JP7326881B2 - 電子ペン及び入力システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子ペン及び入力システムに関する。
電子ペンを用いて、電子黒板やタブレット端末等のデータ入力装置にデータを入力する技術が知られている。また、電子ペンから無線信号を送信して、電子黒板やタブレット端末等のデータ入力装置で受信することにより、通信する技術も知られている。
例えば、特許文献1には、筆記具として、電子ペンと表示部が開示されている。また、特許文献1には、電子ペンの内部アンテナ回路と、表示部の外部アンテナとの間で、無線信号が送受信されることが開示されている。
従来技術の電子ペンにおいて、電子ペンの持ち方によっては、持ち手でアンテナが隠れてしまうことがあった。その場合には、電子ペンと表示部との間を伝搬する電波が遮られる。そのため、電子ペンと表示部との間の通信に支障が出る場合があった。
本開示は、持ち方によらずに安定して通信することができる電子ペンを提供する。
開示の技術は、信号の送信を行う複数の信号送信部と、前記複数の信号送信部のそれぞれについて、前記信号送信部を覆う前記送信を妨害する妨害物の有無を推定する推定部と、前記信号送信部のいずれかから前記信号を送信するように制御する送信制御部と、状態検出部と、を備え、前記状態検出部は、前記複数の信号送信部のそれぞれの付近に設けられる温度センサ、圧力センサ、湿度センサ及び照度センサのいずれかを含み、前記推定部は、前記状態検出部の検出結果に基づいて、前記信号送信部を覆う妨害物の有無を推定し、前記送信制御部は、前記推定部の推定結果に基づいて、前記信号送信部を覆う妨害物がないと推定された前記信号送信部から前記信号の送信を行うように前記信号送信部を制御する電子ペンである。
開示の電子ペンによれば、持ち方によらずに安定して通信することができる。
本実施形態の入力システムの全体構成図である。 本実施形態の電子ペンの正面図である。 本実施形態の入力システムのハードウエア構成図である。 本実施形態の電子ペンの制御回路の機能ブロック図である。 本実施形態の電子ペンの処理例を表すフローチャートである。 本実施形態の電子ペンの使用状態について説明する図である。 本実施形態の電子ペンの使用状態について説明する図である。
以下に図面を参照して本実施形態について説明する。
<システム全体の構成>
図1は、本実施形態の入力システム1の全体構成図である。
本実施形態の入力システム1は、電子ペン100と、位置検出装置200と、を備える。
電子ペン100は、後述する前部アンテナ152又は後部アンテナ162から無線信号Sigを送信する。電子ペン100は、無線信号Sigにより、ペン先圧力、ペンIDなどの情報を位置検出装置200に送信する。
本実施形態の位置検出装置200は、電子黒板(電子白板、インタラクティブフラットパネルディスプレイ等。)である。位置検出装置200は、後述するアンテナ252により、無線信号Sigを受信する。位置検出装置200は、受信した無線信号Sigに基づいて、位置検出装置200の表示画面上に描画等を行う。位置検出装置200は、電子ペン100が送信した無線信号Sigに基づいて、電子黒板として筆圧で描画太さを変えたりペン毎に色を変えたりする。
<ハードウエア構成>
[電子ペン100]
図2は、本実施形態の電子ペン100の正面図である。
本実施形態の電子ペン100は、先端が細くなった棒状の形状となっている。電子ペン100は、先端にペン先センサ110を備える。また、電子ペン100は、末端にペン尻センサ120を備える。ペン先センサ110とペン尻センサ120は、電子ペン100の先端又は末端が位置検出装置200の表面と接触したことを検出する。そして、電子ペン100は、接触したことを検出すると、接触したことを無線信号Sigにより位置検出装置200に通知する。ペン先センサ110及びペン尻センサ120の詳細については、後述する。
本実施形態の電子ペン100は、2個のアンテナ、すなわち、前部アンテナ152及び後部アンテナ162を備える。前部アンテナ152は、電子ペン100の先端側に設けられる。後部アンテナ162は、電子ペン100の末端側に設けられる。
図3は、本実施形態の入力システム1のハードウエア構成図である。
本実施形態の電子ペン100は、ペン先センサ110と、ペン尻センサ120と、制御回路130と、前部送信回路151と、前部アンテナ152と、後部送信回路161と、後部アンテナ162と、状態検出センサ180と、を備える。
ペン先センサ110は、電子ペン100の先端が位置検出装置200の表面と接触して押圧されたことを検出するセンサである。ペン尻センサ120は、電子ペン100の末端が位置検出装置200の表面と接触して押圧されたことを検出するセンサである。ペン先センサ110及びペン尻センサ120は、押しボタン式のスイッチになっている。ペン先センサ110又はペン尻センサ120の先端が位置検出装置200の表面と接触すると、押しボタン式のスイッチが押圧され、スイッチがオンとなる。したがって、電子ペン100は、ペン先センサ110又はペン尻センサ120の先端が位置検出装置200の表面と接触することを検出可能となっている。
上記のように、電子ペン100は、ペン先センサ110及びペン尻センサ120を備える。それによって、ペン先センサ110が接触している場合には、位置検出装置200は、画面上にペンでの書き込みを行う。また、ペン尻センサ120が接触している場合には、位置検出装置200は、消しゴムのように描画されている画像の一部の消去を行う。
制御回路130は、電子ペン100全体を制御する。制御回路130は、プログラムが読み出し可能に記憶された記憶装置と、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等を備える。制御回路130は、コンピュータとして動作する。
前部送信回路151は、制御回路130からの指令に基づいて、無線信号Sigを送信するために前部アンテナ152を駆動する回路である。
後部送信回路161は、制御回路130からの指令に基づいて、無線信号Sigを送信するために後部アンテナ162を駆動する回路である。
状態検出センサ180は、電子ペン100の状態を検出するセンサである。
[位置検出装置200]
本実施形態の位置検出装置200は、制御回路210と、表示部220と、タッチパネル230と、受信回路251と、アンテナ252と、を備える。
制御回路210は、位置検出装置200全体を制御する。制御回路210は、プログラムが読み出し可能に記憶された記憶装置と、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等を備える。
表示部220は、画面に画像等を表示する。タッチパネル230は、タッチパネルの表面への接触を検知して、その接触した位置を検出する。タッチパネル230は、表示部220の表示画面上に設けられる。
受信回路251は、アンテナ252を介して、電子ペン100から送信された無線信号Sigを受信するための回路である。なお、アンテナ252が、信号受信部の一例である。
<機能構成>
図4は、本実施形態の電子ペン100の機能ブロック図である。
本実施形態の電子ペン100は、ペン先接触検出部111と、ペン尻接触検出部121と、制御部131と、前部送信駆動部155と、前部信号送信部156と、後部送信駆動部165と、後部信号送信部166と、状態検出部181と、を備える。
ペン先接触検出部111は、電子ペン100の先端部分が、位置検出装置200に接触しているかどうかを検出する。ペン先接触検出部111は、ペン先センサ110により構成される。
ペン尻接触検出部121は、電子ペン100の末端部分が、位置検出装置200に接触しているかどうかを検出する。ペン尻接触検出部121は、ペン尻センサ120により構成される。
前部送信駆動部155は、前部信号送信部156を駆動する。前部信号送信部156は、前部送信駆動部155により駆動されることにより、信号を位置検出装置200に送信する。前部送信駆動部155は、前部送信回路151により構成される。前部信号送信部156は、前部アンテナ152により構成される。
後部送信駆動部165は、後部信号送信部166を駆動する。後部信号送信部166は、後部送信駆動部165により駆動されることにより、信号を位置検出装置200に送信する。後部送信駆動部165は、後部送信回路161により構成される。後部信号送信部166は、後部アンテナ162により構成される。
状態検出部181は、電子ペン100の状態、例えば、電子ペン100の姿勢や電子ペン100の把持されている状態、を検出する。状態検出部181は、状態検出センサ180により構成される。
制御部131は、電子ペン100の全体を制御する。制御部131は、制御回路130により構成される。
制御部131は、全体制御部132と、送信制御部133と、推定部134と、ペンセンサ制御部135と、を備える。
全体制御部132は、送信制御部133、推定部134、ペンセンサ制御部135等の制御を行う。
送信制御部133は、前部信号送信部156又は後部信号送信部166のいずれかから無線信号Sigを送信するように、前部送信駆動部155又は後部送信駆動部165を制御する。
推定部134は、前部信号送信部156及び後部信号送信部166を覆う妨害物、具体的には、電子ペン100を把持する手、の有無を推定する。推定部134は、状態検出部181の検出結果に基づいて、前部信号送信部156及び後部信号送信部166を覆う妨害物の有無を推定する。
ペンセンサ制御部135は、ペン先接触検出部111及びペン尻接触検出部121の検出結果を取得する。ペンセンサ制御部135が取得した検出結果は、例えば、前部信号送信部156又は後部信号送信部166により、位置検出装置200に送信される。
<処理の流れ>
図5は、本実施形態の電子ペン100の処理例を表すフローチャートである。電子ペン100は、下記のステップ(手順)に示す制御方法により実行される。
(ステップS10) まず、電子ペン100は、動作を開始すると、電子ペン100の初期化を行う初期化処理を行う。初期化処理において、例えば、制御回路130、ペン先センサ110、ペン尻センサ120等の初期化を行う。また、送信制御部133は、前部信号送信部156又は後部信号送信部166のどちらから、無線信号Sigを送信するかの設定を行う。
(ステップS20) 次に、特定のイベントが発生したかどうか判定する。特定のイベントが発生した場合(ステップS20:YES)は、ステップS30に進む。特定のイベントが発生していない場合(ステップS20:NO)は、ステップS60に進む。
ここで、特定のイベントについて説明する。特定のイベントとしては、以下の4つの例が挙げられる。(1)タイマーイベント、(2)In Rangeイベント、(3)Tip Switchイベント、(4)使用開始イベント。各イベントについて以下に詳細を説明する。
(1)タイマーイベント
タイマーイベントは、略一定の間隔(例えば、1秒。)で発生するイベントである。タイマーイベントを用いることにより、略一定の間隔で処理を行うことができる。
(2)In Rangeイベント
In Rangeイベントは、位置検出装置200が、電子ペン100が表示部220に接近したことを検知することによって発生するイベントである。位置検出装置200は、表示部220の表面近傍に電子ペン100が進入した場合に、電子ペン100が進入してきたことを検出することができる。位置検出装置200は、電子ペン100の進入を検出したことを電子ペン100に通知する。電子ペン100は、その通知を受信した場合に、インレンジイベントを発生する。
(3)Tip Switchイベント
Tip Switchイベントは、電子ペン100のペン先センサ110又はペン尻センサ120が押圧されたことにより発生するイベントである。ペンセンサ制御部135は、ペン先センサ110又はペン尻センサ120が押圧されたことを検出すると、Tip Switchイベントを発生する。
(4)使用開始イベント
使用開始イベントは、電子ペン100が使用を開始されたときに発生するイベントである。例えば、電子ペン100が充電されている状態から解除された際に使用開始イベントを発生する。
(ステップS30) 次に、推定部134は、信号送信部を覆う前記送信を妨害する妨害物の有無を推定する推定処理を行う。推定処理としては、以下の2つの処理がある。(1)方向検知による推定処理、(2)把持されている部分の検出による推定処理。各推定処理について以下に詳細を説明する。
(1)方向検知による推定処理
図6は、本実施形態の電子ペン100の使用状態について説明する図である。位置検出装置200が床(地面)に対して垂直に置かれているとする。電子ペン100を図6のように持つとすると、描画する面に近い端部、すなわち、電子ペン100を持つ手の指先側の端部が手で覆われる。したがって、描画する面に近い端部付近、すなわち、電子ペン100を持つ手の指先側の端部付近、にあるアンテナは手に覆われる。例えば、図6の場合は、前部アンテナ152が手で覆われている。
また、前部アンテナ152と後部アンテナ162の位置関係について検討する。電子ペン100を図6のように持つと、描画する面に近い端部、すなわち、電子ペン100を持つ手の指先側の端部が、描画する面の反対側の端部、すなわち、電子ペン100を持つ手の手首側の端部より、地面に対して高くなっている。
上記の検討より、すなわち、電子ペン100の地面に対して、上側にあるアンテナが手で隠れ、下側にあるアンテナが手で隠れないと推定することができる。
電子ペン100のアンテナの上下関係を検出する方法について説明する。電子ペン100の状態検出センサ180として、加速度センサを用いる。そして、当該加速度センサの出力より、電子ペン100の前部アンテナ152と後部アンテナ162のどちらが地面に対して下にあるかを判定する。推定部134は、地面に対してしたにある方のアンテナがアンテナを覆う送信を妨害する手(妨害物)がないアンテナと推定する。
なお、上記においてアンテナの上下関係を検出するのに加速度センサを用いているが、加速度センサに限らない。例えば、液体内に封入した筒の中に浮きを入れ、浮きが浮力で上方へ移動することを利用してアンテナの上下関係を検出してもよい。また、シーソー、滑車、天秤などの機構により、アンテナの上下関係を検出してもよい。
(2)把持されている部分の検出による推定処理
図7は、本実施形態の電子ペン100の使用状態について説明する図である。図7のように電子ペン100を持つ場合も考えられる。そのような場合を考慮して、電子ペン100の実際に把持されている場所を推定する。
具体的には、状態検出センサ180として、温度センサをアンテナ付近に設ける。電子ペン100の把持されている部分は体温によって温度が上昇する。したがって、温度センサでアンテナ付近の温度を測定することによって、温度が低い方のアンテナがアンテナを覆う送信を妨害する手(妨害物)がないアンテナと推定する。
なお、状態検出センサ180は、温度センサに限らない。状態検出センサ180は、手の位置が検出できれば、どのようなセンサを用いてもよい。例えば、温度センサ以外に圧力センサ、湿度センサ、照度センサ、容量センサ等を用いてもよい。また、複数のセンサを組み合わせて使用してもよい。
例えば、圧力センサでは、ペンを持っている部分は握られるので圧力がかかることを利用する。湿度センサでは、ペンを持っている部分が手の湿気で湿度が上がることを利用する。照度センサは手で隠すと外からの光が遮られることを利用する。容量センサでは、ペンを持っている部分の容量成分が変化することを利用する。
(ステップS40) 次に、ステップS30の推定処理に基づいて、現在使用しているアンテナの付近に妨害物があるかどうかを判定する。妨害物があると推定した場合(ステップS40:YES)は、ステップS50に進む。妨害物がないと推定した場合(ステップS40:NO)は、ステップS60に進む。
(ステップS50) 送信制御部133は、現在使用しているアンテナから、アンテナを覆う送信を妨害する手(妨害物)がないと推定されるアンテナに切り替えを行う。このように、送信制御部133は、推定部134の推定結果に基づいて、アンテナを覆う妨害物がないと推定されたアンテナから信号の送信を行うように、前部送信駆動部155又は後部送信駆動部165を制御する。
(ステップS60) 処理を終了するか判定を行う。処理を終了する場合(ステップS60:YES)は、ステップS70に進む。処理を終了しない場合(ステップS60:NO)は、ステップS20に戻って、ステップS20からの処理を繰り返す。
(ステップS70) 電子ペン100の処理を終了するための処理を行う。
なお、入力システム1において、位置検出装置200は、アンテナ252により、前部アンテナ152又は後部アンテナ162から送信された信号を受信するステップを備える。
<作用・効果>
本実施形態の電子ペン100を用いて、位置検出装置200と無線通信を行うことにより、ユーザーが電子黒板にペンを近づけて筆記する際に電子ペンを持つ手により無線通信を妨害することを防止することができる。したがって、電子ペン100と位置検出装置200との間の無線通信の品質を向上されることができる。
また、電子ペン100が備える複数アンテナの中で、妨害物のないアンテナを用いることによって、使用するエネルギーを低減することができる。特に、電子ペン100は、電池で駆動されることから、使用するエネルギーを低減することにより駆動時間を延ばすことができる。
<変形例>
本実施形態の電子ペン100では、2個のアンテナ(前部アンテナ152及び後部アンテナ162)を用いている。ただし、アンテナの数については2個に限らない。電子ペン100において、2個以上のアンテナを備えるようにしてもよい。
本実施形態の入力システム1では、位置検出装置200として電子黒板を用いている。ただし、位置検出装置200としては電子黒板に限らない。例えば、位置検出装置200として、タブレット端末やタッチセンサを備えるパーソナルコンピュータ等を用いてもよい。
本実施形態の電子ペン100では、信号送信部として前部アンテナ152と後部アンテナ162を用いている。ただし、信号送信部は、前部アンテナ152と後部アンテナ162のような電波を送信するアンテナに限らない。例えば、信号送信部として、赤外線又は可視光の発光素子を備えるようにしてもよい。その場合は、電子ペン100と位置検出装置200は、赤外線又は可視光で通信を行う。また、信号送信部として、超音波振動子等の音波を発生する素子を用いてもよい。
1 入力システム
100 電子ペン
133 送信制御部
134 推定部
152 前部アンテナ
156 前部信号送信部
162 後部アンテナ
166 後部信号送信部
180 状態検出センサ
181 状態検出部
200 位置検出装置
252 アンテナ
特開2008-084310号公報

Claims (7)

  1. 信号の送信を行う複数の信号送信部と、
    前記複数の信号送信部のそれぞれについて、前記信号送信部を覆う前記送信を妨害する妨害物の有無を推定する推定部と、
    前記信号送信部のいずれかから前記信号を送信するように制御する送信制御部と、
    状態検出部と、
    を備え、
    前記状態検出部は、前記複数の信号送信部のそれぞれの付近に設けられる温度センサ、圧力センサ、湿度センサ及び照度センサのいずれかを含み、
    前記推定部は、前記状態検出部の検出結果に基づいて、前記信号送信部を覆う妨害物の有無を推定し、
    前記送信制御部は、前記推定部の推定結果に基づいて、前記信号送信部を覆う妨害物がないと推定された前記信号送信部から前記信号の送信を行うように前記信号送信部を制御する
    電子ペン。
  2. 前記送信制御部は、前記推定部の推定結果に基づいて、前記信号の送信を行っている前記信号送信部について、前記信号送信部を覆う妨害物があると推定された場合に、当該信号送信部から、前記信号送信部を覆う妨害物がないと推定された前記信号送信部に切り替える
    請求項1に記載の電子ペン。
  3. 前記推定部は、前記状態検出部の検出結果に基づいて、前記信号送信部の近傍の状態を検出し、その検出結果を用いて、前記信号送信部を覆う前記送信を妨害する妨害物の有無を推定する
    請求項に記載の電子ペン。
  4. 信号の送信を行う複数の信号送信部を備える電子ペンの制御方法であって、
    前記複数の信号送信部のそれぞれについて、前記複数の信号送信部のそれぞれの付近に設けられる温度センサ、圧力センサ、湿度センサ及び照度センサのいずれかにおける検出結果に基づいて、前記信号送信部を覆う前記送信を妨害する妨害物の有無を推定する手順と、
    前記妨害物の有無の推定結果に基づいて、前記信号送信部を覆う妨害物がないと推定された前記信号送信部を用いて、前記信号の送信を行う手順と、を備える制御方法。
  5. 信号の送信を行う複数の信号送信部を備える電子ペンのコンピュータに、
    前記複数の信号送信部のそれぞれについて、前記複数の信号送信部のそれぞれの付近に設けられる温度センサ、圧力センサ、湿度センサ及び照度センサのいずれかにおける検出結果に基づいて、前記信号送信部を覆う前記送信を妨害する妨害物の有無を推定する手順と、
    前記妨害物の有無の推定結果に基づいて、前記信号送信部を覆う妨害物がないと推定された前記信号送信部を用いて、前記信号の送信を行う手順と、を実行させるためのプログラム。
  6. 電子ペンと、位置検出装置と、を備える入力システムであって、
    前記電子ペンは、
    信号の送信を行う複数の信号送信部と、
    前記信号送信部を覆う妨害物の有無を推定する推定部と、
    前記信号送信部のいずれかから前記信号を送信するように制御する送信制御部と、
    状態検出部と、を備え、
    前記状態検出部は、前記複数の信号送信部のそれぞれの付近に設けられる温度センサ、圧力センサ、湿度センサ及び照度センサのいずれかを含み、
    前記推定部は、前記状態検出部の検出結果に基づいて、前記信号送信部を覆う妨害物の有無を推定し、
    前記送信制御部は、前記推定部の推定結果に基づいて、前記信号送信部を覆う妨害物がないと推定された前記信号送信部から前記信号の送信を行うように前記信号送信部を制御し、
    前記位置検出装置は、前記送信制御部により前記信号の送信を行うように制御された前記信号送信部から送信された信号を受信する信号受信部と、を備える
    入力システム。
  7. 信号の送信を行う複数の信号送信部を備える電子ペンと、前記信号を受信する信号受信部を備える位置検出装置と、を備える入力システムの制御方法であって、
    前記電子ペンにおいて、前記複数の信号送信部のそれぞれについて、前記複数の信号送信部のそれぞれの付近に設けられる温度センサ、圧力センサ、湿度センサ及び照度センサのいずれかにおける検出結果に基づいて、前記信号送信部を覆う前記送信を妨害する妨害物の有無を推定する手順と、
    前記電子ペンにおいて、前記妨害物の有無の推定結果に基づいて、前記信号送信部を覆う妨害物がないと推定された前記信号送信部を用いて、前記信号の送信を行う手順と、
    前記位置検出装置において、前記信号送信部を覆う妨害物がないと推定された前記信号送信部により送信された信号を受信する手順と、
    を備える制御方法。
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