JP4534230B2 - スイッチ装置を備えたロボット - Google Patents

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Description

本発明はロボット、特に二脚歩行式人型ロボットのスイッチ装置に関するものである。
従来、所謂二脚歩行式人型ロボットは、前もって設定された歩行パターン(以下、歩容という)データを生成して、この歩容データに従って歩行制御を行なって、所定の歩行パターンで脚部を動作させることにより、二脚歩行を実現するようにしている。さらに、転倒時に受け身動作を行なったり、前転,ジャンプ等の全身運動を行なうようにした二脚歩行式人型ロボットも知られている。
ところで、このような二脚歩行式人型ロボットは、転倒時や全身運動を行なう際に、胴体部の表面が床面や壁面に衝突することがある。このような衝突の際に、二脚歩行式人型ロボットの制御部を含む電装系や駆動系に対して給電を行なうための電源スイッチ等の各種スイッチが、外部からアクセスしやすい場所に設けられていると、転倒時や全身運動中などに不用意に電源スイッチ等の各種スイッチが誤操作され、オフになってしまうことがある。
このため、従来一般的には、電源スイッチ等の各種スイッチが不用意に操作されないように、転倒時や全身運動中等に外部からアクセスしにくい場所、例えば一般的には胴体部即ち本体内に内蔵されている。
特開平10−137453号公報
しかしながら、電源スイッチが二脚歩行式人型ロボットの本体内に内蔵されていると、例えば二脚歩行式人型ロボットの制御部や駆動部の調整作業の際に、頻繁に電源スイッチ等のスイッチ装置を操作する必要がある場合、その都度ロボット本体を分解したり、あるいはスイッチ部分のカバーを開閉して、スイッチ装置を外部に露出させて、スイッチ装置を操作する必要があった。従って、メンテナンス性が悪く、調整作業等の作業性が低下してしまうという問題があった。
また、より迅速な制御を実現するために、例えば制御系に、メインCPUによる主制御部と少なくとも一つのサブCPUによる副制御部とを備えて、個々の駆動系の駆動制御をそれぞれ副制御部に行なわせるようにした二脚歩行式人型ロボットも提案されている。
このような二脚歩行式人型ロボットの場合、主制御部と各副制御部にそれぞれ電源スイッチを設けることにより、主制御部と各副制御部から成る制御系に対して段階的に電源を投入して、主制御部と各副制御部を別個に調整するようにしている。この場合、主制御部,副制御部そして駆動系と三段階に電源を投入することが望ましいが、従来は、それぞれ別個に電源スイッチが設けられており、調整作業者が手作業により、これらの電源スイッチを順次に操作して、段階的に電源を投入するようにしている。
しかしながら、このような複数の電源スイッチが設けられている場合、調整作業者が誤って、最初に駆動系や副制御部の電源スイッチを操作してしまう等の誤操作が不可避である。このため、制御系が動作していない状態で、駆動系が電源投入されて、二脚歩行式人型ロボットが制御されずに動作してしまうこともあり、場合によっては、二脚歩行式人型ロボットが転倒等により破壊してしまうことがある。
さらに、このような電源スイッチ等のスイッチ装置に関する問題は、二脚歩行式人型ロボットに限らず、動物型等の他の種類のロボットにおいても、同様に発生することがある。
本発明は、以上の点にかんがみて、メンテナンス性が良好で、しかも誤操作を排除し得る、スイッチ装置を備えたロボットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、胴体部と、胴体部に取り付けられた複数の脚部と、胴体部の上端に取り付けられた頭部と、脚部の各関節部をそれぞれ揺動させる関節駆動用モータと、各関節駆動用モータをそれぞれ駆動制御する制御部と、要求動作に対応して歩容データを生成する歩容生成部と、を含み、制御部は、主制御部と、各関節駆動用モータに隣接して分散配置され該主制御部からの駆動制御信号に基づいて該関節駆動用モータの制御信号を生成して該関節駆動用モータを制御する複数の副制御部と、から構成され、主制御部,各副制御部及び各関節駆動用モータに対して給電が行なわれた状態において、歩容生成部が要求動作に基づいて歩容データを生成し、主制御部が歩容データを修正し、副制御部が歩容データに基づいて関節駆動用モータの制御信号を生成すると共に該制御信号に基づいて関節駆動用モータを駆動するようにしたロボットであってスイッチ装置を備え、主制御部,各副制御部及び各関節駆動用モータが、電源からスイッチ装置を介して給電が行なわれるようになっており、スイッチ装置は、胴体部の胸部に配置した操作部と、操作部により回動される駆動部と、駆動部により回転駆動されるロータリスイッチと、を備え、ロータリスイッチがオフ段階と三つのオン段階を備えていて、第1のオン段階ではスイッチ装置を介して電源から主制御部のみに対して給電が行なわれ、第2のオン段階ではスイッチ装置を介して電源から主制御部及び各副制御部に対して給電が行なわれ、第3のオン段階ではスイッチ装置を介して電源から主制御部,各副制御部及び各関節駆動用モータに対して給電が行なわれるよう、該ロータリスイッチがオフ段階から第1のオン段階,第2のオン段階,第3のオン段階に順次に切り換えられることを特徴としている。
本発明のロボットにおいて、操作部には環状の支持部材が固定されており、胸部に固定配置されたガイドが支持部材に形成された円周方向に延びるスロットに嵌合することにより、操作部が円周方向に回動可能に支持されている。
本発明のロボットにおいて、ガイドが胸部に取り付けられた環状のスライドワッシャ上に植設されている。
本発明によれば、ロボットの脚部の各関節部を揺動させる駆動手段または二脚歩行式人型ロボットの脚部及び腕部の各関節部を揺動させる駆動手段及び各駆動手段をそれぞれ駆動制御する制御部に対して給電を行なうスイッチ装置が、胴体部の表面にてロボットまたは二脚歩行式人型ロボットの運動の際に外側に突出しない位置に設けられているので、ロボットまたは二脚歩行式人型ロボットが転倒したりあるいは運動中に、スイッチ装置が床面や壁面等に当たって、誤操作されてしまうようなことがない。
さらに、ロボットまたは二脚歩行式人型ロボットの調整作業の際には、胴体部の表面に設けられたスイッチ装置の操作部を操作することにより、ロボットを分解したり、スイッチ部分に設けられたカバーを開閉することなく、容易に給電のオンオフを行なうことができる。従って、メンテナンス性が向上する。
また、上記スイッチ装置が、胴体部の胸部表面に設けられている場合には、ロボットまたは二脚歩行式人型ロボットの転倒時や全身運動等の際に、スイッチ装置の操作部が外側に突出しないので、床面や壁面等に当たって誤操作されてしまうようなことがない。
以下、図面に示した実施形態に基づいて、この発明を詳細に説明する。
図1乃至図2は、本発明を二脚歩行式人型ロボットに適用した一実施形態の構成を示している。
図1において、二脚歩行式人型ロボット10は、胴体部11と、胴体部11の下部両側に取り付けられた脚部12L,12Rと、胴体部の上部両側に取り付けられた腕部13L,13Rと、胴体部の上端に取り付けられた頭部14と、を含んでいる。
上記胴体部11は、上方の胸部11aと下方の腰部11bとに分割されており、胸部11aが、前屈部11cにて腰部11bに対して前後方向に揺動可能に、特に前方に前屈可能に、そして左右方向に旋回可能に支持されている。上記胴体部11の胸部11aには、後述する歩行制御装置50が内蔵されている。なお、上記前屈部11cは、前後揺動用の関節部11d及び左右旋回用の関節部11eを備えており、各関節部11d及び11eは、それぞれ関節駆動用モータ(図2参照)により構成されている。
上記脚部12L,12Rは、それぞれ大腿部15L,15R,下腿部16L,16R及び足部17L,17Rとから構成されている。上記脚部12L,12Rは、図2に示すように、それぞれ六個の関節部、即ち上方から順に、胴体部11の腰部11bに対する脚部回旋用の関節部18L,18R、脚部のロール方向(x軸周り)の関節部19L,19R、脚部のピッチ方向(y軸周り)の関節部20L,20R、大腿部15L,15Rと下腿部16L,16Rの接続部分である膝部21L,21Rのピッチ方向の関節部22L,22R、足部17L,17Rに対する足首部のピッチ方向の関節部23L,23R、足首部のロール方向の関節部24L,24Rを備えている。なお、各関節部18L,18R乃至24L,24Rは、それぞれ関節駆動用モータにより構成されている。
このようにして、腰関節は上記関節部11d,11eから構成され、股間節は上記関節部18L,18R,19L,19R,20L,20Rから構成され、また足関節は関節部23L,23R,24L,24Rから構成されることになる。これにより、二脚歩行式人型ロボット10の左右両側の脚部12L,12Rは、それぞれ6自由度を与えられることになり、各種動作中にこれらの12個の関節部をそれぞれ駆動モータにより適宜の角度に駆動制御することにより、脚部12L,12R全体に所望の動作を与えて、例えば任意に三次元空間を歩行することができるように構成されている。
上記腕部13L,13Rは、それぞれ上腕部25L,25R,下腕部26L,26R及び手部27L,27Rと、から構成されている。上記腕部13L,13Rの上腕部25L,25R,下腕部26L,26R及び手部27L,27Rは、上述した脚部12L,12Rと同様にして、図2に示すように、それぞれ五個の関節部、即ち上方から順に、肩部にて、胴体部11に対する上腕部25L,25Rのピッチ方向の関節部28L,28R、ロール方向の関節部29L,29R、そして左右方向の関節部30L,30R、上腕部25L,25Rと下腕部26L,26Rの接続部分である肘部31L,31Rにてピッチ方向の関節部32L,32R、手首部にて下腕部26L,26Rに対する手部27L,27Rのピッチ方向の関節部33L,33Rを備えている。なお、各関節部28L,28R乃至33L,33Rは、それぞれ関節駆動用モータにより構成されている。
このようにして、二脚歩行式人型ロボット10の左右両側の腕部13L,13Rはそれぞれ5自由度を与えられることにより、各種動作中にこれらの12個の関節部をそれぞれ駆動モータにて適宜の角度に駆動制御して、腕部13L,13R全体に所望の動作を与えることができるように構成されている。
ここで、上記肩部におけるピッチ方向の関節部28L,28Rは、ロール方向の関節部29L,29R及び左右方向の関節部30L,30Rに対して回転軸が前方にずれて配設されており、前方への腕部13L,13Rの振り角度が大きく設定されている。
上記頭部14は、胴体部11の上部11aの上端に取り付けられており、例えば視覚としてのカメラや聴覚としてのマイクが搭載されている。頭部14は、図2に示すように、首のピッチ方向の関節部35及び左右方向の関節部36を備えている。なお、各関節部35,36は、それぞれ関節駆動用モータにより構成されている。
このようにして、二脚歩行式人型ロボット10の頭部14は、2自由度を与えられることにより、各種動作中にこれらの2個の関節部35,36をそれぞれ駆動モータにて適宜の角度に駆動制御して、頭部14を左右方向または前後方向に動かすことができるように構成されている。上記ピッチ方向の関節部35は、左右方向の関節部36に対して回転軸が前方にずれて配設されており、前方への頭部14の揺動角度が大きく設定されている。
図3は、図1及び図2に示した二脚歩行式人型ロボット10の電気的構成を示している。図3において、二脚歩行式人型ロボット10は、要求動作に対応して歩容データを生成する歩容生成部37と、この歩容データに基づいて駆動手段、即ち上述した各関節部11d,11e,18L,18R乃至33L,33R,35,36、即ち関節駆動用モータMを駆動制御する動作制御装置40を備えている。
上記歩容生成部37は、外部から入力される要求動作に対応して、二脚歩行式ロボット10の歩行等の動作に必要な各関節部11d,11e,18L,18R乃至33L,33R,35,36の関節駆動用モータの目標角度軌道,目標角速度,目標角加速度を含む歩容データを生成するようになっている。
上記動作制御装置40は、主制御部41と、複数個の副制御部42と、から構成されている。上記主制御部41は、メインCPU(図示せず)を備えており、二脚歩行式人型ロボット10の胴体部11、好ましくは上体11aに設けられており、角度計測ユニット43と補償部44とから構成されている。
上記角度計測ユニット43は、各関節部11d,11e,18L,18R乃至33L,33R,35,36の関節駆動用モータに備えられた例えばロータリエンコーダ等により各関節駆動用モータの角度情報及び制御モードが副制御部42を介して入力され、各関節駆動用モータの角度位置を計測して、補償部44に出力するようになっている。
上記補償部44は、図示しない足裏に設けられた力センサからの検出出力に基づいて床反力を演算して、この床反力及び角度計測ユニット43からの角度位置に基づいて歩容生成部37からの歩容データを修正し、駆動制御信号として副制御部42に出力するようになっている。
上記副制御部42は、それぞれサブCPU(図示せず)を含んでおり、二脚歩行式人型ロボット10の各部、例えば図示の場合には、胸部11a,腰部11bの両側と、それぞれ左右の大腿部15L,15R,下腿部16L,16R,上腕部25L,25R,下腕部26L,26Rに設けられている。そして、胸部11aに設けられた副制御部42が頚部の関節部35,36,腰部の関節部11d,11e及び肩部の関節部28L,28R,29L,29R,30L,30Rを担当し、腰部11bの両側に設けられた副制御部42が股関節である関節部18L,18R,19L,19R,20L,20Rを、それぞれ担当するようになっている。また、大腿部15L,15Rに設けられた副制御部42が膝部の関節部22L,22Rを、下腿部16L,16Rに設けられた副制御部42が足首部の関節部23L,23R,24L,24Rを、上腕部25L,25Rに設けられた副制御部42が肘部の関節部32L,32Rを、下腕部26L,26Rに設けられた副制御部42が手首部の関節部33L,33Rを、それぞれ担当するようになっている。
各副制御部42は、図4に示すように、一つのプロセッサ(サブCPU)部45と、少なくとも一つ(図示の場合、二つ)のドライバ部46と、から構成されている。
上記プロセッサ部45は、主制御部41の補償部44で修正された歩容データである駆動制御信号から各関節駆動用モータの制御信号を生成して、ドライバ部46に出力するようになっている。
また、プロセッサ部45は、主制御部41と通信するための入出力バス45aを備えている。この入出力バス45aは、図示の場合、二つ設けられており、主制御部41または他の副制御部42のプロセッサ部45の入出力バス45aに接続され得るようになっている。なお、入出力バス45aにおける通信プロトコルは任意の形式が可能である。さらに、入出力バス45aを介して通信は、1対1に限定されることなく、1対多の通信手段を使用することも可能である。
これにより、プロセッサ部45は、入出力バス45aを介して、主制御部41から直接にあるいは他の副制御部42を介して入力される制御信号により、モータの目標角度,目標電流値,追従速度等を設定する。
また、プロセッサ部45は、入出力バス45aを介して、直接にあるいは他の副制御部42を介して主制御部41に対して、現在の目標位置,現在のモータ角度,現在の電流値等を出力する。
さらに、プロセッサ部45は、センサ入力部45bを備えている。このセンサ入力部45bには、各種センサ、例えば傾斜計,速度計,角加速度計,圧力計,ポテンショメータ,エンコーダ等が接続されることにより、これらのセンサからセンサ入力部45bを介してアナログまたはデジタルの検出信号が入力される。これにより、プロセッサ部45は、これらの検出信号を入出力バス45aを介して主制御部41へ出力する。例えば、プロセッサ部45は、このセンサ入力部45bを介して、対応する関節部の関節駆動用モータMに備えられた例えばロータリエンコーダ等からの角度情報と、モータの電流値が入力され、この角度情報及び電流値を入出力バス45aから主制御部41へ出力するようになっている。
上記ドライバ部46は、担当する関節部の各関節駆動用モータに対してそれぞれ一つづつ設けられており、プロセッサ部45からの制御信号に従って、対応する関節駆動用モータを駆動するようになっている。
なお、プロセッサ部45はデジタル回路として構成されており、プロセッサ部45から出力される制御信号は、デジタル信号である。そして、ドライバ部46は、プロセッサ部45からのデジタル信号としての制御信号を電流増幅することにより、アナログ信号であるモータ駆動信号を生成するようになっている。従って、アナログ信号は、ドライバ部46内のみに限定されることになり、デジタル信号から分離されることになる。
さらに、上述した動作制御装置40の電装系(制御系)である主制御部41及び各副制御部42そして駆動系である各関節駆動用モータMは、図3に示すように、電源50からスイッチ装置51を介して給電が行なわれるようになっている。このスイッチ装置51は、図1(A)及び図5に示すように、二脚歩行式人型ロボット10の胴体部11のうち胸部11aの前面に操作部が露出するように、設けられている。
図5に示すように、スイッチ装置51は、胸部11aの前面に沿って露出するように配置された操作部52と、操作部52により回動される駆動軸53と、駆動軸により回転駆動されるロータリスイッチ54と、発光表示部55と、から構成されている。
上記操作部52は、凸状に湾曲した形状に形成されており、中心軸52aの周りに回動可能に、胸部11aに対して支持されている。具体的には、操作部52は、図6(A)に示すように、内側に固定された環状の支持部材52bの形成された円周方向に延びる三つのスロット52c内に、それぞれ胸部11a側に固定配置されたガイド56がそれぞれ嵌合することにより、円周方向に回動可能に支持されている。ここで、ガイド56は、図6(B)に示すように、胸部11a内に取り付けられた環状のスライドワッシャ57上に植設されている。
上記駆動軸53は、中心軸52a上で操作部52に対して固定されており、操作部52の回動により一体に回動するようになっている。
上記ロータリスイッチ54は、胸部11a内に固定配置されており、公知の構成であって、オフ段階「0」と三つのオン段階「1」,「2」及び「3」を備えており、これらが互いに等角度間隔に配置されており、操作部52の回動により、オフ段階から順次に各オン段階に切換えられ得るようになっている。そして、ロータリスイッチ54は、オン段階「1」にて、前述した主制御部41のみに給電を行ない、オン段階「2」にて、主制御部41及び各副制御部42に給電を行ない、オン段階「3」にて、主制御部41,副制御部42及び各関節駆動用モータMに給電を行なう。
上記発光表示部55は、発光素子として例えばLEDを備えており、ロータリスイッチ54の各オン段階に対応して上記LEDを駆動制御することにより、各オン段階で異なる発光方法、例えば発光色,発光強度または点滅間隔にて、発光表示を行なうように構成されている。具体的には、発光表示部55は、上記スライドワッシャ57の裏面に貼り付けられた基板55a上にて、上下の周縁部分に沿って配置されたLED55bを備えており、これらのLED55bは、それぞれ上方及び下方即ち半径方向外側に向けて配置されている。これにより、各LED55bが発光したとき、各LED55bからの光は、操作部52の上縁及び下縁付近の周囲を照明することになる。そして、発光表示部55は、ロータリスイッチ54の切換え状態に応じてLED55bを駆動制御することにより、オフ段階「0」では非発光とし、オン段階「1」にて例えば赤色発光,オン段階「2」にて例えば黄色発光,そしてオン段階「3」にて緑色発光を行なわせる。
本発明実施形態による二脚歩行式人型ロボット10は以上のように構成されており、以下のように動作する。
先ず、スイッチ装置51の操作部52が操作されることにより、図7(A)に示すオフ段階「0」から図7(B)に示すオン段階「1」に切り換えられると、スイッチ装置51を介して電源50から動作制御装置40の主制御部41のみに対して給電が行なわれる。この状態において、主制御部41のみの調整作業が行なわれる。
次に、スイッチ装置51の操作部52が操作されることにより、図7(C)に示すオン段階「2」に切り換えられると、スイッチ装置51を介して電源50から動作制御装置40の主制御部41及び各制御部42に対して給電が行なわれる。この状態において、主制御部41と各副制御部42、すなわち動作制御装置40の調整作業が行なわれる。
続いて、スイッチ装置51の操作部52が操作されることにより、図7(D)に示すオン段階「3」に切り換えられると、スイッチ装置51を介して電源50から動作制御装置40の主制御部41及び各制御部42そして各関節駆動用モータMに対して給電が行なわれ、二脚歩行式人型ロボット10が完全な動作状態に入る。従って、この状態においては、歩容生成部37が要求動作に基づいて歩容データを生成し、動作制御装置40の主制御部41の補償部44へ出力する。また、双方の足部17L,17Rに備えられた力センサ(図示せず)が、それぞれ力を検出して補償部44へ出力すると共に、角度計測ユニット43が、各関節部の関節駆動用モータMの角度位置を計測して、補償部44へ出力する。
これにより、補償部44が、力センサからの検出出力に基づいて床反力を演算して、この床反力及び角度計測ユニット44からの各関節部の関節駆動用モータMの角度位置に基づいて歩容データを修正し、副制御部42へ出力する。副制御部42のプロセッサ部45は、この修正した歩容データに基づいて各関節駆動用モータMの制御信号を生成し、ドライバ部46に出力する。そして、ドライバ部46が、この制御信号に基づいて各関節部の関節駆動用モータMを駆動する。このようにして、二脚歩行式人型ロボット10は、要求動作に対応して歩行等の動作を行なうことになる。
ここで、上記スイッチ装置51は、胴体部11の胸部11aの前面に設けられているので、二脚歩行式人型ロボット10が動作中に転倒したり、あるいは全身運動を行なう場合であっても、スイッチ装置51の操作部52が床面や壁面等に当たってしまうようなことはなく、従って操作部52が不用意に誤操作されて、ロータリスイッチ54が不用意に他のオン段階やオフ段階に切り換えられてしまうようなことがない。
また、上記スイッチ装置51は、胴体部11の胸部11aの前面に設けられているので、ロボット10の静止状態においては、簡単に操作し得る位置に備えられることになると共に、操作部52を回動させることによりオフ段階から各オン段階に順次に切り換え設定することができる。
さらに、スイッチ装置51の設定段階が発光表示部55により発光表示されるので、使用者は、ロボット10から比較的離れた位置からも、スイッチ装置51により設定されたオフ段階またはオン段階を容易に視認することができる。
このようにして、本発明実施形態による二脚歩行式人型ロボット10によれば、動作制御装置40を構成する主制御部41及び複数の副制御部42そして各関節駆動用モータMに対して給電のオンオフを行なうスイッチ装置51が、胴体部11の胸部11aの前面に設けられているので、このスイッチ装置51が胴体部11の表面にて二脚歩行式人型ロボット10の転倒時や全身運動等の際に外側に突出しない位置に設けられる。これにより、二脚歩行式人型ロボット10の転倒時や全身運動の際に、スイッチ装置51の操作部52が、床面や壁面等に当たって誤操作されてしまうようなことがない。
また、スイッチ装置51が、三つのオン段階を有するロータリスイッチ54を含んでいるので、各オン段階にて、順次にロボットの主制御部41,各副制御部42そして駆動系である各関節駆動用モータMに対して段階的に給電を行なうことができると共に、従来のような複数個のスイッチを並べて配置した場合と比較して、誤って他のスイッチを操作するようなことがなく、所定の段階を追って給電が行なわれることになる。従って、制御系が電源オフの状態で、駆動系のみ電源オンされて、ロボット10が暴走してしまうようなことはない。
上述した実施形態においては、スイッチ装置51は、三つのオン段階を有するロータリスイッチ54を備えているが、これに限らず、一つ、二つまたは四つ以上のオン段階を備えたロータリスイッチを備えていてもよい。これにより、より一層きめ細かい段階的な電源オン及び調整作業を行なうことができる。
また、上述した実施形態においては、スイッチ装置51は、ロータリスイッチ54を備えているが、これに限らず、他の種類のスイッチ、例えば図8に示すようなスライドスイッチを備えていてもよい。図8において、スイッチ装置60はスライドスイッチとして構成されており、その操作部61が、ロボット10の胴体部11の胸部11a表面に沿って摺動するように配置されている。この場合、スイッチ装置60は、前述したロータリスイッチ54と同様に、一つのオフ段階と三つのオン段階を備えており、各オン段階において、それぞれ主制御部41,各副制御部42そして各関節駆動用モータMが順次に給電されるようになっている。
このような構成のスイッチ装置60によれば、前述したスイッチ装置51の場合と同様に、胴体部11の胸部11aの前面に設けられているので、二脚歩行式人型ロボット10が動作中に転倒したり、あるいは全身運動を行なう場合であっても、スイッチ装置60の操作部61が床面や壁面等に当たってしまうようなことはなく、従って操作部61が不用意に誤操作されて、スイッチ装置60が不用意に他のオン段階やオフ段階に切り換えられてしまうようなことがない。
また、上述した実施形態においては、発光表示部55は、各LED55bを、スイッチ装置51により選択された各オン段階に応じて異なる発光色で発光させるようになっているが、これに限らず、スイッチ装置51により選択された各オン段階に応じて他の異なる発光方法、例えば発光強度や点滅間隔を変更するようにしてもよいことは明らかである。
さらに、上述した実施形態においては、脚部12L,12Rは6自由度を、そして腕部13L,13Rは5自由度を、腰部は2自由度を、そして頚部は2自由度を有しているが、これに限らず、より小さい自由度またはより大きい自由度を有していてもよい。
また、上述した実施形態においては、二脚歩行式人型ロボット10の場合について説明したが、これに限らず、例えば複数本の脚部を備えた動物型ロボットにも本発明を適用し得ることは明らかである。
本発明による二脚歩行式人型ロボットの一実施形態の外観を示し、(A)は概略正面図、(B)は概略側面図である。 図1の二脚歩行式人型ロボットの機械的構成を示す概略図である。 図1の二脚歩行式人型ロボットの電気的構成を示すブロック図である。 図1の二脚歩行式人型ロボットにおける副制御部の構成を示すブロック図である。 図1の二脚歩行式人型ロボットにおけるスイッチ装置の構成を示し(A)は部分正面図、(B)は部分断面図である。 図5のスイッチ装置における、(A)操作部の回動支持構造及び(B)発光表示部を示す概略斜視図である。 図5のスイッチ装置の各操作状態を順次に示す概略図である。 図5のスイッチ装置の変形例における各操作状態を順次に示す概略図である。
符号の説明
10 二脚歩行式人型ロボット
11 胴体部
11a 上部
11b 下部
11c 前屈部
11d,11e 関節部(関節駆動用モータ)
12L,12R 脚部
13L,13R 腕部
14 頭部
15L,15R 大腿部
16L,16R 下腿部
17L,17R 足部
18L,18R乃至24L,24R 関節部(関節駆動用モータ)
21L,21R 膝部
25L,25R 上腕部
26L,26R 下腕部
27L,27R 手部
28L,28R乃至33L,33R 関節部(関節駆動用モータ)
31L,31R 肘部
35,36 関節部(関節駆動用モータ)
37 歩容生成部
40 動作制御装置
41 主制御部
42 副制御部
43 角度計測ユニット
44 補償部
45 プロセッサ部
46 ドライバ部
50 電源
51,60 スイッチ装置
52 操作部
54 ロータリスイッチ
55 発光表示部

Claims (5)

  1. 胴体部と、胴体部に取り付けられた複数の脚部と、胴体部の上端に取り付けられた頭部と、上記脚部の各関節部をそれぞれ揺動させる関節駆動用モータと、各関節駆動用モータをそれぞれ駆動制御する制御部と、要求動作に対応して歩容データを生成する歩容生成部と、を含み、
    上記制御部は、主制御部と、各関節駆動用モータに隣接して分散配置され該主制御部からの駆動制御信号に基づいて該関節駆動用モータの制御信号を生成して該関節駆動用モータを制御する複数の副制御部と、から構成され、
    上記主制御部,上記各副制御部及び上記各関節駆動用モータに対して給電が行なわれた状態において、上記歩容生成部が要求動作に基づいて歩容データを生成し、上記主制御部が歩容データを修正し、上記副制御部が上記歩容データに基づいて関節駆動用モータの制御信号を生成すると共に該制御信号に基づいて上記関節駆動用モータを駆動するようにしたロボットであって
    スイッチ装置を備え、
    上記主制御部,上記各副制御部及び上記各関節駆動用モータが、電源から上記スイッチ装置を介して給電が行なわれるようになっており、
    上記スイッチ装置は、上記胴体部の胸部に配置した操作部と、上記操作部により回動される駆動部と、上記駆動部により回転駆動されるロータリスイッチと、を備え、
    上記ロータリスイッチがオフ段階と三つのオン段階を備えていて、第1のオン段階では上記スイッチ装置を介して上記電源から主制御部のみに対して給電が行なわれ、第2のオン段階では上記スイッチ装置を介して上記電源から上記主制御部及び上記各副制御部に対して給電が行なわれ、第3のオン段階では上記スイッチ装置を介して上記電源から上記主制御部,上記各副制御部及び上記各関節駆動用モータに対して給電が行なわれるよう、該ロータリスイッチがオフ段階から第1のオン段階,第2のオン段階,第3のオン段階に順次に切り換えられることを特徴とする、スイッチ装置を備えたロボット
  2. 前記操作部には環状の支持部材が固定されており、
    前記胸部に固定配置されたガイドが上記支持部材に形成された円周方向に延びるスロットに嵌合することにより、前記操作部が円周方向に回動可能に支持されていることを特徴とする、請求項1に記載のロボット
  3. 前記ガイドが前記胸部に取り付けられた環状のスライドワッシャ上に植設されていることを特徴とする、請求項2に記載のロボット
  4. 前記ロータリスイッチの切換え状態に応じて駆動制御される複数のLEDが、前記スライドワッシャの裏面の基板上にて、前記スライドワッシャの周縁部分に沿って配置されていることを特徴とする、請求項3に記載のロボット
  5. 前記操作部が、前記胸部の前面に沿って配置されていることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載のロボット
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