JP4540622B2 - 入力映像の色を選択的に調整する色変換装置、および、その方法 - Google Patents

入力映像の色を選択的に調整する色変換装置、および、その方法 Download PDF

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Description

本発明は、入力映像の色を選択的に調整する色変換装置およびその方法に関し、更に詳細には、3次元色空間において色再現装置の色域内の任意の多面体で画定される所定領域の色を、ユーザが好む色に調整する、入力映像の色を選択的に調整する色変換装置、および、その方法に関する。
人間にとって敏感な皮膚色、空色、芝色などの記憶色(memory color)を、ユーザの好む色に変換することによって、画質を向上させることが望まれている。しかし、従来の色再現装置において、機器の色域(gamut)範囲内における記憶色のような特定の色をユーザの好む色に変換させる方法は、色度調節のみが可能で輝度成分の調整が不可能であったため、画質の向上に限界があった。更に、従来の3次元色変換方法は、特定の形態の色域のみにしか適用できず、この特定の形態の色域は、実際の物体色の分布を反映できないという問題点があった。
したがって、入力映像の色度のみでなく、輝度成分も調節するために、ユーザが3次元色空間で任意の位置の色を選択でき、かつ輝度成分を含む3次元色変換技術が要求されている。
本発明は、上記の従来の問題を解決するために創案されたものであり、本発明の目的は、3次元色空間で色変換しようとする所定領域を、多面体で画定した後に、ユーザが任意に選定した基準色および基準色が色変換される目標色に基づいて、色変換し、更に変換した色をユーザが好む色に調整することが可能な色変換装置およびその方法を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明に係る入力映像の色を選択的に調整する色変換装置によれば、入力映像の色信号を、輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換する第1の色空間変換部と、入力映像の各ピクセルの色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断する領域判断部と、所定色域の形状に応じて、各入力ピクセルの色、すなわち入力色の色変換量の基準となり、所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、入力色の色変換を行う色変換部と、輝度成分を含む色空間に変換された入力映像の色空間を変換する第2の色空間変換部と、を備える。
好ましくは、所定色域の最小輝度値と、最大輝度値と、多面体状の所定色域の頂点に対する情報とを含む所定色域に対する情報を格納する色域格納部を更に備える。
また、好ましくは、領域判断部が、入力映像の各ピクセルの輝度値が所定色域の内部に含まれているか否かを判断する輝度比較部と、入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、所定色域において、入力色の輝度値と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面を計算する色域計算部と、入力色が色域計算部で計算された輝度値の一定な平面内部に位置しているか否かを判断する領域比較器とを備える。
ここで、輝度比較部が、入力色の輝度値が、所定色域の最小輝度値以上かつ最大輝度値以下であるか否かにより判断する。
好ましくは、色変換部が、基準色から入力映像を経て、所定色域の境界までの直線距離を計算する距離計算部と、基準色、目標色、および直線と所定色域の境界との交点で形成される3点がなす三角形において、距離比例を利用して入力色を色変換する出力色計算部とを備える。
また、好ましくは、出力色計算部による入力色の色変換は、距離計算部で計算された直線距離と、入力色と基準色との間の距離と計算された直線距離との比は、基準色と目標色との間の距離と、入力ピクセルと色変換された入力色との間の距離との比と同じであることを利用する。
この時、色変換部が、基準色が所定色域の3次元空間で色変換され、所定色域が凸面の多面体状である場合に、入力映像の色変換を行う。
好ましくは、色変換部が、基準色と目標色との間の色変換量ベクトルを計算する変換ベクトル計算部と、入力映像の色信号の位置において、計算された色変換量ベクトルの相対的な色変換量を計算する変換量計算部と、相対的な色変換量を利用して、入力色を色変換する第2の出力色計算部とを備える。
ここで、変換量計算部が、色変換量ベクトル方向に平行な直線のうち、入力映像を含む直線上に位置する基準点を計算する基準点計算部と、基準色と目標色とを繋ぐ直線上における基準色と目標色との間の距離を、基準点を含む直線上における基準点とその基準点が色変換する目標点との間の相対的な距離で計算する目標点計算部とを備える。
好ましくは、相対的な色変換量の計算時、入力色の輝度成分と基準色の輝度値との差が小さいほど、相対的な色変換量を増加させる加重値を計算する加重値計算部を更に備える。
ここで、色変換部は、基準色が所定色域の3次元空間で色変換され、所定色域が凸面または凹面の多面体状である場合に、入力色の色変換を行う。
好ましくは、色変換部が、基準色を含む輝度平面において、基準色の相対的な位置である相対基準色を計算し、目標色を含む輝度平面において、目標色の相対的な位置である相対目標色を計算する相対座標点計算部と、入力色を含む輝度平面において、相対基準色と相対目標色との対応位置である基準点と目標点とをそれぞれ計算する目標点計算部と、入力色を含む輝度が一定の平面において、基準点と目標点との間のベクトルに基づいて、入力色の色度を変換する色度変換部と、基準色と目標色との間の輝度変化量に基づいて、色度変換された入力映像の輝度を変換する輝度変換部とを備える。
また、好ましくは、相対目標点計算部が、基準色および目標色の相対的な位置を、各輝度平面で生成される2次元色域の中心点および色域の大きに基づいて、色域の大きさを1とした時、中心点からの相対位置で表す。
また、好ましくは、目標点計算部は、入力色の輝度が所定色域の最大または最小の輝度に近いほど、色度変換程度が小さくなるようにする加重値を与えることによって、目標点を計算する。
好ましくは、輝度変換部は、入力色の輝度が基準色の輝度に近いほど、入力色の輝度変換に利用される輝度変化量が大きくなるように加重値を与えることによって、入力色の輝度を変換する。
また、好ましくは、色度変換部が、入力色の輝度位置において、基準点と目標点との間の色変換量ベクトルの相対的な色変換量を計算し、相対的な色変換量に比例するように、入力色の色度を変換させる。
また、好ましくは、色度変換部は、基準点と、目標点と、基準点と入力色と繋ぐ直線と入力色を含む輝度が一定の所定色域の平面の境界との交点とから形成される三角形の距離の比率を利用することによって、入力色の色度を変換させる。
この時、色変換部は、基準色が所定色域の3次元空間で色変換される場合に適用される。
一方、本発明の入力映像の色を選択的に調整する色変換方法は、(a)入力映像の各ピクセルの色信号を、輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換するステップと、(b)入力色が色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、(c)所定色域の形状に応じて、入力色の色変換量の基準となり、所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、入力色を色変換するステップと、(d)輝度成分を含む色空間に変換された入力色の色空間をディスプレイ上に再現するための信号に変換するステップとを含む。
好ましくは、所定色域の最小輝度値と、最大輝度値と、多面体状の所定色域の頂点に対する情報と、を含む所定色域に対する情報を格納するステップを更に含む。
また、好ましくは、(b)ステップは、入力映像の輝度値が、所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、所定色域において、入力色の輝度値と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面において存在する所定色域の境界線を計算するステップと、入力色が、計算した輝度値が一定の所定色域の境界線の内部に位置しているか否かを判断するステップとを含む。
この時、入力色の輝度値が、所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップは、入力色の輝度値が、所定色域の最小輝度値以上、かつ最大輝度値以下であるか否かにより判断する。
好ましくは、(c)ステップは、入力色を含む輝度が一定の所定色域の平面において、基準色から入力色を経て、所定色域の境界までの直線距離を計算するステップと、基準色、目標色、および直線と所定色域の境界との交点の3点により形成される三角形において、距離の比率を利用することによって、入力映像の色信号を色変換するステップとを含む。
ここで、色変換するステップが、入力色の色変換は、距離計算部で計算された直線距離と、入力色と基準色との間の距離との比は、基準色と目標色との間の距離と、入力色と色変換された入力色との間の距離との比と同じであることを利用する。
この時、色変換するステップが、所定色域が、凸面の多面体状である場合、入力色の色変換を行う。
好ましくは、(c)ステップが、基準色と目標色との間の色変換量ベクトルを計算するステップと、入力色の位置において計算された色変換量ベクトルの相対的な色変換量を計算するステップと、相対的な色変換量を利用して、入力映像を色変換するステップとを含む。
また、好ましくは、相対的な変換量を計算するステップが、色変換量ベクトル方向に平行な直線のうち、入力色を含む直線上に位置する基準点を計算するステップと、基準色と目標色とを繋ぐ直線上における基準色と目標色との間の距離を、基準点を含む直線上における基準点と基準点が色変換する目標点との間の相対的な距離で計算するステップとを含む。
好ましくは、相対的な色変換量を計算する時、入力色の輝度値と基準色の輝度値との差が小さいほど、相対的な色変換量を増加させる加重値を計算するステップを更に含む。
この時、(c)ステップが、所定色域が凸面または凹面多面体状である場合に、入力映像の色変換を行う。
好ましくは、(c)ステップが、基準色を含む輝度平面において基準色と目標色を、入力映像を含む輝度平面において基準色と目標色の相対的な位置である相対位置基準色、目標色を含む輝度平面において目標色の相対的な位置である相対目標色を計算するステップと、入力色を含む輝度平面において、基準色と目標色の相対的な位置である相対基準色と相対目標色とを利用することによって基準点と目標点とをそれぞれ計算するステップと、入力色を含む輝度が一定の平面において、基準点と目標点との間のベクトルに基づいて、入力映像の色度を変換するステップと、基準色と目標色との間の輝度変化量に基づいて、色度変換された入力色の輝度を変換するステップとを含む。
また、好ましくは、基準点と目標点とを計算するステップが、入力色の輝度が所定色域の最大または最小の輝度に近いほど、色度変換の程度が小さくなるように加重値を与えることによって、目標点を計算する。
好ましくは、輝度を変換するステップが、入力色の輝度が基準色の輝度に近いほど、入力色の輝度変換に利用される輝度変化量が大きくなるようにする加重値を与えることによって、入力色の輝度を変換する。
また、好ましくは、色度を変換するステップは、入力色の輝度位置において、基準色と相対目標色との間の色変換量ベクトルの相対的な色変換量を計算し、相対的な色変換量に比例するように、入力色の色度を変換させる。
好ましくは、色度を変換するステップは、相対基準点と、相対目標点と、相対基準点と入力色とを繋ぐ直線と入力色を含む輝度が一定の所定色域の平面の境界との交点と、から形成される三角形の距離の比率を利用することによって、入力色の色度を変換させる。
この時、(c)ステップが、基準色が所定色域の3次元空間で色変換される場合に適用される。
一方、入力映像の各ピクセルの色信号を輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換するステップと、入力色が、色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、所定色域の形状に応じて、入力色の色変換量の基準となり、所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、入力映像の色変換するステップと、輝度成分を含む色空間に変換された入力色の色空間をディスプレイ上に再現するための信号に変換するステップと、を含む入力映像の色を選択的に調整する色変換方法は、コンピュータに実施させるコードを格納し、かつコンピュータが読み取り可能に記録媒体で実装可能である。
本発明によれば、特定の色をユーザが好む色に変換させる時に、色度のみでなく輝度をも調整することができるため、画質を向上させることが可能となり、ユーザの要求に対応することができる。
更に、3次元空間での色変換時に、特定形状の色域でない任意の形状の色域に対しても適用することができ、任意の形状の色域は、実際物体色の分布を反映して、最適画質の映像を提供できるという効果を奏する。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳述する。
そして、以下の実施形態において、YCbCr色空間において、入力映像の色を調整する場合を例として説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る色変換装置のブロック図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る色変換装置は、第1の色空間変換部100と、色域格納部200と、領域判断部300と、色変換部400と、第2の色空間変換部500と、を備える。
第1の色空間変換部100は、入力映像における色信号の色空間を、輝度を含む色空間に変換する。例えば、RGB色座標の入力映像における色信号を、YCbCr色空間、LCH色空間、La*B*色空間等の輝度を含む色空間に変換する。これは、特定の色をユーザが好む色に調整する時に色相と彩度だけでなく、輝度を調整するためである。
色域格納部200は、3次元色空間において、色再現装置の色域のうち、一定個数の頂点を有する多面体で画定され、かつ色変換しようとする所定色域に対する情報を格納する。この時、この色域情報は、最小輝度値および最大輝度値を含む所定色域の頂点などを含む。この時、一定個数の頂点を有する多面体状の所定色域は、色再現装置に予め設定されている。
領域判断部300は、入力映像の各ピクセルの色信号が、色域格納部200に格納された所定色域の内部に位置する色信号であるか否かを判断する。この時、入力色が所定色域の内部に位置しているか否かは、入力色の輝度値を有するCbCr平面を利用して判断する。
色変換部400は、予め設定された3次元色空間での所定色域内に位置する入力色をユーザの好む色に変換する。
第2の色空間変換部500は、輝度を有する色空間に変換された入力映像の色信号を、入力映像の色信号が再現するRGBなどの色空間に変換する。
図2は、図1の色域格納部の動作を説明するための図である。
図2に示すように、色域格納部200は、色再現装置の色域内部で多面体状を有する、3次元色空間内の所定色域に対する情報を格納する。色域格納部200に格納される所定色域は、ユーザが好む色に調整しようとする色域に予め設定される。この時、所定色域に対する情報は、多面体状で画定することができる3次元色空間の頂点と、最大輝度値と、最小輝度値とを含む。
図2に示す所定色域は、10個の頂点を有する12多面体である。したがって、12多面体状の所定色域の内部に位置する入力映像の色信号などは、所定色域の内部の他の色に変換される。この時、所定色域の内部の色は、ユーザが好む色に変換しようとする色であって、空色、皮膚色、芝色などの記憶色がなり得る。
図3は、図1の領域判断部の動作を説明するためのブロック図である。
図3に示すように、領域判断部300は、輝度比較部301と、色域計算部303と、領域比較器305とを含む。輝度比較部301は、第1の色空間変換部100からYCbCr色空間へ変換された入力映像の色信号のうち、輝度値と、色域格納部200に格納された所定色域の輝度値とを比較する。具体的には、入力映像の色信号の輝度値と、所定色域の最小の輝度値と最大の輝度値とをそれぞれ比較することによって、入力映像の色信号のうち、輝度値が所定色域の範囲に含まれているか否かを判断する。
色域計算部303は、入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、入力色の色信号のうち、輝度信号を除外した信号からなる平面、すなわち入力色の色信号の輝度値が一定のCbCr平面での所定色域の境界を計算する。
領域比較器305は、色域計算部303で計算された入力色の色信号の輝度値を有するCbCr平面における所定色域の境界を利用することによって、入力色の色信号のCb信号値とCr信号値とが、CbCr平面での所定色域の境界に含まれているか否かを判断する。すなわち、入力色の色信号が、所定色域内に位置する色に該当しているか否かを判断する。
この領域比較器305が、入力色の色信号が所定色域内に位置する色であると判断した場合、入力色の色信号に対する色変換を行うために、入力色の色信号が所定色域内に位置するという判断信号を色変換部400に出力する。一方、入力色の色信号が、所定色域内に位置する色ではないと判断した場合には、入力色の色信号に対する色変換を行わない。
図4Aおよび図4Bは、図1の色変換部400の第1の実施形態を説明するための図である。図4Aは、図1の色変換部400の第1の実施形態のブロック図であり、図4Bは、第1の実施形態に係る色変換部400により、入力色の色信号の色が変換される動作を説明するための図である。
図4Aに示すように、第1の実施形態に係る色変換部400は、入力色の色信号を色変換する。その場合に、所定色域内の入力色の色信号に対する色変換の基準となる基準色と、この基準色から色変換された目標色との間の距離、並びに、基準色と、入力色を経る所定色域の境界間との距離を利用する。この時、基準色および目標色に対する情報は、ユーザの設定などにより外部から入力される。
第1の実施形態に係る色変換部400は、距離計算部401と、第1の出力色計算部403とを備える。距離計算部401は、基準色と、基準色を出発点として入力色を経た所定色域の境界との間の距離を計算する。第1の出力色計算部403は、予め設定される基準色と、基準色から変換された目標色と、入力色の色信号と、距離計算部401で計算された、基準色とその基準色を出発点として入力色の色信号を経た所定色域の境界間の距離と、を利用することによって、所定色域内で変換される色を計算する。
図4Bに示すように、閉曲線は、YCbCr空間での任意の形状を有する3次元の所定色域であり、Rは基準色、R’は基準色が色変換された目標色である。そして、Pは入力色の色信号であり、P’は入力色の色信号が第1の実施形態に係る色変換部400により変換された色である。Lは基準色Rと入力色の色信号Pとを繋ぐ直線の延長線が色域境界に接する点であり、rは、基準色と基準色を出発点として入力色の色信号を経た所定色域の境界間の距離、すなわち基準色RとLとの間の距離である。第1の実施形態に係る色変換部400により変換された入力映像の色信号は、以下の数式(1)により表すことができる。

Figure 0004540622

ここで、

Figure 0004540622
は変換された入力色の色信号、

Figure 0004540622
は入力色の色信号であり、rは基準色と基準色を出発点として入力色の色信号を経た所定色域の境界間の距離である。そして、Rは基準色、R’は基準色が色変換された目標色である。
数式1に表した通り、色変換部400で色変換された入力色の色信号は、基準色Rと、目標色R’と、基準色と入力色の色信号を繋ぐ直線の延長線が色域境界に接する点であるLとで形成される、三角形の距離間の比例式を利用して求めることができる。基準色Rと目標色R’との間の距離と、入力色の色信号Pと変換された色信号P’との間の距離との比は、Lと基準色であるRとの間の距離であるrと、Lと入力色Pとの間の距離であるxとの間の距離の比と同じであることを利用することによって、変換された入力映像の色信号

Figure 0004540622
を計算できる。
このような第1の実施形態に係る色変換部400は、色域の形状が凸面多面体状である場合に適用することができる。一方、色域の形状が凹面多面体状である場合には、後述する第2の実施形態に係る色変換部400の動作で説明をする。
図5A〜図5Cは、図1の色変換部の第2の実施形態を説明するための図である。図5Aは、第2の実施形態に係る色変換部のブロック図である。図5Bは、図5Aの色変換部の加重値計算部の動作を説明するための図であり、図5Cは、図5Aの色変換部の動作を説明するための図である。
図5Aに示すように、第2の実施形態に係る色変換部400は、変換ベクトル計算部405と、基準点計算部407と、加重値計算部409と、目標点計算部411と、第2の出力色計算部413とを備える。第2の実施形態に係る色変換部400は、基準色Rから目標色R’に色変換するベクトルと、入力色の輝度に応じて計算される加重値Wを利用することによって、入力色の色変換を行う。
変換ベクトル計算部405は、基準色Rから目標色R’に色変換するベクトルと、単位変換ベクトルとを計算する。すなわち、基準色Rから目標色R’の色変換ベクトルをVとする場合、Vを計算し単位変換ベクトル(u)である

Figure 0004540622
を計算する。
基準点計算部407は、変換ベクトル計算部405で計算された単位変換ベクトル(u)を利用することによって、基準色が目標色に色変換される方向と平行な直線のうち、入力映像の色信号Pを含む直線を検出し、検出された直線上に存在する値のうち、基準色と相対的に同じ位置に該当する点を基準点として検出する。なお、基準色と相対的に同じ位置とは、各直線の全体距離を基準にして同一比率を有する位置を意味する。即ち、図5cにおいては2つの直線(以下、直線A、B)が示されている。ここで、直線Bの両終点は0,Bであり、直線Aの両終点を0’,Aとすると、0r/0B=0’R/0’Aの関係を有する基準点rの位置と基準色Rの位置とが相対的に同一の位置にあることになる。
加重値計算部409は、基準点が変換されなければならない目標点を計算する際に用いられる加重値を計算する。基準色が目標色に変換される変換ベクトルに基づき、基準点が変換されなければならない目標点を計算する場合に、入力色が基準色から遠ざかるほど、変換程度が小さく適用される。
目標点計算部411は、基準点計算部407で計算された基準点と、加重値計算部409で計算された加重値とを利用することによって、目標点を計算する。基準色、目標色、及び色域境界を繋ぐ直線での変換ベクトル量と、基準点、入力映像の色信号、及び色域境界を繋ぐ直線での基準点が変換する量とに対して、基準色と目標色とを繋ぐ直線上の変換量と相対的に同じ位置を基準として計算された加重値を適用することによって、目標点を計算する。
第2の出力色計算部413は、基準点計算部407で計算された基準点と、目標点計算部411で計算された目標点とを利用することによって、入力映像の色信号が変換される映像を計算する。
図5Bに示すように、横軸は輝度Yを表し、縦軸は、目標点計算の際に利用される加重値Wを示す。基準色Yrefは最大の色変化を示し、入力色が基準色から遠ざかるほど、色変化量が小さくなるように加重値を計算する。したがって、色域平面の終端部分である最小の輝度値を有する領域から基準点へ行くほど加重値が大きくなるようにし、基準点から色域平面の終端部分である最大の輝度値を有する領域へ行くほど加重値が小さくなるようにする。
図5Cに示すように、基準点計算部407は、基準色Rと基準色Rが色変換する目標色R’とを繋ぐ直線をAとする時、この直線Aと平行する線のうち、入力色Pを含む直線Bを検出した後、B直線上においてA直線上の基準色Rの位置と相対的に同じ位置の点を基準点rとして検出する。なお、基準色と相対的に同じ位置とは、前述したように、各直線の全体距離を基準にして同一比率を有する位置を意味し、図5cにおいては2つの直線(以下、直線A、B)が示されており、直線Bの両終点は0,Bであり、直線Aの両終点を0’,Aとすると、0r/0B=0’R/0’Aの関係を有する基準点rの位置と基準色Rの位置とが相対的に同一の位置にある。そして、目標点計算部411は、線分Aの長さに対する基準色Rと目標色R’との間の距離の比と、線分Bの長さに対する基準点rと目標点tとの間の距離の比とに加重値を適用することによって、目標点tを計算する。
基準点計算部407で計算された基準点と、目標点計算部411で計算された目標点とを利用する第2の出力色計算部413は、次の数式(2)および(3)により入力色の色信号を色変換する。
Figure 0004540622
ここで、Pは、直線Bと色域境界との交点中の一つである0点から入力色の色信号までの距離、P´は0点から入力色の色信号(即ち、P)が直線Bに沿って色変換した色信号までの距離、rは基準点の距離、そしてtは目標点の距離を表す。更に、Bは、基準点rおよび基準点rが色変換した目標点tを繋ぐ直線である。数式2に表した通り、入力色の色信号の距離が基準点の距離より小さな場合には、線分Bと色域境界の交点のうち、何れかの0点を基準として、入力色の色信号の距離Pと基準点との距離rの比は、色変換した入力色の色信号の距離P’と目標点の距離tとの比を利用することによって、入力色の色信号の色変換を行う。一方、入力色の色信号の距離が基準点の距離より大きな場合には、線分Bと色域境界の交点のうち、何れかであるB点を基準として距離比を利用することによって、入力色の色信号の色変換を行う。
図6A〜図6Eは、図1の色変換部400の第3の実施形態を示した図である。図6Aは、色変換部400の第3の実施形態のブロック図であり、図6Bは、第3の実施形態に係る相対座標点計算部415の動作を説明するための図である。そして、図6Cは、目標点計算部417で利用される輝度値に応じて相対目標色を計算するのを説明するための図であり、図6Dは、第3の実施形態に係る色度変換部419の動作を説明するための図である。そして、図6Eは、第3の実施形態に係る輝度変換部421の動作を説明するための図である。
図6Aに示すように、第3の実施形態に係る色変換部400は、3次元空間で入力色の色信号を色変換する場合、まず輝度が一定のCbCr平面である2次元平面で色度変換した後、輝度を変換する。すなわち、2次元平面で色度変換を行う場合には、第1の実施形態に係る色変換部400又は第2の実施形態に係る色変換部400と同じ色変換動作を2次元平面で行って、入力色の色度変換を行った後、入力色の色信号の輝度を変換する。
第3の実施形態に係る色変換部400は、相対座標点計算部415と、目標点計算部417と、色度変換部419と、輝度変換部421とを備える。
まず、相対座標点計算部415は、色変換しようとする所定色域において、基準色を含む輝度平面で基準色の相対的な位置である相対基準色と、目標色を含む輝度平面で目標色の相対的な位置である相対目標色とを計算する。相対的な位置は、各輝度平面で生成される2次元色域の中心点および色域大きさを基準として、色域大きさを1にした時、中心点からの相対位置を示す。
目標点計算部417は、相対座標点計算部415で計算された相対基準色および相対目標色を利用することによって、入力映像の色信号を含む輝度平面で生成される2次元色域の中心点および色域大きさを基準に、基準色の相対的な位置である相対基準色と、目標色の相対的な位置である相対目標色に対応する基準点と、目標点とを計算する。この時、目標点の計算の際に、入力色の色信号を含む輝度平面の輝度値に応じて加重値を与える。所定色域の最小の輝度値から基準色の輝度値へ行くほど、色変化量が大きくなるように目標点を計算し、基準色の輝度値から最大の輝度値へ行くほど、変化量が小さくなるように目標点を計算する。すなわち、基準色の輝度値と入力色の輝度値との差が小さいほど、変化量が大きくなるように目標点を計算する。
色度変換部419は、目標点計算部417で計算された基準点および目標点を利用することによって、入力色の色信号の色度を入力色の色信号を含む輝度が一定の平面で変換する。すなわち、基準点と目標点との間の変化量を利用することによって、入力色の色信号を含む輝度が一定の平面で入力色の色信号の色度を変換する。輝度が一定の平面での入力色の色信号の色度変換は、第1の実施形態または第2の実施形態に係る色変換部400の色変換動作と同じ方法を、2次元平面上に適用して具現する。入力色の色度変換された位置は、入力色の輝度と同じ輝度が一定の平面で生成される色域の中心点および色域大きさを基準とした相対位置により計算した後、輝度変換部421に出力される。
輝度変換部421は、色度が変換された入力色の色信号の輝度を変換した後、変換された輝度平面上において、色度変換部419で計算された入力色の色度変換された相対位置を利用することによって、輝度変換後の輝度平面上から対応する色度変換された入力色の位置を出力する。この時、入力色の色信号の輝度変換は、基準色と目標色との間の輝度変化量を基準として、入力色の色信号を含む輝度平面で計算された目標点の輝度変化量を計算し、計算された目標点の輝度変化量と、目標点と色度変換された入力色の距離情報とを利用することによって、入力色の色信号の輝度値を変換する。すなわち、基準色を含む輝度平面において、基準色と目標色との間の輝度変化量に応じて、入力色の色信号を含む輝度平面での目標点の輝度変化量を計算した後、色度変換された入力色の色信号に対して計算された輝度変化量を適用することによって、輝度変換を行う。
この時、入力映像の色信号の輝度変換の際、入力色の色信号が色域境界と近いほど、計算された輝度変化量が小さくなるように加重値を与える。
図6Bに示すように、Iは基準色、I’は色度変換した基準色であり、0は、色度変換後に輝度を変換した目標色である。そして、M0は、3次元色域において、一定の輝度を有する平面で生成される2次元色域の中心点を連結した線であり、M1は、所定色域の形状に応じて計算された基準点を含む線である。M0を基準線とし、各輝度平面で生成される2次元色域の大きさを正規化させる場合に、所定色域を右側の図のように示すことができる。したがって、第3の実施形態に係る3次元空間で入力色の色信号の色変換は、2次元色空間で色度変換した後に輝度値のみを変換する。
図6Cは、目標点計算部417が、目標色を含む輝度平面での相対目標色に対する、入力色の色信号を含む輝度平面での対応位置である目標点を計算する時に適用される加重値を示した。目標点計算の際に、入力色の色信号の輝度値が基準色と近いほど、色度変化量が大きくなるように目標点を計算する。
図6Dに示された平面は、入力色の色信号を含む輝度が一定の平面であるCbCr平面を示す。基準点と目標点が図6Dに示すものと同様な場合、入力色の色信号の基準点と目標点との間の距離に比例するように色度変換する。このような色度変換は、第1の実施形態に係る色変換部400の色変換動作と同じである。しかし、入力映像の色信号を含む輝度が一定の平面で色度変換を行う時、第2の実施形態に係る色変換部400の色変換動作と同じ方法で入力色の色信号を色度変換することができる。
図6Eに示すように、輝度変換部421が入力色の色信号の輝度を変換する際に、入力色の色信号が目標点と近いほど、輝度変化量が大きくなるように入力色の色信号の輝度変換を行われ、一方、入力色の色信号が色域境界と近いほど、輝度変化量が小さくなるように入力色の色信号の輝度変換が行われるように、輝度変換部421に適用される加重値は決定される。
図7A〜図7Cは、それぞれ本発明の一実施形態に係る色変換方法を説明するためのフローチャートである。図7Aは、第1の実施形態に係る色変換部400を利用する場合であり、図7Bは、第2の実施形態に係る色変換部400を利用する場合である。そして、図7Cは、第3の実施形態に係る色変換部400を利用する場合である。そして、以下では、入力映像の色信号が、YCbCr色空間で色変換する場合を例として説明する。
図7Aに示すように、まず入力色における色信号の色空間を、輝度を含む色空間に変換する(S601)。例えば、RGB色座標の入力色の色信号を、YCbCr色空間、LCH色空間、La*B*色空間などの輝度を含む色空間に変換する。これは、特定の色をユーザが好む色に調整する時、色相と彩度だけでなく、輝度を調整するためである。
次に、入力色の色信号が、ディスプレイ装置が再現可能な色域の所定色域の内部に位置しているか否かを判断する(S603)。この時、所定色域は、3次元色空間で一定個数の頂点を有する多面体で画定され、所定色域に対する色域情報は予め設定されている。
入力色の色信号が所定色域の内部に位置しているか否かは、YCbCr色空間に変換された入力色の色信号のうち、輝度信号と予め格納された所定色域の輝度値を比較することにより判断する。具体的には、入力色における色信号の輝度値と所定色域の最小輝度値と最大輝度値とを比較することによって、入力色における色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれているか否かを判断する。
入力色の輝度値が、所定色域の範囲に含まれる場合、入力色の色信号と同じ輝度値を有し、輝度値が一定の平面での所定色域の境界を計算する。すなわち、所定色域において、入力色の色信号の輝度値と一定のCbCr平面を計算する。そして、入力色の色信号のCb信号値およびCr信号値が、入力色の色信号の輝度値を有するCbCr平面で計算された所定色域の境界に含まれているか否かを判断する。
入力色が所定色域内に位置する色信号であると判断した場合(S603で「Yes」)、入力色に対する色変換を行うために、入力色が所定色域内に位置するという判断信号が色変換部400に出力される。これに対し、入力色が所定色域内に位置する色信号であると判断されない場合には(S603で「No」)、入力色に対する色変換を行わない。
次に、予め設定される基準色と入力色とを繋ぐ直線を延長し、その延長線と所定色域との交点を検出し、基準色と交点との間の距離を計算する(S605)。第1の実施形態に係る色変換部400を利用して入力色の色変換を行う場合は、予め設定される基準色と、目標色と、入力映像の色信号と、計算された基準色と基準色を出発点として入力色を経た所定色域の境界間の距離と、を利用することによって、所定色域内の入力色の色変換を行う。したがって、基準色と基準色を出発点として入力色を経た所定色域の境界間の距離を計算する。
次に、基準色と、目標色と、基準色と入力映像の色信号とを繋ぐ直線の延長線が色域境界に接する交点がなす三角形において、距離間の比例式を利用して色変換された入力色を計算する(S607)。そして、基準色と目標色との間の距離と、入力映像の色信号と変換された入力映像の色信号との間の距離との比は、交点と目標色との間の距離と、交点と基準色との距離との比と同じであることを利用することによって、変換された入力色を計算する。これは、数式1および図4Bを参照して説明したものと同様である。
図7Bに示すように、ステップS701とステップS703の動作は、ステップS601とステップS603の動作と同様である。
ステップS703において、所定色域の内部に位置すると判断した場合(「Yes」)、基準色から目標色に色変換する変換ベクトルを検出する(S705)。すなわち、基準色から目標色に色変換するベクトルおよび単位変換ベクトルを計算する。
次に、基準色と、目標色と、変換ベクトルとを利用することによって、基準点および目標点を計算する(S707)。計算された単位変換ベクトルを利用することによって、基準色が目標色に色変換する方向と平行な直線のうち、入力色を含む直線を検出する。そして、検出された直線上に存在する値のうち、所定位置を基準点として検出し、基準色から目標色への変換量に応じて検出された直線上で、入力映像の色信号が相対的に変換しなければならない変換量を計算する。この時、所定位置は、検出された直線上で基準色と相対的に同じ位置を意味する。
次に、基準点から目標点への変化量に基づいて、入力色の色変換を行う(S709)。基準色から目標色への変換量に応じて検出された直線上で検出された基準点と目標点との間の変換量を相対的に計算した後、検出された直線上にある入力映像に対して、相対的に計算された変換量を適用して色変換を行う。この時、基準色が目標色に変換される変換ベクトルに基づいて、基準点が変換されなければならない目標点を計算する時に、入力色が基準色から遠ざかるほど、色変換の程度が小さくなるように加重値を適用して計算する。
一方、ステップS703において、入力色が所定色域の内部に位置していないと判断された場合(「No」)、入力色に対して色変換を行わずに終了する。
図7Cに示すように、ステップS801とステップS803の動作もステップS601とステップS603の動作と同じである。
ステップS803において、入力色が所定色域の内部に位置すると判断された場合(「Yes」)、予め設定される基準色および目標色を利用して相対座標点を計算する(S805)。すなわち、色変換しようとする所定色域において、基準色を含む輝度平面で基準色の相対的な位置である相対基準色と、目標色を含む輝度平面で目標色の相対的な位置である相対目標色とを計算する。ここで、相対的な位置は、各輝度平面で生成される2次元色域の中心点および色域大きさを基準として色域大きさを1にした時、中心点からの相対位置を意味する。
次に、相対基準色および相対目標色を利用して、入力色を含む輝度平面で目標点を計算する(S807)。具体的には、入力色を含む輝度平面で生成される2次元色域の中心点および色域大きさを基準として、基準色の相対的な位置である相対基準色と目標色の相対的な位置である相対目標色とに対応する基準点と目標点とを計算する。
そして、目標点計算の時に、入力色の色信号を含む輝度平面の輝度値に応じて加重値を与える。加重値の付与は、基準色の輝度値と入力色の輝度値との差が小さいほど、変化量が大きくなるように目標点を計算する。
次に、計算された基準点および目標点を利用して、入力色の色信号の色度を、入力色を含む輝度が一定の平面に変換する(S809)。すなわち、基準点と目標点との間の変化量を利用することによって、入力色の色信号を含む輝度が一定の平面で入力色の色信号の色度を変換する。輝度が一定の平面での入力色の色信号の色度変換は、第1の実施形態または第2の実施形態に係る色変換部400の色変換動作と同じ方法を2次元平面上に適用して具現する。入力色の色度変換された位置は、入力色の輝度と同じ輝度が一定の平面で生成される色域の中心点および色域大きさを基準とした相対位置で計算される。
次に、色度変換された入力色の輝度変換を行う(S811)。色度が変換された入力色の色信号の輝度を変換した後、変換された輝度平面上で入力色の色度変換された相対位置を使用して、輝度変換後の輝度平面上で対応する色度変換された入力色の位置を出力する。
この時、入力色の色信号の輝度変換は、基準色と目標色との間の輝度変化量を基準として、入力色の色信号を含む輝度平面で計算された目標点の輝度変化量を計算し、計算された目標点の輝度変化量および目標点と色度変換された入力色の距離情報を利用することによって、入力色の色信号の輝度値を変換する。
すなわち、基準色を含む輝度平面で基準色と目標色との間の輝度変化量に応じて、入力色の色信号を含む輝度平面での目標点の輝度変化量を計算した後、色度変換された入力色の色信号に対して計算された輝度変化量を適用して、輝度変換を行う。この時、入力映像の色信号の輝度変換の際、入力色の色信号が色域境界と近いほど、計算された輝度変化量が小さくなるように加重値を与える。
以上に説明した本発明に係る入力映像の色を選択的に調整する方法は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に、コンピュータが読み出すことのできるコードを格納することで実現してよい。コンピュータが読み取り可能な記録媒体の例としては、読出し専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、コンパクト・ディスクROM(CD‐ROM)、磁気テープ、フレキシブルディスク、光データ格納装置などが挙げられる。
また、コンピュータが読み取り可能な記録媒体の別の例としては、ネットワークを介してコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータにより読み出されるコードが挙げられる。
以上、本発明を図面に示した実施形態を用いて説明したが、これらは例示的なものに過ぎず、本技術分野の当業者ならば、本発明の範囲および趣旨から逸脱しない範囲で多様な変更および変形が可能なことは理解できるであろう。したがって、本発明の技術的範囲は、説明された実施形態によって定められず、特許請求の範囲により定められねばならない。
本発明の一実施形態に係る入力映像の色を選択的に調整する色変換装置のブロック図である。 図1の色域格納部の動作を説明するための図である。 図1の領域判断部の動作を説明するためのブロック図である。 図1の色変換部の第1の実施形態のブロック図である。 図4Aの色変換部により、入力色の色信号の色が変換される動作を説明するための図である。 図1の色変換部の第2の実施形態のブロック図である。 図5Aの色変換部の加重値計算部の動作を説明するための図である。 図5Aの色変換部の動作を説明するための図である。 図1の色変換部の第3の実施形態のブロック図である。 図6Aの相対座標点計算部の動作を説明するための図である。 図6Aの目標点計算部で利用される輝度値に応じて相対目標色を計算するのを説明するための図である。 図6Aの色度変換部の動作を説明するための図である。 図6Aの輝度変換部421の動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る色変換部を利用した、入力映像の色を選択的に調整する色変換方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る色変換部を利用した、入力映像の色を選択的に調整する色変換方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る色変換部を利用した、入力映像の色を選択的に調整する色変換方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 第1の色空間変換部
200 色域格納部
300 領域判断部
400 色変換部
500 第2の色空間変換部

Claims (28)

  1. 入力映像の色を選択的に調整する色変換装置であって、
    入力映像の色信号を、輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換する第1の色空間変換部と、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号が、色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断する領域判断部と、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号の色変換量の基準となり、前記所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、前記入力映像の色信号の色変換を行う色変換部と、
    前記輝度成分を含む色空間に変換された前記入力映像の色信号を、前記色再現装置に表示可能な色空間の色信号に変換する第2の色空間変換部と、を備え、
    前記領域判断部が、
    前記入力映像の色信号の輝度成分が、前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断する輝度比較部と、
    前記入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、前記所定色域において、前記入力映像の色信号の輝度成分と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面を計算する色域計算部と、
    前記入力映像の色信号が、前記色域計算部で計算された輝度値の一定な平面内部に位置しているか否かを判断する領域比較器と、
    を備え
    前記色変換部が、
    凸面の多面体状の所定色域内の前記基準色から前記入力映像の色信号を経て、前記所定色域の境界までの直線距離を計算する距離計算部と、
    前記基準色と、前記目標色と、前記直線と前記所定色域の境界との交点とによって形成される三角形において、距離の比率を利用して前記入力映像の色信号を色変換する出力色計算部と、
    を備えることを特徴とする色変換装置。
  2. 入力映像の色を選択的に調整する色変換装置であって、
    入力映像の色信号を、輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換する第1の色空間変換部と、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号が、色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断する領域判断部と、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号の色変換量の基準となり、前記所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、前記入力映像の色信号の色変換を行う色変換部と、
    前記輝度成分を含む色空間に変換された前記入力映像の色信号を、前記色再現装置に表示可能な色空間の色信号に変換する第2の色空間変換部と、を備え、
    前記領域判断部が、
    前記入力映像の色信号の輝度成分が、前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断する輝度比較部と、
    前記入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、前記所定色域において、前記入力映像の色信号の輝度成分と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面を計算する色域計算部と、
    前記入力映像の色信号が、前記色域計算部で計算された輝度値の一定な平面内部に位置しているか否かを判断する領域比較器と、
    を備え
    前記色変換部が、
    前記基準色と前記目標色との間の色変換量ベクトルを計算する変換ベクトル計算部と、
    前記色変換量ベクトルをなす単位変換ベクトルを利用して前記色変換量ベクトル方向に平行な直線のうち前記入力映像の色信号を含む直線を検出し、検出された直線上に存在する値のうち、基準色が位置している直線上における基準色の位置に対応する位置の基準点を計算する基準点計算部と、
    前記基準色と前記目標色とを繋ぐ直線上における前記基準色と前記目標色との間の距離の比を、前記検出された直線の長さに対して基準点に適用し、目標点を計算する目標点計算部と、
    前記計算された基準点及び前記計算された目標点の位置を利用して、前記入力映像の色信号を色変換する第2の出力色計算部と、
    前記入力映像の色信号の位置において、前記計算された色変換量ベクトルの相対的な色変換量を計算する変換量計算部と、
    前記相対的な色変換量を利用して、前記入力映像の色信号を色変換する第2の出力色計算部と、
    を備えることを特徴とする色変換装置。
  3. 入力映像の色を選択的に調整する色変換装置であって、
    入力映像の色信号を、輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換する第1の色空間変換部と、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号が、色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断する領域判断部と、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号の色変換量の基準となり、前記所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、前記入力映像の色信号の色変換を行う色変換部と、
    前記輝度成分を含む色空間に変換された前記入力映像の色信号を、前記色再現装置に表示可能な色空間の色信号に変換する第2の色空間変換部と、を備え、
    前記領域判断部が、
    前記入力映像の色信号の輝度成分が、前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断する輝度比較部と、
    前記入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、前記所定色域において、前記入力映像の色信号の輝度成分と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面を計算する色域計算部と、
    前記入力映像の色信号が、前記色域計算部で計算された輝度値の一定な平面内部に位置しているか否かを判断する領域比較器と、
    を備え
    前記色変換部が、
    前記所定色域の輝度平面のうち、前記基準色を含む輝度平面において、前記基準色の相対的な位置である相対基準色を計算し、前記目標色を含む輝度平面において、前記目標色の相対的な位置である相対目標色を計算する相対座標点計算部と、
    前記入力映像の色信号を含む輝度平面において、前記相対基準色と前記相対目標色とにそれぞれ対応する基準点と目標点とを計算する目標点計算部と、
    前記入力映像の色信号を含む輝度が一定の平面において、前記基準点と前記目標点との間のベクトルに基づいて、前記入力映像の色信号の色度を変換する色度変換部と、
    前記基準色と前記目標色との間の輝度変化量に基づいて、前記色度変換された入力映像の色信号の輝度を変換する輝度変換部と、
    を更に備えることを特徴とする色変換装置。
  4. 前記所定色域の最小輝度値と、最大輝度値と、多面体状の前記所定色域の頂点に対する情報と、を含む前記所定色域に対する情報を格納する色域格納部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の色変換装置。
  5. 前記輝度比較部が、
    前記入力映像の色信号の輝度成分が、前記所定色域の最小輝度値以上かつ最大輝度値以下であるか否かにより判断することを特徴とする請求項1に記載の色変換装置。
  6. 前記出力色計算部による入力映像の色信号の色変換は、前記距離計算部で計算された直線距離と、前記入力映像の色信号と前記基準色との間の距離との比は、前記基準色と前記目標色との間の距離と、前記入力映像の色信号と前記色変換された入力映像の色信号の距離との比と同じであることを利用することを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  7. 前記基準点および目標点の計算時、前記入力映像の色信号の輝度成分と前記基準色の輝度値との差が小さいほど、増加される加重値を計算する加重値計算部を更に含み、
    前記目標点計算部は、前記基準色と前記目標色との間の距離の比と、前記基準点と目標点との間の距離の比とに前記加重値を適用して前記目標点を計算することを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  8. 前記色変換部は、前記基準色が前記所定色域の3次元空間で色変換され、前記所定色域が凹面の多面体状である場合に、入力映像の色信号の色変換を行うことを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  9. 前記目標点計算部が、
    前記入力映像の色信号の輝度が前記基準色の輝度に近いほど、前記入力映像の色信号の色度変換に利用される前記ベクトルの大きさが大きくなるように加重値を与えることによって、前記目標点を計算することを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  10. 前記輝度変換部が、
    前記色度変換された入力映像における色信号の色度成分が前記目標点に近いほど、前記入力映像の色信号の輝度変換に利用される前記輝度変化量が大きくなるように加重値を与えることによって、前記入力映像の色信号の輝度を変換することを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  11. 前記色度変換部が、
    前記入力映像の色信号の位置において、前記基準点と前記目標点との間の色変換量ベクトルの相対的な色変換量を計算し、前記相対的な色変換量に比例するように、前記入力映像の色信号の色度を変換させることを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  12. 前記色度変換部が、
    前記基準点と、前記目標点と、前記基準点と前記入力映像の色信号とを繋ぐ直線と前記所定色域の境界との交点とから形成される三角形の距離の比率を利用することによって、前記入力映像の色信号の色度を変換させることを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  13. 前記色変換部が、
    前記基準色が前記所定色域の3次元空間で色変換される場合に適用されることを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  14. 入力映像の色を選択的に調整する色変換方法において、
    (a)入力映像の色信号を、輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換するステップと、
    (b)前記入力映像の各ピクセルの色信号が、色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    (c)前記入力映像の各ピクセルの色信号の色変換量の基準となり、前記所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、前記入力映像を色変換するステップと、
    (d)前記輝度成分を含む色空間に変換された前記入力映像の色空間を変換するステップと、
    を含み、
    前記(b)ステップは、更に、
    前記入力映像の輝度値が、前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    前記入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、前記所定色域において、前記入力映像の色信号の輝度値と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面を計算するステップと、
    前記入力映像の色信号が、前記計算した輝度値が一定の平面の内部に位置しているか否かを判断するステップと、
    を含み、
    前記(c)ステップは、
    前記基準色から前記入力映像の色信号を経て、凸面の多面体状の所定色域の境界までの直線距離を計算するステップと、
    前記基準色と、前記目標色と、前記直線と前記所定色域の境界との交点の3点によって形成される三角形において、距離の比率を利用することによって、前記入力映像の色信号を色変換するステップと、
    を含むことを特徴とする色変換方法。
  15. 入力映像の色を選択的に調整する色変換方法において、
    (a)入力映像の色信号を、輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換するステップと、
    (b)前記入力映像の各ピクセルの色信号が、色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    (c)前記入力映像の各ピクセルの色信号の色変換量の基準となり、前記所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、前記入力映像を色変換するステップと、
    (d)前記輝度成分を含む色空間に変換された前記入力映像の色空間を変換するステップと、
    を含み、
    前記(b)ステップは、更に、
    前記入力映像の輝度値が、前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    前記入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、前記所定色域において、前記入力映像の色信号の輝度値と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面を計算するステップと、
    前記入力映像の色信号が、前記計算した輝度値が一定の平面の内部に位置しているか否かを判断するステップと、
    を含み、
    前記(c)ステップが、
    前記基準色と前記目標色との間の色変換量ベクトルを計算するステップと、
    前記色変換量ベクトルをなす単位変換ベクトルを利用して前記色変換量ベクトル方向に平行な直線のうち前記入力映像の色信号を含む直線を検出し、検出された直線上に存在する値のうち、基準色が位置している直線上における基準色の位置に対応する位置の基準点を計算するステップと、
    前記基準色と前記目標色とを繋ぐ直線上における前記基準色と前記目標色との間の距離の比を、前記検出された直線の長さに対して基準点に適用し、目標点を計算するステップと、
    前記計算された基準点および前記計算された目標点の位置を利用して、前記入力映像の色信号を色変換するステップと、
    前記入力映像の色信号位置において、前記計算された色変換量ベクトルの相対的な色変換量を計算するステップと、
    前記相対的な色変換量を利用して、前記入力映像の色信号を色変換するステップと、
    を含むことを特徴とする色変換方法。
  16. 入力映像の色を選択的に調整する色変換方法において、
    (a)入力映像の色信号を、輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換するステップと、
    (b)前記入力映像の各ピクセルの色信号が、色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    (c)前記入力映像の各ピクセルの色信号の色変換量の基準となり、前記所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、前記入力映像を色変換するステップと、
    (d)前記輝度成分を含む色空間に変換された前記入力映像の色空間を変換するステップと、
    を含み、
    前記(b)ステップは、更に、
    前記入力映像の輝度値が、前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    前記入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、前記所定色域において、前記入力映像の色信号の輝度値と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面を計算するステップと、
    前記入力映像の色信号が、前記計算した輝度値が一定の平面の内部に位置しているか否かを判断するステップと、
    を含み、
    前記(c)ステップが、
    前記所定色域の輝度平面のうち、前記基準色を含む輝度平面において前記基準色の相対的な位置である相対基準色を計算し、前記目標色を含む輝度平面において前記目標色の相対的な位置である相対目標色を計算するステップと、
    前記入力映像の色信号を含む輝度平面において、前記相対基準色と相対目標色とにそれぞれ対応する基準点と目標点とを計算するステップと、
    前記入力映像の色信号を含む輝度が、一定の平面において前記基準点と前記目標点との間のベクトルに基づいて、前記入力映像の色度を変換するステップと、
    前記基準色と前記目標色との間の輝度変化量に基づいて、前記色度変換された入力映像の色信号の輝度を変換するステップと、
    を更に含むことを特徴とする色変換方法。
  17. 前記所定色域の最小輝度値と、最大輝度値と、多面体状の前記所定色域の頂点に対する情報と、を含む所定色域に対する情報を格納するステップを更に含むことを特徴とする請求項14に記載の色変換方法。
  18. 前記入力映像の色信号の輝度値が、前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップは、前記入力映像の色信号の輝度値が、前記所定色域の最小の輝度値以上かつ最大の輝度値以下であるか否かにより判断することを特徴とする請求項14に記載の色変換方法。
  19. 前記色変換するステップが、
    前記入力映像の色信号の色変換は、前記直線距離と、前記入力映像の色信号と前記基準色との間の距離との比が、前記基準色と前記目標色との間の距離と、前記入力映像と前記色変換された入力映像との間の距離との比と同じであることを利用することを特徴とする請求項14に記載の色変換方法。
  20. 前記基準点および目標点の計算時、前記入力映像の色信号の輝度成分と前記基準色の輝度値との差が小さいほど増加される加重値を計算するステップを更に含み、
    前記目標点を計算するステップは、前記基準色と前記目標色との間の距離の比と、前記基準点と目標点との間の距離の比に前記加重値を適用して前記目標点を計算することを特徴とする請求項15に記載の色変換方法。
  21. 前記(c)ステップが、前記基準色が前記所定色域の3次元空間で入力映像の色変換を行うことを特徴とする請求項15に記載の色変換方法。
  22. 前記目標点を計算するステップは、
    前記入力映像の色信号の輝度が前記基準色の輝度に近いほど、前記入力映像の色信号の色度変換に利用される前記ベクトルの大きさが大きくなるように加重値を与えることによって、前記目標点を計算することを特徴とする請求項16に記載の色変換方法。
  23. 前記輝度を変換するステップは、
    前記色度変換された入力映像の色信号の色度が前記目標点に近いほど、前記入力映像の色信号の輝度変換に利用される前記輝度変化量が大きくなるように加重値を与えることによって、前記入力映像の色信号の輝度を変換することを特徴とする請求項16に記載の色変換方法。
  24. 前記色度を変換するステップは、前記基準点と、前記目標点と、前記基準点と前記入力映像の色信号とを繋ぐ直線と前記入力映像の色信号を含む輝度が一定の所定色域の平面の境界と、を交点とする三角形の距離の比率を利用することによって、前記入力映像の色度を変換させることを特徴とする請求項16に記載の色変換方法。
  25. 前記(c)ステップが、
    前記基準色が前記所定色域の3次元空間で色変換される場合に適用されることを特徴とする請求項16に記載の色変換方法。
  26. 入力映像の色信号を輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換するステップと、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号が、色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号の色変換量の基準となり、前記所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、前記入力映像色変換するステップと、
    前記輝度成分を含む色空間に変換された前記入力映像の色空間を変換するステップと、
    を含み、
    前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップは、更に、
    前記入力映像の輝度値が、前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    前記入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、前記所定色域において、前記入力映像の色信号の輝度値と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面を計算するステップと、
    前記入力映像の色信号が、前記計算した輝度値が一定の平面の内部に位置しているか否かを判断するステップと、
    を含み、
    前記色変換するステップは、
    前記基準色から前記入力映像の色信号を経て、凸面の多面体状の所定色域の境界までの直線距離を計算するステップと、
    前記基準色と、前記目標色と、前記直線と前記所定色域の境界との交点の3点によって形成される三角形において、距離の比率を利用することによって、前記入力映像の色信号を色変換するステップと、
    を含むことを特徴とする、入力映像の色を選択的に調整する色変換方法をコンピュータに実施させるコードを格納し、かつ前記コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  27. 入力映像の色信号を輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換するステップと、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号が、色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号の色変換量の基準となり、前記所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、前記入力映像色変換するステップと、
    前記輝度成分を含む色空間に変換された前記入力映像の色空間を変換するステップと、
    を含み、
    前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップは、更に、
    前記入力映像の輝度値が、前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    前記入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、前記所定色域において、前記入力映像の色信号の輝度値と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面を計算するステップと、
    前記入力映像の色信号が、前記計算した輝度値が一定の平面の内部に位置しているか否かを判断するステップと、
    を含み、
    前記色変換するステップが、
    前記基準色と前記目標色との間の色変換量ベクトルを計算するステップと、
    前記色変換量ベクトルをなす単位変換ベクトルを利用して前記色変換量ベクトル方向に平行な直線のうち前記入力映像の色信号を含む直線を検出し、検出された直線上に存在する値のうち、基準色が位置している直線上における基準色の位置に対応する位置の基準点を計算するステップと、
    前記基準色と前記目標色とを繋ぐ直線上における前記基準色と前記目標色との間の距離の比を、前記検出された直線の長さに対して基準点に適用し、目標点を計算するステップと、
    前記計算された基準点および前記計算された目標点の位置を利用して、前記入力映像の色信号を色変換するステップと、
    前記入力映像の色信号位置において、前記計算された色変換量ベクトルの相対的な色変換量を計算するステップと、
    前記相対的な色変換量を利用して、前記入力映像の色信号を色変換するステップと、
    を含むことを特徴とする、入力映像の色を選択的に調整する色変換方法をコンピュータに実施させるコードを格納し、かつ前記コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  28. 入力映像の色信号を輝度成分および色度成分に分けられた色空間の色信号に変換するステップと、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号が、色再現装置の色域の中から、色変換を行おうとする所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    前記入力映像の各ピクセルの色信号の色変換量の基準となり、前記所定色域の内部に位置する基準色と、その基準色が色変換された目標色とを利用することによって、前記入力映像色変換するステップと、
    前記輝度成分を含む色空間に変換された前記入力映像の色空間を変換するステップと、
    を含み、
    前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップは、更に、
    前記入力映像の輝度値が、前記所定色域の内部に含まれているか否かを判断するステップと、
    前記入力色の色信号の輝度値が所定色域の範囲に含まれる場合、前記所定色域において、前記入力映像の色信号の輝度値と同じ輝度値を有し、かつ輝度値が一定の平面を計算するステップと、
    前記入力映像の色信号が、前記計算した輝度値が一定の平面の内部に位置しているか否かを判断するステップと、
    を含み、
    前記色変換するステップが、
    前記所定色域の輝度平面のうち、前記基準色を含む輝度平面において前記基準色の相対的な位置である相対基準色を計算し、前記目標色を含む輝度平面において前記目標色の相対的な位置である相対目標色を計算するステップと、
    前記入力映像の色信号を含む輝度平面において、前記相対基準色と相対目標色とにそれぞれ対応する基準点と目標点とを計算するステップと、
    前記入力映像の色信号を含む輝度が、一定の平面において前記基準点と前記目標点との間のベクトルに基づいて、前記入力映像の色度を変換するステップと、
    前記基準色と前記目標色との間の輝度変化量に基づいて、前記色度変換された入力映像の色信号の輝度を変換するステップと、
    を更に含むことを特徴とする、入力映像の色を選択的に調整する色変換方法をコンピュータに実施させるコードを格納し、かつ前記コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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