JP4539102B2 - コンテンツ再生方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動画情報、静止画情報等の画像情報及び音響情報等のコンテンツを再生するコンテンツ再生方法及び装置に関する。
映画、コマーシャル映像、TV映像あるいはラジオ放送等の多様なコンテンツをネットワークを介して利用者の再生装置に配信するサービスが普及している。利用者は、配信されたコンテンツを任意に選択し且つ任意のタイミングで視聴することができる。
コンテンツ配信サービスの形態としては、コンテンツ情報の配信のみにとどまらず、これらコンテンツ情報の放送日時を定めたスケジュール情報を併せて配信することによりコンテンツの自動的な再生を可能とするサービス形態がある(例えば、特許文献1参照)。更には、自動的なスケジュール再生と利用者の任意の再生との調和を図るための形態も想定されている(例えば、特許文献2参照)。
スケジュールに従ったコンテンツの自動再生において、動画コンテンツ、静止画コンテンツ及び音響コンテンツ等の異なる種類のコンテンツを同時に1つのスクリーン上で再生する形態も望まれている。この例として、商店等の店舗施設において広告情報を消費者に放送する形態がある。
特開2002−152672号公報 特開2002−158989号公報
しかし、動画コンテンツ、静止画コンテンツ及び音響コンテンツ等の異なる種類のコンテンツの同時再生においては、複数のコンテンツ毎に放送時間の長さが異なる場合があるのみならずコンテンツによっては再生時間帯が特定の日時に限定されてしまうような時間的な制約が課せれている場合もあり、これらが相互に適切な再生タイミングに合うように事前にスケジュール編集することは容易ではない。
本発明の目的は、放送日時に制約のある多様なコンテンツの同一スクリーン上での同時視聴を可能とするコンテンツ再生方法及び装置を提供することである。
本発明によるコンテンツ再生装置は、ネットワークを介して、少なくとも2つのコンテンツを前記コンテンツ毎の再生時間帯を規定する放送スケジュールと共に受信して蓄積し、前記コンテンツの各々をその再生時間帯に従ったタイミングで表示スクリーンに表示するコンテンツ再生装置であって、前記少なくとも2つのコンテンツのうちの1つをマスターコンテンツとすると共に当該マスターコンテンツの再生時間帯内に含まれる再生時間帯を有する他のコンテンツを通常コンテンツとして抽出し、前記マスターコンテンツの再生時間帯を共通再生時間帯に設定する共通再生時間帯設定手段と、前記共通再生時間帯の到来に応じて、前記マスターコンテンツ及び前記通常コンテンツの各々を、前記表示スクリーンの異なる区分領域の各々において表示する区分領域表示手段と、を含み、前記区分領域表示手段は、前記通常コンテンツをその再生時間帯に関わらず前記共通再生時間帯において繰り返し再生することを特徴とする。
本発明によるコンテンツ再生方法は、ネットワークを介して、少なくとも2つのコンテンツを前記コンテンツ毎の再生時間帯を規定する放送スケジュールと共に受信して蓄積し、前記コンテンツの各々をその再生時間帯に従ったタイミングで表示スクリーンに表示するコンテンツ再生方法であって、前記少なくとも2つのコンテンツのうちの1つをマスターコンテンツとすると共に当該マスターコンテンツの再生時間帯内に含まれる再生時間帯を有する他のコンテンツを通常コンテンツとして抽出し、前記マスターコンテンツの再生時間帯を共通再生時間帯に設定する共通再生時間帯設定ステップと、前記共通再生時間帯の到来に応じて、前記マスターコンテンツ及び前記通常コンテンツの各々を、前記表示スクリーンの異なる区分領域の各々において表示する区分領域表示ステップと、を含み、前記区分領域表示ステップは、前記通常コンテンツをその再生時間帯に関わらず前記共通再生時間帯において繰り返し再生することを特徴とする。
本発明によるコンテンツ再生方法及び装置によれば、少なくとも2つのコンテンツの各々に共通する共通放送時間帯が設定され、この共通放送時間帯において、これらコンテンツの各々を表示スクリーンの異なる区分領域で表示する構成が与えられる。これにより、放送日時に制約のある多様なコンテンツの同一スクリーン上での同時視聴が可能となる。
本発明の実施例について添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の複数の実施例における全体の構成を示している。ネットワーク70を介して、複数のコンテンツ再生装置80a乃至80n、コンテンツ群10、コンテンツ投入装置50及びコンテンツ配信サーバ60が接続される。ネットワーク70は、インターネット又はイントラネットの如きパケットデータ伝送網である。コンテンツ投入装置50は、動画情報、静止情報及びテキスト情報等のコンテンツからなるコンテンツ群10をネットワーク70を介してコンテンツ配信サーバ60に送信し登録する機能と、複数のコンテンツ再生装置80a乃至80n毎にコンテンツの放送日時を定めたスケジュールリストを作成しコンテンツ配信サーバ60に登録する機能を有する操作端末である。コンテンツ配信サーバ60は、コンテンツ投入装置50により登録された再生装置80a乃至80nの各々毎のコンテンツ及びスケジュールリストを記憶しておくデータベース(図示せず)を備える。コンテンツ配信サーバ60は、また、コンテンツ再生装置80a乃至80nの各々に対応するコンテンツ及びスケジュールリストを送信する機能を有する。この送信は、好ましくはネットワーク70の混んでいない時間帯、例えば深夜等の時間帯に定期的に行うことで効率的な送信を実現する。コンテンツのうちで優先的に再生されるべき優先コンテンツは、コンテンツ再生装置80a乃至80nの各々に随時送信される。コンテンツ再生装置80a乃至80nの各々は、ネットワーク70を介してスケジュールリスト及びコンテンツを受信した後に、該スケジュールリストに指定されたスケジュールの放送日時に基づいて対応するコンテンツを順次画像出力及び音響出力の形態で再生する再生装置である。
<第1の実施例>
図2は、本発明の第1実施例におけるコンテンツ再生装置の内部構成を示している。コンテンツ再生装置80a乃至80nの各々は、スケジュール処理部81、データベース82、時刻監視部83、フレーム多重部84、ディスプレイ及びスピーカ85、マスターコンテンツ再生部86及び通常コンテンツ再生部87を含む。
データベース82は、コンテンツ配信サーバからネットワークを介して配信されるマスターコンテンツ11、通常コンテンツ12及びスケジュールリスト20を保持する機能を有する。マスターコンテンツ11は、同期をとるための主たるコンテンツに指定されたコンテンツであり、動画、静止画及びテキストの種類のうちの何れか1つであり、好ましくは動画コンテンツである。通常コンテンツ12は、マスターコンテンツ以外の種類のコンテンツであり、好ましくは静止画及びテキストコンテンツの2種類からなる。マスターコンテンツ11及び通常コンテンツ12は、1つのグループ13aを構成して格納される。データベース82には、更に、マスターコンテンツ及び通常コンテンツを各々含み得る複数のグループ13b乃至13mが格納されても良い。時刻監視部83は、正確な日付及び時刻情報を取得しスケジュール処理部81に出力する機能を有する。
スケジュール処理部81は、スケジュールリスト20に規定されるコンテンツの予定される再生時間と、時刻監視部83から入力される正確な日付及び時刻情報とに従ってコンテンツの再生をマスターコンテンツ再生部86及び通常コンテンツ再生部87に指令する機能を有する。スケジュール処理部81は、更に、グループを構成する複数のコンテンツの各々の再生時間を認識し、マスターコンテンツとして指定されたコンテンツの再生時間を共通再生時間帯とする再生手順を設定し、その他の通常コンテンツをこの共通再生時間帯において繰り返し再生するように再生手順を設定する機能を有する。
マスターコンテンツ再生部86は、スケジュール処理部81の再生指令に応じて、データベース82に保持されたマスターコンテンツ11をフレーム多重部84に出力する機能と、マスターコンテンツ11の再生時間の終了に応じて、通常コンテンツ再生部87にその再生を中止するための強制中止信号を送信する機能を有する。通常コンテンツ再生部87は、スケジュール処理部81の再生指令に応じて、データベース82に保持された通常コンテンツ12をフレーム多重部84に出力する機能と、マスターコンテンツ再生部86から強制中止信号に応じて、通常コンテンツ12のフレーム多重部84への出力を停止する機能を有する。
フレーム多重部84は、ディスプレイ及びスピーカ85に接続され、マスターコンテンツ再生部86及び通常コンテンツ再生部87から入力される各種のコンテンツをフレーム多重化して同時再生出力する機能を有する。このフレーム多重化により、動画、静止画及びテキストからなる複数のコンテンツは、動画、静止画及びテキストフレームの3つの分割フレームに各々分けられて単一のディスプレイに同時に画像再生される。動画、静止画及びテキストフレームの各フレームは、コンテンツの種類に応じて適切なサイズに変更されて出力される。
マスターコンテンツ11及び通常コンテンツ12の各々は、動画、静止画、テキスト等の属性の違いに従った適切な形式のファイルの集まりにより構成される。例えば、mpeg形式の動画ファイル、jpeg形式の静止画ファイル及びtxt形式のテキストファイルが例として挙げられる。各ファイルには、ファイル属性情報として、動画、静止画及びテキストを識別する分類、配信サーバからコンテンツが配信及び登録された日を表すコンテンツ送信開始日、コンテンツ再生装置に登録されているコンテンツが削除される日を表すコンテンツ削除日、コンテンツ再生装置においてコンテンツの使用が許可される日を表すコンテンツ公開日、コンテンツ再生装置においてコンテンツの使用許可が終了となる日を表すコンテンツ公開終了日を含む。動画、静止画のコンテンツには音声情報が含まれていても良い。
図3は、コンテンツ再生装置80a乃至80nの各々における表示スクリーンの表示例を示している。ここで、表示スクリーン90は、動画フレーム91、静止画フレーム92と、テキストフレーム93とから構成される。静止画フレーム92及びテキストフレーム93の背景は利用者により指定できる。それぞれのフレームの大きさは、フレーム左上の基準点の座標と幅および高さとにより指定できるようにされる。動画コンテンツは、好ましくは動画フレーム91内いっぱいに表示される。コンテンツのデフォルトサイズが動画フレーム91に比して小さい場合或いは大きい場合には、縮小又は拡大が利用者の指示操作により可能にされる。静止画コンテンツは、基本的には静止画フレーム92内いっぱいに表示されるがデフォルトサイズが小さい場合は拡大せずに余白に背景が表示されるようにするが、デフォルトサイズが大きい場合にはフレームのサイズに縮小される。テキストフレーム93においてテキストが表示されない部分には背景を表示するようにする。本図の例は、1つの表示例であり、多様な画面構成により動画フレーム、静止画フレーム及びテキストフレームが配置されても良い。
図4は、コンテンツ配信サーバから再生装置の各々に送信されるスケジュールリストの内容例を示している。1つのコンテンツ再生装置毎に1つのスケジュールリスト20が存在する。スケジュールリスト20は、リスト一覧21と、複数のリスト22乃至24から構成される。リスト22乃至24の数は3つに限られず、コンテンツの数に応じてそれ以上の数であっても良い。
リスト一覧21には、リスト21乃至24の各々のファイル名毎に、種別、公開日、公開最終日、送信日、削除日、コンテンツ数、優先順位、リスト種別及びコメント等の付加情報から構成される。種別は、スケジュールリスト内のリストに含まれるコンテンツの種別を表す。画像コンテンツのみである場合には「画像」と表記とされ、静止画コンテンツのみである場合には「静止画」と表記とされ、テキストコンテンツのみである場合には「テキスト」と表記とされる。更に、画像コンテンツ、静止画コンテンツ及びテキストコンテンツのうちの何れか複数を含む場合には「複数」と表記される。公開日はスケジュールリスト内のリストの使用が許可される日を表し、公開最終日はスケジュールリスト20内のリストの使用許可が終了となる日を表し、送信日はリストをスケジュールリスト20の中に加えるためにコンテンツ再生装置に送信する日を表し、そして削除日はリストを再生装置から削除する日を表す。
また、リスト一覧21に示される優先順位は、割り込み放送機能を用いるか否かの指定情報を表し、その値は「通常」と「優先」の2種類がある。このスケジュール優先度を指定することにより通常的なスケジュールにより再生されるコンテンツを中断させ、優先度の高いコンテンツを放送させることができるようにする。この場合、高優先度の放送が終了すると、通常的なスケジュールによるコンテンツの放送が再開される。
リスト21乃至24の各々は、通常のファイルにより保持され、そのファイル名がリスト一覧から指定されている。リスト21乃至24の各々の内容は、グループ名、コンテンツ名、分類、再生日、再生終了日、再生時間帯、フレームサイズ、再生時間、マスタコンテンツ、背景ファイル名及び他の付加情報から構成される。
グループ名は、動画、静止画、テキストの組み合わせからなるグループの識別情報である。1つのリスト内における複数のグループは、最後まで放送されると先頭からリピートされる。再生日はコンテンツの放送が実際に開始される日を表し、再生終了日はコンテンツの放送が実際に終了する日を表し、再生時間帯はコンテンツが放送される時間帯を表し、フレームサイズは、動画フレーム、静止画フレーム及びテキストフレームの各サイズの指定情報を表している。再生時間は、マスターコンテンツが選択されていないときにコンテンツの放送時間を指定するものである。マスターコンテンツは、複数のフレームから放送されている複数のコンテンツ間の同期をとる時に基準とされるべき主たるコンテンツを指定するものである。背景ファイル名は、静止画用フレームとテキスト用フレームの背景に表示する画像を指定する情報である。
図5は、コンテンツ再生装置における通常すなわちスケジュールに従ったノーマル再生時の処理手順を示している。かかる処理手順について図2に示される構成要素を適宜参照して説明する。尚、本処理手順では、動画コンテンツをマスターコンテンツとしている。
先ず、コンテンツ再生装置80のスケジュール処理部81は、スケジュールリスト20から1つのグループのスケジュールを読み込む(ステップS01)。スケジュールデータ20の1グループには複数のコンテンツの再生日及び再生時間帯が規定されている。次いで、現在時刻がマスターコンテンツである動画コンテンツの再生時刻か否かを判定する(ステップS02)。再生時刻が到来している場合には、次いで、再生許容時刻か否かを判定する(ステップS03)。再生許容時刻と判定されるには、現在時刻が当該グループの公開日及び公開終了日内にあること及び当該グループが削除日を徒過していないことが必要である。もし再生許容時刻にないと判定された場合には再生をスキップし(ステップS04)、ステップS01に戻る。尚、かかる再生許容範囲の判定処理及びスキップ処理は、グループ単位ではなくコンテンツ単位になされても良い。この場合、マスターコンテンツが再生許容期間になければ、当該グループが全体としてスキップされるが、通常のコンテンツの1つが再生許容期間になければ当該コンテンツの再生がスキップされるだけである。
ステップS03において、再生許容時間内にあると判定された場合には、スケジュール処理部81は、グループを構成する動画コンテンツ、静止画コンテンツ及びテキストコンテンツの各々の再生時間帯を認識し、マスターコンテンツとして指定された動画フレームの再生時間を共通再生時間帯とする再生手順を設定し、更に、通常コンテンツである静止画コンテンツ及びテキストコンテンツの各々についてこの共通再生時間帯において繰り返し再生するように再生手順を設定する(ステップS05)。
この再生手順に従い、マスターコンテンツ再生部86は、マスターコンテンツである動画コンテンツを再生し(ステップS06)、同時に、通常コンテンツ再生部87は、それ以外の静止画コンテンツ(ステップS07)及びテキストコンテンツ(ステップS08)を再生する。マスターコンテンツを再生するマスターコンテンツ再生部86は、マスターコンテンツの再生を監視しその終了か否かを判定する(ステップS09)。一方、静止画及びテキストコンテンツを再生する通常コンテンツ再生部87は、静止画及びテキストコンテンツをそれらの再生時間の長短にかかわらず繰り返し再生する(ステップS10)。
マスターコンテンツの再生を監視しているマスターコンテンツ再生部86がマスターコンテンツの再生時間の終了を判定した場合には、通常コンテンツ再生部87に強制終了信号を出力することにより静止画及びテキストフレーム再生を強制終了する(ステップS11)。これにより、動画、静止画及びテキストコンテンツを含む1つのグループの再生が一括して終了される(ステップS12)。
図6は、複数のコンテンツの各々の画面フレームの再生順序を説明している。ここで、1つのコンテンツは、コンテンツの配給会社の識別番号と、動画、静止画及びテキストの種別のうちの何れかを示す識別番号と、グループ番号とより示されている。図示されるように、複数のグループ1乃至4がそれぞれの再生時刻に従って連続的に順次再生される。動画、静止画及びテキストコンテンツの各々は、動画、静止画及びテキストフレームを通して1つの画面において再生される。
グループ1について見ると、動画コンテンツ(A−1−1)の再生終了に応じて、静止画コンテンツ(A−1−2)及びテキストコンテンツ(A−1−3)が強制的に終了されている。尚、静止画コンテンツ(A−1−2)及びテキストコンテンツ(A−1−3)は、この強制終了までは繰り返し再生されている。
尚、以上の第1の実施例においては、複数のコンテンツの再生開始日時を同一とするクループ単位のスケジュールが予め設定されている例が示されたが、本発明によるコンテンツ再生方法及び装置はかかる限定はなく、複数のコンテンツの再生開始日時が異なる独立したスケジュールが設定されていたとしても、マスターコンテンツに指定されたコンテンツの再生日時に同期してかかる複数のコンテンツの同時再生をなすことができる。
<第2の実施例>
図7は、本発明の第2実施例におけるコンテンツ再生装置の内部構成を示している。コンテンツ再生装置80a乃至80nの各々は、第1の実施例と同様に、スケジュール処理部81、データベース82、時刻監視部83、フレーム多重部84、ディスプレイ及びスピーカ85、マスターコンテンツ再生部86及び通常コンテンツ再生部87を含む。本第2の実施例において、コンテンツ再生装置80a乃至80nの各々は、更に、優先コンテンツ再生部88を含む。
データベース82は、第1の実施例と同様に、マスターコンテンツ11、通常コンテンツ12及びスケジュールリスト20を含む。本第2の実施例において、データベース82は、更に、優先コンテンツ14を含む。優先コンテンツ14は、コンテンツ配信サーバから他のコンテンツと共に配信さるれが、通常のスケジュール再生のためのコンテンツとは異なり、通常のスケジュールに従わずに優先的に再生されるべきコンテンツである。優先コンテンツの配信は、緊急を要する場合には単独で配信され、極端な場合には再生の10分前に配信されることもある。
優先コンテンツ再生部88は、スケジュール処理部81の指令に応じて優先コンテンツ14をデータベース82から読み込みこれをフレーム多重化部84に出力する機能を有する。この出力に応じて、フレーム多重化部84は、マスターコンテンツ再生部86及び通常コンテンツ再生部87からの再生出力信号を抑止して優先コンテンツ再生部88からの再生出力信号を優先的にディスプレイ及びスピーカ85に出力する。
図8は、図7に示されるコンテンツ再生装置における優先コンテンツを優先的に再生する処理手順を示している。かかる処理手順について図7に示される構成要素を適宜参照して説明する。
コンテンツ再生装置80のコンテンツ再生部86、87はノーマル再生処理を実行している(ステップS21)。これは図5を参照して説明された処理手順に相応する。一方、コンテンツ再生装置80の優先コンテンツ再生部88は、スケジュールリスト20を参照して、現在時刻が優先コンテンツの割込再生時刻か否かを判定する(ステップS22)。
もし現在時刻がリスト21に規定される割込再生時刻に到来している場合には、優先コンテンツ再生部88はノーマル再生に割込を行う(ステップS23)。この割込に応じて、ノーマル再生すなわちスケジュールに従った再生を行うコンテンツ再生部86、87からの再生出力信号は抑止される。優先コンテンツ再生部88は、当該優先コンテンツの再生出力信号を優先的にディスプレイ・スピーカ85により出力することで当該優先コンテンツ再生する(ステップS24)。次いで、当該優先コンテンツの放送時間の終了に応じてノーマル再生に復帰する(ステップS25)。この復帰に応じて、コンテンツ再生部86、87からのノーマル再生出力信号が抑止されることなくディスプレイ・スピーカ85により出力されることで通常のスケジュールに従った再生が再開される。
尚、優先コンテンツの表示は、ノーマル再生における全ての表示を抑止するのではなく、優先コンテンツとコンテンツ種別が一致する1つのフレームの従前の表示を遮断して、これに該優先コンテンツを表示するようにしても良い。例えば、優先コンテンツが画像コンテンツであれば、それまでのノーマル表示における画像フレームへの再生出力信号のみを遮断して、該優先コンテンツをこの画像フレームに表示するようにする。
図9は、優先コンテンツの再生がスケジュールに従った再生にどのように割り込んで処理されるかを説明している。ここで、公開日から公開終了までの公開期間ににあって、さらに再生日から再生終了日までの再生期間の間に再生されるA社乃至D社の複数の放送時間帯が示されている。A社放送時間帯は、10:00から12:00であり、その後にB社放送時間帯が12:00〜13:00にスケジュールが定められている。しかし、E社放送割込が優先的に2004年4月15日から4月16日の期間の10:30〜10:40の時間帯に発生している。
図10は、優先コンテンツの再生が割り込んだ場合の画面遷移を説明している。
図9に示された同様の状況において、10:00から12:00の時間帯でA社のコンテンツの画面94が表示が行われ、その後12:00〜13:00の時間帯においてB社のコンテンツの画面95が表示されるのが通常状態である。E社放送割込が10:30〜10:40の時間帯に発生することから、この間E社の画面96に10分間だけ切り換わって表示される。
<第3の実施例>
第3の実施例は、図2及び図3に示されるコンテンツ再生装置80a乃至80nの各機能を実現するソフトウェアを更新する構成である。コンテンツ配信サーバ60は、コンテンツの配信とは別に、アプリケーションプログラム(AP)コンテンツをコンテンツ再生装置80a乃至80nの各々に随時配信する。コンテンツ再生装置80a乃至80nは、この配信に応じてまたは適宜のタイミングで、このAPコンテンツについて解凍及びインストール手順を実行する。インストールされたAPは、コンテンツ再生装置80a乃至80nの各々が再起動されることで有効となる。そのため、コンテンツ再生装置80a乃至80nの各々は、予め定められた再起動時刻に従って再起動するように構成される。あるいは、再起動実施有効時刻乃至再起動実施無効時刻からなる時間期間を予め定め、現在時刻がこの範囲にある場合に再起動するようにしても良い。更には、コンテンツ配信サーバ60からの再起動指示に応じて,コンテンツ再生装置80a乃至80nの各々を再起動するように構成されても良い。
以上の複数の実施例から明らかなように、本発明によるコンテンツ再生方法及び装置によれば、マスターコンテンツの再生時間帯に同期した他のコンテンツの同時表示をなす構成並びに優先コンテンツを優先的に表示する構成が与えられて、放送日時に制約のある多様なコンテンツの同一スクリーン上での同時視聴を可能としている。
本発明によるコンテンツ再生方法及び装置は、商店等の店舗施設において広告情報を消費者に放送する再生装置のみならず、スケジュール従って様々のコンテンツを同時放送する再生装置に適用され得る。
本発明の複数の実施例における全体の構成を示しているブロック図である。 本発明の第1実施例におけるコンテンツ再生装置の内部構成を示しているブロック図である。 コンテンツ再生装置の各々における画面例を示している図である。 コンテンツ配信サーバからコンテンツ再生装置の各々に送信されるスケジュールリストの内容例を示している図である。 コンテンツ再生装置におけるノーマル再生時の処理手順を示しているフローチャートである。 複数のコンテンツの各々の画面フレームの再生順序を説明している説明図である。 本発明の第2実施例におけるコンテンツ再生装置の内部構成を示している。 図7に示されるコンテンツ再生装置における優先コンテンツを優先的に再生する処理手順を示しているフローチャートである。 優先コンテンツの再生がスケジュールに従った再生にどのように割り込んで処理されるかを説明する説明図である。 優先コンテンツの再生が割り込んだ場合の画面遷移を説明している説明図である。
符号の説明
10 コンテンツ群
11 マスターコンテンツ
12 通常コンテンツ
13a乃至13m グループ
20 スケジュールリスト
22乃至25 リスト
50 コンテンツ投入装置
60 コンテンツ配信サーバ
70 ネットワーク
80a乃至80n コンテンツ再生装置
81 スケジュール処理部
82 データベース
83 時間監視部
84 フレーム多重部
86 マスターコンテンツ再生部
87 通常コンテンツ再生部
88 優先コンテンツ再生部
90 表示スクリーン
91 動画フレーム
92 静止画フレーム
93 テキストフレーム

Claims (5)

  1. ネットワークを介して、少なくとも2つのコンテンツを前記コンテンツ毎の再生時間帯を規定する放送スケジュールと共に受信して蓄積し、前記コンテンツの各々をその再生時間帯に従ったタイミングで表示スクリーンに表示するコンテンツ再生装置であって、
    前記少なくとも2つのコンテンツのうちの1つをマスターコンテンツとすると共に当該マスターコンテンツの再生時間帯内に含まれる再生時間帯を有する他のコンテンツを通常コンテンツとして抽出し、前記マスターコンテンツの再生時間帯を共通再生時間帯に設定する共通再生時間帯設定手段と、
    前記共通再生時間帯の到来に応じて、前記マスターコンテンツ及び前記通常コンテンツの各々を、前記表示スクリーンの異なる区分領域の各々において表示する区分領域表示手段と、
    を含み、前記区分領域表示手段は、前記通常コンテンツをその再生時間帯に関わらず前記共通再生時間帯において繰り返し再生することを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記少なくとも2つのコンテンツのうちで優先的に再生されるべき優先コンテンツの有無を前記放送スケジュールに含まれる優先順位から判別し、前記優先コンテンツのみをその再生時間帯に従って、前記区分領域表示手段による表示を遮断して前記表示スクリーンに表示する優先表示手段を更に含むことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記優先表示手段は、前記区分領域表示手段による表示を遮断することに代えて、前記区分領域のうちの1つの区分領域の従前の表示を遮断して、当該1つの区分領域に前記優先コンテンツを表示することを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記優先表示手段は、前記区分領域のうちで、前記優先コンテンツのコンテンツ種別に一致するコンテンツが従前に表示されていた1つの区分領域に前記優先コンテンツを表示することを特徴とする請求項3記載のコンテンツ再生装置。
  5. ネットワークを介して、少なくとも2つのコンテンツを前記コンテンツ毎の再生時間帯を規定する放送スケジュールと共に受信して蓄積し、前記コンテンツの各々をその再生時 間帯に従ったタイミングで表示スクリーンに表示するコンテンツ再生方法であって、
    前記少なくとも2つのコンテンツのうちの1つをマスターコンテンツとすると共に当該マスターコンテンツの再生時間帯内に含まれる再生時間帯を有する他のコンテンツを通常コンテンツとして抽出し、前記マスターコンテンツの再生時間帯を共通再生時間帯に設定する共通再生時間帯設定ステップと、
    前記共通再生時間帯の到来に応じて、前記マスターコンテンツ及び前記通常コンテンツの各々を、前記表示スクリーンの異なる区分領域の各々において表示する区分領域表示ステップと、
    を含み、前記区分領域表示ステップは、前記通常コンテンツをその再生時間帯に関わらず前記共通再生時間帯において繰り返し再生することを特徴とするコンテンツ再生方法。
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