JP4535118B2 - 通信装置及び通信先情報管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信相手先を特定する複数の個別情報から構成されている通信先情報を複数記憶可能な通信先装置、及びその通信先装置のコンピュータに適用可能な通信先情報管理プログラムに関する。
従来、ファクシミリ装置や電話装置等の通信装置において、通信相手先の電話番号、メールアドレス、及び通信相手先名等(以下、個別情報とする)とを組にして1つの通信先情報(以下、電話帳データとする)として内部の記憶手段(メモリ)に記憶しておく機能がある。また、このような通信装置は、別の通信装置のメモリのような、外部の記憶手段に記憶されている通信先情報を取得可能に構成されている。
このように、通信装置が、外部の記憶手段に記憶されている電話帳データを取得する場合において、通信装置は、自身のメモリにすでに記憶されている電話帳データと、外部の記憶手段から取得した電話帳データとが全く同一内容であると判断すると、その一方の電話帳データを他方の電話帳データに上書きするか否かをユーザに選択させていた(特許文献1)。
特開2002−135400号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明において、ある電話帳データに含まれる一部の個別情報(例えば、通信相手先名や電話番号のみ)が他の電話帳データに含まれる個別情報と同一内容であった場合、それら電話帳データは、各々独立した1つの電話帳データとして、通信装置のメモリに記憶されてしまっていた。従って、同一の個別情報を含む電話帳データが通信装置のメモリに複数記憶された結果、電話帳データの記憶件数がむやみに増大してしまい、電話帳データを記憶するメモリが有効に使えないという問題があった。また、このように電話帳データの記憶件数がむやみに増大してしまうと、メモリに記憶された電話帳データの扱いが煩雑になる虞があるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、通信装置内のメモリに記
憶されている電話帳データや、外部の記憶手段から取得した電話帳データを通信装置内のメモリに効率よく記憶させることができる通信装置及びその通信装置のコンピュータに適用可能な通信先情報管理プログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載の通信装置は、1つの通信相手先を特定する複数の個別情報を組にして構成されている通信先情報を複数記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された複数の通信先情報のうち、互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により互いに共通の個別情報を含む通信先情報が複数存在していると判断された場合、それらの各通信先情報に含まれる個別情報を組にすることにより1つの通信先情報として前記第1記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備え、前記記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にした結果が、1つの通信先情報に含めることが可能な個別情報の数を超える場合、組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除して前記第1記憶手段に記憶させることを特徴とする。
請求項2に記載の通信装置は、1つの通信相手先を特定する複数の個別情報を組にして構成されている通信先情報を複数記憶する第1記憶手段と、外部の第2記憶手段に記憶されている前記通信先情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された通信先情報及び前記第1記憶手段に記憶された複数の通信先情報のうち、互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により互いに共通の個別情報を含む通信先情報が複数存在していると判断された場合、それらの各通信先情報に含まれる個別情報を組にすることにより1つの通信先情報として前記第1記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備え、前記記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にした結果が、1つの通信先情報に含めることが可能な個別情報の数を超える場合、組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除して前記第1記憶手段に記憶させることを特徴とする。
請求項3に記載の通信装置は、請求項1又は請求項2に記載の通信装置において、ユーザの操作に基づいて各種指示を入力する入力手段を備え、前記入力手段を介して入力されたユーザの指示に基づいて、前記記憶制御手段は、前記組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除することを特徴とする。
請求項4に記載の通信装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の通信装置において、前記記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された前記各通信先情報に含まれる個別情報を組にして1つの通信先情報とする際に、前記1つの通信先情報に同じ個別情報が重複して含まれることを禁止するように制御することを特徴とする。
請求項に記載の通信装置は、請求項に記載の通信装置において、前記記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された前記各通信先情報に含まれる個別情報を組にして1つの通信先情報とする際に、前記共通の個別情報と共通の個別情報以外の個別情報とを組にして1つの通信先情報を編成する編成手段を備え、その編成手段により編成された通信先情報の前記第1記憶手段への記憶と、前記第1記憶手段からの前記各通信先情報の削除を行うことを特徴とする。
請求項に記載の通信装置は、請求項1〜のいずれかに記載の通信装置において、前記通信先情報を構成する複数の個別情報は、情報種別に分類されて記憶されているものであって、前記入力手段を介して入力された指示に基づいて、ユーザが指定した前記情報種別を認識する認識手段を備え、前記判断手段は、前記認識手段により認識された情報種別に分類される個別情報について、共通した内容の個別情報含む通信先情報が存在している
か否かを判断することを特徴とする。
請求項に記載の通信装置は、請求項1〜のいずれかに記載の通信装置において、前記判断手段は、前記通信先情報に含まれる個別情報に判読不能な記号や特殊文字が含まれている場合、その判読不能な記号や特殊文字を除いたうえで、共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断することを特徴とする。
請求項に記載の通信装置は、請求項1〜のいずれかに記載の通信装置において、前記記憶制御手段により1つの通信先情報として前記第1記憶手段に記憶された個別情報の一覧を出力する出力手段を備えたことを特徴とする。
請求項に記載の通信先情報管理プログラムは、1つの通信相手先を特定する複数の個別情報から構成されている通信先情報を複数記憶する第1記憶部を備える通信装置のコンピュータに適用可能な通信先情報管理プログラムにおいて、前記第1記憶部に記憶された複数の通信先情報のうち、互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在していると判断された場合、それら複数の各通信先情報に含まれる個別情報を組にすることにより1つの通信先情報として前記第1記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の通信先情報管理プログラムは、1つの通信相手先を特定する複数の個別情報から構成されている通信先情報を複数記憶する第1記憶部を備える通信装置のコンピュータに適用可能な通信先情報管理プログラムにおいて、外部の第2記憶部に記憶されている前記通信先情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された通信先情報及び前記第1記憶部に記憶された複数の通信先情報のうち、互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在していると判断された場合、それら複数の各通信先情報に含まれる個別情報を組にすることにより1つの通信先情報として前記第1記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の通信先情報管理プログラムは、請求項1又は請求項2に記載の通信先情報管理プログラムにおいて、前記通信装置は、ユーザの操作に基づいて各種指示を入力する入力手段を備え、前記入力手段を介して入力されたユーザの指示に基づいて、前記記憶制御ステップは、前記組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除することを特徴とする。
請求項1に係る通信装置によれば、通信装置の第1記憶手段に記憶された複数の通信先情報のうち、判断手段により互いに共通の個別情報を含む通信先情報が複数存在していると判断された場合、それらの各通信先情報に含まれる個別情報を組にすることにより1つの通信先情報として第1記憶手段に記憶させる。従って、第1記憶手段に記憶される通信先情報の件数がむやみに増大してしまうことがなく、第1記憶手段を有効に使うことができる。また、このように通信先情報の記憶件数がむやみに増大してしまうことがないので、第1記憶手段に記憶された通信先情報の扱いが簡便になる。
また、記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にした結果が、1つの通信先情報に含めることが可能な個別情報の数を超える場合、組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除
して第1記憶手段に記憶させる。従って、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にする場合に不必要な個別情報を削除しつつ、1つの通信先情報として第1記憶手段に記憶させることができる。
請求項2に係る通信装置によれば、取得手段により外部の第2記憶手段から取得した通信先情報、及び通信装置の第1記憶手段に記憶された複数の通信先情報のうち、判断手段により互いに共通の個別情報を含む通信先情報が複数存在していると判断された場合、それらの各通信先情報に含まれる個別情報を組にすることにより1つの通信先情報として第1記憶手段に記憶させる。従って、外部の第2記憶手段に記憶されている通信先情報を取得した場合でも、第1記憶手段に記憶される通信先情報の件数がむやみに増大してしまうことがなく、第1記憶手段を有効に使うことができる。また、このように通信先情報の記憶件数がむやみに増大してしまうことがないので、第1記憶手段に記憶された通信先情報の扱いが簡便になる。
また、記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にした結果が、1つの通信先情報に含めることが可能な個別情報の数を超える場合、組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除して第1記憶手段に記憶させる。従って、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にする場合に不必要な個別情報を削除しつつ、1つの通信先情報として第1記憶手段に記憶させることができる。
請求項3に係る通信装置によれば、入力手段を介して入力されたユーザの指示に基づいて、記憶制御手段は、組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除する。従って、請求項1又は2の効果に加えて、ユーザの所望とする個別情報を削除しつつ、1つの通信先情報として第1記憶手段に記憶させることができる。
請求項4に係る通信装置によれば、記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にして1つの通信先情報とする際に、1つの通信先情報に同じ個別情報が重複して含まれることを禁止するように制御する。従って、請求項1〜3のいずれかの効果に加えて、個別情報が重複しないことで、1つの通信先情報に記憶されている個別情報に無駄がなく、第1記憶手段をより有効に使うことができる。
請求項に係る通信装置によれば、記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にして1つの通信先情報とする際に、共通の個別情報と共通の個別情報以外の個別情報とを組にして1つの通信先情報を編成する編成手段を備え、その編成手段により編成された通信先情報の第1記憶手段への記憶と、第1記憶手段からの各通信先情報の削除を行う。従って、請求項の効果に加えて、共通の個別情報を含む通信先情報に含まれている共通の個別情報以外の個別情報も組にして1つの通信先情報として第1記憶手段に記憶させることができる。また、通信先情報を1つの単位(まとまり)として第1記憶手段への書き込み及び削除を行うので、処理しやすくなる。
請求項に係る通信装置によれば、判断手段は、認識手段により認識された情報種別に分類される個別情報について、共通した内容の個別情報含む通信先情報が存在しているか否かを判断する。従って、請求項1〜のいずれかの効果に加えて、情報種別をしぼって共通した内容の個別情報を含む通信先情報があるか否かを迅速に判断することができる。
請求項に係る通信装置によれば、判断手段は、通信先情報に含まれる個別情報に判読不能な記号や特殊文字が含まれている場合、その判読不能な記号や特殊文字を除いたうえで、共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断する。従って、請求項1〜のいずれかの効果に加えて、個別情報に判読不能な記号や特殊文字が含まれている
場合でも共通の個別情報として判断することができる。
請求項に係る通信装置によれば、記憶制御手段により1つの通信先情報として第1記憶手段に記憶された個別情報の一覧を出力する出力手段を備える。従って、請求項1〜のいずれかの効果に加えて、ユーザは共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にして1つの通信先情報とした結果を速やかに確認することができる。
請求項に係るデータ取得プログラムによれば、本プログラムを通信装置のコンピュータに適用することで、請求項1に記載の通信装置における各手段を同等に機能させることができ、上記請求項1における発明の効果と同等の効果を奏することができる。
請求項10に係るデータ取得プログラムによれば、本プログラムを通信装置のコンピュータに適用することで、請求項2に記載の通信装置における各手段を同等に機能させることができ、上記請求項2における発明の効果と同等の効果を奏することができる。
請求項11に係るデータ取得プログラムによれば、本プログラムを通信装置のコンピュータに適用することで、請求項3に記載の通信装置における各手段を同等に機能させることができ、上記請求項3における発明の効果と同等の効果を奏することができる。
(第1の実施形態における通信装置の構成)
以下、本願発明の好ましい第1の実施形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明に係る通信装置の一例である複合機1の内部構成を示すブロック図である。
複合機1は、通常の電話機能の他、例えばインクジェット方式の印刷機能、画像読取機能(スキャナ機能)、及び画像データの通信機能(ファクシミリ送受信機能)等の各機能を複合的に備えたものである。なお、この複合機1は、例えばパーソナルコンピュータに接続された状態で、印刷装置やスキャナ装置として利用することもできる。また、画像読取機能と印刷機能とを連動させることで、コピー機として利用することもできる。
複合機1の内部には、制御部31が備えられている。制御部31は、CPU32、ROM33、RAM34、及びEEPROM35で構成されている。CPU32、ROM33、RAM34、及びEEPROM35は、図示しないバスによって相互に接続されている。また、制御部31には、表示部41、操作部42、読取部43、印刷部44、スピーカ45、電源検出部46、LAN I/F部47、及びハンドセット49が接続されたNCU48が接続されている。
なお、電源検出部46には、電源ケーブル14を介して電源コネクタ15が接続されている。LAN I/F部47には、LANケーブル16を介してLAN17が接続され、さらに図示しないルータ装置を介してインターネット18が接続されている。しかしながら、LAN制御部47は、LANケーブル16を介さずに無線LANによってインターネット18に接続されるものであってもよい。また、NCU48には、通信ケーブル19を介して公衆電話回線(PSTN)20が接続されている。
CPU32は、複合機1全体の動作を制御するものである。ROM33は、CPU32が実行すべき各種動作プログラム、各種処理に用いられる定数、表示部41に表示すべき
表示データ、及び電話機能におけるデータ等を記憶するものである。なお、動作プログラムには、後に説明する通信先情報管理プログラムが含まれている。
EEPROM35は、読取部43によって読み取られた画像データや、通信機能により受信した受信データ等の各種データを記憶するものであり、記憶されたデータはCPU32の指令により必要に応じてEEPROM35から読み出される。また、EEPROM35は、図示しない電話帳記憶エリア350(第1記憶手段又は第1記憶部)を有し、相手先名、電話番号及びメールアドレスといった1つの通信相手先を特定することが可能な情報(個別情報)を組にした電話帳データ(通信先情報)を複数記憶可能である。ユーザは、操作部42上のキー操作によって、名前情報、フリガナ情報、名前情報に対応する電話番号情報及びメールアドレス情報を入力して、電話帳データNo.を付与して1件の電話帳データとして電話帳記憶エリア350に記憶させておくことができる。即ち、電話帳登録機能を備えている。また、別の通信装置のEEPROMのような外部の記憶手段(第2記憶手段)から受信した電話帳データも、電話帳記憶エリア350に記憶させておくことができる。
図2は、複合機1の電話帳記憶エリア350に記憶された電話帳データを模式的に示す図である。図2において、電話帳データ351〜353は、それぞれ電話帳データNo.単位で管理されており、この電話帳データNo.に、名前情報、フリガナ情報、電話番号情報、及びメールアドレス情報等を組として対応付けられている。通常、電話帳記憶エリア350には、このような電話帳データが多数記憶できるようになっている。
さらに、第1の実施形態では、1つの電話帳データNo.に対し、名前情報1件、フリガナ情報1件、電話番号情報2件、メールアドレス情報1件を登録することが可能な構成となっている。なお、電話帳データとしては、この構成に限られるものではなく、少なくとも名前情報、及び、電話番号情報又はメールアドレス情報が含まれていればよく、登録可能な件数もこの例に限られるものではない。
表示部41は、設定メニューや操作ガイダンス等を表示するものである。表示部に表示される画像は、上述の動作プログラムの1つに基づいたCPU32の実行する処理によって、表示データがROM33から読み出されることにより表示される。操作部42は、各種操作キーを備え、ユーザからの指示をキー操作を介して受付けるものである。各種キーとは、ユーザが各種操作キーを押下すると、その押下情報がCPU32に伝達され、CPU32によって押下情報に応じた処理が行われる。
読取部43は、例えばイメージセンサ、LED光源、及び原稿送りモータ(いずれも図示せず)等を備え、CPU32の制御に応じて、ファクシミリ原稿等からイメージ画像を読み取るものである。印刷部44は、感熱方式又はインクジェット方式等により印刷データに基づく文字や図形等の画像をモノクロ又はカラーで記録用紙に印刷するものである。
スピーカ45は、音声データを外部に出力するためのものである。電源検出部46は、商用電源が投入されたことを検出するものである。具体的には、電源検出部46は、電源ケーブル14及び電源コネクタ15が電源コンセントに差し込まれたことにより、商用電源が本体11に投入されたことを検出する。
LAN I/F部47は、複合機1がインターネットファクシミリ装置としての通信機能を実現する処理部である。すなわち、LAN I/F部47は、CPU32等をLAN92に接続するためのインタフェース回路であり、プロトコル変換などの処理を行う。LAN I/F部47には、複合機1の他、クライアントコンピュータ、メールサーバ及びルータ装置等が接続される。
そして、LAN I/F部47は、図示しないルータ装置を介してインターネット18に接続される。このようなネットワーク構成により、複合機1は、LAN17やインターネット18に接続された外部の通信装置との間で、データの送受信を行うことが可能となっている。複合機1がインターネットファクシミリ装置として機能する場合には、LAN
I/F47により、画像データが添付された電子メールがLAN17上のメールサーバとの間で送受信される。この電子メールはさらに、LAN17やインターネット18上の多数のメールサーバを経由して相手先装置との間で送受信される。
NCU48は、PSTN20に接続されることにより、G3ファクシミリ装置としての通信機能と、電話装置としての通信機能を実現する処理部である。つまり、NCU48は、アナログのPSTN20の直流ループの閉結及び開放などの動作を行うハードウェア回路であり、必要に応じてPSTN20に接続する。
(第1の実施形態における通信装置で実行される通信先情報管理プログラムの動作)
続いて、第1の実施形態における複合機1で実行される通信先情報管理プログラムの動作を、図3〜図16を参照して説明する。図3は、複合機1のCPU32が、通信先情報管理プログラムに従って実行する一連の動作を示すフローチャートである。ここで、通信先情報管理プログラムとは、EEPROM35内の電話帳記憶エリア350に記憶される電話帳データに含まれる名前、フリガナ、電話番号、メールアドレス等に分類される各情報種別のうち、その情報種別に対応する名前情報、フリガナ情報、電話番号情報、メールアドレス情報等(個別情報)の内容が互いに共通している電話帳データ(以下、重複データという)が存在するか否かを判断し、重複データが存在する場合に、その重複データに含まれる個別情報を組にして、1件の電話帳データとしてまとめる処理を実行するものである。
まず、図3において、ユーザの操作部42上のキー操作により、複合機1が備えるメニューから「電話帳内の重複データの整理」が選択されると、CPU32は、ユーザにより「電話帳内の重複データの整理」が選択されたことを認識し、通信先情報管理プログラムを起動し、重複データの検索条件を設定する設定画面を表示部41に表示する(S10)。重複データの検索条件を設定する設定画面とは、電話帳記憶エリア350に記憶されている複数の電話帳データのうち、重複データを検索するための条件をユーザに設定させるための画面である。
図4及び図5は、重複データの検索条件を設定する設定画面を示す図である。S10において、まず図4に示す画面が表示されると、ユーザは、操作部42に備えられた上下キー(図示せず)を操作して、カーソル61を移動させ、電話帳データに含まれる名前、フリガナ、電話番号、及びメールアドレス等の情報種別のうち、どの情報種別について重複データを検索するかを選択する。図4では、名前が選択されている状態である。
このように、第1の実施形態では、電話帳データに含まれる名前、フリガナ、電話番号、及びメールアドレス等の情報種別のうち、どの情報種別について重複データを検索するかを選択することができるので、情報種別をしぼって共通の個別情報を含む電話帳データを迅速に判断することができる。
続いてユーザが操作部42に備えられた決定キー(図示せず)を押下すると、決定キーの押下を検出して、その時点でユーザにより選択されている情報種別を検索条件に設定する。続いて、CPU32は、図5に示す画面を表示部41に表示させる。図5に示す画面は、図4でユーザにより選択された情報種別に対応する個別情報にスペース等の特殊文字や記号が含まれていた場合、その特殊文字や記号を除いた上で、各個別情報を取り扱うか
否かをユーザに設定させる画面である。
ユーザは、操作部42に備えられた上下キーを操作して、カーソル61を移動させ、画面上で「YES」か「NO」かを選択し、決定キーを押下する。CPU32は、決定キーの押下を検出して、その時点でユーザにより選択されている「YES」もしくは「NO」に応じた処理を行う。図5では、「YES」が選択されている状態である。この場合、例えば電話帳データ352に登録されている名前情報「ブラザー 太郎」は、判読不能なスペース記号を含んでいるので、そのスペース記号を取り除いた「ブラザー太郎」として取り扱われる。
このように、第1の実施形態では、情報種別に対応する個別情報にスペース等の特殊文字や記号が含まれていたとき、その特殊文字や記号を除いた上で、個別情報を取り扱うことができる。従って、個別情報に判読不能な記号や特殊文字が含まれている場合、それ以外の文字、またその文字の並び順が共通であれば共通の個別情報として判断することができる。
以上のように、重複データの検索条件が設定されると、CPU32は、電話帳記憶エリア350に記憶された電話帳データ(図2参照)を読み出し、S10で設定された検索条件で、重複データを検索する(S20)。具体的には、CPU32は、電話帳記憶エリア350に記憶された全ての電話帳データを読み出して、一旦RAM34に展開した後、展開された電話帳データのうち1件を取り出し、検索条件として設定された情報種別に対応する個別情報の内容と共通している個別情報をもつ電話帳データ(重複データ)をRAM34に展開した電話帳データの中から検索する。例えば、電話帳データ351が取り出されたとすると、その名前情報の内容である「ブラザー太郎」と共通している名前情報を持つ電話帳データが検索される。このように、電話帳記憶エリア350に記憶されている全ての電話帳データを1件ずつ取り出し、設定された検索条件に基づいて、順次重複データが検索される。
CPU32は、複合機1の電話帳エリア350に記憶された電話帳データ全てに対して重複データの検索を行った結果、重複データが存在するか否かを判断する(S30)。CPU32は、重複データが存在しないと判断した場合(S30:NO)、図6に示すように、表示部41に重複データがない旨を表示する(S40)。図6は、重複データがない旨を示す表示画面の一例である。
一方、第1の実施形態では、図2に示すように、名前情報として「ブラザー太郎」と登録されている電話帳データ351と、名前情報として「ブラザー 太郎」と登録されている電話帳データ352とが電話帳記憶エリア350に記憶されている。従って、S10で設定された検索条件(情報種別「名前」、特殊文字の設定「YES」)により、CPU32は、重複データが存在する判断し(S30:YES)、それら重複データのRAM34上の各格納先を1組の重複データとしてRAM34に記憶する(S45)。
次に、CPU32は、S45で記憶された重複データの格納先を読み出してRAM34に記憶された重複データのうち1組を取り出し、重複データに含まれる各個別情報を解析する(S50)。この解析では、検索結果により重複データであると判断された各電話帳データに含まれる各情報種別において、個別情報の内容が共通している個別情報を1件としてカウントし、共通していない個別情報をそれぞれ1件とカウントする。
具体的には、第1の実施形態のように名前情報を検索条件として検索した結果得られた重複データである電話帳データ351と電話帳データ352において、各電話帳データに含まれる個別情報の内容がCPU32により解析され、名前情報以外にも共通している個
別情報を1件としてカウントし、共通していない個別情報をそれぞれ1件とカウントする。その結果、電話帳データ351と電話帳データ352とでは、名前情報は共通であるため1件、フリガナ情報も共通しているため1件、電話番号情報は共通していないため2件、メールアドレス情報は共通しているため1件と算出される。
次に、CPU32は、S50の解析により算出された各情報種別に分類される個別情報の件数が、1件の電話帳データとして登録可能な個別情報の件数を超えるか否かを判断する(S60)。複合機1では、先述したとおり、電話帳データ1件には、情報種別である名前には1件、フリガナには1件、電話番号には2件、メールアドレスには1件が、個別情報として登録可能となっている。従って、S50の解析により算出された各情報種別に対応する個別情報の件数は、1件の電話帳データとして登録可能な各情報種別の件数を超えないと判断される(S60:NO)。なお、S50の解析により算出された各情報種別に対応する個別情報の件数が、1件の電話帳データとして登録可能な個別情報の件数を超えると判断される場合(S60:YES)については、後述する。
S60の判断において、NOと判断された場合、CPU32は、重複データに含まれている個別情報を組にして、1件の電話帳データをRAM34上で編成する(S70)。すなわち、CPU32は、電話帳データ351及び電話帳データ352として記憶された1件の名前情報、1件のフリガナ情報、2件の電話番号情報、1件のメールアドレス情報を対応付けて1件の電話帳データを編成する。次に、CPU32は、電話帳記憶エリア350内の重複データを削除する(S80)。即ち、第1の実施形態では、電話帳データ351及び電話帳データ352が削除される。
次に、CPU32は、S70にて1件の電話帳データとして編成した電話帳データをEEPROM35の電話帳記憶エリア350に記憶させる(S90)。図7は、S90の処理後において、電話帳記憶エリア350に記憶されている電話帳データの構成を示す図である。図7では、電話帳データ351と352とを1件に編成した電話帳データが、新たな電話帳データ351として更新されて電話帳データNo.001に記憶され、電話帳データ352が削除されている状態を示している。なお、第1の実施形態のように、新たに編成された電話帳データ351が、削除された電話帳データ351に代わって記憶される必要はなく、電話帳データが登録されていない電話帳No.を付与して電話帳エリア350に記憶してもよい。
このように、第1の実施形態では、電話帳記憶エリア350に記憶された電話帳データのうち、共通する個別情報を有する電話帳データ(重複データ)に含まれる個別情報を組にし、1件の電話帳データを編成して電話帳記憶エリア350に記憶させる。従って、電話帳記憶エリア350に記憶される電話帳データの件数がむやみに増大してしまうことがなく、電話帳記憶エリア350を有効に使うことができる。なお、このような効果は、電話帳記憶エリアに記憶可能な電話帳データの件数が限られている複合機等の通信装置において、特に有効である。
また、このように電話帳記憶エリア350の電話帳データの記憶件数がむやみに増大してしまうことがないので、電話帳記憶エリア350に記憶された電話帳データの扱いが簡便になる。例えば、電話帳記憶エリア350に記憶された電話帳データを検索して、ユーザの所望とする電話帳データを読み出す際、検索対象となる電話帳データの件数が少ない方が速やかに所望の電話帳データを検索して読み出すことができる。
また、重複データであると判断された各電話帳データに含まれる個別情報を組にして1つの電話帳データを編成する際に、1つの電話帳データに同じ個別情報が重複して含まれることを禁止する。従って、個別情報が重複しないことで、1つの電話帳データに記憶さ
れている個別情報に無駄がなく、電話帳記憶エリア350をより有効に使うことができる。
また、重複データであると判断された各電話帳データに含まれる個別情報を組にして1つの電話帳データを編成する際に、共通の個別情報と共通の個別情報以外の個別情報とを組にして1つの通信先情報を編成し、編成された電話帳データの電話帳記憶エリア350への記憶と、電話帳記憶エリア350からの重複データの削除を行う。従って、重複データに含まれる個別情報のうち、共通の個別情報以外の個別情報も組にして1つの電話帳データに含めることができる。また、電話帳データを1つの単位(まとまり)として電話帳記憶エリア350への書き込み及び削除を行うので、処理しやすくなる。
続いて、CPU32は、1件の電話帳データとして編成する処理がまだ実行されていない重複データがあるか否かを判断する(S92)。CPU32は、未処理の重複データがあると判断した場合(S92:YES)、RAM34に記憶された重複データを1組取り出し、重複データを解析する処理に戻る(S50)。このように、CPU32は、重複データを1件の電話帳データとして編成する処理を繰り返し、未処理の重複データがないと判断すると(S92:NO)、1件の電話帳データとして編成された結果の電話帳データの内容をユーザに確認させるための画面を表示部41に表示させ(S95)、本処理を終了する。また、本処理の終了時にRAM34に展開した電話帳データを消去する。
図8は、S95にて表示部41に表示されるユーザ確認表示画面の一例である。また、図9は、ユーザ確認表示画面の他の例を示す図である。このように、重複データを1件の電話帳データに編成した場合、編成した電話帳データの内容を表示したり、電話帳記憶エリア350内の重複データの整理をユーザが実行した結果として電話帳記憶エリア350内の電話帳データの件数を表示したりすることで、ユーザは、重複データを1件の電話帳データとして編成した結果を速やかに確認することができる。
(ユーザ指定登録処理)
次に、図3のS60において、CPU32は、S50の解析により算出された各情報種別の件数が、1件の電話帳データとして登録可能な個別情報の件数を超えると判断した場合(S60:YES)、ユーザ指定登録処理に移行する(S100)。具体的に、S60がNOと判断される場合としては、例えば検索条件として情報種別「フリガナ」が選択された場合(S10)、CPU32は、情報種別「フリガナ」に分類されるフリガナ情報の内容が互いに一致している電話帳データを検索する(S20)。
その結果、CPU32は、フリガナ情報として「ブラザータロウ」を含む電話帳データ351〜353(図2参照)が重複データであると判断する(S30)。重複データである電話帳データ351〜353について、上記と同様に各情報種別に対応する個別情報を解析し、共通している個別情報を1件としてカウントした場合において、個別情報の件数を算出すると、名前情報2件、フリガナ情報1件、電話番号情報3件、及びメールアドレス情報2件が存在すると算出される(S50)。
上述したように、第1の実施形態では、1件の電話帳データには、名前情報1件、フリガナ情報1件、電話番号情報2件、メールアドレス情報1件が個別情報として登録可能である。従って、この場合、名前情報、電話番号情報、及びメールアドレス情報に関して、CPU32は、1件の電話帳データに登録可能な件数を超えていると判断し(S60:YES)、ユーザ指定登録処理に移行する。図10は、ユーザ指定登録処理(S100)における一連の動作を示すフローチャートである。ここで、ユーザ指定登録処理とは、重複データを抽出したものの、個別情報の数が多くて1件の電話帳データにまとめられない場合に実行される処理である。
図10において、まず、CPU32は、表示部41にユーザ選択画面を表示させる(S210)。図11は、ユーザ選択画面の一例を示す図である。図11の選択画面には、選択肢として、重複した電話帳データをまとめずに、別々の電話帳データとして登録するものと、重複する電話帳データをまとめて登録するものとが挙げられている。ユーザは、操作部42に備えられている上下キーを押下することで、カーソル61を移動させ、いずれかの選択肢を選択する。図11は、「重複データをまとめて登録する」が選択されている状態である。
ユーザが、操作部42に備えられている決定キーを押下すると、CPU32は、決定キーの押下を検出し、その時点で図11の選択画面において、「重複データをまとめて登録する」が選択されているか否かを判断する(S220)。CPU32は、図11の選択画面において、「重複する電話帳データをまとめて登録する」が選択されていないと判断した場合(S220:NO)、ユーザ指定登録処理(S100)を終了して図3のフローに戻る。
一方、CPU32は、「重複データをまとめて登録する」が選択されていると判断した場合(S220:YES)、重複データをどのようにまとめるのかをユーザに選択させる選択画面を表示部41に表示させる(S230)。図12は、まとめる電話帳データの件数の選択画面の一例を示す図である。第1の実施形態の場合、電話帳データ351〜353の3件が重複していると判断されているので、図12の選択画面には3件の電話帳データのうち2件をまとめるのか、3件全てをまとめるのかをユーザが選択可能に表示されている。
ユーザは、操作部42に備えられている上下キー及び決定キーを押下することで、何件の電話帳データをまとめて1件の電話帳データとして電話帳記憶エリア350に記憶させるのかを選択する。図12では、電話帳データをまとめる件数として「2件」がユーザにより選択されている状態である。図12に示す選択画面においては、上下キーでカーソル61を移動させて電話帳データをまとめる件数をユーザに選択させてもよいし、操作部42に備えられた数字キー(図示せず)によって、電話帳データをまとめる件数をユーザに入力させるようにしてもよい。
続いて、CPU32は、図12の選択画面において、まとめる電話帳データの件数がユーザにより選択されたか否かを判断する(S240)。CPU32は、件数が選択されていないと判断した場合(S240:NO)、件数が選択されるまでS240の判断を繰り返す。一方、CPU32は、例えば上下キーによってカーソル61が移動され、まとめる電話帳データが選択された後に、決定キーが押下されたことを検出した場合、ユーザにより件数が選択されたと判断し(S240:YES)、まとめる電話帳データをユーザに選択させるための選択画面を表示部41に表示させる(S250)。図13は、まとめる電話帳データの選択画面の一例を示す図である。
第1の実施形態では、先の図3中のS20、S30において、CPU32により3件の電話帳データ351〜353が重複データであると判断されているので、選択画面には電話帳データ351〜353を特定する選択肢が3つ表示されており、それとともに、そのうち2件を選択するようなメッセージが表示されている。なお図13では、電話帳データNo.及び名前情報のみが表示されているが、この構成に限られず、電話番号情報、メールアドレス情報等も同時に表示して、電話帳データ351〜353のそれぞれが判別可能な表示方法であればよい。ユーザは、操作部42に備えられている上下キー及び決定キーを繰り返し押下することで、まとめる電話帳データを選択する。第1の実施形態では、電話帳データ351と電話帳データ353とをまとめるように選択されたとする。
次にCPU32は、図13の選択画面において、まとめる電話帳データが選択されたか否かを判断する(S260)。この判断は、決定キーの押下が検出された時点で、S240でユーザが選択した件数分の電話帳データが図14に示す選択画面で指定されているか否かに基づいて行う。CPU32は、まとめる電話帳データが選択されていないと判断した場合(S260:NO)、まとめる電話帳データが選択されるまでS260の判断を繰り返す。一方、CPU32は、まとめる電話帳データが選択されたと判断した場合(S260:YES)、電話帳データに含まれる情報種別のうち、1件の電話帳データにまとめることができない情報種別について、どの情報を削除するのかをユーザに選択させる選択画面を表示部41に表示させる(S270)。
例えば、第1の実施形態では、電話帳データ351と電話帳データ353とをまとめて1件の電話帳データに登録しようとする場合、名前情報、電話番号情報、及びメールアドレス情報については、1件の電話帳データに登録可能な情報の件数を超えている。従って、まずは、電話帳データ351及び電話帳データ353の名前情報を読み出し、図14に示すように、名前情報を削除するための選択画面が表示部41に表示される。図14は、削除する名前情報を選択するための選択画面の一例を示す図である。図14には、電話帳データ351の名前情報「ブラザー太郎」と電話帳データ353の名前情報「ブラザーたろう」とが表示されている。1件の電話帳データには1件の名前情報しか登録できないため、ユーザは、操作部42に備えられた上下キー及び決定キーを押下することで、削除する一方の名前情報を選択する。図14では、削除する名前情報として、「ブラザー太郎」が選択されている状態である。
次に、CPU32は、決定キーの押下が検出された時点での表示画面の内容に基づいて、削除する名前情報が選択されたか否かを判断する(S280)。CPU32は、削除する名前情報が選択されていないと判断した場合(S280:NO)、削除する名前情報が選択されるまでS280の判断を繰り返す。一方、CPU32は、削除する名前情報が選択されたと判断した場合(S280:YES)、その選択された名前情報を削除する名前情報に設定する(S290)。第1の実施形態では、「ブラザー太郎」が設定されたものとする。
続いて、CPU32は、電話帳データをまとめるに当たって、削除する必要がある個別情報がまだあるかを判断する(S300)。第1の実施形態では、電話番号情報、メールアドレス情報において、削除する必要があるので、CPU32は、削除する必要がある個別情報がまだあると判断し(S300:YES)する。続いて、電話帳データ351及び電話帳データ353の電話番号情報を読み出し、それらの電話番号情報について、どの情報を削除するのかをユーザに選択させる選択画面を表示部41に表示させる(S270)。
図15は、削除する電話番号情報を選択するための選択画面の一例を示す図である。図15には、電話帳データ351の電話番号情報「OOO−OOO−0123」、電話帳データ353の電話番号情報「OOO−OOO−4567」及び「OOO−OOO−8910」が表示されている。1件の電話帳データには、2件の電話番号情報しか登録できないため、ユーザは、操作部42に備えられた上下キー及び決定キーを押下することで、削除する電話番号情報を選択する。図15では、削除する電話番号情報として、「OOO−OOO−0123」が選択されている状態である。なお、削除する件数が2件以上の場合は、その件数についても選択画面に表示しておく。
次にCPU32は、上記と同様に、削除する電話番号情報が選択されたか否かを判断し、(S280)削除する電話番号情報が選択されたと判断した場合(S280:YES)
、その選択された電話番号情報を削除する電話番号情報に設定する(S290)。第1の実施形態では、「OOO−OOO−0123」が設定されたものとする。
続いて、上記と同様に、CPU32は、電話帳データをまとめるに当たって、削除する必要がある個別情報がまだあるかを判断する(S300)。第1の実施形態では、メールアドレス情報において、削除する必要があるので、CPU32は、削除する必要がある情報がまだあると判断する(S300:YES)。次に電話帳データ351と電話帳データ353に登録されたメールアドレス情報を読み出し、メールアドレス情報について、どの情報を削除するのかをユーザに選択させる選択画面を表示部41に表示させる(S270)。
図16は、削除するメールアドレス情報を選択するための選択画面の一例を示す図である。図16では、削除するメールアドレス情報として、「test@test.com」が選択されている状態であり、「test@test.com」が削除するメールアドレス情報として設定される。
続いて、CPU32は、削除する必要がある個別情報がもうないと判断し(S300:NO)、電話帳データ351及び353に含まれる個別情報のうち削除されずに残った全ての個別情報を組にして、1件の電話帳データを編成する(S302)。具体的には、削除されずに残った名前情報「ブラザーたろう」、フリガナ情報「ブラザータロウ」、電話番号情報「OOO−OOO−4567」、「OOO−OOO−8910」、及びメールアドレス情報「test1@test.com」が組にされて、RAM34内で1件の電話帳データとして編成される。
次に、CPU32は、重複データを削除する(S304)。即ち、電話帳エリア350内の電話帳データ351及び電話帳データ353が削除される。続いて、CPU32は、S302にて1件の電話帳データとして編成された電話帳データをEEPROM35の電話帳記憶エリア350に記憶させる(S306)。例えば、電話帳データ351と353とを1件に編成した電話帳データを、新たな電話帳データ351として電話帳データ351に代わって電話帳データNo.001に記憶される。その後、ユーザ指定登録処理(S100)を終了して、図3に示されたフローに戻る。
図3にて、ユーザ指定登録処理(S100)を終了すると、CPU32は、1件の電話帳データとしてまとめられた電話帳データをユーザに確認させるための画面を表示部41に表示させ(S95)、本処理を終了する。上述したように、ここでは、重複データを1件の電話帳データにまとめた場合、その電話帳データの内容を表示したり、電話帳データの件数を表示したりする。なお、本処理を終了した時点で、RAM34に展開された電話帳データは消去される。
このように、第1の実施形態では、共通の個別情報を含む電話帳データであると判断された各電話帳データに含まれる個別情報を組にして1件の電話帳データを編成した結果が、1件の電話帳データに含めることが可能な個別情報の数を超える場合、組にした結果の電話帳データに含まれる個別情報のいずれかを削除することにより、1件の電話帳データとして組にする個別情報の数を調整して電話帳記憶エリア350に記憶させる。従って、電話帳データを組にして編成する場合に不必要な個別情報を削除しつつ、電話帳データを1件に編成して電話帳記憶エリア350に記憶させることができる。
また、第1の実施形態では、上記のように編成した結果の電話帳データに含まれる個別情報のいずれかを削除する際、操作部42を介して入力されたユーザの指示に基づいて、電話帳データに含まれる個別情報のいずれかを削除する。従って、ユーザの指示に基づい
た個別情報を削除しつつ、ユーザが残しておきたいと判断した個別情報を含んだ1件の電話帳データを編成して電話帳記憶エリア350に記憶させることができる。
以上、第1の実施形態に則して本発明を説明したが、実施の形態はこれに限られない。例えば、第1の実施形態では、複合機1のEEPROM35内の電話帳記憶エリア350に記憶された複数の電話帳データの間で重複データを検索し、1件の電話帳データとして編成した。しかしながら、複合機に着脱可能な記憶媒体や携帯電話機等から電話帳データを受信可能な構成とし、受信した電話帳データの情報と、複合機1の電話帳記憶エリア350に記憶されている電話帳データとの間で重複データを検索し、1件の電話帳データに編成するように構成してもよい。この構成について、第2の実施形態として説明する。
(第2の実施形態における通信装置の構成)
次に、本願発明の好ましい第2の実施形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。図17は、本発明に係る通信装置の一例である複合機1と、外部の記憶手段の一例であるEEPROM55を備える携帯電話機2の内部構成を示すブロック図である。図17に示された複合機1について、第1の実施形態と同一の構成には、同じ番号を付してあり、説明は省略する。第2の実施形態における複合機1では、転送I/F部50が制御部31に接続されている点で、第1の実施形態における複合機1の構成と異なっている。
転送I/F部50は、RS232C等のインタフェースを備え、ケーブル(有線)で形成された伝送路を介して電話帳記憶エリア350に記憶されている電話帳データを携帯電話機2に送信したり、伝送路(有線)を介して携帯電話機2から伝送されてくる電話帳データを受信したりするものである。しかしながら、伝送路はケーブルによって形成されるものに限られない。例えば、転送I/F部50が、無線送受信部、送受信アンテナを備え、無線空間で形成された伝送路を介して電話帳データを電波で送受信したりしてもよい。また、転送I/F部50が、光送受信部、投光器/受光器を備え、無線空間で形成された伝送路を介して電話帳データを光信号で送受信したりしてもよい。
このように、第2の実施形態における複合機1は、転送I/F部50を備えることで携帯電話機2から電話帳データを受信可能であり、転送I/F部50を介して受信された電話帳データは、EEPROM35の電話帳記憶エリア350に記憶可能な構成となっている。
次に、外部の記憶手段の一例であるEEPROM55を備える携帯電話機2の構成について、図17を参照して説明する。携帯電話機2は、情報処理を可能とし、通信機能を有する携帯情報端末であれば、それ以外のものも含まれる。携帯電話機2の内部には、図17に示すように、制御部51が備えられている。制御部51は、CPU52、ROM53、RAM54、及びEEPROM55を有している。CPU52、ROM53、RAM54、及びEEPROM55は、図示しないバスによって相互に接続されている。制御部51には、無線通信部56、表示部22、操作部23、スピーカ24、マイクロフォン25、バッテリ58、及び充電回路57が接続されている。
CPU52は、携帯電話機2の全体動作を制御するものである。また、CPU52は、複合機1から電話帳データの送信要求がある場合、送信要求に応じた電話帳データをEEPROM55から読み出して転送I/F部26を介して複合機1に送信させる制御を行う。この処理については後述する。
ROM53は、CPU52が実行すべき各種動作プログラム、各種処理に用いられる定数、表示部22に表示すべき表示情報、及び電話機能における情報等を記憶するものである。RAM54は、CPU52の作業領域等を提供するものである。EEPROM55は、画像データ、テキストデータ、電話帳データ等の各種のデータを記憶するものであり、
記憶されたデータはCPU52の指令により必要に応じてEEPROM55から読み出される。また、複合機1のEEPROM35と同様に電話帳記憶エリア550を備え、相手先の電話番号等の電話帳データ(通信先情報)を記憶している。電話帳データである相手先の電話番号情報等は、複合機1の場合と同様に、ユーザが操作部23を通じて記憶すべき情報の入力操作を行うことにより、順次EEPROM35に記憶される。また、後述する転送I/F部26を介して複合機1等から受信した電話帳データをEEPROM55の電話帳記憶エリア550に記憶することも可能である。
図18は、EEPROM55の電話帳記憶エリア550に記憶されている電話帳データ551がvCard形式である場合の具体的なデータ内容を示す。電話帳データ551は、電話帳データNo.単位で管理されており、電話帳データNo.に、名前情報、フリガナ情報、電話番号情報、及びメールアドレス情報といった1つの通信相手先を特定することが可能な複数の個別情報を組にすることにより構成されている。
また、図18に示すように、電話帳データ551は、「BEGIN:VCARD」で始
まり、これ以下にvCardの具体的な情報が書き込まれ、最後に「END:VCARD
」で終わるデータ群である。また、電話帳データが複数件存在する場合には、「BEGIN:VCARD」で始まり「END:VCARD」で終わるデータの括りが複数存在することになる。
さらに、図18において「BEGIN:VCARD」と「END:VCARD」との間には、電話帳データに含まれる各個別情報が所定の形式で書き込まれている。各個別情報の情報種別としては、「N(名前)」、「SOUND(フリガナ)」、「TEL(電話番号)」、「EMAIL(メールアドレス)」、等が用意されている。また、各情報種別の後に続く入力値は、その情報種別に関してユーザが入力若しくは指定した具体的な個別情報(名前情報、フリガナ情報、電話番号情報、メールアドレス情報等)である。
また、情報種別の後に「;」を付与して属性を書き込むことによって、情報種別の詳細を指定することも可能である。例えば、図18に示す「TEL;WORK;VOICE」は勤務先電話番号を表し、「TEL;CELL」は携帯電話番号を表している。この属性に
は、例えば自宅や学校等の電話番号を指定するものもある。また、以上の事に関しては「MAIL」等の他の情報種別でも同じことが言える。
表示部22は、設定メニューや操作ガイダンス等を表示するものであり、上述の動作プログラムの1つに基づいたCPU52の実行する処理によって、表示データがROM53から読み出されることにより表示される。操作部23は、各種操作キーを有し、ユーザが各種操作キーを押下すると、その押下情報をCPU52に伝達するものである。押下情報がCPU52により伝達されると、CPU52によって押下情報に応じた処理が行われる。無線通信部56は、アンテナ56aを備え、制御チャネルや通話チャネルを用いて複合機1あるいは他の携帯電話機2との間で音声信号や各種のデータのやり取りを行うものである。スピーカ24及びマイクロフォン25は、他の携帯電話機や固定電話機との間で通話を可能にするものである。
転送I/F部26は、RS232C等のインタフェースを備え、ケーブル(有線)で形成された伝送路を介して電話帳データを複合機1に送信したり、伝送路を介して複合機1から伝送されてくる電話帳データを受信したりするものである。しかしながら、伝送路はケーブルによって形成されるものに限られず、上述したように、電波や光信号によって形成されるものであってもよい。
(第2の実施形態における通信装置で実行される通信先情報管理プログラムの動作)
続いて、第2の実施形態における通信装置で実行される通信先情報管理プログラムの動作を、図19〜図21を参照して説明する。図19は、通信先情報管理プログラムに従ってCPU32が実行する一連の動作を示すフローチャートである。なお、第1の実施形態における図3のフローチャートと共通する処理については、同じステップ番号を付けるものとする。
図19において、まず、ユーザの操作部42上のキー操作により、複合機1が備えるメニューから「電話帳データの受信」が選択されると、CPU32は、ユーザにより「電話帳データの受信」が指示されたことを認識し、通信先情報管理プログラムを起動して、重複データをまとめるか否かの設定画面を表示部41に表示する(S310)。重複データとは、第1の実施形態において説明したとおりである。図20は、重複データをまとめるか否かをユーザに選択させるための選択画面を示す図である。図20に選択画面には、選択肢として、外部から受信した電話帳データが複合機1の電話帳記憶エリア350に記憶されている電話帳データとが重複データである場合、別々の電話帳データとして登録するか、1件の電話帳データとしてまとめて登録するかをユーザが選択できるように表示されている。
ユーザは、操作部42に備えられた上下キーを操作してカーソル61を移動させ、いずれかの選択肢を選択する。図20は、「1つにまとめて登録する」が選択されている状態である。続いてユーザが操作部42に備えられた決定キーを押下すると、選択が確定する。CPU32は、決定キーが押下されたことが検出されると、その時点で図20に示す設定画面において選択されている内容に基づき、「1つにまとめて登録する」がユーザにより選択されたか否かを判断する(S320)。
CPU32は、「1つにまとめて登録する」が選択されていないと判断した場合(S320:NO)、転送I/F部50を起動して携帯電話機2の転送I/F部26との間に伝送路を形成させる(S330)。「1つにまとめて登録する」が選択されたと判断した場合(S320:YES)については、後述する。ここで、図19及び図21を参照して複合機1が携帯電話機2の電話帳記憶エリア550に記憶されている電話帳データを受信する動作について説明する。図21は、携帯電話機2において、電話帳データを複合機1へ送信する動作を示すフローチャートである。
携帯電話機2のCPU52は、複合機1の転送I/F部50との間に伝送路を形成されたことを契機として、図21に示す処理を開始する。まずCPU52は、複合機1からの要求コマンドを受信したか否かを判断する(S520)。ここで、要求コマンドとは、携帯電話機2に記憶されている画像データ等の各種データを複合機1へ送信するように要求するコマンドであり、電話帳データの送信要求コマンドも含まれる。CPU52は、転送I/F部26を介して要求コマンドを受信していないと判断した場合(S520:NO)、要求コマンドを受信するまでS520の判断を繰り返す。なお、所定時間経過しても複合機1からの要求コマンドが受信されない場合は、伝送路形成を中止して、図21の処理を終了してもよい。
また、複合機1のCPU32は、転送I/F部50を介して携帯電話機2の電話帳記憶エリア550に記憶されている電話帳データの送信要求コマンドを携帯電話機2に対して送信する(図19、S330)。このとき、電話帳データの送信要求コマンドは、携帯電話機2に記憶されている全ての電話帳データの送信を要求するコマンドであってもよいし、所定の電話帳データのみの送信を要求するコマンドであってもよい。また、これらのコマンドをユーザが選択可能な選択画面を表示部41に表示させておき、ユーザに電話帳データの転送方式を選択させるように構成してもよい。
続いて携帯電話機2のCPU52は、転送I/F部26を介して複合機1から要求コマンドを受信したと判断した場合(S520:YES)、受信した要求コマンドの解析を行う(S530)。これにより、CPU52は、複合機1から受信した要求コマンドの種別を特定し、電話帳データの送信を要求する送信要求コマンドであることを解析することができる。続いて、CPU52は、受信した要求コマンドが電話帳データの送信要求コマンドであるか否かを判断する(S532)。CPU52は、受信した要求コマンドが電話帳データの送信要求コマンドではないと判断すると(S532:NO)、S530の解析により特定された要求コマンドに応じた処理に移行する(S534)。その後、本処理を終了する。
一方、CPU52は、受信した要求コマンドが電話帳データの送信要求コマンドであると判断すると(S532:YES)、EEPROM55の電話帳記憶エリア550から電話帳データを読み出し、転送I/F部26を介して電話帳データを複合機1に送信する(S540)。
また、図19において、複合機1のCPU32は、図21のS540の処理により転送I/F部50を介して携帯電話機2から転送されてきた電話帳データを受信し、EEPROM35の電話帳記憶エリア350に記憶する(S340)。このように、複合機1が要求した全ての電話帳データの受信が完了すると、CPU32及びCPU52は、転送I/F部50と転送I/F部26との伝送路を切断して、電話帳データの受信動作を終了する。従って、S320において、重複データが存在していても1つにまとめることが選択されていない場合は、携帯電話機2から送信されてきた電話帳データが複合機1の電話帳データ形式に変換されて、そのまま電話帳記憶エリア350に記憶される。
次に、CPU32は、受信した電話帳データをユーザに確認させるための確認画面を表示部41に表示させる。ここでは、例えば、携帯電話機2から受信した電話帳データの件数等を表示させる(S350)。このように、確認画面が表示されると、CPU32は、通信先情報管理プログラムを終了する。
一方、CPU32は、S320において「1つにまとめて登録する」が選択されたと判断すると(S320:YES)、CPU32は、重複データの検索条件を設定する設定画面を表示部41に表示する(S10)。この設定画面については、第1の実施形態のものと同様であるので、説明は省略する。次にCPU32は、CPU32は、転送I/F部50を介して携帯電話機2の電話帳記憶エリア550に記憶されている電話帳データの送信を要求する送信要求コマンドを送信する(S330)。このS330でCPU32が実行する処理の内容、及び電話帳データの送信要求コマンドを受信した携帯電話機2が実行する処理の内容については先述したので説明は省略する。
続いて、CPU32は、転送I/F部50を介して携帯電話機2から受信した電話帳データをRAM34に一時的に保存する(S360)。このように、複合機1が要求した全ての電話帳データの受信が完了すると、複合機1のCPU32及び携帯電話機2のCPU52は、転送I/F部50と転送I/F部26との伝送路を切断して、電話帳データの受信動作を終了する。
次にCPU32は、RAM34に記憶されている携帯電話機2から受信した電話帳データ及び複合機1の電話帳記憶エリア350に記憶されている電話帳データに対して、S10にて設定された重複データの検索条件に基づいて重複データを検索する(S370)。具体的に、CPU32は、EEPROM35の電話帳記憶エリア350に記憶されている電話帳データを読み出し、RAM34に展開する。その展開された電話帳記憶エリア350に記憶された電話帳データと、RAM34に記憶されている携帯電話機2から受信した
電話帳データと、電話帳記憶エリア350に記憶されている電話帳データとの間で、S10で設定された条件で重複データが検索される。第2の実施形態におけるS370の検索は、検索対象として携帯電話機2から取得した電話帳データの分が増える点において異なるのみで、検索方法に関しては、第1の実施形態に置けるS20と同様である。
続いて、CPU32は、受信した電話帳データとの間で、重複データがあるか否かを判断する(S380)。CPU32は、重複データがあると判断した場合(S380:YES)、第1の実施形態において先述した重複データを1件の電話帳データとして編成して記憶する処理(S50〜S100、S110〜S305)を行い、電話帳記憶エリア350に記憶する。一方、CPU32は、重複データがないと判断した場合(S380:NO)、RAM34に記憶されている携帯電話機2から受信した電話帳データをEEPROM35の電話帳記憶エリア350に記憶させる(S340)。そして、記憶した電話帳データの内容や件数を表示させて(S350)、第2の実施形態における通信先情報管理プログラムを終了する。
このように、転送I/F部50を介して携帯電話機2の電話帳記憶エリア550から受信した電話帳データ、及び複合機1の電話帳記憶エリア350に記憶された複数の電話帳データのうち、共通の個別情報を含む電話帳データが存在していると判断された場合、それらの電話帳データに含まれる個別情報を組にし、1件の電話帳データを編成して電話帳エリア350に記憶させる。従って、携帯電話機2の電話帳記憶エリア550に記憶されている電話帳データを受信した場合でも、複合機1の電話帳記憶エリア350に記憶される電話帳データの記憶件数がむやみに増大してしまうことがなく、電話帳記憶エリア350を有効に使うことができる。
また、このように電話帳記憶エリア350に記憶される電話帳データの記憶件数がむやみに増大してしまうことがないので、電話帳記憶エリア350に記憶される電話帳データの扱いが簡便になる。また、このように電話帳記憶エリア350に記憶されている電話帳データの記憶件数がむやみに増大してしまうことがないので、電話帳記憶エリア350に記憶された電話帳データの扱いが簡便になる。
以上、第1及び第2の実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は実施形態に何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、第1及び第2の実施形態において、重複データの検索条件として、情報種別の1つをユーザにより指定する処理(S10)を実行したが、この処理を実行せずに、全ての情報種別について重複データの検索を行うように構成してもよい。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態の通信先情報管理プログラムを別々に説明したが、これらを組み合わせて複合機1に適用してもよい。即ち、複合機1に記憶されている電話帳データ同士で重複データが検索された場合、1件の電話帳データにまとめるプログラムと、携帯電話機2等の他の通信装置から受信した電話帳データと複合機1に記憶されている電話帳データとの間で重複データが検索された場合、1件の電話帳データにまとめるプログラムの両方を複合機1のROM33に記憶させてもよい。
また、第2の実施形態では、複合機1が転送I/F部50を介して携帯電話機2に記憶された電話帳データを受信して記憶したが、これに限られず、少なくとも記憶機能を有する装置から電話帳データを受信するものであればよい。例えば、複合機1に着脱可能なUSBメモリスティックやメモリカードに記憶されている電話帳データを読み出すことによって、電話帳データを受信してもよい。また、電話機能を有するPCからLANを介して
電話帳データを受信してもよい。
また、第1及び第2の実施形態では、重複データを1件の電話帳データにまとめる場合、重複データに含まれる個別情報を組にして、新たに1件の電話帳データを編成しているが、これに限られず、重複データのうち一方の電話帳データに含まれる個別情報を、他方の電話帳データの空いている領域にコピーするように構成してもよい。即ち、一方の電話帳データに含まれる共通していない個別情報のみを抽出し、他方の電話帳データにコピーすることで、結果的に、個別情報が重複することなく1件の電話帳データにまとめることができる。
また、第2の実施形態では、携帯電話機2から受信した電話帳データをRAM34に記憶させて、それ以降の処理に利用しているが、これに限られず、1度複合機1の電話帳記憶エリア350に記憶させておき、後ほど重複データを消去するように構成してもよい。このとき、携帯電話機2から受信した電話帳データと、予め複合機1の電話帳記憶エリア350に記憶されていた電話帳データとを区別可能に記憶しておき、携帯電話機2から受信した電話帳データに含まれる個別情報と、予め複合機1の電話帳記憶エリア350に記憶されていた電話帳データに含まれる個別情報とが重複するか否かを判断する。
また、第2実施形態では、受信した電話帳データがvCard形式であることを前提に説明を行ったが、その他の形式(CSV形式やテキスト形式)についても同様に電話帳データに含まれる情報が重複するか否かを判断するように構成してもよい。
第1の実施形態における複合機1の内部構成を示すブロック図である。 EEPROM35の電話帳エリア350に記憶されている電話帳データ351〜353を示す図である。 第1の実施形態において、通信先情報管理プログラムに従ってCPU32が実行するの一連の動作を示すフローチャートである。 重複データの検索条件を設定する設定画面を示す図である。 重複データの検索条件を設定する設定画面を示す図である。 重複データがない旨を示す表示画面を示す図である。 重複データを整理した後の電話帳記憶エリア350の構成を示す図である。 ユーザ確認表示画面一例を示す図である。 ユーザ確認表示画面の他の例を示す図である。 ユーザ指定登録処理(S100)においてCPU32が実行する一連の動作を示すフローチャートである。 ユーザ選択画面の一例を示す図である。 まとめるデータの件数の選択表示画面の一例を示す図である。 まとめるデータの選択画面の一例を示す図である。 削除する名前情報を選択するための選択画面の一例を示す図である。 削除する電話番号情報を選択するための選択画面の一例を示す図である。 削除するメールアドレス情報を選択するための選択画面の一例を示す図である。 第2の実施形態における複合機1及び携帯電話機2の内部構成を示すブロック図である。 電話帳データ351がvCard形式である場合のデータ内容を示す図である。 第2の実施形態において、通信先情報管理プログラムに従ってCPU32が実行するの一連の動作を示すフローチャートである。 重複データをまとめるか否かを設定する設定画面を示す図である。 携帯電話機2のCPU52が電話帳データを送信する動作を示す図である。
1 複合機
2 携帯電話機
26 転送I/F部
32 CPU
33 ROM
34 RAM
35 EEPROM
50 転送I/F部
52 CPU
350 電話帳記憶エリア
351 電話帳データ
352 電話帳データ
353 電話帳データ
55 EEPROM
550 電話帳記憶エリア
551 電話帳データ

Claims (11)

  1. 1つの通信相手先を特定する複数の個別情報を組にして構成されている通信先情報を複数記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶された複数の通信先情報のうち、互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により互いに共通の個別情報を含む通信先情報が複数存在していると判断された場合、それらの各通信先情報に含まれる個別情報を組にすることにより1つの通信先情報として前記第1記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備え、
    前記記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にした結果が、1つの通信先情報に含めることが可能な個別情報の数を超える場合、組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除して前記第1記憶手段に記憶させることを特徴とする通信装置。
  2. 1つの通信相手先を特定する複数の個別情報を組にして構成されている通信先情報を複数記憶する第1記憶手段と、
    外部の第2記憶手段に記憶されている前記通信先情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された通信先情報及び前記第1記憶手段に記憶された複数の通信先情報のうち、互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により互いに共通の個別情報を含む通信先情報が複数存在していると判断された場合、それらの各通信先情報に含まれる個別情報を組にすることにより1つの通信先情報として前記第1記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備え、
    前記記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にした結果が、1つの通信先情報に含めることが可能な個別情報の数を超える場合、組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除して前記第1記憶手段に記憶させることを特徴とする通信装置。
  3. ユーザの操作に基づいて各種指示を入力する入力手段を備え、
    前記入力手段を介して入力されたユーザの指示に基づいて、前記記憶制御手段は、前記組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された前記各通信
    先情報に含まれる個別情報を組にして1つの通信先情報とする際に、前記1つの通信先情報に同じ個別情報が重複して含まれることを禁止するように制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 前記記憶制御手段は、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された前記各通信先情報に含まれる個別情報を組にして1つの通信先情報とする際に、前記共通の個別情報と共通の個別情報以外の個別情報とを組にして1つの通信先情報を編成する編成手段を備え、その編成手段により編成された通信先情報の前記第1記憶手段への記憶と、前記第1記憶手段からの前記各通信先情報の削除を行うことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  6. 前記通信先情報を構成する複数の個別情報は、情報種別に分類されて記憶されているものであって
    記入力手段を介して入力された指示に基づいて、ユーザが指定した前記情報種別を認識する認識手段を備え、
    前記判断手段は、前記認識手段により認識された情報種別に分類される個別情報について、共通した内容の個別情報含む通信先情報が存在しているか否かを判断することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の通信装置。
  7. 前記判断手段は、前記通信先情報に含まれる個別情報に判読不能な記号や特殊文字が含まれている場合、その判読不能な記号や特殊文字を除いたうえで、共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の通信装置。
  8. 前記記憶制御手段により1つの通信先情報として前記第1記憶手段に記憶された個別情報の一覧を出力する出力手段を備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の通信装置。
  9. 1つの通信相手先を特定する複数の個別情報から構成されている通信先情報を複数記憶する第1記憶部を備える通信装置のコンピュータに適用可能な通信先情報管理プログラムにおいて、
    前記第1記憶部に記憶された複数の通信先情報のうち、互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在していると判断された場合、それら複数の各通信先情報に含まれる個別情報を組にすることにより1つの通信先情報として前記第1記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、を備え、
    前記記憶制御ステップは、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にした結果が、1つの通信先情報に含めることが可能な個別情報の数を超える場合、組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除して前記第1記憶手段に記憶させることを特徴とする通信先情報管理プログラム。
  10. 1つの通信相手先を特定する複数の個別情報から構成されている通信先情報を複数記憶する第1記憶部を備える通信装置のコンピュータに適用可能な通信先情報管理プログラムにおいて、
    外部の第2記憶部に記憶されている前記通信先情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された通信先情報及び前記第1記憶部に記憶された複数の通信先情報のうち、互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在しているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより互いに共通の個別情報を含む通信先情報が存在していると判断された場合、それら複数の各通信先情報に含まれる個別情報を組にすることにより1つの
    通信先情報として前記第1記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、を備え、
    前記記憶制御ステップは、共通の個別情報を含む通信先情報であると判断された各通信先情報に含まれる個別情報を組にした結果が、1つの通信先情報に含めることが可能な個別情報の数を超える場合、組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除して前記第1記憶手段に記憶させることを特徴とする通信先情報管理プログラム。
  11. 前記通信装置は、ユーザの操作に基づいて各種指示を入力する入力手段を備え、
    前記入力手段を介して入力されたユーザの指示に基づいて、前記記憶制御ステップは、前記組にした結果の通信先情報に含まれる個別情報のいずれかを削除することを特徴とする請求項9又は10に記載の通信先情報管理プログラム。
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