JP4536162B2 - 有機官能化エーロゲルの製造法 - Google Patents

有機官能化エーロゲルの製造法 Download PDF

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Description

本発明は、有機官能化エーロゲルの製造法、有機官能化エーロゲル、およびその使用に関するものである。
エーロゲルは、非常に多孔質で低密度の物質であり、ゲルを形成し、次いでそのゲルの構造を維持しながら液体を除去することにより製造される。
より正確な定義(例えば、GesserおよびGoswani, Chem. Rev. 1989, 89, 767参照)によれば、エーロゲルは超臨界条件下でゲルから液体を除去する物質であり、これに対して用語キセロゲルは、ゲルを臨界未満条件下で乾燥させる場合に使用され、クリオゲルは、凍結状態から昇華により液体が除去される場合である。
本発明の目的には、エーロゲルは、これらの物質のすべてを包含するものであり、空気の他に、他のすべての所望のガスも含有することができる。
エーロゲルは、気孔率が高いために、とりわけ、断熱材、音響調節材料、発光太陽光集光器、ガスフィルター、触媒および支持体材料として使用するのに適した興味深い物理的特性を付与するものである。
これらの用途の多くに対して、例えば官能基の導入により、エーロゲルの化学的特性を変えられるのが好ましい。
DE−A−第4002287号明細書には、官能化無機キセロゲルが開示されている。しかし、そこに記載されている製造条件はゲル構造を有する製品を提供できず、したがってこれらの材料は本発明の目的とするエーロゲルではない。
US−A第5,270,027号明細書には、アミノアルコールでエーテル化したエーロゲルが開示されている。しかし、この種のエーテルブリッジは、長期間の安定性をあまり有しないので、有機基が徐々に開裂する。
EP−A第0629442号明細書には、キレート化された遷移金属を含有し、触媒であるエーロゲルが記載されており、CaoおよびHunt(Mat. Res. Soc. Symp. Proc. 1994, Vo1. 346, 631)の論文にはアミノ官能化エーロゲルが記載されている。
Schubert等(Mat. Res. Soc. Symp. Proc. 1994, Vol. 346, 151の論文、独国特許出願第P19533851.0号明細書)には、様々な官能化された基を有するエーロゲルを合成したとの記載がある。
これらの材料に共通した特徴は、基剤となるエーロゲルがテトラアルコキシシランから製造されることである。しかし、これらの出発化合物は、特に、コストが著しく高く、そのためにエーロゲルを工業的規模で製造するのが困難である。
そこで、有機官能性エーロゲルを工業的規模で製造するのに適した、コスト的に有効な製法が望まれている。
ここで驚くべきことに、今回、出発物質として水ガラスを使用することにより、有機官能基により変性されたエーロゲルを製造できることが分かった。
エーロゲルは水ガラスから製造することができ(例えば、EP−A第0396076号明細書参照)、所望により、非反応性の有機基で変性できる(例えばEP−A第0658513号明細書参照)ことが分かっている。
しかし、これらの文献中には、官能性有機基により可能な変性は見出せない。
したがって、本発明は、水ガラスを重縮合によりゲル化し、次いでそのゲルを、ゲルの構造を維持しながら乾燥し転化させて、エーロゲルを形成させることにより、有機官能化変性エーロゲルを製造する方法であって、ゲルを、乾燥させる前に、少なくとも2官能性の有機化合物(ただし、少なくとも1個の官能基がエーロゲルへの結合基として作用し、一方、残りの官能基は保持される)と反応させることからなる方法を提供するものである。
本発明の目的には、有機官能化変性の用語は、エーロゲルが、好ましくは内側表面上に、少なくとも1個の、好ましくは1、2または3個の官能基を有する同一または異なった有機基を含有することを意味する。官能基の用語は、ここでは有機基の中にあり、好ましくは異原子の存在により形成される極性の原子結合を有する構造を意味する。
官能基の例は、ハロゲン、プソイドハロゲン、ヒドロキシル、チオ、アミノ、アミド、エーテル、エステル、酸、ホルミル、およびケト、である。
本発明により、水ガラスからエーロゲルが製造される。水ガラスの用語は、水溶性のケイ酸アルカリ金属塩、好ましくはケイ酸ナトリウムおよび/またはケイ酸カリウムを意味する。本発明の目的には、この用語は、Al、Ti、ZrおよびSnの様な他の金属の水溶性錯体アルカリ金属メタレートも包含するが、Si水ガラスが好ましい。市販の水ガラスは、2つの[空格子点(lacuna)]からなるものである。
官能性有機化合物は、エーロゲル表面の本来のヒドロキシルまたはエーテル基と反応し得る様にする、少なくとも1個の基、例えばハロ、好ましくはクロロ、アルコール、エーテル、酸、好ましくはカルボン酸、またはエステル官能基を、含有する。これらの化合物は、例えば、式R1−NH−R2−OHのアミノアルコールでよく、式中、R1=H、C1〜C4アルキルまたは−(CH22-3−OHであり、R2=C1〜C4アルキレン、である。
しかしながら、下記式で示される官能性有機化合物が好ましい。
n−MXm
(式中、MはSi、Al、Zr、TiまたはSn、好ましくはSiであり、nおよびmはゼロより大きな整数であり、それらの合計はMの原子価に相当する。RはC1〜C22-炭化水素基であり、好ましくはOH、OR3、COOR3、OCOR3、SO33、SO2Cl、F、Cl、Br、NO2、CN、SCN、−NCO、−OCN、NR3 2、−CONR2、−O−CO−O−、オキシラン−2,3−ジイルおよびSR3からなる群から選択された少なくとも1個の官能基を含有し、R3は同一でも異なっていてもよく、H、C1〜C20-アルキルまたはC4〜C10-アリールであり、基R3は、互いに独立して、同一または異なっている、あるいはブリッジされていてもよい。Xはハロゲン、好ましくはCl、または基−OR4、−SR4またはNR4 2であり、R4はH、直鎖または分枝鎖C1〜C18脂肪族基、ベンジルまたはC4〜C10-アリール、である)。
mが少なくとも2である場合、基Xは、互いに独立して、同一でも異なっていても、あるいはブリッジされていてもよい。指数nは、好ましくは1または2、特に好ましくは1である。
2種類以上の官能性有機化合物の混合物を使用することも可能である。
Rが−Y−Zである官能性有機化合物が特に好ましく、ここで、
YはC1〜C8アルキレン(好ましくは直鎖)、C1〜C8アルケニレンまたは-[(CH22O]n−CH2であり、n=1、2または3である。
ZはF、Cl、Br、I、CN、SCN、−NCO、−OCN、NR’R”、OR’SR’、PR’R”またはオキシラン−2−イルである。
R’およびR”は同一または異なるものであって、H、C1〜C12-アルキル、C4〜C10-アリールまたはベンジルである。
他の好ましい官能性有機化合物は、Rn5 sMXmの種類の化合物である。
ここでn、s、およびmは自然数であり、合計でMの原子価に相当し、R、M、およびXは上に定義した通りである。R5は、水素または非反応性の有機直鎖、分枝鎖、環状、芳香族または複素芳香族基、例えばC1〜C18-アルキル、好ましくはC1〜C6-アルキル、特に好ましくはメチルまたはエチル、シクロヘキシルまたはフェニルであり、基R5は、互いに独立して、同一でも異なっていても、あるいはブリッジされていてもよい。
官能性有機化合物は、未乾燥エーロゲルに対して一般的に30重量%、好ましくは20重量%、特に好ましくは10重量%、までの比率で使用される。
官能性有機化合物と反応させることにより、本来の表面基は、MRnおよび/またはMRn5 sの種類の基により置き換えられる。
nMXnの化合物は商業的に入手され、または、それ自体公知の方法で、当業者には馴染みのある方法で製造することができる。
この種の方法は、例えば、「Hybrid Inorganic-Organic Materials by Sol-Gel Processing of Organofunctional Metal Alkoxides」(U. Schubert et al., Chem. Mat., 1995, 7, 2010)の論文に記載されている。
好ましいオルガノアルコキシシランの製造法、例えば不飽和化合物のヒドロシリル化に続くアルコーリシス、すなわち、下記反応式で示されるものである。
Figure 0004536162
とりわけ、この反応は、(W. Noll, Chemie und Technologie der Silicone、Verlag Chemie, Weinheim, 1968)および(U. Deschler, P. Kleinschmit, P. Panster, Angew. Chem. 1986, 98, 237(Int. Ed. Engl. 1986, 25, 236)の各論文に記載されている。
Silane Coupling Agents, E.P. Plueddermann, 2nd Edition, Plenum Press, New York, 1991, pp. 31-54には個別の多くの例が記載されている。
市販されている化合物の例は、アルコキシシラン(アルキル−O)3−SiRである。(式中、ここでRはアセトキシプロピル、N−(3−アクリルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−3−アミノプロピル、3−アクリルオキシプロピル、3−(N−アリルアミノ)プロピル、アリル、4−アミノブチル、(アミノエチルアミノメチル)フェネチル、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル、N−(6−アミノヘキシル)アミノプロピル、3−(3−アミノフェノキシ)プロピル、アミノフェニル、3−(1−アミノプロポキシ)−3,3−ジメチル−1−プロペニル、3−アミノプロピル、w−アミノウンデシル、アミル、ベンジル、5−ビスシクロヘプテニル、ビス(2−ヒドロキシエチル)−3−アミノプロピル、ブロモオクチル、ブロモエチル、ブロモフェニル、3−ブロモプロピル、3−ブテニル、クロロエチル、クロロフェニル、3−クロロプロピル、2−(4−クロロスルホニルフェニル)エチル、2−シアノエチル、3−シアノプロピル、2−(3−シクロヘキセニル)エチル、(N,N−ジエチル−3−アミノプロピル)、ジエチルホスファトエチル、ジエチル(トリメチルシリルメチル)マロネート、N,N−ジメチルアミノプロピル、2−(ジフェニルホスフィノ)エチル、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル、3−(4−ホルミルフェノキシ)プロピル、GLYMO、3−(ヘプタフルオロイソプロポキシ)、ヨードプロピル、3−イソシアナトプロピル、3−メルカプトプロピル、メタクリルアミドプロピル、MEMO、3−(4−メトキシフェノキシ)プロピル、スチリルエチル、3−チオシアナトプロピル、N−(トリエトキシシリルプロピル)ダンシルアミド、フルオロ化合物および/またはジエチレンジアミノプロピルである。)
官能性有機化合物は、式R6 nMXmの非反応性表面変性物質との混合物で使用することもできる。本来の表面基は、MR6 n種の不活性基によりある程度置換されている。指数nおよびmはゼロより大きな整数であり、その合計は、上記で定義したMの原子価に相当する。R6は水素または非反応性の有機直鎖、分枝鎖、環状、芳香族または複素芳香族基、例えばC1〜C18-アルキル、好ましくはC1〜C6-アルキル、特に好ましくはメチルまたはエチル、シクロヘキシルまたはフェニルであり、基R6は、互いに独立して、同一でも異なっていても、あるいはブリッジされていてもよい。さらにXはハロゲン、好ましくはClであるか、または−OR7、−SR7または−NR7 2であり、ここでR7は直鎖または分枝鎖の、置換されていないか、または置換されたC1〜C18脂肪族基である。
mが少なくとも2である場合、Xは、互いに独立して、同一でも異なっていても、あるいはブリッジされていてもよい。表面変性物質の混合物を使用することも可能である。
式R6 4-nSiClnまたはR6 4-nSi(OR7nの表面変性物質を使用するのが好ましい(ここでnは1〜3であり、R6およびR7は上記に定義した通りである)。シラザンも好適である。メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、トリメチルメトキシシランまたはヘキサメチルジシラザン、を使用するのが好ましい。
これらの化合物も同様に市販されており、またはそれ自体公知での方法で、または、当業者には馴染みのある方法で、製造することができる。
この種の方法は、例えば「Hybrid Inorganic-Organic Materials by Sol-Gel Processing of Organofunctional Metal Alkoxides」(U. Schubert et al.,Chem. Mat., 1995, 7, 2010)の論文に記載されている。
非官能性および官能性表面変性物質の、0:1〜1:1、好ましくは0:1〜0.5:1の比率の混合物が好ましい。
この新規な方法を以下にケイ酸塩系の水ガラスの例を使用して説明する。
好ましくは水ガラスの水溶液を、酸を加えて先ずケイ酸に転化し、次いで強酸性または強塩基性[空格子点]中で重縮合させて、ゲル(ケイ酸ヒドロゲル)を形成させる。酸イオン交換樹脂または鉱酸を使用して水ガラス水溶液のpHを3.0未満にし、得られたケイ酸を、塩基を加えて重縮合させ、SiO2ゲルを形成させるのが好ましい。第一工程で鉱酸を使用した場合、電解質が無くなるまでゲルを水洗するのが好ましい。
酸イオン交換樹脂、特にスルホン酸基を含有するものを使用するのが好ましい。鉱酸を使用する場合、塩酸および硫酸が特に好適である。使用する水ガラスは、一般的にナトリウム水ガラスおよび/またはカリウム水ガラスである。
第二工程の重縮合で使用する塩基は、一般的にNH4OH、NaOH、KOH、Al(OH)3および/またはコロイド状ケイ酸である。最初に鉱酸を使用した場合、塩基の使用により製造されるSiO2ゲルを、電解質が無くなるまでゲルを水で洗浄するが、この洗浄は排出される洗浄水が脱イオン水と同じ導電性を有する様になるまで続行するのが好ましい。
続いて行なう溶剤交換の前に、得られたゲルを、一般的に0〜100℃で、好ましくは60〜100℃で、pH4〜11、好ましくは4〜8で、熟成させるのが好ましい。熟成時間は一般的に10秒間〜48時間、好ましくは10秒間〜5時間、である。
次いで、ゲルに対して不活性な、好ましくは低沸点の有機液体で、ゲル中に存在する水を追い出す。
好ましくは含水量が2重量%未満になるまで、ゲルを有機液体で洗浄する。使用する有機液体は、一般的に脂肪族アルコール、エーテル、エステルまたはケトンまたは脂肪族または芳香族炭化水素である。好ましい溶剤はメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、アセトン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、ジオキサン、n−ヘキサン、およびトルエンである。上記の液体の混合物も使用できる。最初に水と混和し得る液体、例えばアルコール、で水を洗い流し、次いで炭化水素で水を追い出すことも可能である。
特に、超臨界乾燥を行なう場合、別の工程で溶剤を他の液体、例えばメタノールまたはアセトン、に交換することができる。
この点に関する限り、これらの工程は一般的に有機液体の凝固点と沸点の間の温度で行なう。
官能性有機化合物が水ガラスまたはケイ酸溶液に加えられてない場合、すなわちゲル形成の前では、官能性有機化合物はゲルを含有する液体に加えるのが好ましい。
表面変性したエーロゲルは、続く工程で、当業者には馴染みのある一般的に公知の方法により、超臨界的または臨界未満的に乾燥させる。超臨界条件下でのゲルの乾燥は、例えばEP−A第0067741号明細書(=US−A第4,432,956号明細書)および(U. Schubert等J. Non-Cryst. Solids, 1995, 186, 37-43)に記載されている方法により行なうことができる。
溶剤に関する臨界定数は、公知の一連の表、例えば(Handbook of Chemistry and Physics, 40th Edition(1958), 2302-2304頁)に記載されている。例えば、臨界温度および臨界圧は、二酸化炭素では31.1℃および73.0気圧であり、メタノールでは240℃および78.7気圧であり、エタノールでは243.1℃および63.1気圧であり、n−プロパノールでは263.7℃および49.95気圧であり、イソプロパノールでは235℃および53気圧、である。
コストの理由から、メタノールの様なアルコールまたはアセトンからの超臨界的乾燥が好ましい。
しかしながら、一般的には、ゲルを、ゲル中に含有されている液体の臨界温度より低い温度および0.001バール〜この温度におけるこの液体の蒸気圧で乾燥させる臨界未満乾燥が好ましい。
特定の実施態様では、表面変性したゲルを−30℃〜200℃、好ましくは0〜200℃、の温度で、および0.001〜20バール、好ましくは0.01〜5バール、特に好ましくは0.1〜2バール、の圧力で乾燥させる。200℃より高い温度および/または20バールより高い圧力も無論可能であるが、必要以上のコストがかかり、何の利点ももたらさない。乾燥は一般的にゲルの残留溶剤含有量が0.1重量%未満になるまで続行する。
適した乾燥法は、接触および対流乾燥である。対流乾燥では、ガスまたはガス混合物も比較的高い温度でリオゲルに強い影響を与えることがある。
ゲルの乾燥はさらに、誘電乾燥法、例えばマイクロ波乾燥を使用することで著しく促進することができる。これには、必要であれば、および表面変性の後に、溶剤をマイクロ波吸収が良い溶剤、例えば水、エタノールまたは好ましくはアセトン、に交換する。
新規な方法の生成物は、ある程度公知であり、ある程度新規である。
そこで本発明は、少なくとも1個の官能基を有する炭化水素基を含有するエーロゲルを提供するが、下記に説明するa)〜d)のエーロゲルは除外する。
a)下記式(I)で示される官能基を含有するエーロゲル、
−Y−Z (I)
(式中、
Yは1〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルキレン基であり、
Zはハロゲン、プソイドハロゲン、SR1、PR23、オキシラン、
CH2=C(CH3)−COO−であり、
1はH、1〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルキル基または4〜10個の炭素原子を有するアリール基であり、
2およびR3は、同一または異なるものであって、1〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルキル基または4〜10個の炭素原子を有するアリール基である)
b)エーテルブリッジを介してエーロゲルに結合した、式R1−NH−R2−OHで示されるアミノアルコールで変性させたエーロゲル(式中、R1=H、C1〜C4アルキルまたは−(CH)2-3−OHであり、R2=C1〜C4アルキレンである)。
c)−(CH23-NH2または-(CH23-NH-(CH22-NH2で変性させたエーロゲル。
d)下記式(III)で示される基で変性させたエーロゲル。
23N-(CHR4n-N(R5)-(CHR6b-Si(OR13 (III)
(式中、
1は1〜8個の炭素原子を有するアルキルであり、
2およびR3は、同一でも異なっていてもよく、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたはフェニルであり、
4およびR5は、同一または異なるものであって、水素または1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり、
aは1〜4の整数であり、
bは1〜8の整数であり、
これらの基はPd、Pt、Ni、Coおよび/またはCuと錯体形成している)
本発明は、新規な方法により得られるエーロゲルも提供するが、その際、好ましくは上記の除外が適用される。
官能化炭化水素基がエーロゲルの金属(および/または半金属原子)に結合している物質が特記される。
エーロゲルの同じ金属(半金属)原子に2種類以上の官能化炭化水素が結合することも可能である。
官能化炭化水素基は、特に好ましくは、枝分れした、または枝分れしていない、1〜22、好ましくは1〜12個、の炭素原子を有するアルキルであり、その際、1個または2個以上のCH2基が−O−、−S−、−CO−、−COO−、−O−CO−O−、−CO−NR’−、−SO−、−SO2−、−NH−CO−NH−、C3〜C6−シクロアルキレン、−CH=CH−、−CC−または異原子(例えばN、SまたはO)を有していてもよいC4〜C10−アリーレン基により置き換えることができ、1個または2個以上の水素原子をF、Cl、Br、I、CN、SCN、−NCO、−OCN、NO2、SO3R’、PR’2、CHOにより置き換えることができ、ここでR’は同一または異なるものであって、H、C1-C12アルキル、C4〜C10アリール、またはベンジルである。
官能化炭化水素基は、特に好ましくは−Y−Zであり、ここで、
YはC1〜C8アルキレン、好ましくは直鎖、C1〜C8アルケニレンまたは-[(CH22O]n−CH2であり、n=1、2または3であり、
ZはF、Cl、Br、I、CN、SCN、−NCO、−OCN、NR’R”、OR’SR’、PR’R”またはオキシラン−2−イルであり、
R’およびR”は同一または異なるものであって、H、C1〜C12-アルキル、C4〜C10-アリール、またはベンジルである。
新規なエーロゲルおよび新規な方法により製造されるエーロゲルは、好ましくは70%または70%超過、特に好ましくは80%または80%超過、の気孔率を有する。密度は好ましくは200kg/m3またはそれ未満、特に好ましくは150kg/m3またはそれ未満、である。
同様に本発明は、非反応性の炭化水素基または複素環基でさらに変性された上記のエーロゲルを提供するものである。
官能化炭化水素基および非反応性基が同じ金属または半金属原子に結合していることも可能である。
新規なエーロゲルおよび新規な方法により製造されるエーロゲルは、顔料および/またはカーボンブラックの様な市販の添加剤をさらに含有することができる。
機械的安定性を増加するために、ゲル製造の前のゾルに繊維を加えることも可能である。使用可能な繊維状物質は、ガラス繊維または鉱物繊維の様な無機繊維、およびポリエステル繊維、アラミド繊維、ナイロン繊維または植物性繊維の様な有機繊維、およびそれらの混合物、である。繊維を被覆する、例えばポリエステル繊維をアルミニウムの様な金属で被覆することもできる。
新規なエーロゲルに適した用途の例は、例えば金属イオンまたは金属錯体を結合するための触媒前駆物質、およびセンサーである。
本発明を諸例によりさらに詳細に説明するが、本発明はそれらの諸例により限定されるものではない。
例1
1リットルのナトリウム水ガラス溶液(7重量%のSiO2を含み、Na2O:SiO2の比が1:3.3である)を、0.5リットルの酸イオン交換樹脂(スルホン酸基を含むスチレン−ジビニルベンゼン共重合体、Duolite C20の商品名で市販されている)と共に、水溶液のpHが2.7になるまで攪拌する。次いでイオン交換樹脂を濾別し、水溶液を1モルNaOH溶液でpH4.7に調節する。次いで得られたゲルを85℃で6時間以上熟成させ、次いで3リットルのアセトンで水を抽出する。次いでアセトン含有ゲルをクロロプロピルトリクロロシラン(湿ったゲル1グラムあたり50mgのクロロプロピルトリクロロシラン)で処理する。5時間の反応後、湿ったゲルをアセトン1リットルで洗浄する。このゲルを空気中で乾燥させる(40℃で3時間、次いで50℃で2時間、および150℃で12時間)。得られたエーロゲルは密度が0.15g/cm3である。BET比表面積は640m2/gである。
例2
1リットルのナトリウム水ガラス溶液(7重量%のSiO2を含み、Na2O:SiO2の比が1:3.3である)を、0.5リットルの酸イオン交換樹脂(スルホン酸基を含むスチレン−ジビニルベンゼン共重合体、Duolite C20の商品名で市販)と共に、水溶液のpHが2.7になるまで攪拌する。次いでイオン交換樹脂を濾別する。溶液をクロロプロピルトリクロロシラン(溶液1グラムあたり50mgのクロロプロピルトリクロロシラン)と混合し、1モルNaOH溶液を使用して、pH4.7に調節する。次いで得られたゲルを85℃で24時間以上熟成させ、次いで3リットルのアセトンで水を抽出する。ゲルを空気中で乾燥させる(40℃で3時間、次いで50℃で2時間、および150℃で12時間)。
得られたエーロゲルは密度が0.21g/cm3である。BET比表面積は580m2/gである。

Claims (3)

  1. 有機官能化変性エーロゲルを製造する方法であって、
    水ガラスを重縮合によりゲル化し、次いで
    ゲルの構造を維持しながら、前記ゲルを乾燥し転化させて、エーロゲルを形成させるものであり、
    乾燥させる前に、前記ゲルを、少なくとも2官能性の有機化合物と反応させることを含んでなり、
    少なくとも1個の官能基がエーロゲルへの結合基として作用し、一方、残りの少なくとも1個の官能基を有する炭化水素基を含有する官能基が保持されてなる、製造法。
  2. 請求項1に記載の方法で製造された、エーロゲル。
  3. 触媒前駆物質またはセンサーとしての請求項2に記載のエーロゲルの使用。
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