JP4539624B2 - 情報処理システム、コマンド送信装置および情報処理システムの制御方法 - Google Patents
情報処理システム、コマンド送信装置および情報処理システムの制御方法 Download PDFInfo
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すなわち、信頼性を向上させるためには、高送信出力で複数の送信手段を設けるのが好ましいが、低消費電力とするには、低送信出力でできる限り送信手段の数を減らすことが好ましいからである。
上述した従来技術は、このような要求を満たすものではない。
そこで、本発明の目的は、情報伝達の信頼性を向上させることができるとともに、低消費電力とすることが可能な情報処理システム、コマンド送信装置、情報処理装置および情報処理システムの制御方法を提供することにある。
一方、情報処理装置の受信履歴記憶部は、受信履歴データを記憶し、履歴送信部は、受信履歴データをコマンド送信装置に送信する。
これらの結果、コマンド送信装置の受信履歴受信部は、いずれの赤外LEDからのコマンドデータが前記情報処理装置において受信できたかを特定するために前記情報処理装置から当該情報処理装置における前記コマンドデータの受信履歴に対応する赤外LED特定情報およびコマンドを含む受信履歴データを双方向無線通信により受信し、送信制御部は、前記送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較し、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うように前記コマンド送信ユニットの送信制御を行う。
したがって、確実にコマンド送信が可能な赤外LEDのみを介してコマンド送信が行え、情報伝達の信頼性と、低消費電力との両立を図ることができる。
また、ペン型のケースに収納されたコマンド送信装置と、前記コマンド送信装置からのコマンドを受信して各種処理を行う情報処理装置と、を備えた情報処理システムにおいて、前記コマンド送信装置は、前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸方向に赤外送信する第1赤外送信部および前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸に対して略垂直方向に赤外送信する第2赤外送信部を備えるコマンド送信ユニットと、前記第1赤外線送信部を構成する赤外LED及び前記第2赤外線送信部を構成する赤外LEDのうちいずれの赤外LEDを用いて赤外送信を行ったかを特定するために赤外LED特定情報及びコマンドを含む前記コマンドデータの送信履歴データを記憶する送信履歴記憶部と、前記送信履歴データを双方向無線通信により前記情報処理装置に送信する送信履歴送信部と、を備え、前記情報処理装置は、いずれの赤外LEDからのコマンドデータが当該情報処理装置において受信できたかを特定するための前記コマンドデータ受信履歴に対応する赤外LED特定情報およびコマンドを含む受信履歴データを記憶する受信履歴記憶部と、前記コマンド送信装置から前記送信履歴データを受信する送信履歴受信部と、前記送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較し、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定する履歴比較結果データを生成し、前記双方向無線通信により前記コマンド送信装置に送信する履歴比較結果送信部と、を備え、前記コマンド送信装置は、前記履歴比較結果送信部からの履歴比較結果データに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うように前記コマンド送信ユニットの送信制御を行う送信制御部を備えた、ことを特徴としている。
上記構成によれば、コマンド送信装置の送信履歴記憶部は、前記第1赤外線送信部を構成する赤外LED及び前記第2赤外線送信部を構成する赤外LEDのうちいずれの赤外LEDを用いて赤外送信を行ったかを特定するために赤外LED特定情報及びコマンドを含む前記コマンドデータの送信履歴データを記憶する。
送信履歴送信部は、前記送信履歴データを双方向無線通信により前記情報処理装置に送信する。
一方、情報処理装置の受信履歴記憶部は、いずれの赤外LEDからのコマンドデータが当該情報処理装置において受信できたかを特定するための前記コマンドデータ受信履歴に対応する赤外LED特定情報およびコマンドを含む受信履歴データを記憶する。また、情報処理装置の履歴比較結果送信部は、送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較し、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定する履歴比較結果データを生成し、前記双方向無線通信により前記コマンド送信装置に送信する。
これらの結果、コマンド送信装置の送信制御部は、履歴比較結果送信部からの履歴比較結果データに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うようにコマンド送信ユニットの送信制御を行う。
また、各種処理を行う情報処理装置にコマンドを送信するペン型のケースに収納されたコマンド送信装置において、前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸方向に赤外送信する第1赤外送信部および前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸に対して略垂直方向に赤外送信する第2赤外送信部を備えるコマンド送信ユニットと、前記第1赤外線送信部を構成する赤外LED及び前記第2赤外線送信部を構成する赤外LEDのうちいずれの赤外LEDを用いて赤外送信を行ったかを特定するために赤外LED特定情報及びコマンドを含む前記コマンドデータの送信履歴データを記憶する送信履歴記憶部と、前記送信履歴データを双方向無線通信により前記情報処理装置に送信する送信履歴送信部と、いずれの赤外LEDからのコマンドデータが当該情報処理装置において受信できたかを特定するための前記コマンドデータ受信履歴に対応する赤外LED特定情報およびコマンドを含む受信履歴データを前記情報処理装置が記憶し、受信した当該コマンド送信装置からの前記送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較して、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定する履歴比較結果データを生成し、送信した履歴比較結果データを、前記双方向無線通信により受信し、受信した履歴比較結果データに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うように前記コマンド送信ユニットの送信制御を行う送信制御部を備えた、ことを特徴としている。
上記後世によれば、コマンド送信装置は、送信履歴データを送信し、その結果、受信した履歴比較データに基づいてコマンド送信ユニットにおける送信制御を行うので、確実にコマンド送信が可能な赤外LEDのみを介してコマンドの送信が行え、情報伝達の信頼性と、低消費電力との両立を図ることができる。
前記送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較し、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定する履歴比較結果データを生成し、前記双方向無線通信により前記情報処理装置が前記コマンド送信装置に送信する履歴比較結果送信過程と、前記履歴比較結果データに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うように前記コマンド送信ユニットの送信制御を行う送信制御過程と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較し、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うようにコマンド送信ユニットの送信制御を行うので、確実にコマンド送信が可能な赤外LEDのみを介してコマンドの送信が行え、情報伝達の信頼性と、低消費電力との両立を図ることができる。
[1]第1実施形態
図1は、第1実施形態の情報処理システムとしての情報提供システムの概念図である。
図1の情報提供システム100は、大別すると、シート状の印刷媒体110の所定の印刷面111内に印刷された表示情報112の内容(コンテンツ)を印刷面111内における印刷位置との対応関係によって識別し、当該識別した情報をユーザに映像や音声によって提供する情報提供装置(情報処理装置)200と、ユーザに映像や音声によって提供するためのデジタルテレビジョン受像機(以下、DTVという)300と、情報提供装置200に対し、情報提供の指示のためのコマンドを送信するコマンダ(コマンド送信装置)400と、を備えている。
ここで、情報提供装置200は、識別した情報を、DTV300を介してユーザに映像や音声によって提供するためにDTV300の台座部310に設置されている。
情報提供装置200は、コマンダ400から供給される当該印刷面自体を特定するデータおよび当該印刷面111内におけるユーザが指示した印刷位置を特定するためのデータを受信する通信部210と、通信部210を通して受信されたデータによって特定される印刷面111での印刷位置に対応する表示情報の内容を識別するための情報識別部220と、情報識別部220によって識別された情報をユーザに提供するための情報提供部230と、各種データを記憶するためのハードディスクドライブ(HDD)240と、を備えている。
また、情報提供部230は、情報識別部220で識別された印刷面111での印刷位置に対応する表示情報の内容(コンテンツ)が、ネットワークを介してアクセス可能な外部のデータベースから取得されるものである場合には、当該データベースから検索し取得して、DTV300を通して映像や音声によってユーザに当該情報を提供する。
コマンダ400は、大別すると、ペン型のケース401と、ペン先402と、ペン型のケース401の軸方向に赤外送信を行う第1赤外送信部403Aと、ペン型のケース401の軸に対して略垂直方向に赤外送信を行う第2赤外送信部403Bと、クリップ405と、クリップ405上に配置され、残像を利用して表示を行うLED表示部406と、確定操作を行う確定操作子407と、を備えている。
ペン先402は、位置を指し示すことができるとともに、必要に応じて通常のボールペンとして筆記に用いることも可能となるようにボールペンリフィルで構成されている。
このペン先402は、単に印刷面111上での位置を指し示す目的で使用するときには先端部にキャップを嵌めて用いることができる。
LED表示部406は、線状に整列配置した複数のLEDを備えており、表示対象にあわせた所定のタイミングに合わせて部分毎に発光する。
第1赤外送信部403Aは、図4に示すように、ペン型のケース401の軸を中心として約90゜毎に配置された4個の赤外LED403A1〜403A4を備えている。
図5は、コマンダをクリップ側から見た場合の説明図である。
第2赤外送信部403Bは、ペン型のケース401の軸を中心として約90゜毎に配置された4個の赤外LED403B1〜403B4を備えている。
コマンダ400は、コマンダ400全体を制御するコントローラ410と、コントローラ410の制御下で4個の赤外LED403A1〜403A4を駆動する第1赤外駆動部415と、CCDあるいはCMOSセンサを備え撮像を行う撮像ユニット420と、撮像ユニット420を制御するとともに、撮像ユニット420の出力した撮像信号を撮像データに変換する撮影制御部425と、電波(例えば、2.5GHz帯)を利用して双方向無線通信を行う無線通信部430と、位置検出を行うモーションセンサ部435と、LED表示部406の表示制御を行うLED表示制御部440と、コントローラ410の制御下で4個の赤外LED403B1〜403B4を駆動する第2赤外駆動部445と、コマンダ400の各部に電力を供給する電源部450と、が設けられている。
ここで、モーションセンサ部435の機能としては、ユーザによって指示された処理対象位置が明確に認識されればよいため、移動軌跡についての情報は必ずしも保持する必要はない。
電源部450としては、例えば単4型の二次電池が適用可能である。
これを解決すべく、本実施形態では、筆記状態において赤外線送信を行う第1赤外送信部403Aと、ポインティング状態において赤外線送信を行う第2赤外送信部403Bと、を備えているのである。ところで、上述したように、第1赤外送信部403Aおよび第2赤外送信部403Bはそれぞれ4個の赤外LEDを備えているが、筆記状態あるいはポインティング状態だけで、第1赤外送信部403Aと第2赤外送信部403Bとを切り替えているだけでは、まだ無駄に発光している赤外LEDが多いので、本実施形態においては、受信履歴に基づいて発光させる赤外LEDを選択するようにしている。
コマンダ400は、第1赤外送信部403Aあるいは第2赤外送信部403Bを介して赤外線通信(単方向通信)により送信したコマンドの送信履歴であるコマンド送信履歴を記憶するコマンド送信履歴記憶部400Xと、当該コマンド送信履歴に対応する被制御機器のコマンド受信履歴を無線通信部430を介して受信し、コマンド送信履歴と受信したコマンド受信履歴とを比較する履歴比較部400Yと、履歴比較部の比較結果に基づいて発光させるに最適な赤外LEDを選択し送信を実行するためのコマンド送信パラメータを補正するコマンド送信パラメータ補正部400Zと、を備えている。
一方、被制御機器として機能する情報提供装置200は、受信したコマンドの受信履歴を記憶するコマンド受信履歴記憶部200Xと、無線通信部430に対応する送受信規格に則った双方向通信を行うとともに、コマンド受信履歴をコマンダ400に送信する履歴送信部200Yと、を備えている。
この場合において、コマンド送信履歴としては、赤外LED403A1〜403A4、403B1〜403B4のいずれを用いて赤外通信を行ったかを特定するための赤外LED特定情報を実際のコマンドとともに記憶する。さらに必要に応じて、モーションセンサ部435の出力に基づいて赤外通信時の当該コマンダ400の姿勢を特定するための姿勢特定情報を記憶するようにしても良い。
初期状態においては、モーションセンサ部435の出力が図1の中央部に示すコマンダ400のようにポインティング状態に対応するものである場合には、ペン先402側に、被制御機器である情報提供装置200が存在する可能性が高いため、第1赤外送信部403Aを構成する赤外LED403A1〜403A4を用いて赤外通信を行うこととなる。
逆にモーションセンサ部435の出力が図1の下部に示すコマンダ400のように筆記状態に対応するものである場合には、ペン先402側には、被制御機器である情報提供装置200が存在する可能性は低いため、第2赤外送信部403Bを構成する赤外LED403B1〜403B4を用いて赤外通信を行うこととなる。
これに伴い情報提供装置200のコマンド受信履歴記憶部200Xは、受信したコマンドの受信履歴を順次記憶する。そして所定の時間が経過すると、履歴送信部200Yは、コマンド受信履歴記憶部から受信履歴を読み出し、コマンダ400の履歴比較部400Yに送信する。
この結果、コマンダ400の履歴比較部400Yは、被制御機器である情報提供装置200から送信されたコマンド受信履歴とコマンド送信履歴とを比較する。
コマンド送信パラメータの補正は、具体的には、以下の通りとなる。
例えば、第1赤外送信部403Aの赤外LED403A1〜403A4を用いて赤外通信を行った場合、コマンド送信履歴記憶部400Xは、第1赤外送信部403Aの赤外LED403A1〜403A4を用いて赤外通信を行った旨のコマンド送信履歴を記憶することとなる。
このとき、情報提供装置200側で赤外LED403A1からのコマンドのみが受信できたとすると、情報提供装置200のコマンド受信履歴記憶部200Xには、赤外LED403A1からのコマンド受信をした旨のコマンド受信履歴が記憶されることとなる。
これにより、コマンダ400の履歴比較部400Yは、被制御機器である情報提供装置200から送信されたコマンド受信履歴とコマンド送信履歴とを比較し、第1赤外送信部403Aの赤外LED403A1〜403A4を用いて赤外通信を行ったにもかかわらず、実際には、赤外LED403A1からのみコマンド受信ができたという比較結果を得ることとなる。
したがって、コマンド送信パラメータ補正部400Zは、履歴比較部400Yの比較結果に基づいて発光させるに最適な赤外LEDとして次回以降赤外LED403A1を選択して送信を実行するようにコマンド送信パラメータを補正することとなる。
これらの結果、確実にコマンド送信を行う状況を確保しつつ、消費電力の低減が図れることとなる。
上述したコマンド送信パラメータの補正は、コントロール機器であるコマンダ400と、被コントロール機器である情報提供装置200との距離などの通信条件が一定の場合に有効であるので、それらの条件が変更された場合には、それらを考慮して補正を行う必要がある。
さらに、コマンド送信に際して、送信すべきコマンドの重要度に応じて、送信を行う赤外LEDの数を増加させるように制御することも可能である。
この場合において、印刷媒体110における印刷面111には、例えば、複数の日本の名山の画像113とそれらに対応する複数の解説記事114が印刷されているものとする。
ユーザがコマンダ400の撮像ユニット420をQRコード120の印刷位置に接触ないし近接させて暫く静止させると、QRコード120に焦点が合ったタイミングで撮像ユニット420により撮影が行われる。
撮影制御部425は、撮像ユニット420の出力した撮像信号を撮像データに変換する。
この撮像データに基づいてQRコードに対応する情報が読み取られ、この印刷媒体110の印刷面111自体が何れのものであるかが特定される。この場合は、例えば「四季の名山100選」の特定のページ(それに対応するコード)であるといったようなことが特定される。
そして、ユーザが確定操作子407の操作を行うと、選択した赤外送信部および赤外LEDを介して読み取ったQRコード120に対応するコマンドのコマンド送信を行うこととなる。
続いてユーザがQRコード120(130)の位置および印刷面111内の所望の位置を処理対象位置(ここでは、表示対象位置)として指示したときに、両位置間の相対移動量をモーションセンサによって検出し、この検出量に基づいてユーザによって指示された処理対象位置を検出する。
この状態で、コマンダ400のモーションセンサ部435により特定されるコマンダ400の姿勢状態(筆記状態あるいはポインティングデバイス状態)が判別され、特定結果を送信すべき、赤外送信部(第1赤外送信部403Aあるいは第2赤外送信部403B)を選択し、さらに上述した手法により、さらに送信を行うべき最適な赤外LEDを特定して、選択した赤外送信部および赤外LEDを介して認識が画像113の位置に対応するコマンドのコマンド送信を行うこととなる。
すなわち、コマンダ400側から、現時時点でコマンダ400が選択している表示対象位置を表すコマンドが受信されると、情報提供装置200が、例えば、ハードディスクに保有する情報、あるいは、ネットワークを通して取得されるコンテンツを検索し、DTV300を介して映像および音声をユーザに提供する。
このときの映像および音声は、図1の例では、例えば、選択した画像113が富士山のものである場合に、富士山に対応する映像がDTV300の表示画面に表示され、同時に、この画像の撮影に関する情報や、富士山に関する種々の観点からの解説が提供され、さらには、情景やナレーションに馴染む曲目が奏でられたりすることとなる。
以上の説明のように、本実施形態によれば、低出力、低コストの赤外LEDを用いたコマンダ400の信頼性の向上と消費電力の抑制とを実現することができる。
情報処理システム500は、情報処理システム500全体の制御を行うとともに、中間コントロール機器として機能するセンタコントローラ501と、センタコントローラ501に接続されたLAN502と、このLAN502に有線接続され、各種印刷を行うプリンタ503と、LAN502に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)504と、大容量外部記憶装置として機能するハードディスク装置505と、センタコントローラ501の制御下で後述の被コントロール機器と赤外線通信を行い、実際に制御するための赤外アダプタ506と、被コントロール機器として機能するビデオシステム510、オーディオシステム511およびシアターシステム512と、を備えている。
このような構成の結果、コマンダ400が図1に示したように、筆記状態あるいはポインティングデバイス状態のいずれであっても、赤外送信に最適かつ最低限の赤外送信部および対応する赤外LEDを選択し、コントロールコマンドをセンタコントローラ501に送信する。
本変形例においても、コマンダ400は、通信に最適な赤外通信経路(通信に最適な赤外送信部および赤外LED)を選択して、信頼性と低消費電力の両立を図ることができる。
以上の第1実施形態は、コマンドの送信履歴と受信履歴との比較をコマンド送信装置であるコマンダ側で行う場合のものであったが、本第2実施形態は、コマンドの送信履歴と受信履歴との比較を情報処理装置である情報提供装置側で行う場合のものである。
図9は、第2実施形態の機能ブロック図である。
図9においても、図7と同様に受信履歴を利用して発光させるべき赤外LEDを選択する際の機能ブロック図を示している。
以下の説明においては、第1実施形態と同様の部分は、各図面を援用するものとする。
コマンダ400Aは、第1赤外送信部403Aあるいは第2赤外送信部403Bを介して赤外線通信(単方向通信)により送信したコマンドの送信履歴であるコマンド送信履歴を記憶するコマンド送信履歴記憶部400Xと、当該コマンド送信履歴を無線通信部430を介して送信する履歴送信部400Pと、後述する情報提供装置200Aの比較結果送信部200Rにより送信された比較結果に基づいて発光させるに最適な赤外LEDを選択し送信を実行するためのコマンド送信パラメータを補正するコマンド送信パラメータ補正部400Zと、を備えている。
一方、被制御機器として機能する情報提供装置200は、受信したコマンドの受信履歴を記憶するコマンド受信履歴記憶部200Xと、無線通信部430に対応する送受信規格に則った双方向通信により、コマンダ400Aの履歴送信部400Pが送信したコマンド送信履歴を受信し記憶するコマンド送信履歴記憶部200Pと、コマンド受信履歴記憶部200Xに記憶した受信履歴とコマンド送信履歴記憶部200Pに記憶したコマンダ400Aの送信履歴とを比較し、履歴の比較結果を生成する履歴比較部200Qと、比較結果を無線通信部430に対応する双方向通信によりコマンダ400Aのコマンド送信パラメータ補正部400Zに送信する比較結果送信部200Rと、を備えている。
この場合において、コマンド送信履歴としては、赤外LED403A1〜403A4、403B1〜403B4のいずれを用いて赤外通信を行ったかを特定するための赤外LED特定情報を実際のコマンドとともに記憶する。さらに必要に応じて、モーションセンサ部435の出力に基づいて赤外通信時の当該コマンダ400の姿勢を特定するための姿勢特定情報を記憶するようにしても良い。
これに伴い情報提供装置200Aのコマンド受信履歴記憶部200Xは、受信したコマンドの受信履歴を順次記憶する。
そして履歴送信のために設定された所定の時間が経過すると、コマンダ400Aの履歴送信部400Pは、コマンド送信履歴記憶部400Xから送信履歴を読み出し、無線通信部430を介して情報提供装置200Aに送信する。
これにより情報提供装置200Aのコマンド送信履歴記憶部200Pは、受信したコマンダ400Aの送信履歴を記憶する。
この結果、情報提供装置200Aの履歴比較部200Qは、コマンド受信履歴記憶部200Xに記憶した受信履歴とコマンド送信履歴記憶部200Pに記憶した送信履歴とを比較し、比較結果(=実際には送信できなかったコマンドに関する情報に相当)を比較結果送信部200Rに出力する。
これにより比較結果送信部200Rは、比較結果をコマンド送信パラメータ補正部400Zに送信する。
コマンド送信パラメータの補正は、第1実施形態で説明したものと同様である。
したがって、コマンド送信パラメータ補正部400Zは、履歴比較部200Qの比較結果に基づいて発光させるに最適な赤外LEDを選択して送信を実行するようにコマンド送信パラメータを補正することとなる。
これらの結果、確実にコマンド送信を行う状況を確保しつつ、消費電力の低減が図れることとなる。
上述したコマンド送信パラメータの補正は、コントロール機器であるコマンダ400Aと、被コントロール機器である情報提供装置200Aとの距離などの通信条件が一定の場合に有効であるので、それらの条件が変更された場合には、それらを考慮して補正を行う必要がある。
さらに、第1実施形態と同様に、コマンド送信に際して、送信すべきコマンドの重要度に応じて、送信を行う赤外LEDの数を増加させるように制御することも可能である。
Claims (6)
- ペン型のケースに収納されたコマンド送信装置と、前記コマンド送信装置からのコマンドを受信して各種処理を行う情報処理装置と、を備えた情報処理システムにおいて、
前記コマンド送信装置は、前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸方向に赤外送信する第1赤外送信部および前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸に対して略垂直方向に赤外送信する第2赤外送信部を備えるコマンド送信ユニットと、前記第1赤外線送信部を構成する赤外LED及び前記第2赤外線送信部を構成する赤外LEDのうちいずれの赤外LEDを用いて赤外送信を行ったかを特定するために赤外LED特定情報及びコマンドを含む前記コマンドデータの送信履歴データを記憶する送信履歴記憶部と、いずれの赤外LEDからのコマンドデータが前記情報処理装置において受信できたかを特定するために前記情報処理装置から当該情報処理装置における前記コマンドデータの受信履歴に対応する赤外LED特定情報およびコマンドを含む受信履歴データを双方向無線通信により受信する受信履歴受信部と、前記送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較し、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うように前記コマンド送信ユニットの送信制御を行う送信制御部と、を備え、
前記情報処理装置は、前記受信履歴データを記憶する受信履歴記憶部と、前記受信履歴データを前記コマンド送信装置に送信する履歴送信部と、を備えた、
ことを特徴とする情報処理システム。 - ペン型のケースに収納されたコマンド送信装置と、前記コマンド送信装置からのコマンドを受信して各種処理を行う情報処理装置と、を備えた情報処理システムにおいて、
前記コマンド送信装置は、
前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸方向に赤外送信する第1赤外送信部および前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸に対して略垂直方向に赤外送信する第2赤外送信部を備えるコマンド送信ユニットと、
前記第1赤外線送信部を構成する赤外LED及び前記第2赤外線送信部を構成する赤外LEDのうちいずれの赤外LEDを用いて赤外送信を行ったかを特定するために赤外LED特定情報及びコマンドを含む前記コマンドデータの送信履歴データを記憶する送信履歴記憶部と、
前記送信履歴データを双方向無線通信により前記情報処理装置に送信する送信履歴送信部と、を備え、
前記情報処理装置は、いずれの赤外LEDからのコマンドデータが当該情報処理装置において受信できたかを特定するための前記コマンドデータ受信履歴に対応する赤外LED特定情報およびコマンドを含む受信履歴データを記憶する受信履歴記憶部と、前記コマンド送信装置から前記送信履歴データを受信する送信履歴受信部と、前記送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較し、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定する履歴比較結果データを生成し、前記双方向無線通信により前記コマンド送信装置に送信する履歴比較結果送信部と、を備え、
前記コマンド送信装置は、前記履歴比較結果送信部からの履歴比較結果データに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うように前記コマンド送信ユニットの送信制御を行う送信制御部を備えた、
ことを特徴とする情報処理システム。 - 各種処理を行う情報処理装置にコマンドを送信するペン型のケースに収納されたコマンド送信装置において、
前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸方向に赤外送信する第1赤外送信部および前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸に対して略垂直方向に赤外送信する第2赤外送信部を備えるコマンド送信ユニットと、前記第1赤外線送信部を構成する赤外LED及び前記第2赤外線送信部を構成する赤外LEDのうちいずれの赤外LEDを用いて赤外送信を行ったかを特定するために赤外LED特定情報及びコマンドを含む前記コマンドデータの送信履歴データを記憶する送信履歴記憶部と、いずれの赤外LEDからのコマンドデータが前記情報処理装置において受信できたかを特定するために前記情報処理装置から当該情報処理装置における前記コマンドデータの受信履歴に対応する赤外LED特定情報およびコマンドを含む受信履歴データを双方向無線通信により受信する受信履歴受信部と、前記送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較し、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うように前記コマンド送信ユニットの送信制御を行う送信制御部と、を備えた、
ことを特徴とするコマンド送信装置。 - 各種処理を行う情報処理装置にコマンドを送信するペン型のケースに収納されたコマンド送信装置において、
前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸方向に赤外送信する第1赤外送信部および前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸に対して略垂直方向に赤外送信する第2赤外送信部を備えるコマンド送信ユニットと、
前記第1赤外線送信部を構成する赤外LED及び前記第2赤外線送信部を構成する赤外LEDのうちいずれの赤外LEDを用いて赤外送信を行ったかを特定するために赤外LED特定情報及びコマンドを含む前記コマンドデータの送信履歴データを記憶する送信履歴記憶部と、
前記送信履歴データを双方向無線通信により前記情報処理装置に送信する送信履歴送信部と、
いずれの赤外LEDからのコマンドデータが当該情報処理装置において受信できたかを特定するための前記コマンドデータ受信履歴に対応する赤外LED特定情報およびコマンドを含む受信履歴データを前記情報処理装置が記憶し、受信した当該コマンド送信装置からの前記送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較して、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定する履歴比較結果データを生成し、送信した履歴比較結果データを、前記双方向無線通信により受信し、受信した履歴比較結果データに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うように前記コマンド送信ユニットの送信制御を行う送信制御部を備えた、
ことを特徴とするコマンド送信装置。 - ペン型のケースに収納されたコマンド送信装置と、前記コマンド送信装置からのコマンドを受信して各種処理を行う情報処理装置と、を備えた情報処理システムの制御方法において、
前記コマンド送信装置は、前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸方向に赤外送信する第1赤外送信部および前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸に対して略垂直方向に赤外送信する第2赤外送信部を備えるコマンド送信ユニットを備え、
前記第1赤外線送信部を構成する赤外LED及び前記第2赤外線送信部を構成する赤外LEDのうちいずれの赤外LEDを用いて赤外送信を行ったかを特定するために赤外LED特定情報及びコマンドを含む前記コマンドデータの送信履歴データを記憶する送信履歴記憶過程と、
いずれの赤外LEDからのコマンドデータが前記情報処理装置において受信できたかを特定するために前記情報処理装置から当該情報処理装置における前記コマンドデータの受信履歴に対応する赤外LED特定情報およびコマンドを含む受信履歴データを双方向無線通信により受信する受信履歴受信過程と、
前記送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較し、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うように前記コマンド送信ユニットの送信制御を行う送信制御過程と、
を備えたことを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - ペン型のケースに収納されたコマンド送信装置と、前記コマンド送信装置からのコマンドを受信して各種処理を行う情報処理装置と、を備えた情報処理システムの制御方法において、
前記コマンド送信装置は、前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸方向に赤外送信する第1赤外送信部および前記ケースの軸を中心として配置された複数個の赤外LEDを有し、赤外LED毎に当該赤外LEDを特定するための赤外LED特定情報を含むコマンドデータを前記軸に対して略垂直方向に赤外送信する第2赤外送信部を備えるコマンド送信ユニットを備え、
前記第1赤外線送信部を構成する赤外LED及び前記第2赤外線送信部を構成する赤外LEDのうちいずれの赤外LEDを用いて赤外送信を行ったかを特定するために赤外LED特定情報及びコマンドを含む前記コマンドデータの送信履歴データを記憶する送信履歴記憶過程と、
前記送信履歴データを双方向無線通信により前記情報処理装置に送信する送信履歴送信過程と、
いずれの赤外LEDからのコマンドデータが当該情報処理装置において受信できたかを特定するための前記コマンドデータ受信履歴に対応する赤外LED特定情報およびコマンドを含む受信履歴データを記憶する受信履歴記憶過程と、
前記情報処理装置が前記コマンド送信装置から前記送信履歴データを受信する送信履歴受信過程と、
前記送信履歴データおよび前記受信履歴データを比較し、前記赤外LED特定情報及びコマンドに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定する履歴比較結果データを生成し、前記双方向無線通信により前記情報処理装置が前記コマンド送信装置に送信する履歴比較結果送信過程と、
前記履歴比較結果データに基づいて前記情報処理装置においてコマンドデータが受信できた赤外LEDを特定し、当該特定した赤外LEDを用いて次回以降の赤外送信を行うとともに、全ての赤外LEDにおいて前記コマンドデータの送受信が行えなくなった場合には、再度全ての赤外LEDを介して赤外送信を行うように前記コマンド送信ユニットの送信制御を行う送信制御過程と、
を備えたことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
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