JP4537151B2 - 生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造 - Google Patents

生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4537151B2
JP4537151B2 JP2004242701A JP2004242701A JP4537151B2 JP 4537151 B2 JP4537151 B2 JP 4537151B2 JP 2004242701 A JP2004242701 A JP 2004242701A JP 2004242701 A JP2004242701 A JP 2004242701A JP 4537151 B2 JP4537151 B2 JP 4537151B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shape
housing
opening
inlet
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004242701A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006055126A (ja
Inventor
幹雄 古田
英一 山本
幸政 鰐部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fulta Electric Machinery Co Ltd filed Critical Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP2004242701A priority Critical patent/JP4537151B2/ja
Publication of JP2006055126A publication Critical patent/JP2006055126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4537151B2 publication Critical patent/JP4537151B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Edible Seaweed (AREA)

Description

本発明は、生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造に関する。
従来、この種の生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造は、騒音に関する具体的な改良案がなく、その騒音の減少に関する問題が発生している。例えば、住宅区域に工場がある業者では、夜間の作業に支障を来している。そこで、従来の生海苔連続軟化洗浄装置で騒音の測定をしたので、表1において、従来装置の回転数と騒音及び/又は音感との関係を示した。尚、この表1の騒音の測定は、本出願人の工場で、本発明の発明者が測定した。
表1 従来の装置における回転数に対する騒音、音感
Figure 0004537151
そして、この騒音の原因を分析してみると、従来のハウジングは、出入り口部を有する外郭体と、この外郭体に摺設して設けられた図6、図6−1に示すように方形状(方形型)の出入り口部及び/又は多数の透孔を有する円筒体とで構成されている。そして、この内筒体には、撹拌羽根が圧入されており(撹拌羽根を構成する弾性ベーンは円筒体の内径よりやや大きく構成されている)、この撹拌羽根に放射状に設けた多数の弾性ベーンが摺接回転することで、この円筒体内の生海苔を、前記入口部側から出口部側に向かって搬送する。この搬送課程において、弾性ベーンと多数の透孔との接触及び/又はこの弾性ベーンの適宜の押圧とにより、生海苔の細胞を破壊することなく軟化・洗浄し、次の工程に搬送する。この構造では、本来の目的である軟化・洗浄に関しては、それなりの効果がある。しかし、この弾性ベーンと前記入口部側から出口部側の開口の一方側での衝突と、この衝突後に、他方側での押込み(強制収縮)との動作が連続的に行われる結果、極めて大きな音を発し、この音が騒音となる。そして、当然であるが、この騒音は回転に比例して高くなり、前述の如く、住宅区域での作業は不可能となる。従って、海苔のシーズン中において、深夜まで作業を行う必要があるときに、大変に困る問題である。
そして、一方では、この衝突及び/又は押込みの動作が連続的に繰返されることで、この弾性ベーンの損傷も多くなり、その取替え頻度が早まること、場合により弾性ベーンの破片等の異物の生海苔への混入も考えられること等の改良点がある。
尚、この種の生海苔連続軟化洗浄装置における標準的な先行文献を挙げると、特公昭63−17431号がある(文献(1)とする)。この特許発明におけるハウジングは、前述の如く、「出入り口部を有する外郭体と、この外郭体に摺設して設けられた出入り口部及び/又は多数の透孔を有する円筒体とで構成されており、この円筒体に撹拌羽根の弾性ベーンが摺接移行する構造」である。換言すると、出入り口部の形状及び/又は開口を、生海苔の通り易い構造を前提とする。従って、弾性ベーンの先端部が、この入り口部及び/又は出口部の開口よりはみ出し易い方形型であること、又はそのはみ出し量が略78〜85%となることから、この弾性ベーンと方形型の開口との関係で発生する衝突及び/又は押込みが強くなり、その騒音が大きいことが難点であった。勿論、この特許発明の開発時点では、この種の騒音のもたらす影響を考える必要性が少なかったという背景があることも忘れてはならない。
特公昭63−17431号
この文献(1)は、弾性ベーンの先端部が、この入り口部及び/又は出口部の開口よりはみ出し易い形状であることから、騒音が大きいことが難点であった(騒音が発生する蓋然性が高く、作業の上で問題であった)。具体的には、住宅区域での夜間等の作業は不可能となること、又は海苔のシーズン中において、深夜まで作業を行う必要があるときに、大変に困ることが問題である。
上記に鑑み本発明は、少なくとも住宅区域での作業に支障がないようにすること、又は海苔のシーズン中において、深夜まで作業を行う必要があるときにおいても、作業に支障がなく重宝すること等を意図する。また近時の住宅事情に適する改良された生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングを提供することを意図する。
請求項1の発明は、前述の如く、住宅区域での作業に支障がないようにすること、又は海苔のシーズン中において、深夜まで作業を行う必要があるときにおいても、作業に支障がなく重宝すること等を意図する。また近時の住宅事情に適する改良された生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造の提供を意図する。さらに撹拌羽根の衝突及び/又は押込みの動作が連続的に繰返されても、この撹拌羽根の弾性ベーンの損傷を少なくし、その取替え頻度を少なくすること、耐久性の向上を図ること、また生海苔への混入(異物)もなくなり品質の向上を図ること等を意図する。
請求項1は、生海苔混合液の出入り口部を備えた略環状のハウジングと、このハウジングに設けた出入り口部及び/又は多数の透孔を備えた円筒体と、この円筒体に摺接する多数の弾性ベーンを放射状に突設した撹拌羽根と、この撹拌羽根を駆動する駆動部とで構成した生海苔連続軟化洗浄装置において、
前記ハウジングの入り口部及び/又は出口部、及び/又は前記円筒体の入り口部及び/又は出口部の各開口は、前記弾性ベーンの先端部がはみ出し困難な形状であって、側面視して回転方向に対して略逆く字型、前記弾性ベーンの幅より小径な丸、菱形等の型等の形状とし、この形状を確保することで、この弾性ベーンと前記入り口部及び/又は出口部の開口とで発生する騒音の減少を可能とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、またこの目的を達成するのに最適な弾性ベーンを提供すること等を意図する。
請求項2は、請求項1の入り口部及び/又は出口部の開口が側面視して略逆く字型の構成であって、この略逆く字型の両端部及び/又は中心の折返し部・背部が曲面形状を呈することを特徴とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、またこの目的を達成するのに最適なハウジングの構造(具体的には、入り口部及び/又は出口部の開口の構造)を提供すること等を意図する。
請求項3は、生海苔混合液の出入り口部を備えた略環状のハウジングと、このハウジングに設けた出入り口部及び/又は多数の透孔を備えた円筒体と、この円筒体に摺接する多数の弾性ベーンを放射状に突設した撹拌羽根と、この撹拌羽根を駆動する駆動部とで構成した生海苔連続軟化洗浄装置において、
前記ハウジングの入り口部及び/又は出口部、及び/又は前記円筒体の入り口部及び/又は出口部の各開口は、前記弾性ベーンの先端部がはみ出し困難な形状であって、側面視して回転方向に対して略逆く字型、前記弾性ベーンの幅より小径な丸、菱形等の型等の形状とするとともに、この弾性ベーンの先端部が、この入り口部及び/又は出口部の開口よりはみ出す量を、略60〜75%に確保する構成とし、この形状及び構成を確保することで、この弾性ベーンと前記入り口部及び/又は出口部の開口とで発生する騒音の減少を可能とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造である。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項3の目的を達成すること、またこの目的を達成するのに最適なハウジングの構造を提供すること等を意図する。
請求項4は、請求項1又は請求項3の入り口部及び/又は出口部の開口が側面視して略逆く字型とし、この略逆く字型の両端部及び/又は中心の折返し部・背部が曲面形状を呈することを特徴とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造である。
請求項5の発明は、請求項1又は請求項3の目的を達成すること、またこの目的を達成するのに最適なハウジングの構造を提供すること等を意図する。
請求項5は、請求項1又は請求項3の入り口部及び/又は出口部の開口が側面視して丸、菱形等の型等の構成では、その角部が曲面形状を呈することを特徴とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造である。
請求項1の発明は、生海苔混合液の出入り口部を備えた略環状のハウジングと、ハウジングに設けた出入り口部及び/又は多数の透孔を備えた円筒体と、円筒体に摺接する多数の弾性ベーンを放射状に突設した撹拌羽根と、撹拌羽根を駆動する駆動部とで構成した生海苔連続軟化洗浄装置において、
ハウジングの入り口部及び/又は出口部、及び/又は円筒体の入り口部及び/又は出口部の各開口は、弾性ベーンの先端部がはみ出し困難な形状であって、側面視して回転方向に対して略逆く字型、弾性ベーンの幅より小径な丸、菱形等の型等の形状とし、形状を確保することで、弾性ベーンと入り口部及び/又は出口部の開口とで発生する騒音の減少を可能とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造である。
従って、請求項1は、前述の如く、住宅区域での作業に支障がないようにすること、又は海苔のシーズン中において、深夜まで作業を行う必要があるときにおいても、作業に支障がなく重宝すること等の特徴を有する。また近時の住宅事情に適する改良された生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造を提供できる実益がある。さらに撹拌羽根の衝突及び/又は押込みの動作が連続的に繰返されても、この撹拌羽根の弾性ベーンの損傷を少なくし、その取替え頻度を少なくできること、耐久性の向上が図れること、また生海苔への混入(異物)もなくなり品質の向上が図れること等の特徴がある。
請求項2の発明は、請求項1の入り口部及び/又は出口部の開口が側面視して(回転方向に対して)略逆く字型の構成であって、略逆く字型の両端部及び/又は中心の折返し部・背部が曲面形状を呈することを特徴とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、またこの目的を達成するのに最適な弾性ベーンを提供できること等の特徴がある。
請求項3の発明は、生海苔混合液の出入り口部を備えた略環状のハウジングと、ハウジングに設けた出入り口部及び/又は多数の透孔を備えた円筒体と、円筒体に摺接する多数の弾性ベーンを放射状に突設した撹拌羽根と、撹拌羽根を駆動する駆動部とで構成した生海苔連続軟化洗浄装置において、
ハウジングの入り口部及び/又は出口部、及び/又は円筒体の入り口部及び/又は出口部の各開口は、弾性ベーンの先端部がはみ出し困難な形状であって、側面視して(回転方向に対して)略逆く字型、弾性ベーンの幅より小径な丸、菱形等の型等の形状とするとともに、弾性ベーンの先端部が、入り口部及び/又は出口部の開口よりはみ出す量を、略60〜75%に確保する構成とし、形状及び構成を確保することで、弾性ベーンと入り口部及び/又は出口部の開口とで発生する騒音の減少を可能とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成できること、またこの目的を達成するのに最適なハウジングの構造(具体的には、入り口部及び/又は出口部の開口の構造)を提供できること等の特徴がある。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項3の入り口部及び/又は出口部の開口が側面視して略逆く字型とし、略逆く字型の両端部及び/又は中心の折返し部・背部が曲面形状を呈することを特徴とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造である。
従って、請求項4は、請求項1又は請求項3の目的を達成できること、またこの目的を達成するのに最適なハウジングの構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1又は請求項3の入り口部及び/又は出口部の開口が側面視して丸、菱形等の型等の構成では、その角部が曲面形状を呈することを特徴とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造である。
従って、請求項5は、請求項1又は請求項3の目的を達成できること、またこの目的を達成するのに最適なハウジングの構造を提供できること等の特徴を有する。
本発明の一例を説明する。
図面の説明をすると、図1はハウジングの構造の全体を示した断面図、図2は図1のX―X断面図、図3はハウジングの出入り口部及び円筒体の出入り口部と弾性ベーンとの関係を拡大して示した断面図、図4は円筒体の入り口部及び/又は出口部の開口が略逆く字型の一例を示した斜視図、図4−1は図4の展開平面図、図5は円筒体の入り口部及び/又は出口部の開口が丸型の一例を示した斜視図、図5−1は図5の展開平面図、図6は従来の円筒体の入り口部及び/又は出口部の開口が方形型の一例を示した斜視図、図6−1は従来の図6の展開平面図である。
図において1は入り口部2及び/又は出口部3を備えた略環状のハウジングで、このハウジング1には入り口部4及び/又は出口部5と、多数の透孔6を備えた円筒体7が嵌入されてあり、この例では、少なくとも入り口部2及び/又は出口部3の開口20、30と、円筒体7の入り口部4及び/又は出口部5の開口40、50とはそれぞれ相似形となっている(相似形でない場合もあり、限定されない)。この開口20、30と、開口40、50が連通されることで、生海苔入り口Aと生海苔出口Bが形成される。従って、生海苔入り口Aより洗浄・軟化処理通路Cに導入された生海苔は、この洗浄・軟化処理通路Cにて処理された後、その処理済み生海苔は生海苔出口Bより装置外に搬送される。尚、この洗浄・軟化処理通路Cに相当する箇所には透孔6が多数個設けられていることから、この各透孔6と後述する撹拌羽根8の弾性ベーン9との間で図3に示すように擦り揉み作業を行って、表面の異物の剥離と、生海苔の軟化をする。従って、この各透孔6の形状の変更及び/又は個数・配列・配置を適宜変更し、最良の状態が確保できる構成とする(後述する)。尚、前記擦り揉み作業は海水中において行われることから、生海苔に対して優しい擦り揉み作業となり、この生海苔の細胞・特性を傷めることなく、逆に軟化の促進と、異物剥離に好影響を与えることが考えられる。
尚、この入り口部2及び/又は出口部3の開口20、30に対して、円筒体7の入り口部4及び/又は出口部5の開口40、50の口径を小さくすることが可能となった。
図において8は洗浄・軟化処理通路C(円筒体7)内に摺接状態で挿入(嵌入)されるゴム、プラスチック等の弾性部材で構成された撹拌羽根で、この撹拌羽根8は筒状の本体部80と、この本体部80の放射方向に延設した多数の弾性ベーン9とで構成されており、前記円筒体7内に挿入された状態で、この弾性ベーン9が撓んだ状態となる。この弾性ベーン9の円筒体7の板部との撓みと、透孔6に至ったときの復帰との反復動作と、この相乗効果とを介して前記軟化の促進と、異物剥離の向上とを図る。尚、少なくとも弾性ベーン9は、円筒体7の幅員70と同じ長さを備えており、この軟化の促進と、異物剥離の向上に役立てる。また弾性ベーン9の先端は、円筒部90を形成しており、前述の効果の達成と、この弾性ベーン9の耐久性の向上等を意図する。
図において10は撹拌羽根8を支持する回転軸で、前記ハウジング1に軸受け11を介して支持されている。またこの回転軸10には回転を伝えるプーリー12を備えている。この回転機構を利用して前記撹拌羽根8は回転する。
次に図4、図4−1と、図5、図5−1を利用して円筒体7の好ましい各例を説明する。: 図4、図4−1に示す例は、開口40、50を回転方向に対して略逆く字型(以下、略逆く字型とする)に構成したものであり、折返し部71から背部72に向かって撹拌羽根8が移動する構成とし、この移動時に弾性ベーン9がこの開口40、50よりはみ出し困難な構成とする。この例では、略逆く字型の形状及び/又はこの寸法を利用し、弾性ベーン9が開口40、50よりはみ出す量をコントロールし、例えば、弾性ベーン9の略60〜75%とし、この開口40、50の開口端と弾性ベーン9の円筒部90との衝突面積・騒音等の減少化、又は弾性ベーン9の損傷の回避等を図る。尚、この開口40、50の折返し部71、背部72・両端部73、74の曲面形状によって、前述の効果を達成する。また図4−1に示した如く、開口40、50と透孔6との関係を利用し、前述の効果を達成することも可能であり、例えば、弾性ベーン9を出口部5の開口50を構成する折返し部71で受入れた後、その背部72から離間する構造とし、騒音の減少と、軟化、洗浄効果を達成することも可能であり、また入り口部4の開口40においても、前述の出口部5の開口50に準ずる。また開口40、50と透孔6との関係では、図示の如く、入り口部4の背部72から透孔6を設ける構成で、軟化の促進と、洗浄効果の向上等が図れる。また出口部5の開口50の手前でストレートにする構成で、開口50と弾性ベーン9との衝突回避に役立てて騒音の減少化と、その破損の回避を図ることも可能である。尚、図示しないが開口40、50の形状(略逆く字型の形状)と、この開口40、50と透孔6との関係等とを複合的に組合せる方法を利用し、前述の効果の拡充を図ることも可能である。尚、開口40、50に面取り加工をすることも、本発明の効果及び/又は目的を達成するには有益である。そして、この形状の略逆く字型に構成した開口40、50では、生海苔の確実な受入れ(導入)と、処理済み生海苔の確実な送出し(流出)が可能な構造である(他の各例も同じ)。: また図5、図5−1に示す例は、開口40、50を弾性ベーン9の幅91(図2に示す)より小径な丸型に構成したものであり、前述の例(図4、図4−1の例)に準じて、弾性ベーン9が開口40、50よりはみ出す量をコントロールし、例えば、弾性ベーン9の略60〜75%とし、開口40、50(狭い部位から広い部位を経由して狭い部位に至る開口40、50)の開口端と、弾性ベーン9の円筒部90との衝突面積・騒音等の減少化、又は弾性ベーン9の損傷の回避等を図る。その他は前述の例に準ずる。
そして、表2において、本発明による装置の回転数と騒音及び/又は音感値との関係を示した。この例では、前述の従来装置との差が明確となった。尚、測定は前述の例に準ずる。
表2 本願発明の回転数に対する騒音、音感
Figure 0004537151
図1はハウジングの構造の全体を示した断面図 図2は図1のX―X断面図 図3はハウジングの出入り口部及び円筒体の出入り口部と弾性ベーンとの関係を拡大して示した断面図 図4は円筒体の入り口部及び/又は出口部の開口が略逆く字型の一例を示した斜視図 図4−1は図4の展開平面図 図5は円筒体の入り口部及び/又は出口部の開口が丸型の一例を示した斜視図 図5−1は図5の展開平面図 図6は従来の円筒体の入り口部及び/又は出口部の開口が方形型の一例を示した斜視図 図6−1は従来の図6の展開平面図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 入り口部
20 開口
3 出口部
30 開口
4 入り口部
40 開口
5 出口部
50 開口
6 透孔
7 円筒体
70 幅員
71 折返し部
72 背部
73 両端部
74 両端部
8 撹拌羽根
80 本体部
9 弾性ベーン
90 円筒部
91 幅
10 回転軸
11 軸受け
12 プーリー
A 生海苔入り口
B 生海苔出口
C 洗浄・軟化処理通路

Claims (5)

  1. 生海苔混合液の出入り口部を備えた略環状のハウジングと、このハウジングに設けた出入り口部及び/又は多数の透孔を備えた円筒体と、この円筒体に摺接する多数の弾性ベーンを放射状に突設した撹拌羽根と、この撹拌羽根を駆動する駆動部とで構成した生海苔連続軟化洗浄装置において、
    前記ハウジングの入り口部及び/又は出口部、及び/又は前記円筒体の入り口部及び/又は出口部の各開口は、前記弾性ベーンの先端部がはみ出し困難な形状であって、側面視して略逆く字型、前記弾性ベーンの幅より小径な丸、菱形等の型等の形状とし、この形状を確保することで、この弾性ベーンと前記入り口部及び/又は出口部の開口とで発生する騒音の減少を可能とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造。
  2. 請求項1の入り口部及び/又は出口部の開口が側面視して略逆く字型の構成であって、この略逆く字型の両端部及び/又は中心の折返し部・背部が曲面形状を呈することを特徴とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造。
  3. 生海苔混合液の出入り口部を備えた略環状のハウジングと、このハウジングに設けた出入り口部及び/又は多数の透孔を備えた円筒体と、この円筒体に摺接する多数の弾性ベーンを放射状に突設した撹拌羽根と、この撹拌羽根を駆動する駆動部とで構成した生海苔連続軟化洗浄装置において、
    前記ハウジングの入り口部及び/又は出口部、及び/又は前記円筒体の入り口部及び/又は出口部の各開口は、前記弾性ベーンの先端部がはみ出し困難な形状であって、側面視して略逆く字型、前記弾性ベーンの幅より小径な丸、菱形等の型等の形状とするとともに、この弾性ベーンの先端部が、この入り口部及び/又は出口部の開口よりはみ出す量を、略60〜75%に確保する構成とし、この形状及び構成を確保することで、この弾性ベーンと前記入り口部及び/又は出口部の開口とで発生する騒音の減少を可能とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造。
  4. 請求項1又は請求項3の入り口部及び/又は出口部の開口が側面視して略逆く字型とし、この略逆く字型の両端部及び/又は中心の折返し部・背部が曲面形状を呈することを特徴とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造。
  5. 請求項1又は請求項3の入り口部及び/又は出口部の開口が側面視して丸、菱形等の型等の構成では、その角部が曲面形状を呈することを特徴とした生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造。
JP2004242701A 2004-08-23 2004-08-23 生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造 Expired - Fee Related JP4537151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004242701A JP4537151B2 (ja) 2004-08-23 2004-08-23 生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004242701A JP4537151B2 (ja) 2004-08-23 2004-08-23 生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006055126A JP2006055126A (ja) 2006-03-02
JP4537151B2 true JP4537151B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=36103111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004242701A Expired - Fee Related JP4537151B2 (ja) 2004-08-23 2004-08-23 生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4537151B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205463A (ja) * 1985-03-08 1986-09-11 Shinwa Seisakusho:Kk 生海苔連続軟化洗浄装置
JPS6261563A (ja) * 1985-09-13 1987-03-18 Shinwa Seisakusho:Kk 生海苔連続軟化洗浄装置
JPS6261562A (ja) * 1985-09-13 1987-03-18 Shinwa Seisakusho:Kk 生海苔連続軟化洗浄装置
JPS6317431B2 (ja) * 1985-03-08 1988-04-13 Shinwa Elec Works

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205463A (ja) * 1985-03-08 1986-09-11 Shinwa Seisakusho:Kk 生海苔連続軟化洗浄装置
JPS6317431B2 (ja) * 1985-03-08 1988-04-13 Shinwa Elec Works
JPS6261563A (ja) * 1985-09-13 1987-03-18 Shinwa Seisakusho:Kk 生海苔連続軟化洗浄装置
JPS6261562A (ja) * 1985-09-13 1987-03-18 Shinwa Seisakusho:Kk 生海苔連続軟化洗浄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006055126A (ja) 2006-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4083653A (en) Stirring device
US7651041B2 (en) Food waste disposer
JP4537151B2 (ja) 生海苔連続軟化洗浄装置のハウジングの構造
KR100722507B1 (ko) 이물질 절단장치가 구비된 수중펌프
US20090232639A1 (en) Wear plate for a centrifugal pump
JP2004298808A (ja) 生ごみ処理装置
US5277550A (en) Agitating vane
JPH09267299A (ja) ロータリーダイカッター
JP2003106295A (ja) スピードスプレーヤ用軸流ファン
JP4228750B2 (ja) 生ごみ処理装置
KR101942909B1 (ko) 근채류 탈피장치
CN210079735U (zh) 用于淀粉制备的马铃薯锉磨设备研磨盘
US4147633A (en) Stacked filtering plates
US5921482A (en) Structure for paper shredder in a waste paper disposer
JP3335573B2 (ja) ひき肉加工装置
RU2001103784A (ru) Грохот барабанного типа
JP2001079433A (ja) 粉砕機
KR200247632Y1 (ko) 이물질 배척편을 형성한 파쇄로울러
KR101098577B1 (ko) 구근 탈피기
JP2004298805A (ja) 生ごみ処理装置
CN212912986U (zh) 一种粉碎刀片和食品加工机
JPH08309385A (ja) スクリュー型曝気機
KR970009562A (ko) 새우등에 있는 내장 제거장치
KR100323240B1 (ko) 파세절기의 파세절편 감김방지 및 낙하유도장치
JP2002361220A (ja) 生ゴミ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100617

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4537151

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees