JP4535523B2 - フットウェア製品 - Google Patents

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    • A43C11/008Combined fastenings, e.g. to accelerate undoing or fastening

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フットウェア製品のひもの締め付け構成に関し、より詳細には、例えばスノーボードブーツのひもの締め付け構成に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、ブーツ及び大きなフットウェア製品のひもは、特に濡れているときに締め付けるのが困難である。
【0003】
ブーツは通常ソール部とアッパー部とで形成されている。アッパー部は、一般的に、皮や皮のような素材等の柔軟な素材で形成されている。通常、アッパー部は中央に開口部を形成している。そして、その開口部の下端に舌部が形成されており、舌部は開口部の両サイド部間に延びている。両サイド部にはループまたはひも穴が形成されており、それを通ってひもが延びている。一般的に、ひもは、ループまたはひも穴を通って一方のサイド部から他方のサイド部へ交差して延びている。ループまたはひも穴は、通常、両サイド部に等間隔に同数形成され、ループすなわちひも穴の対を構成している。
【0004】
ブーツを履く際、通常、ひもの端を締め付けるのとは別に、ひも穴またはループ近くでひもの下部をきつく引っ張らなければならない。たとえば、大きなブーツは通常7または8対のひも穴またはループが設けられており、それを通ってひもが延びている。多くの場合、ブーツ着用者は、2番目または3番目のひも穴の対近くでひもの一部分をきつく引っ張り、それから継続して上のひも穴の対に移り、ひもの対応する部分をつかみ、それをひものトップまたは端が最終的に締められるまでさらに締めなければならない。このような動作は、前回の使用によりブーツまたはひもが濡れているときに特に困難である。ひもが濡れているまたは乾いているに関わらず、ひもの交差構成及び摩擦により、ひもを締め付けることは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ひもを締め付けるのがより簡単なフットウェア製品を提供することである。
【0006】
本発明の別の目的は、より確実に足に密着させることができるフットウェア製品を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様において、フットウェア製品にはソール部及びソール部に接続されているアッパー部が含まれる。アッパー部は、上部表面にほぼ中央に延びる舌部を形成する。第1ショートストラップ及び第2ショートストラップはアッパー部の下端部に固定されている。第1ショートストラップはアッパー部の左サイド部に固定され、第2ショートストラップはアッパー部の右サイド部に固定されている。第1及び第2ショートストラップは、アッパー部の左右のサイド部にほぼ対向して配置されている。第1及び第2ショートストラップのそれぞれはループを形成し、ループはそれを通って延びるリングを有している。第1ロングストラップは、第1ショートストラップのリングを通って延び、さらに第2ショートストラップのリングを通って延び、長手方向に移動自在である。第1ロングストラップは、その各端に形成されたループを有し、各端のループはアッパー部の上面において対向するように配置されている。ひもは、フットウェア製品を締め付けるために第1ロングストラップに形成された両ループを通り交差して延びている。そして、ひもは、第1ロングストラップにより、フットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる。
【0008】
好ましくは、フットウェア製品はさらに、アッパー部の下端部に固定された第3ショートストラップと第4ショートストラップとを含み、第3ショートストラップはアッパー部の左サイド部に固定され、第4ショートストラップはアッパー部の右サイド部に固定されている。第1、第2、第3及び第4ショートストラップは、アッパー部の左右のサイド部に互いに間隔をあけて配置されている。第3及び第4ショートストラップのそれぞれはループを形成し、ループはそれを通って延びるリングを有している。第2ロングストラップは、第3ショートストラップのリングを通って延び、さらに第4ショートストラップのリングを通って延び、長手方向に移動自在である。第2ロングストラップは各端に形成されたループを有し、各端のループはアッパー部の上面において対向するように配置されている。ひもは、フットウェア製品を締め付けるために第1及び第2ロングストラップに形成されたループを通り交差して延びている。そして、ひもは、第1及び第2ロングストラップにより、フットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる。
【0009】
好ましくは、フットウェア製品はさらに、アッパー部の下端部に固定された第5ショートストラップと第6ショートストラップとを含み、第5ショートストラップはアッパー部の左サイド部に固定され、第6ショートストラップはアッパー部の右サイド部に固定されている。第1、第2、第3、第4、第5及び第6ショートストラップは、アッパー部の左右のサイド部に互いに間隔をあけて配置されている。第5及び第6ショートストラップのそれぞれはループを形成し、ループはそれを通って延びるリングを有している。第3ロングストラップは、第5ショートストラップのリングを通って延び、さらに第6ショートストラップのリングを通って延び、長手方向に移動自在である。第3ロングストラップは各端に形成されたループを有し、各端のループはアッパー部の上面において対向するように配置されている。ひもは、フットウェア製品を締め付けるために第1、第2及び第3ロングストラップに形成されたループを通り交差して延びている。
【0010】
好ましくは、フットウェア製品はさらに、アッパー部の下端部に固定された第7ショートストラップと第8ショートストラップとを含む。第7ショートストラップはアッパー部の左サイド部に固定され、第8ショートストラップはアッパー部の右サイド部に固定されている。第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8ショートストラップは、アッパー部の左右のサイド部に互いに間隔をあけて配置されている。第7及び第8ショートストラップのそれぞれはループを形成し、ループはそれを通って延びるリングを有している。第4ロングストラップは、第7ショートストラップのリングを通って延び、さらに第8ショートストラップのリングを通って延び、長手方向に移動自在であり、各端に形成されたループを有し、各端のループはアッパー部の上面において対向するように配置されている。ひもは、フットウェア製品を締め付けるために第1、第2、第3及び第4ロングストラップに形成された各ループを通り交差して延びている。そして、ひもは、これらのロングストラップにより、フットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる。
【0011】
好ましくは、フットウェア製品はさらに、アッパー部の下端部に固定された第9ショートストラップと第10ショートストラップとを含む。第9ショートストラップはアッパー部の左サイド部に固定され、第10ショートストラップはアッパー部の右サイド部に固定されている。第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9及び第10ショートストラップは、アッパー部の左右のサイド部に互いに間隔をあけて配置されており、第9及び第10ショートストラップのそれぞれはループを形成し、ループはそれを通って延びるリングを有している。第5ロングストラップは、第9ショートストラップのリングを通って延び、さらに第10ショートストラップのリングを通って延び、長手方向に移動自在であり、各端に形成されたループを有し、各端のループはアッパー部の上面において対向するように配置されている。ひもは、フットウェア製品を締め付けるために第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップに形成された各ループを通り交差して延び、こられのロングストラップにより、フットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる。
【0012】
全てのリングは金属製であることが好ましい。
【0013】
好ましくは、第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップのループのそれぞれは、ストラップ材のループ部により形成されており、各ループ部はひもが通って延びるリングを構成している。
【0014】
好ましくは、第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップのループのそれぞれは個別のリングを含み、各リングは、第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップそれぞれの各端にストラップ材により形成されたループ部を通って延び、ひもは個別のリングを通って延びている。
【0015】
好ましくは、個別のリングのそれぞれは金属製である。
【0016】
あるいは、ショートストラップはループを備え、そのループを通ってロングストラップが延び、このためリングは除かれている。
【0017】
本発明の別の一態様において、フットウェア製品はソール部及びソール部に接続されているアッパー部で形成されている。アッパー部は、その上部表面にほぼ中央に延びる舌部を形成している。アッパー部は、複数のひも穴等のひも係止手段を有し舌部に隣接する第1サイド部、及び複数のひも穴等のひも係止手段を有し舌部に隣接する第2サイド部を備えている。第1の対のリングは、アッパー部の足首支持部近くの対向するサイド部に支持されている。第1ロングストラップは、リングの対を通って延びて長手方向に移動自在であり、C字形である。第1ロングストラップの第1端部には1対のひも孔等のひも係止手段が形成され、第2端部には他の1対のひも穴等のひも係止手段が形成されている。第1及び第2端部のひも係止手段はアッパー部の上面において対向するように配置されている。ひもは、フットウェア製品を締め付けるために、第1ロングストラップのひも穴等のひも係止手段、及びアッパー部の第1と第2サイド部のひも穴等のひも係止手段を通って延びている。第1ロングストラップは、フットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用をひもに与える。
【0018】
好ましくは、第1ロングストラップはアッパー部の足首支持部近くのまわりを覆うように延びている。
【0019】
好ましくは、リングの対は第1支持ストラップを介してアッパー部の対向するサイド部に支持される。さらに、第1支持ストラップは第1及び第2レッグ部を有している。第1レッグ部はアッパー部の後部を覆い、第2レッグ部はアッパー部の踵支持部の下を覆っている。リングは第1支持ストラップの対応する端に形成されたループを通って延びている。
【0020】
好ましくは、フットウェア製品にはアッパー部のつま先支持部近くでアッパー部に固定されたリングの第2の対が含まれる。第2ロングストラップは、リングの第2の対を通って延びて長手方向に移動自在であり、両端はアッパー部の上面において対向するように配置されており、アッパー部のつま先支持部を横切って延びている。
【0021】
好ましくは、リングの第2の対は第2支持ストラップを介してアッパー部の対向するサイド部に支持される。第2支持ストラップは、アッパー部のつま先支持部の下を覆っている。リングの第2の対は第2支持ストラップの対応する端に形成されたループを通って延びている。
【0022】
第1ロングストラップ及び第2ロングストラップは、ブーツまたはフットウェア製品をひもで縛るより信頼性のある手段を提供する。アッパー部の足首支持部近くのロングストラップは、従来のひもの締め付けシステムと共に使用することもでき、またはさらなるひもの締め付け効果を与えるために、従来のひも締め付けシステムに第2ロングストラップを組み合わせて使用することもできる。
【0023】
本発明のさらに別の一態様において、フットウェア製品にはソール部及びソール部に接続されたアッパー部が含まれる。アッパー部は、その上部表面にほぼ中央に延びる舌部を有している。アッパー部の対向する両サイド部は、これらを互いに向かって引き込むためにひもを受け取るよう構成されている。ひも締めストラップは、その一部を通るひもを受け取るように構成されている。また、このフットウェア製品には、アッパー部の下端部に固定された第1ショートストラップ及び第2ショートストラップが含まれ、第1ショートストラップはアッパー部の左サイド部に固定され、第2ショートストラップはアッパー部の右サイド部に固定されている。第1及び第2ショートストラップは、アッパー部の左右のサイド部にほぼ対向して配置されている。第1及び第2ショートストラップのそれぞれはループを形成し、ループはそれを通って延びるリングを有している。第1ロングストラップは、第1ショートストラップのリングを通って延び、さらに第2ショートストラップのリングを通って延び、長手方向に移動自在である。第1ロングストラップは各端に形成されたループを有し、各端のループはアッパー部の上面において対向するように配置されている。ひもは、フットウェア製品を締め付けるために第1ロングストラップに形成された各ループを通り交差して延びている。そして、ひもは、第1ロングストラップにより、フットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる。
【0024】
好ましくは、ひも締めストラップはフットウェア製品の足首支持部近くのアッパー部の対向する両サイド部の間に配置される。
【0025】
好ましくは、フットウェア製品はさらに、アッパー部の下端部に固定された第3ショートストラップと第4ショートストラップとを含む。第3ショートストラップはアッパー部の左サイド部に固定され、第4ショートストラップはアッパー部の右サイド部に固定されている。第1、第2、第3及び第4ショートストラップは、アッパー部の左右のサイド部に互いに間隔をあけて配置されている。第3及び第4ショートストラップのそれぞれはループを形成し、ループはそれを通って延びるリングを有している。第2ロングストラップは、第3ショートストラップのリングを通って延び、さらに第4ショートストラップのリングを通って延び、長手方向に移動自在である。第2ロングストラップは各端に形成されたループを有し、各端のループはアッパー部の上面において対向するように配置されている。ひもは、フットウェア製品をさらに締め付けるために第1及び第2ロングストラップに形成された各ループを通り交差して延びている。そして、ひもは、第1及び第2ロングストラップにより、フットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる。
【0026】
好ましくは、フットウェア製品はさらに、アッパー部の下端部に固定された第5ショートストラップと第6ショートストラップとを含む。第5ショートストラップはアッパー部の左サイド部に固定され、第6ショートストラップはアッパー部の右サイド部に固定されている。第1、第2、第3、第4、第5及び第6ショートストラップは、アッパー部の左右のサイド部に互いに間隔をあけて配置されている。第5及び第6ショートストラップのそれぞれはループを形成し、ループはそれを通って延びるリングを有している。第3ロングストラップは、第5ショートストラップのリングを通って延び、さらに第6ショートストラップのリングを通って延び、長手方向に移動自在である。第3ロングストラップは各端に形成されたループを有し、各端のループはアッパー部の上面において対向するように配置されている。ひもは、フットウェア製品を締め付けるために第1、第2及び第3ロングストラップに形成された各ループを通り交差して延びている。そして、ひもは、第1、第2及び第3ロングストラップにより、フットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる。
【0027】
全てのリングは金属製であることが好ましい。
【0028】
好ましくは、第1、第2及び第3ロングストラップのループのそれぞれは、ストラップ材のループ部により形成されており、各ループ部はひもが通って延びるリングを構成している。
【0029】
好ましくは、ひも締めストラップはひもを受け取るためにプラスチックのループを有している。
【0030】
好ましくは、ひも締めストラップはひもを受け取るために繊維のループを有している。
【0031】
好ましくは、ひも締めストラップはひもを受け取るためにひも穴を有している。
【0032】
好ましくは、ひも締めストラップはひもの幅よりも少なくとも5倍広い幅を有している。
【0033】
本発明のひも締めストラップにより、さらなる締め付け手段を有するフットウェア製品が提供される。特に、ひもが締められる際に加えられる力は、増幅され、そのためブーツはひも締めストラップの部位でより確実に足に固定される。
【0034】
本発明の種々のロングストラップにより、フットウェア製品内でひもから足への力を増幅する、さらなる締め付け手段が提供される。
【0035】
本発明のこれらまたは他の目的、特徴、態様及び利点は、全体に渡って同様の参照番号が一致する部分を示している、添付の図面と組み合わせて、以下の本発明の詳細な記述からより完全に明白になるであろう。
【0036】
【発明の実施の形態】
図1に示すブーツ1は、本発明の第1実施形態によるひも締め付け構成を含んでいる。図1及び図2に示すブーツはスノーボードブーツである。しかし、本発明のひも締め付け構成は、あらゆるブーツ及びフットウェア製品のいずれにも用いられてもよい。たとえば、ランニングシューズ、自転車レース用シューズ、ハイキングブーツ、スキーブーツ、スノーボードブーツ等に使用できる。
【0037】
ブーツ1は、ソール部形成素材から作られるソール部2及びソール部2に接着されているアッパー部3を含む。アッパー部3は、ほぼ中央に延びる舌部4を有し、この舌部4はアッパー部3に形成された開口部の両サイド部の間に延びて形成されている。アッパー部3の各サイド部は、複数のショートストラップを有している。ショートストラップは、2組のストラップに分かれ、第1組が10a、10b、10c、10d、10eであり、第2組が11a、11b、11c、11d、11eである。図1及び図2に示すように、ショートストラップの第1組はアッパー部3の第1サイド部の下端部に固定され、第2組はアッパー部3の第2サイド部の下端部に固定されている。
【0038】
ショートストラップ10a及びショートストラップ11aは、アッパー部3の第1及び第2サイド部に対向して配置されている。同様に、ショートストラップ10b及びショートストラップ11bは、アッパー部3の第1及び第2サイド部に対向して配置されている。同様に、ショートストラップの第1組の他の全て(10c、10d、10e)とショートストラップの第2組の他の全て(11c、11d、11e)は、アッパー部3の第1及び第2サイド部に対向して配置されている。
【0039】
ショートストラップの第1組10a、10b、10c、10d、10eと第2組11a、11b、11c、11d、11eの全ては、互いに所定の間隔をあけて配置されており、この間隔はフットウェア製品により変化する。
【0040】
ショートストラップの第1組及び第2組のそれぞれの数は、この実施形態に限定されない。ここで示す実施形態では、ショートストラップの第1及び第2組にはそれぞれ5本のショートストラップが含まれる。しかし、各組のショートストラップ数は、本発明のひも締め付け構成が用いられるフットウェア製品のタイプにより変更してもよい。たとえば、特に靴が小さい場合には、片方の靴の各サイド部に一本のみのショートストラップを設けることもできる。一足のランニングシューズでは、ショートストラップの第1及び第2組のそれぞれは、場合によっては2本または3本のショートストラップのみを有することもある。しかし、一足のブーツ、たとえば、ハイキングブーツ、スキーブーツ、または図1及び図2に示すスノーボードブーツでは、ショートストラップの第1及び第2各組が5本であるのが好適な実施形態である。
【0041】
第1及び第2組のショートストラップのそれぞれは、その各端にループを形成している。ショートストラップ10a、10b、10c、10d、10e、11a、11b、11c、11d、11eの各端のループを通ってリング15が延びている。
【0042】
第1ロングストラップ20は、ショートストラップ10aのリング15を通って延び、さらにショートストラップ11aのリング15を通って延びている。第1ロングストラップ20はその各端に形成されたループを有している。第2ロングストラップ21は、ショートストラップ10bのリング15を通って延び、さらにショートストラップ11bのリング15を通って延びている。第2ロングストラップ21はその各端に形成されたループを有している。
【0043】
第3ロングストラップ22は、ショートストラップ10cのリング15を通って延び、さらにショートストラップ11cのリング15を通って延びている。第3ロングストラップ22はその各端に形成されたループを有している。第4ロングストラップ23は、ショートストラップ10dのリング15を通って延び、さらにショートストラップ11dのリング15を通って延びている。第4ロングストラップ23はその各端に形成されたループを有している。第5ロングストラップ24は、ショートストラップ10eのリング15を通って延び、さらにショートストラップ11eのリング15を通って延びている。第5ロングストラップ24はその各端に形成されたループを有している。
【0044】
ひもLは、足にフットウェア製品を締め付けるため、第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップ20,21,22,23、24それぞれに形成されたループを通って交差して延びる。第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップ20,21,22,23、24は、足にフットウェア製品を締め付けるために、ひもに滑車の原理による締め付け力の増幅作用を与える。
【0045】
ロングストラップの数はそれぞれ、ショートストラップの各組のストラップ数に一致する。ここで示す実施形態では、具体的に5本のロングストラップ20,21,22,23、24が設けられている。5本のロングストラップは、ショートストラップの第1組における5本のショートストラップ10a、10b、10c、10d、10eとショートストラップの第2組における5本のショートストラップ11a、11b、11c、11d、11eを通って延びている。ロングストラップはさらに、アッパー部3の開口部の上方を舌部4を横切って延びている。別の靴に適用する場合は、ロングストラップ20,21,22,23,24の数は異なることもある。ショートストラップに関して上述したように、小さな靴に適用する場合は、一本のロングストラップ20のみが必要である。ランニングシューズまたは自転車用シューズでは、2または3本のロングストラップが用いられる。5本のロングストラップ20,21,22,23、24は、図1及び図2に示すスノーボードブーツ等に最適な数であると思われる。
【0046】
本発明のひも締め付け構成では、第1〜第5ロングストラップ20,21,22,23、24とリング15との間の摩擦を減らすため、リング15が金属製、特にメッキしたスチールまたはステンレススチールであることが好ましい。しかし、リング15は、真鍮、プラスチック等の様々な素材のいずれでも形成できる。またリング15は、各ロングストラップ20,21,22,23、24が通って延びることができる、端に形成されたループを有する鋲止めされた接続具等の接続具で代用できる。接続具は、ショートストラップ10a〜10e及び11a〜11eの端に鋲止めできる。
【0047】
図5において、ブーツ1及び他のストラップが除かれた状態のロングストラップ23の構成の詳細を示す。ロングストラップ23の形状及び構成は、一般的に長さが異なることを除いて、他のロングストラップ20,21,22、24と同様である。具体的に、第1ロングストラップ20はロングストラップ中で最短である。第2ロングストラップ21は第1ロングストラップ20より長く、第3ロングストラップ22は第2ロングストラップ21より長く、第4ロングストラップ23は第3ロングストラップ22より長く、また第5ロングストラップ24は第4ロングストラップ23より長い。長さ以外は、ロングストラップ20,21,22、23,24のそれぞれは概して均一に構成される。
【0048】
図3及び図4において、本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態では、ロングストラップ20,21,22,23、24はその各端にループを形成し、またさらに個別接続具または個別リング50を含む。個別リング50は、リング15とほぼ同じタイプのリングまたは接続具である。ひもLは、第1実施形態においてひもLがロングストラップのループを通って延びるのと同様の様式で、個別リング50を通って交差して延びている。
【0049】
図6に示すように、伝統的な従来のひも締め付け構成においては、ひもLは靴のアッパー部の両サイド部に形成された穴を通って延びている。ひもLに力Fが与えられることにより、穴を通るひもが引っ張られ、締め付けられる。このとき、ひもに対する穴での抵抗及び摩擦により、ひもを締め付けることが困難になる。さらに、力F自体が摩擦を生じさせる一因となる。
【0050】
本発明においては、図7に示すように、ロングストラップ23に与えられた力F1は、ショートストラップ10d及び11dに与えられる。このとき、ショートストラップ10d及び11dの各端を通過しているロングストラップ23の構成により、ロングストラップ23の動きがひもLの動きの半分となり、このため力F1は滑車とロープに似た方法で増幅される。さらに、力F1は、ショートストラップ10d及び11dに作用する力F2がほぼ力F1の2倍であるように増幅される。
【0051】
本発明の第3実施形態を図8に示す。図8において、ロングストラップ23"及び24"はショートストラップ10d'、10e'、11d'、11e'に形成されるループを通って延びている。ひもLはさらに、ロングストラップ23"、24"に形成されるループを通って延びている。この第3実施形態では、リング15は完全に除かれている。本発明のすべてのロング及びショートストラップは、前記と同様なループと端とを形成することができ、このためリング15は不要となる。
【0052】
一つのリング15がブーツ1から取り外されて図9に示される。また、リング15はリング50をも表しているが、リング15及び50は図9に示すようなループである必要はない。リング15及び50は、図10に示すリング15a等のように、より長方形の形状であってもよい。さらに、リング15及び50は、三角形の接続具15bで代用してもよい。同様に、リング15及び50は、図12に示す接続具15cで代用してもよい。接続具15cは、たとえばショートストラップ10bに鋲止めされるリングまたは接続具Cを備える。
【0053】
図13、図14、図15、図16及び図17に示す第4実施形態では、ブーツ101はソール部2及びアッパー部3により形成される。ストラップ110(支持ストラップ)は縫いつけ及び/または接着によりアッパー部3に固定されている。ストラップ110は、ブーツ着用者の足を支持するブーツ101の部分全体を覆い、これにより足とブーツの間がしっかりと密着する。言い換えると、ストラップ110はブーツ101に挿入した足(図示せず)全体を覆う。同様に、別のストラップ111(支持ストラップ)もブーツ101のアッパー部3に固定されている。ストラップ111は第1レッグ部111a及び第2レッグ部111bを備えている。第1レッグ部111aはブーツ101のアッパー部3のまわりに延び、ブーツ101に挿入した足(図示せず)の踵または背側のまわりを支持する。ストラップ110と同様の方法で、ストラップ111の第2レッグ部111bは、ブーツ101のアッパー部3の下に延び、これによりブーツ101に挿入した足(図示せず)の踵の下に延びる。図14及び図15に示すように、第1及び第2ストラップ110,111の各端は、対応するリング15の一部のまわりでループにされる。
【0054】
またブーツ101は、第1ロングストラップ121及び第2ロングストラップ122を含む。第1ロングストラップ121は、第1実施形態に関して前述した方法と同様の方法で、リング15を通って延びている。リング15は、ストラップ110の端に形成されたループを通って延びている。
【0055】
図16を参照して、ロングストラップ121及び122はそれぞれその各端に一対のひも穴130を形成する。図17に示すように、ひもLは、ブーツの両サイド部に形成されたひも穴130とひも穴130との間に延びる。各ロングストラップ121及び122のそれぞれの端に形成された一対のひも穴により、本発明の第1実施形態に対してさらなる利点が提供され、ロングストラップ121及び122は所定位置に保持され、簡単にねじれることがなく、または形がくずれることがない。これにより、ブーツ101で足がよりしっかりと支持される。さらに、第4実施形態の構成により、従来技術よりもひも解きが簡単なため、ブーツ101へ足を挿入したり、ブーツ101から足を外すことが容易である。第2ロングストラップ122の位置は足首に近く、したがってブーツ内の足がしっかりと支持され、これによりブーツがスノーボード、スキー、または他の同様のスポーツに使用される際、操縦性が向上する。
【0056】
図18及び図19に示す第5実施形態では、第4実施形態と比較して、ストラップ110及び第1ロングストラップ121が取り除かれている。その他の点では、図18及び図19に示す第5実施形態は前述の第4実施形態とほぼ同様である。具体的には、第5実施形態では、第1及び第2レッグ部111a及び111bとともにロングストラップ122及びストラップ111が含まれる。
【0057】
上記すべての実施形態において、ロングストラップ23を示す図7等、端から見た場合、ロングストラップ21〜24、121、122はすべて側部で曲げられている細長いC字形に形成されている。
【0058】
本発明の第6実施形態を図20及び図21に示す。図20及び図21に示すスノーボードブーツは、ソール部2及びソール部2に接続されているアッパー部3'を含む。アッパー部3'は、ほぼ中央に延びる舌部4を有し、舌部4はアッパー部3'に形成された開口部の両サイド部の間に延びている。前述の実施形態のように、アッパー部3'の各サイド部には、複数のショートストラップが設けられている。ショートストラップは、二組のストラップに分かれ、第1組が10a、10b、10c、10d、10e、10fであり、第2組が11a、11b、11c、11d、11e、11fである。図20及び図21に示すように、ショートストラップの第1組は、アッパー部3'の第1サイド部の下端部に固定され、ショートストラップの第2組は、アッパー部3'の第2サイド部の下端部に固定されている。
【0059】
ショートストラップの第1組10a、10b、10c、10d、10e、10fと第2組11a、11b、11c、11d、11e、11fの全ては、互いに所定の間隔をあけて設けられており、この間隔はフットウェア製品の適用により変化し、前述のリング15と同様のリング15を含む。
【0060】
図20及び図21に示すように、前述した方法と同様に、ロングストラップ20,21,22はそれぞれ対応するリング15を通って延びる。さらに、ひもLは各ロングストラップ20,21,22の各端に形成されたループを通って延びる。
【0061】
スノーボードブーツの足首支持部A近くには、補助用ひも締めストラップ85が設けられている。補助用ひも締めストラップ85は、スノーボードブーツの足首支持部A近くのブーツの正面、上部表面上に延びている。補助用ひも締めストラップ85はひもLが通って延びるループ90を含む。補助用ひも締めストラップ85は、ロングストラップ20,21,22の方法(図7に関して前述したように)と同様の方法で、機構的にひもLの締め付け能力を向上させる効果を有する。このため、補助用ひも締めストラップ85を用いることにより、スノーボードブーツの足首支持部Aがより容易に締め付けられ、したがって足の足首部はよりしっかりとスノーボードブーツの足首支持部A内に固定される。
【0062】
具体的には、補助用ひも締めストラップ85の追加により、ひもLが与える力に対する締め付け力が増大する。補助用ひも締めストラップ85に作用する力は、図25に示すようにモデル化される。壁Bはスノーボードブーツの片側を示す。壁Bに固定されたローラR2はスノーボードブーツのサイド部のひも穴の一つを表す。ラインL1はひもLを、ラインL2、ローラR1及びR3は補助用ひも締めストラップ85のループ90を表す。ラインL1はローラR1,R2,R3のまわりに延び、その各端で壁Bに固定されている。ラインL2は、ローラR1とR3との間に延び、これにより重さWを支持する。
【0063】
図25では、ひもL、スノーボードブーツの片側、及び補助用ひも締めストラップ85に作用する力の概略を示している。
【0064】
図25から明白なように、重さWにより与えられる力はローラ構成により壁Bに分散される。さらに、ラインL1に作用する力は、重さWの約1/4である。ラインL1はひもLを、重さWは補助用ひも締めストラップ85を表しており、ひもLに作用している力は、補助用ひも締めストラップ85により与えられる力よりもかなり小さいことは明白である。したがって、ひもLを締めたとき、ひもLから与えられるのは、ブーツのサイド部の多数のループ90及びひも穴により増大され、これによりブーツの足首部A内の足がしっかりと支持される。
【0065】
このようなひもL及び補助用ひも締めストラップ85の構成では、図25に示すように、補助用ひも締めストラップ85に作用する力はひもLの一部に作用する力の4倍であるため、ひもLにより補助用ひも締めストラップ85に与えられる力のすべての合計は、ひもLの実際の引張りの力よりもかなり大きくなる。しかし、本発明の実際の実施において、ひもLにより与えられる補助用ひも締めストラップ85への力の合計は、ひもLの一部への力の約3倍となる場合もある。
【0066】
図20、図21及び図22において、ループ90が繊維、ひも状のまたは皮状の素材として示されているが、ループ90は図23に示すループ90'等のようにプラスチック材で形成されてもよい。さらに、ループ90または90'は、リング15と同様の金属製であってもよい。また、図24に示すように、ループ90を除き、代わりに補助用ひも締めストラップ85が金属製のひも穴または補強開口部91を形成することもできる。
【0067】
さらに、補助用ひも締めストラップ85がロングストラップ20,21,22を用いないブーツにおいても使用できる。言い換えると、ひもLをリング15(または同等物)に直接通すことができ、次いで補助用ひも締めストラップ85中のループ90に通すことができる。
【0068】
さらに、補助用ひも締めストラップ85は、ひもLの幅よりもかなり広い幅を有する。たとえば、補助用ひも締めストラップ85の幅は、ひもLの幅の少なくとも5倍あり、さらにひもLの幅の10倍以上の広さであることもある。
【0069】
本発明の様々な詳細は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく変更が可能である。さらに、上述した本発明による実施形態の説明は、例示するためだけの目的で提供されるものであり、添付の請求の範囲及びそれに相当するものにより定義される本発明を制限するものではない。
【0070】
【発明の効果】
以上のように本発明では、ひもに滑車の原理による締め付け力の増大作用を提供するためのストラップを設けているので、ひもが濡れているような場合でも簡単に締め付けることができ、しかもより確実にフットウェア製品を足に密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 長ひもが複数のストラップのリングを通って延びている、本発明の第1実施形態における二重ひも締め付け構成を有するブーツの正面図である。
【図2】 図1に示すブーツの側面図である。
【図3】 本発明の第2実施形態における、より明瞭にするためにひもを取り除いた、図1及び図2に示すブーツのストラップと同様のいくつかのストラップの側面透視図である。
【図4】 より明瞭にするためにブーツ、ひも及び他のストラップを取り除いた、図3に示すブーツの一つのストラップの正面透視図である。
【図5】 本発明の第1実施形態におけるブーツの一つのストラップを示す、図4と同様の正面透視図である。
【図6】 従来技術のブーツのひも締め付け構成の一部の端面図である。
【図7】 本発明によるひも締め付け構成を利用したブーツの一部の端面図である。
【図8】 本発明の第3実施形態における、ショートストラップ及びロングストラップを示す、図4及び図5と同様の正面図である。
【図9】 本発明の第1及び第2実施形態に用いることのできる種々のリングの正面図である。
【図10】 本発明の第1及び第2実施形態に用いることのできる種々のリングの正面図である。
【図11】 本発明の第1及び第2実施形態に用いることのできる種々のリングの正面図である。
【図12】 本発明の第1及び第2実施形態に用いることのできる種々のリングの正面図である。
【図13】 本発明の第4実施形態におけるブーツの側面図である。
【図14】 本発明の第4実施形態におけるブーツの平面図である。
【図15】 本発明の第4実施形態におけるブーツの正面図である。
【図16】 第4実施形態におけるブーツストラップのさらに詳細を示す、図13と同様の拡大した側面図である。
【図17】 ストラップに形成されるひも穴及びブーツに形成されるひも穴を通って延びるひもを示す断片的な透視図である。
【図18】 図16と同様であり、本発明の第5実施形態を示す図である。
【図19】 本発明の第5実施形態におけるフットウェア製品の透視図である。
【図20】 スノーボードブーツは補助用ひも締めストラップを含む、本発明の第6実施形態におけるスノーボードブーツの側面図である。
【図21】 図20に示すスノーボードブーツの正面図である。
【図22】 図20及び図21に示す補助用ひも締めストラップがスノーボードブーツから除かれた正面図である。
【図23】 図22に示すものと同様の、代替の補助用ひも締めストラップの正面図である。
【図24】 図22及び図23に示すものと同様の、さらなる代替の補助用ひも締めストラップの正面図である。
【図25】 ひもLと補助用ひも締めストラップとの間に作用する力を示す示力図である。
【符号の説明】
1 ブーツ
2 ソール部
3 アッパー部
4 舌部
11 ショートストラップ
15 リング
20、21,22,23,24 ロングストラップ

Claims (31)

  1. ソール部と、
    前記ソール部に接続され、上部表面にほぼ中央に延びる舌部を有するアッパー部と、
    前記アッパー部の下端部に固定された第1ショートストラップ及び第2ショートストラップであって、前記第1ショートストラップは前記アッパー部の左サイド部に固定され、前記第2ショートストラップは前記アッパー部の右サイド部に固定され、前記第1及び第2ショートストラップは前記アッパー部の左右のサイド部にほぼ対向して配置され、前記第1及び第2ショートストラップのそれぞれはループを形成し、前記ループはこのループを通って延びるリングを有する、第1ショートストラップ及び第2ショートストラップと、
    前記第1ショートストラップのリングを通って延び、さらに前記第2ショートストラップのリングを通って延び、各端にループを有し、前記各端のループが前記第1及び第2ショートストラップのリングを通過して前記アッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在な第1ロングストラップと、
    ひもであって、前記ひもはフットウェア製品を締め付けるために前記第1ロングストラップに形成された両ループを通って交差して延び、前記第1ロングストラップによりフットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられるひもと、
    を含むフットウェア製品。
  2. 前記アッパー部の下端部に固定された第3ショートストラップ及び第4ショートストラップであって、前記第3ショートストラップは前記アッパー部の左サイド部に固定され、前記第4ショートストラップは前記アッパー部の右サイド部に固定され、前記第1、第2、第3及び第4ショートストラップは前記アッパー部の左右のサイド部において互いに間隔をあけて配置され、前記第3及び第4ショートストラップのそれぞれはループを形成し、前記ループはこのループを通って延びるリングを有する、第3ショートストラップ及び第4ショートストラップと、
    前記第3ショートストラップのリングを通って延び、さらに前記第4ショートストラップのリングを通って延び、各端にループを有し、前記各端のループが前記第3及び第4ショートストラップのリングを通過して前記アッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在な第2ロングストラップとをさらに含み、
    前記ひもは、フットウェア製品を締め付けるために前記第1ロングストラップ及び前記第2ロングストラップに形成されたループを通って交差して延び、前記第1ロングストラップ及び前記第2ロングストラップによりフットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる、
    請求項1に記載のフットウェア製品。
  3. 前記アッパー部の下端部に固定された第5ショートストラップ及び第6ショートストラップであって、前記第5ショートストラップは前記アッパー部の左サイド部に固定され、前記第6ショートストラップは前記アッパー部の右サイド部に固定され、前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6ショートストラップは前記アッパー部の左右のサイド部において互いに間隔をあけて配置され、前記第5及び第6ショートストラップのそれぞれはループを形成し、前記ループはこのループを通って延びるリングを有する、第5ショートストラップ及び第6ショートストラップと、
    前記第5ショートストラップのリングを通って延び、さらに前記第6ショートストラップのリングを通って延び、各端にループを形成し、前記各端のループが前記第5及び第6ショートストラップのリングを通過して前記アッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在な第3ロングストラップとをさらに含み、
    前記ひもは、フットウェア製品を締め付けるために前記第1、第2及び第3ロングストラップに形成されたループを通って交差して延び、前記第1、第2及び第3ロングストラップによりフットウェア製品を締め付けのための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる、
    請求項2に記載のフットウェア製品。
  4. 前記アッパー部の下端部に固定された第7ショートストラップ及び第8ショートストラップであって、前記第7ショートストラップは前記アッパー部の左サイド部に固定され、前記第8ショートストラップは前記アッパー部の右サイド部に固定され、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8ショートストラップは前記アッパー部の左右のサイド部に互いに間隔をあけて配置され、前記第7及び第8ショートストラップのそれぞれはループを形成し、前記ループはこのループを通って延びるリングを有する、第7ショートストラップ及び第8ショートストラップと、
    前記第7ショートストラップのリングを通って延び、さらに前記第8ショートストラップのリングを通って延び、各端にループを有し、前記各端のループが前記第7及び第8ショートストラップのリングを通過して前記アッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在な第4ロングストラップとをさらに含み、
    前記ひもは、フットウェア製品を締め付けるために前記第1、第2、第3及び第4ロングストラップに形成されたループを通って交差して延び、前記第1、第2、第3及び第4ロングストラップによりフットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる、
    請求項3に記載のフットウェア製品。
  5. 前記アッパー部の下端部に固定された第9ショートストラップ及び第10ショートストラップであって、前記第9ショートストラップは前記アッパー部の左サイド部に固定され、前記第10ショートストラップは前記アッパー部の右サイドに固定され、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9及び第10ショートストラップは前記アッパー部の左右のサイド部に互いに間隔をあけて配置され、前記第9及び第10ショートストラップのそれぞれはループを形成し、前記ループはこのループを通って延びるリングを有する、第9ショートストラップ及び第10ショートストラップと、
    前記第9ショートストラップのリングを通って延び、さらに前記第10ショートストラップのリングを通って延び、各端にループを形成し、前記各端のループが前記第9及び第10ショートストラップのリングを通過して前記アッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在な第5ロングストラップとをさらに含み、
    前記ひもは、フットウェア製品を締め付けるために前記第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップに形成されたループを通って交差して延び、前記第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップによりフットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる、
    請求項4に記載のフットウェア製品。
  6. 前記リングのすべては金属製である、請求項5に記載のフットウェア製品。
  7. 前記第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップのループのそれぞれは、ストラップ材からなるループ部により形成されており、各ループ部は前記ひもが通って延びるリングを構成している、請求項6に記載のフットウェア製品。
  8. 前記第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップの各ループは個別リングを含み、前記各個別リングは前記第1、第2、第3、第4及び第5ロングストラップの各端部に形成されるストラップ材からなるループ部を通って延び、前記ひもは前記個別リングを通って延びる、請求項6に記載のフットウェア製品。
  9. 前記個別リングのそれぞれは金属製である、請求項8に記載のフットウェア製品。
  10. ソール部と、
    前記ソール部に接続され、上部表面にほぼ中央に延びる舌部を有するアッパー部と、
    前記アッパー部の下端部に固定された第1ショートストラップ及び第2ショートストラップであって、前記第1ショートストラップは前記アッパー部の左サイド部に固定され、前記第2ショートストラップは前記アッパー部の右サイド部に固定され、前記第1及び第2ショートストラップは前記アッパー部の左右のサイド部にほぼ対向して配置され、前記第1及び第2ショートストラップのそれぞれはループを形成する第1及び第2ショートストラップと、
    前記第1ショートストラップのループを通って延び、さらに前記第2ショートストラップのループを通って延び、各端にループを有し、前記各端のループが前記第1及び第2ショートストラップのループを通過して前記アッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在なロングストラップと、
    ひもであって、前記ひもはフットウェア製品を締め付けるために前記ロングストラップに形成された両ループを通って交差して延び、前記ロングストラップによりフットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられるひもと、
    を含むフットウェア製品。
  11. ソール部と、
    前記ソール部に接続されたアッパー部と、
    前記アッパー部の足首支持部近くで前記アッパー部の対向する両サイド部に支持されている第1の対のリングと、
    前記第1の対のリングを通って延び、C字状の形状を構成するとともに、第1端部及び第2端部にひも係止手段が形成され、前記第1及び第2端部のひも係止手段が前記第1の対のリングを通過して前記アッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在な第1ロングストラップとを備え、
    前記第1ロングストラップの前記ひも係止手段は、足にフットウェア製品を締め付けるためにひもを受け取るよう構成され、前記第1ロングストラップは足にフットウェア製品を締め付けるためにひもに滑車の原理による締め付け力の増幅作用を与える、
    フットウェア製品。
  12. 前記アッパー部は、上部表面にほぼ中央に延びる舌部を有するとともに、それぞれひも係止手段が形成され前記舌部に隣接する第1サイド部及び第2サイド部を有し、前記アッパー部の前記第1及び第2サイド部のひも係止手段は、足にフットウェア製品を締め付けるためにひもを受け取るよう構成され、前記第1ロングストラップは足にフットウェア製品を締め付けるために前記ひもに滑車の原理による締め付け力の増幅作用を与える、請求項11に記載のフットウェア製品。
  13. 前記第1ロングストラップは前記アッパー部の足首支持部近くの周囲を通って延びる、請求項12に記載のフットウェア製品。
  14. 前記第1の対のリングは、第1支持ストラップを介して前記アッパー部の対向する両サイド部に支持され、前記第1支持ストラップは第1及び第2レッグ部を有し、前記第1レッグ部は前記アッパー部の後部を覆い、前記第2レッグ部は前記アッパー部の踵支持部の下を覆い、前記リングは前記第1支持ストラップの対応する端に形成されたループを通って延びている、請求項12に記載のフットウェア製品。
  15. 前記アッパー部のつま先支持部近くに固定された第2の対のリングと、
    前記第2の対のリングを通って延び、前記アッパー部のつま先支持部を横切って延び、前記第2の対のリングを通過して両端がアッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在な第2ロングストラップとを含む、請求項12に記載のフットウェア製品。
  16. 前記第2の対のリングは、第2支持ストラップを介して前記アッパー部の対向する両サイド部に支持され、前記第2支持ストラップは前記アッパー部のつま先支持部の下を覆い、前記第2の対のリングは前記第2支持ストラップの対応する端に形成されたループを通って延びている、請求項15に記載のフットウェア製品。
  17. 前記第1ロングストラップのひも係止手段はひも穴を含む、請求項12項に記載のフットウェア製品。
  18. 前記アッパー部の前記第1及び第2サイド部のひも係止手段は、それに固定されたフックを含む、請求項12に記載のフットウェア製品。
  19. ソール部と、
    前記ソール部に接続されており、上部表面にほぼ中央に延びる舌部を有し、対向する両サイド部を互いに向かって引き込むためにひもを受け取るよう構成されたアッパー部と、
    その一部を通るひもを受け取るよう構成され、前記ひもとともに足にフットウェア製品を締め付けるためのひも締めストラップと、
    前記アッパー部の下端部に固定された第1ショートストラップ及び第2ショートストラップであって、前記第1ショートストラップは前記アッパー部の左サイド部に固定され、前記第2ショートストラップは前記アッパー部の右サイド部に固定され、前記第1及び第2ショートストラップは前記アッパー部の左右のサイド部にほぼ対向して配置され、前記第1及び第2ショートストラップのそれぞれはループを形成し、前記ループはこのループを通って延びるリングを有する、第1及び第2ショートストラップと、
    前記第1ショートストラップのリングを通って延び、さらに前記第2ショートストラップのリングを通って延び、各端にループを有し、前記各端のループが前記第1及び第2ショートストラップのリングを通過して前記アッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在な第1ロングストラップと、を含み、
    前記ひもは、フットウェア製品を締め付けるために前記第1ロングストラップに形成された両ループを通って交差して延び、前記第1ロングストラップによりフットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる、
    フットウェア製品。
  20. 前記ひも締めストラップは、フットウェア製品の足首支持部近くの前記アッパー部の前記対向する両サイド部の間に配置される、請求項19に記載のフットウェア製品。
  21. 前記アッパー部の下端部に固定された第3ショートストラップ及び第4ショートストラップであって、前記第3ショートストラップは前記アッパー部の左サイド部に固定され、前記第4ショートストラップは前記アッパー部の右サイド部に固定され、前記第1、第2、第3及び第4ショートストラップは前記アッパー部の左右のサイド部に互いに間隔をあけて配置されており、前記第3及び第4ショートストラップのそれぞれはループを形成し、前記ループはこのループを通って延びるリングを有する、第3及び第4ショートストラップと、
    前記第3ショートストラップのリングを通って延び、さらに前記第4ショートストラップのリングを通って延び、各端にループを有し、前記各端のループが前記第3及び第4ショートストラップのリングを通過して前記アッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在な第2ロングストラップとをさらに含み、
    前記ひもは、フットウェア製品を締め付けるために前記第1ロングストラップ及び前記第2ロングストラップに形成された各ループを通って交差して延び、前記第1ロングストラップ及び前記第2ロングストラップによりフットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる、
    請求項20に記載のフットウェア製品。
  22. 前記アッパー部の下端部に固定された第5ショートストラップ及び第6ショートストラップであって、前記第5ショートストラップは前記アッパー部の左サイド部に固定され、前記第6ショートストラップは前記アッパー部の右サイド部に固定され、前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6ショートストラップは前記アッパー部の左右のサイド部に互いに間隔をあけて配置されており、前記第5及び第6ショートストラップのそれぞれはループを形成し、前記ループはこのループを通って延びるリングを有する、第5及び第6ショートストラップと、
    前記第5ショートストラップのリングを通って延び、さらに前記第6ショートストラップのリングを通って延び、各端にループを有し、前記各端のループが前記第5及び第6ショートストラップのリングを通過して前記アッパー部の上面において対向するように配置され、長手方向に移動自在な第3ロングストラップとをさらに含み、
    前記ひもは、フットウェア製品を締め付けるために前記第1、第2及び第3ロングストラップに形成された各ループを通って交差して延び、前記第1、第2及び第3ロングストラップによりフットウェア製品を締め付けるための滑車の原理による締め付け力の増幅作用が与えられる、請求項21に記載のフットウェア製品。
  23. 前記リングのすべては金属製である、請求項22に記載のフットウェア製品。
  24. 前記第1、第2及び第3ロングストラップのループのそれぞれは、ストラップ材からなるループ部により形成されており、この各ループ部は前記ひもが通って延びるリングを構成している、請求項23に記載のフットウェア製品。
  25. 前記ひも締めストラップはひもを受け取るためにプラスチックループを有している、請求項19に記載のフットウェア製品。
  26. 前記ひも締めストラップの各端は、少なくとも2つの前記プラスチックループを有している、請求項25項に記載のフットウェア製品。
  27. 前記ひも締めストラップは、ひもを受け取るため繊維のループを有している、請求項19に記載のフットウェア製品。
  28. 前記ひも締めストラップの各端は少なくとも二つの前記繊維のループを形成する、請求項27に記載のフットウェア製品。
  29. 前記ひも締めストラップはひもを受け取るためにひも穴を有している、請求項19に記載のフットウェア製品。
  30. 前記ひも締めストラップの各端は少なくとも二つの前記ひも穴を有している、請求項29に記載のフットウェア製品。
  31. 前記ひも締めストラップは、ひもの幅の少なくとも5倍広い幅を有している、請求項19に記載のフットウェア製品。
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