JP4538250B2 - 理髪用鋏 - Google Patents

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Description

本発明は、理容院や美容院で用いられる理髪用鋏に関する。
理髪鋏は一般に図1に示すように、指環部1、2を備えた刃体3、4を基部に形成した平坦部5、6で該平坦部5、6同士を互いに接触させた状態で枢軸7により回動自在に軸着した構成をなしており、刃体3、4は平坦部5、6から先端に向かって互いに接近するように反っていると共に、峰から刃に向かって互いに接近するように湾曲し、指環部1、2に挿入した指先操作で刃体3、4を開閉操作することにより頭髪等の切断を行うようになっている。
理髪用鋏は上述するように、刃体3、4の平坦部5、6同士を互いに接触させた状態で開閉操作を行うようになっているが、平坦部同士の接触は刃体の開閉操作を重くし、長時間の理髪作業で疲労を増大させる、という問題があり、この問題解決のため下記特許文献1に開示されるように、平坦部同士を僅かな隙間を存して軸着したものも知られる。
実開平5−85366号
理髪用鋏に求められることの重要な点の一つは、切断時の切れ味を良くすることである。そのため従来のこの種鋏では、枢軸の捩込み量を調節して刃体間の隙間を調整し、これにより両刃体の刃の噛合力を強弱に調整できるようになっており、また上記特許文献1に記載されるものでは、一方の刃体の平坦部に添設される座金に捩込んだ調節ネジの捩込み操作により平坦部間の隙間を調整して噛合力を強弱に調整できるようにしている。
また頭髪等の切断時に指環部に挿入した指先操作によって一方の刃体を枢軸を中心として拗らせながら両刃体の刃を押付けることも行われているが、拗りはやゝもすると強くなりがちで、必要以上の噛合力が生じて切れ味が短時間で悪くなりがちである。噛合力が適度となるように開閉操作することは容易でない。
本発明は、噛合力が適度となるように設定することができる理髪用鋏を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、指環部を備えた第1の刃体と第2の刃体を基部に形成した平坦部で、平坦部同士が若干の隙間を存した状態で枢軸により回転自在に軸着した理髪用鋏において、前記第1の刃体の基部に取外し可能に取着され、かつ枢軸を軸支する座金を有し、該座金が刃体の先端に向かって伸縮して枢軸を刃体の先端方向に傾斜させる伸縮手段を有すると共に、捩りによって枢軸を峰から刃に向かう幅方向に傾斜させる捩り部を有し、前記伸縮手段及び捩り部が刃体の基部への取付部と枢軸との間に形成される屈曲ないし屈折部であり、該屈曲ないし屈折部には、峰から刃に向かう幅方向に切込みが形成され、前記枢軸を任意の方向に傾けた状態に調整することができるようにしたことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1に係る発明において、枢軸がコーン状部分を有するか、コーン状のリングを外嵌し、上記コーン状部分又はリングが第1の刃体に形成される断面円形孔に嵌挿されることを特徴とする。
請求項1に係る発明によると、第1及び第2の刃体の平坦部は、平坦部同士が互いに接触せず、僅かな隙間を存しているから、刃体の開閉操作を軽快に行うことができること、屈曲部ないし屈折部を伸ばすことにより第1の刃体の基部の取付部と枢軸の間隔が拡大して枢軸が刃体の先端側に傾くようになり、これにより両刃体は枢軸より先端側が狭まる方向に変位し、刃体の接触圧が増大して刃の噛合力が増大すること、屈曲部ないし屈折部を屈曲ないし屈折させると、取付部と枢軸の間隔が縮小して枢軸が刃体の先端側に傾くようになり、また屈曲部ないし屈折部に切り込みを形成することにより屈曲部ないし屈折部で捩り易くなり、捩ると、枢軸が刃側又は峰側に傾くようになり、枢軸を峰から刃に向かう方向に傾けることにより、刃体を枢軸を中心として拗らせる操作を行うのと同様、刃の接触圧が増して噛合力が増大すること、枢軸を刃体先端側及び刃側のベクトル成分を有する方向に傾けると、刃体と刃の両接触圧が共に増して噛合力が増大すること、枢軸を上記と逆向きに傾けることにより噛合力を減少させることができること等の効果を奏する。
請求項に係る発明によると、枢軸はどのような角度で傾いても常に円形孔の内周面上端のエッジに接触し安定して支持されるようになる。
図2は、第1の刃体11と、第2の刃体12を平坦部13、14を形成した基部において、平坦部同士が若干の隙間cを存した状態で枢軸15により回動自在に軸着した理髪用鋏の基部構造を示すものであり、図3は、第1の刃体11の平坦部14に添着される鋼製の座金16を示すもので、該座金16は高剛性の鋼製で、大径の環状部17と小径の環状部18を両側より切込み19を入れた、伸縮手段であり、かつ捩り部となる屈折部21にて連結した構成となっており、環状部18で第1の刃体11の基部の平坦部14に止ネジ26にて止着されている。
枢軸15は止ネジよりなって、頭部15a下に鍔付きベアリング22が取付けられている。この鍔付きベアリング22は枢軸15に取付けられた状態で座金16の環状部17に嵌挿され、その下方より鍔付きベアリング22に嵌挿されたコーン状のリング23と鍔22aとで環状部17の孔縁を挟持するようになっており、枢軸15が第2の刃体12の平坦部13に捩じ込まれ、リング23が第1の刃体11に形成される断面円形孔24に嵌挿され、かつ該円形孔24の孔上端のエッジに線接触して任意の方向に傾動可能に支持されるようになっている。そして第1の刃体11は、第2の刃体12に対し、ベアリング22により回動自在となっている。
本実施形態は以上のように構成され、座金16の屈折部21を角度が小さくなるように伸ばすと、止ネジ26と枢軸15との間の間隔が増して枢軸15が図2の左側に傾斜し、第1及び第2の刃体11及び12が先端側を狭める方向に変位し、先端側を圧着させて噛合力を増大させる。
一方、屈折部21を角度が大きくなるように屈折させると、止ネジ22と枢軸15との間隔が狭まって枢軸15が図2の右側に傾斜し、第1及び第2の刃体11及び12の先端側が開く方向に変位して噛合力を弱くする。
また、環状部17を環状部18に対し、切込み部分で時計或いは反時計方向に捩ると、枢軸15が刃体11及び12の峰から刃に向かう幅方向に傾斜し、これにより刃同士が圧着したり、開く方向に変位し、刃同士の当たり具合が変化して噛合力を強弱に調整することができる。
上述する屈折部21の屈折度や捩り具合を調整することにより刃体11及び12の先端側の密着度や刃同士の密着度を変化させ、噛合力を適度に設定することができる。
本発明は、理髪用鋏に適用される。
理髪用鋏の平面図。 理髪用鋏の基部構造を示す拡大断面図。 同拡大平面図。
1、2・・指環部
3、4、11、12・・刃体
5、6、13、14・・平坦部
7、15・・枢軸
16・・座金
17、18・・環状部
21・・屈折部
22・・鍔付ベアリング
23・・リング
24・・円形孔
26・・止ネジ

Claims (2)

  1. 指環部を備えた第1の刃体と第2の刃体を基部に形成した平坦部で、平坦部同士が若干の隙間を存した状態で枢軸により回転自在に軸着した理髪用鋏において、前記第1の刃体の基部に取外し可能に取着され、かつ枢軸を軸支する座金を有し、該座金が刃体の先端に向かって伸縮して枢軸を刃体の先端方向に傾斜させる伸縮手段を有すると共に、捩りによって枢軸を峰から刃に向かう幅方向に傾斜させる捩り部を有し、前記伸縮手段及び捩り部が刃体の基部への取付部と枢軸との間に形成される屈曲ないし屈折部であり、該屈曲ないし屈折部には、峰から刃に向かう幅方向に切込みが形成され、前記枢軸を任意の方向に傾けた状態に調整することができるようにしたことを特徴とする理髪用鋏。
  2. 上記枢軸がコーン状部分を有するか、コーン状のリングを外嵌し、上記コーン状部分又はリングが第1の刃体に形成される断面円形孔に嵌挿されることを特徴とする請求項1記載の理髪用鋏
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