JP4536378B2 - 同軸ケーブルコネクタ、同軸ケーブルへのコネクタの取付方法、及び同軸ケーブル圧接コンタクト - Google Patents

同軸ケーブルコネクタ、同軸ケーブルへのコネクタの取付方法、及び同軸ケーブル圧接コンタクト Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、コネクタ及び同軸ケーブルの手作業組立及び自動組立を容易にするよう構成された圧接(displacement)ビームを有する同軸ケーブル圧接コンタクトに関する。本発明の他の実施形態は、同軸ケーブル圧接コンタクトの製造方法及びこれらコンタクトの同軸ケーブルとの組立方法に関する。
過去において、複数の同軸ケーブルを相互接続するためにコネクタが提案されてきた。一般的に同軸ケーブルは、ケーブル誘電体に囲まれた(1本以上の導電ワイヤの)中心導体で形成された回路構成を有する。誘電体は(1本以上の導電ワイヤの)ケーブル編組により囲まれ、ケーブル編組はケーブル外被で取り囲まれる。多くの同軸ケーブルの用途において、同軸ケーブルの両端に配置された信号源の電気部品及び送り先の電気部品間のインピーダンスを整合することが好ましい。この結果、同軸ケーブルの部分が相互接続されると、相互接続部でもインピーダンスが整合されたままであることが好ましい。
従来の同軸コネクタは一般的に回路部品から形成され、同軸ケーブルの回路構成にいくぶんかは適合する。回路部品は、実施に困難が伴うおそれがある機械加工及びダイキャスト工程を使用して製造されるのが代表的である。製造工程が困難になると、各部品の製造コストも同様に高くなる。従って、従来の同軸コネクタは、製造コストが幾分高いことが判明した。同軸コネクタ用の多くの回路構成は、軍事的要求事項から派生するインタフェース規格に基づいて発展した。これらの回路構成のための高コストの製造工程は、軍事系等にあるように少量で高価格の用途に対して満足していた。
欧州特許出願公開第881710号明細書 米国特許第4261632号明細書
しかし今日、同軸ケーブルは、より広く使用されるようになってきた。同軸ケーブルがより広く適用されることにより、同軸ケーブルコネクタを大量に低コストで製造する工程が要求される。最近、無線周波数(RF)同軸ケーブルに対する要求が自動車業界等の用途に生じてきた。自動車業界でのRF同軸ケーブルに対する要求は、部分的にはAM/FMラジオ、携帯電話、GPS、衛星ラジオ、ブルートゥース(商標)互換性システム等の、自動車内での電気的コンテントが増加したことによる。また、従来の同軸ケーブル及びコネクタの組立技法は自動化には適当でなかったので、時間を要し高コストになる。従来の組立技法は以下の一般的な工程を有する。
a)ケーブル上にフェルールを摺動させた後、外被を剥いで(ストリップして)外部導電編組を露出し、
b)フェルール上に外部導電編組を折り返し、誘電層の一部を露出し、
c)誘電層の露出部を剥いで内部導体の一部を露出し、
d)コンタクトを内部導体に接続し、
e)コンタクトを外部導体に接続する。
上述のコネクタ及び同軸ケーブルの組立工程は、容易には自動化されず、時間を要しコストがかかるいくつかの手作業工程を要する。
同軸ケーブルに対して増大した今日の要求は、同軸コネクタの設計、製造及び組立方法の改良するニーズを生じさせた。
本発明の一側面によれば、例えば導電編組等の少なくとも一つの外部導体に接続可能な同軸ケーブル圧接(displacement)コンタクトを有するコネクタが提供される。同軸ケーブル圧接コンタクトは、同軸ケーブル内に挿入可能な圧接ビームを有する。圧接ビーム及び関連する壁は、圧接ビームが同軸ケーブル内に挿入される際に同軸ケーブルの外部導電編組を受容するよう離間した編組受容スロットを画定する。任意であるが、コネクタは、両圧接ビームが同軸ケーブルの外部導電編組を突き刺すように同軸ケーブルの内部導体の直径より大きな距離で離間する、1対の同軸ケーブル圧接コンタクトを有してもよい。
本発明の別の側面によれば、誘電層により分離された内部導体及び外部導体を有する同軸ケーブルに、コネクタを取り付ける方法が提供される。この方法は、同軸ケーブルの内部導体の一端部を露出する工程と、内部導体の当該一端部に内部コンタクトを固定する工程とを有する。同軸ケーブル及び内部コンタクトは、同軸ケーブルの内部導体及び外部導体が絶縁ハウジングの縦軸に沿って延びた状態で、絶縁ハウジング内に配置される。外部コンタクトは、同軸ケーブルを突き刺し、外部導体上に保持力を及ぼし、外部導体と電気的に接続するまで、縦軸に対して横断する方向に同軸ケーブル上に横方向へ挿入される。
任意であるが、1対の外部コンタクトの各々は、関連する同軸ケーブルを横方向に突き刺す。外部コンタクトを挿入すると、各同軸ケーブルは、関連する外部コンタクトに設けられた1対の圧接ビーム缶の間隙の中央に配置される。次に、本発明の方法は、圧接ビームが外部導体と電気的に係合して外部導体上に保持力(例えば、或る条件下で同軸ケーブル上に外部コンタクトを保持するのに十分な所望の大きさの摩擦力)を及ぼすまで、圧接ビームで同軸ケーブルを突き刺す工程を有する。任意であるが、方法は、絶縁ハウジングの縦軸に対して横断する方向に沿って絶縁ハウジングの一側面のスロット内に内部コンタクトを横方向に挿入する工程を有する。任意であるが、方法は、縦軸に平行に延びる互いに平行な平面内に内部コンタクト及び外部コンタクトを方向付ける工程を有する。
本発明の別の側面によれば、誘電層により分離され外被内に収容された内部導体及び外部導体を有する同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブル圧接コンタクトが提供される。同軸ケーブル圧接コンタクトは、編組受容スロットにより分離された圧接ビーム及びコンタクト壁を有するフォーク状部を具備する。編組受容スロットは、同軸ケーブルの外部導体の半径方向幅に対応するスロット幅を有する。圧接ビームは、挿入中に誘電層及び外被の一部を変位させるよう配置される。圧接ビームは、編組受容スロットに割り込んだ同軸ケーブルの外部導体の一部に横方向の保持力を生じさせるよう構成される。
任意であるが、2本の圧接ビームを有する2個の同軸ケーブル圧接コンタクトを設けてもよい。これら圧接コンタクトは、同軸ケーブルの内部導体と内部導体を取り囲む誘電層の一部とを受容するよう構成されたケーブル溝により分離されている。ケーブル溝は、同軸ケーブルの外部導体の内径よりも小さい幅を有する。
本発明の別の側面によれば、同軸ケーブルコネクタ用のストレインリリーフが提供される。このストレインリリーフは、ストレインリリーフ圧着部及びストレインリリーフ部材を有する。ストレインリリーフ圧着部は本体部を有し、本体部は、その両端に固定されたアームと、本体部の中心に形成されたケーブル把持部とを有する。ケーブル把持部は、同軸ケーブルの外被を突き刺すと共に同軸ケーブルの外部導体と係合するよう構成されている。アームは、その両側に沿ってリブを有する。ストレインリリーフ部材は、同軸ケーブルを受容するよう構成された基部を有し、この基部は、その両端に沿って基部を貫通する溝を有する。溝は、アームを摩擦で受容し保持する寸法に設定され整列する。ケーブル把持部は、同軸ケーブルの外被を突き刺すと共に外部導体と係合し、ストレインリリーフ圧着部及びストレインリリーフ部材が結合される際に、同軸ケーブル及びストレインリリーフ圧着部間の移動に抗する。ケーブル把持部は、ストレインリリーフを要しないでストレインリリーフ及び同軸ケーブル間の確実な係合を与え、同軸ケーブルの円形形状を変形させるほど強い横方向の力を同軸ケーブルに印加する。そのような力を印加しないと、同軸ケーブルの信号伝送性能及びインピーダンスが劣化するおそれがある。
任意であるが、同軸ケーブル圧接コンタクトは、同軸ケーブルの形状に一致し且つ同軸ケーブルを受容するよう構成された円弧状内面を有する溝を有するケーブル保持ハウジングをさらに具備してもよい。ケーブル保持ハウジングは、溝の軸に対して横断する方向に同軸ケーブル圧接コンタクトを摺動可能に受容するための案内部を有する。ケーブル保持ハウジングは、圧接ビームが同軸ケーブルの外被及び外部導体を突き刺す際に、同軸ケーブルの変形を防止するよう同軸ケーブルの形状に一致した内輪郭を有する溝を有する。任意であるが、同軸ケーブル圧接コンタクトには、所定のケーブル軸に沿って同軸ケーブルを方向付けるよう構成されたケーブル支持部を設けてもよい。ケーブル支持部は、所定のケーブル軸に対して横断する一平面内に方向付けられた、対向するコンタクト案内部を有する。コンタクト案内部は、同軸ケーブル圧接コンタクトの両端を摺動可能に受容すると共に両端を整列させ、圧接ビームを同軸ケーブルの外部導体に案内する。
上述の発明の概要と本発明の好適実施形態についての以下の詳細な説明は、添付図面に関連して読むとより良く理解される。本発明を説明する目的で、目下のところ好適である実施形態が図面に示される。しかし、本発明は、添付図面に示された精確な構造及び手段に限定されないことを理解すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に従って形成された同軸ケーブルコネクタ10を示す。同軸ケーブルコネクタ10は、同軸ケーブルコネクタ10が組立完了される際に互いに嵌合可能な絶縁ハウジング12,14を有する。任意であるが、絶縁ハウジング12,14は3部品以上から組み立てられてもよく、また、一体構造物として一緒に形成されてもよい。同軸ケーブルコネクタ10は、刃(ブレード)コンタクト16及びリセプタクルコンタクト18をさらに有する。ブレードコンタクト16及びリセプタクルコンタクト18は、同軸ケーブルの中心導体(図1に不図示)に個別に固定可能であり、同軸ケーブルコネクタ10が組立完了されて中心導体間に電気路を形成する際に、互いに摩擦係合及び電気的係合する。任意であるが、ブレードコンタクト16及びリセプタクルコンタクト18のうちの一方のみが同軸ケーブルに固定可能であってもよい。この別の実施形態において、ブレードコンタクト16及びリセプタクルコンタクト18のうちの他方が、回路基板、電気部品、非同軸ケーブル等に接続されてもよい。第1コンタクトシェル20及び第2コンタクトシェル22は、電気的に結合されると、これらコンタクトシェル20,22の縦軸に沿って延びるシールド室を形成する。これらコンタクトシェル20,22は、絶縁ハウジング12,14の周囲をほぼ取り囲む。コンタクトシェル20,22は、同軸ケーブルの外部導体に電気的に係合するよう構成され、外部導体との間に電気路を形成する。図2は、組立完了された同軸ケーブルコネクタ10を示すが、同軸ケーブルは除かれている。
絶縁ハウジング12,14はそれぞれ嵌合面24,26を有する。嵌合面24,26は、同軸ケーブルコネクタ10が組立完了される際に、互いに当接する。図1の実施形態において、嵌合面24,26には、棚28,30を画定する切欠部23,25がそれぞれ形成される。切欠部23,25は互いに結合され、絶縁ハウジング12,14間の適正な垂直方向の整列を確保する。絶縁ハウジング12,14は、上壁36,38、底壁40,42及び側壁44,46でそれぞれ画定された矩形本体部32,34をそれぞれ有する。本体部32,34はコンタクトシェル20,22で取り囲まれる。絶縁ハウジング12,14は、同軸ケーブルコネクタ10を通る所望のインピーダンスを与えるために所定の厚さの誘電体で形成される。
絶縁ハウジング12は、嵌合面24から本体部32の長手方向に沿って後方に延びるスロット48を有する。スロット48は、上壁36に開口する上縁を有する。スロット48は、上壁36に開口する上縁を有する室50内に広がる後部を有する。室50は、本体部32の後端53に更に幅広の収容室52内にも開口する。本体部32は、底壁56及び側壁58を有する矩形U形状のシュラウド54と一体に形成される。底壁56及び側壁58は、協働して収容室52の一部を画定する。
本体部32及びシュラウド54は、コンタクトシェル20の対応構造を受容する形状の接合部で結合される(詳細は後述)。接合部において、側壁58の先端縁57の内面と側壁44の後端53の外面との間に、垂直溝55が設けられる。溝55は、コンタクトシェル20の端部を受容する。
溝55の上部は、向かい合う横方向アームリリーフスロット59に連通する。アームリリーフスロット59は、側壁44の後端53とシュラウド54の側壁58の主本体部との間に位置する。アームリリーフスロット59は、同軸ケーブル圧接コンタクト138が挿入され同軸ケーブルを突き刺すことができるよう、コンタクトシェル20,22に同軸ケーブル圧接コンタクト138等の同軸ケーブル圧接部材を受容する。
ブレードコンタクト16は、同軸ケーブルの一端部に取り付けられる。収容室52、室50及びスロット48は共に、同軸ケーブルの端部及びブレードコンタクト16を受容する。収容室52、室50及びスロット48は、同軸ケーブル及びブレードコンタクト16が絶縁ハウジング12内の横断方向に容易に且つ自動的に下方へ挿入できることにより、同軸ケーブルコネクタ10の自動組立を容易にする開放上縁を有する。任意であるが、同軸ケーブル及びブレードコンタクト16を、後端60を介して絶縁ハウジング12内に挿入してもよい。
図3は、絶縁ハウジング14の詳細を示す。絶縁ハウジング14もまた、本体部34の後端に形成されたシュラウド62を有する。シュラウド62は上壁64及び側壁66を有し、これらの壁64,66は協働して絶縁ハウジング14の後端70に開口するU形状溝すなわち収容室68を画定する。収容室68は、リセプタクルコンタクト18が取り付けられた同軸ケーブルを受容する。本体部34は、嵌合面26に開口する前端74を有する室72を有する。前端74は、面取りされた縁を有する。室72の後端は、シュラウド62及び本体部34の後端63により画定された収容室68に連通する。
また、絶縁ハウジング14は、両側壁46の外面と両側壁66の先端縁67の内面との間を本体部34の後端63に沿って延びる垂直溝65を有する。溝65は、コンタクトシェル22の端部を受容するのに十分な深さを有し、互いを向く横断アームリリーフスロット69と連通する。アームリリーフスロット69は、両側壁46の後端63と両側壁66の棚71との間に配置され、コンタクトシェル22に同軸ケーブル圧接コンタクト138を受容する案内部を画定する。
図4は、ブレードコンタクト16をより詳細に示す。ブレードコンタクト16は、面取りされた先端縁92を有する平坦な本体部90を有する。本体部90は、互いにほぼ平行に整列し且つブレードコンタクトの平面に平行な上面94及び下面96を有する。側縁98は、本体部90に長手に沿って延びる。本体部90の後端100には、開口104を有する心線圧着部102が形成される。開口104は、同軸ケーブルの中心導体を受容する。心線圧着部102は、同軸ケーブルの端部にブレードコンタクト16を取り付けるために、同軸ケーブルの中心導体としっかりと摩擦係合するよう圧縮される。
図5は、リセプタクルコンタクト18をより詳細に示す。リセプタクルコンタクト18は、C形状に形成された1対の指部108を有するフォーク状本体部106を有する。指部108の先端は、ブレードコンタクト16の本体部90の幅より若干小さい距離で互いに離間する接触面110を有する。接触面110は、ブレードコンタクト16の上面94及び下面96に接続されると、上面94及び下面96と電気的に係合する。フォーク状本体部106の後端には、開口114を有する心線圧着部112が形成されている。開口114は、同軸ケーブルの中心導体を受容する。中心導体は、心線圧着部112を圧縮することによりリセプタクルコンタクト18にしっかりと固定することができる。
図6ないし図8は、コンタクトシェル20,22を詳細に示す。コンタクトシェル20,22は同様の構造を有するので、以下ではコンタクトシェル20に関してのみ説明する。コンタクトシェル20,22は、導電材料板を打ち抜き、U形状に曲げ加工される。コンタクトシェル20は、互いに平行に形成されると共にコンタクトシェル20の縦軸に平行な平面に沿って延びる両側壁130を有する。連結壁132は両側壁130を相互接続する。また、連結壁132は平坦に設計され、コンタクトシェル20の縦軸に平行に延びるが両側壁130を含む平面に対して横断する平面内に整列する。(図1によりよく示される)開放面134は、連結壁132とは反対側で両側壁130に沿って延びる。開放端136は一端に設けられ、ケーブル保持端131は両側壁130及び連結壁132の反対側の他端に設けられる。
コンタクトシェル20の開放面134は、ケーブル保持端131から開放端136まで両側壁130の全長に沿って延びており、コンタクトシェルの製造及びコネクタの組立を容易にする。より特定すると、コンタクトシェル20は、共通の材料片から両側壁130及び連結壁132を打ち抜き、次に両側壁130を連結壁132に対して直角に曲げる等により、容易に製造される。開放面134を残すことにより、打ち抜き加工及び曲げ加工が簡単になる。組立中に、各コンタクトシェル20,22の開放面134は、対応するブレードコンタクト16及びリセプタクルコンタクト18と同様に同軸ケーブルを横から装着可能にする。横からの装着は、コンタクトシェル20の縦軸に対して横断する方向に図6の矢印Aで示される経路に沿った、同軸ケーブル及び対応するブレードコンタクト16又はリセプタクルコンタクト18の挿入が伴う。
両側壁130及び連結壁132により形成されたU形状構造により、ブレードコンタクト16及びリセプタクルコンタクト18の周囲に360°シールドを提供するように、コンタクトシェル20,22を結合することができる。また、コンタクトシェル20,22は、結合されると、同軸ケーブルの縦軸に対して横断する平面内に360°シールドを提供する。360°シールドは、同軸ケーブルの外部導体により覆われていない同軸ケーブルの内部導体の部分をほぼ取り囲む。コンタクトシェル20,22が結合されると、コンタクトシェル20の連結壁132は、コンタクトシェル22の開放面134を覆う。同様に、コンタクトシェル22の連結壁132は、コンタクトシェル20の開放面134を覆う。対向するコンタクトシェル20,22の側壁130は、互いに重なり合う。
同軸ケーブル圧接コンタクト138は、両側壁130のケーブル保持端131に形成される。同軸ケーブル圧接コンタクト138は、内側へ曲げられて互いに面する。同軸ケーブル圧接コンタクト138の各対は、コンタクトシェル20,22の縦軸に直交する平面内に位置する。同軸ケーブル圧接コンタクト138の対を含む平面は、対応するケーブル保持端131に結合する。同軸ケーブル圧接コンタクト138は、間隙140により離間する。同軸ケーブル圧接コンタクト138の内縁間の間隙140は、コンタクトシェル20に結合される同軸ケーブルの寸法に基づく幅で設けられる。同軸ケーブル圧接コンタクト138は両側壁130よりも高さが低く、絶縁ハウジング12の両側壁44の後端に沿って摺動可能な棚142を形成する。任意であるが、同軸ケーブル圧接コンタクト138等の同軸ケーブル圧接部材は、圧接部材に近接するコンタクトシェル20,22の他の部分と別体に形成され、又は一体に打ち抜かれてもよい。
同軸ケーブル圧接コンタクト138は基部139を有し、基部139は、連結壁132の前部に形成された孔146に緩く受容される支持突起144を有する。組立工具(図示せず)は支持突起144を押圧し、ケーブルに同軸ケーブル圧接コンタクト138を取り付ける。各同軸ケーブル圧接コンタクト138は、基部139から上方に延びるフォーク状部を有する。
両側壁130及び連結壁132は、同軸ケーブル圧接コンタクト138が同軸ケーブルと係合する平面まで延びる。従って、コンタクトシェル20,22の外側の同軸ケーブルの全長にわたり、外部導体で内部導体をシールドする。コンタクトシェルの外側でコンタクトシェルまでの同軸ケーブルの部分は、自己シールドされる。露出した(例えば外部導体で覆われていない)内部導体の部分のみは、嵌合するコンタクトシェル20,22により形成されたシールド室の内部にある。棚142(図9参照)は、導入部として作用する編組受容スロット156に面取り縁で結合し、ケーブルを圧接ビーム154に配向させる。棚142及び同軸ケーブル圧接コンタクト138は、各絶縁ハウジング12,14の横断アームリリーフスロット59,69内に受容される。圧接ビーム154及び壁159は、編組受容スロット156内に割り込んだ外部導体の一部に横方向の保持力を引き起こす。シュラウド62の収容室68及び垂直溝65は、同軸ケーブル(図示せず)を同軸ケーブル圧接コンタクト138間の中心に配置するよう互いに対して離間するので、同軸ケーブルの外部導体に対して圧接ビームを適正に整列させる。
連結壁132は、孔146の前方に延びる縁部148を有する。縁部148は、その中心に向かって内側に傾斜し、縁部148の末端に心線圧着部150が形成される。心線圧着部150は、同軸ケーブルに締め付けられるよう内方に折り曲げられると互いに結合する段状先端152を有する。また、心線圧着部150は、同軸ケーブル及び同軸ケーブル圧接コンタクト138間の移動を防止するストレインリリーフとして作用する。
図7及び図8に示されるように、同軸ケーブル圧接コンタクト138は、その内縁近傍に、編組受容スロット156により同軸ケーブル圧接コンタクト138の壁159から分離した圧接ビーム154を有する。圧接ビーム154のビーム先端158は、コンタクトシェル20,22が同軸ケーブルに取り付けられる際に、同軸ケーブルへの挿入を容易にするよう傾斜する。
図9は、同軸ケーブル160に組み込まれる際の、同軸ケーブル圧接コンタクト138の作用を示す。本実施形態は、1対の同軸ケーブル圧接コンタクト138を有する。コンタクトシェル20,22が同軸ケーブル160に取り付けられると、ビーム先端158は、ケーブル外被162及びケーブル外部編組164を突き刺し、ケーブル誘電体166内へ延びる。編組受容スロット156は、ケーブル外部編組164をしっかり受容して係合し、保持力すなわち垂直方向の力によりコンタクトシェル20,22及び同軸ケーブル160の外部導体(すなわちケーブル外部編組164)間の電気的接続を形成する。保持力すなわち垂直方向の力は、長期間にわたる信頼性の高い接触を提供するのに十分な大きさの摩擦力を構成する。
圧接ビーム154は、中心導体168の外径より大きいがケーブル外部編組164の内径より小さいビーム間距離170で離間され、圧接ビーム154が中心導体168とは電気的に接触しないがケーブル外部編組164を突き刺すことを確保する。圧接ビーム154は所定のビーム外幅172で形成され、編組受容スロット156はケーブル外部編組164の内径及び外径に基づいた所定のスロット幅174で形成され、圧接ビーム154がケーブル外部編組164を突き刺し、他方、編組受容スロット156がケーブル外部編組164をしっかりと受容してスロット及び編組間に信頼性の高い電気的接続を形成するのに十分な幅を有することを確保する。ケーブル編組164は、その内径及び外径間の差で定義される半径方向の幅、換言すると、ケーブル編組164の半径と平行な方向に測ったケーブル編組164の幅を有する。
図6に示されるように、少なくとも一方の側壁130は、対向するコンタクトシェル20,22の側壁130の内側と摩擦嵌合してコンタクトシェル20,22間の十分な垂直方向の力を確保し信頼性の高い電気的接触を確保する突起176を有してもよい。
任意であるが、両同軸ケーブル圧接コンタクト138は、互いに一体的に形成されてもよく、両側壁130の一方のみ及び連結壁132の一方又は双方に(一体的又は他の方法で)取り付けられてもよい。互いに一体的に形成される場合、同軸ケーブル圧接コンタクト138は、依然として圧接ビーム154の上端間に(間隙140の上端に類似の)部分的切欠を有し、圧接ビーム154により突き刺されていない同軸ケーブルの部分を受容する領域を形成する。従って、間隙140は、圧接ビーム154の全長に沿って延びている必要はないが、代わりに圧接ビームの上端付近にのみ設けられてもよい。
図10(A)は、中心導体181を有する同軸ケーブル構造180を示す。中心導体181は、筒状外部導体182により囲まれる中間の誘電体183内の中心に位置するので、外部導体182内の中心に内部導体181を配置する。外部導体182は、編組タイプの導体等として形成することができる。中心導体181は半径riを有し、外部導体182は内径roを有する。誘電体183は比誘電定数εrを有する。同軸ケーブル構造180により生成されるインピーダンスを定義する一般式は、以下の式で表わされる。
Figure 0004536378
図10(B)は、同軸ケーブルコネクタ10により形成されたストリップライン構造186の断面を示す。このストリップライン構造186において、中心導体187は、より広い2枚の接地導体188の間に挟まれている。中心導体187及び接地導体188は、平坦形状で、互いに平行に延びる平面内で整列している。中心導体187は幅W及び厚さTで形成される。接地導体188は、間隔H及び間隔H1だけ中心導体から離間している。中心導体187は、接地導体188間の空間を埋める誘電体189により囲まれる。誘電体189は比誘電定数εrを有する。ストリップライン構造186により生成されるインピーダンスを定義する一般式は、以下の式で表わされる。
Figure 0004536378
ストリップライン構造186は、円形構造又は対称的電場分布を生成する他の構造を維持するコネクタと比較して、より容易に製造され、設計パラメータは製造中により容易に制御される。一例として、ストリップライン構造186を有する同軸ケーブルコネクタ10の製造中、製造工程は、間隔H,H1、厚さT、幅W及び比誘電定数εrをより簡単に制御する。ストリップライン構造186を形成する構造により、同軸ケーブルコネクタ10のインピーダンスをより簡単に制御できる。この能力は、製造コストの低減を意味する。
図11は、同軸ケーブルに接続された同軸ケーブルコネクタ10及び同軸ケーブルの周囲に形成された電場分布を示す。一連の平行線190は、同軸ケーブルの形状を示す。大きな矩形の箱192は、同軸ケーブルコネクタ10の一般形状を示す。影で示された小さな箱193は、コンタクトブレード16,216等のコンタクトブレードの一般形状を示す。また、影で示された箱193は、リセプタクルコンタクト18,218により形成された等のリセプタクルコンタクトをも表わす。
電場分布191は、同軸ケーブルにより生成され、同軸ケーブルの周囲で対称的に分布し、同軸ケーブルの中心導体からの半径方向の距離が大きくなるに従って強度が減少する。電場分布191の代表的な大きさの分布は、同軸ケーブルを横断する(例えば、ケーブル軸に対して直交する)位置平面に整列する一連の同心状の影リングとして示される。同軸ケーブル形状の周囲に形成される電場の特徴は、電場の大きさすなわち強度の分布が円周方向に一様で半径方向にのみ変化することである。
電場195は、同軸ケーブルコネクタ10により形成され、同軸ケーブルコネクタ10の周囲で非対称分布し、(図10(B)の説明で上述したように)ブレードコンタクト16,216及び対応する側壁130,237,239間に形成されるストリップライン構造186に特に関係して方向付けられる。電場195の大きさすなわち強度の分布は、影で示された箱193を取り囲む非対称影領域により示される。電場195は、影で示された箱193の平面に対して直交する方向に延びる横断軸197に沿って、影で示される箱193の両側の近傍に配向される。電場195の影の領域で示されるように、大きさすなわち電気力線密度は、第1に横軸197の周囲の中心の主領域198に集中し、互いに反対方向に延びる。電場195の大きさすなわち電気力線密度は、第2に(ブレードコンタクト16,216の両縁を示す)影で示される箱193の側縁付近の横領域199にずっと小さい範囲で集中する。別の方法を述べると、電場195の大きさすなわち電気力線密度は、第1に主領域198に集中するが、それより低い程度で横領域199にも集中する。
図1の実施形態において、ブレードコンタクト16は中心導体187を代表する。ブレードコンタクト16の厚さ及び幅は、公知の厚さの平坦金属板からブレードコンタクト16を打ち抜くと、容易に制御される。コンタクトシェル20,22の側壁130は、接地導体188を代表する。上壁36の幅は、ブレードコンタクト16及び両側壁130間の間隔H,H1を画定する。各コンタクトシェル20,22におけるブレードコンタクト16及び連結壁132間の距離は、連結壁132が同軸ケーブルコネクタ10のインピーダンスへの影響が最小限になるように、十分広く形成されてもよい。
少なくとも一実施形態によれば、コンタクトシェル20,22は、圧着工程中に同軸ケーブル(例えばケーブル160)を無傷に保持しておく「詰め物」として絶縁ハウジング12,14を使用する一部品コンタクトシステムを与える。また、絶縁ハウジング12,14は、同軸ケーブル160の配置を補助する。編組受容スロットの幅は、導電編組の直径に依存する。ほんの一例として、編組受容スロットは、編組の複数の導体が各編組受容スロット内にある状態で、導電編組の直径より若干大きい(例えば数十μm)幅を有してもよい。これにより、組立工程中にかなりの塑性変形量が可能になる。組立中に生ずるワイピング作用を伴う導電編組の変形は、複数の導体及び同軸ケーブル圧接コンタクト138間に所望のばね力残量を保ちながら、導電編組の複数の導体の清浄な金属表面が同軸ケーブル圧接コンタクト138と接触することを確保する。編組導体及び同軸ケーブル圧接コンタクト138間の所望のばね力残量を保つことにより、安定した低抵抗接触が長期間保たれる。
任意であるが、圧接ビーム及び圧接ビーム先端の形状を変更することができる。圧接ビーム先端には、圧接ビームを同軸ケーブルの誘電体に挿入すると、圧接ビームが直線に沿って移動することを確保するために二重縁が使用されてもよい。圧接ビームを傾斜させることにより強度が増す一方、取付中の圧接ビームの不要な撓みを低減する。
同軸ケーブルコネクタ及び2本のケーブルの組立中は、以下の工程が実行可能である。最初に、相互接続される2本の同軸ケーブルの端部がストリップ(被覆剥ぎ)されて各中心導体の端部が露出する。次に、中心導体の露出部分がブレードコンタクト16及びリセプタクルコンタクト18の開口104,114にそれぞれ挿入される。心線圧着部102,112が圧縮されて中心導体の露出端部をしっかりと保持する。次に、同軸ケーブル及びブレードコンタクト16及びリセプタクルコンタクト18が絶縁ハウジング12,14にそれぞれ挿入される。図1を参照すると、ブレードコンタクト16の本体部90はスロット48内に(横方向又は縦方向へ)挿入され、心線102は室50内に挿入される。挿入された中心導体背後の同軸ケーブルのストリップされていない部分は、誘電体、ケーブル編組及びケーブル外被の先端縁が両側壁44の後端53付近で棚51に当接するまで、収容室52内に挿入される。一旦挿入されると、ブレードコンタクト16の本体部90の先端部は、嵌合面24の切欠部23から前方へ突出する。ブレードコンタクト16及びリセプタクルコンタクト18は、絶縁ハウジング12,14が組み合わされると結合する。
各コンタクトシェル20,22は、絶縁ハウジング12,14の対応する一方に個別に取り付けられる。取付けの際、コンタクトシェル20,22は同軸ケーブルコネクタ10の縦軸13に直交して整列した軸11(図1参照)に沿って個別に挿入される。コンタクトシェル20,22が挿入されると、同軸ケーブル圧接コンタクト138が対応する同軸ケーブル160を突き刺し、圧接ビーム154が(図9に示されているような)ケーブル外部編組164と係合する。次に、外部ハウジングが同軸ケーブルコネクタ10に組み込まれる。
一旦組み立てられると、絶縁ハウジング12,14、ブレードコンタクト16及びリセプタクルコンタクト18、及びコンタクトシェル20,22は、図10(B)に関して上述したようにストリップライン構造を画定するよう協働し、同軸ケーブルコネクタ10を流れる信号伝送に対して所望のインピーダンスを与える。同軸ケーブルコネクタ10の組立工程は、容易に自動化でき、信頼性が高く、低コストである。
図12は、別の実施形態に従って形成された同軸ケーブルコネクタ200を示す。同軸ケーブルコネクタ200は、絶縁ハウジング212,214、ブレードコンタクト216、リセプタクルコンタクト218、及びコンタクトシェル220,222を具備する。コンタクトシェル220,222は、両側壁237,239及び連結壁233,235をそれぞれ有する。ブレードコンタクト216はブレードコンタクト16と機能的に置き換わるものであり、他方、リセプタクルコンタクト218はリセプタクルコンタクト18と機能的に置き換わるものである。第1絶縁ハウジング212及び第2絶縁ハウジング214は、更に目立った切欠部223,225及び棚228,230をそれぞれ有する嵌合面224,226をそれぞれ具備する。棚228は、リセプタクルコンタクト218の本体部290を受容する切欠229を有する。また、棚228は、ブレードコンタクト216の指部219を受容するスロット231を有する。
両側壁237,239及び対応する連結壁233,235は、U形状に形成され、開放面201,207をそれぞれ有する。両側壁237,239は、互いに対向するコンタクト保持端203,209及び開放端205,211をそれぞれ有する。開放面201,207は、コンタクト保持端203,209から開放端205,211までそれぞれ延びており、コンタクトシェル20,22に関して上述した利点を与える。
ブレードコンタクト216は、図13に詳細に示される。ブレードコンタクト216は本体部215を有し、本体部215から指部217,219が延びる。指部217,219は、先端縁213から後方へ本体部215の長手に沿って部分的に延びるスロット221により分離される。本体部215の後端は、開口225を有する心線圧着部223に固定され、開口225は、心線圧着部223に接続される同軸ケーブルの中心導体を受容する。
ブレードコンタクト216及びリセプタクルコンタクト218は、結合されると、互いに直交する平面内に整列する。ブレードコンタクト216の指部217,219を含む平面は、コンタクトシェル220,222の連結壁237,239と平行にそれぞれ整列する。リセプタクルコンタクト218の本体部を含む平面は、コンタクトシェル220,222の連結壁233,235と平行にそれぞれ整列する。図12及び図13に示されるように、コンタクト218の本体部290は、隣接する圧着部291の幅より大きな幅で形成されている。
任意であるが、本体部290は、図12に示されるものと異なってもよい。本体部290は、連結壁233,235と協働して第2ストリップライン構造を形成する寸法に設定されてもよい。第2ストリップライン構造は、二重ストリップライン構造を形成するために、ブレードコンタクト216及び両側壁237,239により形成されるストリップライン構造に対して直交する。この二重ストリップライン構造において、ブレードコンタクト216及びリセプタクルコンタクト218は交差配置を形成する。任意であるが、1個以上のブレードコンタクト16,216及びリセプタクルコンタクト18,218は、同様な形状を有すると共に互いに平行又は直交する方向に配向される複数のコンタクトからなっていてもよい。一例として、2個のコンタクトが互いに平行に積み重ねられてもよいし、或いは2個のコンタクトが互いに直交して配向されてもよい。
連結壁132,233,235及び側壁130,237,239は、個別にそして共同で接地コンタクトを構成する。換言すると、各連結壁132,233,235は個々の接地コンタクトを構成する。対向する壁132,233,235の組合せは、接地コンタクトを構成するものと考えられてもよい。対向する側壁130,237,239の組合せは、接地コンタクトを構成するものと考えられてもよい。更なる一例として、隣接する1個以上の側壁130,237,239と結合する各連結壁132,233,235は、接地コンタクトと考えられてもよい。
絶縁ハウジング214は、上壁264から上方に突出するラッチ241を有する。ラッチ241により、同軸ケーブルコネクタ200が別の構造体に取り付けられることができる。また、溝243が、ラッチ241の両側の上壁264に設けられ、成形性を改善するため及び材料使用量を低減するために、更なる壁厚を提供する。
図14は、対応するハウジング212,214に組み込まれるコンタクトシェル220,222を示す。図14に示されるように、組立中、コンタクトシェル220,222は、絶縁ハウジング212,214が互いに嵌合する前に、対応する同軸ケーブル及び絶縁ハウジング212,214に接続されてもよい。
図15及び図16は、ブレードコンタクト316及びリセプタクルコンタクト318をそれぞれ示す。図15において、ブレードコンタクト316は平坦な本体部317を有して示され、スロット319が本体部317の外端を切断し、指部321,322を有するフォークを形成する。指部321,322の外端において、丸い突起323がスロット319の開口内に設けられ、互いを向く。突起323は、リセプタクルコンタクト318がスロット319内に挿入される際に、ブレードコンタクト316及び結合されるリセプタクルコンタクト318間のしっかりとした摩擦相互接続及び電気相互接続を確保する。本体部317の反対側の端は、同軸ケーブルの中心導体を受容する開口325を有する圧着部324を有する。圧着部324は、同軸ケーブルの中心導体にしっかりと留められる。
図16は、平坦な本体部326を有するリセプタクルコンタクト318を示す。本体部326は、ブレードコンタクト316の突起323間への挿入のために面取りされた外端328を有する。本体部326の反対側の端は、対応する同軸ケーブルの中心導体を受容する開口332を有する圧着部330を具備する。圧着部330は、同軸ケーブルの中心導体にしっかりと取り付けられるよう形成される。
図17及び図18は、コンタクトシェルの別の構成を示す、互いに逆方向から見た図である。各コンタクトシェル340は、両側壁344及び連結壁348を有する。突起352が少なくとも一方の側壁344に設けられ、相手コンタクトシェル340との間の適正な電気的接続を確保する。
連結壁348は、横方向に延びる分離板360と一体に形成される過渡領域356を後端に有する。分離板360は、組立中に分離板360の切断を容易にするスロット363を有する。分離板360は、ストレインリリーフ圧着部364と一体に形成される。組立中に、ストレインリリーフ圧着部364は、打ち抜き工程等により過渡領域356から物理的に分離された後、同軸ケーブルに固定される。
ストレインリリーフ圧着部364はU形状をなしており、分離板360に結合する横方向に延びる本体部361を有する。本体部361は、互いに平行に且つ本体部361に対して直交する方向に延びるアーム365に両端で固定される。アーム365は、その両側縁に沿ったリブ367を有する。本体部361は、アーム365の間で中心に配置されるケーブル把持部369を有する。ケーブル把持部369は、同軸ケーブルに面するよう内方を向く複数の歯371を有する。歯371は、ストレインリリーフ圧着部364が同軸ケーブルに固定される際に、同軸ケーブルの外被を突き刺して外部導体と係合する。ケーブル把持部369は、複数の歯371が打ち抜かれて内方を向くよう曲げられて星型に打ち抜かれて形成されてもよい。或いは、歯371は、単数の歯又は1個以上の逆刺(バーブ)に置換されてもよい。任意であるが、ケーブル把持部369は、外部導体と係合する必要はないが、代わりに予想されるケーブル応力に抗するに十分なだけ外被の表面を突き刺してもよい。
図19は、コンタクトシェル340の端面図である。同軸ケーブル圧接コンタクト368は、その下端に、連結壁348の開口内に緩く受容される支持突起370を有する。圧接ビーム372は、上方へ延びると共に間隙374により互いに分離する。圧接ビーム372は、対応する同軸ケーブルの外被及び外部導体の貫通を容易にする尖頭先端376を有する。編組受容スロット378は下方に延びており、基部井戸373で間隙374から離れる外方に広がってフック形状を形成する。
コンタクト壁375は、同軸ケーブル圧接コンタクト368の頂上に沿って延びる傾斜したアンダカット縁377を有する。アンダカット縁377は、互いに面して編組受容スロット378の入口381に位置する先端379で終端する。コンタクト壁375は、同軸ケーブル圧接コンタクト368が同軸ケーブルと係合し且つ突き刺すと、外部導体から離れる方向にケーブル外被をせん断する。アンダカット縁377は、圧接ビーム372の中央縦軸と鋭角を形成する。アンダカット縁377は、先端379から下方に且つ離れる方向に(破線で示される)水平に対して鋭角383で傾斜し、外部導体が編組受容スロット378内に割り込むと、せん断を容易にすると共に、過度のケーブル外被材料の変位のための収集領域を形成する。入口381に入る前に外部導体から離れる方向にケーブル外被をせん断することにより、同軸ケーブル圧接コンタクト368は、ケーブル外被が編組受容スロット378に割り込むのを防止する。もし、ケーブル外被が編組受容スロット378内に割り込むと、外部導体及び編組受容スロット378間の電気的接続を妨げるおそれがある。
図20及び図21は、コネクタの一方の半体又は双方の半体に使用できる絶縁ハウジングの別の実施形態を互いに逆方向から見た図である。絶縁ハウジング400は、矩形の本体部404の前端に嵌合面402を有する。本体部404の後端は、結合部408を介してシュラウド406が設けられている。シュラウド406は、同軸ケーブルを受容するU形状室414を画定するよう協働する対向する両側壁410,412を有する。両側壁410,412の内面は、互いに面すると共に絶縁ハウジング400の長手に対して横断する方向へ垂直に延びる切欠416,418を有する。少なくとも一方の切欠416,418は、対応する切欠418,416の長手に沿って延びる1対の平行リブ420を有する。
本体部404は、同軸ケーブルの先端とこの先端に取り付けられたブレードコンタクト316又はリセプタクルコンタクト318の圧着部とを受容するよう構成された室405を有する。本体部前端402は、ブレードコンタクト316及びリセプタクルコンタクト318のうち関連する一方を受容するスロット407を有する。
シュラウド406の後端424は、基部419を有するストレインリリーフ部材426に結合される。基部419は、その中にU形状切欠428を有する。ストレインリリーフ部材426の切欠428は、横断方向円弧状溝423を有する内面421を有する。切欠428の両端は棚部425を形成する。両側壁427は、切欠428の対向両側に沿って棚部425から上方に延びる。溝430が、各棚部425に形成されており、ストレインリリーフ部材426を貫通して後面431まで延びる。溝430は、コンタクトシェル340が矢印434(図21参照)の方向に絶縁ハウジング400に横方向へ結合すると、アーム365と整列しアーム365を受容するよう離間する。各溝430の長さは、アーム365が溝430内に押圧されると、リブ367が棚部425と係合してストレインリリーフ圧着部364及びストレインリリーフ部材426を保持するように、リブ367の外寸法よりも若干小さい。
ストレインリリーフ圧着部364及びストレインリリーフ部材426が一緒に押圧されると、ケーブル把持部369の歯371が外被を突き刺し、同軸ケーブルの外部導体と係合する。ケーブル把持部369は、ストレインリリーフ圧着部364を同軸ケーブルに固定し、圧着部364及び同軸ケーブル間の相対的な軸方向の移動を防止する。
ケーブル把持部369は、同軸ケーブルの円形断面を変形することなく、同軸ケーブル及び絶縁ハウジング400間の軸方向の移動に抗する。ストレインリリーフ圧着部364及びストレインリリーフ部材426は、インピーダンス及び信号伝送性能を妨げるおそれのある圧縮形状への同軸ケーブルの圧縮を最小にする。溝430及びアーム365は、矩形断面である必要はないが、代わりに円形、正方形、円弧状、三角形等であってもよい。任意であるが、溝430及びアーム365の数は2個より少なくても多くてもよい。
図22は、対応する絶縁ハウジング400に嵌合するシェル340を示す。
図23及び図24は、絶縁ハウジング400に一旦取り付けられた一方のシェル340上に設けられる外部ハウジング450を示す。外部ハウジング450は、絶縁材料で形成され、その外面にラッチビーム452を有する。ラッチビーム452はラッチ突起451を有する。外部ハウジング450の一端には、二次ロック部材454が設けられている。
図25及び図26は、絶縁ハウジング400に一旦取り付けられた別のシェル340上に設けられる外部ハウジング460を示す。外部ハウジング460は外部ハウジング450と嵌合するよう構成される。外部ハウジング460は、外部ハウジング450の端部453を受容するよう構成された嵌合端462を有する。外部ハウジング450のラッチビーム452上のラッチ突起451を受容するために、スロット464が外部ハウジング460の一側面に設けられる。図26は、外部ハウジング460内の内室466を示し、内室466にしっかりと保持されたシェル340が見える。外部ハウジング460の反対側の他端468には、二次ロック部材470が形成される。
図27は、同軸ケーブル圧接コンタクトの別の実施形態を示す。同軸ケーブル圧接コンタクト538は、両側壁130又は連結壁132(図1参照)の一方等の側壁又は連結壁のいずれか一方に形成されてもよい。同軸ケーブル圧接コンタクト538は、コンタクトシェル20(図1参照)等の対応するコンタクトシェルの縦軸に直交する平面内に整列する。図27の例において、同軸ケーブル圧接コンタクト538は、縁539に沿って連結壁132等の連結壁132に結合される。
同軸ケーブル圧接コンタクト538は、フォーク状圧接部541,543間の溝を画定する間隙540を有する。各圧接部541,543は、スロット548により分離された圧接ビーム544及びコンタクト壁546を有する。コンタクト壁546の上端は、同軸ケーブル圧接コンタクト538の外縁552から内方且つ下方に傾斜するよう形成された導入縁550を有する。導入縁550は、内方且つ下方に傾斜して圧接ビーム544の上端の先端556近傍のスロット548の入口554に結合する。導入縁550は、ケーブル外被を圧接ビーム544に配向させる。スロット548の下端は、圧接ビーム544がケーブル外被を突き刺す際に、同軸ケーブルの外部導体を受容するよう構成された井戸558を有する。圧接ビーム544及びスロット548間の間隔は、固定される同軸ケーブルの寸法に基づいて決定される。
図28及び図29は、コンタクトシェルの別の実施形態を示す。コンタクトシェル560は、両側壁562及び連結壁564を有する。両側壁562のコンタクト保持端566は、同軸ケーブル圧接コンタクト568を有する。連結壁564は、過渡領域572を介して分離板570に結合される。分離板570は、過渡領域590を介してストレインリリーフ圧着部574に接続される。分離板570は、その切断を容易にするスロット576を有する。
ストレインリリーフ圧着部574はU形状をなし、その両側にアーム578を有すると共に上方へ延びる本体部577を有する。アーム578は、その両側にリブ580を有する。ストレインリリーフ圧着部574は、(図17及び図18に関連して上述した)ストレインリリーフ圧着部364と同様に作用し、(図20及び図21のストレインリリーフ部材426の溝430等の)相手ストレインリリーフ部材の溝と摩擦係合する。
ストレインリリーフ圧着部574は、ケーブル把持部582,584及びバーブ586〜588等の複数のケーブル把持機構を有する。ケーブル把持部582,584は、本体部577の長手に沿って設けられており、本体部577を星型に打ち抜き、本体部577から上方に延びる円形リングを提供するよう星形を曲げることにより形成される。バーブ586〜588は、本体部577の両端に設けられる。図28及び図29の例において、単一のバーブ586が、分離板570にストレインリリーフ圧着部574に接続する過渡領域590内で、本体部577の先端縁内で打ち抜かれ、本体部577の先端縁近傍で上方に曲げられる。1対のバーブ587,588が、本体部577の後縁近傍に互いに隣接して設けられる。ケーブル把持部582,584及びバーブ586〜588は、ストレインリリーフ圧着部574が対応するストレインリリーフ部材にしっかりと結合すると、同軸ケーブルを突き刺す。ケーブル把持部582,584及びバーブ586〜588は、外被を完全に突き刺し、外部導体と係合又は突き刺すのに同軸ケーブル内への距離と同程度延びてもよく、ストレインリリーフ圧着部574及び同軸ケーブル間に確実な接続を与える。
任意であるが、同軸ケーブルコネクタ10は、一端で同軸ケーブルにのみ接続され、他端で同軸ケーブル以外の構造物に接続してもよい。例えば、同軸ケーブルコネクタは、個別部品、印刷回路基板、回路基板、可撓性基板、差動伝送対、ツイストペア線、2本の電線、バックプレーン等に接続されるよう構成された一端を有してもよい。従って、非同軸構造物に接続された同軸ケーブルコネクタ10の端部は、上述のシェル又は同軸ケーブル圧接圧着部を有する必要はない。
任意であるが、コンタクトシェル20,22,220,222は、U形状以外の構造に形成することができる。代わりに、対となった両コンタクトシェル(例えば、コンタクトシェル20,22)は、結合されると、2個のL形状コンタクトシェルが同軸ケーブルの軸に対して横断する平面を取り囲みこの平面を360°シールドするシールド箱を形成するように、L形状に構成してもよい。360°シールドは、(同軸ケーブル内部導体を内部コンタクトに取り付ける圧着部を含む)内部コンタクトをほぼ取り囲む。L形状の場合、各コンタクトシェルは、異なる長さ又は等しい長さであってもよい2つの壁を有する。或いは、コンタクトシェルは、変形J形状、すなわちフランジがL形状の下壁の外端で曲げられるL形状を有してもよい。各コンタクトシェルの下壁のフランジは、相手コンタクトシェルの隣接する上壁と重なり合う。
任意であるが、対を構成する両コンタクトシェルは、嵌合時に2個のコンタクトシェルが同軸ケーブルの軸に対して横断する平面を取り囲みこの平面を360°シールドする限り、同一の断面形状を有する必要はない。360°シールドは、内部コンタクトの周辺及び露出した内部導体上をほぼ取り囲む。代わりに、一方のコンタクトシェルは内部コンタクト及び内部導体の3面をシールドするが、他方のコンタクトシェルは2面以下をシールドしてもよい。例えば、一方のコンタクトシェルはU形状をなすが、他方のコンタクトシェルはL形状、変形J形状、又はU形状のコンタクトシェルの開放面を覆う単純な平坦壁であってもよい。コンタクトシェルは各々、3枚までの壁で形成されもよい。
本発明の特定の要素、実施形態及び用途を示し且つ説明したが、特に前述の開示に照らし、当業者には種々の変形が可能であるので、もちろん、本発明はそれらに限定されないことを理解されよう。従って、添付の特許請求の範囲により、本発明の真髄及び範囲内である特徴を有するこのような変形をカバーすることが考えられる。
本発明の少なくとも一実施形態に従って形成されたコネクタの分解斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成された組立後のコネクタを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成された絶縁ハウジングを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成されたブレードコンタクトを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成されたリセプタクルコンタクトを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成されたコンタクトシェルを示す側面図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成されたコンタクトシェルを示す端面図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従った図6のコンタクトシェルの8−8線に沿った断面図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従った、同軸ケーブルに取り付けられた同軸ケーブル圧接コンタクトを示す。 (A)本発明の少なくとも一実施形態に従って形成されたコネクタへの接続に適した同軸ケーブル構造を示し、(B)本発明の少なくとも一実施形態に従って形成されたコネクタのストリップライン構造を示す。 本発明の少なくとも一実施形態に従った、同軸ケーブル及び同軸ケーブルに取り付けられたコネクタを囲む電場分布を示す。 本発明の別の実施形態に従って形成されたコネクタの分解斜視図である。 本発明の別の実施形態に従って形成されたリセプタクルコンタクトを示す斜視図である。 本発明の別の実施形態に従って部分的に組み立てられたコネクタを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成された中心コンタクトを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に従って形成された少なくとも1個の中心コンタクトを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成されたシェルを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成されたシェルを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成されたシェルを示す端面図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成された絶縁ハウジングを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成された絶縁ハウジングを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に従った部分的に組み立てられたコネクタを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って結合された外部ハウジング及び同軸ケーブルを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って結合された外部ハウジング及び同軸ケーブルを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って結合された外部ハウジング及び同軸ケーブルを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って結合された外部ハウジング及び同軸ケーブルを示す斜視図である。 本発明の少なくとも一実施形態に従って形成された同軸ケーブル圧接コンタクトを示す。 本発明の別の実施形態に従って形成されたコンタクトシェルを示す側面図である。 本発明の別の実施形態に従って形成されたコンタクトシェルを示す平面図である。
符号の説明
10,200 同軸ケーブルコネクタ
12,14,212,214,400 絶縁ハウジング(コネクタハウジング)
16,216,316 ブレードコンタクト(内部コンタクト)
18,218,318 リセプタクルコンタクト(内部コンタクト)
20,22,220,222,340,560 コンタクトシェル(外部コンタクト)
52,68 収容室
59,69 アームリリーフスロット
134,201,207 開放面
136,205,211 開放端
138,368,538,568 同軸ケーブル圧接コンタクト(同軸ケーブル圧接部)
140,170,374 間隙
154,372,544 圧接ビーム
156,378,548 編組受容スロット
158 ビーム先端
159,375,546 コンタクト壁
160 同軸ケーブル
162 外被
164 編組
166 誘電体(誘電層)
168 中心導体
243 溝
373,558 井戸
377 アンダカット縁
416,418 切欠
426 ストレインリリーフ部材(ケーブル保持ハウジング)

Claims (9)

  1. 同軸ケーブルの中心導体に固定可能な内部コンタクトと、該内部コンタクトを受容する収容室を有し、前記同軸ケーブルを受容するコネクタハウジングと、該コネクタハウジングに固定され、前記同軸ケーブルの外部編組導体に固定可能な外部コンタクトと、該外部コンタクトに接続され、前記同軸ケーブルの前記外部編組導体を突き刺し且つ保持力で保持する圧接ビームを有する同軸ケーブル圧接部とを具備する同軸ケーブルコネクタにおいて、
    前記同軸ケーブル圧接部は、前記同軸ケーブルの外被をせん断するコンタクト壁と、前記圧接ビーム及び前記コンタクト壁の間に形成され、前記外部編組導体の内径及び外径間の幅に対応する半径方向の幅を有する編組受容スロットとを有することを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
  2. 前記同軸ケーブル圧接部は、前記同軸ケーブルの前記外部編組導体を2つの位置で突き刺すように、前記同軸ケーブルの前記中心導体の外径より大きく、前記同軸ケーブルの前記外部編組導体の内径より小さい距離で離間する少なくとも2本の前記圧接ビームを有することを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブルコネクタ。
  3. 前記同軸ケーブルの前記外部編組導体の内径より小さい距離で離間する複数の圧接ビームをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブルコネクタ。
  4. 誘電層により分離された内部導体及び外部導体を有する同軸ケーブルにコネクタを取り付ける方法であって、
    前記同軸ケーブルの前記内部導体の一端部を露出する工程と、
    前記内部導体の前記一端部に内部コンタクトを固定する工程と、
    前記同軸ケーブルの前記内部導体及び前記外部導体が絶縁ハウジングの縦軸に沿って延びた状態で、前記同軸ケーブル及び前記内部コンタクトを前記絶縁ハウジング内に配置する工程と、
    前記同軸ケーブルの前記外部導体を突き刺す圧接ビーム、前記同軸ケーブルの外被をせん断するコンタクト壁、並びに前記圧接ビーム及び前記コンタクト壁の間に形成され、前記外部編組導体の内径及び外径間の幅に対応する半径方向の幅を有する編組受容スロットを有する同軸ケーブル圧接コンタクトが前記同軸ケーブルを突き刺して所定保持力で前記外部導体と係合するまで、前記縦軸に対して横断する方向に前記同軸ケーブル内に前記同軸ケーブル圧接コンタクトを横方向へ挿入する工程と
    からなることを特徴とする、同軸ケーブルへのコネクタの取付方法。
  5. 1対の前記同軸ケーブル圧接コンタクトが前記同軸ケーブルの前記内部導体の両側の前記外部導体の部分を突き刺し且つしっかりと保持するまで、前記横断方向に、前記同軸ケーブルの前記内部導体の両側に沿って、前記1対の同軸ケーブル圧接コンタクトを横方向に挿入する工程をさらに具備することを特徴とする請求項4記載の同軸ケーブルへのコネクタの取付方法。
  6. 前記同軸ケーブル内に前記同軸ケーブル圧接コンタクトを挿入する前に、前記同軸ケーブル圧接コンタクトの1対の圧接ビーム間の間隙上の中心に前記同軸ケーブルを配置する工程と、
    前記圧接ビームの各々が前記同軸ケーブルの前記外部導体の各側に保持力を印加した状態で、前記圧接ビームが前記外部導体の両側を突き刺し且つ電気的に係合するまで、前記同軸ケーブルに前記圧接ビームを押圧する工程と
    をさらに具備することを特徴とする請求項4記載の同軸ケーブルへのコネクタの取付方法。
  7. 誘電層により分離され外被内に収容された内部導体及び外部導体を有する同軸ケーブルと接続するための同軸ケーブル圧接コンタクトであって、
    前記同軸ケーブルを突き刺すよう構成された圧接部を具備し、
    該圧接部はフォーク状部を有し、
    該フォーク状部は、編組受容スロットにより分離された圧接ビーム及びコンタクト壁を有して基部から延び、
    前記編組受容スロットは、前記同軸ケーブルの前記外部導体の内径及び外径間の半径方向幅に対応するスロット幅を有し、
    前記圧接ビームは、前記外部導体の誘電層及び外被の部分を変位させるよう配置され、
    前記圧接ビーム及びコンタクト壁は、前記圧接ビームが前記同軸ケーブルを突き刺す際に、前記編組受容スロットに割り込んだ前記同軸ケーブルの前記外部導体の一部に保持力を生じさせるよう構成されることを特徴とする同軸ケーブル圧接コンタクト。
  8. 前記内部導体と該内部導体を取り囲む前記誘電層の一部とを受容するよう構成されたケーブル溝により分離された1対の圧接部をさらに具備し、
    前記ケーブル溝は、前記同軸ケーブルの前記外部導体の内径よりも小さい幅を有することを特徴とする請求項7記載の同軸ケーブル圧接コンタクト。
  9. 前記圧接ビームは、前記同軸ケーブルの前記外部導体を突き刺し且つ前記誘電層内に延びるよう構成され、
    前記圧接ビームは、前記同軸ケーブルの前記内部導体及び前記外部導体を分離する前記誘電層の半径方向厚さよりも小さいビーム幅を有することを特徴とする請求項7記載の同軸ケーブル圧接コンタクト。
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