JP4536735B2 - 身体手入れ製品の変色を防止するための置換ウレアによる安定化 - Google Patents

身体手入れ製品の変色を防止するための置換ウレアによる安定化 Download PDF

Info

Publication number
JP4536735B2
JP4536735B2 JP2006553457A JP2006553457A JP4536735B2 JP 4536735 B2 JP4536735 B2 JP 4536735B2 JP 2006553457 A JP2006553457 A JP 2006553457A JP 2006553457 A JP2006553457 A JP 2006553457A JP 4536735 B2 JP4536735 B2 JP 4536735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unsaturated
fatty
fatty acid
group
compounds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006553457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007523104A (ja
Inventor
ジヤン,ジヨアンナ・ホン
チエニー,マイケル・チヤールズ
Original Assignee
ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ filed Critical ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Publication of JP2007523104A publication Critical patent/JP2007523104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4536735B2 publication Critical patent/JP4536735B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/92Oils, fats or waxes; Derivatives thereof, e.g. hydrogenation products thereof
    • A61K8/922Oils, fats or waxes; Derivatives thereof, e.g. hydrogenation products thereof of vegetable origin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/36Carboxylic acids; Salts or anhydrides thereof
    • A61K8/361Carboxylic acids having more than seven carbon atoms in an unbroken chain; Salts or anhydrides thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/40Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
    • A61K8/42Amides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q1/00Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
    • A61Q1/02Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/52Stabilizers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Description

本発明は、美観的に好ましくない有色物質の発生防止が必要な置換活性成分を有している身体手入れ製品に関する。
色安定性は身体手入れ製品の美観的に重要な特性である。慣用の配合成分のうちには光及び/または酸化による分解反応を生じ易いものがある。これらの成分の多くには1つまたは複数の不飽和結合が存在しているのが普通である。共役二重結合及び三重結合(π系)を有している構造はこのような色原性有色物質を特に発生し易い。
本発明の目的は身体手入れ製品の色安定性を保証する系を提供することである。
(i)含色物質に分解し易い少なくとも2個の共役関係にあるオレフィン二重結合をもつ不飽和有機材料と、
(ii)一般構造(I):
Figure 0004536735
[式中、R、R及びRは、水素、C−Cアルキル、(ROH及びそれらの混合物から成るグループから選択され、Rはメチレン、エチレン、プロピレンまたはそれらの組合せであり、nは1−6の範囲であり、Rは(ROHである]の置換ウレアと、
(iii)化粧品に許容される担体と、
を含み、
(i)の不飽和材料がC10−C50テルペノイド及びC12−C48不飽和脂肪化合物から選択され、C12−C48化合物が脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪酸グリセリド、脂肪酸塩、脂肪酸エステル及びそれらの組合せから成るグループから選択される身体手入れ組成物が提供される。
身体手入れ組成物中のある種の不飽和有機材料が可視色の種に分解することを防止できることがここに知見された。安定化を必要とする材料は、C10−C50テルペノイドやC12−C48不飽和脂肪化合物のような少なくとも1つのオレフィン二重結合をもつ材料である。後者は、脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪酸塩、脂肪酸グリセリド、脂肪酸エステル及びそれらの組合せを包含する。置換ウレアの使用によって発色阻止が達成される。
身体手入れ組成物という用語は、見掛けの改善、洗浄、体臭抑制または全体的な美的効果を与える目的でヒトの身体に使用される何らかの製品を意味する。身体手入れ組成物の非限定例は、リーブオンスキンローション及びクリーム、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、固形化粧セッケン、制汗剤、体臭消去剤、歯科製品、髭剃りクリーム、脱毛剤、棒口紅、ファンデーション、マスカラ、人工日焼け剤及び日光遮蔽ローションなどである。
本発明の重要な要素は、色安定化剤である。これは、一般構造(I):
Figure 0004536735
[式中、R、R及びRは、水素、C−Cアルキル、(ROH及びそれらの混合物から成るグループから選択され、Rはメチレン、エチレン、プロピレンまたはそれらの組合せであり、nは1−6の範囲であり、Rは(ROHである]を有している置換ウレアである。
置換ウレアの代表種は、ヒドロキシメチルウレア、ヒドロキシエチルウレア、ヒドロキシプロピルウレア、ビス(ヒドロキシメチル)ウレア、ビス(ヒドロキシエチル)ウレア、ビス(ヒドロキシプロピル)ウレア、N,N’−ジ−ヒドロキシメチルウレア、N,N’−ジ−ヒドロキシエチルウレア、N,N’−ジ−ヒドロキシプロピルウレア、N,N,N’−トリ−ヒドロキシエチルウレア、テトラ(ヒドロキシメチル)ウレア、テトラ(ヒドロキシエチル)ウレア、テトラ(ヒドロキシプロピル)ウレア、N−エチル−N’−ヒドロキシエチルウレア、N−ヒドロキシプロピル−N’−ヒドロキシエチルウレア、及び、N,N’−ジメチル−N−ヒドロキシエチルウレアである。ヒドロキシプロピルという用語が使用されているとき、これは3−ヒドロキシ−n−プロピル、2−ヒドロキシ−n−プロピル、3−ヒドロキシ−i−プロピルまたは2−ヒドロキシ−i−プロピルラジカルを表す上位概念用語である。ヒドロキシエチルウレアが最も好ましい。これは、National Starch & Chemical Division of ICIから商標Hydrovanceで50%水性液体として入手できる。
置換ウレアの量は、組成物の0.01−20%w/w、好ましくは0.1−10%w/w、より好ましくは1−8%w/w、最適には3−6%w/wの範囲でよい。
変色を生じ易い身体手入れ組成物の成分は、少なくとも1個のオレフィン結合を有している材料、特に少なくとも2、3または4個のオレフィン結合を有している材料である。オレフィン結合が別のオレフィン、アルキンまたは芳香族π結合系と共役している化合物が特に発色性物質を生じ易い。
不飽和脂肪酸またはアルコール誘導体は有色物質を形成し易い。脂肪という用語は、C12−C48、たいていの場合はC12−C24のアルキル鎖長を意味する。この種類の典型的な脂肪酸は、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノール酸、エライジン酸、ペトロセリン酸、エルカ酸、パルミトレイン酸、ミリストレイン酸、及び、12−ヒドロキシオレイン酸である。上記脂肪酸のうちでもオレイン酸、リノール酸、リノレン酸及びリシノール酸が最も多い。代表的な不飽和脂肪アルコールは、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、及び、それらの混合物である。塩としては、ナトリウム、アンモニウム、カリウム及びトリエタノールアンモニウムの脂肪酸塩がある。塩の非限定的代表例は、オレイン酸ナトリウム、オレイン酸カリウム、オレイン酸アンモニウム、オレイン酸トリエタノールアンモニウム、リノレン酸ナトリウム、リノレン酸カリウム、リノレン酸アンモニウム及びリノレン酸トリエタノールアンモニウムである。もっと長い鎖長の不飽和脂肪酸は共役リノール酸として知られた上位概念グループによって示される。
共役リノール酸(CLAで表す)は有色物質を形成し易い本発明のポリ不飽和化合物の代表である。これらは、(6,8)、(7,9)、(8,10)、(9,11)、(10,12)または(11,13)の位置でシス及びトランスの二重結合の様々な立体配置がリノール酸の位置異性体及び幾何異性体のグループを含む。従ってCLAには24種類の異なる異性体が存在する。共役という用語は、拡張π軌道系を形成している隣り合った二重結合対を意味する。
グリセリドは別の種類の不飽和脂肪化合物である。これらはモノ−、ジ−またはトリ−グリセリドでよい。グリセロールにエステル化された1、2または3個の脂肪酸鎖が不飽和である。グリセリドの非限定例は、ヒマワリ種油、ダイズ油、オリーブ油、綿実油、ピーナツ油、シアバターノキ実油、パーム油、カカオ脂、イリッペ(illipe)、ルリヂサ、ルリヂサ種油、コリアンダー実油、亜麻仁油、ベニバナ油、共役リノール酸残基をもつトリグリセリド及びそれらの混合物である。
テルペノイドは別の種類の本発明の不飽和有機材料である。テルペノイドは更に、アルコール、エーテル、アルデヒド、アセタール、酸、ケトン、エステル、及び、窒素またはイオウのようなヘテロ原子を含有しているテルペン化合物のクラスに分類される。非限定的代表例を以下の表に示す。
Figure 0004536735
Figure 0004536735
Figure 0004536735
Figure 0004536735
Figure 0004536735
テルペノイド類の別のサブクラスはステロールである。その例は、ベチューリン(ベチューリン酸及びアルコール)、コレステロール、シトステロール、エルゴステロール、スチグマステロール及びリノステロールである。
色形成に導く不飽和材料の量は、0.0001−20%w/w、通常は0.001−10%w/w、たいていは0.1−5%w/wの範囲であろう。
不飽和材料に対する置換ウレアの量は、10,000:1−1:100、好ましくは1,000:1−1:10、より好ましくは500:1−1:5、最適には100:1−10:1の範囲が有利であるが、必ずしもこの範囲でなくてもよい。
本発明の不飽和材料のいくつかの種類は、20−300、好ましくは30−200、最適には50−150の範囲のヨウ素価をもつことを特徴とする。ヨウ素価はしばしば、脂肪酸、脂肪アルコール、脂肪酸塩及び脂肪酸グリセリドのような脂肪化合物と関連している。
本発明の組成物はまた、化粧品に許容される担体を含むであろう。担体の量は、組成物の1−99.9重量%、好ましくは70−95重量%、最適には80−90重量%の範囲でよい。有用な担体としては、水、飽和皮膚緩和剤、飽和脂肪酸、飽和脂肪アルコール、保湿剤、増粘剤及びそれらの組合せがある。担体は水性でも無水性でもエマルジョンでもよい。好ましくは組成物が水性であり、特にW/OもしくはO/W型または三層のW/O/W型の水と油のエマルジョンである。水が存在するとき、水は、5−95%w/w、好ましくは20−70%w/w、最適には35−60%w/wの範囲の量でよい。
皮膚緩和材料は、化粧品に許容される担体として役立つ。これらはシリコーン油、合成エステル及び炭化水素の形態でよい。皮膚緩和剤の量は組成物の0.1−95重量%、好ましくは1−50重量%の範囲内の任意の値でよい。
シリコーン油は揮発性品種及び不揮発性品種に分類できる。本文中に使用した“揮発性”という用語は、周囲温度で測定可能な蒸気圧を有している材料を意味する。揮発性シリコーン油は好ましくは、3−9個、好ましくは4−5個のケイ素原子を含有している環状(シクロメチコーン)または線状のポリジメチルシロキサンから選択される。
皮膚緩和材料として有用な不揮発性シリコーン油は、ポリアルキルシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサン及びポリエーテルシロキサンコポリマーを包含する。本発明に有用な本質的に不揮発性のポリアルキルシロキサンは例えば、25℃で5×10−6−0.1m/sの粘度を有しているポリジメチルシロキサンである。本発明組成物に有用な好ましい不揮発性皮膚緩和剤としては25℃で1×10−5−4×10−4/sの粘度を有しているポリジメチルシロキサンがある。
不揮発性シリコーンの別のクラスは乳化性及び非乳化性のシリコーンエラストマーである。この種類の代表は、Dow Corning 9040、General Electric SFE839及びShin−Etsu KSG−18として入手可能なジメチコーン/ビニルジメチコーンクロスポリマーである。Silwax WS−L(ジメチコーンコポリオールラウレート)のようなシリコーンワックスも有用であろう。
エステル緩和剤の例を以下に挙げる:
1)10−24個の炭素原子を有している飽和脂肪酸のアルキルエステル。その例は、ベヘニルネオペンタノエート、イソノニルイソナノノエート、イソプロピルミリステート及びオクチルステアレートなど;
2)エトキシル化飽和脂肪アルコールの脂肪酸エステルのようなエーテル−エステル;
3)多価アルコールエステル。エチレングリコールモノ−及びジ−脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノ−及びジ−脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール(200−6000)モノ−及びジ−脂肪酸エステル、プロピレングリコールモノ−及びジ−脂肪酸エステル、ポリプロピレングリコール2000モノステアレート、エトキシル化プロピレングリコールモノステアレート、グリセリルモノ−及びジ−脂肪酸エステル、ポリグリセロールポリ−脂肪エステル、エトキシル化グリセリルモノ−ステアレート、1,3−ブチレングリコールモノステアレート、1,3−ブチレングリコールジステアレート、ポリオキシエチレンポリオール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、及び、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが好適な多価アルコールエステルである。ペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン及びC−C30アルコールのネオペンチルグリコールエステルが特に有用である;
4)蜜蝋、鯨蝋及びトリベヘニンワックスのようなワックスエステル;
5)スクロースポリベヘネート及びスクロースポリコットンシーデートのような脂肪酸の糖エステル。
化粧品に許容される適当な担体となる炭化水素は、ペトロラタム、鉱油、C11−C13イソパラフィン、より特定的には、Presperse Inc.からPermethyl 101Aとして市販されているイソヘキサデカンである。
10−30個の炭素原子を有している飽和脂肪酸も化粧品に許容される担体として適当である。この種類の代表例は、ペラルゴン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸及びベヘン酸である。
10−30個の炭素原子を有している脂肪アルコールは、また別の種類の化粧品に許容される担体である。この種類の代表例は、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール及びセチルアルコールである。
多価アルコール型の保湿剤は化粧品に許容される担体として使用できる。典型的な多価アルコールは、グリセロール、ポリアルキレングリコールを包含し、より好ましくはアルキレンポリオール及びそれらの誘導体、例えば、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール及びそれらの誘導体、ソルビトール、ヒドロキシプロピルソルビトール、ヘキシレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、エトキシル化グリセロール、プロポキシル化グリセロール及びそれらの混合物などである。保湿剤の量は組成物の0.5−50重量%、好ましくは1−15重量%の範囲内の任意の値でよい。
増粘剤は本発明の組成物の化粧品に許容される担体の一部として使用できる。典型的な増粘剤は、架橋アクリレート(例えば、Carbopol 982RTM)、疎水的に改質されたアクリレート(例えば、Carbopol 1382RTM)、セルロース誘導体及び天然ガムである。有用なセルロース誘導体としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメトセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルセルロース及びヒドロキシメチルセルロースがある。本発明に適した天然ガムは、グアーガム、キサンタンガム、スクレロチウム、カラゲナン、ペクチン及びこれらのガムの組合せである。無機物、特に、ベントナト及びヘクトライトのようなクレー、ヒュームドシリカ、マグネシウムアルミニウムシリケートのようなシリケート(VeegumRTM)も増粘剤として使用できる。増粘剤の量は、組成物の0.0001−10重量%、通常は0.001−1重量%、最適には0.01−0.5重量%の範囲でよい。
本発明の身体手入れ組成物はいかなる形態でもよい。これらの形態には、ローション、クリーム、ロールオン配合物、スティック、ムース、エアロゾル及び非エアロゾルのスプレー、布(例えば、不織布)に塗布した配合物がある。
界面活性剤も本発明の組成物中に存在し得る。界面活性剤が存在するとき、その全濃度は、組成物の0.1−40重量%、好ましくは1−20重量%、最適には1−5重量%の範囲でよい。界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、カチオン性及び両性の活性剤から成るグループから選択し得る。特に好ましい非イオン性界面活性剤は、疎水性部分1モルあたり2−100モルのエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドと縮合したC10−C20脂肪アルコールまたは脂肪酸疎水性部分をもつもの;2−20モルのアルキレンオキシドと縮合したC−C10アルキルフェノール;エチレングリコールのモノ−及びジ−脂肪酸エステル;脂肪酸モノグリセリド;ソルビタン,モノ−及びジ−C−C20脂肪酸;ポリオキシエチレンソルビタン及びそれらの組合せである。アルキルポリグリコシド及び糖脂肪アミド(例えば、メチルグルコンアミド)も適当な非イオン性界面活性剤である。
好ましいアニオン性界面活性剤は、セッケン;アルキルエーテルスルフェート及びスルホネート;アルキルスルフェート及びスルホネート;アルキルベンゼンスルホネート;アルキル及びジアルキルスルホスクシネート;C−C20アシルイセチオネート;C−C20アルキルエーテルホスフェート;C−C20サルコシネート;及びそれらの組合せである。
日光遮蔽活性剤も本発明の組成物に含有させ得る。パルソールMCXRTMとして入手可能なエチルヘキシルp−メトキシシンナメート、パルソール1789RTMとして入手可能なアボベンゼン、オキシベンゾンとしても知られたベンゾフェノン−3のような材料が特に好ましい。微粒二酸化チタン、酸化亜鉛、ポリエチレン及び種々の他のポリマーのような無機日光遮蔽活性剤も使用し得る。日光遮蔽剤が存在するとき、それらの量は、一般には組成物の0.1−30重量%、好ましくは2−20重量%、最適には4−10重量%の範囲でよい。
潜在的に有害な微生物の増殖を防御するために本発明の組成物に保存剤を含有させるのが望ましい。本発明の組成物に適した伝統的な保存剤は、パラヒドロキシ安息香酸のアルキルエステルである。もっと最近に使用されるようになった他の保存剤は、ヒダントイン誘導体、プロピオネート塩、及び、様々な第四アンモニウム化合物である。化粧品化学者は適切な保存剤に詳しく、保存剤チャレンジテストに合格して製品安定性を与えるものを造作なく選択できる。特に好ましい保存剤は、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、イミダゾリジニルウレア、デヒドロ酢酸ナトリウム及びベンジルアルコールである。保存剤は、組成物の用途、及び、エマルジョン中の保存剤と他の成分との不適合の可能性を考慮して選択する必要がある。保存剤は好ましくは組成物の0.01−2重量%の範囲の量で使用される。
本発明の組成物はビタミン類を含有し得る。代表的なビタミンは、ビタミンA(レチノール)、ビタミンB、ビタミンB(ナイアシンアミド)、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE及びビオチンである。ビタミンの誘導体も使用し得る。例えば、ビタミンC誘導体には、アスコルビルテトラパルミテート、アスコルビルリン酸マグネシウム及びアスコルビルグリコシドがある。ビタミンE誘導体には、酢酸トコフェリル、パルミチン酸トコフェリル及びリノール酸トコフェリルがある。DL−パンテノール及び誘導体も使用し得る。ビタミンが存在する場合にもこれらのビタミンを本発明の目的のうちの不飽和材料とは考えない。ビタミンが存在する場合、本発明の組成物中のビタミン総量は、組成物の0.001−10重量%、好ましくは0.01−1重量%、最適には0.1−0.5重量%の範囲でよい。
別の種類の有用な物質は、オキシダーゼ、プロテアーゼ、リパーゼのような酵素類及びそれらの組合せであろう。Brooks Company,USAからBiocell SODとして市販されているスーパーオキシドジスムターゼが特に好ましい。
皮膚明色化化合物も本発明の組成物に含有させ得る。代表的な物質は、胎盤エキス、乳酸、ナイアシンアミド、アルブチン、コウジ酸、フェルラ酸、レゾルシノール及び4−置換レゾルシノールのような誘導体、及び、それらの組合せである。これらの物質の量は、組成物の0.1−10重量%、好ましくは0.5−2重量%の範囲でよい。
皮膚剥脱促進剤も存在させ得る。代表例は、アルファ−ヒドロキシカルボン酸及びベータ−ヒドロキシカルボン酸である。“酸”という用語は、遊離酸だけでなく、その塩、そのC−C30アルキルまたはアリールエステル、水の除去によって生成し環状もしくは線状ラクトン構造を形成するラクトンも含意する。代表的なアルファ−ヒドロキシ酸は、グリコール酸、乳酸及びリンゴ酸である。サリチル酸はベータ−ヒドロキシカルボン酸の代表である。これらの材料が存在するとき、その量は、組成物の0.01−15重量%の範囲でよい。
場合によっては様々なハーブエキスを本発明の組成物に含有させ得る。エキスは水溶性でもよく、または、水不溶性でそれぞれ親水性または疎水性の溶媒に担持させてもよい。水及びエタノールがエキスの好ましい溶媒である。
リポ酸、レチノキシメチルシラン(Clariant Corp.から商標Silcare 1M−75で入手可能)、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)のような材料及びそれらの組合せも含有させ得る。セラミド類(セラミド1、セラミド3、セラミド3B及びセラミド6など)及び擬似セラミドも本発明の多くの組成物に使用し得るが、使用しなくてもよい。この文節の材料を本発明の目的のうちの不飽和材料とは考えない。これらの材料の量は、組成物の0.000001−10重量%、好ましくは0.0001−1重量%の範囲でよい。
着色剤、乳白剤及び研磨剤も本発明の組成物に含有させ得る。これらの物質の量は各々が組成物の0.05−5重量%、好ましくは0.1−3重量%の範囲でよい。
本発明の組成物はまた場合によっては、処理済み拭取り製品の形態のような皮膚に貼付される不溶性基板に組込まれてもよい。
“含む”という用語は、その後に記述した要素に限定されることなく、多かれ少なかれ機能的に重要な明記しない要素を包含する。言い換えると、記述した段階、要素または選択肢は網羅的でなくてもよい。“包含する”または“有している”という用語が使用されているとき、これらの用語は上記に定義の“含む”と等価の意味を有している。
本文中に引用した特許、特許出願、印刷刊行物などのすべての文献は、その記載内容全体が参照によって本発明の開示に含まれるものとする。
以下の実施例は本発明の実施態様をより詳細に説明する。本文及び特許請求の範囲に示したすべての部、パーセンテージ及び割合は、異なる指示がない限り重量基準の値である。
化粧ローションの形態の本発明の代表的な身体手入れ組成物を表Iに示す。
Figure 0004536735
本発明の油中水型局所液体メーキャップファンデーションを以下の表IIに示す。
Figure 0004536735
この実施例は本発明の置換ウレアを組込んだ不飽和材料(亜麻仁油)を含むスキンクリームを示す。
Figure 0004536735
本発明の置換ウレアを組込んだ不飽和材料(ヒマワリ種油)を含む別の化粧組成物の代表例は表IVの配合組成を有している。
Figure 0004536735
本発明に従って不飽和材料(ルリヂサ種油)と置換ウレアとを含む比較的無水性の組成物を表Vに示す。
Figure 0004536735
本発明に適した置換ウレアで保護された不飽和材料(ヒマワリ種油及びポリグリセロ−4−オレエート)を含むエアロゾル包装の発泡性クレンザーを表VIに示す。
Figure 0004536735
この実施例は、使い捨て1回使用型の本発明の身体手入れ拭取り製品を記載する。重量1.8グラム及び直径15cm×20cmの70/30ポリエステル/レーヨンの不織拭取りシートを用意する。このシートに、以下の表VIIに示すような置換ウレアによって変色を防御した不飽和材料(テルペノイド香料)を含む組成物を含浸させる。
Figure 0004536735
典型的な置換ウレアの色安定活性を評価する実験を行った。比較的大量の共役リノール酸(色形成剤)を含有する一連のスキンクリームを以下の表VIIIの成分によって調製した。
Figure 0004536735
全部のサンプルをビーカーに入れて標準室内条件下で保存した。室温で自然光と蛍光との混合光を照射した。2ヶ月間保存後のクリームの変色または有色物質の発生を観察した。安定性試験用の標準カラーチャートを使用して色の発生量を評価した。1から20の段階に格付けした。格付け用カラーチャートでは、白色を1とし、ごく薄い黄色(自然色から淡い生成り色までは2−5)、薄い黄色(淡い生成り色から生成り色までは6−10)、黄色(11−15)、鮮やかな黄色(16−20)の順に色が濃くなるのに伴って高い数値に格付けした。2ヶ月間保存後の色の格付け結果を以下の表に報告する。
Figure 0004536735
表IXに報告した結果に基づくと、サンプルB及びDが最も少ない光損傷を示した。これらのサンプルはサンプルA、C及びEとは違ってその配合組成にヒドロキシエチルウレアを含んでいた。ヒドロキシエチルウレアが色安定機能を発揮したことは明らかである。

Claims (10)

  1. (i)含色物質に分解し易い少なくとも2個の共役関係にあるオレフィン二重結合をもつ不飽和有機材料と、
    (ii)一般構造(I):
    Figure 0004536735
    [式中、R、R及びRは、水素、C−Cアルキル、(ROH及びそれらの混合物から成るグループから選択され、Rはメチレン、エチレン、プロピレンまたはそれらの組合せであり、nは1−6の範囲であり、Rは(ROHである]の置換ウレアと、
    (iii)化粧品に許容される担体と、
    を含み、
    (i)の不飽和材料がC10−C50テルペノイド及びC12−C48不飽和脂肪化合物から選択され、C12−C48化合物が脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪酸グリセリド、脂肪酸塩、脂肪酸エステル及びそれらの組合せから成るグループから選択される、身体手入れ組成物。
  2. 置換ウレアがヒドロキシエチルウレアである請求項1に記載の組成物。
  3. 不飽和材料が、ヒマワリ種油、ベニバナ種油、亜麻仁油、ルリヂサ油、ルリヂサ種油、コリアンダー実油、共役リノール酸残基をもつトリグリセリド及びそれらの混合物から成るグループから選択される請求項1または2に記載の組成物。
  4. 不飽和材料が0.0001−20重量%の量で存在する請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 置換ウレアが0.01−20重量%の量で存在する請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 置換ウレアが不飽和材料に対して10,000:1−1:100の範囲の重量比で存在する請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 不飽和材料が共役リノール酸である請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 不飽和材料が20−300の範囲のヨウ素価を有している請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 身体手入れ組成物が、含色物質に分解し易い少なくとも1つのオレフィン二重結合をもつ不飽和有機材料を含有しており、不飽和材料がC10−C50テルペノイド及びC12−C48不飽和脂肪化合物から選択され、C12−C48化合物が脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪酸グリセリド、脂肪酸塩、脂肪酸エステル及びそれらの組合せから成るグループから選択されているときに、該身体手入れ組成物の変色を抑制するための、一般構造(I):
    Figure 0004536735
    [式中、R、R及びRは、水素、C−Cアルキル、(ROH及びそれらの混合物から成るグループから選択され、Rはメチレン、エチレン、プロピレンまたはそれらの組合せであり、nは1−6の範囲であり、Rは(ROHである]を有している置換ウレアの使用。
  10. 身体手入れ組成物が、含色物質に分解し易い少なくとも1つのオレフィン二重結合をもつ不飽和有機材料を含有しており、不飽和材料がC10−C50テルペノイド及びC12−C48不飽和脂肪化合物から選択され、C12−C48化合物が脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪酸グリセリド、脂肪酸塩、脂肪酸エステル及びそれらの組合せから成るグループから選択されているときに、該身体手入れ組成物の変色を抑制する方法であって、該方法が、一般構造(I):
    Figure 0004536735
    [式中、R、R及びRは、水素、C−Cアルキル、(ROH及びそれらの混合物から成るグループから選択され、Rはメチレン、エチレン、プロピレンまたはそれらの組合せであり、nは1−6の範囲であり、Rは(ROHである]を有している置換ウレアを前記身体手入れ組成物に添加する処理を含む身体手入れ組成物の変色抑制方法。
JP2006553457A 2004-02-19 2004-12-03 身体手入れ製品の変色を防止するための置換ウレアによる安定化 Expired - Fee Related JP4536735B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US54597204P 2004-02-19 2004-02-19
PCT/EP2004/013959 WO2005079740A1 (en) 2004-02-19 2004-12-03 Stabilization with substituted ureas against color degradation of personal care products

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007523104A JP2007523104A (ja) 2007-08-16
JP4536735B2 true JP4536735B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=34886219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006553457A Expired - Fee Related JP4536735B2 (ja) 2004-02-19 2004-12-03 身体手入れ製品の変色を防止するための置換ウレアによる安定化

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20050186231A1 (ja)
EP (1) EP1715838B1 (ja)
JP (1) JP4536735B2 (ja)
CN (1) CN100528125C (ja)
AT (1) ATE366565T1 (ja)
AU (1) AU2004316069B2 (ja)
BR (1) BRPI0418070B1 (ja)
DE (1) DE602004007553T2 (ja)
ES (1) ES2290776T3 (ja)
WO (1) WO2005079740A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4869577B2 (ja) * 2004-09-30 2012-02-08 アクゾノーベル株式会社 毛髪化粧料
US8173144B2 (en) * 2004-11-04 2012-05-08 L'oreal Administration of urea compounds for combating signs of cutaneous aging
FR2877567B1 (fr) * 2004-11-09 2007-03-02 Oreal Composition cosmetique et/ou dermatologique contenant un compose d'uree
FR2878438B1 (fr) * 2004-11-26 2009-07-03 Oreal Composition cosmetique comprenant un agent tenseur et une hydroxyalkyl uree
DE102005054974A1 (de) * 2005-11-16 2007-05-24 Henkel Kgaa Volumengebendes Haarbehandlungsmittel
US7175835B1 (en) * 2005-12-23 2007-02-13 Conopco, Inc. Cosmetic emulsions with inorganic sunscreens stabilized with conjugated linoleic acid
US7172754B1 (en) * 2005-12-23 2007-02-06 Conopco, Inc. Cosmetic emulsions with sunscreens and conjugated linoleic acid
US7175836B1 (en) * 2005-12-23 2007-02-13 Conopco, Inc. Oil continuous phase cosmetic emulsions with conjugated linoleic acid
DE102006034533A1 (de) * 2006-07-24 2008-01-31 Beiersdorf Ag Kosmetische Zubereitungen zur Restrukturierung von Haaren mit besonderen Harnstoffderivaten
US20080299054A1 (en) * 2007-05-30 2008-12-04 Conopco, Inc., D/B/A Unilever Personal care compositions with enhanced fragrance delivery
DE102011002893A1 (de) * 2011-01-20 2012-07-26 Henkel Ag & Co. Kgaa Kosmetische und dermatologische Zusammensetzungen gegen trockene Haut
CN106470660B (zh) * 2014-06-30 2020-03-31 荷兰联合利华有限公司 含氮硼烷稳定化的皮肤护理组合物
CN107126378B (zh) * 2016-02-29 2022-05-24 科思创德国股份有限公司 表面活性剂组合物及由其制成的清洁剂
US20210290521A1 (en) * 2016-12-22 2021-09-23 Conopco, Inc., D/B/A Unilever Malodor reduction of cosmetic compositions
CA3047424A1 (en) 2016-12-22 2018-06-28 Unilever Plc Stabilization of cosmetic compositions comprising fish oils and hydroxylated fatty acids and/or its derivatives
KR102274838B1 (ko) * 2019-11-25 2021-07-08 주식회사 대정스페셜티 비타민 f 함유 천연오일을 활용한 peg 및 인공방부제 프리 보습크림

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DD36206A (ja) *
DE2703185A1 (de) * 1977-01-27 1978-08-10 Henkel Kgaa Kosmetische mittel mit einem gehalt an haut-feuchthaltemitteln
JPH03279314A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Shiseido Co Ltd 皮膚外用剤
FR2711060B1 (fr) * 1993-10-13 1995-11-17 Oreal Procédé pour modifier la pousse des poils et/ou des cheveux et compositions utilisables à cet effet.
FR2750334B1 (fr) * 1996-07-01 1998-09-04 Oreal Utilisation de derives amino-alcools a fonction uree dans et pour la preparation de compositions cosmetiques ou dermatologiques
US5965518A (en) * 1998-02-23 1999-10-12 Nakatsu; Tetsuo Fragrance compositions having antimicrobial activity
GB9828379D0 (en) * 1998-12-22 1999-02-17 Unilever Plc Skin care composition
US6296861B1 (en) * 1999-05-03 2001-10-02 Nicholas V. Perricone Treatment of skin damage using conjugated linoleic acid and ascorbyl fatty acid esters
US6545052B2 (en) * 2000-05-10 2003-04-08 Fan Tech, Ltd. Methods and compositions for inhibiting free radical polymerization in skin and hair
US20020100122A1 (en) * 2000-11-08 2002-08-01 Rodrigues Klein A. Method for reducing wrinkles and improving feel in fabrics
JP3843298B2 (ja) * 2001-02-05 2006-11-08 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 シトルリンを含有する活性酸素消去剤
US6552171B2 (en) * 2001-04-23 2003-04-22 Midwest Grain Products Hydrolyzed jojoba protein
DE10140443A1 (de) * 2001-08-17 2003-02-27 Haarmann & Reimer Gmbh 2-(3,4-Dihydroxyphenyl)ethyl-substituierte Kohlensäurederivate und deren Verwendung
DE20214753U1 (de) * 2002-09-24 2002-12-12 Hando Handels Ges. M.B.H., Graz Pharmazeutische Zusammensetzung zur Behandlung und/oder Prävention einer Lichtdermatose
US20040266921A1 (en) * 2003-06-26 2004-12-30 Rodrigues Klein A. Use of (hydroxyalkyl)urea and/or (hydroxyalkyl)amide for maintaining hydration of aqueous polymer compositions
US20050113268A1 (en) * 2003-11-26 2005-05-26 Landa Peter A. Increased moisturization efficacy using hydroxyalkylurea

Also Published As

Publication number Publication date
AU2004316069B2 (en) 2007-10-11
AU2004316069A1 (en) 2005-09-01
EP1715838B1 (en) 2007-07-11
EP1715838A1 (en) 2006-11-02
ATE366565T1 (de) 2007-08-15
BRPI0418070A (pt) 2007-04-17
CN100528125C (zh) 2009-08-19
DE602004007553D1 (de) 2007-08-23
BRPI0418070B1 (pt) 2014-03-11
JP2007523104A (ja) 2007-08-16
ES2290776T3 (es) 2008-02-16
US20050186231A1 (en) 2005-08-25
CN1925831A (zh) 2007-03-07
WO2005079740A1 (en) 2005-09-01
DE602004007553T2 (de) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101216244B1 (ko) 디히드록시프로필트리(c1-c3알킬)암모늄염을 포함하는개인 위생용 제품
JP4869240B2 (ja) グリセリンおよびヒドロキシプロピル第四級アンモニウム塩を含むパーソナルケア組成物
JP4536735B2 (ja) 身体手入れ製品の変色を防止するための置換ウレアによる安定化
DE602005004808T2 (de) Körperpflegezusammensetzungen mit salzen von mit dihydroxypropyltri(c1-c3alkyl) ammonium monosubstituierten polyolen
JP5006887B2 (ja) 4級アンモニウムトリヒドロキシ置換ジプロピルエーテルを含むパーソナルケア組成物
JP2008517887A (ja) シリコーンおよびジヒドロキシプロピルトリアルキルアンモニウム塩を含むパーソナルケア組成物
JP2006028109A (ja) 水中油型乳化組成物
JP5037681B2 (ja) パーソナルケア組成物からの一定の芳香成分の送達の向上
JP2005500984A (ja) 油及び脂肪を抑制する皮膚用組成物
EP2121143B1 (en) Malodor reduction of cosmetic products
KR20110028344A (ko) 피부 미백 방법
JP2004189721A (ja) 化粧品用皮膚湿潤化系
KR20080010404A (ko) 공액 리놀레산 및 니아신아미드를 포함하는 피부 미백조성물

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100616

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4536735

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees