JP4540489B2 - 二次電池管理システムおよび二次電池管理方法 - Google Patents
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Description
また、例えば物流に使用される環境負荷(例えば自動車等)に対して、環境負荷により排出される二酸化炭素の総量の排出レベルを削減することが、企業にとって環境貢献のイメージ戦略となりつつある。
これらのことから、二次電池を動力源とする電気自動車が開発され、提供され始めてきている。
ここで、電気自動車の二次電池には、走行距離に応じた放電により、充電量の残存容量が減少していくという特徴がある。放電後の二次電池は、充電にある程度の充電時間が必要である。このためガソリン車と異なり、電気自動車は、二次電池を充電している間走行できないこととなる。
本実施の形態は、施設内の二次電池管理装置が、複数の二次電池を充電し、各二次電池の充電状況を管理し、充電完了した二次電池を電気自動車等に提供する二次電池管理システムに関するものである。
二次電池管理システム1は、電源と、二次電池管理装置10と、二次電池30と、電気自動車9とにより構成されている。なお、電源、及び二次電池管理装置10は、施設7に設けられている。また、二次電池30は、複数備えられており、それぞれが二次電池管理装置10あるいは電気自動車9に接続されている。
なお太陽光発電による電源3は、日照によって発電量に変動があるため、安定した電力は得られないが、この太陽光発電による電源3の電力でも二次電池30を充電できる。これにより省エネ化が図れる。この電源3は、本実施の形態では太陽光発電により構成したが、風力発電により構成する、あるいは太陽光発電と風力発電により構成する等、自然界のエネルギーを利用した他の発電装置により構成してもよい。
図2は、二次電池管理システム1の電気的な構成を示すブロック図である。
二次電池管理装置10には、商用電源2と、太陽光発電による電源3とが接続されている。電気自動車9には、走行用の電源となる二次電池30が電気的に接続されている。
ここで、ロック装置21、着脱検出センサ22、スイッチ23、充電量検出部24、制御部25、及び接続端子29は、充放電部20を構成している。
充放電部20は、接続端子29を介して電気的に接続された複数の二次電池30の充電を行うものである。なお、この第1実施例では、充放電部20は二次電池30の充電に使用し、充放電部20が二次電池30を放電させることはないものとする。
前記接続端子29には、二次電池30が着脱可能に接続されている。このため、図2に点線で示すように、接続端子29に接続している二次電池30と電気自動車9の二次電池30とを交換することができる。
なお、着脱検出センサ22は、本実施の形態ではセンサ端子によるスイッチセンサとしたが、この構成に限らず、受発光素子により着脱検出を行う光センサ等、他のセンサで構成してもよい。
これにより、二次電池30の充電量が、電気自動車9に提供するために十分な充電量となった際に、この二次電池30と電源との電気的な接続をOFFにすることができ、二次電池30の過充電を防止することができる。
なお、このスイッチ23のOFFは、二次電池30の取り外しを許容する場合に、取り外し時点でスイッチをOFFにする構成としてもよい。また、二次電池30の充電が完了した時点でスイッチをOFFにする構成としてもよい。
制御部25には、記憶部が設けられており、二次電池30を管理するためのデータやプログラムが、この記憶部に記憶されている。この二次電池30を管理するためのデータとして、例えば、充電量管理データ、確保個数管理データ、交換履歴データ、点検時間データ、および、充電必要時間データ等が記憶部に記憶されている。
接続端子番号には、各接続端子29に1対1で付された番号が記憶される。
検出充電量には、各二次電池30の現在の充電量として、充電量検出部24で検出した最新の充電量が記憶される。
交換日時には、接続端子29に接続されている二次電池30が交換された日時として、この交換の際に放電済みの二次電池30が前記接続端子29に接続されたことを着脱検出センサ22で検出した日時が記憶される。
充電開始日時には、二次電池30の充電を開始した日時が記憶される。まだ充電が開始されていない場合は、0(あるいはスペース)が記憶される。充電完了日時には、二次電池30の充電を完了した日時が記憶される。まだ充電が完了していない場合は、0(あるいはスペース)が記憶される。
この充電量管理データにより、制御部25は、各接続端子29に接続されている二次電池30の充電状況を個別に管理することができる。
曜日には、月曜〜土曜、日・祝の曜日区分が記憶される。確保個数には、充電完了した二次電池30が、上記曜日区分毎にいくつ確保する必要があるかが記憶される。
この確保個数管理データにより、電気自動車9に提供する二次電池30としていくつ充電しておけばよいかを、曜日区分毎に管理することができる。
交換日時には、二次電池30が交換された日時が記憶される。交換曜日には、二次電池30の交換が行われた曜日が記憶される。接続端子番号には、二次電池30が交換された接続端子29の番号が記憶される。
この交換履歴データにより、二次電池30が交換された履歴を時系列に保存することができる。
また、上記制御部25に設けられた記憶部は、書換可能な不揮発性メモリといったデータの更新と保存が可能なものとすることが望ましい。
図3は、二次電池管理システム1の制御部25の動作を示すフローチャートである。
二次電池30が取り外されて新たな二次電池30が取り付けられれば、すなわち二次電池30が交換されれば(ステップS2:Yes)、制御部25は、記憶部に記憶されている充電量管理データのうち、該当する接続端子番号の交換日時に現在日時を記憶させる(ステップS3)。このとき同時に、該当する接続端子番号の充電開始日時、及び充電完了日時に0(もしくはスペース)を記憶させてデータクリア(初期化)を行う。
二次電池30の交換がなかった場合は(ステップS2:No)、予め定めた点検時間が経過するまで(ステップS4:No)、ステップS1に処理を戻す。
そして、交換履歴データを参照し、この交換履歴データに基づいて、現時点から充電必要時間が経過するまでに、いくつの二次電池30が交換されるかの予測値を、制御部25により算出する(ステップS6)。
制御部25は、充電量管理データを参照し、充電完了している二次電池30の数と現在充電中の二次電池30の数とを加算し、この値からステップS6で求めた予測値を減算して得た値が、確保個数管理データの確保個数以上である場合に、確保個数を満足できると判定する。
このステップS9の更新では、充電量管理データのうち、該当する接続端子番号の充電開始日時に現在日時を記憶させる。
これにより、施設7での運用コストを削減することができ、二次電池管理システム1の設置を促進して施設7を増加させることができる。
従って、電気自動車9の運転者は、充電が完了するまで待つ必要がなく、二次電池30の交換後すぐに電気自動車9を走行させることができ、利便性が格段に向上する。
この場合は、過充電を防止することができると共に、充電に要する電力使用量を抑制することができる。
この場合は、充電完了した二次電池30が長期間待機しているという状況を防止できるため、二次電池30の自然放電によって提供時に充電量が減少していることを防止できる。
この場合は、二次電池30が完全に放電した状態で長期間放置される状況を防止できる。このため、どの二次電池30も偏りなく使用することができ、二次電池30の寿命期間を平均化することができる。
またこの場合、例えば二次電池30としてニッカド電池を使用していれば、メモリ現象による充電量低下を防止することができる。
この場合は、確保個数を設定するに際して、施設で保有する充電済みの二次電池30の個数が交換によって減少していくことを考慮し、確保個数を多めに設定することが望ましい。
二次電池管理システム1は、前述した第1実施例の構成要素に加えて、設備負荷8が備えられている。
図5は、二次電池管理システム1の構成を示すブロック図である。
二次電池管理システム1の二次電池管理装置10には、商用電源2と太陽光発電による電源3とがインプット側に接続され、第1実施例とは異なり、アウトプット側に設備負荷8が接続されている。なお、商用電源2と太陽光発電による電源3とは、第1実施例と同一のものである。
二次電池管理装置10には、第1実施例と同一の充放電部20に加えて、バイパス回路4、ACSW5、及びインバータ6も備えられている。なお、本実施の形態での二次電池管理装置10は、この回路構成により、パラレルプロセッシング方式の無停電電源装置を構成している。
ACSW5は、商用電源2および太陽光発電による電源3と充放電部20との切替回路として機能する交流切替回路である。
インバータ6は、商用電源2および太陽光発電による電源3からの交流電圧は直流電圧に変換して充放電部20に電力供給し、充放電部20からの直流電圧は交流電圧に変換して設備負荷8へ電力供給する。
充放電部20の構成は、図2に基づいて説明した第1実施例の充放電部20と同一であるが、制御部25に設けられた記憶部に記憶されているデータ及びプログラムが第1実施例と異なる。
記憶部には、二次電池を管理するためのデータとして、例えば、二次電池管理データ、確保個数管理データ、点検時間データ、及び確保個数データ等が記憶されている。
接続端子番号、検出充電量、及び交換日時は、第1実施例の充電量管理データと同一項目であり同一のデータが記憶されるため、その詳細な説明を省略する。
充電量管理データの用途には、二次電池30を電気自動車9に提供するか、あるいは設備負荷8に提供するか、いずれか一方の用途が記憶されている。
なお、本実施の形態では、電気自動車用と設備負荷用の2つの用途としたが、複数の用途を設定して、各二次電池30を各用途に振り分ける構成としてもよい。
確保個数管理データ及び点検時間データは、第1実施例の確保個数管理データ及び点検時間データと同一であるため、その詳細な説明を省略する。
図6は、二次電池管理システム1の制御部25の動作を示すフローチャートである。
二次電池30の交換が行われて交換完了したと検出した場合、すなわち一旦着脱検出センサ22のセンサ端子がOFFとなった後にセンサ端子がONとなった場合には(ステップS12:Yes)、制御部25は、この交換により新たに接続された二次電池30の充電を開始する(ステップS13)。
二次電池30の交換がなかった場合は(ステップS12:No)、予め定めた点検時間が経過するまで(ステップS14:No)、ステップS11に処理を戻す。
施設7では、停電や日没等によって商用電源2および太陽光発電による電源3からの電力供給が途絶えた場合に、二次電池管理データの用途項目に「設備負荷」と記憶された二次電池30(すなわち施設用に利用許可された二次電池30)から、設備負荷8へ無瞬断で電力を供給できる。
またこの場合、設備用に提供するために必要な二次電池30の充電量を設定し、これを電気自動車用の二次電池30の充電量より高く設定してもよい。
この場合でも、二次電池30を電気自動車9と設備負荷8の両方に活用することができ、二次電池30を効率よく利用することができる。
上述した第2実施例とは異なり、二次電池を電気自動車に提供するために必要な充電量だけでなく、二次電池を施設にて使用するために必要な充電量も設定し、両用途に必要な充電量を異ならせて二次電池をより効率的に活用するものである。
接続端子番号は、第1実施例と同一のデータが記憶されるため、その詳細な説明を省略する。
充電状態には、接続端子29に接続している二次電池30の充電量に応じて、次に示すように設定した各状態が記憶される。
「接続なし」:二次電池30が接続されていないことを示す。
「第1レベル以下」:接続された二次電池30の充電量が第1レベルに満たないことを示す。
「第1レベル充電完了」:接続された二次電池30の充電量が第1レベル以上第2レベル未満であることを示す。
「第2レベル充電完了」:接続された二次電池30の充電量が第2レベルに達したことを示す。
「交換可」:接続された二次電池30の充電量が第2レベルに達しており、さらに取り外し可能に設定していることを示す。
なお本実施の形態では、第1レベルは、二次電池30の充電が80%完了していることに設定している。これは、リチウムイオン型電池の特性により、急速充電が行われる状態「第1レベル以下」から、充電速度が遅くなる状態「第1レベル充電完了」に変化する変わり目付近である。なお、第1レベルは、これに限らず適宜の充電量に設定することができる。
また本実施の形態では、第2レベルは、二次電池30の充電が100%完了していることに設定しているが、これに限らず適宜の充電量に設定することができる。
更新日時には、充電状態が更新された日時が記憶される。
この更新日時によって、充電状態が「第2レベル充電完了」から「交換可」へ移行した時期、すなわち取り外し可能としてスイッチ23の接続をOFFにした時期を特定できるようにしている。
これにより、二次電池30を交換用に提供する際に、先に接続をOFFにした二次電池30から順番に提供できるようにしている。従って、接続をOFFにした後に長期間に渡って二次電池30が交換用に提供されず、その間に二次電池30が自然放電してしまうといったことを防止できる。
始期と終期には、各データを適用する期間が記憶されている。
個体必要充電量には、二次電池30を設備用途に利用するために、1つの二次電池30がどの程度充電されている必要があるか(例えば80%等)が記憶される。
なお、本実施の形態では、二次電池30を1つずつ着脱許容するために、個体充電量を二次電池30の1つ単位に設定しているが、1つの接続端子29に複数の二次電池30をセットとして着脱可能にする等の場合には、セット単位で必要な充電量が記憶される構成としてもとよい。
確保個数には、二次電池30を設備用途に利用するために、個体必要充電量を満たす二次電池30(あるいは二次電池30のセット)をいくつ確保する必要があるか、その個数が記憶される。
この設備用確保電力量管理データにより、設備用に必要な充電量を満たす二次電池30を、設備用に必要な数だけ確保することができる。
なお、個体必要充電量及び確保個数は、期間(始期と終期)毎にそれぞれ設定する構成としたが、時期にかかわらず1つ設定する構成としてもよい。
また、設備で使用している電力量を常時測定し、これによって曜日や日での使用電力量の傾向を判定し、この傾向に基づいて個体必要充電量や確保個数を算出する構成としてもよい。
対象には、二次電池30を交換用に提供する対象の名称(例えば電気自動車用等)が記憶される。
個体必要充電量には、上記対象に二次電池30を提供するために、1つの二次電池30がどの程度充電されている必要があるか(例えば100%等)が記憶される。
図7は、二次電池管理システム1の制御部25の動作を示すフローチャートである。
この判定は、第1レベルまで充電が完了していると検出した二次電池30の数が、充電状態管理データに充電状態が「第1レベル充電完了」として記憶されていた二次電池30の数より増加したか否かにより行う(ステップS22)。
なお、設備負荷9にて二次電池30を使用する際に、充電状態が「交換可」となっている二次電池30以外の全二次電池30を放電させる構成としても良い。
第2レベルまで充電の完了している二次電池30が存在した場合には(ステップS25:Yes)、該当する二次電池30が接続されている接続端子番号のスイッチ23をOFFにし、回路から切り離す(ステップS26)。
これにより、切り離した二次電池30については、これ以降充電も設備用の放電も行われず、交換用に待機することとなる。
制御部25は、スイッチをOFFにした接続端子番号の充電状態を「交換可」に更新し(ステップS27)、このとき前記接続端子番号に対応するロック装置21をロック解除し、ステップS21に処理を戻して一連の処理を繰り返す。このロック解除により、交換用に待機している二次電池30をいつでも取り外せるようにしている。
第2レベルまで充電の完了している二次電池30が増加していた場合は(ステップS28:Yes)、充電量が第1レベル以上となっている二次電池30の個数が、設備負荷8に必要な確保個数より多いか否かを判定する(ステップS29)。ここで、設備用確保電力量管理データを参照する際に、始期と終期を参照して現在日時が該当するレコードの確保個数を参照する。
充電量が第1レベル以上となっている二次電池30の個数が確保個数より多かった場合は(ステップS29:Yes)、前述したステップS26へ処理を進める。このステップS29でYesに至るケースは、設備負荷8に利用できる二次電池30すなわち充電量が第1レベル以上となっている二次電池30が、前回検出時に確保個数以上存在しており、今回の検出の際に、このうちいくつかの二次電池30の充電レベルが第2レベルに達したケース等である。
充電量が第1レベル以上となっている二次電池30の個数が、確保個数以下であった場合は(ステップS29:No)、ステップS21の処理に戻る。
これにより、施設7で複数の二次電池30を管理、運用し、一部の二次電池30を、電気自動車9に提供することができる。
従って、第2レベルまで充電完了した二次電池30を電気自動車9に提供しても、電気自動車9から空あるいは残り少ない充電量の二次電池30を受け取り、この二次電池30を充電することで、施設7にて使用できる第1レベルまで短時間で充電できる。
また、この第1レベルまで充電している間に、これより先に充電開始している二次電池30については、第2レベルまで充電完了している場合がある。このとき、第1レベル以上に充電している二次電池30の個数が、施設7用に必要な二次電池30の確保個数より多ければ、第2レベルまで充電完了した二次電池30を電気自動車9に提供することが可能となる。
2…商用電源
3…太陽光発電による電源
8…設備負荷
9…電気自動車
24…充電量検出部
25…制御部
29…接続端子
30…二次電池
Claims (5)
- 二次電池を電気的に接続する複数の接続手段と、
前記接続手段に接続された各二次電池を充電する電源手段と、
前記接続手段に接続された各二次電池の充電量を検出する検出手段と、
充電済みの状態で確保しておく二次電池の確保個数の情報又は確保個数に関連する情報を記憶し、前記情報に基づいて必要な確保個数を取得し、取得した必要な確保個数に基づいて所定の判定を行う制御手段とを備え、
前記確保個数は、前記接続手段を介して施設設備へ電力供給する設備用途と、前記接続手段から切り離して電気自動車へ電力供給する電気自動車用途のうち、予め設定した一方の用途のために確保しておく充電済みの二次電池の個数により構成し、
前記所定の判定は、充電量が所定量以上となっている二次電池の個数が前記必要な確保個数より多いか否かにより前記一方の用途に必要な二次電池が確保できているか否か判定する構成であり、
前記制御手段は、前記所定の判定により必要な二次電池が確保できていると判定した場合に残った二次電池を他方の用途に利用許可することを特徴とする
二次電池管理システム。 - 前記所定の判定を第1判定とし、
前記制御手段は、前記残った二次電池を他方の用途に提供できるか否かを判定する第2判定を行い、他方の用途に提供できると判定した二次電池を他方の用途に利用許可することを特徴とする
請求項1記載の二次電池管理システム。 - 前記一方の用途に利用するために二次電池がどの程度充電されている必要があるか示す第1個体充電量と、前記他方の用途に提供するために二次電池がどの程度充電されている必要があるか示す第2個体充電量とを前記制御手段に記憶しておき、
前記制御手段は、前記第1判定の際に、二次電池1つ単位の充電量が前記第1個体充電量以上であることを含めて判定し、前記第2判定の際に、二次電池1つ単位の充電量が前記第2個体充電量以上であることを含めて判定することとし、
前記第1個体充電量と前記第2個体充電量とを異なる充電量に設定したことを特徴とする
請求項2記載の二次電池管理システム。 - 前記確保個数は、時期毎に対応させた充電完了した二次電池の個数の情報により構成し、
前記制御手段は、現在の時期又は現在から充電に要する時間が経過した時期に対応する前記必要な確保個数を取得することを特徴とする
請求項1、2、または3記載の二次電池管理システム。 - 二次電池を複数の接続手段に電気的に接続し、
前記接続手段に接続された各二次電池を電源手段により充電し、
前記接続手段に接続された各二次電池の充電量を検出手段により検出し、
制御手段により、充電済みの状態で確保しておく二次電池の確保個数の情報又は確保個数に関連する情報を記憶し、前記情報に基づいて必要な確保個数を取得し、取得した必要な確保個数に基づいて制御手段が所定の判定を行う二次電池管理方法であって、
前記確保個数は、前記接続手段を介して施設設備へ電力供給する設備用途と、前記接続手段から切り離して電気自動車へ電力供給する電気自動車用途のうち、予め設定した一方の用途のために確保しておく充電済みの二次電池の個数により構成し、
前記所定の判定は、充電量が所定量以上となっている二次電池の個数が前記必要な確保個数より多いか否かにより前記一方の用途に必要な二次電池が確保できているか否か判定し、
前記制御手段は、前記所定の判定により必要な二次電池が確保できていると判定した場合に残った二次電池を他方の用途に利用許可することを特徴とする
二次電池管理方法。
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