JP7059140B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態の概要を列記して説明する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態の詳細を説明する。
以下、第1実施形態に係る電力変換装置について説明する。
図1は、本実施形態に係る電力変換装置を備える電力システムの構成の一例を示すブロック図である。電力システム10は、電力変換装置100と、直流電源20と、太陽光発電装置30と、パワーコンディショナ40と、DCバス50とを備える。太陽光発電装置30はパワーコンディショナ40と接続され、発電電力がパワーコンディショナ40に供給される。直流電源20は、電力変換装置100に接続され、電力変換装置100はDCバス50を介してパワーコンディショナ40に接続される。電力変換装置100は、直流電源20から出力される直流電力を電圧変換(昇圧)し、変換後の電力をパワーコンディショナ40に供給する。直流電源20は、蓄電池とすることができる。
本実施形態に係る電力変換装置100は、DCバス50に接続されるコンデンサ41の充電電圧(DCバス電圧)が、電源電圧よりも低い場合に、プリチャージ動作を実行し、コンデンサ41を充電する。以下、本実施形態に係る電力変換装置100のプリチャージ動作について説明する。
以下、第2実施形態に係る電力変換装置について説明する。
図6は、本実施形態に係る電力変換装置の構成の一例を示す回路図である。本実施形態に係る電力変換装置100は、降圧チョッパ回路110において電圧センサ112を有し、昇圧チョッパ回路120において電圧センサ122及び電流センサ123を有する。
本実施形態に係る電力変換装置100は、DCバス50に接続されるコンデンサ41の充電電圧が、電源電圧よりも低い場合に、プリチャージ動作を実行し、コンデンサ41を充電する。以下、本実施形態に係る電力変換装置100のプリチャージ動作について説明する。
発明者は、本実施形態に係る電流変換装置100の回路構成をコンピュータで仮想的に構成し、電流変換装置100の動作を模擬するシミュレーションシステムを作成し、当該シミュレーションシステムによる評価試験を実施した。当該シミュレーションシステムでは、目標電流ITとリアクトル電流Iとの差分からPID制御によってフィードバック値を算出し、フィードバック値とフィードフォワード値とを加算した結果を基準電圧で除し、これをPWM参照値とした。ただし、D1とD2とでフィードフォワード値及び基準電圧は異なるものとした。また、SW3はダイオードに置換した。本評価試験では、第2目標電圧VT2とDCバス電圧Voとが一致すると、SW1及びSW2のゲートをブロックした。また、目標電流ITは5Aとし、第1目標電圧VT1は200Vとし、第2目標電圧VT2は350Vとし、リアクトル121のインダクタンスを1mHとし、コンデンサ41の静電容量を4mFとし、PWM制御のスイッチング周波数は20kHzとした。
本変形例に係る電力変換装置100は、コンデンサ41の充電における異常を判定する。図9は、本変形例に係る異常判定を説明するグラフである。図9において、横軸は時間を、縦軸はDCバス電圧を示す。電源電圧Vi、DCバス電圧Vo、及びコンデンサ容量から、コンデンサ41の充電完了時間の推定値T0を算出することができる。そこで、本変形例では、充電完了時間の推定値T0に基づき、異常判定時間TLimitを決定し、この異常判定時間TLimitを用いて異常判定を行う。
本変形例に係る電力変換装置100は、コンデンサ41の充電における異常を判定する。図11は、本変形例に係る異常判定を説明するグラフである。図11において、横軸は時間を、縦軸はDCバス電圧を示す。電源電圧Vi、DCバス電圧Vo、及びコンデンサ容量から、時間的に変化するDCバス電圧Vo(t)を推定することができる。そこで、本変形例では、推定されたDCバス電圧Vo(t)に基づき、時間毎の異常判定電圧VLimit(t)を決定し、この異常判定電圧VLimit(t)を用いて異常判定を行う。なお、tは時間を示す。
ここで、I(t)はリアクトル電流を、Cはコンデンサ容量を示す。上記(1)式より、異常判定電圧VLimit(t)は、dVを定数として、(2)式のように定義されてもよい。
発明者は、第1評価試験において用いたシミュレーションシステムにより、第1評価試験と同じ回路定数及び制御条件で、コンデンサ41が抵抗値100Ωで短絡故障したケースを想定し、プリチャージ動作の評価試験を実施した。
プリチャージ完了後の定常運転中に、DCバス50に短絡故障が発生したり、日射量の低下による太陽光発電装置30の出力電圧低下が発生したりすると、DCバス50の電圧が急激に低下する。DCバス電圧が電源電圧よりも低くなると、過大な電流がDCバス50へと流れる。本変形例に係る電力変換装置100は、かかる以上を判定する。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
100 電力変換装置
20 直流電源
30 太陽光発電装置
40 パワーコンディショナ
41 コンデンサ
50 DCバス
110 降圧チョッパ回路
111 ダイオード
112 電圧センサ
120 昇圧チョッパ回路
121 リアクトル
122 電圧センサ
123 電流センサ
130 制御部
SW1~SW3 スイッチング素子
Claims (7)
- 直流電源に入力側が接続され、第1スイッチング素子を有し、前記第1スイッチング素子がPWM制御されることで前記直流電源の電源電圧を降圧して出力する降圧チョッパ回路と、
前記降圧チョッパ回路の出力側に入力側が接続され、DCバスに出力側が接続され、第2スイッチング素子及びリアクトルを有し、前記第2スイッチング素子がPWM制御されることで入力電圧を昇圧して出力する昇圧チョッパ回路と、
前記第1及び第2スイッチング素子にゲート電圧を印加する制御部と、
前記リアクトルを流れる電流を検出する電流センサと、
を備え、
前記制御部は、
前記DCバスへの出力電圧が前記電源電圧に基づく第1目標電圧に到達するまで、前記第2スイッチング素子をオフにし、且つ、前記第1スイッチング素子をPWM制御することにより、前記降圧チョッパ回路による出力電圧を前記DCバスに出力し、
前記DCバスへの出力電圧が前記第1目標電圧に到達した後、前記第1目標電圧より高い第2目標電圧に到達するまで、前記第1スイッチング素子をオンにし、且つ、前記第2スイッチング素子をPWM制御することにより、前記昇圧チョッパ回路による出力電圧を前記DCバスに出力し、
前記制御部は、前記リアクトルに一定電流が継続して流れ、前記電流センサによる検出電流が目標電流に一致するように、前記第1及び第2スイッチング素子を制御する、
電力変換装置。 - 直流電源に入力側が接続され、第1スイッチング素子を有し、前記第1スイッチング素子がPWM制御されることで前記直流電源の電源電圧を降圧して出力する降圧チョッパ回路と、
前記降圧チョッパ回路の出力側に入力側が接続され、DCバスに出力側が接続され、第2スイッチング素子及びリアクトルを有し、前記第2スイッチング素子がPWM制御されることで入力電圧を昇圧して出力する昇圧チョッパ回路と、
前記第1及び第2スイッチング素子にゲート電圧を印加する制御部と、
前記リアクトルを流れる電流を検出する電流センサと、
を備え、
前記制御部は、
前記DCバスへの出力電圧が前記電源電圧に基づく第1目標電圧に到達するまで、前記第2スイッチング素子をオフにし、且つ、前記第1スイッチング素子をPWM制御することにより、前記降圧チョッパ回路による出力電圧を前記DCバスに出力し、
前記DCバスへの出力電圧が前記第1目標電圧に到達した後、前記第1目標電圧より高い第2目標電圧に到達するまで、前記第1スイッチング素子をオンにし、且つ、前記第2スイッチング素子をPWM制御することにより、前記昇圧チョッパ回路による出力電圧を前記DCバスに出力し、
前記制御部は、前記DCバスへの出力電圧が前記第1目標電圧に到達するまで、前記第1スイッチング素子へ与えるPWM信号のデューディー比を時間的に増加させ、
前記制御部は、前記電流センサによる検出電流が目標電流に一致するように、前記第1及び第2スイッチング素子を制御する、
電力変換装置。 - 前記DCバスへの出力電圧を検出する電圧センサをさらに備え、
前記制御部は、前記第2スイッチング素子をオフにし、且つ、前記第1スイッチング素子をPWM制御している間に、前記電圧センサによる検出電圧が前記第1目標電圧以上になると、前記第1スイッチング素子をオンにし、且つ、前記第2スイッチング素子をPWM制御する、
請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置。 - 直流電源に入力側が接続され、第1スイッチング素子を有し、前記第1スイッチング素子がPWM制御されることで前記直流電源の電源電圧を降圧して出力する降圧チョッパ回路と、
前記降圧チョッパ回路の出力側に入力側が接続され、DCバスに出力側が接続され、第2スイッチング素子及びリアクトルを有し、前記第2スイッチング素子がPWM制御されることで入力電圧を昇圧して出力する昇圧チョッパ回路と、
前記第1及び第2スイッチング素子にゲート電圧を印加する制御部と、
前記DCバスへの出力電圧を検出する電圧センサと、
を備え、
前記制御部は、
前記DCバスへの出力電圧が前記電源電圧に基づく第1目標電圧に到達するまで、前記第2スイッチング素子をオフにし、且つ、前記第1スイッチング素子をPWM制御することにより、前記降圧チョッパ回路による出力電圧を前記DCバスに出力し、
前記DCバスへの出力電圧が前記第1目標電圧に到達した後、前記第1目標電圧より高い第2目標電圧に到達するまで、前記第1スイッチング素子をオンにし、且つ、前記第2スイッチング素子をPWM制御することにより、前記昇圧チョッパ回路による出力電圧を前記DCバスに出力し、
前記制御部は、前記第2スイッチング素子をオフにし、且つ、前記第1スイッチング素子をPWM制御している間に、前記電圧センサによる検出電圧が前記第1目標電圧以上になると、前記第1スイッチング素子をオンにし、且つ、前記第2スイッチング素子をPWM制御する、
電力変換装置。 - 前記制御部は、前記電源電圧、前記DCバスへの出力電流、及び前記DCバスに接続されるコンデンサの容量から推定される充電完了時間に基づく異常判定時間を超えても前記検出電圧が前記第2目標電圧に到達しない場合、前記降圧チョッパ回路及び前記昇圧チョッパ回路の少なくとも一方を切断する、
請求項3又は請求項4に記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、前記電源電圧、前記DCバスへの出力電流、及び前記DCバスに接続されるコンデンサの容量から推定される前記コンデンサの充電電圧に基づく異常判定電圧を、時間に応じて更新し、前記検出電圧が前記異常判定電圧より低い場合、前記降圧チョッパ回路及び前記昇圧チョッパ回路の少なくとも一方を切断する、
請求項3から請求項5の何れか1項に記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、前記検出電圧が前記第1目標電圧より高くなった後に、前記検出電圧が前記電源電圧に基づく短絡異常判定電圧より低くなると、前記降圧チョッパ回路及び前記昇圧チョッパ回路の少なくとも一方を切断する、
請求項3から請求項6の何れか1項に記載の電力変換装置。
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JP2005354860A (ja) | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | 昇降圧型dc−dcコンバータの制御装置 |
JP2007325459A (ja) | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Sony Corp | 電源装置 |
JP2007336609A (ja) | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Tdk Corp | プリチャージ回路 |
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