JP4532049B2 - 乾燥膨張性タンポン材とその製造方法 - Google Patents

乾燥膨張性タンポン材とその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4532049B2
JP4532049B2 JP2001527729A JP2001527729A JP4532049B2 JP 4532049 B2 JP4532049 B2 JP 4532049B2 JP 2001527729 A JP2001527729 A JP 2001527729A JP 2001527729 A JP2001527729 A JP 2001527729A JP 4532049 B2 JP4532049 B2 JP 4532049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tampon
cover bag
tampon material
dry
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001527729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004500159A (ja
Inventor
エム ポーリー,スザンヌ
エム ブラウン,ジェフリー
ブテンスキー,アーウィン
アール ジャクソン,デイン
Original Assignee
プレイテックス プロダクツ エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/677,353 external-priority patent/US6595974B1/en
Application filed by プレイテックス プロダクツ エルエルシー filed Critical プレイテックス プロダクツ エルエルシー
Publication of JP2004500159A publication Critical patent/JP2004500159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4532049B2 publication Critical patent/JP4532049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • A61F13/34Means for withdrawing tampons, e.g. withdrawal strings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • A61F13/2051Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor characterised by the material or the structure of the inner absorbing core
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • A61F13/2071Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor characterised by the material or the structure of the outer layer
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • A61F13/2082Apparatus or processes of manufacturing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S604/00Surgery
    • Y10S604/904Tampons

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に改良されたタンポン又はタンポン材(tampon pledget)に関する。さらに詳しくは、本発明はタンポンアプリケーターから排出されたときに、タンポン材が水分又は月経分泌物と接触する必要なしに、急速に膨張するタンポン材に関する。また、該タンポン材はうら返されたカバー袋状物をもちつ。全体として、本発明のタンポン材は改良された快適さ及び優れた吸収性をもつ。
【0002】
【従来の技術】
タンポン材は典型的には使用前にタンポンアプリケーター中でタンポン材を作ったり、その中にいれる間に圧縮されそしてセットされる。通常のタンポン材では、タンポン材の繊維は、使用者の身体内にいったん置かれたならば水分又は月経分泌物との最初の接触によって著しく膨張するであろう。膨張を通して、タンポン材は使用者の身体の外形に適合する。従来、タンポン材は、快適さを達成するために膨張前にアプリケーターから放出され、使用者の身体内に配置されることが必要であると考えられていた。
【0003】
非吸収性繊維がタンポン材に膨張を与えるために該タンポン材中で使用されてきた。しかしながら、そのようなタンポン材は本発明のタンポン材の予期され得なかった快適さを達成できなかった。率直に言って、ある製品では、改良された快適さは考慮されていなかったし、非吸収性繊維及び吸収性繊維の組合せによって、タンポン材において比較できるほどの吸収性及び十分なバイパス漏れからの保護をもたなかった。さらに、通常の吸収性繊維を含む、非吸収性繊維/吸収性繊維の正確な割合が改良された快適さ及び周知のタンポン材よりも優れている吸収性を与えることの正しい認識が欠除していた。
【0004】
さらに、通常のタンポン材に吸収性物質を封じ込めるカバー袋状物の円筒物は典型的には該吸収性物質を全体的に封じ込めず、吸収性物質をタンポン材の末端で露出させる。しかしながら、吸収性物質を完全なままで維持するために、タンポン材の吸収性物質をカバー袋状物の円筒物で全体を囲み込むことが有利である。従って、カバー袋状物の円筒物の末端が集められ、硬いシール接合部領域を生ずる接着剤、熱、又は超音波等の方法によって接合される。この硬さは、特にタンポン材の挿入及び取り出しの際に不快感を与え、この場合硬いシール接合部領域は外陰部−膣管とすれ会うことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は水分又は月経分泌物の援助なしに急速に膨張するタンポン材を提供するものである。
【0006】
本発明はまた改良された快適さをもち、周知のタンポン材と比較できる又はより優れた吸収性をもつタンポン材を提供するものである。
【0007】
本発明はさらに複数個のの非吸収性物質及び複数個の吸収性物質をもつタンポン材を提供するものである。
【0008】
本発明はさらに複数個の非吸収性物質及び吸収性物質がタンポン材中に一緒に分散されている、又は特定のパーセント比で一緒に混合されているタンポン材を提供するものである。
【0009】
本発明はまたさらにカバー袋状物をもつことができるタンポン材を提供するものである。
【0010】
本発明はまたさらにうら返され又は折り返されるカバー袋状物を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のこれらの及び他の目的は水分又は月経分泌物の援助なしに膨張するタンポン材から提供される。本発明は、第1に、複数の非吸収性繊維、複数のレーヨン繊維及び超吸収体からなり、乾燥膨張性タンポン材を形成するために、該複数の非吸収性繊維が、レーヨン繊維及び超吸収体と、40%の非吸収性繊維、42%のレーヨン繊維及び18%の超吸収体のパーセント比で混合されていることを特徴とするタンポンアプリケータからの放出と同時に膨張が乾燥状態で起こる乾燥膨張性タンポン材である。
上記発明の具体的態様を下記する。
複数のレーヨン繊維が0.50〜30デニールである上記のタンポン材。
複数のレーヨン繊維が1.1〜1.5デニールである上記のタンポン材
超吸収体が繊維の形態である上記のタンポン材
カバー袋状物をさらに有する上記のタンポン材
カバー袋状物がうら返えされている上記のタンポン材
表面活性剤をさらに含む上記のタンポン材
表面活性剤が非イオン性表面活性剤である上記のタンポン材
非イオン性表面活性剤が1以上のアルコールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、カルボン酸エステル、エトキシ化アンヒドロソルビタールエステル、グリセロールエステル、ポリ(オキシエチレン−コ−オキシプロピレン)系表面活性剤、ポリオキシエチレン脂肪酸アミン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる上記のタンポン材
表面活性剤がポリオキシエチレン脂肪酸エステルである上記のタンポン材
表面活性剤がポリソルベート20である上記のタンポン材
表面活性剤がタンポン材につき20mg〜140mgの量で存在する上記のタンポン材
表面活性剤がタンポン材につき50mgの量で存在する上記のタンポン材
芳香剤、臭気吸収剤、又はこれらの組合せをさらに含む上記のタンポン材
本発明は、第2に、複数の非吸収性繊維、複数の吸収性繊維、及び吸収性繊維と非吸収性繊維との混合物と接する内側表面及び該内側表面の反対側に外側表面をもつ、うら返されたカバー袋状物からなり、該複数の非吸収性繊維及び該複数の吸収性繊維は一緒に混合されており、且つ乾燥膨張性タンポン材を形成するために、該複数の非吸収性繊維/該複数の吸収性繊維のパーセント比が25/75〜70/30であり、そして該カバー袋状物は挿入末端の接合部、取り出し末端の接合部及び側面つぎ目の接合部をもち、該取り出し末端の接合部は使用者の身体から離れるようにうら返されたカバー袋状物の内側にある、ことを特徴とするタンポンアプリケータからの放出と同時に膨張が乾燥状態で起こる乾燥膨張性タンポン材である。
上記発明の具体的態様を下記する。
パーセント比が40/60である上記のタンポン材
側面つぎ目の接合部が外部ひれ状シールから形成されている上記のタンポン材
側面つぎ目の接合部が使用者の身体から離れるようにうら返されたカバー袋状物の内側にある上記のタンポン材
タンポン材が挿入末端及び該挿入末端と反対側に取り出し末端をもち、該挿入末端の接合部がタンポン材の取り出し末端の接合部に対して垂直の方向にあり、タンポン材の挿入末端の接合部の表面の内側にうら返されている上記のタンポン材
本発明は、第3に、複数の非吸収性繊維、複数の吸収性繊維、吸収性繊維と非吸収性繊維との混合物と接する内側表面及び該内側表面の反対側に外側表面をもつ、うら返されたカバー袋状物、及び表面活性剤からなり、該複数の非吸収性繊維及び該複数の吸収性繊維は一緒に混合されており、且つ乾燥膨張性タンポン材を形成するために、該複数の非吸収性繊維/該複数の吸収性繊維のパーセント比が25/75〜70/30であり、そして該カバー袋状物は挿入末端の接合部、取り出し末端の接合部及び側面つぎ目の接合部をもち、該取り出し末端の接合部は使用者の身体から離れるようにうら返されたカバー袋状物の内側にある、ことを特徴とするタンポンアプリケータからの放出と同時に膨張が乾燥状態で起こる乾燥膨張性タンポン材である
上記発明の具体的態様を下記する。
表面活性剤が1以上のアルコールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、カルボン酸エステル、エトキシ化アンヒドロソルビタールエステル、グリセロールエステル、ポリ(オキシエチレン−コ−オキシプロピレン)系表面活性剤、ポリオキシエチレン脂肪酸アミン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、及びこれらの混合物からなる非イオン性表面活性剤の群から選ばれる上記のタンポン材
表面活性剤がポリオキシエチレン脂肪酸エステルである上記のタンポン材
表面活性剤がポリソルベート20である上記のタンポン材
表面活性剤がタンポン材につき20mg〜140mgの量で存在する上記のタンポン材
表面活性剤がタンポン材につき50mgの量で存在する上記のタンポン材
側面つぎ目の接合部が外部ひれ状シールから形成される上記のタンポン材
外部ひれ状シールから形成される側面つぎ目の接合部が使用者の身体から離れるようにうら返されたカバー袋状物の内側ある上記のタンポン材
芳香剤、臭気吸収剤、抗菌剤、又はこれらの組合せをさらに含む上記のタンポン材
本発明は、第4に、タンポンアプリケータからの放出と同時に膨張が乾燥状態で起こるタンポン材を形成し;
実質的に円筒形のカバー袋状物を用意し;
該カバー袋状物の取り出し末端シールを形成し;
該取り出し末端シールの形成後に、該カバー袋状物をうら返し;そして
該カバー袋状物を複数個の非吸収性繊維及び吸収性繊維で満たす、各工程からなることを特徴とするタンポン材を製造する方法である
上記発明の具体的態様を下記する。
挿入末端シールを形成し;
該挿入末端シールをうら返し;
取り出し用のひもを該取り出し末端シールに結び付け;そして
該タンポン材をタンポンアプリケーターよりも小さい直径に圧縮する、各工程をさらに含む上記の方法
【0012】
複数個の非吸収性物質はリボン、カットフィルム、高弾性繊維、又はこれらの組合せから作ることができる。複数個の吸収性物質は粉末、重合体ビーズ、顆粒、セルロース性繊維、超吸収剤及びこれらの組合せから作ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明のタンポン材は乾燥膨張性又は急速ブルーミングタンポン材と呼ばれている。タンポン材の膨張は、膨張がその乾燥状態で完全に又は最初に生ずるようにタンポンアプリケーターからの放出と同時である。このように、水分又は月経分泌物はタンポン材を膨張させるために必要とされない。
【0014】
乾燥状態中での本発明のタンポン材の膨張は、通常の又は周知の完全に圧縮されたタンポン材が水分又は月経分泌物と接触したときに発生する膨張よりもより急速に生ずる。基本的には、通常の又は周知のタンポン材の繊維を膨張させるために水分又は月経分泌物との接触を必要とする。これに対して、本発明のタンポン材の繊維を膨張させるために水分又は月経分泌物との接触を必要としない。従って、乾燥膨張は、タンポン材中の非吸収性物質の性質及び非吸収性物質/吸収性物質のパーセント比に基づいてタンポンアプリケターからの排出後直ちに生ずる。非吸収性物質は、5%伸張で測定したとき、約10グラム/デニール〜約60グラム/デニールの湿式引張り応力をもつ非吸収性物質から作られることが好ましい。
【0015】
使用者の身体中への挿入後直ちに膨張することによって、本発明のタンポン材は改良された快適さをもつことが明らかにされた。
【0016】
本発明のタンポン材の長さは従来の又は周知のタンポン材とほぼ同じ長さ、即ち約2インチである。膨張前の、本発明のタンポン材の直径もまた従来のタンポン材の直径とほぼ同じである。しかしながら、そのような従来のタンポン材と同じ長さ及び同じ最初の直径をもつ本発明のタンポン材は、タンポンアプリケーターから放出されるときに、そして任意の水分又は月経分泌物がタンポン材に吸収される前に、それ自身の作用で膨張する。タンポン綿材の膨張はそのような比較可能な従来のタンポン材の膨張よりもより大きい直径に膨張する。従って、膣の水分又は月経分泌物と接触する直前に、このタンポン材はその空間に膨張している。
【0017】
本発明のタンポン材は非吸収性物質と吸収性物質との組合せ又は混合物である。この混合物は無定形混合物である。適当な非吸収性物質は例えばリボン、カットフィルム、高弾性繊維、及びこれらの組合せ等の物質から作ることができる。適当な吸収性物質は例えば粉末、重合体ビーズ、顆粒、セルロース性繊維、超吸収剤、及びこれらの組合せ等の物質から作ることができる。
【0018】
好ましい形態では、吸収性物質及び非吸収性物質は一緒に分配される繊維から作られる。この分配は配合又は混合であることができる。この配合は任意の又は所望の配合であることができる。
【0019】
また、分散は層状であってもよい。例えば、非吸収性繊維は吸収性繊維の2つの層の間に挟まれた1つの層であることができる。別法として、1つの層が非吸収性繊維でありそして他の1つの層が吸収性繊維である2つの層であることができる。
【0020】
余り好ましくはない代法としては、非吸収性繊維がタンポン材のコアになる。この非吸収性繊維は吸収性繊維によって実質的に取り巻かれている。
【0021】
非吸収性繊維はタンポン材の中心から外側へ吸収性繊維を促す。従って、非吸収性繊維はタンポン材の吸収性構造に高湿潤弾性又は弾力性を与えるために選択され得る。従って、非吸収性繊維は好ましくは巻き毛の、カールされた又はスプリング状の繊維である。
【0022】
そのような非吸収性繊維はポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、アラミド、ナイロン、アクリル酸、2成分繊維、及びこれらの混合物である。ポリエステル繊維は4DG繊維の商標名でファイバー イノヴェーション テクノロジー(Fiber Innovation Technology, Inc.)によって市販されている。4DG繊維は繊維の縦軸に沿って深い溝又はチャンネルを生ずる独特の鋸歯状(crenulated) の横断面をもつ。好ましくは、非吸収性繊維は例えば4DG繊維を含むポリエステルである。
【0023】
非吸収性繊維は、好ましくは、親水性仕上げをもつ。非吸収性繊維は約0.75〜約30デニール繊維であることが好ましい。より好ましくは、非吸収性繊維はデニール繊維の混合物である。好ましいタンポン材では、非吸収性繊維の混合物は6及び19デニールである。非吸収性繊維が単一デニールであるとき、この繊維は15デニールである。
【0024】
吸収性繊維は、例えば、レーヨン、リオセル(lyocell)、木材パルプ、又は綿等の任意のセルロース繊維、又は、例えば、ポリアクリレート等の任意の超吸収剤であることができる。好ましい吸収性繊維はレーヨン、超吸収性繊維又は両繊維の組合せである。吸収性繊維は約0.5〜約30デニールである。好ましくは、レーヨン繊維は約1.1〜約1.5デニールであり、超吸収材は約9デニールである。別法として、超吸収材は繊維よりもむしろ粉末形態又は顆粒形態であり得る。
【0025】
本発明のより好ましいタンポン材では、タンポン材は4DG非吸収性繊維及びレーヨン繊維から作られる。
【0026】
非吸収性繊維/吸収性繊維の割合は重要である。最適な膨張及び吸収性のために、非吸収性繊維/吸収性繊維のパーセント比は約25/75〜約70/30である。本発明のより好ましいタンポン材、即ち4DG及びレーヨン、では、非吸収性繊維/吸収性繊維のパーセント比は約40/60である。
【0027】
本発明の別の形態では、タンポン材は4DG非吸収性繊維と、レーヨン及び超吸収性繊維の組合せとから作られる。超吸収性繊維を含むことは、吸収性繊維のただ1のタイプの選択に比べて性能を改良する上で重要であると思われる。
【0028】
レーヨン/超吸収性繊維のパーセント比は約70/30である。従って、本発明の別の形態、即ち4DG、レーヨン及び超吸収性繊維(例えば、ポリアクリレート)では、非吸収性繊維/レーヨン/超吸収性繊維のパーセント比は約40/42/18である。
【0029】
本発明の繊維混合は表面活性剤を含むことができる。表面活性剤はアニオン性、カチオン性、非イオン性又は両性であることができる。表面活性剤は第1に処理助剤として役立つ。それはタンポン材に加えられ得る芳香剤を希釈し且つ分散させるために機能する。また、表面活性剤はタンポン材内への月経分泌物の均一な吸収を達成し得る。
【0030】
非イオン性表面活性剤は、例えば、アルコールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、カルボン酸エステル、エトキシ化アンソルビタールエステル、グリセロールエステル、ポリ(オキシエチレン−コ−オキシプロピレン)系表面活性剤、ポリオキシエチレン脂肪酸アミン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、及びこれらの混合物の1種以上であることができる。好ましい表面活性剤はポリオキシエチレン脂肪酸エステルである。1つのそのような好ましい表面活性剤はポリソルベート20であり、商品名トウィーン20で市販されている。添加される表面活性剤の量はタンポン材につき約20mg〜約140mgの間である。好ましくは、約50mgの表面活性剤がタンポン材につき添加される。
【0031】
また、本発明のタンポン材は、例えば、芳香剤、臭気吸収剤、抗菌剤、及びこれらの組合せ等の付加的な添加剤を包含することもできる。
【0032】
本発明のタンポン材は、該タンポン材の中心へうら返された挿入末端をもち、タンポン材アプリケーターへの挿入のために一定の程度までクランピングされ且つ圧縮される。この圧縮は、タンポン材がタンポンアプリケーター中で「スプリング入り(spring-loaded)」であるように、十分でなければならない。実際の例示によれば、もしタンポンアプリケター内径が約0.600インチであるならば、タンポン材は、直径が約0.595インチ〜0.580インチである、0.600インチより約0.005インチ〜約0.020インチ小さい直径にまで圧縮されなければならない。タンポンアプリケターからいったん放出されると、タンポン材は急速に好ましくはうら返されたベル形の構造に膨張する。このベル形状のタンポン材の狭い末端がそれに結び付けられる取り出用のひもをもち、一方タンポン材の他の末端がこのベルの基部を形成する。
【0033】
タンポンアプリケターからの放出後(及び流体又は月経分泌物との接触前)直ちに、このタンポン材はその最も広がったときに放出直前よりも約25%〜約300%大きい自由な直径をもつ。好ましくは、このタンポン材は、タンポンアプリケターからの放出後直ちに、その最も広がったときに放出直前よりも約225%大きい自由な直径をもつ。
【0034】
また、タンポン材は、このベル形状の代わりに、もし挿入末端が始めにうら返されなけば、円筒形状に膨張し得る。
【0035】
タンポン材は、好ましくは、非吸収性及び吸収性繊維の無定形混合を封じ込める、好ましくは完全に封じ込めるカバー袋状物内にある。このカバー袋状物は任意の通常の親水性のカバー袋状物である。しかしながら、このカバー袋状物は、例えば、表面活性剤で処理されたポリエチレン/ポリプロピレン2成分スパン結合カバー袋状物等の不織布性、熱シール可能なカバー袋状物が好ましくい。
【0036】
図1及び3について説明する。タンポン材5の取り出しによって体験される不快さがカバー袋状物12をうら返すこと(内側に折り返すこと)ことによって最小にされ得ることが明らかにされた。好ましい形態では、カバー袋状物12は、縦に沿って存在するつぎ目によって円筒形状に巻かれ又は形成される得るカバー袋状物の平らなシートである。
【0037】
図1、5及び6について説明する。カバー袋状物12の側面つぎ目30は平らなカバー袋状物を管状に巻くことによって作られる。この側面つぎ目30は、例えば、接着剤、熱、又は超音波等の当業者に周知の任意の通常の方法によってシールされる。図5に示されている如く、もし側面つぎ目30が重複したタイプのつぎ目35であるならば、カバー袋状物の円筒物の内側にうら返すことによって外陰部−膣管との直接接触からこの硬いシールを取り除けない。
【0038】
図6に示す本発明の好ましい形態では、外面のひれ状のシール40がカバー袋状物の円筒物12をうら返す前に形成される。硬いひれ状のシール40はカバー袋状物の円筒物がうら返されることによって、カバー袋状物の円筒物12の内側に完全に包み込まれる。このように、ひれ状のシール40は外陰部−膣管と直接に接触することが避けられ、タンポン材5の挿入及び取り出しの際に使用者により優れた快適さ与える。
【0039】
カバー袋状物の円筒物がいったん形成されると、取り出し末端(即ち、取り出し用のひもを受け取る端)のカバー袋状物は集められ、そして取り出し末端シール接合15が形成される。カバー袋状物の円筒物12を非吸収性及び吸収性繊維10の混合物で満たす前に、そして取り出し末端のシール接合部15の形成後に、カバー袋状物の円筒物12がうら返される(内側に折り込まれる)。カバー袋状物の円筒物12をうら返すことは、硬い取り出し末端シール接合部15をカバー袋状物の円筒物の内側になるように配置させ、それによってその硬い取り出し末端シール接合部が外陰部−膣管と直接に接触することを避ける。結果として、使用者はタンポン材5を取り出すときにより優れた快適さを経験する。
【0040】
図1及び2について説明する。カバー袋状物がいったんうら返され、そして繊維の混合物で満たされるとき、このカバー袋状物は挿入末端45(即ち、取り出し末端の遠位末端)に集められ、挿入末端シールの接合部25が形成される。タンポン材5の挿入末端45で、集められたカバー袋状物の挿入末端のシール接合部25は、取り出し末端のシール接合部15と同じ程度の硬さをもち得る。これは、挿入末端のシール接合部25が外陰部−膣管を摩擦するので、タンポン材5の挿入によって不快さを生じさせる。
【0041】
本発明の好ましい形態では、挿入末端の結合部25を、タンポン材の取り出し末端50に対して垂直の方向に、タンポン材の挿入末端45の表面内に折り込むことによって、挿入末端のシール接合部25はもはや使用者の身体と接触しないようになる。それ故に、これは挿入の際に使用者に不快さを与えることなく又は不快さを最小にし得る。
【0042】
本発明のタンポン材はタンポン材の取り出し末端に固定した取り出し用のひもを含む。この取り出し用のひもは、例えば、綿、レーヨン、ポリエステル、又はこれらの組合せ等の当業者に周知の任意の物質から作られる。さらに、この取り出し用のひもに適切な代わりの物質には、例えば、ナイロン、ポリプロピレン、及びこれらの組合せある。
【0043】
もし物質が繊維形状であるならば、それはねん糸、編成、編組、かぎ針編み、又は製織によって取り出し用のひもに形成し得る。代用物として、取り出し用のひもは使用される物質から直接に単繊維のひもを紡ぐことによって形成し得る。取り出し用のひもは、例えば、取り出し用のひものウィッキング潜在能力を減少させるために、ワックス等の任意の抗ウィック(antiwick agent) 剤で処理され得る。
【0044】
取り出し用のひもの横断面は必ずしも円形でなくてもよい。例えば、編まれたリボンの形態の様な、一般的な矩形の横断面もまた受け入れられる。
【0045】
タンポン材の取り出しによって取り出し用のひもが破損することを避けるために、タンポン材に結び付けられたとき、取り出し用のひもの累積強さはタンポン材に取り出し用のひもをつなぎ止める強さに等しいか又はより強くあるべきである。
【0046】
好ましい形態では、取り出し用のひもは1ヤードにつき約0.2〜約0.8gmの線状の重量をもつ、抗ウィック処理され、撚られた(3〜8ストランド)綿である。
【0047】
図1及び3について説明する。好ましい形態では、取り出し用のひも20は取り出し末端のシール接合部15に結びつけられる。さらに詳しくは、図4で説明するように、取り出し用のひも20は輪でくくられ、軟らかくうら返されたカバー袋状物12を通り、次いで取り出し末端のシール接合部15の硬い且つ強い平らな領域を通る。取り出し用のひも20は次いで軟らかくうら返されたカバー袋状物12の反対側の後ろを通る。この輪は周囲に後ろに引っ張られ、取り出し用のひもの自由な端を輪の中を通過させて引結び22を形成する。
【0048】
図7及び8はカバー袋状物12がうら返されていない本発明の別の結びの形態を示す。
【0049】
本発明のタンポン材の固有の急速乾燥膨張によって、タンポン材は挿入によって使用者により速やかに適合する。また、膨張を引き起こすために水分がタンポン材と接触すること、タンポン材に吸収されることは必要ではない。タンポン材がより速やかに使用者に適合することによって改良された快適さを生ずることは明らかである。
【0050】
非吸収性繊維、及び特に非吸収性/吸収性繊維のパーセント比、及び親水性の、熱接合された、2成分のカード化カバー袋状物をもつ本発明のタンポン材が、吸収性の損失なしにこの改良された快適さを達成し得ることは従来の製品からは予測され得なかったことである。例えば、102人の女性の実際の使用テストにおいて、コーテックス(Kotex)(登録商標)セキュリティー(Security)(登録商標)スパータンポンの25%に比べて、47%の女性が「身に付けるために気持ちがよい」との理由でむしろ本発明のタンポン材を好んだ。
【0051】
本発明のタンポン材は周知のタンポン材と等しいか又はより優れた吸収性をもつことがまた明らかにされた。シンジナテスト(syngyna test)をFDA指定テスト方法、参照21CFR801.430、に従って実施した。下記に試験所で実施したシンジナテストの結果を示す。全てのテストタンポンは超吸収性の等級別をもった。
【0052】
タンポン型 シンジナ吸収度(gm)
本発明の綿撒糸 10.9
Kotex Security 11.2
Playtex(登録商標)Silk Glide(登録商標) 10.4
Playtex Gentle Glide(登録商標) 10.1
Tampax(登録商標) 9.7
【0053】
本発明に対する種々の変形が当業者ならば明らかであろう様に作られ得る。従って、上記記載が本発明のある種の好ましい形態の単なる説明であるこは当業者には自明であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタンポン材の部分平面図である。
【図2】 図1の本発明のタンポン材の挿入末端の拡大図である。
【図3】 図1の本発明のタンポン材の取り出し末端の拡大図である。
【図4】 90°回転した、図1の本発明のタンポン材の取り出し末端の拡大図である。
【図5】 代用のカバー袋状物の側面つぎ目の図1のラインA−Aに沿った断面図である。
【図6】 本発明の好ましいカバー袋状物の側面つぎ目の図1のラインA−Aに沿った断面図である。
【図7】 タンポン材の取り出し用のひもの部分平面図である。
【図8】 図7のタンポン材の取り出し用のひもの拡大図である。
【符号の説明】
5 タンポン材
10 非吸収性及び吸収性繊維の混合物
12 カバー袋状物の円筒物
15 取り出し末端のシール接合部
20 取り出し用のひも
22 引結び
25 挿入末端のシール接合部
30 側面つぎ目
35 重複した形のつぎ目
40 外面のひれ状のシール
45 タンポン材の挿入末端
50 タンポン材の取り出し末端

Claims (8)

  1. タンポンアプリケータからの放出と同時に、乾燥状態で膨張し、自由状態では放出直前よりも25%ないし300%大きい直径まで膨張する乾燥膨張性タンポン材であって、
    カバー袋状物と、該カバー袋状物内に充填された繊維混合物とを備え、
    前記カバー袋状物は、側面継ぎ目の接合部と、挿入末端の接合部と、取り出し末端の接合部とを備え、かつ、該取り出し末端の接合部がカバー袋状物の内側になって使用者の身体から離れるように、該カバー袋状物が裏返されており、
    前記繊維混合物は、非吸収性繊維と吸収性繊維との混合比が、25対75ないし70対30の範囲であることを特徴とする乾燥膨張性タンポン材。
  2. 前記挿入末端の接合部が、前記取り出し末端の接合部に対して反対側にあり、かつ、
    該挿入末端の接合部が前記カバー袋状物の内方に押し込まれている請求項1に記載の乾燥膨張性タンポン材。
  3. 前記側面継ぎ目の接合部が、前記カバー袋状物のひれ状のシールとして形成された後、該カバー袋状物が裏返されている請求項1又は2に記載の乾燥膨張性タンポン材。
  4. 前記繊維混合物は、非吸収性繊維が40%、吸収性繊維としてのレーヨン繊維が42%、超吸収体が18%の割合で混合された物である請求項1ないし3のいずれか一項に記載の乾燥膨張性タンポン材。
  5. 前記超吸収体の形態が、粉末、顆粒、繊維、又はこれらの混合物である請求項4に記載の乾燥膨張性タンポン材。
  6. 前記非吸収性繊維と前記吸収性繊維は、界面活性剤で処理されている請求項1ないし5のいずれか一項に記載の乾燥膨張性タンポン材。
  7. 前記界面活性剤は、次に掲げる物質又は混合物から選択された1つ又は複数である請求項6に記載の乾燥膨張性タンポン材。
    アルコールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、カルボン酸エステル、エトキシ化アンヒドロソルビタールエステル、グリセロールエステル、ポリ(オキシエチレン−コ−オキシプロピレン)系界面活性剤、ポリオキシエチレン脂肪酸アミン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、及びこれらの混合物。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の乾燥膨張性タンポン材を製造する方法であって、
    前記繊維混合物を形成する工程と、
    実質的に円筒形の前記カバー袋状物を用意する工程と、
    該カバー袋状物をシールして、前記取り出し末端接合部を形成する工程と、
    該取り出し末端接合部の形成後に、該カバー袋状物を裏返す工程と、
    該カバー袋状物に前記繊維混合物を充填する工程とを有する、乾燥膨張性タンポン材を製造する方法。
JP2001527729A 1999-10-07 2000-10-06 乾燥膨張性タンポン材とその製造方法 Expired - Fee Related JP4532049B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/414,764 US7387622B1 (en) 1999-10-07 1999-10-07 Rapid expansion tampon pledget
US09/677,353 US6595974B1 (en) 1999-10-07 2000-10-02 Rapid expansion tampon pledget
PCT/US2000/027668 WO2001024729A2 (en) 1999-10-07 2000-10-06 Rapid expansion tampon pledget

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004500159A JP2004500159A (ja) 2004-01-08
JP4532049B2 true JP4532049B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=23642858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001527729A Expired - Fee Related JP4532049B2 (ja) 1999-10-07 2000-10-06 乾燥膨張性タンポン材とその製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US7387622B1 (ja)
EP (1) EP1251812B1 (ja)
JP (1) JP4532049B2 (ja)
AR (1) AR029647A1 (ja)
AU (1) AU7867800A (ja)
CA (1) CA2388196C (ja)
DE (1) DE60036412T2 (ja)
MX (1) MXPA02003399A (ja)
WO (1) WO2001024729A2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7160279B2 (en) * 1999-10-07 2007-01-09 Playtex Products, Inc. Rapid expansion tampon pledget comprising inverted coverstock and pleats
US6814722B2 (en) * 2000-03-06 2004-11-09 Playtex Products, Inc. Pre-expanded tampon pledget
US7745686B2 (en) 2001-11-02 2010-06-29 Playtex Products, Inc. Catamenial device
US20030144640A1 (en) * 2002-01-24 2003-07-31 Nguyen Hien Vu High absorbency lyocell fibers and method for producing same
DE10225943A1 (de) 2002-06-11 2004-01-08 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Estern von Polyalkoholen
US7727208B2 (en) 2002-09-12 2010-06-01 Playtex Products, Inc. Ergonomic tampon applicator
US9192522B2 (en) 2003-05-02 2015-11-24 Eveready Battery Company, Inc. Tampon assembly having shaped pledget
US7867209B2 (en) 2006-11-08 2011-01-11 Playtex Products, Inc. Tampon pledget for increased bypass leakage protection
US20080287902A1 (en) 2007-05-17 2008-11-20 Playtex Products, Inc. Tampon pledget for increased by-pass leakage protection
US20090281514A1 (en) 2008-05-06 2009-11-12 Playtex Products, Inc. Tampon pledget with improved by-pass leakage protection
US9107775B2 (en) 2009-04-15 2015-08-18 Eveready Battery Company, Inc. Tampon pledget with improved by-pass leakage protection
JP2010264131A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Uni Charm Corp タンポン及びその製造方法
US8530721B2 (en) 2011-03-18 2013-09-10 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Resilient tampon and method for making
US9610201B2 (en) 2011-05-05 2017-04-04 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon having multiple absorbent regions
US8916015B2 (en) 2011-12-21 2014-12-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon method of manufacture
US9211217B2 (en) 2012-10-31 2015-12-15 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of manufacturing tampons by forming a softwind with contact elements
US9522087B2 (en) 2012-10-31 2016-12-20 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of manufacturing tampons with contact elements
US9308134B2 (en) 2012-10-31 2016-04-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon method of manufacture
US8845837B2 (en) 2012-10-31 2014-09-30 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of manufacturing tampons
DE202012011679U1 (de) 2012-12-05 2013-02-06 Rauscher Consumer Products Gmbh Tampon und Vorrichtung zum Herstellen eines Tampons
DE102012023812A1 (de) 2012-12-05 2014-06-05 Rauscher Consumer Products Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Tampons sowie damit hergestellter Tampon
US10159550B2 (en) * 2013-12-20 2018-12-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Vaginal insert method of manufacture
CN105813600B (zh) * 2013-12-20 2018-07-31 金伯利-克拉克环球有限公司 阴道插入物的制造方法
DE202015001935U1 (de) 2015-03-11 2016-06-14 Rauscher Consumer Products Gmbh Vorrichtung zum Herstellen eines Tampons sowie damit hergestellter Tampon
DE102017004322A1 (de) 2017-05-04 2018-11-08 Rauscher Consumer Products Gmbh Tampon und Verfahren zum Herstellen eines Tampons
DE102018107634A1 (de) 2018-03-29 2019-10-02 Rauscher Consumer Products Gmbh Tampon
DE202022103393U1 (de) 2022-05-27 2022-07-07 Rauscher Consumer Products Gmbh Tampon
DE102022113416A1 (de) 2022-05-27 2023-11-30 Rauscher Consumer Products Gmbh Tampon und Verfahren zum Herstellen eines Tampons

Family Cites Families (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1884089A (en) 1929-12-09 1932-10-25 Lanair Company Sanitary pack
US2330257A (en) 1939-01-14 1943-09-28 John F Wallace Process for making tampons
US2391343A (en) 1942-01-29 1945-12-18 Popper Otto Vaginal obturator
US2499414A (en) 1947-04-15 1950-03-07 Miriam E Rabell Tampon
US2761449A (en) 1954-12-17 1956-09-04 Kimberly Clark Co Cellulosic product
US2884925A (en) 1956-07-26 1959-05-05 Jr Maurice J Meynier Tampon and depositor
US3369544A (en) 1965-03-31 1968-02-20 Kimberly Clark Co Catamenial tampon
US3431909A (en) 1965-11-04 1969-03-11 Scott Paper Co Uncompressed tampon and applicator
US3674025A (en) 1970-04-14 1972-07-04 Keith T Bleuer Tampon assembly
US3706311A (en) 1970-11-27 1972-12-19 Procter & Gamble Self-spreading catamenial tampon
US3731687A (en) 1971-07-16 1973-05-08 J Glassman Catamenial tampon
US3749094A (en) 1971-08-18 1973-07-31 Procter & Gamble Tampon with string attached to its proximal end
US3815601A (en) 1972-05-17 1974-06-11 Procter & Gamble Catamenial aggregate absorbent body
US3762413A (en) 1972-06-21 1973-10-02 Kimberly Clark Co Tampon with multiple strings
US3834389A (en) 1972-11-28 1974-09-10 Procter & Gamble Textile tampon having a resilient foam core
SE393293B (sv) 1974-05-15 1977-05-09 Mo Och Domsjoe Ab Intravaginalt menstruationsskydd
US4020841A (en) 1975-06-17 1977-05-03 Poncy Richard P Catamenial tampon
US4018225A (en) 1975-08-18 1977-04-19 The Gillette Company Catamenial tampon
US4200101A (en) 1977-04-11 1980-04-29 Glassman Jacob A Catamenial tampon
JPS54107191A (en) 1978-02-08 1979-08-22 Kao Corp Absorptive article
US4211225A (en) 1978-07-19 1980-07-08 Dan Sibalis Tampon with a collapsible and invertible shroud
US4212301A (en) 1978-08-14 1980-07-15 Kimberly-Clark Corporation Digital tampon
US4300561A (en) 1979-10-22 1981-11-17 Kimberly-Clark Corporation Easily removable tampon
US4266546A (en) 1980-02-25 1981-05-12 Kimberly-Clark Corporation Wrapped folded tampons
JPS5756562A (en) 1980-09-20 1982-04-05 Uni Charm Corp Nonwoven fabric and production thereof
US4335721A (en) * 1981-02-17 1982-06-22 Kimberly-Clark Corporation Tampon containing fusible portions
US4475911A (en) 1981-04-13 1984-10-09 The Procter & Gamble Company Absorbent devices
DE3375371D1 (en) 1982-04-15 1988-02-25 Lars Forsman Absorbent product and method and apparatus for manufacturing same
US4543098A (en) 1982-12-23 1985-09-24 Kimberly-Clark Corporation Tampon with resilient component and microfiber insert
US4787895A (en) 1987-05-29 1988-11-29 Kimberly-Clark Corporation Adhesively held spiral wound tampon and method of its formation
GB8729205D0 (en) * 1987-12-15 1988-01-27 Smith & Nephew Ass Tampons
US5231122A (en) 1988-04-11 1993-07-27 Faricerca S.P.A. Fibrous composition for absorbent pads, a method for the manufacture of an absorbent material from such a composition, and an absorbent material produced by the method
US5006116A (en) * 1988-12-21 1991-04-09 Kimberly-Clark Corporation Tampon with single layer powder bonded wrap
US5476455A (en) 1993-01-11 1995-12-19 Silber; Arthur L. Toxicity resistant tampon structure
CA2095553A1 (en) 1993-02-12 1994-08-13 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Encapsulated catamenial tampon with and without an applicator
US5364383A (en) 1993-03-26 1994-11-15 Tambrands, Inc. Tampon
AU2382695A (en) 1994-04-11 1995-10-30 Tambrands Inc. Method of attaching a tampon withdrawal cord
CA2149498A1 (en) * 1994-05-31 1995-12-01 Theodore A. Foley Vaginal moisture balanced tampon and process
US5659934A (en) 1996-08-12 1997-08-26 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of forming a laterally expandable tampon
US5755906A (en) 1996-08-12 1998-05-26 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of forming a tampon having a resilient member
US5795346A (en) 1996-08-12 1998-08-18 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon having a resilient member
US5928184A (en) 1997-04-14 1999-07-27 Tampax Corporation Multi-layer absorbent article

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004500159A (ja) 2004-01-08
MXPA02003399A (es) 2002-09-30
US7387622B1 (en) 2008-06-17
CA2388196C (en) 2008-02-12
EP1251812B1 (en) 2007-09-12
AR029647A1 (es) 2003-07-10
WO2001024729A2 (en) 2001-04-12
EP1251812A4 (en) 2004-09-08
DE60036412T2 (de) 2008-06-12
DE60036412D1 (de) 2007-10-25
WO2001024729A3 (en) 2002-03-07
CA2388196A1 (en) 2001-04-12
EP1251812A2 (en) 2002-10-30
AU7867800A (en) 2001-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4532049B2 (ja) 乾燥膨張性タンポン材とその製造方法
US8585668B2 (en) Rapid expansion tampon pledget
US6595974B1 (en) Rapid expansion tampon pledget
US4475911A (en) Absorbent devices
JP4459446B2 (ja) 可撓性パネル付きタンポン
KR101911113B1 (ko) 탐폰 흡수체
US5755906A (en) Method of forming a tampon having a resilient member
KR101265359B1 (ko) 이중 모드 흡수 탐폰
RU2239402C2 (ru) Абсорбирующее интерлабиальное изделие
US7214219B2 (en) Removal string attachment for intravaginal devices
KR101536090B1 (ko) 탐폰 제조 방법
ZA200104363B (en) A urinary incontinence device and a method of making the same.
AU776490B2 (en) Sanitary tampon of small fiber agglomeratins
KR20030093293A (ko) 질강내 삽입용 흡수 기구
KR101862434B1 (ko) 탄력성 탐폰 및 제조 방법
AU2005260774B2 (en) Intravaginal device with controlled expansion
AU715361B2 (en) Tampon having a resilient member and a method of forming the tampon
US8702670B2 (en) Intravaginal device with controlled expansion
JPH0999009A (ja) 女性用衛生具及びその製造法
AU2004258885B2 (en) Rapid expansion tampon pledget
CA2260798C (en) Tampon having a resilient member and a method of forming the tampon
JP2003116916A (ja) 体液吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080806

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080905

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080926

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100119

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100122

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100219

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100416

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees