JP4539453B2 - ヒータ制御装置、画像形成装置、ヒータ制御方法及びプログラム - Google Patents

ヒータ制御装置、画像形成装置、ヒータ制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複写機やプリンタ等に搭載される定着装置のヒータ制御装置に関する。特に、熱容量の小さい薄肉の定着ロールを使用した定着装置の制御技術に関する。
定着装置の定着ロール表面温度を一定に保つために、従来からヒータへの通電をオン、オフするヒータ制御(以下、オンオフ制御と呼ぶ)が行われている。これは、定着ロールの表面温度をサーミスタで周期的に検知し、図1(A)に示すように検知温度が目標温度の下限値を下回るとヒータへの通電を開始し、目標温度の上限値を上回ると通電を停止することで定着ロールの表面温度を一定に保つ制御である。
近年、熱容量の小さい薄肉の定着ロールが使用されるようになってきた。薄肉で熱容量が小さい定着ロールは、温度を早急に目標温度にすることができるので、ウォームアップ時間を短縮させることができる。しかしながら、薄肉の定着ロールは、通電時間に対する温度変化が大きいので、温度のオーバーシュートが発生したり、ロール軸方向での温度差が大きくなってしまうという問題を生じる。そこで、定着ロールの表面温度が目標温度の下限値から上限値に至る加熱期間中に、非常に短い周期(本発明の微小周期に該当する。以下では、カットオフ周期という)で強制的に通電をオン、オフさせる、カットオフ制御が採用されている。図1(B)に示すようにカットオフ周期T内で、ヒータ電流のオンTonと、オフToffとを連続的に行う制御である。
カットオフ周期Tは一般的には1秒以下であり、カットオフ周期や周期内のオン期間Tonの設定を変更することによって、様々な電力供給や、より細かな電力供給が可能となる。これにより定着ロール温度のオーバーシュートや、ロール軸方向での温度差を小さくすることができる。
ところで、定着装置の熱源としては、一般的にハロゲンランプが使用されている。このハロゲンランプは、温度に対する抵抗特性が正であるため、フィラメント温度が低いときには大きな突入電流が流れてしまう。例えば、図1(A)、(B)に示すように非加熱期間から加熱期間に移行した最初のヒータへの通電で大きな突入電流が発生する。突入電流は、定着装置を搭載した機器が接続されている電源ラインに電圧変動を引き起し、例えば室内の蛍光灯にちらつき(フリッカ)を発生させてしまう。
突入電流を抑制する一般的な制御方法として、ヒータへの通電開始時に、ヒータに供給する電流(以下、ヒータ電流という)を、徐々に増やしていくソフトスタートが取られている(例えば、特許文献1〜3参照)。図2(A)に、ソフトスタートを行わない場合のヒータ電流の波形を示し、図2(B)には、ソフトスタートによるヒータ電流の波形を示す。図2(A)に示すようにヒータオン期間において、通電する電流を一度に最大値にするのではなく、図2(B)に示すように徐々に通電する電流量を増やしていく。突入電流が流れやすい加熱期間の最初に、電流量を制限し、徐々に電流量を上げていくことで突入電流の発生を防止することができる。
特開平11−24487号公報 特開昭10−91037号公報 特開平10−133504号公報
カットオフ制御におけるフリッカ対策としても、図3に示すようにカットオフ制御にソフトスタートを組み合わせる方法が取られている。これは、ヒータをオンする時に、カットオフ制御の周期よりも十分小さい、予め決められたわずかな期間だけ位相制御によるソフトスタートを行うものである。カットオフ制御のオン期間Tonにおいて、初めの時間tpだけ位相制御を行う。この位相制御を、すべてのオン期間Tonにおいて同じ時間tpだけ行う。すなわち、位相制御の時間は、すべて同じtpで設定している。
上述の制御は、カットオフ制御のような非常に短い周期でオン、オフを繰り返すヒータに対して、ヒータがオンする度に同じ期間だけ位相制御を繰り返し行い、フリッカを抑制する方式であるため、以下のような問題が生じる。
まず、位相制御を行っている合計時間が長くなるので、高調波電流の時間平均値が大きくなってしまう。位相制御によって交流波形が大きく歪められてしまうので、高調波電流が発生しやすくなる。発生した高調波電流は、周辺機器や電源系統を誤動作させる原因となる。
高調波電流の時間平均値を抑えるために、位相制御の実行時間を短く設定すると、従来はすべてのオン期間Tonにおいて同じ時間tpだけ位相制御を行うように設定していたので、非加熱期間から加熱期間に移行する時の最初の突入電流を十分に抑制することができなくなる。その結果としてフリッカが悪化してしまう。
逆に、高調波電流やフリッカが問題とならない位相制御のオン時間に設定すると、機器に設けられたノイズ対策用のコイルのうなり音が発生しやすくなる。カットオフ制御は、短時間にオン、オフを繰り返すので、オン、オフするタイミングに合わせてコイルのうなり音が聞こえ、設定環境によっては非常に耳障りになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、フリッカの発生を確実に抑制すると共に、高調波やコイルのうなり音の発生を抑制することができるヒータ制御装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明のヒータ制御装置は、ヒータにヒータ電流を通電して該ヒータの温度を上昇させる加熱期間と、前記ヒータへのヒータ電流の通電を停止して該ヒータの温度を降下させる非加熱期間とを繰り返し、前記ヒータの温度を制御するヒータ制御装置であって、前記加熱期間において、前記ヒータへのヒータ電流の通電及び通電停止を微小期間ごとに繰り返すカットオフ制御と、前記微小期間におけるヒータ電流の通電時に、前記ヒータに通電するヒータ電流を漸増させる位相制御とを実行すると共に、前記加熱期間に移行後の最初の微小期間である第1微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第1通電期間の前記位相制御の実行時間が、同一加熱期間内の2回目以降の微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第2通電期間の前記位相制御の実行時間よりも長くなり、さらに、前記第1微小期間が前記2回目以降の微小期間よりも長くなるように、前記ヒータへのヒータ電流の通電を制御する制御手段を備えている。
本発明によれば、同一加熱期間において、加熱期間に移行した後の第1微小期間内の第1通電期間に位相制御を行う時間が、2回目以降の微小期間の通電期間である第2通電期間に位相制御を行う時間よりも長いので、突入電流を十分に抑制することができる。また、同一加熱期間において、2回目以降の微小期間の第2通電期間に位相制御を行う時間が、第1微小期間内の第1通電期間に位相制御を行う時間よりも短く設定されるので、高調波やコイルのうなり音の発生を抑制することができる。
また、第1微小期間が2回目以降の微小期間よりも長くなるようにヒータへのヒータ電流の通電を制御することで、加熱期間に移行した後の最初の第1微小期間において最も大きくなる突入電流を十分に抑制することができ、フリッカの発生を防止することができる。
上記構成のヒータ制御装置において、前記制御手段は、前記2回目以降の微小期間において前記位相制御を行わないとよい。
従って、高調波やコイルのうなり音を十分に抑制することができる。
上記構成のヒータ制御装置において、前記ヒータは、複数のヒータを有し、
前記制御手段は、前記複数のヒータを排他的に動作させる場合に、前記複数のヒータに供給するヒータ電流の和である合成電流の変動が所定値よりも小さいと判定すると、前記2回目以降の微小期間において前記位相制御を行わないとよい。
合成電流の変動が十分に小さい場合には、ヒータへの突入電流が発生する可能性が低いので、不必要な制御が行われない。
上記構成のヒータ制御装置において、前記ヒータは、複数のヒータを有し、
前記制御手段は、前記複数のヒータの定格電力に応じて、前記第1通電期間において前記位相制御を実行する実行時間と、前記第2通電期間において前記位相制御を実行する実行時間とを変更するとよい。
複数のヒータの定格電力に応じて第1通電期間と第2通電期間との位相制御の実行時間を変更することで、突入電流を効果的に抑制することができる。
上記構成のヒータ制御装置において、前記制御手段は、前記ヒータがメインヒータとサブヒータとを備え、前記メインヒータの定格電力が前記サブヒータの定格電力よりも大きい場合に、前記メインヒータの第1通電期間における前記位相制御の実行時間が、前記サブヒータの第1通電期間における前記位相制御の実行時間よりも長く、前記メインヒータの第2通電期間における前記位相制御の実行時間が、前記サブヒータの第2通電期間における前記位相制御の実行時間よりも長くなるように、前記メインヒータ及び前記サブヒータへのヒータ電流の通電を制御するとよい。
従って、ヒータの定格電力に応じて、ヒータへの突入電流を効果的に抑制することができる。
本発明の画像形成装置は、請求項1から5のいずれか一項に記載のヒータ制御装置と、前記ヒータの熱によって定着器の定着部材を加熱し、用紙に形成された画像を定着させる定着装置とを備えた画像形成装置であって、前記ヒータ制御装置は、前記画像形成装置の画像形成処理の待機時に、前記ヒータへのヒータ電流の通電を制御して、前記定着器の前記定着部材を加熱することを特徴としている。
耳障りなコイルのうなり音の影響が大きい画像形成装置の待機時に、コイルのうなり音を十分に抑制することができる。
本発明のヒータ制御方法は、ヒータにヒータ電流を通電して該ヒータの温度を上昇させる加熱期間と、前記ヒータへのヒータ電流の通電を停止して該ヒータの温度を降下させる非加熱期間とを繰り返し、前記ヒータの温度を制御するヒータ制御装置のヒータ制御方法であって、前記加熱期間において、前記ヒータへのヒータ電流の通電及び通電停止を微小期間ごとに繰り返すカットオフ制御と、前記微小期間におけるヒータ電流の通電時に、前記ヒータに通電するヒータ電流を漸増させる位相制御とを実行すると共に、前記加熱期間に移行後の最初の微小期間である第1微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第1通電期間の前記位相制御の実行時間が、同一加熱期間内の2回目以降の微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第2通電期間の前記位相制御の実行時間よりも長くなり、さらに、前記第1微小期間が前記2回目以降の微小期間よりも長くなるように、前記ヒータへのヒータ電流の通電を制御することを特徴としている。
本発明のプログラムは、ヒータにヒータ電流を通電して該ヒータの温度を上昇させる加熱期間と、前記ヒータへのヒータ電流の通電を停止して該ヒータの温度を降下させる非加熱期間とを繰り返し、前記ヒータの温度を制御するプログラムであって、コンピュータに、前記加熱期間において、前記ヒータへのヒータ電流の通電及び通電停止を微小期間ごとに繰り返すカットオフ制御と、前記微小期間におけるヒータ電流の通電時に、前記ヒータに通電するヒータ電流を漸増させる位相制御とを実行すると共に、前記加熱期間に移行後の最初の微小期間である第1微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第1通電期間の前記位相制御の実行時間が、同一加熱期間内の2回目以降の微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第2通電期間の前記位相制御の実行時間よりも長くなり、さらに、前記第1微小期間が前記2回目以降の微小期間よりも長くなるように、前記ヒータへのヒータ電流の通電を制御する処理を実行させることを特徴としている。
本発明は、フリッカの発生を確実に抑制すると共に、高調波やコイルのうなり音の発生を抑制することができる。
添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例を説明する。
まず、図4を参照しながら定着装置を搭載した画像形成装置の構成を説明する。所定のプリント開始信号を受けて、図示しない画像処理部より出力された画像データをレーザ露光器(以下、ROSという)2で光信号に変換し、矢印方向に回転する感光体ドラム4に照射する。感光体ドラム4表面は帯電器3により例えば−700Vに一様帯電されており、ROS2からの光照射を受けて、その表面に静電潜像が形成される。
静電潜像は最大濃度部で例えば−200V程度まで減衰するが、このときレーザ露光量を変化させると静電潜像の電位が変化し、最終的に得られる画像濃度が変化する。感光体ドラム4の回転に伴い、静電潜像は現像器5によりトナー像として顕像化される。現像器5の内部には、トナーと、トナーを帯電および搬送するキャリアとが混合されて充填されており、この混合比率を変化させることで、最終的に得られる画像濃度が変化する。
またトナーとキャリアを感光体ドラム4表面に搬送する現像ロール6には現像バイアス電圧が印加されており、静電潜像と現像バイアス電圧の間で作る電位差(現像コントラスト電位)によりトナーが現像ロール6より感光体ドラム4表面へ移動し、その感光体ドラム4表面にトナー像が形成される。このとき現像バイアスを変化させると現像コントラスト電位が変化し最終的に得られる画像濃度が変化する。
現像器5により感光体ドラム4の表面に形成されたトナー像は転写補助帯電器(不図示)によりその電荷が調整されて転写装置7に達する。一方、駆動ロール、従動ロールにより張架されて転写ベルト9が矢印方向に循環移動し、感光体ドラム4との間に転写部を形成している。
また、画像記録の指示を受けて、給紙手段は複数の用紙トレイのうちから何れかを選択して画像が記録されるべき用紙を用紙搬送路を経由して転写部に搬送する。転写部へ搬送された用紙に、感光体ドラム4上のトナー像が転写される。なお、このとき転写ベルト9には、転写ロール8を経由することによるトナーとは逆極性の電圧が印加されている。その後用紙は、さらに用紙搬送路を経由して定着器12に搬送され、そこで熱と圧力によりトナーが恒久的に用紙に定着される。用紙にトナーが定着され画像が形成された用紙は、用紙搬送路を経由し排出ロールから画像形成装置外に排出される。
次に、電源の供給を受けてヒータのオン、オフを制御するヒータ制御装置20の構成を説明する。図5に示すようにヒータ制御装置20は、交流電源30から電源供給を受けて発熱するヒータ25と、定着ロール24の表面温度を測定するロール温度検出部26と、交流電源のゼロクロスポントを検出するゼロクロス検出部21と、ヒータ25に供給するヒータ電流の通電時間を算出し、算出した通電時間に従ってオン/オフ切替部23をオン、オフ制御するヒータ制御部22とを有している。なお、定着ロール24には、熱容量の小さい薄肉のものが使用される。また、ヒータ制御部22は、各種演算処理を実行する中央処理装置としてのCPU、制御プログラムを格納したROM、各種データを格納するRAM、入出力回路(I/O)及びそれらを接続するバスラインからなる論理演算回路として構成されている。CPUは、ROMから読み出したプログラムに従って演算処理を行うことで、後述するヒータ制御の処理が実現される。
ゼロクロス検出部21は、交流電源30からの交流電源が+成分、−成分へそれぞれ移行する際に電圧0V(ゼロクロス点)を通過するタイミングを検出し、これをゼロクロス信号としてヒータ制御部22に出力する。
ヒータ制御部22は、ゼロクロス検出部21で検出されたゼロクロス点に基づいて、ヒータ25に供給する電流の位相制御を行う。一般的に、ゼロクロス点からヒータONまでの時間を長く設定すると、ヒータ25への通電時間が短くなる。これにより、画像形成装置の電源投入直後には、突入電流を抑制する。逆にゼロクロス点からヒータオンまでの時間が短いと、ヒータ25への通電時間が長くなる。また、ヒータ制御部22は、非常に短いカットオフ周期Tで強制的に通電をオン、オフさせるカットオフ制御を行う。また、ヒータ25にヒータ電流を供給する通電期間の最初において、ヒータ電流を徐々に増やしていく位相制御を行う。
本実施例では、非加熱期間から加熱期間へ移行する際に、1回目のカットオフ制御のオン期間Ton(以下、簡単のためオン期間Tonという)における位相制御期間(図6に示すtp1であり、本発明の第1の時間に該当する)と、2回目以降のオン期間Tonにおける位相制御期間(図6に示すtp2であり、本発明の第2の時間に該当する)との長さをそれぞれ別々に設定できるようにした。そして、1回目のオン期間Tonにおける位相制御期間tp1を、突入電流が抑制できるように長めに設定した。また、2回目以降のオン期間Tonにおける位相制御期間tp2は、高調波やコイルの異音を抑制できるように短く設定した。
非加熱期間から加熱期間に移行し、1回目のオン期間Tonにおいては、突入電流の影響が非常に大きいため、位相制御の時間を長めに取ることで突入電流を抑制することができる。また、2回目以降のオン期間Tonにおいては、1回目の通電によってヒータも温まり突入電流の影響を1回目ほどは考慮する必要がないので、位相制御の時間を短くする。これにより、位相制御を行っている合計時間を短くし、高調波電流の時間平均値を小さくすることができる。さらに、ノイズ対策用コイルで発生する異音を抑制することができる。
ヒータ制御装置20の動作手順を図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。ヒータ制御装置20は、ロール温度検出部26によって定着ロール24の表面温度が目標値の下限値以下になったことを検出すると、ヒータ25への通電を再開する。まず、ヒータ制御装置20は、加熱期間に移行してから、ヒータ25をオンさせる回数が1回目であるか否かを判定する。1回目のヒータオンであった場合には(ステップS1/YES)、カットオフ制御のオン期間をTonで、位相制御期間をtp1で通電させる。
また、1回目のヒータオンではなく、2回目以降のヒータオンの場合には(ステップS1/NO)、カットオフ制御のオン期間をTonで、位相制御期間をtp2で通電させる(ステップS3)。図6に示すように1回目での位相制御期間tp1は、2回目以降の位相制御期間tp2よりも長く設定されている。
カットオフ制御のオン期間Tonが経過すると、今度はオフ期間Toffに入り、ヒータ25への通電を強制的にオフする(ステップS4)。この手順を繰り返し行い、定着ロール24の表面温度が、目標温度の上限値以上となったことを検出すると(ステップS5/YES)、ヒータの温度制御を終了する。
このように本実施例は、加熱期間に移行してから、ヒータ25をオンさせる回数が1回目であった場合には、位相制御を長く行うことにより、突入電流の発生を抑止することができる。また、ヒータ25をオンさせる回数が2回目以降では、位相制御を短く行うことで、高調波やうなり音の発生を抑制することができる。
[実施例1の変形例]
また、実施例1の変形例として、図8に示すようにヒータ25をオンさせる回数が2回以上となると、位相制御によるソフトスタートを行わないようにすることも可能である。ノイズ対策用コイルのうなり音の聞こえ方は、設置環境や人により違い、位相制御期間を短く設定しても耳障りな感覚を完全にはなくすことができない。そこで、加熱期間Tでのヒータオン回数が2回以上では、位相制御を行わないように設定してもよい。2回目以降のオン期間Tonにおいては、1回目の通電によってヒータ25も温まり、突入電流が1回目ほどは大きくない。そこで、位相制御を行わないように設定することで、フリッカは若干悪化するが、コイルのうなり音を完全にシャットダウンすることができる。
添付図面を参照しながら本発明の第2実施例を説明する。なお、本実施例の構成は上述した第1実施例の構成と同一であるため、その説明を省略する。本実施例は、図10に示すように非加熱期間から加熱期間に移行して1回目のカットオフ制御のカットオフ周期を、2回目移行のカットオフ周期よりも長くとるようにしている。
より短い周期でカットオフ制御を行いたい場合や、ヒータの電力が大きい場合、十分に突入電流を抑制しようとすると、カットオフ制御のオン期間Tonよりも、位相制御時間tp1のほうが長くなってしまう場合がある。図9には、カットオフ制御のオン期間Tonの終了に合わせて位相制御も停止させた場合を示している。この例では、1回目のカットオフ制御の位相制御で突入電流の抑制に十分な時間を取ることができなかったので、2回目のオン期間Tonにおいて、突入電流が発生している。
これに対して本実施例では、図10に示すように1回目のカットオフ制御の周期T’を2回目移行の周期Tよりも長くなるように設定している。カットオフ制御の周期を長く設定するのは非加熱期間から加熱期間に移行した1回目のカットオフ制御のときだけであり、2回目以降は従来通りの周期でカットオフ制御を行う。従って、1回目のカットオフ制御においては、十分な位相制御時間を取ることで突入電流を十分に抑止することができる。さらに従来通りのきめ細かな電力制御が可能であり、カットオフ制御の本来の目的である温度オーバーシュートやロール軸方向の温度分布を改善することができる。なお、2回目以降のカットオフ制御時には従来と同様、またはそれよりも短い周期でカットオフ制御を行うこともできる。これにより、位相制御を行っている合計時間を短くし、高調波電流の時間平均値を小さくすることができる。さらに、ノイズ対策用コイルで発生する異音を抑制することができる。
図11に示すフローチャートを参照しながら本実施例の動作手順を説明する。
ヒータ制御装置20は、ロール温度検出部26によって定着ロール24の表面温度が目標値の下限値以下になったことを検出すると、ヒータ25への通電を再開する。まず、ヒータ制御装置20は、加熱期間に移行してから、ヒータ25をオンさせる回数が1回目であるか否かを判定する。1回目のヒータオンであった場合には(ステップS10/YES)、カットオフ制御のオン期間をTon’で、位相制御期間をtp1で通電させる(ステップS11)。その後、カットオフ制御のオフ時間Toffだけ強制的にヒータ25への電流供給を停止する(ステップS12)。
また、1回目のヒータオンではなく、2回目以降のヒータオンの場合には(ステップS10/NO)、カットオフ制御のオン時間をTonで、位相制御期間をtp2で通電させる(ステップS13)。その後、カットオフ制御のオフ時間Toffだけ強制的にヒータ25への電流供給を停止する(ステップS14)。図10に示すように1回目のカットオフ制御のオン期間Ton’は、2回目以降のカットオフ制御のオン期間Tonよりも長く設定されている。1回目のカットオフ制御のオン期間Ton’を十分に長く取ることで、ヒータの電力が大きい場合であっても十分に突入電流を抑制することができる。
この手順を繰り返し行い、定着ロール24の表面温度が、目標温度の上限値以上となったことを検出すると(ステップS15/YES)、ヒータの温度制御を終了する(ステップS5)。
添付図面を参照しながら本実施例を詳細に説明する。なお、本実施例の構成は上述した第1実施例の構成と同一であるため、その説明を省略する。本実施例は、図12に示すように複数本のヒータ(以下、メインヒータ41、サブヒータ42という)を設け、これらによって定着ロール40を加熱する。メインヒータ41とサブヒータ42とは定格電力の異なるものが使用されている。
通常、複写機やプリンタの定着装置においては、複数のヒータに定格電力の異なるものを使用している。定格電力の値に応じて突入電流の大きさも異なるため、結果として位相制御期間の最適値も違ってくる。そこで本実施例では、メインヒータ41とサブヒータ42のそれぞれにおいて、カットオフ制御の1回目と、2回目以降とで個別に位相制御期間を設定できるようにした。すなわち、メインヒータ41へのカットオフ制御の1回目の位相制御期間tp1と、2回目以降の位相制御期間tp2と、サブヒータ42へのカットオフ制御の1回目の位相制御期間tp3と、2回目以降の位相制御期間tp4とをそれぞれ個別に設定している。特に本実施例では、図13に示すようにtp1≧tp3≧tp2≧tp4となるように設定している。
このようにヒータの定格電力に合わせて位相制御期間を設定することができるので、ヒータの定格電力によらずフリッカを抑制することができ、合わせて高調波やコイルのうなり音を最適に抑制することができる。
[実施例3の変形例]
上述した実施例3の変形例として、メインヒータ41とサブヒータ42とを排他的に動作させる場合が挙げられる。フリッカは、商用電源からコンセントを介して機器本体に流れ込む電流、すなわち、メインヒータ41とサブヒータ42に供給される電流の合成電流が変動することによって生じる。図15(A)に示すように、メインヒータ41とサブヒータ42とが共にオンしている期間があると、合成電流の変動量が大きい。これに対し本実施例のようにメインヒータ41とサブヒータ42とを排他的に動作させると、図15(B)に示すように合成電流の変動量は小さい値となる。そこで、本実施例では、カットオフ制御の2回目以降の位相制御において、位相制御期間がゼロ(図14に示すtp4=0)となるように制御する。カットオフ制御の2回目以降では、合成電流の変動分が小さいため、位相制御期間がゼロでもフリッカの影響を受けることが少ない。
なお、上述した実施例1から3のヒータ制御装置は、特に印刷などのジョブを待機している待機時において顕著な効果を得ることができる。複写機やプリンタなどの画像形成装置は、画像形成時よりも待機時のほうが突入電流が大きい。さらに位相制御が原因のコイル異音は、機器の動作音にかき消される画像形成時よりも、待機時のほうがより顕著となる。そこで、実施例1から3に示すヒータ制御装置を待機時において行うことで、顕著な効果を得ることができる。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
(A)は通常のオンオフ制御時のヒータ電流を示し、(B)はカットオフ制御時のヒータ電流を示す図である。 (A)は通常のオンオフ制御時のヒータ電流を示し、(B)はソフトスタートによる位相制御を行った場合のヒータ電流を示す図である。 カットオフ制御と位相制御によるソフトスタートとを組み合わせた制御において流れるヒータ電流を示す図である。 画像形成装置の構成を示す図である。 ヒータ制御装置の構成を示す図である。 実施例1のヒータ制御装置の制御によってヒータに流れるヒータ電流を示す図である。 実施例1のヒータ制御装置の動作手順を示すフローチャートである。 実施例1の変形例のヒータ制御装置の制御によってヒータに流れるヒータ電流を示す図である。 ヒータの電力が大きいときに生じる課題を説明するための図である。 実施例2のヒータ制御装置の制御によってヒータに流れるヒータ電流を示す図である。 実施例2のヒータ制御装置の動作手順を示すフローチャートである。 実施例3のヒータ制御装置の構成を示すブロック図である。 実施例3のヒータ制御装置の制御によってヒータに流れるヒータ電流を示す図である。 実施例3の変形例のヒータ制御装置の制御によってヒータに流れるヒータ電流を示す図である。 メインヒータとサブヒータとに流れるヒータ電流と、これらを合成した合成電流とを示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置 2 ROS
3 帯電器 4 感光体
5 現像器 6 現像ロール
7 転写装置 8 転写ロール
9 転写ベルト 10 クリーナ
11 除電器 12 定着器
20 ヒータ制御装置 21 ゼロクロス検出部
22 ヒータ制御部 23 オン/オフ切替部
24 定着ロール 25 ヒータ
26 ロール温度検出部 30 交流電源

Claims (8)

  1. ヒータにヒータ電流を通電して該ヒータの温度を上昇させる加熱期間と、前記ヒータへのヒータ電流の通電を停止して該ヒータの温度を降下させる非加熱期間とを繰り返し、前記ヒータの温度を制御するヒータ制御装置であって、
    前記加熱期間において、前記ヒータへのヒータ電流の通電及び通電停止を微小期間ごとに繰り返すカットオフ制御と、前記微小期間におけるヒータ電流の通電時に、前記ヒータに通電するヒータ電流を漸増させる位相制御とを実行すると共に、
    前記加熱期間に移行後の最初の微小期間である第1微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第1通電期間の前記位相制御の実行時間が、同一加熱期間内の2回目以降の微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第2通電期間の前記位相制御の実行時間よりも長くなり、さらに、前記第1微小期間が前記2回目以降の微小期間よりも長くなるように、前記ヒータへのヒータ電流の通電を制御する制御手段を備えることを特徴とするヒータ制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記2回目以降の微小期間において前記位相制御を行わないことを特徴とする請求項1記載のヒータ制御装置。
  3. 前記ヒータは、複数のヒータを有し、
    前記制御手段は、前記複数のヒータを排他的に動作させる場合に、前記複数のヒータに供給するヒータ電流の和である合成電流の変動が所定値よりも小さいと判定すると、前記2回目以降の微小期間において前記位相制御を行わないことを特徴とする請求項1又は2記載のヒータ制御装置。
  4. 前記ヒータは、複数のヒータを有し、
    前記制御手段は、前記複数のヒータの定格電力に応じて、前記第1通電期間において前記位相制御を実行する実行時間と、前記第2通電期間において前記位相制御を実行する実行時間とを変更することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のヒータ制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記ヒータがメインヒータとサブヒータとを備え、前記メインヒータの定格電力が前記サブヒータの定格電力よりも大きい場合に、前記メインヒータの第1通電期間における前記位相制御の実行時間が、前記サブヒータの第1通電期間における前記位相制御の実行時間よりも長く、前記メインヒータの第2通電期間における前記位相制御の実行時間が、前記サブヒータの第2通電期間における前記位相制御の実行時間よりも長くなるように、前記メインヒータ及び前記サブヒータへのヒータ電流の通電を制御することを特徴とする請求項4記載のヒータ制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のヒータ制御装置と、前記ヒータの熱によって定着器の定着部材を加熱し、用紙に形成された画像を定着させる定着装置とを備える画像形成装置であって、
    前記ヒータ制御装置は、前記画像形成装置の画像形成処理の待機時に、前記ヒータへのヒータ電流の通電を制御して、前記定着器の前記定着部材を加熱することを特徴とする画像形成装置。
  7. ヒータにヒータ電流を通電して該ヒータの温度を上昇させる加熱期間と、前記ヒータへのヒータ電流の通電を停止して該ヒータの温度を降下させる非加熱期間とを繰り返し、前記ヒータの温度を制御するヒータ制御装置のヒータ制御方法であって、
    前記加熱期間において、前記ヒータへのヒータ電流の通電及び通電停止を微小期間ごとに繰り返すカットオフ制御と、前記微小期間におけるヒータ電流の通電時に、前記ヒータに通電するヒータ電流を漸増させる位相制御とを実行すると共に、
    前記加熱期間に移行後の最初の微小期間である第1微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第1通電期間の前記位相制御の実行時間が、同一加熱期間内の2回目以降の微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第2通電期間の前記位相制御の実行時間よりも長くなり、さらに、前記第1微小期間が前記2回目以降の微小期間よりも長くなるように、前記ヒータへのヒータ電流の通電を制御することを特徴とするヒータ制御方法。
  8. ヒータにヒータ電流を通電して該ヒータの温度を上昇させる加熱期間と、前記ヒータへのヒータ電流の通電を停止して該ヒータの温度を降下させる非加熱期間とを繰り返し、前記ヒータの温度を制御するプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記加熱期間において、前記ヒータへのヒータ電流の通電及び通電停止を微小期間ごとに繰り返すカットオフ制御と、前記微小期間におけるヒータ電流の通電時に、前記ヒータに通電するヒータ電流を漸増させる位相制御とを実行すると共に、
    前記加熱期間に移行後の最初の微小期間である第1微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第1通電期間の前記位相制御の実行時間が、同一加熱期間内の2回目以降の微小期間において、前記ヒータにヒータ電流を通電する第2通電期間の前記位相制御の実行時間よりも長くなり、さらに、前記第1微小期間が前記2回目以降の微小期間よりも長くなるように、前記ヒータへのヒータ電流の通電を制御する処理を実行させるためのプログラム。
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