JP2004303842A - スタック式制御基板並びにこれを搭載した電子機器及びこれを搭載したロボット - Google Patents

スタック式制御基板並びにこれを搭載した電子機器及びこれを搭載したロボット Download PDF

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恒 谷口
Yuichiro Kato
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Abstract

【課題】簡単に、かつ、低コストでできる移動式ロボットを提供する。
【解決手段】脚部及び腕部の関節部を各々揺動させる駆動手段と、これを駆動制御する動作制御装置とを有し、動作制御装置40が、胴体部に設けられた主制御部41と、各脚部,腕部等に分散配置され且つネットワーク50を介して主制御部に接続されている複数の副制御部42とから成り、各副制御部が、主制御部からの駆動制御信号に基づいて制御信号を演算するプロセッサ部43と、プロセッサ部からの制御信号に基づいて対応する駆動手段を駆動しまたはセンサからの検出出力を主制御部に送出する機能部44,45とを有し、プロセッサ部41と機能部44,45がそれぞれ一つの基板上に構成され、これらの基板が互いに積層状態にて直接に接続されるように、移動式ロボット10を構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スタック式制御基板並びにこれを搭載した電子機器及びこれを搭載したロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロボットの中の、所謂、歩行式ロボットは、前もって設定された歩行パターン(以下、歩容という)データを生成して、この歩容データに従って歩行制御を行なって、所定の歩行パターンで脚部を動作させることにより、歩行を実現するようにしている。
【0003】
ところで、歩行式ロボットの関節部が多くなるにつれて、このような歩行制御を行なう動作制御装置は、複数のI/O(入力/出力)インターフェイスと高速な演算能力を備えることが必要になってくる。
しかしながら、このような機能を単一のデバイスで実現しようとすると、システムが巨大化してしまい、ロボットの構成を変更あるいは拡張する際に、柔軟性に欠けることになると共に、各関節部の駆動手段への配線やセンサからの配線が煩雑となり、メンテナンスが容易ではなくなってしまう。
【0004】
このため、従来、胴体部に設けられた主制御部と、各駆動手段やセンサに隣接して設けられた複数の副制御部とから成る動作制御装置が使用されている。
ここで、各副制御部は、一軸モータドライバ専用回路あるいはセンサ専用検出回路として構成されており、それぞれ各関節部における駆動手段毎あるいはセンサ毎に設けられている。
【0005】
このような構成の動作制御装置によれば、図5に示すように、歩行式ロボット1の主制御部2から、駆動制御信号がネットワーク3を介して各副制御部4に出力されることにより、各副制御部4のモータドライバ4aが、それぞれ対応する駆動手段を駆動制御することによって、歩行式ロボットの各関節部が駆動され、歩行式ロボットが歩行等の動作を行なうと共に、各副制御部4のセンサ検出回路4bが、図示しないセンサからの検出出力を増幅等の処理を行なった後、ネットワーク3を介して主制御部2に送出するようになっている。
このようにして、種々の演算処理を各副制御部4に分散させることによって、高速な演算処理を可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような動作制御装置を備えた歩行式ロボット1においては、各副制御部4は、モータやセンサ毎に、それぞれ専用に構成されており、モータやセンサの機種が変更になると、対応する副制御部4全体を設計し直して、新規に作成する必要があった。
また、副制御部4は、一枚の基板から構成されており、この基板上に上述したモータドライバ4aやセンサ検出回路4bとCPU4cを実装しようとすると、基板が大型化してしまい、ロボットの各部の小型化の要請に反することになってしまう。
【0007】
本発明は、以上の点に鑑み、各副制御部を簡単な構成により小型化すると共に、モータやセンサの機種変更の際にも、容易に且つ低コストで対応することができるようにした、スタック式制御基板並びにこれを搭載した電子機器、移動式電子機器及びロボットを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のスタック式制御基板は、CPUを搭載したCPU基板と、上記CPUの入力または出力インターフェース機能を有する機能基板とで、別体に構成される制御基板であって、上記CPU基板面の所定個所に上記機能基板との回路接続用の少なくとも1つの第1のコネクタが配設され、また、上記第1のコネクタに対応する位置に合わせて上記機能基板面に第2のコネクタが配設され、上記第1のコネクタと上記第2のコネクタが、上記CPU基板と上記機能基板の対向面が所定間隔で積層されて連結固定されるように接続されると共に、上記CPU基板の回路と上記機能基板の回路とが接続されることを特徴とする。
また、第1のコネクタと前記第2のコネクタは、一方がプラグで、他方がレセプタクルで構成され、これらのプラグ及びレセプタクルが、着脱可能な接続時だけ、回路接続が行われように前記CPU基板面と前記機能基板面に配設されることが好ましい。
【0009】
この構成によれば、CPUを搭載した基板と、このCPUの入力または出力インターフェース機能を有する機能基板と、が、積層されたスタック構造により、電気的接続と機械的接続を容易に行うことができる。
スタック構造であるので、制御基板の各種装置への実装面積を小さくできるので、各種装置への組み込みが容易にできる。また、CPUを搭載した基板を共通として、機能の異なる機能基板を組み合わせることにより、各種制御基板の製作が容易に、かつ、低コストでできる。
【0010】
上記目的を達成するため、本発明のスタック式制御基板を搭載した電子機器は、少なくとも主CPUを組み込んだ基板と、副CPUを組み込んだ副CPU基板と該副CPUの入力または出力インターフェース機能を有する機能基板とで別体に構成される複数個の制御基板とを備えた電子機器であって、上記各制御基板は、上記副CPU基板面の所定個所に上記機能基板との回路接続用の少なくとも1つの第1のコネクタが配設され、また、上記第1のコネクタに対応する位置に合わせて上記機能基板面に第2のコネクタが配設され、上記第1のコネクタと上記第2のコネクタが、上記副CPU基板と上記機能基板の対向面が所定間隔で積層されて連結固定されるように接続されると共に、上記副CPU基板の回路と上記機能基板の回路とが接続されるスタック式制御基板であることを特徴とする。
また、複数のスタック式制御基板は、共通の副CPU基板を備え、機能に応じた前記機能基板を備えると共に、それぞれの副CPUが、主CPUとネットワーク接続されていればよい。
また、第1のコネクタと第2のコネクタは、一方がプラグで、他方がレセプタクルで構成され、これらのプラグ及びレセプタクルが、着脱可能な接続時だけ、回路接続が行われように副CPU基板面と機能基板面に配設されればよい。
【0011】
この構成によれば、電子機器の副CPUを搭載した基板と、副CPUの入力または出力インターフェース機能を有する機能基板と、が、積層されたスタック式制御基板として実装できる。また、副CPUが主CPUとネッタワーク接続されることで、高速に動作する。
多数の副CPUを有する電子機器においては、副CPU基板を共通にして、入出力に応じた機能基板との組み合わせにより、スタック式制御基板を容易に製作できるので、コストが安くなる。
これにより、電子装置の小型化と、高速動作と、低コストが実現できる。
【0012】
上記目的を達成するため、本発明のスタック式制御基板を搭載したロボットは、少なくとも主CPUを組み込んだ基板と、副CPUを組み込んだ副CPU基板と該副CPUのインターフェース機能を有する複数の機能基板とで別体に構成される複数の制御基板と、を備えたロボットであって、上記各制御基板は、上記副CPU基板面の所定個所に上記機能基板との回路接続用の少なくとも1つの第1のコネクタが配設され、また、上記第1のコネクタに対応する位置に合わせて上記機能基板面に第2のコネクタが配設され、上記第1のコネクタと上記第2のコネクタが、上記副CPU基板と上記機能基板の対向面が所定間隔で積層されて連結固定されるように接続されると共に、上記副CPU基板の回路と上記機能基板の回路とが接続されるスタック式制御基板であることを特徴とする。
さらに、複数のスタック式制御基板は、共通の前記副CPU基板と、センサ機能を有する入力インターフェースを有する機能基板又はロボット駆動部を駆動する出力インターフェースを有する機能基板と、を備えると共に、それぞれの前記スタック式制御基板の前記副CPUが、前記主CPUとネットワーク接続されていることを特徴とする。
さらに、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタは、一方がプラグで、他方がレセプタクルで構成され、これらのプラグ及びレセプタクルが、着脱可能な接続時だけ、回路接続が行われように前記副CPU基板面と前記機能基板面に配設されることを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、ロボットにおいて、副CPUを搭載した基板と、副CPUの入力または出力インターフェース機能を有する機能基板と、が、積層されたスタック式制御基板が小型であるので、ロボットの各部に容易に実装できる。また、副CPUが主CPUとネッタワーク接続されることで、高速に動作する。
多数の副CPUを有するロボットにおいては、副CPU基板を共通にして、入出力に応じた機能基板との組み合わせによりスタック式制御基板とすることができるので、コストが安くなる。
これにより、ロボットの小型化と、高速動作と、低コストが実現できる。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明のスタック式制御基板を搭載したロボットは、胴体部と、胴体部の両側にて揺動可能な脚部または腕部と、を含んでおり、脚部及び腕部の揺動可能な関節部をそれぞれ揺動させる複数個の駆動手段と、各駆動手段をそれぞれ駆動制御する動作制御装置と、を有しており、上記動作制御装置が、胴体部に設けられた主制御部と、各脚部,腕部等に分散配置され且つネットワークを介して主制御部に接続されている複数の副制御部と、から構成されていて、各副制御部が、それぞれ主制御部からの駆動制御信号に基づいて少なくとも一つの対応する駆動手段またはセンサ等のための制御信号を演算するプロセッサ部と、プロセッサ部からの制御信号に基づいて対応する駆動手段を駆動しまたはセンサからの検出出力を主制御部に送出する機能部と、から構成されている、移動式ロボットにおいて、各副制御部のプロセッサ部が、一つの基板上に構成されており、これに対して、各副制御部の機能部が、同様に一つの基板上に構成されていると共に、プロセッサ部及び機能部の基板上に設けられたコネクタを介して、対応するプロセッサ部に対して積層状態にて直接に着脱可能に接続されるスタック式制御基板からなることを特徴とする。
また、副プロセッサ部及び機能部の基板上に設けられたコネクタは、一方がプラグであり、他方がレセプタクルで構成され、これらのプラグ及びレセプタクルが、着脱可能な接続時だけ、回路接続が行われように副プロセッサ部及び機能基板に配設すればよい。
前記機能部は、好ましくは、プロセッサ部からの制御信号に基づいて対応する駆動手段を駆動するドライバ部である。
また、機能部は、好ましくは、対応するセンサからの検出出力をネットワークを介して主制御部に送出するセンサ出力部である。
また、ロボットは、好ましくは、移動式ロボットが、歩行式ロボット、二脚歩行式人型ロボット、四脚歩行式ロボット、車輪型ロボットのいずれかである。
【0015】
上記構成によれば、移動式ロボットが全身運動を行なう際、動作制御装置の主制御部が、要求動作に対応する歩容データに基づいて、各駆動手段を駆動制御するための駆動制御信号を生成して、この駆動制御信号を対応する駆動手段に関連付けられた副制御部にネットワークを介して出力する。
これにより、副制御部は、プロセッサ部により、主制御部からの駆動制御信号に基づいて、対応する各駆動手段毎に制御信号を演算して、各駆動手段に対応する機能部としてのドライバ部に出力する。そして、このドライバ部が、プロセッサ部からの制御信号に基づいて対応する駆動手段を駆動する。
【0016】
また、例えば各駆動手段に対応して設けられた各関節部の回転角度を検出するセンサや脚部の足裏に設けられた力センサあるいは胴体部に設けられたロボットの姿勢を検出する三次元センサ等のセンサからの検出信号が、対応する副制御部の機能部としてのセンサ出力部に入力される。
これにより、各センサ出力部は、センサからの検出信号を増幅等の信号処理を行なった後、当該副制御部のプロセッサ部により演算処理し、さらにネットワークを介して主制御部に対して出力する。
【0017】
このようにして、主制御部が、各センサから副制御部のセンサ出力部及びプロセッサ部を介して入力される検出信号を参照しながら、各駆動手段を、それぞれ対応する副制御部のプロセッサ部及びドライバ部により駆動することにより、各関節部が歩容データを実現するために動作し、全体として移動式ロボットが所望の全身運動を行なうことになる。
【0018】
この場合、動作制御装置の各副制御部を構成するプロセッサ部及び機能部としてのドライバ部及びセンサ出力部が、それぞれ単一の基板上に実装されていると共に、プロセッサ部の基板に対して、各基板上に設けられたコネクタを介して、機能部の基板が直接に接続されるようになっている。
【0019】
従って、個々の機能部が、種々の駆動手段のためのドライバ部としてそれぞれ構成されていれば、これらの種々の駆動手段に対応することができる。
また、同様にして、個々の機能部が、種々のセンサのためのセンサ出力部としてそれぞれ構成されていれば、これらの種々のセンサに対応することができる。
その際、各副制御部のプロセッサ部は、種々のドライバ部やセンサ出力部に大して、同じ構成でよい。
【0020】
このようにして、各副制御部は、共通の構成のプロセッサ部に対して、それぞれ種々のドライバ部やセンサ出力部としての機能部を接続することにより、容易に構成され得ることになる。
従って、例えば駆動手段やセンサが異なる種類に変更される場合、各副制御部は、新たな駆動手段やセンサに対応するために、プロセッサ部の基板に対して、機能部の基板を交換すればよいので、設計変更の際の対応を容易に、そして低コストで行なうことができる。
【0021】
さらに、各副制御部が、プロセッサ部の基板に対して機能部の基板を重ねた状態で構成されることになるので、全体として小型に構成され得る。従って、移動式ロボットの各関節部や足裏等のセンサを組み込む部分、そしてロボット全体が小型に構成され得ることになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づいて、この発明を詳細に説明する。
図1乃至図2は、本発明を適用した移動式ロボットである二脚歩行式人型ロボットの一実施形態の構成を示している。
移動式ロボットの例として、二脚歩行式人型ロボットについて説明する。
図1において、二脚歩行式人型ロボット10は、胴体部11と、胴体部11の下部両側に取り付けられた脚部12L,12Rと、胴体部の上部両側に取り付けられた腕部13L,13Rと、胴体部の上端に取り付けられた頭部14と、を含んでいる。
【0023】
上記脚部12L,12Rは、それぞれ大腿部15L,15R,下腿部16L,16R及び足部17L,17Rと、から構成されている。
ここで、上記脚部12L,12Rは、それぞれ六個の関節部、即ち上方から順に、胴体部11に対する脚部回旋用の関節部18L,18R、脚部のロール方向の関節部19L,19R、脚部のピッチ方向の関節部20L,20R、大腿部15L,15Rと下腿部16L,16Rの接続部分である膝部21L,21Rのピッチ方向の関節部22L,22R、足部17L,17Rに対する足首部のピッチ方向の関節部23L,23R、足首部のロール方向の関節部24L,24Rを備えている。
尚、各関節部18L,18R乃至24L,24Rは、それぞれ関節駆動用モータにより構成されている。
【0024】
このようにして、股間節は、上記関節部18L,18R,19L,19R,20L,20Rから構成され、また足関節は、関節部23L,23R,24L,24Rから構成されることになる。
これにより、二脚歩行式人型ロボット10の左右両側の脚部12L,12Rは、それぞれ6自由度を与えられることになり、各種動作中にこれらの12個の関節部をそれぞれ駆動モータにより適宜の角度に駆動制御することにより、脚部12L,12R全体に所望の動作を与えて、例えば任意に三次元空間を歩行することができるように構成されている。
【0025】
上記腕部13L,13Rは、それぞれ上腕部25L,25R,下腕部26L,26R及び手部27L,27Rと、から構成されている。
ここで、上記腕部13L,13Rの上腕部25L,25R,下腕部26L,26R及び手部27L,27Rは、上述した脚部12L,12Rと同様にして、図2に示すように、それぞれ五個の関節部、即ち上方から順に、肩部にて、胴体部11に対する上腕部25L,25Rのピッチ方向の関節部28L,28R、ロール方向の関節部29L,29R、上腕部25L,25Rと下腕部26L,26Rの接続部分である肘部30L,30Rにてピッチ方向の関節部31L,31R、手首部にて下腕部26L,26Rに対する手部27L,27Rのピッチ方向の関節部32L,32Rを備えている。
尚、各関節部28L,28R乃至32L,32Rは、それぞれ関節駆動用モータにより構成されている。
【0026】
このようにして、二脚歩行式人型ロボット10の左右両側の腕部13L,13Rは、それぞれ4自由度を与えられることにより、各種動作中にこれらの10個の関節部をそれぞれ駆動モータにより適宜の角度に駆動制御することにより、腕部13L,13R全体に所望の動作を与えることができるように構成されている。
【0027】
上記頭部14は、胴体部11の上端に取り付けられており、例えば視覚としてのカメラや聴覚としてのマイクが搭載されている。
ここで、上記頭部14は、図2に示すように、首のピッチ方向の関節部33及び左右方向の関節部34を備えている。
尚、各関節部33,34は、それぞれ関節駆動用モータにより構成されている。
【0028】
このようにして、二脚歩行式人型ロボット10の頭部14は、2自由度を与えられることにより、各種動作中にこれらの2個の関節部33,34をそれぞれ駆動モータにより適宜の角度に駆動制御することにより、頭部14を左右方向または前後方向に動かすことができるように構成されている。
【0029】
さらに、上記胴体部11には、姿勢を検出するための三次元センサとしてのジャイロ・加速度センサ11aが備えられている。
三次元の姿勢を検出するために、ジャイロ・加速度センサ11aは、角加速度を検出する3軸ジャイロセンサと加速度を検知する3軸加速度センサを有している。ここで、ジャイロ・加速度センサ11aは、二脚歩行式人型ロボット10の重心に近い部位であれば、任意の位置に設置できる。
三次元センサの構成の1例として、1枚のボードに制御部(CPU)とジャイロセンサ2個(2軸)と加速度センサ1個(2軸)を有する場合には、このボードを2枚使用することで、1軸を使用しないか、予備とすることで、3軸のジャイロ・加速度センサ11aを構成することができる。
【0030】
また、上記各足部17L,17Rには、所謂足裏にかかる圧力を検出するための力センサ35L,35Rがそれぞれ四隅に備えられている。
【0031】
図2は、図1に示した二脚歩行式人型ロボット10の電気的構成を示している。
図2において、二脚歩行式人型ロボット10は、要求動作に対応して歩容データを生成し、この歩容データに基づいて、さらに各センサ、即ち上記加速度計11a及び力センサ35L,35Rからの検出信号を参照しながら、駆動手段、即ち上述した各関節部18L,18R乃至32L,32R,33,34即ち関節駆動用モータを駆動制御する動作制御装置40を備えている。
【0032】
上記動作制御装置40は、主制御部41と、複数個の副制御部42と、から構成されている。
上記主制御部41は、CPU41aを備えており、二脚歩行式人型ロボット10の胴体部11に設けられており、各関節部18L,18R乃至32L,32R,33,34の関節駆動用モータに備えられた、例えば、ロータリエンコーダ等により各関節駆動用モータの角度情報が副制御部42を介して入力されることにより、各関節駆動用モータの角度位置を計測し、この角度位置に基づいて、各関節駆動用モータを駆動制御するようになっている。
その際、主制御部41は、上記ジャイロ・加速度センサ11aからの検出出力に基づいて、ロボットの姿勢を検出すると共に、上記力センサ35L,35Rからの検出出力に基づいて、床反力を演算して、この床反力とロボットの姿勢そして上述した各関節駆動用モータの角度位置に基づいて、歩容データを修正し、駆動制御信号として副制御部42に出力するようになっている。
【0033】
上記各副制御部42は、二脚歩行式人型ロボット10の各関節部に対応して設けられており、デイジーチェーン型のネットワーク50を介して、主制御部41に対して接続されている。
尚、一つの副制御部42が、複数個、例えば3個の関節部に対応して設けられていてもよい。
【0034】
各副制御部42は、図2に示すように、二種類の構成のもの、即ち副制御部42a及び42bがある。
第一の構成の副制御部42aは、プロセッサ部43と、ドライバ部44と、から構成されている。
また、第二の構成の副制御部42bは、プロセッサ部43と、センサ入力部45と、から構成されている。
【0035】
上記プロセッサ部43は、各副制御部42a,42bにて同一の構成であって、CPU43aを備えている。
そして、上記プロセッサ部43は、副制御部42aにおいては、主制御部41からの駆動制御信号から、各関節駆動用モータの制御信号を生成して、ドライバ部44に出力するようになっていると共に、副制御部42bにおいては、センサ入力部45からの検出信号をCPU43aにより演算処理して、ネットワークを介して主制御部41に対して送出するようになっている。
【0036】
さらに、プロセッサ部43は、主制御部41と通信するための入出力バス43bを備えている。この入出力バス43bは、図示の場合、二つ設けられており、主制御部41または他の副制御部42のプロセッサ部43の入出力バス43bに接続され得るようになっている。
【0037】
これにより、プロセッサ部43は、入出力バス43bを介して、主制御部41から直接にあるいは他の副制御部42を介して入力される制御信号により、モータの目標角度,目標電流値,追従速度等を設定する。
また、プロセッサ部43は、入出力バス43bを介して、直接にあるいは他の副制御部42を介して主制御部41に対して、ドライバ部44からの現在の目標位置,現在のモータ角度,現在の電流値等を出力する。
【0038】
上記ドライバ部44は、プロセッサ部43からの制御信号に従って、入出力コネクタ44aを介して対応する関節駆動用モータを駆動すると共に、入出力コネクタ44aを介して各関節駆動用モータの角度情報が入力されるようになっている。
尚、ドライバ部44は、複数個(例えば3個)の関節駆動用モータを担当するようにしてもよい。
【0039】
また、上記センサ入力部45は、各種センサ、即ちジャイロ・加速度センサ11a及び力センサ35L,35Rが入力コネクタ45aに接続されることにより、これらのセンサからセンサ入力部45を介してアナログまたはデジタルの検出信号が入力される。これにより、プロセッサ部43は、これらの検出信号を、入出力バス43bを介して主制御部41に出力する。
【0040】
図3は、図2の副制御部42の具体的な構成を示す概略斜視図であり、図4は図3の副制御部の概略側面図を示す図である。
ここで、各副制御部42におけるプロセッサ部43は、図3及び図4に示すように、一つの基板(CPU基板)上に実装されており、また機能部としてのドライバ部44及びセンサ入力部45も、同様に一つの基板(機能基板)上に実装されている。
そして、CPU基板46は、CPU43a及び入出力バス43bを備えると共に、さらにドライバ部44またはセンサ入力部45の機能基板47と直接に重ねて接続するための第1のコネクタとしてのコネクタ46a,46bを備えている。なお、図3及び図4に示すように、コネクタ46a,46bは、機能基板47と向かい合うCPU基板46の面に配設されており、さらにコネクタ46aとコネクタ46bとは、一定の距離隔てて基板面上に並設されている。具体的には、略直方体形状のコネクタ46a,46bは、その長さ方向を略四角形状のCPU基板46の縁と平行にして、相対するCPU基板46上の位置に設けられている。
【0041】
これに対して、機能基板47は、ドライバ部44またはセンサ入力部45の機能を実現するための回路を備えていると共に、さらにCPU基板46上に直接に重ねて接続するための第2のコネクタとしてのコネクタ47a,47bを備えている。これらのコネクタ47a,47bは、コネクタ46a,46bが実装されたCPU基板46面と向かい合う機能基板47の面に配設されている。具体的には、コネクタ47aはCPU基盤46のコネクタ46bの位置と対応する機能基盤47面上に設けられ、コネクタ47bはコネクタ46aのCPU基盤46における位置と対応する機能基盤47面に設けられている。
【0042】
なお、CPU基板46と機能基板47とが、例えば、図3及び図4に示すように同一及び同程度の四角形状に形成されている場合には、両基板46,47の各角部をぞれぞれ対応させて、後述のようにスタックさせる上下方向の垂直軸上において対応する両基板46,47の角部が対峙するように、コネクタ46a,46bをCPU基板46に配設し、これらに対応させてコネクタ47a,47bを機能基板47に配設する。また、両基板46,47は同一形状に限らず、一方の基板を他方の基板より大きく形成してもよい。
【0043】
上記CPU基板46のコネクタ46a及び機能基板47のコネクタ47aは、プラグとして構成されており、また上記CPU基板46のコネクタ46b及び機能基板47のコネクタ47bは、レセプタクルとして構成されている。
これにより、CPU基板46上に機能基板47が重ねられたとき、機能基板47のコネクタ47aがCPU基板46のコネクタ46bと接続され、機能基板47のコネクタ47bがCPU基板46のコネクタ46aと接続されることにより、コネクタの挿入ミスが防止されるようになっている。
ここで、上記コネクタ46a,46b,47a,47bは、それぞれCPU基板46と機能基板47との間の必要な結線、例えばプロセッサ部43からドライバ部44への制御信号,ドライバ部44からプロセッサ部43への関節部の角度位置,センサ入力部45からプロセッサ部43へのセンサ検出信号そして電源及びアース等を提供するようになっている。
このように、上記CPU基板46及び上記機能基板47のコネクタ46a,46b,47a,47bとが、着脱かつ交換可能に積層して回路接続されると共に、連結固定されることで、スタック式制御基板を構成することができる。
【0044】
本発明実施形態による二脚歩行式人型ロボット10は以上のように構成されており、以下のように動作する。
即ち、動作制御装置の主制御部41が、要求動作に基づいて歩容データを生成する。また、ジャイロ・加速度センサ11aと双方の足部17L,17Rに備えられた力センサ35L,35Rが、それぞれ、姿勢と力を検出して、副制御部42bを介して主制御部41に出力すると共に、各関節部が、その角度位置を副制御部42aを介して主制御部41に出力する。
【0045】
これにより、主制御部41が、力センサ35L,35Rからの検出出力に基づいて、床反力を演算して、この床反力及び各関節部の角度位置やジャイロ・加速度センサ11aによる姿勢などに基づいて、歩容データを修正し、ネットワーク50を介して副制御部42aに出力する。
副制御部42aのプロセッサ部43は、この修正した歩容データに基づいて、各関節駆動用モータの制御信号を生成し、ドライバ部44に出力する。
そして、ドライバ部44が、この制御信号に基づいて、各関節部の関節駆動用モータを駆動する。
このようにして、二脚歩行式人型ロボット10は、要求動作に対応して、歩行等の動作を行なうことになる。
【0046】
ここで、各副制御部42即ち42a,42bは、CPU基板46上に構成されたプロセッサ部43と、機能基板47上に構成された機能部としてのドライバ部44,センサ入力部45と、から構成されており、同じ構成のCPU基板46が、副制御部42a及び42bに対して共通に使用され得る。
従って、副制御部42が、それぞれ接続される駆動手段としての関節駆動用モータや各種センサの機種変更等の仕様変更に対応するためには、副制御部42a,42bのドライバ部44やセンサ入力部45を構成する機能基板47のみを交換すればよいので、設計変更時のコストが低減され得ることになる。
さらに、機能基板47は、コネクタ46a,46b,47a,47bを介して、CPU基板46に対して直接に接続され得るので、接続ケーブル等が不要となり、容易に接続することが可能である。
【0047】
また、各副制御部42がCPU基板46及び機能基板47を積層することにより構成されるので、副制御部42全体が小型に構成され得ることになり、ロボットの各関節部等の狭いスペースであっても、確実に配置され得るので、ロボットの小型化にも対応することができる。
【0048】
さらに、上記二脚歩行式人型ロボット10に、さらに新たな間接部やセンサなどを追加することも可能である。ロボット10内に設けられた副制御部42に追加用の複制御部42を各入出力バス43bをネットワーク連結用ケーブルを介して連結して、ロボット内に組み入れることができる。これにより、ロボットの拡張性が向上する。
【0049】
上述した実施形態においては、脚部12L,12Rは6自由度を、そして腕部13L,13Rは4自由度を、そして頚部は2自由度を有しているが、これに限らず、より小さい自由度またはより大きい自由度を有していてもよい。
また、上述した実施形態においては、移動式ロボットとして、二脚歩行式人型ロボットについて説明したが、これに限らず、四脚歩行式ロボットなどの歩行式ロボットや、車輪型ロボット等に対しても本発明を適用し得ることは明らかである。
【0050】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、各副制御部は、共通の構成のプロセッサ部に対して、それぞれ種々のドライバ部やセンサ出力部としての機能部を接続することにより、容易に構成され得ることになる。
従って、例えば駆動手段やセンサが異なる種類に変更される場合、各副制御部は、新たな駆動手段やセンサに対応するために、プロセッサ部の基板に対して、機能部の基板を交換すればよいので、設計変更の際の対応を容易に、そして低コストで行なうことができる。
さらに、各副制御部が、プロセッサ部の基板に対して機能部の基板を重ねた状態で構成されることになるので、全体として小型に構成され得る。
従って、歩行式ロボットの各関節部や足裏等のセンサを組み込む部分、そしてロボット全体が小型に構成され得ることになる。
このようにして、本発明によれば、各副制御部を簡単な構成により小型化すると共に、モータやセンサの機種変更の際にも、容易に且つ低コストで対応することができるようにした、極めて優れた移動式ロボットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した二脚歩行式人型ロボットの一実施形態の内部構造を示す概略斜視図である。
【図2】図1の二脚歩行式人型ロボットにおける動作制御装置の主制御部及び副制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】図2の副制御部の具体的な構成を示す概略斜視図である。
【図4】図3の副制御部の概略側面図である。
【図5】従来の歩行式ロボットにおける動作制御装置の主制御部及び副制御部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 移動式ロボット(二脚歩行式人型ロボット)
11 胴体部
11a ジャイロ・加速度センサ(三次元センサ)
12L,12R 脚部
13L,13R 腕部
14 頭部
15L,15R 大腿部
16L,16R 下腿部
17L,17R 足部
18L,18R乃至24L,24R 関節部(関節駆動用モータ)
21L,21R 膝部
25L,25R 上腕部
26L,26R 下腕部
27L,27R 手部
28L,28R乃至32L,32R 関節部(関節駆動用モータ)
30L,30R 肘部
33,34 関節部(関節駆動用モータ)
35L,35R 力センサ
40 動作制御装置
41 主制御部
42,42a,42b 副制御部
43 プロセッサ部
43a CPU
43b 入出力バス
44 ドライバ部
44a 入出力コネクタ
45 センサ入力部
46 CPU基板
47 機能基板
50 ネットワーク

Claims (13)

  1. CPUを搭載したCPU基板と、
    上記CPUの入力または出力インターフェース機能を有する機能基板とで、別体に構成される制御基板であって、
    上記CPU基板面の所定個所に上記機能基板との回路接続用の少なくとも1つの第1のコネクタが配設され、
    また、上記第1のコネクタに対応する位置に合わせて上記機能基板面に第2のコネクタが配設され、
    上記第1のコネクタと上記第2のコネクタが、上記CPU基板と上記機能基板の対向面が所定間隔で積層されて連結固定されるように接続されると共に、上記CPU基板の回路と上記機能基板の回路とが接続されることを特徴とする、スタック式制御基板。
  2. 前記第1のコネクタと前記第2のコネクタは、一方がプラグで、他方がレセプタクルで構成され、これらのプラグ及びレセプタクルが、着脱可能な接続時だけ、回路接続が行われように前記CPU基板面と前記機能基板面に配設されることを特徴とする、請求項1に記載のスタック式制御基板。
  3. 少なくとも主CPUを組み込んだ基板と、
    副CPUを組み込んだ副CPU基板と該副CPUの入力または出力インターフェース機能を有する機能基板とで別体に構成される複数個の制御基板と、を備えた電子機器であって、
    上記各制御基板は、
    上記副CPU基板面の所定個所に上記機能基板との回路接続用の少なくとも1つの第1のコネクタが配設され、
    また、上記第1のコネクタに対応する位置に合わせて上記機能基板面に第2のコネクタが配設され、
    上記第1のコネクタと上記第2のコネクタが、上記副CPU基板と上記機能基板の対向面が所定間隔で積層されて連結固定されるように接続されると共に、上記副CPU基板の回路と上記機能基板の回路とが接続されるスタック式制御基板であることを特徴とする、スタック式制御基板を搭載した電子機器。
  4. 前記複数のスタック式制御基板は、共通の前記副CPU基板を備え、機能に応じた前記機能基板を備えると共に、それぞれの前記副CPUが、前記主CPUとネットワーク接続されていることを特徴とする、請求項3に記載のスタック式制御基板を搭載した電子機器。
  5. 前記第1のコネクタと前記第2のコネクタは、一方がプラグで、他方がレセプタクルで構成され、これらのプラグ及びレセプタクルが、着脱可能な接続時だけ、回路接続が行われように前記副CPU基板面と前記機能基板面に配設したことを特徴とする、請求項3又は4に記載のスタック式制御基板を搭載した電子機器。
  6. 少なくとも主CPUを組み込んだ基板と、
    副CPUを組み込んだ副CPU基板と該副CPUのインターフェース機能を有する複数の機能基板とで別体に構成される複数の制御基板と、を備えたロボットであって、
    上記各制御基板は、
    上記副CPU基板面の所定個所に上記機能基板との回路接続用の少なくとも1つの第1のコネクタが配設され、
    また、上記第1のコネクタに対応する位置に合わせて上記機能基板面に第2のコネクタが配設され、
    上記第1のコネクタと上記第2のコネクタが、上記副CPU基板と上記機能基板の対向面が所定間隔で積層されて連結固定されるように接続されると共に、上記副CPU基板の回路と上記機能基板の回路とが接続されるスタック式制御基板であることを特徴とする、スタック式制御基板を搭載したロボット。
  7. 前記複数のスタック式制御基板は、共通の前記副CPU基板と、センサ機能を有する入力インターフェースを有する機能基板又はロボット駆動部を駆動する出力インターフェースを有する機能基板と、を備えると共に、それぞれの前記スタック式制御基板の前記副CPUが、前記主CPUとネットワーク接続されていることを特徴とする、請求項6に記載のスタック式制御基板を搭載したロボット。
  8. 前記第1のコネクタと前記第2のコネクタは、一方がプラグで、他方がレセプタクルで構成され、これらのプラグ及びレセプタクルが、着脱可能な接続時だけ、回路接続が行われように前記副CPU基板面と前記機能基板面に配設されることを特徴とする、請求項6又は7に記載のスタック式制御基板を搭載したロボット。
  9. 胴体部と、胴体部の両側にて揺動可能な脚部または腕部と、を含んでおり、
    上記脚部及び腕部の揺動可能な関節部をそれぞれ揺動させる複数個の駆動手段と、各駆動手段をそれぞれ駆動制御する動作制御装置と、を有しており、
    上記動作制御装置が、胴体部に設けられた主制御部と、各脚部,腕部等に分散配置され且つネットワークを介して主制御部に接続されている複数の副制御部と、から構成されていて、
    上記各副制御部が、それぞれ主制御部からの駆動制御信号に基づいて少なくとも一つの対応する駆動手段またはセンサ等のための制御信号を演算するプロセッサ部と、プロセッサ部からの制御信号に基づいて対応する駆動手段を駆動しまたはセンサからの検出出力を主制御部に送出する機能部と、から構成されている、移動式ロボットであって、
    各副制御部のプロセッサ部が、一つの基板上に構成されており、
    これに対して、各副制御部の機能部が、同様に一つの基板上に構成されていると共に、プロセッサ部及び機能部の基板上に設けられたコネクタを介して、対応するプロセッサ部に対して積層状態にて直接に着脱可能に接続されるスタック式制御基板からなることを特徴とする、スタック式制御基板を搭載したロボット。
  10. 前記副プロセッサ部及び機能部の基板上に設けられたコネクタは、一方がプラグであり、他方がレセプタクルで構成され、これらのプラグ及びレセプタクルが、着脱可能な接続時だけ、回路接続が行われように前記副プロセッサ部及び機能基板に配設したことを特徴とする、請求項9に記載のスタック式制御基板を搭載したロボット。
  11. 前記機能部が、プロセッサ部からの制御信号に基づいて対応する駆動手段を駆動するドライバ部であることを特徴とする、請求項9又は10に記載のスタック式制御基板を搭載したロボット。
  12. 前記機能部が、対応するセンサからの検出出力をネットワークを介して主制御部に送出するセンサ出力部であることを特徴とする、請求項9〜11の何れかに記載のスタック式制御基板を搭載したロボット。
  13. 前記ロボットが、歩行式ロボット、二脚歩行式人型ロボット、四脚歩行式ロボット、車輪型ロボットのいずれかであることを特徴とする、請求項9〜12の何れかに記載のスタック式制御基板を搭載したロボット。
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