JP4534838B2 - ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用プログラム - Google Patents

ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用プログラムに関する。
従来、設定された目的地までの誘導経路を算出し、その誘導経路に沿った音声、または画像による経路案内を行うナビゲーション装置が広く利用されている。
また、目的地に近づいたときに通常の経路案内を終了し、その終了と共に、現在地および目的地を含む詳細な地図を画像表示装置に表示させるナビゲーション装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−74486号公報
しかし、この特許文献1に記載のようなナビゲーション装置では、通常の経路案内が終了した後は、ユーザが画像表示装置に何度も目を向けるという行為があって初めて、目的地近くでどの経路を走行するかを把握することができるようになるので、ユーザにとっては煩雑な面がある。
本発明は上記点に鑑み、目的地近くでユーザにとって煩雑な行為を行わせることを抑えつつ、目的地近くから目的地までの詳細な案内を行う新規な構成のナビゲーション装置を提供することを第1の目的とする。
また、従来のナビゲーション装置は、最短経路等、目的地までの最適な経路であるとして算出した誘導経路が、実際には入り組んでおり、その結果、経路案内が非常に複雑になってしまう場合があった。
本発明は上記点に鑑み、目的地までの誘導経路の案内が複雑になってしまうことを抑えるナビゲーション装置を提供することを第2の目的とする。
また、従来のナビゲーション装置で、通常の民家等を目的地とすると、その目的地に近づいたときに、その民家の外観上の特徴が薄いために、目的の民家が本当に近くにあるのか否かをユーザが確信することができない場合がある。
本発明は上記点に鑑み、ユーザが目的地に近づいたときに、ユーザがその目的地が本当に近くにあることを認識できるための支援を行うナビゲーション装置を提供することを第3の目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、現在位置が、設定された目的地に対する近接基準を満たす位置であることを判定する近接判定手段と、前記近接判定手段の判定に基づいて、現在位置から前記目的地に至る経路の音声案内を一括して行う残り経路音声案内手段と、前記目的地に対する前記近接基準を満たす位置から、前記目的地に至る複数の経路のうち、音声案内の難しさを表す音声案内コストが他よりも低い経路を、残り経路として算出する残り経路算出手段を備え、前記残り経路音声案内手段は、前記残り経路算出手段が算出した前記残り経路の音声案内を一括して行うことを特徴とするナビゲーション装置である
また、請求項2に記載の発明は、設定された目的地までの誘導経路を算出する誘導経路算出手段と、前記誘導経路算出手段が算出した誘導経路の案内を、前記目的地に対する近接基準を満たす位置に到達するまで行う経路案内手段と、現在位置が、前記目的地に対する近接基準を満たす位置であることを判定する近接判定手段と、前記近接判定手段の判定に基づいて、現在位置から前記目的地に至る経路の音声案内を一括して行う残り経路音声案内手段と、を備えたナビゲーション装置である。
このように、ナビゲーション装置は、設定された目的地に対する近接基準を満たす位置に入ると、現在位置から前記目的地に至る経路の音声案内を一括して行うので、ユーザはその音声案内を聞き取るだけで、目的地近くから目的地までの詳細な案内を受けることができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項2または3に記載のナビゲーション装置において、前記目的地に対する前記近接基準を満たす位置から、前記目的地に至る複数の経路のうち、音声案内の難しさを表す音声案内コストが他よりも低い経路を、残り経路として算出する残り経路算出手段を備え、前記残り経路音声案内手段は、前記残り経路算出手段が算出した前記残り経路の音声案内を一括して行うことを特徴とする。
このように、ナビゲーション装置は、音声案内がより簡易となる経路を、一括音声案内のための残り経路として案内するので、目的地近くから目的地までの経路の案内が複雑になってしまうことが抑えられる。また、音声案内が簡易な経路は、走行して誤りにくい経路であることが多いので、ユーザが道に迷う可能性も低減される。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1つに記載のナビゲーション装置において、前記残り経路算出手段は、ある経路の音声案内コストの計算において、その経路の一部(以下、部分経路という)に沿って信号機が存在する場合の方が、前記部分経路に沿って信号機が存在しない場合よりも、前記部分経路による前記音声案内コストの増加への寄与が小さいように計算することを特徴とする。
このように、信号機がある経路をより案内しやすい経路とするようになっていてもよい。なお、「部分経路」としては、直進する部分であっても、曲折する部分であってもよい。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1つに記載のナビゲーション装置において、前記残り経路算出手段は、ある経路の音声案内コストの計算において、その経路の一部(以下、部分経路という)が有する車線数が大きいほど、前記部分経路による前記音声案内コストの増加への寄与が小さいように計算することを特徴とする。
このように、車線数がより多い経路をより案内しやすい経路とするようになっていてもよい。
また、請求項に記載の発明は、請求項ないしのいずれか1つに記載のナビゲーション装置において、前記残り経路算出手段は、ある経路の音声案内コストの計算において、その経路の一部(以下、部分経路という)に沿って地図データに記録された施設が存在する場合の方が、前記部分経路に沿って地図データに記録された施設が存在しない場合よりも、前記部分経路による前記音声案内コストの増加への寄与が小さいように計算することを特徴とする。
このように、地図データに記録された施設を伴う経路をより案内しやすい経路とするようになっていてもよい。
またナビゲーション装置において、前記目的地までの誘導経路を算出する誘導経路算出手段と、前記誘導経路算出手段が算出した誘導経路の案内を、前記目的地に対する近接基準を満たす位置に到達するまで行う経路案内手段を備えてもよい
このように、ナビゲーション装置が、経路案内を終了した後に、残り経路音声案内を一括して行うことで、ユーザが、目的地付近で経路案内が終了してしまって戸惑う可能性が低下する。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載のナビゲーション装置において、前記誘導経路算出手段は、前記目的地に対する近接基準を満たす領域の外から内に進入する複数の道路(以下、境界道路という)のそれぞれから前記目的地に至る複数の経路のうち、音声案内の難しさを表す音声案内コストが他よりも低い経路の始点となる境界道路を特定する低コスト境界道路特定手段と、現在位置から前記低コスト境界道路特定手段が特定した前記境界道路までの誘導経路を算出する低コスト境界道路行き誘導経路算出手段と、を有することを特徴とする。
このように、ナビゲーション装置は、目的地に近づいて以降一括音声案内を行うことがより簡単な境界道路をあらかじめ特定し、その境界道路への誘導経路を算出するので、一括音声案内を行うための残り経路の選択の幅が広がり、また、誘導経路が、残り経路の案内のために適したものとなる。
また、請求項に記載の発明は、現在位置が、設定された目的地に対する近接基準を満たす位置であることを判定する近接判定手段前記近接判定手段の判定に基づいて、現在位置から前記目的地に至る経路の音声案内を一括して行う残り経路音声案内手段、および前記目的地に対する前記近接基準を満たす位置から、前記目的地に至る複数の経路のうち、音声案内の難しさを表す音声案内コストが他よりも低い経路を、残り経路として算出する残り経路算出手段として、コンピュータを機能させるナビゲーション装置用プログラムであって、前記残り経路音声案内手段は、前記残り経路算出手段が算出した前記残り経路の音声案内を一括して行うことを特徴とするナビゲーション装置用プログラムである。
このように、請求項1に記載の発明は、ナビゲーション装置用プログラムとしても捉えることができる。
また、請求項に記載の発明は、設定された目的地までの誘導経路を算出する誘導経路算出手段、前記誘導経路算出手段が算出した誘導経路の案内を、前記目的地に対する近接基準を満たす位置に到達するまで行う経路案内手段、設定された目的地に至る複数の経路のうち、音声案内の難しさを表す音声案内コストが他よりも低い経路を、誘導経路として算出する誘導経路算出手段、および、前記誘導経路算出手段が算出した前記誘導経路に沿った経路案内を行う経路案内手段として、コンピュータを機能させるナビゲーション装置用プログラムである。
このように、請求項に記載の発明は、ナビゲーション装置用プログラムとしても捉え
ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成を示す。本実施形態においては、以下詳述する通り、図1に示す車両用ナビゲーション装置1が、目的地に近づいたときに、その位置から目的地までの案内し易い経路を算出し、その算出した経路を音声で一括案内するようになっている。この図1に示す通り、車両用ナビゲーション装置1は、位置検出器11、操作スイッチ群12、画像表示装置13、スピーカ14、RAM16、ROM17、外部記憶部18、および制御回路19を有している。
位置検出器11は、いずれも周知の図示しない地磁気センサ、ジャイロスコープ、車速センサ、およびGPS受信機等のセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた、車両の現在位置や向きを特定するための情報を制御回路19に出力する。
操作スイッチ群12は、車両用ナビゲーション装置1に設けられた複数のメカニカルスイッチ、画像表示装置13の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置から成り、ユーザによるメカニカルスイッチの押下、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御回路19に出力する。
画像表示装置13は、制御回路19から出力された映像信号に基づいた映像をユーザに表示する。表示映像としては、例えば現在地を中心とする地図等がある。
VICS受信機15は、道路沿いに設置された路上機から無線送信された道路の渋滞情報、交通規制情報等を受信して制御回路19に出力する無線受信機である。
外部記憶部18は、DVD,CD、HDD等の不揮発性の記憶媒体およびそれら記憶媒体に対してデータの読み出し(および可能ならば書き込み)を行う装置から成り、制御回路19が読み出して実行するプログラム、経路案内用の地図データ等を記憶している。
地図データは、リンクおよびノードの位置、種別、ノードとリンクとの接続関係情報等を含む道路データ、および施設データを有している。施設データは、施設毎のエントリを複数有しており、各エントリは、対象とする施設の名称情報、所在位置情報、施設種類情報、大きさ情報、外形情報等を示すデータを有している。
また、本実施形の地図データは、図2に示すような音声案内コストテーブルを含んでいる。音声案内コストテーブルは、経路の特定の特徴を示す項目(以下、経路項目という)毎に、その特徴を有する経路の音声案内が難しいほど大きくなるような値を取る音声案内コスト、および、その経路を音声案内するときの定型句を対応付けるデータである。なお、この音声案内コストテーブルにおいて、経路項目は、その経路が通る道路または道路周辺の構造的特徴を表す静的項目、および、その経路に沿った移動の状態(例えば直進通過、曲折等)を表す動的項目の組によって特定されるようになっている。
例えば、公園のランドマーク(施設に相当する)沿いに曲がるような経路の音声案内コストは0.35であり、その時の音声案内の定型句は「〜公園に沿って○折します」である。なお「〜」および「○」の部分には、実際の案内時に適切な語句が付加されることになる。また例えば、信号機のある交差点をまっすぐ通過するような経路の音声案内コストは、0.4である。また例えば、4車線の一般路から進入して曲折するような経路の音声案内コストは、0.7である。
制御回路(コンピュータに相当する)19は、ROM17および外部記憶部18から読み出した車両用ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM16、ROM17、および外部記憶部18から情報を読み出し、RAM16および外部記憶部18に対して情報の書き込みを行い、位置検出器11、操作スイッチ群12、画像表示装置13およびスピーカ14と信号の授受を行う。
制御回路19がプログラムを実行することによって行う具体的な処理としては、現在位置特定処理、誘導経路算出処理、経路案内処理等がある。
現在位置特定処理は、位置検出器11からの信号に基づいて、周知のマップマッチング等の技術を用いて車両の現在位置や向きを特定する処理である。以下、別記しない限り、自車両の位置はこの現在位置特定処理によって特定するものとする。
誘導経路算出処理は、操作スイッチ群12からユーザによる目的地の入力を受け付け、現在位置から当該目的地までの最適な誘導経路を算出する処理である。
経路案内処理は、制御回路19が図3に示す経路案内プログラム100を実行することで実現する処理である。制御回路19は、この経路案内プログラム100のステップ110で、通常の経路案内を行う。通常の経路案内とは、外部記憶部18から地図データを読み出し、誘導経路算出処理によって算出した誘導経路、目的地、および現在位置等をこの地図データの示す地図上に重ねた画像を、画像表示装置13に出力し、案内交差点の手前に自車両が到達した等の必要時に、右折、左折等を指示する案内音声信号をスピーカ14に出力する処理である。そして、制御回路19は、この通常の経路案内を、ステップ110に続くステップ120で自車両が目的地に近づいたと判定するまで繰り返し実行する。ここで、自車両が目的地に近づいたか否かは、自車両が目的地に対する近接基準を満たす位置に入るまで実行する。
ここで、目的地に対する近接基準とは、その目的地に近づけば近づくほど満たされるのに有利となるような基準をいう。近接基準の例としては、目的地からの直線距離が基準距離以下であるという基準、目的地からの道路に沿った距離が基準距離以下であるという基準、車両の代表的速度(平均速度、最頻速度等)で目的地に到達するまでにかかる予想時間が基準時間以下であるという基準等がある。なお、基準距離および基準時間は、あらかじめ記憶された一定値(例えば300メートル、1分等)であってもよいし、各種条件(例えば時刻、現在位置の道路の渋滞度等)に基づいて変動する値であってもよいし、一定の範囲内でランダムに決まる値であってもよい。以下、目的地に対する近接基準を満たすような位置の集まりを、目的地の近接領域という。
ステップ120で自車両が目的地に近づいたと判定する場合、通常の経路案内を終了し、続いてステップ130で、現在位置(すなわち近接領域の境界地点)から目的地までの経路(以下残り経路と記す)を算出する。この残り経路の算出は、具体的には、目的地の近接領域の境界位置から目的地に至ることができる複数の経路のうち、それら経路全体の音声案内コスト(以下、総音声案内コストと記す)の最も低い経路を、最適な残り経路として採用するようになっている。
各経路の総音声案内コストは、地図データおよび図2に示した音声案内コストテーブルを用いて特定する。具体的には、当該経路を、その経路中の曲折(すなわち右折、左折)点、および当該経路中で隣り合う曲折点間の経路(以下、曲折点間経路と記す)という、複数の部分経路に分け、それら各部分経路毎に、その部分経路の音声案内コストを算出し、当該経路中のすべての部分経路の音声案内コストの総和を、その経路の総音声案内コストとする。すなわち、(経路の総音声案内コスト)=(曲折点の音声案内コストの総和)+(曲折点間経路の音声案内コストの総和)という等式で総音声案内コストを算出する。
ここで、1つの曲折点の音声案内コストとしては、音声案内コストテーブル中の、当該曲折点が該当するすべての経路項目に対応する音声案内コストのうち、最も小さいものを採用する。例えば、ある曲折点の手前の道路が4車線の一般道路であり(テーブル中の対応する案内コストは0.7)、かつ、その曲折点が信号機を有している(テーブル中の対応する案内コストは0.45)場合は、その曲折点の音声案内コストは、0.45となる。
また、1つの曲折点間経路の音声案内コストとしては、音声案内コストテーブル中の、当該曲折点間経路が該当するすべての経路項目に対応する音声案内コストの平均を採用する。
以下、総音声案内コストの計算例を複数示す。この例で示す総音声案内コストの計算対象となる経路を、図4の地図に示す。計算対象の経路は、目的地31の近接領域の境界点32から、目的地31までの3種類の経路33、34、35である。
経路33は、近接領域境界32から交差点41まで4車線一般路を通り、交差点41で右折し、その後4車線一般路を通って交差点42で左折し、その後2車線一般路を通ってY字交差点43で右折し、その後2車線一般路を通って合流交差点44で左折し、その後2車線一般路を通って交差点45を直進することで、目的地31に至る。したがって、経路33の総音声案内コストは、以下の(A1)〜(A5)、(B1)〜(B4)の総和である。
(A1)近接領域境界32から交差点41までの曲折点間経路の音声案内コスト
=0.45(4車線一般路)
(A2)交差点41から交差点42までの曲折点間経路の音声案内コスト
=0.45(4車線一般路)
(A3)交差点42から交差点43までの曲折点間経路の音声案内コスト
=0.5(2車線一般路)
(A4)交差点43から交差点44までの曲折点間経路の音声案内コスト
=0.5(2車線一般路)
(A5)交差点44から目的地31までの曲折点間経路の音声案内コスト
=(0.5(2車線一般路)+0.6(T字路抜け通過)
+0.5(2車線一般路))/3=0.53
(B1)交差点41の曲折点の音声案内コスト=0.7(4車線一般路を右折)
(B2)交差点42の曲折点の音声案内コスト=0.7(4車線一般路を左折)
(B3)交差点43の曲折点の音声案内コスト=0.8(2車線一般路を右折)
(B4)交差点44の曲折点の音声案内コスト=0.8(2車線一般路を左折)
すなわち、経路33の総音声案内コストは、5.43である。
経路34は、近接領域境界32から交差点41まで4車線一般路を通り、交差点41で右折し、その後4車線一般路を通って信号のある交差点46で左折し、その後2車線一般路を直進することで、目的地31に至る。したがって、経路34の総音声案内コストは、以下の(C1)〜(C3)、(D1)〜(D2)の総和である。
(C1)近接領域境界32から交差点41までの曲折点間経路の音声案内コスト
=0.45(4車線一般路)
(C2)交差点41から交差点46までの曲折点間経路の音声案内コスト
=(0.45(4車線一般路)+0.6(T字路抜け通過)
+0.45(4車線一般路))/3=0.5
(C3)交差点46から目的地31までの曲折点間経路の音声案内コスト
=(0.5(2車線一般路)+0.6(T字路抜け通過)
+0.5(2車線一般路))/3=0.53
(D1)交差点41の曲折点の音声案内コスト=0.7(4車線一般路を右折)
(D2)交差点46の曲折点の音声案内コスト=0.45(信号あり)
すなわち、経路34の総音声案内コストは、2.63である。
経路35は、近接領域境界32から交差点47まで4車線一般路を通り、△△公園という名称の施設48のある交差点47で右折し、その後4車線一般路を通ってT字交差点45に突き当たって左折し、その後2車線一般路を直進することで、目的地31に至る。したがって、経路34の総音声案内コストは、以下の(E1)〜(E3)、(F1)〜(F2)の総和である。
(E1)近接領域境界32から交差点47までの曲折点間経路の音声案内コスト
=(0.45(4車線一般路)+0.6(T字路抜け)+0.45(4車線一般路)
+0.3(公園ランドマーク沿い通過))/4=0.45
(E2)交差点47から交差点45までの曲折点間経路の音声案内コスト
=(0.45(4車線一般路)+0.3(ランドマーク沿い通過)
+0.6(T字路抜け)+0.45(4車線一般路))/4=0.45
(E3)交差点45から目的地31までの曲折点間経路の音声案内コスト
=0.5(2車線一般路)
(F1)交差点47の曲折点の音声案内コスト=0.35(ランドマーク沿いに曲折)
(F2)交差点45の曲折点の音声案内コスト=0.4(突き当たりを曲がる)
すなわち、経路34の総音声案内コストは、2.15である。
したがって、経路33、34、35のうち、最も総音声案内コストが低い、すなわち最も音声案内が容易な経路は、経路33となる。
このような方法で経路の総音声案内コストを算出することで、ある経路の総音声案内コストの計算において、ある部分経路(曲折点および曲折点間経路)に沿って信号機が存在する場合の方が、その部分経路の一部に沿って信号機が存在しない場合よりも、その部分経路による総音声案内コストの増加への寄与が小さくなる。
また、部分経路が有する車線数が大きいほど、その部分経路による総音声案内コストの増加への寄与が小さくなる。
また、部分経路に沿ってランドマークが存在する場合の方が、部分経路に沿ってランドマーク存在しない場合よりも、その部分経路による総音声案内コストの増加への寄与が小さくなる。そして、その寄与度は、ランドマークの種別によって変化するようになっていてもよい。
また、ある部分経路に沿ってT字路に突き当たって曲がる場合の方が、その部分経路がT字路でない交差点を曲がる場合よりも、その部分経路による総音声案内コストの増加への寄与が小さくなる。
また、ある経路の総音声案内コストの計算において、その経路の曲折点の数が大きいほど、その総音声案内コストがより増加する傾向になる。
このような方法で選んだ最も総音声案内コストが低い残り経路について、続くステップ140で、一括して詳細音声案内を行う。具体的には、音声案内コストテーブルを用い、ステップ130で選択した残り経路の各部分経路が該当する経路項目の定型句を、その経路の走行順に並べ、固有名称、右左折等の特定の語句をその定型句に加えることで、現在位置(すなわち近接領域境界位置)から目的地までの残り経路の全行程を案内する音声データを生成し、その音声データに基づく信号をスピーカ14に出力する。例えば、図4の経路35を残り経路として案内する場合、「この先、△△公園沿いに左折して直進します。突き当たりを左折すると目的地です」という音声データに基づく信号をスピーカ14に出力する。ステップ140の後、経路案内プログラム100の実行を終了する。なおこの残り経路の音声案内の際、画像表示装置13に、現在位置と目的地とを含む細街路地図を表示させるようにしてもよい。
以上のような経路案内プログラム100を制御回路19が実行することで、車両用ナビゲーション装置1は、目的地までの誘導経路の案内を、目的地に対する近接基準を満たす位置に到達するまで行い(ステップ110、120参照)、その位置に到達すると、現在位置から目的地に至る経路のうち、音声案内の難しさを表す音声案内コストが最も低い経路を、残り経路として算出し(ステップ130参照)、その算出した残り経路の音声案内を一括して行う(ステップ140参照)。
このように、車両用ナビゲーション装置1が、設定された目的地に自車両が近づくと、通常の経路案内を終了し、その後、残り経路の算出および一括音声案内を行うことで、ユーザは特段の動作を行うまでもなく、その音声案内を聞き取るだけで、目的地近くから目的地までの詳細な案内を受けることができ、目的地付近で迷う可能性が低くなる。
このように、車両用ナビゲーション装置1は、音声案内がより簡易となる経路を、残り経路として案内するので、目的地近くから目的地までの経路の案内が複雑になってしまうことが抑えられる。また、音声案内が簡易な経路は、走行して誤りにくい経路であることが多いので、ユーザが道に迷う可能性も低減される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成は、第1実施形態の車両用ナビゲーション装置1と同等である。また、本実施形態車両用ナビゲーション装置1の作動は、誘導経路算出処理の内容以外は、第1実施形態と同等である。以下、本実施形態が第1実施形態と異なる部分について説明する。
本実施形態の車両用ナビゲーション装置1の制御回路19は、誘導経路算出処理を実現するために、図5に示す誘導経路算出プログラム200を実行するようになっている。制御回路19は、操作スイッチ群12等に対するユーザの所定の操作があったことに基づいて、誘導経路算出プログラム200の実行を開始し、その実行において、まずステップ210で、ユーザによる操作スイッチ群12の操作に基づいて目的地設定を受け付ける。
続いてステップ220では、ステップ210で受け付けた目的地の近接領域の外から内に進入する複数の境界道路を特定する。目的地の近接領域の外から内に進入する複数の境界道路の例を、図6の地図上に示す。この図中、目的地の入力を受け付けるときの自車両の位置が位置51となる。また、目的地52を中心とし基準距離を半径とする円53の内部を、目的地52の近接領域とする。この近接領域境界53を横切ることで、近接領域の外から内に進入する道路54〜57が、それぞれ境界道路に相当する。
ステップ220に続いては、ステップ230で、目的地までの最低案内コスト経路の始点となる境界道路を特定する。目的地までの最低案内コスト経路は、ステップ220で特定した複数の境界道路のいずれかにあり、かつ目的地の近接領域の境界である位置を始点とし、目的地を終点とするようなすべての経路のうち、第1実施形態で示した総音声案内コストが最低となる経路として特定する。
続いてステップ240では、現在位置から、ステップ230で特定した境界道路までの誘導経路を、例えば最短経路優先等、通常の方法で算出する。例えば図6においては、ステップ230で境界道路57が特定された場合、算出する誘導経路は、経路61のような境界道路57に繋がるものとなり、境界道路56が特定された場合、算出する誘導経路は、経路62のような境界道路56に繋がるものとなる。なお、この誘導経路算出においても、第1実施形態のステップ130における残り経路算出と同様に、現在位置から特定した境界道路までの経路のうち、最も総音声案内コストが低いものを誘導経路として採用するようになっていてもよい。ステップ240の後、誘導経路算出プログラム200の実行を終了する。
以上のような誘導経路算出プログラム200を制御回路19が実行することで、車両用ナビゲーション装置1は、受け付けた目的地(ステップ210参照)に対する近接基準を満たす領域の外から内に進入する複数の境界道路を特定し(ステップ220参照)、それら境界道路のそれぞれから目的地に至る複数の経路のうち、総音声案内コストが最も低くなる経路の始点となる境界道路を特定し(ステップ230参照)、現在位置からその特定した境界道路までの誘導経路を算出する(ステップ240参照)。
このように、車両用ナビゲーション装置1は、目的地に近づいて以降一括音声案内を行うことが最も簡単な境界道路をあらかじめ特定し、その境界道路への誘導経路を算出するので、一括音声案内を行うための残り経路の選択の幅が広がり、また、誘導経路が、残り経路の案内のために適したものとなる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成は、第1実施形態の車両用ナビゲーション装置1と同等である。また、本実施形態車両用ナビゲーション装置1の作動は、外部記憶部18が有する施設データの構造と、誘導経路算出処理の内容以外は、第1実施形態と同等である。以下、本実施形態が第1実施形態と異なる部分について説明する。
本実施形態における施設データが、第1実施形態の施設データと異なるのは、施設データが、施設毎の目印度を示すデータと、施設毎の定型句データを有していることである。目印度とは、対象となる施設の目印になり易さを示す度合いを示すデータである。図7に、本実施形態の施設データの構成の一例を示す。この図においては、○○タワーの目印度は10となっており、定型句は「の麓です」となっている。
本実施形態の車両用ナビゲーション装置1の制御回路19は、誘導経路算出処理を実現するために、図8に示す誘導経路算出プログラム300を実行するようになっている。制御回路19は、操作スイッチ群12等に対するユーザの所定の操作があったことに基づいて、誘導経路算出プログラム200の実行を開始し、その実行において、まずステップ310で、ユーザによる操作スイッチ群12の操作に基づいて目的地設定を受け付ける。
続いてステップ320で、目的地の近接領域内の施設を、施設データを用いて検索する。ここでいう目的地の近接領域は、経路案内プログラム100や誘導経路算出プログラム200の実行において用いる近接領域と同じものを用いてもよいし、経路案内プログラム100や誘導経路算出プログラム200の実行において用いる近接領域よりも狭い領域(例えば目的地から半径50メートル以内等)にしてもよい。
続いてステップ330で、検索の結果見つかった該当施設のうち、最も目印度が高い施設を特定する。なお、最も目印度が高い施設が複数あるときは、そのうち最も目的地に近いものを1つだけ特定してもよいし、それら複数をすべて特定してもよい。そして、施設データ中を用いて、特定した施設の音声案内に対応する定型句と、その施設の名称とを組み合わせた音声案内を、スピーカ14を用いて実行する。音声案内の内容としては、例えば「目的地は○○タワーのふもとです」、「目的地は△△ビルの区画です」がある。
続いてステップ340では、設定された目的地への誘導経路を、例えば最短経路優先等、通常の方法で算出する。なお、このステップ340では、第2実施形態のステップ220、230、および240と同等の処理を行うようになっていてもよい。ステップ340の後、誘導経路算出プログラム300の実行を終了する。
以上のような誘導経路算出プログラム300を制御回路19が実行することで、車両用ナビゲーション装置1は、施設データを用いて、設定された目的地(ステップ310参照)に対する近接基準を満たす位置にある施設を検索し(ステップ320参照)、その検索した施設のうち、目印度が最も高い施設に関連づけて、目的地の位置を音声案内し(ステップ330参照)、その後目的地までの誘導経路を算出する(ステップ340)。
このように、車両用ナビゲーション装置1は、設定された目的地の近くの目印度の高い施設に関連づけた形で、その目的地を音声案内するので、ユーザが目的地に近づいたときに、その関連付けられた目的地を目印とすることで、その目的地が本当に近くにあることを認識できるようになる。
なお、上記の実施形態において、経路案内プログラム100、誘導経路算出プログラム200、および誘導経路算出プログラム300が、ナビゲーション装置用プログラムに相当する。また、制御回路19が、経路案内プログラム100のステップ110を実行することで、経路案内手段として機能する。また、制御回路19が、経路案内プログラム100のステップ120を実行することで、近接判定手段として機能し、ステップ130を実行することで残り経路算出手段として機能し、ステップ140を実行することで残り経路音声案内手段として機能する。また、制御回路19が、誘導経路算出処理を実行することで、また、誘導経路算出プログラム200を実行することで、誘導経路算出手段として機能する。また、制御回路19が、誘導経路算出プログラム200のステップ230を実行することで、低コスト境界道路特定手段として機能し、ステップ240を実行することで、低コスト境界道路行き誘導経路算出手段として機能する。また、制御回路19が、誘導経路算出プログラム300のステップ320を実行することで、施設検索手段として機能し、ステップ330を実行することで、関連付け案内手段として機能する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の構成は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各構成要素の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、車両用ナビゲーション装置1は、目的地設定が行われた時点で、現在位置から設定された目的地までの誘導経路を、第1実施形態のステップ130における残り経路算出と同様に、現在位置から特定した境界道路までの経路のうち、最も総音声案内コストが低い経路として算出するようになっていてもよい。そして、その算出した誘導経路の案内時には、自車両がその音声案内コストテーブルの部分経路の項目に該当する地点に近づいたとき、その項目に対応する定型句を用いて、「○○公園の横を通過していきます」、「××タワーの前を通過していきます」、「△△ビルのある交差点を左折します」、「○○並木を抜けていきます」等の音声案内を行うようになっていてもよい。
このように、車両用ナビゲーション装置1は、音声案内がより簡易となる経路を、誘導経路として案内するので、目的地までの誘導経路の案内が複雑になってしまうことが抑えられる。また、音声案内が簡易な経路は、走行して誤りにくい経路であることが多いので、ユーザが道に迷う可能性も低減される。
また、車両用ナビゲーション装置1は、ステップ140の実行の直前に、通常の経路案内が終了した旨の音声案内を行うようになっていてもよい。
また、ステップ130の残り経路計算は、必ずしも自車両が目的地の近接領域に入ったときに行わずともよく、自車両が目的地の近接領域に入る前に、誘導経路に基づいて、自車両が目的地の近接領域に、どの道路から入るかを予測し、その予測した位置から目的地までの残り経路を算出するようになっていてもよい。
また、ステップ140の残り経路の一括音声案内は、必ずしも自車両が近接領域に入った直後に行わずともよく、自車両が近接領域入ったしばらく後であってもよい。
また、音声案内コストの算出において、1つの曲折点の音声案内コストとしては、音声案内コストテーブル中の、当該曲折点が該当するすべての経路項目に対応する音声案内コストの平均を採用してもよい。また、1つの曲折点間経路の音声案内コストとしては、音声案内コストテーブル中の、当該曲折点間経路が該当するすべての経路項目に対応する音声案内コストのうち、最も小さいものを採用してもよい。
また、音声案内コストテーブルにおいては、個々の施設毎に音声案内コストの値が記録されていてもよいし、施設の小分類項目、大分類項目毎に音声案内コストの値が記録されていてもよい。
また、施設データ中の目印データや定型句データは、施設の種別毎に異なるように記録されていてもよい。すなわち、施設データにおいては、複数の施設のそれぞれについて、その施設と、その施設の位置と、その施設の目印になり易さを示す度合いとが対応付けられていればよいのであって、その対応関係が多対1であっても構わない。
また、目印度の高い施設に関連づけた目的地の音声案内は、目的地設定時だけでなく、自車両が目的地の近接領域に入ったときに行うようになっていてもよい。
また、地図データ、音声案内コストテーブル等は、必ずしも自身が有する必要はなく、例えば、車両用ナビゲーション装置1が、DSRCや無線LAN等の通信機を有し、その通信機と路上の無線機との通信を介して、インターネット等の広域ネットワーク上の地図データサーバ、音声案内コストテーブルサーバから、これらデータを取得するようになっていてもよい。
また、上記の実施形態においては、車両用ナビゲーション装置1が、本発明のナビゲーション装置の一例として挙げられているが、本発明のナビゲーションシステムは、車両用ナビゲーション装置に限らず、例えば、人が携帯できるような携帯型ナビゲーション装置としても実現可能である。
本発明の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成図である。 音声案内困難重みテーブルを示す図表である。 制御回路19が実行する経路案内プログラム100のフローチャートである。 目的地近くの位置32から目的地31までの経路を示す地図である。 制御回路19が実行する誘導経路算出プログラム200のフローチャートである。 現在位置51から目的地52近傍までの経路を示す地図である。 外部記憶部18が記憶する施設データの構成を示す図表である。 制御回路19が実行する誘導経路算出プログラム300のフローチャートである。
符号の説明
1…車両用ナビゲーション装置、11…位置検出器、12…操作スイッチ群、
13…画像表示装置、14…スピーカ、15…VICS受信機、16…RAM、
17…ROM、18…外部記憶部、19…制御回路、31…目的地、
32…近接領域境界、33〜35…経路、41〜46…交差点、48…△△公園、
51…現在位置、52…目的地、53…近接領域境界、54〜57…境界道路、
61、62…経路、100…経路案内プログラム、
200、300…誘導経路算出プログラム。

Claims (9)

  1. 現在位置が、設定された目的地に対する近接基準を満たす位置であることを判定する近接判定手段と、
    前記近接判定手段の判定に基づいて、現在位置から前記目的地に至る経路の音声案内を一括して行う残り経路音声案内手段と
    前記目的地に対する前記近接基準を満たす位置から、前記目的地に至る複数の経路のうち、音声案内の難しさを表す音声案内コストが他よりも低い経路を、残り経路として算出する残り経路算出手段を備え、
    前記残り経路音声案内手段は、前記残り経路算出手段が算出した前記残り経路の音声案内を一括して行うことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 設定された目的地までの誘導経路を算出する誘導経路算出手段と、
    前記誘導経路算出手段が算出した誘導経路の案内を、前記目的地に対する近接基準を満たす位置に到達するまで行う経路案内手段と、
    在位置が、前記目的地に対する近接基準を満たす位置であることを判定する近接判定手段と、
    前記近接判定手段の判定に基づいて、現在位置から前記目的地に至る経路の音声案内を一括して行う残り経路音声案内手段と、を備えたナビゲーション装置。
  3. 前記誘導経路算出手段は、
    前記目的地に対する近接基準を満たす領域の外から内に進入する複数の道路(以下、境界道路という)のそれぞれから前記目的地に至る複数の経路のうち、音声案内の難しさを表す音声案内コストが他よりも低い経路の始点となる境界道路を特定する低コスト境界道路特定手段と、
    現在位置から前記低コスト境界道路特定手段が特定した前記境界道路までの誘導経路を算出する低コスト境界道路行き誘導経路算出手段と、を有することを特徴とする請求項に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記目的地に対する前記近接基準を満たす位置から、前記目的地に至る複数の経路のうち、音声案内の難しさを表す音声案内コストが他よりも低い経路を、残り経路として算出する残り経路算出手段を備え、
    前記残り経路音声案内手段は、前記残り経路算出手段が算出した前記残り経路の音声案内を一括して行うことを特徴とする請求項2または3に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記残り経路算出手段は、ある経路の音声案内コストの計算において、その経路の一部(以下、部分経路という)に沿って信号機が存在する場合の方が、前記部分経路に沿って信号機が存在しない場合よりも、前記部分経路による前記音声案内コストの増加への寄与が小さいように計算することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のナビゲーション装置。
  6. 前記残り経路算出手段は、ある経路の音声案内コストの計算において、その経路の一部(以下、部分経路という)が有する車線数が大きいほど、前記部分経路による前記音声案内コストの増加への寄与が小さいように計算することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のナビゲーション装置。
  7. 前記残り経路算出手段は、ある経路の音声案内コストの計算において、その経路の一部(以下、部分経路という)に沿って地図データに記録された施設が存在する場合の方が、前記部分経路に沿って地図データに記録された施設が存在しない場合よりも、前記部分経路による前記音声案内コストの増加への寄与が小さいように計算することを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載のナビゲーション装置。
  8. 現在位置が、設定された目的地に対する近接基準を満たす位置であることを判定する近接判定手段
    前記近接判定手段の判定に基づいて、現在位置から前記目的地に至る経路の音声案内を一括して行う残り経路音声案内手段、および
    前記目的地に対する前記近接基準を満たす位置から、前記目的地に至る複数の経路のうち、音声案内の難しさを表す音声案内コストが他よりも低い経路を、残り経路として算出する残り経路算出手段として、コンピュータを機能させるナビゲーション装置用プログラムであって、
    前記残り経路音声案内手段は、前記残り経路算出手段が算出した前記残り経路の音声案内を一括して行うことを特徴とするナビゲーション装置用プログラム。
  9. 設定された目的地までの誘導経路を算出する誘導経路算出手段、
    前記誘導経路算出手段が算出した誘導経路の案内を、前記目的地に対する近接基準を満たす位置に到達するまで行う経路案内手段、
    在位置が、前記目的地に対する近接基準を満たす位置であることを判定する近接判定手段、および、
    前記近接判定手段の判定に基づいて、現在位置から前記目的地に至る経路の音声案内を一括して行う残り経路音声案内手段として、コンピュータを機能させるナビゲーション装置用プログラム。
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