JP2000217093A - デ―タ受信端末、デ―タ送信部及びデ―タ送受信システム - Google Patents

デ―タ受信端末、デ―タ送信部及びデ―タ送受信システム

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JP2000217093A
JP2000217093A JP11241668A JP24166899A JP2000217093A JP 2000217093 A JP2000217093 A JP 2000217093A JP 11241668 A JP11241668 A JP 11241668A JP 24166899 A JP24166899 A JP 24166899A JP 2000217093 A JP2000217093 A JP 2000217093A
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JP11241668A
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Katsutoyo Shiraishi
克豊 白石
Yoichi Harukawa
陽一 春川
Masao Fukushima
正夫 福島
Tatsuo Terajima
達雄 寺島
Naohisa Ide
尚久 井出
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量のデータを通信衛星等と用いて配信し、
かかるデータを多数の受信端末に受信させ、各受信端末
側で表示する内容を配信側で指定することが可能な受信
端末、送信部及びデータ送受信システムを提供する。 【解決手段】 コンテンツファイル204〜206及び
コンテンツファイルの再生スケジュールが記述されたス
クリプトファイル203を受信する受信手段146と、
受信したコンテンツファイル及びスクリプトファイルを
記憶する記憶手段910と、コンテンツファイルから動
画、静止画、テキストの少なくとも1つを描画する描画
処理930と、再生スケジュールに沿って描画処理手段
を制御する制御940とを有し、スクリプトファイル2
03に記述された再生スケジュールに沿ってコンテンツ
ファイル204〜206の再生データを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ受信端末、
データ送信部及びデータ送受信システムに関し、特に受
信端末側で表示する内容を配信側で指定可能なデータ受
信端末、そのような処理を可能とする情報を送信する送
信部及びデータ送受信システムに関する。
【従来の技術】従来、ファミリーレストラン等において
音楽データ等を通信衛星や通信回線を用いて配信するシ
ステムが提案されている。かかるシステムにおいては、
通信衛星等を用いて大量のデータを配信し、受信端末に
データを受信、蓄積させ、操作者が受信端末を操作して
所望の音楽データ等を再生する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通信衛星等を
用いて多数の受信端末にデータを配信した場合に、受信
端末に表示させるコンテンツの内容、順番、位置、サイ
ズ等を配信側で管理できないと、多数の受信端末の各々
を操作者が操作しなければならず極めて煩雑である。
【0003】また、通信衛星等を用いて大量のデータを
配信し、個々の受信端末に一旦全てのデータを受信させ
た場合、その大量のデータの中から各受信端末に必要な
データを抽出するという操作が必要である。また、不必
要なデータも大量に受信してしまうため、それら不必要
データを各受信端末から消去する作業も必要である。さ
らに、残ったデータのどれとどれを関連付けて表示手段
に出力するかを指示する作業も必要である。
【0004】さらに、既に受信端末に蓄積されているデ
ータと、リアルタイムで受信したデータを同時に表示す
ることができなかった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、受信端末が表示するコンテンツの順
番や位置を配信側で管理すること、また、各受信端末が
大量のデータを受信しても必要なデータのみを取り込
み、不必要なデータを適宜消去し、また必要なデータを
安全に保存すること、さらに蓄積データとリアルタイム
受信データを同時に表示すること等が可能な受信端末、
そのような受信端末にデータを送信するデータ送信部及
びそのような受信端末及び送信部を用いたデータ送受信
システムを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、コンテンツファイルを受信し、
これを再生するデータ受信端末であって、前記コンテン
ツファイル及び前記コンテンツファイルの再生スケジュ
ールが記述されたスクリプトファイルを受信する受信手
段と、受信した前記コンテンツファイル及び前記スクリ
プトファイルを記憶する記憶手段と、前記コンテンツフ
ァイルから動画、静止画、テキストの少なくとも1つを
描画する描画処理と前記再生スケジュールに沿って前記
描画処理を管理するスケジュール管理処理とを制御する
制御手段とを有し、前記スクリプトファイルに記述され
た再生スケジュールに沿って前記コンテンツファイルの
再生データを出力することを特徴とする。
【0007】このような構成によれば、動画、静止画、
文字データ等のコンテンツを表示する時刻、位置、サイ
ズ等を記述したスクリプトファイルを配信し、これを受
信した受信端末側でかかる記述内容に従って各コンテン
ツを表示することにより、受信端末側で表示する内容
を、配信側で指定することが可能となる。
【0008】また、コンテンツファイルと、スクリプト
ファイルを別々に配信することにより、スクリプトファ
イルとコンテンツファイルを1対1で限定された関連付
けによる使い方ではなく、一度蓄積したコンテンツファ
イルを何度でも利用でき、またコンテンツファイルおよ
びスクリプトファイルの更新時、更新するコンテンツ
と、コンテンツの更新に対応したスクリプトファイルと
いう差分ファイルのみを配信すればよく、通信コストを
削減することが可能となる。
【0009】また、スクリプトファイルの記述によって
様々なコンテンツデータを関連付けることにより、様々
なコンテンツを同一画面上の異なるエリアに同時に表示
することが可能となる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のデー
タ受信端末であって、前記受信手段が、さらに、前記複
数の受信ファイル中のどのファイルを記憶すべきかに関
する選択情報と、前記選択情報に従って記憶したファイ
ルをどのように処理するかに関する処理情報を受信し、
前記記憶手段が、論理的又は物理的に第1、第2の記憶
領域を有し、前記制御部が、前記選択情報に従って、受
信ファイルの内の少なくとも一部を前記第1の記憶領域
に記憶し、第1の記憶領域に記憶されているデータの少
なくとも一部が第2の記憶領域に移動されると共にこの
第2の記憶領域に記憶されることを特徴とする。
【0011】選択情報に従って特定の受信データのみを
通過させることによって、受信端末は、大量の受信デー
タの中から各受信端末が必要とするデータのみを取り込
み、第1の記憶領域に記憶することが可能となる。
【0012】ここで、記憶手段が論理的又は物理的に第
1、第2の記憶領域を有するとは、物理的に1つである
記憶手段に論理的に第1の記憶領域と第2の記憶領域を
設けてもよく、また物理的に異なる2つの記憶手段の一
方に第1の記憶領域、他方に第2の記憶領域を設けても
よいという意である。
【0013】複数個の記憶手段を設けることにより、デ
ータ再生とデータ受信を並行して処理することが可能に
なる。記憶領域が1つしかないと、再生処理と受信処理
を同時に行った場合、再生処理でデータファイルがアク
セス中となる間、再生中のデータファイルと同一名称の
データファイルを受信することはできない。しかし、記
憶領域を受信蓄積用と再生用に分けることで再生中のデ
ータファイルと同一名称のデータファイルを受信するこ
とが可能となる。
【0014】また、1つの記憶領域を受信蓄積用兼再生
用とし、受信処理のファイル書込み中に電源瞬断した場
合、受信中ファイルが破損すると記憶領域内の他のデー
タファイルも破損することがあり、それが再生中のファ
イルである場合は再生が停止してしまう。しかし、記憶
領域を受信蓄積用と再生用とに分割することで電源瞬断
時に再生用のデータファイルが破損するのを防ぎ、再生
を継続することができる。
【0015】請求項3の発明は、請求項2に記載のデー
タ受信端末であって、前記第2の記憶領域に記憶されて
いるデータは、前記第1の記憶領域に記憶されたデータ
の少なくとも一部が前記処理情報に従って削除され、削
除されない残余のデータの少なくとも一部が前記再生ス
ケジュールに基づいて再生され、表示部に表示してなる
ことを特徴とする。
【0016】第1の記憶領域に記憶されているデータの
少なくとも一部が、処理情報に従って削除される。例え
ば、通過したデータとして、データa、データb、・・
・、データnが存在し、処理情報の内容が(a、b、
d)である場合は、データa、データb、データdのみ
が削除され、データc、データe、・・・、データnは
削除されない。これにより、受信端末は、取り込み段階
で排除しなかった不要データ、取り込みから所定期間経
過後に不要となったデータ等を適宜削除することが可能
となる。
【0017】また、削除されなかったデータの少なくと
も一部が、処理情報に従って第2の記憶領域に移動され
る。例えば、第1の記憶領域に、データc、データe、
・・・、データnが存在し、処理情報の内容が(c、
e、f、g、i)である場合は、データc、データe、
データf、データg、データiは第2の記憶領域に移動
させられるが、データh、データj・・・、データnは
第1の記憶領域に残る。
【0018】また、請求項4の発明は、請求項1から3
に記載のデータ受信端末であって、前記制御手段が、さ
らに、前記スクリプトファイルからスケジュールデータ
を作成し、また前記スクリプトファイルから中間スクリ
プトファイルを作成し、スケジュールデータに従って前
記コンテンツファイル及び中間スクリプトファイルを読
み込み、スケジュールデータに記載の時刻に中間スクリ
プトファイルに記載の位置、サイズで各コンテンツを再
生することを特徴とする。
【0019】中間スクリプトファイルとは、表示するコ
ンテンツ毎にスクリプトファイルを分割したもので、動
画コンテンツ用中間スクリプトファイル、静止画コンテ
ンツ用、文字データ用等に分けたものである。
【0020】このような構成によれば、スクリプトファ
イル作成時は、表示する全体の流れを考えて記述でき、
受信端末でスクリプトファイルからスケジュールデータ
を作成することにより、スクリプトを開始または終了す
るタイミングのみを管理できる。また中間スクリプトフ
ァイルでコンテンツの種類毎にスクリプトファイルを分
ける事により、コンテンツの種類で表示するための処理
が異なるが、それぞれを独立して処理することが可能と
なる。
【0021】また、請求項5の発明は、請求項1から4
に記載のデータ受信端末であって、前記スクリプトファ
イル中に、前記受信手段がリアルタイムで受信している
データの再生に関する記述と、前記記憶手段に記憶され
ているコンテンツファイルの再生に関する記述があり、
前記リアルタイム受信データと前記コンテンツファイル
を同一の画面に表示するが、表示エリアが異なり、前記
リアルタイム受信データと前記コンテンツファイルの再
生開始時刻が同一、又は前記リアルタイム受信データ若
しくは前記コンテンツファイルの一方の再生開始時刻が
他方の再生開始時刻後であって再生終了前であることを
特徴とする。
【0022】このような構成によれば、蓄積データとリ
アルタイム受信データを同一画面上に同時に表示するこ
とが可能となる。
【0023】また、請求項6の発明は、請求項1から5
に記載のデータ受信端末であって、前記コンテンツファ
イルがMPEGファイル、BMPファイル、テキストフ
ァイル、HTMLファイル、CGIファイル又はEXE
ファイルのいずれかを含むことを特徴とする。
【0024】また、請求項7の発明は、複数のコンテン
ツファイルと、前記コンテンツファイルの再生スケジュ
ールが記述された複数のスクリプトファイルと、複数の
コンテンツファイル又はスクリプトファイルのそれぞれ
がどの受信端末に記憶されるべきかを示す選択情報と、
前記選択情報に従って記憶したファイルをどのように処
理するかに関する処理情報と、を送信する送信手段を有
することを特徴とする。
【0025】選択情報とは、複数のデータの中から選択
し、記憶すべきデータがどれであるかを示す情報をい
う。処理情報とは、記憶した個々のデータをそのまま保
存するのか、それとも削除するのか、または既に記録手
段に記録されている各データを保存し続けるのか、それ
とも削除するのか、新たに取り込んだデータによって上
書きするのか等に関する情報をいう。スクリプトファイ
ルには、各コンテンツファイルの再生開始時刻、再生位
置、再生サイズなどが記述されている。
【0026】また、請求項8の発明は、請求項1から7
のいずれかに記載のデータ受信端末又はデータ送信部を
使用することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の
概略を示す図である。122は映像/音声エンコーダ、
124はパーソナルコンピュータ、126はCSモジュ
レータ、128はFMモジュレータ、130はCS送信
アンテナ、132はFM送信アンテナ、134は通信衛
星、136はCS受信アンテナ、138はFM受信アン
テナ、140はCSチューナ、142はFMチューナ、
146はデータチャンネルデコーダ、148は文字デー
タデコーダ、150はハードディスク、152は動画/
音声デコーダ、154は映像出力制御部、156は中央
制御部、158はスピーカ、160はディスプレイを示
す。
【0028】通信衛星(CS)134によるデジタルデ
ータ放送で動画データ、静止画データ、音声データ、文
字データ、管理データ等を送信する。また、FM波によ
るFMデータ放送で文字データを送信する。
【0029】受信側は、「グループコード」と「地域コ
ード」で区別される。例えば、A社の東京店舗をA00
01、埼玉店舗をA0002とし、B社の東京店舗をB
2001、埼玉店舗をB2002とする。また、受信側
は、それぞれ固有の「端末コード」を持つ。
【0030】CS受信アンテナ136で受信されたデジ
タル放送データはCSチューナ140でデジタルチャン
ネルデータに復調された後、ビットストリームとして出
力される。CSチューナ140から出力されたビットス
トリームは、データチャンネルデコーダ(以下、DCD
とする。)146に入力され、データチャンネルを分離
する。ここで出力されるデータは、動画データ、音声デ
ータ、静止画データ、チャンネルスクリプトファイル
(以下、CSFとする。)データ、サーバデータ管理フ
ァイルデータ及び番組表ファイルデータである。なお、
動画データ及び音声データは、いずれもデジタル圧縮デ
ータである。「データチャンネル」とは、衛星放送によ
ってディジタルデータを伝送するためのデータ専用チャ
ンネルのことである。
【0031】DCD146から出力された各種データ
は、ハードディスクドライブ(以下、HDDとする。)
150にファイルデータとして記録される。各々のファ
イルは、拡張子により種類を識別することができる。ま
た、動画データファイル及び音声データファイルは、多
重化して一種類のファイルに格納することもできる。
【0032】なお、FMデータ放送の文字データは、文
字データデコーダ148から出力後即時に映像出力制御
部154に入力され、HDD150へは蓄積されない。
【0033】FM受信アンテナ138で受信されたFM
放送データは、FMチューナ142でユニークコードに
復調されて、出力される。
【0034】ユニークコードとは、FM多重放送にて伝
送されたディジタルデータを受信側で復調したものであ
り、符号化及び誤り訂正などが施されている。
【0035】FMチューナ142から出力されたユニー
クコードは、文字データデコーダ148でASCIIコ
ード等にデコードされる。
【0036】デジタル圧縮された動画/音声データは、
HDD150から読み出され、動画/音声デコーダ15
2によってアナログデータに変換される。
【0037】映像出力制御部154は、動画/音声デコ
ーダ152から出力されたアナログ映像データと、HD
D150から読み出された静止画データと、文字データ
デコーダ148から出力されたASCIIキャラクタコ
ードとを混合、または重ね合わせする。または、画面上
で表示区画を分け、同時に表示する。「混合」とは、2
面以上の画面を用いて表示部分をピクセル単位で切り分
ける処理を意味する。「重ね合わせ」とは、ある画面の
上に別の画面を重ねて複数画面として表示することを意
味する。
【0038】中央制御部156は、チャンネルデコーダ
146、文字データデコーダ148、HDD150、動
画/音声デコーダ152、映像出力制御部154のそれ
ぞれを制御する。
【0039】ディスプレイ160は、映像出力制御部1
54で混合又は重ね合わせされた映像データを表示す
る。また、スピーカ158は、動画/音声デコーダ15
2でデコードされた音声データを出力する。
【0040】図2は、本発明の第1の実施形態における
CS送信側のデータ遷移図である。送信側は、番組表2
01、サーバデータ管理ファイル202、チャンネルス
クリプトファイル(以下、CSFとする。)203、動
画/音声データファイル204、静止画データファイル
205、文字データファイル206を送信する。以下、
動画/音声データファイル204、静止画データファイ
ル205、文字データファイル206をコンテンツファ
イルと総称する。動画/音声データファイル204は、
MPEG方式などによりデジタル圧縮されている。
【0041】番組表201には、各受信端末が必要とす
るサーバデータ管理ファイル202、CSF203、コ
ンテンツファイルのファイル名が記述されている。サー
バデータ管理ファイル202には、コンテンツファイル
の登録、削除、更新の指示や使用するCSF203の名
が記述されている。CSF203には、コンテンツの再
生方法、再生順序、再生時間などの管理情報が記述され
ている。
【0042】データ管理ソフトウェア210は、配信先
別のデータ管理を行う。具体的には、再生するコンテン
ツのタイムスケジュールと必要なコンテンツファイル、
再生用HDDの残容量を端末毎に管理し、全端末で再生
開始までに必要なコンテンツをタイムスケジュールから
判断し、送信スケジュールを作成する。
【0043】送信ソフトウェア220は、データ送信を
行う。具体的には、データ管理ソフトウェア210によ
り作成された送信スケジュールに基づき指定されたデー
タファイルをパケットデータに変換し、送出装置に転送
する。
【0044】このようにして、送信側は、番組表201
に記述しているファイルを番組として順次送信する。
【0045】図3は、本発明の第1の実施形態において
受信端末が受信データ中の特定データのみを蓄積するこ
とを示す図である。
【0046】受信端末(図示せず)には、予め「グルー
プコード」、「地域コード」、「端末コード」が設定さ
れている。受信端末は、「グループコード」に規定され
た受信パラメータを用いてデ−タチャンネルデコード段
階で番組表を受信、選択する。
【0047】例えば、(グループコードA、地域コード
0001)、(グループコードA、地域コード000
2)、(グループコードB、地域コード2001)及び
(グループコードB、地域コード2002)の各受信端
末は、通信衛星からA番組表とB番組表の両方を受信す
る。しかし、(グループコードA、地域コード000
1)と(グループコードA、地域コード0002)の各
受信端末は、A番組表のみを取り込む。一方(グループ
コードB、地域コード2001)と(グループコード
B、地域コード2002)の各受信端末は、B番組表の
みを取り込む。
【0048】番組表の配信後に、コンテンツの配信が行
われる。受信端末は、「地域コード」ごとに番組表に記
述された必要なファイル名を読み取り、必要な番組を認
識し、必要とする番組を順次取り込む。
【0049】例えば、(グループコードA、地域コード
0001)の受信端末は、A番組表の0001欄に記載
されているファイル101とファイル102を取り込
み、(グループコードA、地域コード0002)の受信
端末は、A番組表の0002欄に記載されているファイ
ル103のみを取り込む。
【0050】一方(グループコードB、地域コード20
01)の受信端末は、B番組表の2001欄に記載され
ているファイル111のみを取り込み、(グループコー
ドA、地域コード2002)の受信端末は、B番組表の
2002欄に記載されているファイル112のみを取り
込む。
【0051】図4は、本発明の第1の実施形態における
CS受信側のデータの遷移を示す図である。前述の如
く、各受信端末は、まずグループコードに応じてそれぞ
れの番組表201を取り込み、次に地域コードに応じて
各種ファイル(サーバデータ管理ファイル202、チャ
ンネルスクリプトファイル(CSF)203、動画/音
声データファイル204、静止画データファイル20
5、文字データファイル206)を取り込む。
【0052】受信ソフトウェア240に従って、各種フ
ァイルの取り込みが実施される。具体的には、DCDか
らのストリームデータを受信蓄積用HDD内にテンポラ
リファイルとして蓄積し、1ファイル受信完了後、番組
表201に記述されたファイル名に変更し、1ファイル
受信終了毎に制御ソフト600に通知する。
【0053】そして、取り込んだサーバデータ管理ファ
イル202とCSF203に基づいて、スケジュール管
理テーブル250を作成する。スケジュール管理テーブ
ル250は、動画/音声データ、静止画データ、文字デ
ータ等の受信コンテンツの登録、削除、更新と再生開始
スケジュールを日付、時刻で管理する。また、配信によ
り随時スケジュールが変更される場合は、複数スケジュ
ールを蓄積し、管理する。
【0054】サーバデータ管理ファイルにより、受信し
たコンテンツを登録、削除又は更新する。新たに取り込
まれたコンテンツファイルは、とりあえずテンポラリデ
ィレクトリ260に記憶される。次に、サーバデータ管
理ファイル202に基づいて、サービスディレクトリ2
70へ転送される。その際、同一名称ファイルがサービ
スディレクトリ270に既に存在する場合には、サーバ
データ管理ファイル202に基づいて、新たに取り込ま
れたコンテンツファイルによってサービスディレクトリ
270に既に存在する同一名称ファイルを上書きする/
しないの処理がなされる。また、サーバデータ管理ファ
イル202に基づいて、サービスディレクトリ270か
ら所定のファイルが削除される。
【0055】図5は、本発明の第1の実施形態における
動画等の表示形態を示す図である。CSF203(図
4)のデータを解釈して、コンテンツの再生方法、シー
ケンスが制御される。図5に示すように、CSFに記述
された内容に従って、動画、静止画、文字という3種類
のデータの全てを同時に表示することができる。また、
動画、静止画、文字、音声は全てのデータを同期づけて
取り扱うことができる。
【0056】具体的には、CSF203に記述された内
容に従って、サービスディレクトリ270(図4)に記
憶されている複数の動画/音声データファイル204
(図4)の中から所定のファイルが選択され、動画/音
声デコーダ152(図4)に転送され、デコードされ
る。そして、音声データはスピーカへ出力される。ま
た、動画データは映像出力制御部154(図4)にて静
止画データ、文字データと混合、重ね合わせ、または区
画を区切ってディスプレイへ出力される。同様に、CS
F203に記述された内容に従って、サービスディレク
トリ270に記憶されている複数の静止画データファイ
ル205(図4)、文字データファイル206(図4)
の中から所定のファイルが選択され、映像出力制御部1
54にて動画データと混合、重ね合わせ、または区画を
区切ってディスプレイへ出力される。
【0057】例えば、走行中の自動車の動画と、その自
動車のスペック表である静止画と、その自動車の開発コ
ンセプトに関するナレーションである音声と、その自動
車とは関係のないニュースなどの文字とを同時に再生す
ることができる。
【0058】動画、静止画、文字のそれぞれを表示する
各ウインドウの大きさは自由に変更することができる。
また、各データの再生順序(例えば、まず動画Aと静止
画Aと文字Aを同時に表示し、所定時間後に、動画Aの
みを動画Bに替え、静止画Aと文字Aはそのまま)等を
制御することができる。
【0059】図6は、本発明の第1の実施形態における
衛星配信システムの動作フローを示す図である。同図
は、送信側からPC端末を変更に対して各データを配信
し、画面に再生出力されるまでのフローを示す。また、
同図は、グループAの受信端末に関するものである。
【0060】まず、制御ソフト(スケジューラ)600
により、Aグループ向け受信予約を行う。すなわち、予
約コードによるグループ区分けを行う(S602)。こ
れにより、DCDボード300は、Aグループ向けデー
タのみを通過させ、他グループ向けデータを通過させな
くなる。
【0061】次に、Aグループ向け番組表が送信される
と(S102)、衛星放送受信機200がその番組表を
受信する。その番組表は、受信機200、DCDボード
300を経由して、受信蓄積用HDD400へ転送さ
れ、セーブされる(S402)。そして、制御ソフト6
00により番組表がロードされる(S604)。
【0062】Bグループ向け番組表が送信されると(S
104)、衛星放送受信機200がその番組表を受信
し、DCDボード300に転送されるが、Aグループ向
けではないためHDD400へは転送されない。
【0063】Aグループ向けスクリプトが送信されると
(S106)、受信機200、DCDボード300を経
由して、受信蓄積用HDD400へ転送され、セーブさ
れる(S404)。そして、制御ソフト600により当
該端末で必要か否かを番組表を用いてチェックし、不必
要なデータは削除される(S606)。その後、スクリ
プトからスケジュールが作成される(S608)。
【0064】Bグループ向けスクリプトが送信されると
(S108)、受信機200を経由して、DCDボード
300に転送されるが、Aグループ向けではないためH
DD400へは転送されない。
【0065】Aグループ向けサーバ管理ファイルが送信
されると(S110)、受信機200、DCDボード3
00を経由して、受信蓄積用HDD400へ転送され、
セーブされる(S406)。そして、制御ソフト600
により当該端末で必要か否かを番組表を用いてチェック
し、不必要なデータは削除される(S610)。その
後、サーバ管理ファイルから書き込みスケジュールが作
成される(S612)。
【0066】Aグループ向け動画データが送信されると
(S112)、受信機200、DCDボード300を経
由して、受信蓄積用HDD400へ転送され、蓄積され
る(S408)。そして、制御ソフト600により当該
端末で必要か否かを番組表を用いてチェックし、不必要
なデータは削除される(S614)。
【0067】同様に、Aグループ向け静止画データが送
信されると(S114)、受信機200、DCDボード
300を経由して、受信蓄積用HDD400へ転送さ
れ、蓄積され(S410)、制御ソフト600により当
該端末で必要か否かを番組表を用いてチェックし、不必
要なデータは削除される(S614)。
【0068】同様に、Aグループ向け文字データが送信
されると(S116)、受信機200、DCDボード3
00を経由して、受信蓄積用HDD400へ転送され、
蓄積され(S412)、制御ソフト600により当該端
末で必要か否かを番組表を用いてチェックし、不必要な
データは削除される(S614)。
【0069】次に、S612で作成された書き込みスケ
ジュールに基づいて書き込みスケジュールが発生し(S
616)、受信蓄積用HDD400の各データが、再生
用HDD500へ移動する(S414)。
【0070】次に、S608で作成されたスクリプトス
ケジュールに基づいてスクリプトスケジュールが発生す
る(S618)。そして、再生用HDD500の動画デ
ータがロードされ(S620)、デコードされ(S70
2)、動画が再生用画面800へ出力される(S62
2)。
【0071】同様に、再生用HDD500の静止画デー
タがロードされ(S624)、静止画が再生用画面80
0へ出力される(S626)。
【0072】同様に、再生用HDD500の文字データ
がロードされ(S628)、文字が再生用画面800へ
出力される(S630)。
【0073】次に、図7〜図12を用いて本発明の第2
の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と
同一構成要素については同一符号を付する。
【0074】図7は受信システムの構成の概略を示す図
である。同図に示すように、マスターコントローラ70
1には、DCD(データチャンネルデコーダ)146お
よび文字多重ユニット703が内蔵されている。文字多
重ユニット703は、FM放送を受信し、復調してコー
ド化された文字データを取り出し、文字データデコーダ
でASCIIコード等にデコードし、表示装置に表示で
きるデータにする。マスターコントローラ701からV
GA(Video Graphics Array)データが出力される。こ
のVGAデータはプラズマディスプレイ705に入力さ
れ、VGAデータに対応する静止画、動画等が表示され
る。また、マスターコントローラ701からは音声デー
タも出力され、オーディオアンプ707を経由して、店
内PA(Power Amplifier)システムへ入力される。ま
た、リモコン709を用いて、プラズマディスプレイ7
05の電源のオン/オフや、オーディオアンプ707の
音量の調整や、後述するデータ受信の予約設定をしても
良い。また、マスターコントローラ701の設置場所と
プラズマディスプレイ705の設置場所が離れている場
合は、VGA延長モジュール711を用いて、マスター
コントローラ701とプラズマディスプレイ705とを
接続する。
【0075】図8に示すように、プラズマディスプレイ
705の画面構成は、例えば、動画表示スペース801
の横幅を画面全体の横幅の2/3程度、縦幅を画面全体
の縦幅の6/7程度とし、また静止画表示スペース80
3および805のそれぞれの横幅を画面全体の横幅の1
/3程度、縦幅を画面全体の縦幅の3/7程度とし、さ
らに文字情報表示スペース807の横幅を画面全体の横
幅と同じ、縦幅を画面全体の縦幅の1/7程度とする。
【0076】図9は、第2の実施形態のソフトウェアシ
ステムの構成を示す図である。同図に示すように、本実
施形態のソフトウェアシステムは、スケジュール管理処
理940と描画処理930から構成される。
【0077】スケジュール管理処理は、データ受信予約
処理、データ受信登録処理、スケジュール登録処理、ス
ケジュール実行処理、スクリプト変換処理を含む。デー
タ受信予約処理とは、DCD受信ボード146を制御し
て、所定の時刻に、所定のデータを受信するための処理
である。データ受信登録処理とは、予約どおりにデータ
受信がなされた後に、受信データを、ハードディスク9
10内の一時的な記憶のためのディレクトリから再生用
のディレクトリへ移動すること等をいう。スケジュール
登録処理とは、受信したスクリプトファイル203を読
み込み、スクリプト実行開始時刻等のスケジュールデー
タ920を書き込む処理をいう。スケジュール実行処理
とは、スケジュールデータ920を読み込み、かかるス
ケジュールデータ920に沿って後述のスクリプト変換
処理及び描画処理の実行を指示する処理をいう。スクリ
プト変換処理とは、受信したスクリプトファイル203
を読み込み、これを中間スクリプトファイル(コマンド
スクリプトファイル)912に変換する処理をいう。
【0078】一方、描画処理930は、スケジュール管
理通信処理、中間スクリプトファイル読み込み処理、動
画描画処理、静止画描画処理、テキストデータ描画処理
を含む。スケジュール管理通信処理とは、スケジュール
データに沿って描画処理に必要な動画ファイル204、
静止画ファイル205、テキストファイル206を必要
なときに受信する処理及びスケジュールデータに沿って
適切な描画処理がなされたか否かをスケジュール管理処
理に通知する処理をいう。中間スクリプトファイル読み
込み処理とは、ハードディスク910に蓄積されている
中間スクリプトファイル912を読み込む処理をいう。
また、動画描画処理、静止画描画処理、テキストデータ
描画処理とは、動画、静止画又はテキストデータをプラ
ズマディスプレイ705等の表示手段に描画する処理を
いう。
【0079】図10は、衛星配信されたチャンネルスク
リプトファイルを受信してから、VGAデータを出力す
るまでの処理の流れの概要を示す図である。同図に示す
ように、通信衛星134から配信されたチャンネルスク
リプト203は、マスターコントローラ701内のハー
ドディスクに蓄積され、その後コマンドスクリプト91
2に変換される。そして、このコマンドスクリプト91
2に基づいて描画スレッドが実行され、VGAデータが
出力される。
【0080】図11は、表示データ及びスクリプトファ
イルを受信してから、ディスプレイに動画等を表示する
までの処理の流れを示すフローチャートである。まず、
表示データ(動画ファイル、静止画ファイル、テキスト
ファイル等)とスクリプトファイルの受信予約処理を行
なう。DCD受信ボード146は、設定された予約の内
容に従って表示データを受信する。受信された表示デー
タは、ハードディスクに蓄積される(ステップS111
2)。DCD受信ボード146は、表示データを受信し
た旨のメッセージをスケジュール管理へ送信する。受信
した表示データはハードディスク910内の一時的な記
憶のためのディレクトリから再生用ディレクトリへ移動
させられる(ステップS1114)。DCD受信ボード
146は、設定された予約の内容に従ってスクリプトフ
ァイルを受信する。受信されたスクリプトファイルは、
ハードディスクに蓄積される(ステップS1116)。
DCD受信ボード146は、スクリプトファイルを受信
した旨のメッセージをスケジュール管理へ送信する。そ
して、スクリプト実行開始時間がスケジュールデータに
登録される(ステップS1118)。図示しないコント
ローラに内蔵している時計から現在時刻を読み込む(ス
テップS1120)。現在時刻とスクリプト開始時刻を
比較し、スクリプト開始時刻が現在時刻を過ぎたか否か
をチェックする(ステップS1122)。スクリプト開
始時刻が現在時刻を過ぎたら、スクリプトファイルを中
間スクリプトファイルに変換する(ステップS112
4)。次に、中間スクリプトの実行を開始する。まず、
中間スクリプトファイルを読み込み(ステップS112
6)、ディスプレイに動画を表示し(ステップS112
8)、静止画を表示し(ステップS1130)、文字情
報を表示する(ステップS1132)。
【0081】図12に第2の実施の形態にかかるチャン
ネルスクリプトファイルの一例を示す。チャンネルスク
リプトファイルは、自動再生を行なうコンテンツに対
し、再生順序、再生チャネル、繰り返し回数、再生時間
等を指定する。チャンネルスクリプトファイルは、セク
ションと呼ばれる区画からなる。具体的には、チャンネ
ルスクリプトセクション1210、プログラムセクショ
ン1220、リストセクション1230及びアイテムセ
クション1240からなる。
【0082】チャンネルスクリプトセクション1210
には、使用するプログラムセクションの総数、使用する
各プログラムセクションの名前が記入される。チャンネ
ルスクリプトセクション1210は、チャンネルスクリ
プトの基本となるセクションである。
【0083】プログラムセクション1220には、プロ
グラムのグループ番号、プログラムを開始する時刻、プ
ログラム出力機器、使用するチャンネル番号、使用する
リストセクション名等が記入される。なお、プログラム
開始時刻は絶対時間(GMTGreenwich Mean Time、グ
リニッジ標準時)で指定する。プログラム出力機器とし
ては、サーバー、AV機器、VGAモニター等が使用可
能である。そして、例えば、サーバーを使用する場合は
「OUTPUT=0」、AV機器を使用する場合は「O
UTPUT=15」、VGAモニターを使用する場合は
「OUTPUT=16」と記入する。使用可能なチャン
ネル番号は、使用するプログラム出力機器によって異な
る。出力機器としてサーバーを使用する場合は、1〜1
2の間で複数のチャンネルを指定することができ、全チ
ャンネルを指定することもできる。AV機器を使用する
場合は、1〜2の間で1つのチャンネルのみ指定するこ
とができる。VGAモニターを使用する場合は、1〜3
の間で1つのチャンネルのみ指定することができる。
【0084】リストセクション1230には、プログラ
ムセクションで指定したリスト名、使用するアイテム総
数、アイテム名を記入する。また、リスト切り替え時に
表示する静止画ファイル、繰り返し再生するか否か等を
記入しても良い。
【0085】アイテムセクション1240には、リスト
セクションで指定したアイテム名、アイテムのタイプ、
繰り返し再生する場合の繰り返し回数、アイテムを表示
するエリアの左上のX座標及びY座標、アイテムを表示
するエリアのサイズ、使用するファイル名を記入する。
アイテムのタイプとは、動画、静止画等のアイテムの種
類のことである。そして、例えば、動画を表示する場合
は「TYPE=9」、静止画を表示する場合は「TYP
E=10」と記入する。タイプが記入されていない場合
は、ファイルの拡張子から判断する。また、繰り返し回
数は、例えば、エンドレスの場合は「REPEAT C
NT=0」、任意の回数の場合は「REPEAT CN
T=n」と記入する。ただし、nは1〜99の任意の数
とする。水平方向にX軸、垂直方向にY軸を取り、表示
画面の左端をX=0、右端をX=639とし、また上端
をY=0、下端をY=479として、X座標及びY座標
によりアイテムを表示するエリアの左上隅のX座標とY
座標及びX軸方向のサイズとY軸方向のサイズを特定す
る。
【0086】使用するファイルとしては、MPEG(Mo
tion Picture Experts Group)−2形式、ビットマップ
(BitMaP)形式、HTML(Hyper Text Markup Langua
ge)形式、CGI(Common Gateway Interface)形式、
TXT形式、EXE形式等が挙げられる。使用するファ
イル名を省略した場合は、予め指定した画像を表示す
る。さらに、アイテムの再生を終了するまでの時間等を
記入してもよい。
【0087】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、動画、静止画、文字データ等のコンテンツを表
示する時刻と、位置と、サイズ等を記述したスクリプト
ファイルを配信し、これを受信した受信端末側でかかる
記述内容に従って各コンテンツを表示することにより、
受信端末側で表示する内容を、配信側で指定することが
可能となる。
【0089】また、コンテンツファイルと、スクリプト
ファイルを別々に配信することにより、スクリプトファ
イルとコンテンツファイルを1対1で限定された関連付
けによる使い方ではなく、一度蓄積したコンテンツファ
イルを何度でも利用でき、またコンテンツファイルおよ
びスクリプトファイルの更新時、更新するコンテンツ
と、コンテンツの更新に対応したスクリプトファイルと
いう差分ファイルのみを配信すればよく、通信コストを
削減することが可能となる。
【0090】また、スクリプトファイルの記述によって
様々なコンテンツデータを関連付けることにより、様々
なコンテンツを同一画面上の異なるエリアに同時に表示
することが可能となる。
【0091】請求項2、3の発明によれば、受信端末側
での操作を一切必要とすることなく、全受信端末に同一
データを受信させ、受信端末毎に異なるデータを取り込
ませることができる。さらに、受信端末側での操作を一
切必要とすることなく、各受信端末毎に異なるデータの
蓄積、更新、削除等を行うことができる。
【0092】請求項4の発明によれば、配信側でスクリ
プトファイル作成時は、表示する全体の流れを考えて記
述でき、受信端末側でスクリプトファイルからスケジュ
ールデータを作成することにより、スクリプトを開始ま
たは終了するタイミングのみを独立で管理できる。また
中間スクリプトファイルでコンテンツの種類毎にスクリ
プトファイルを分ける事により、コンテンツの種類で表
示するための処理が異なるが、それぞれを独立して処理
することが可能となる。
【0093】請求項5の発明によれば、蓄積データとリ
アルタイム受信データを同一画面上に同時に表示するこ
とが可能となる。
【0094】請求項7、8の発明によれば、上記受信端
末が必要とするデータを送信可能な送信手段、送受信可
能なシステムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の概略を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態におけるCS送信側のデ
ータ遷移図である。
【図3】本発明の第1実施形態において受信端末が受信
データ中の特定データのみを蓄積することを示す図であ
る。
【図4】本発明の第1実施形態におけるCS受信側のデ
ータ遷移図である。
【図5】本発明の第1実施形態における動画等の表示形
態を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態における衛星配信システ
ムの動作フローを示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態における受信システムの
構成の概略を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態における動画等の表示形
態を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態におけるソフトウェアシ
ステムの構成を示す図である。
【図10】本発明の第2実施形態においてチャンネルス
クリプトファイル受信後にマスターコントローラ内にお
いてなされる処理の流れを示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態において表示データ及
びスクリプトファイルを受信してから、ディスプレイに
動画等を表示するまでの処理の流れを示す図である。
【図12】本発明の第2実施形態におけるチャンネルス
クリプトファイルの一例を示す図である。
【符号の説明】 146 受信手段 201 番組表(選択情報) 202 サーバデータ管理ファイル(処理情報) 203 チャンネルスクリプトファイル 204 動画/音声データファイル 205 静止画データファイル 206 文字データファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 正夫 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 寺島 達雄 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 井出 尚久 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツファイルを受信し、これを再
    生するデータ受信端末であって、 前記コンテンツファイル及び前記コンテンツファイルの
    再生スケジュールが記述されたスクリプトファイルを受
    信する受信手段と、 受信した前記コンテンツファイル及び前記スクリプトフ
    ァイルを記憶する記憶手段と、 前記コンテンツファイルから動画、静止画、テキストの
    少なくとも1つを描画する描画処理と、前記再生スケジ
    ュールに沿って前記描画処理を管理するスケジュール管
    理処理とを制御する制御手段とを有し、 前記スクリプトファイルに記述された再生スケジュール
    に沿って前記コンテンツファイルの再生データを出力す
    ることを特徴とするデータ受信端末。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ受信端末であっ
    て、 前記受信手段が、さらに、前記複数の受信ファイル中の
    どのファイルを記憶すべきかに関する選択情報と、前記
    選択情報に従って記憶したファイルをどのように処理す
    るかに関する処理情報を受信し、 前記記憶手段が、論理的又は物理的に第1、第2の記憶
    領域を有し、 前記制御部が、前記選択情報に従って、受信ファイルの
    内の少なくとも一部を前記第1の記憶領域に記憶し、第
    1の記憶領域に記憶されているデータの少なくとも一部
    が第2の記憶領域に移動されると共にこの第2の記憶領
    域に記憶されることを特徴とするデータ受信端末。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデータ受信端末であっ
    て、 前記第2の記憶領域に記憶されているデータは、前記第
    1の記憶領域に記憶されたデータの少なくとも一部が前
    記処理情報に従って削除され、削除されない残余のデー
    タの少なくとも一部が前記再生スケジュールに基づいて
    再生され、表示部に表示してなることを特徴とするデー
    タ受信端末。
  4. 【請求項4】 請求項1から3に記載のデータ受信端末
    であって、 前記制御手段が、さらに、前記スクリプトファイルから
    スケジュールデータを作成し、また前記スクリプトファ
    イルから中間スクリプトファイルを作成し、スケジュー
    ルデータに従って前記コンテンツファイル及び中間スク
    リプトファイルを読み込み、スケジュールデータに記載
    の時刻に中間スクリプトファイルに記載の位置、サイズ
    で各コンテンツを再生することを特徴とするデータ受信
    端末。
  5. 【請求項5】 請求項1から4に記載のデータ受信端末
    であって、 前記スクリプトファイル中に、前記受信手段がリアルタ
    イムで受信しているデータの再生に関する記述と、前記
    記憶手段に記憶されているコンテンツファイルの再生に
    関する記述があり、 前記リアルタイム受信データと前記コンテンツファイル
    を同一の画面に表示するが、表示エリアが異なり、 前記リアルタイム受信データと前記コンテンツファイル
    の再生開始時刻が同一、又は前記リアルタイム受信デー
    タ若しくは前記コンテンツファイルの一方の再生開始時
    刻が他方の再生開始時刻後であって再生終了前であるこ
    とを特徴とするデータ受信端末。
  6. 【請求項6】 請求項1から5に記載のデータ受信端末
    であって、 前記コンテンツファイルがMPEGファイル、BMPフ
    ァイル、テキストファイル、HTMLファイル、CGI
    ファイル又はEXEファイルのいずれかを含むことを特
    徴とするデータ受信端末。
  7. 【請求項7】 複数のコンテンツファイルと、 前記コンテンツファイルの再生スケジュールが記述され
    た複数のスクリプトファイルと、 前記複数のコンテンツファイル又はスクリプトファイル
    のそれぞれがどの受信端末に記憶されるべきかを示す選
    択情報と、 前記選択情報に従って記憶したファイルをどのように処
    理するかに関する処理情報と、 を送信する送信手段を有することを特徴とするデータ送
    信部。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載のデー
    タ受信端末又はデータ送信部を使用することを特徴とす
    るデータ送受信システム。
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