このような構成の面光源装置10でも、発光素子14の直上近傍の輝度が減少して、均一な輝度が得られることになる。
なお、図11の点線で示したように、この場合にも、図8および図9の実施形態の面光源装置10のように、導光部材16の上面の発光素子14に対応する位置に、すなわち、発光素子14の直上の位置に、この実施形態では、円形状の光半透過部32を設けることも可能である。
なお、この実施形態では、導光部材16の下面18の発光素子14の周囲近傍領域24内に光散乱用ドットパターンを形成したが、導光部材16の下面18自体に微小凹凸を形成して、ドット形状の代わりに、拡散の強さを制御するようにすることも可能である。
(実施例1)
横115mm×縦135mmの発光素子実装用基板12上に、発光素子14として、1W級の緑、赤、青のLEDチップの組み合わせを単位発光素子として、図2に示すように、縦横にアレイ状に配置した。
横115mm、縦135mm、厚さ3mmのアクリル樹脂製透明板を導光部材16として用意した。
この導光部材16の下面18に、それぞれの発光素子14の中心の直上となる位置に、半球状(半径)2.5mmの発光素子収容用凹部20を設けた。
また、この導光部材16の下面18に、二酸化チタンを50%(固形分のみ)含有するアクリル樹脂からなる白色塗料を、膜厚100μmとなるように、スプレー塗装よって塗設して、光反射部22を形成した。
この場合、この光反射部22を、発光素子14の周囲近傍領域24を除き形成した。周囲近傍領域24は、発光素子14の中心から周囲近傍領域24の外周端部までの距離d1として、40mmとなるように形成した(図12参照)。
なお、発光素子14の間の距離Dは、180mmとした。
次いで、発光素子収容用凹部20が発光素子14と対向するように、このアクリル樹脂製透明板を積層固定し、本発明の面光源装置10を得た(図3参照)。
次に、赤色LED、緑色LED、青色LEDのそれぞれに、赤色280mA、緑色360mA、青色120mAの電流を流した。
これにより、発光素子14の直上の拡散板上面位置Oから、0.5mmの距離で、0.5cm間隔毎に横方向に、「分光放射輝度計CS−1000A」(コニカミノルタ株式会社製)を用いて、相対輝度を測定した。なお、この相対輝度の測定は、本発明の樹脂導光部材の上25mmに、「拡散板PC9391−50HLW」(帝人株式会社製)を配置して測定した。
この結果を、表1および図16のグラフに示した。
(実施例2)
下記の点以外は、実施例1と同様にして、図13に示したような、本発明の面光源装置10を得た。
すなわち、図8および図9に示したように、さらに、導光部材16の上面の発光素子14に対応する位置に、すなわち、発光素子14の直上の位置に、円形状の光半透過部32が形成されている。
この光半透過部32として、二酸化チタンを50%(固形分のみ)含有するアクリル樹脂からなる白色塗料を、膜厚20μmとなるように、発光素子14から光半透過部32の外周端部までの距離d2が5mmの導光部材の上面領域にスプレー塗装よって塗設して、光半透過部32を形成した。
これにより、発光素子14の直上の拡散板上面位置Oから、0.5mmの距離で、0.5cm間隔毎に横方向に、実施例1と同様にして、相対輝度を測定した。
この結果を、表1および図16のグラフに示した。
(比較例1)
下記の点以外は、実施例1と同様にして、図14に示したような、本発明の面光源装置10を得た。
すなわち、図14に示したように、導光部材16の発光素子収容用凹部20を除く下面18に、略全面に、二酸化チタンを50%(固形分のみ)含有するアクリル樹脂からなる白色塗料を、膜厚100μmとなるように、スプレー塗装によって塗設して、光反射部2
2を形成した。この場合、実施例1のように、円形状の光反射部22を形成しない発光素子近傍領域24を実質的に設けず発光素子14の大きさに応じた直径5mmの発光素子収容用凹部20に対応する円形の小さな欠落部34のみを有する。
これにより、発光素子14の直上の拡散板上面位置Oから、0.5mmの距離で、0.5cm間隔毎に横方向に、実施例1と同様にして、相対輝度を測定した。
この結果を、表1および図15のグラフに示した。
(比較例2)
下記の点以外は、実施例1と同様にして、図15に示したような、本発明の面光源装置10を得た。
すなわち、図15に示したように、導光部材16の発光素子収容用凹部20を除く下面18に、略全面に、二酸化チタンを50%(固形分のみ)含有するアクリル樹脂からなる白色塗料を、膜厚100μmとなるように、スプレー塗装によって塗設して、光反射部22を形成した。この場合、実施例1のように、円形状の光反射部22を形成しない発光素子近傍領域24を実質的に設けず発光素子14の大きさに応じた直径5mmの発光素子収容用凹部20に対応する円形の小さな欠落部34のみを有する。
そして、酸化チタンを50%(固形分のみ)含有するアクリル樹脂からなる白色塗料を、膜厚20μmとなるように、発光素子14から光半透過部32の外周端部までの距離d2の導光部材の上面領域にスプレー塗装よって塗設して、光半透過部32を形成した。この場合、光半透過部32の大きさとして、上記の欠落部34の大きさよりも小さい、直径4mmの光半透過部32となるように形成した。
これにより、発光素子14の直上の拡散板上面位置Oから、0.5mmの距離で、0.5cm間隔毎に横方向に、相対輝度を測定した。
この結果を、表1および図16のグラフに示した。
Figure 0004541346
表1および図16から明らかなように、本発明の面光源装置10(実施例)では、比較例に比較して、輝度の均一化が図れることがわかり、また、RGBの混色も改善された。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれらに限定されることはなく、例えば、本発明の導光部材および面光源装置は、発光色の異なる複数の発光素子を実装するのに有用であるが、混色が不要な白色発光素子を実装することも可能であるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図1は、本発明の実施の形態が適用される代表的な液晶表示装置の全体構成を示す図である。 図2は、本発明の導光部材を適用した本発明の面光源装置の実施形態を示す上面図である。 図3は、図1のA−A線での部分拡大断面図である。 図4は、LEDからの横方向への距離と相対輝度を示すグラフである。 図5は、本発明の導光部材の光反射部を設けない発光素子近傍領域の形状を模式的に示す上面図である。 図6は、本発明の導光部材の光反射部を設けない発光素子近傍領域の形状を模式的に示す上面図である。 図7は、本発明の面光源装置の別の実施形態を示す概略断面図である。 図8は、本発明の別の実施形態の導光部材を適用した本発明の面光源装置の別の実施形態を示す上面図である。 図9は、図7のA−A線での部分拡大断面図である。 図10は、本発明の別の実施形態の導光部材を適用した本発明の面光源装置の別の実施形態を示す上面図である。 図11は、本発明の別の実施形態の導光部材を適用した本発明の面光源装置の別の実施形態を示す上面図である。 図12は、本発明の実施例1の導光部材を適用した本発明の面光源装置を示す上面図である。 図13は、本発明の実施例2の導光部材を適用した本発明の面光源装置を示す上面図である。 図14本発明の比較例1の導光部材を適用した本発明の面光源装置を示す上面図である。 図15は、本発明の比較例1の導光部材を適用した本発明の面光源装置を示す上面図である。 図16は、発光素子14からの横方向への距離と相対輝度を示すグラフである。 図17は、従来のエッジライト型のバックライト光源を示す概略断面図である。 図18は、従来の直下型のバックライト光源を示す概略断面図である。 図19は、従来の面光源装置を示す概略断面図である。
符号の説明
10 面光源装置
12 発光素子実装用基板
14 発光素子
16 導光部材
18 導光部材下面
20 発光素子収容用凹部
22 光反射部
24 発光素子の周囲近傍領域
26 導光部材上面
28 発光素子収容用凹部
30 リフレクター
32 光半透過部
34 欠落部
50 バックライト装置(バックライト)
51 バックライトフレーム
52 LED基板(実装基板)
53 発光ダイオード(LED)
54 導光部材(板、シート)
55 拡散部材(板、シート)
56,57 プリズムシート
60 液晶表示モジュール
61 液晶パネル
62,63 偏光板(偏光フィルタ)
100 バックライト光源
102 筐体
104 冷陰極管
106 導光部材
108 拡散シート
110 液晶パネル
112 液晶表示装置
116 反射部
118 上面
200 バックライト光源
202 筐体
204 底面
206 ランプ
208 拡散シート
210 プリズムシート
212 側面
214 反射部
300 面光源装置
302 ランプ
304 ランプ収容凹部
306 導光部材
308 発光素子実装用基板
310 導光部材下面
312 反射部
314 導光部材上面

Claims (7)

  1. 発光素子実装用基板と、発光素子実装用基板の上面に実装された複数のLEDと、LEDを挟んで発光素子実装用基板の上に配置された導光部材とを含む面光源装置であって、
    前記導光部材の発光素子実装用基板側の下面には、LEDに対応する位置に半球状の凹部が形成され、該凹部にLEDが収納されるようになっており、
    前記導光部材の下面の凹部の周辺近傍領域には、光反射部が設けられておらず、
    前記導光部材の下面の前記周辺近傍領域以外の領域には、全面に光反射部が設けられており、
    前記導光部材の発光素子実装用基板と反対側の上面には、LEDに対応する位置に光半透過部が設けられ、
    前記発光素子から光半透過部の外周端部までの距離d2が、発光素子の中心から周囲近傍領域の外周端部までの距離d1より小さく設定されていることを特徴とする面光源装置。
  2. 前記光半透過部が、円形状であり、光反射率が、50%〜95%である請求項1に記載の面光源装置。
  3. 前記光反射部が、白色塗装により形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の面光源装置。
  4. 前記導光部材の下面の凹部の周辺近傍領域には、均一な距離d1で光反射部が設けられておらず、
    隣接するLEDの離間間隔をDとしたとき、D/4≧d1であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の面光源蔵置。
  5. 発光素子実装用基板と、発光素子実装用基板の上面に実装された複数のLEDと、LEDを挟んで発光素子実装用基板の上に配置された導光部材とを含む面光源装置であって、
    前記導光部材の発光素子実装用基板側の下面には、LEDに対応する位置に半球状の凹部が形成され、該凹部にLEDが収納されるようになっており、
    前記導光部材の下面の凹部の周辺近傍領域には、ドット形状の光反射部が形成されており、LEDに近いほどドット密度が低くなるように構成されており、
    前記導光部材の下面の前記周辺近傍領域以外の領域には、全面に光反射部が設けられており、
    前記導光部材の発光素子実装用基板と反対側の上面には、LEDに対応する位置に光半透過部が設けられ、
    前記発光素子から光半透過部の外周端部までの距離d2が、発光素子の中心から周囲近傍領域の外周端部までの距離d1より小さく設定されていることを特徴とする面光源装置。
  6. 前記光半透過部が、円形状であり、光反射率が、50%〜95%である請求項5に記載の面光源装置。
  7. 前記光反射部が、白色塗装により形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の面光源装置。
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