JP4535029B2 - プリチャージ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電源安定化コンデンサをプリチャージするためのプリチャージ回路に関する。
一般に、モータ駆動装置にバッテリなどの電源から電力供給を行う電源システムでは、モータに流れるリップル電流を吸収して電源電圧を安定化させるため、大容量の電源安定化コンデンサが設けられている。
また、このような電源安定化コンデンサに対して、電源投入時などに予備充電(プリチャージ)を行うという提案がなされている(例えば、特許文献1)。ところが、この電源安定化コンデンサは上記のように大容量であることから、電源投入時などには電源から過大な突入電流が流れ、電流経路上の半導体素子などが故障してしまったり、リレーなどの機械接点が溶着してしまうなどの問題があった。
そこでその解決策として、抵抗器を介して時定数を持たせるようにした予備充電方法(例えば、特許文献2,3)や、トランジスタの能動領域を利用した予備充電方法(例えば、特許文献4)などが提案されている。
国際公開第99/17977号パンフレット 特開平11−240454号公報 特開平11−245829号公報 特開2002−44990号公報
ところで、電源安定化コンデンサへの予備充電はなるべく短時間に行うようにするのが望ましいが、抵抗器を介した予備充電方法を用いて短時間で行おうとすると、過大な突入電流に起因して抵抗器での電力損失が大きくなり、熱が発生してしまったり、入力電圧(電源電圧)と出力電圧(電源安定化コンデンサの充電電圧)との間の電位差が大きくなってしまうことになる。よって、発熱を抑えるために放熱器などの冷却手段を新たに設ける必要が生じたり、大きな電位差に起因して十分な予備充電を行うことが困難になってしまう。
また、トランジスタの能動領域を利用した予備充電方法においても、トランジスタにおいて大きな電力損失が生じ、抵抗器を用いた場合と同様の問題が生ずることとなる。
このように、予備充電の際に過大な電力損失が生じてしまう従来の技術では、簡易な構成で効果的な予備充電を行うのが困難であった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、簡易な構成で効果的な予備充電を行うことが可能なプリチャージ回路を提供することにある。
本発明の第1のプリチャージ回路は、電源の負荷に並列に接続された電源安定化コンデンサに適用される回路であって、電源と前記電源安定化コンデンサとの間に接続されると共に、この電源安定化コンデンサへの予備充電を行う際に、エネルギー蓄積用コイルを介して電源安定化コンデンサに充電電流を供給するスイッチング回路と、エネルギー蓄積用コイルに流れる充電電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段により検出された充電電流に応じて、スイッチング回路のスイッチング動作を制御するスイッチング制御手段と、電源と電源安定化コンデンサとの間に接続され、スイッチング回路を介して電源から電源安定化コンデンサへの予備充電を行うための第1の経路と、スイッチング回路を介さずに電源から負荷に給電するための第2の経路とを切り換える切換手段とを備えたものである。また、上記スイッチング制御手段は、第1の経路を介した電源安定化コンデンサへの予備充電の際に、電源からの電流をエネルギー蓄積用コイルへ供給することによりこのエネルギー蓄積用コイルにエネルギーを蓄積する第1の期間と、この第1の期間においてエネルギー蓄積用コイルに蓄積されたエネルギーを放出する第2の期間とが交互に繰り返されるように、スイッチング回路の動作を制御すると共に、充電電流が所定の最大値に達したときに第1の期間から第2の期間へと切り換える一方、充電電流が所定の最小値に達したときに第2の期間から第1の期間へと切り換えるようになっている。
本発明の第2のプリチャージ回路は、電源の負荷に並列に接続された電源安定化コンデンサに適用される回路であって、電源と電源安定化コンデンサとの間に接続されたチョッパ型のスイッチング回路と、電源と電源安定化コンデンサとの間に接続され、スイッチング回路を介して電源から電源安定化コンデンサへの予備充電を行うための第1の経路と、スイッチング回路を介さずに電源から負荷に給電するための第2の経路とを切り換える切換手段とを備えたものである。また、上記スイッチング回路は、一端が電源安定化コンデンサの一端側に直列接続されたエネルギー蓄積用コイルと、このエネルギー蓄積用コイルの他端と電源との間を断続する第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素子に同期して、エネルギー蓄積用コイルの他端と電源安定化コンデンサの他端との間を断続する第2のスイッチング素子とを有している。
本発明のプリチャージ回路では、電源から電源安定化コンデンサへの予備充電(プリチャージ)の際には、第1の経路(プリチャージ経路)を介して行われる。一方、このようなプリチャージが完了した後は、第2の経路(給電経路)を介して電源から負荷への給電が行われる。そして第1の経路と第2の経路との切換は、切換手段によってなされる。ここで、上記予備充電はスイッチング回路のスイッチング動作によってなされるため、従来と比べてプリチャージ回路での電力損失が抑えられる。
特に、本発明の第1のプリチャージ回路では、第1の経路を介した電源安定化コンデンサへの予備充電の際に、電源からの電流をエネルギー蓄積用コイルへ供給することによりこのエネルギー蓄積用コイルにエネルギーを蓄積する第1の期間と、この第1の期間においてエネルギー蓄積用コイルに蓄積されたエネルギーを放出する第2の期間とが交互に繰り返されるように、スイッチング回路の動作が制御される。そして、充電電流が所定の最大値に達したときに第1の期間から第2の期間へと切り換えられる一方、充電電流が所定の最小値に達したときに第2の期間から第1の期間へと切り換えられる。
また、本発明の第2のプリチャージ回路では、上記スイッチング回路が、上記エネルギー蓄積用コイルと、上記第1のスイッチング素子と、上記第2のスイッチング素子とを有していることにより、第1のスイッチング素子がオン状態となると共に第2のスイッチング素子がオフ状態となったときに、電源から第1のスイッチング素子を介して、エネルギー蓄積用コイルに電荷が蓄積される。また、逆に第1のスイッチング素子がオフ状態となると共に第2のスイッチング素子がオン状態となったときには、エネルギー蓄積用コイルから第2のスイッチング素子を介して、蓄積された電荷が放出される。
本発明の第1のプリチャージ回路では、上記スイッチング回路が、上記エネルギー蓄積用コイルと、第1の期間にオン状態となることにより、エネルギー蓄積用コイルにエネルギーを蓄積する第1のスイッチング素子と、第2の期間にオン状態となることにより、エネルギー蓄積用コイルに蓄積されたエネルギーを放出する第2のスイッチング素子とを有するように構成することが可能である。また、上記電流検出手段が、第1の期間における充電電流が上記最大値に達したこと検出する回路と、第2の期間における充電電流が上記最小値に達したこと検出する回路とを有するように構成することが可能である。
本発明の第2のプリチャージ回路では、上記エネルギー蓄積用コイルに流れる充電電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段により検出された充電電流に応じてスイッチング回路のスイッチング動作を制御するスイッチング制御手段とを備えるようにするのが好ましい。このように構成した場合、検出した充電電流に応じてプリチャージの開始および停止が自動的に行われる、すなわち自励方式となるため、回路構成が簡単になる。
この場合において、上記スイッチング制御手段が、充電電流に応じてスイッチング回路のスイッチング周波数およびデューティ比を変化させるように構成可能である。また、上記スイッチング制御手段が、充電電流の平均値が一定となるようにスイッチング回路を制御するのが好ましく、この場合、例えば上記電流検出手段が充電電流の最大値と最小値とを検出すると共に、スイッチング制御手段が、検出された充電電流の最大値および最小値がそれぞれ一定となるようにスイッチング回路を制御することによって、充電電流の平均値を一定化するように構成可能である。このように充電電流の平均値が一定となるように制御した場合、従来のような充電電流の制限処理が不要となり、回路構成がより簡単になる。
本発明のプリチャージ回路では、上記切換手段が第1の経路(プリチャージ経路)側に切り換えられている期間を一定期間以下に制限する制限手段をさらに備えるようにするのが好ましい。このように構成した場合、例えば何らかの不具合によって正常なプリチャージ動作ができなくなってしまったような場合でも、一定期間後には必ずプリチャージ動作が停止することから、無駄なプリチャージ動作による回路素子の破壊や熱の発生等が回避される。
本発明のプリチャージ回路では、第1の経路による予備充電の完了時に、この第1の経路上の残存エネルギーを放電させる放電手段をさらに備えるようにするのが好ましい。このように構成した場合、第1の経路(プリチャージ経路)上の残存エネルギーによる回路素子の破壊等が回避される。
本発明のプリチャージ回路によれば、スイッチング回路によって第1の経路(プリチャージ経路)を介した電源安定化コンデンサへの予備充電(プリチャージ)を行うと共に第2の経路(給電経路)を介して負荷への給電を行い、切換手段によって第1の経路と第2の経路との切換をするようにしたので、スイッチング回路のスイッチング動作によって従来と比べてプリチャージ回路での電力損失を抑え、電力損失に起因した発熱や入出力電圧間の電位差も抑えることができる。よって、冷却手段などを別途設ける必要がなくなると共に十分な予備充電をすることができ、簡易な構成で効果的な予備充電を行うことが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、単に実施の形態という。)について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプリチャージ回路の構成を表すものである。このプリチャージ回路は、バッテリ1の負荷であるインバータ41に並列接続された電源安定化コンデンサ3に対し、電源投入時などに後述する予備充電(プリチャージ)を行う回路であり、スイッチング回路21と、切換回路22と、放電回路23と、カレントトランス24,25と、最大電流検出回路26と、最小電流検出回路27と、スイッチング制御回路28と、タイマ回路29とを備えている。
バッテリ1は、プリチャージ回路の入力端子T1,T2間に挿入配置されており、これら入力端子T1,T2間に直流入力電圧Vinを供給し、負荷であるインバータ41およびモータ42へ電力供給を行うための電源である。なお、入力端子T1は、高圧ラインLHおよび後述する切換回路22内のスイッチング素子S4を介してプリチャージ回路の出力端子T3に接続され、入力端子T3は、低圧ラインLLを介してプリチャージ回路の出力端子T4に接続されている。
スイッチング回路21は、一対のスイッチング素子S1,S2と、コイルLと、4つの抵抗器R11,R12,R21,R22とを有している。スイッチング素子S1,S2は例えば電界効果型トランジスタにより構成され、本実施の形態ではNチャネル型のMOS−FET(Metal Oxide Semiconductor-Field Effect Transistor)により構成されている。スイッチング素子S1は、ゲートが抵抗器R11,R12の一端に共通接続され、ソースが接続点P3および抵抗器R12の他端に共通接続され、ドレインが後述するカレントトランス24を介して高圧ラインLH上の接続点P1に接続されている。スイッチング素子S2は、ゲートが抵抗器R21,R22の一端に共通接続され、ソースが低圧ラインLL上の接続点P2および抵抗器R22の他端に共通接続され、ドレインが接続点P3に接続されている。なお、抵抗器R11の他端および抵抗器R21の他端は、後述するスイッチング制御回路28の出力端子に接続されている。また、コイルLの一端は接続点P3に接続され、他端は後述するカレントトランス25内の1次側巻線251の一端に接続されている。このような構成によりスイッチング回路21では、詳細は後述するが、スイッチング制御回路28からの制御信号SG1,SG2によってスイッチング素子S1,S2がそれぞれ互いに同期してオン・オフ動作(PWM(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)動作)をすると共に、コイルLを流れる電流(コイル電流IL)によってコイルLにエネルギー(電荷)が蓄積されるようになっている。
なお、スイッチング素子S1,S2は、上記のように電界効果型トランジスタにより構成されるとは限らず、例えばバイポーラトランジスタやIGBT(Insulated Gate Bipolor Transistor)などにより構成されていてもよい。
切換回路22は、一対のスイッチング素子S3,S4と、4つの抵抗器R31,R32,R41,R42とを有している。スイッチング素子S3,S4は、スイッチング素子S1,S2と同様に例えば電界効果型トランジスタにより構成され、本実施の形態ではNチャネル型のMOS−FETにより構成されている。スイッチング素子S3は、ゲートが抵抗器R31,R32の一端に共通接続され、ソースが接続点P6および抵抗器R32の他端に共通接続され、ドレインが高圧ラインLH上の接続点P4を介して出力端子T3に接続されている。スイッチング素子S4は、高圧ラインLH上に挿入配置されており、ゲートが抵抗器R41,R42の一端に共通接続され、ソースが高圧ラインLHを介して抵抗器R42の他端、接続点P4および出力端子T3に接続され、ドレインが高圧ラインLHを介して入力端子T1に接続されている。なお、抵抗器R31の他端および抵抗器R41の他端は、後述するスイッチング制御回路28の出力端子に接続され、接続点P6は、後述するカレントトランス25内の1次側巻線251の他端、および後述する放電回路23内のスイッチング素子S5のドレインに接続されている。このような構成により切換回路22では、詳細は後述するが、スイッチング制御回路28からの制御信号SG3,SG4によってスイッチング素子S3,S4がそれぞれ互いに同期してオン・オフ状態となり、後述する経路51(プリチャージ経路)と経路52(給電経路)とを切り換えるようになっている。
なお、スイッチング素子S3,S4も、スイッチング素子S1,S2と同様に電界効果型トランジスタにより構成されるとは限らず、例えばバイポーラトランジスタやIGBTなどにより構成されていてもよい。
放電回路23は、スイッチング素子S5と、2つの抵抗器R51,R52とを有している。スイッチング素子S5は、スイッチング素子S1〜S4と同様に例えば電界効果型トランジスタにより構成され、本実施の形態ではNチャネル型のMOS−FETにより構成されている。スイッチング素子S5は、ゲートが抵抗器R51,R52の一端に共通接続され、ソースが低圧ラインLL上の接続点P5に接続され、ドレインが接続点P6に接続されている。なお、抵抗器R51の他端は、後述するスイッチング制御回路28の出力端子に接続されている。このような構成により放電回路23では、詳細は後述するが、スイッチング制御回路28からの制御信号SG5によってスイッチング素子S5がオン状態になったときに図中の放電電流Idによって経路51上の(コイルLに蓄積された)残存エネルギー(電荷)が放出されるようになっている。
なお、スイッチング素子S5も、スイッチング素子S1〜S4と同様に電界効果型トランジスタにより構成されるとは限らず、例えばバイポーラトランジスタやIGBTなどにより構成されていてもよい。
カレントトランス24は、その1次側巻線241が高圧ラインLH上の接続点P1とスイッチング回路21内のスイッチング素子S1との間に挿入配置され、2次側巻線242が最大電流検出回路26の入力端子間に接続されている。このような構成によりカレントトランス24では、スイッチング素子S1に流れる電流(ドレイン電流)I1の大きさに応じて2次側巻線242に検出電圧が発生し、その検出電圧が最大電流検出回路26へ供給されるようになっている。
一方、カレントトランス25は、その1次側巻線251がスイッチング回路21内のコイルLと接続点P6との間に挿入配置され、2次側巻線252が最小電流検出回路27の入力端子間に接続されている。このような構成によりカレントトランス25では、コイルLに流れる電流(コイル電流)ILの大きさに応じて2次側巻線252に検出電圧が発生し、その検出電圧が最小電流検出回路27へ供給されるようになっている。
最大電流検出回路26は、カレントトランス24における検出電圧に基づいて、スイッチング素子S1を流れるドレイン電流I1の最大値(最大電流値)を検出し、検出したその最大電流値をスイッチング制御回路28へ出力するものである。なお、詳細は後述するが、このドレイン電流I1の最大値は、プリチャージ時におけるプリチャージ回路からの出力電流Ioutの最大値に対応する。
一方、最小電流検出回路27は、カレントトランス25における検出電圧に基づいて、コイルLを流れるコイル電流ILにおける交流成分の負方向の最大値(最小電流値)を検出し、検出したその最小電流値をスイッチング制御回路28へ出力するものである。なお、詳細は後述するが、このコイル電流ILにおける交流成分の負方向の最大値は、プリチャージ時におけるプリチャージ回路からの出力電流Ioutの最小値に対応する。
スイッチング制御回路28は、最大電流検出回路26から供給される最大電流値および最小電流検出回路27から供給される最小電流値に基づいて制御信号SG1〜SG5を生成すると共に出力し、スイッチング回路21におけるスイッチング素子S1,S2、切換回路22におけるスイッチング素子S3,S4、および放電回路23におけるスイッチング素子S5のスイッチング動作をそれぞれ制御するものである。具体的には、スイッチング素子S1,S2のオン・オフ状態を制御して互いに同期したPWM動作をさせ、そのスイッチング周波数およびデューティ比をそれぞれ変化させるようになっている。また、スイッチング素子S3〜S5を制御して互いに同期したオン・オフ状態を設定するようになっている。
タイマ回路29は、スイッチング制御回路28に対して所定の制御信号を出力し、詳細は後述するが、電源安定化コンデンサ3へのプリチャージ期間が予め設定された一定期間以下に制限されるようにするものである。
インバータ41は、プリチャージ回路の出力端子T3,T4間に挿入配置されており、4つのスイッチング素子S61〜S64からなるフルブリッジ型の構成のものである。具体的には、スイッチング素子S61,S63の一端同士は互いに接続点P7を介して出力端子T3に接続され、スイッチング素子S62,S64の一端同士は互いに接続点P8を介して出力端子T4に接続されている。また、スイッチング素子S61,S62の他端同士は互いに接続点P9に接続され、スイッチング素子S63,S64の他端同士は互いに接続点P10に接続されている。なお、これらスイッチング素子S61〜S64も、スイッチング素子S1〜S5と同様にMOS−FETなどの電界効果型トランジスタやバイポーラトランジスタ、IGBTなどにより構成され、図示しない制御回路によってそれぞれのスイッチング動作が制御されるようになっている。このような構成によりインバータ41では、スイッチング素子S61〜S64のスイッチング動作によって、出力端子T3,T4間の直流出力電圧Voutが交流電圧に変換され、その変換された交流電圧がモータ42へ供給されるようになっている。
モータ42は、インバータ41から供給される交流電圧に基づいて所定の負荷を駆動するものであり、例えば自動車用途の場合、そのような負荷としてはパワーステアリングやパワーウィンドウなどの動作部分が挙げられる。
電源安定化コンデンサ3は、出力端子T3,T4間にインバータ41と並列して挿入配置されており、モータ42の動作に起因して高圧ラインLH上に発生するリップル電流を吸収し、電源電圧(直流出力電圧Vout)を安定化させるための大容量のコンデンサである。この電源安定化コンデンサ3では、例えば電源投入時などにその大容量性に起因してバッテリ1から過大な突入電流が流れるのを回避するため、そのような期間に上記したプリチャージ回路によって出力電流Ioutによる予備充電(プリチャージ)がなされるようになっている。
ここで、バッテリ1が本発明における「電源」の一具体例に対応し、インバータ41およびモータ42が本発明における「負荷」の一具体例に対応する。また、カレントトランス24,25、最大電流検出回路26および最小電流検出回路27が、本発明における「電流検出手段」の一具体例に対応する。また、コイルLが本発明における「エネルギー蓄積用コイル」の一具体例に対応し、スイッチング素子S1,S2がそれぞれ本発明における「第1のスイッチング素子」および「第2のスイッチング素子」の一具体例に対応する。また、タイマ回路29が本発明における「制限手段」の一具体例に対応する。
次に、図1および図2を参照して、以上のような構成のプリチャージ回路の動作について詳細に説明する。
ここで図2は、本実施の形態のプリチャージ回路によるプリチャージ動作の一例をタイミング図で表したものであり、(A)は直流出力電圧Voutを、(B)はコイル電流IL(プリチャージ期間においては出力電流Ioutに対応する)を、(C)〜(E)は制御信号SG1〜SG3を、(F)は制御信号SG4および制御信号SG5を、それぞれ表している。
まず、タイミングt0においてバッテリ1の電源が投入された場合(直流入力電圧Vinが供給開始となった場合)、このタイミングt0以降は、プリチャージ回路による電源安定化コンデンサ3へのプリチャージ期間T1となる。なお、このプリチャージ期間T1においては、図示しない制御回路によってインバータ41の動作が停止し、モータ42の駆動動作も停止している。
すると、このタイミングt0において、スイッチング制御回路28からの制御信号SG1〜SG5のうち、制御信号SG1,SG3が「H」レベルとなってスイッチング素子S1,S3がそれぞれオン状態に設定されると共に(図2(C),(E))、制御信号SG2,SG4,SG5が「L」レベルとなってスイッチング素子S2,S4,S5がそれぞれオフ状態に設定される(図2(D),(F))。したがって、スイッチング素子S1のドレイン電流I1が流れ、これによりコイル電流ILも流れてコイルLに電荷が蓄積されると共に、プリチャージ経路51を介してその蓄積された電荷が出力電流Ioutとして流れ、電源安定化コンデンサ3に対するプリチャージがなされる。よって、コイル電流IL(出力電流Iout)が線形的に増加する(図2(B))と共に、直流出力電圧Voutも0Vから線形的に増加する(図2(A))。なお、制御信号SG3〜SG5については、プリチャージ期間T1において固定値であり(図2(D)〜(F))、後述するタイミングt6まで変化しない。
ここで、スイッチング制御回路28は、出力電流Ioutの平均値が所定の設定値(例えば、図2中の平均電流値Iave)で一定となるようにするため、スイッチング素子S1のドレイン電流I1の最大値に対応する最大電流検出回路26からの最大電流値に基づいて、出力電流Imaxの最大値が所定の設定値(例えば、図2中の最大電流値Imax)で一定となるように制御信号SG1,SG2を生成し、スイッチング素子S1,S2のスイッチング周波数およびデューティ比を制御する。
したがって、例えばタイミングt1で出力電流Ioutの最大値が最大電流値Imaxになると(図2(B))、スイッチング制御回路28は、制御信号SG1を「L」レベルにする(図2(C))と共に制御信号SG2を「H」レベルにし(図2(D))、これによりスイッチング素子S1がオフ状態になると共にスイッチング素子S2がオン状態になる。
すると、ドレイン電流I1の代わりにスイッチング素子S2のドレイン電流I2が流れ、これによりコイル電流ILおよび出力電流Ioutが線形的に減少する(図2(B))。なお、このときも出力電流Iout自体は流れているので、引き続き直流出力電圧Voutは線形的に増加する(図2(A))。
ここで、スイッチング制御回路28は、上記のように出力電流Ioutの平均値が一定に保たれるようにするため、出力電流Ioutの最大値に加え、コイル電流ILの最小値に対応する最小電流検出回路27からの最小電流値に基づいて、出力電流Imaxの最小値も所定の設定値(例えば、図2中の最小電流値Imin)で一定となるように制御信号SG1,SG2を生成し、スイッチング素子S1,S2のスイッチング周波数およびデューティ比を制御する。
したがって、例えばタイミングt2で出力電流Ioutの最小値が最小電流値Iminになると(図2(B))、スイッチング制御回路28は、制御信号SG1を「H」レベルにする(図2(C))と共に制御信号SG2を「L」レベルにし(図2(D))、これによりタイミングt0〜t1の期間と同様に、スイッチング素子S1がオフ状態になると共にスイッチング素子S2がオン状態になる。よって、ドレイン電流I2の代わりにドレイン電流I1が流れることによって、コイル電流ILおよび出力電流Ioutが線形的に増加し(図2(B))、直流出力電圧Voutも線形的に増加する(図2(A))。
このようにしてタイミングt2以降も、タイミングt2〜t3においてコイル電流ILおよび出力電流Ioutが線形的に増加し、タイミングt3〜t4においてコイル電流ILおよび出力電流Ioutが線形的に減少し、タイミングt4〜t5においてコイル電流ILおよび出力電流Ioutが線形的に増加し(図2(B))、…という動作を繰り返し、直流出力電圧Voutが線形的に増加していくことになる(図2(A))。
そして例えばタイミングt6において、直流出力電圧Voutがバッテリ1からの供給電圧である直流入力電圧Vinに等しくなると、すなわち電源安定化コンデンサ3に対して十分なプリチャージがなされると、スイッチング制御回路28は、制御信号SG1,SG3を「L」レベルにする(図2(C),(E))と共に制御信号SG2,SG4,SG5を「H」レベルにし(図2(D),(F))、これによりスイッチング素子S1,S3がそれぞれオフ状態に設定される(図2(C),(E))と共に、スイッチング素子S2,S4,S5がそれぞれオン状態に設定される(図2(D),(F))。
すると、切換回路22によってプリチャージ経路51から給電経路52への経路切換がなされ、この給電経路52を介してバッテリ1からインバータ41へ直流出力電圧Voutが供給され、このインバータ回路41によって変換された交流電圧に基づいてモータ42が駆動動作を開始することとなる。すなわち、タイミングt0〜t6までのプリチャージ期間T1が完了し、タイミングt6以降はバッテリ1による通常の給電期間T2となる(図2)。なお、この給電期間T2においては、制御信号SG1〜SG5は固定信号となり、スイッチング素子S1〜S5の状態も固定される。
また、スイッチング素子S5がオン状態になることから(図2(F))、放電回路23内でスイッチング素子S5のドレイン電流(放電電流Id)が流れ、これによりコイルLの経路上の残存エネルギー(電荷)が低圧ラインLL上へ放出され、回路素子の破壊等につながるエネルギーが残ることはない。
このようにして本実施の形態のプリチャージ回路では、プリチャージ期間T1において、スイッチング回路21におけるスイッチング素子S1,S2のスイッチング動作によって、バッテリ1からプリチャージ経路51を介して電源安定化コンデンサ3へ出力電流Ioutが流れ、プリチャージがなされる。よって、抵抗器による時定数やトランジスタの能動領域を利用してプリチャージを行っている従来と比べ、プリチャージ回路での電力損失が抑えられる。
以上のように、本実施の形態では、スイッチング回路21によってプリチャージ経路51を介した電源安定化コンデンサ3へのプリチャージを行うと共に、給電経路52を介してインバータ41およびモータ42への給電を行い、切換回路22によってプリチャージ経路51と給電経路52との切換をするようにしたので、スイッチング回路21のスイッチング動作によって従来と比べてプリチャージ回路での電力損失を抑え、電力損失に起因した発熱や入出力電圧間の電位差も抑えることができる。よって、冷却手段などを別途設ける必要がなくなると共に十分な予備充電をすることができ、簡易な構成で効果的な予備充電を行うことが可能となる。
また、簡易な構成で実現することができるので、回路の実装面積や実装体積を従来と比べて小さくすることができ、装置の軽量化や低コスト化を図ることが可能となる。
また、切換回路22によって経路の切換を行うようにしたので、プリチャージ完了後には確実に給電経路を確保することができる。
また、カレントトランス24,25、最大電流検出回路26および最小電流検出回路27によって出力電流Ioutの最大値および最小値を検出し、その検出結果に基づいてスイッチング制御回路28がスイッチング素子S1〜S5のオン・オフ状態やスイッチング周波数、デューティ比を制御する自励式の構成としたので、他励式の構成と比べてスイッチング制御回路を簡単な構成で実現することが可能となる。
また、出力電流Ioutを一定に保つ、具体的には出力電流Ioutの最大電流値と最小電流値を一定に保って平均電流値を一定に保つようにし、定電流制御でプリチャージするようにしたので、従来のように出力電流値を制限する必要がなくなり、回路構成をより簡素化することが可能となる。
また、放電回路23を設けてプリチャージ完了後にプリチャージ経路51(コイルL上の経路)上の残存エネルギーを放電するようにしたので、この残存エネルギーによる回路素子の破壊等を回避することができ、回路の信頼性を向上させることが可能となる。
また、タイマ回路29によってプリチャージ期間T1を一定期間以下に制限するようにしたので、例えば何らかの不具合(回路の故障等)によって正常なプリチャージ動作ができなくなってしまったような場合でも、一定期間後には必ずプリチャージ動作を停止させることができ、無駄なプリチャージ動作による回路素子の破壊や熱の発生等を回避することができる。よって、回路の信頼性をより向上させることが可能となる。
さらに、上記のように定電流制御によってプリチャージを行うようにしたので、このタイマ回路29で設定される期間とその定電流値との乗算によって、プリチャージ時のチャージ量を見積もることができ、例えばプリチャージに要する時間なども見積もることが可能となる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態ではスイッチング回路21内のスイッチング素子S2を電界効果型トランジスタやバイポーラトンジスタ、IGBTなどのトランジスタ素子によって構成する場合について説明したが、このスイッチング素子S2については、トランジスタ素子以外にも例えばダイオードなどの整流素子によって構成するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、検出された出力電流Ioutの値に基づいてスイッチング素子S1,S2の動作を制御する自励式の構成で説明したが、例えばユーザの設定によってスイッチング素子S1,S2の動作を制御する他励式の構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、出力電流Ioutの平均値を一定に保つ定電流制御によってプリチャージを行う場合で説明したが、定電流制御でなくともよい。
また、上記実施の形態では、スイッチング回路21が、スイッチング素子S1,S2を有するいわゆるチョッパ型の構成の場合で説明したが、スイッチング回路21の構成はこれには限られず、他のスイッチング回路構成としてもよい。
さらに、上記実施の形態では、プリチャージ回路の構成を具体的に挙げて説明したが、プリチャージ回路の構成はこれには限られず、例えば上記したような残存エネルギーや長時間のプリチャージ動作が問題とならない程度なのであれば、放電回路23やタイマ回路29を設けないようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係るプリチャージ回路の構成を表す回路図である。 プリチャージ回路の動作を説明するためのタイミング図である。
符号の説明
1…バッテリ、21…スイッチング回路、22…切換回路、23…放電回路、24,25…カレントトランス、26…最大電流検出回路、27…最小電流検出回路、28…スイッチング制御回路、29…タイマ回路、3…電源安定化コンデンサ、41…インバータ、42…モータ、51…プリチャージ経路、52…給電経路、T1,T2…入力端子、T3,T4…出力端子、LH…高圧ライン、LL…低圧ライン、P1〜P10…接続点、Vin…直流入力電圧、Vout…直流出力電圧、Iout…出力電流、I1,I2,IL…電流、Id…放電電流、Imax,Imin,Iave…設定電流値、S1〜S5,S61〜S64…スイッチング素子、L…コイル、R11,R12,R21,R22,R31,R32,R41,R42,R51,R52…抵抗器、SG1〜SG5…制御信号、t1〜t6…タイミング、T1…プリチャージ期間、T2…給電期間。

Claims (7)

  1. 電源の負荷に並列に接続された電源安定化コンデンサに適用される回路であって、
    前記電源と前記電源安定化コンデンサとの間に接続されると共に、この電源安定化コンデンサへの予備充電を行う際に、エネルギー蓄積用コイルを介して前記電源安定化コンデンサに充電電流を供給するスイッチング回路と、
    前記エネルギー蓄積用コイルに流れる前記充電電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段により検出された前記充電電流に応じて、前記スイッチング回路のスイッチング動作を制御するスイッチング制御手段と、
    前記電源と前記電源安定化コンデンサとの間に接続され、前記スイッチング回路を介して前記電源から前記電源安定化コンデンサへの予備充電を行うための第1の経路と、前記スイッチング回路を介さずに前記電源から前記負荷に給電するための第2の経路とを切り換える切換手段と
    を備え
    前記スイッチング制御手段は、
    前記第1の経路を介した前記電源安定化コンデンサへの予備充電の際に、
    前記電源からの電流を前記エネルギー蓄積用コイルへ供給することによりこのエネルギー蓄積用コイルにエネルギーを蓄積する第1の期間と、この第1の期間において前記エネルギー蓄積用コイルに蓄積されたエネルギーを放出する第2の期間とが交互に繰り返されるように、前記スイッチング回路の動作を制御すると共に、
    前記充電電流が所定の最大値に達したときに前記第1の期間から前記第2の期間へと切り換える一方、前記充電電流が所定の最小値に達したときに前記第2の期間から前記第1の期間へと切り換える
    ことを特徴とするプリチャージ回路。
  2. 前記スイッチング回路は、
    前記エネルギー蓄積用コイルと、
    前記第1の期間にオン状態となることにより、前記エネルギー蓄積用コイルにエネルギーを蓄積する第1のスイッチング素子と、
    前記第2の期間にオン状態となることにより、前記エネルギー蓄積用コイルに蓄積されたエネルギーを放出する第2のスイッチング素子とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリチャージ回路。
  3. 前記電流検出手段は、
    前記第1の期間における前記充電電流が前記最大値に達したこと検出する回路と、
    前記第2の期間における前記充電電流が前記最小値に達したこと検出する回路とを有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプリチャージ回路。
  4. 電源の負荷に並列に接続された電源安定化コンデンサに適用される回路であって、
    前記電源と前記電源安定化コンデンサとの間に接続されたチョッパ型のスイッチング回路と、
    前記電源と前記電源安定化コンデンサとの間に接続され、前記スイッチング回路を介して前記電源から前記電源安定化コンデンサへの予備充電を行うための第1の経路と、前記スイッチング回路を介さずに前記電源から前記負荷に給電するための第2の経路とを切り換える切換手段と
    を備え、
    前記スイッチング回路は、
    一端が前記電源安定化コンデンサの一端側に直列接続されたエネルギー蓄積用コイルと、
    前記エネルギー蓄積用コイルの他端と前記電源との間を断続する第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子に同期して、前記エネルギー蓄積用コイルの他端と前記電源安定化コンデンサの他端との間を断続する第2のスイッチング素子とを有する
    ことを特徴とするプリチャージ回路。
  5. 前記エネルギー蓄積用コイルに流れる充電電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段により検出された充電電流に応じて、前記スイッチング回路のスイッチング動作を制御するスイッチング制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項4に記載のプリチャージ回路。
  6. 前記スイッチング制御手段は、前記充電電流の平均値が一定となるように、前記スイッチング回路を制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載のプリチャージ回路。
  7. 前記第1の経路による予備充電の完了時に、前記第1の経路上の残存エネルギーを放電させる放電手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のプリチャージ回路。
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