JP4531366B2 - 進入判定装置および進入判定方法 - Google Patents

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本発明は、自車線に進入する進入物体を判定する進入判定装置および進入判定方法に関する。
従来より、自車両が先行車に自動的に追従するように車間距離を制御する車間制御装置や、先行車との車間距離が小さくなった場合にドライバに対して注意を促す車間警報装置などが知られている。先行車との車間距離をベースに各種の制御を行うこれらの装置では、自車線上を走行する先行車のみならず、隣接車線から自車線に進入する物体(先行車または進入車両)についても適切に対処する必要がある。そのため、この類の装置では、自車両前方の先行車の中から、車間距離について注目すべき車両を判定している。
例えば、特許文献1には、自車両前方の走行状況を認識することにより、先行車の中から注目すべき先行車を選択する先行車選択装置が開示されている。この先行車選択装置では、自車両前方に進入判定領域を設定するとともに、自車両を基準とした先行車の相対位置と横方向の相対速度とが算出される。そして、横方向の相対速度に基づき算出される所定時間経過後の先行車の位置と、現在の相対位置と、進入判定領域との位置的な関係に基づいて、先行車が選択される。
特開2000−137900号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、自車線に進入する先行車の横方向の相対速度しか考慮していないため、先行車を適切に選択することができな可能性がある。なぜならば、先行車の横方向の相対速度のみでは、実際に自車線に進入した先行車と自車両との距離が考慮されていないので、自車両の直近に進入する先行車であるか否かが判断できないからである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、自車線に進入する進入物体(特に進入車両)を精度よく特定することである。
また、本発明の別の目的は、進入車両を精度よく特定することにより、ドライバに与える不快感や違和感を低減するように、車間制御を行うことである。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、自車線に進入する進入物体を判定する進入判定装置を提供する。この進入判定装置は、算出部と、領域設定部と、判定部とを有する。算出部は、プレビュー情報に基づいて、自車両前方を走行する物体を認識するとともに、認識された物体を処理対象として、自車両に対する横方向の速度と自車両に対する縦方向の速度とを算出する。領域設定部は、プレビュー情報に基づいて、認識された物体を進入物体と非進入物体とに分類するための進入判定領域を、自車線上をカバーするように設定するとともに、自車線上に物体が存在している場合には、自車両から自車線上の物体までを含むように、進入判定領域を設定する。判定部は、認識された物体が横方向の速度および縦方向の速度で移動した際の位置と、進入判定領域とに基づいて、進入物体を判定する。
ここで、第1の発明において、判定部は、認識された物体が進入判定領域に進入する進入予測位置を算出するとともに、算出された進入予測位置が自車両の位置に最も近い物体を、進入物体と判定することが好ましい。また、判定部は、認識された物体による進入判定領域へ進入し自車両の前方に位置するとみなせる進入完了位置を算出するとともに、算出された進入完了位置が自車両の位置に最も近い物体を、進入物体と判定してもよい。さらに、判定部は、認識された物体が進入判定領域に進入する進入予測位置と、認識された物体が進入判定領域に進入する進入予測時間とを算出するとともに、進入予測時間が短く、かつ、進入予測位置が自物体の位置に近い車両を、進入物体と判定してもよい。
また、第1の発明において、領域設定部は、プレビュー情報に基づいて自車線を規定する特徴物を認識し、特徴物を基準として進入判定領域を設定してもよい。さらに、判定部は、進入物体の進入判定領域への進入が完了する進入完了位置と、進入物体の進入判定領域への進入が完了する進入完了時間とに基づいて、自車両の減速度を算出するとともに、算出された減速度となるように制御装置に対して自動制動を指示してもよい。
第2の発明は、自車線に進入する進入車両を判定する進入判定方法を提供する。この進入判定方法は、プレビュー情報に基づいて、自車両前方を走行する車両を処理対象として、自車両に対する横方向の速度と自車両に対する縦方向の速度とを算出する第1のステップと、プレビュー情報に基づいて、認識された車両を進入車両と非進入車両とに分類するための進入判定領域を、自車線上をカバーするように設定するとともに、自車線上に物体が存在している場合には、自車両から自車線上の物体までを含むように、進入判定領域を設定する第2のステップと、認識された車両が横方向の速度および縦方向の速度で移動した際の位置と、進入判定領域とに基づいて、進入車両を判定する第3のステップとを有する。
ここで、第2の発明の第3のステップは、認識された車両が進入判定領域に進入する進入予測位置を算出するとともに、算出された進入予測位置が自車両の位置に最も近い車両を、進入車両と判定するステップであることが好ましい。また、この第3のステップは、認識された車両が進入判定領域に進入する進入予測位置と、認識された車両が進入判定領域に進入する進入予測時間とを算出するとともに、進入予測時間が短く、かつ、進入予測位置が自車両の位置に近い車両を、進入車両と判定するステップであってもよい。
また、第2の発明において、進入車両の進入判定領域への進入が完了する進入完了位置と、進入車両の進入判定領域への進入が完了する進入完了時間とに基づいて、自車両の減速度を算出する第4のステップと、算出された減速度となるように制御装置に対して自動制動を指示する第5のステップとをさらに有していてもよい。
本発明によれば、進入物体を判定する際に、自車両前方を走行する物体の横方向の速度のみならず、縦方向の速度をも用いる。これにより、自車線に進入する物体の進行方向の位置関係も考慮されるので、自車両の直近に進入する物体を精度よく判定することができる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる進入判定装置のブロック構成図である。ステレオカメラ1は一対のカメラ2a,2bで構成されており、それぞれのカメラ2a,2bには、イメージセンサ(例えば、CCDまたはCMOSセンサ等)が内蔵されている。メインカメラ2aは、ステレオ画像処理を行う際に必要な基準画像を時系列的に撮像し、サブカメラ2bは、比較画像を時系列的に撮像する。互いの同期が取れている状態において、カメラ2a,2bから出力された各アナログ画像は、A/Dコンバータ3,4により、所定の輝度階調(例えば、256階調のグレースケール)のデジタル画像に変換される。
デジタル化された一対の画像データは、画像補正部5において、輝度の補正や画像の幾何学的な変換等が行われる。通常、一対のカメラ2a,2bの取付位置は、程度の差はあるものの誤差が存在するため、それに起因したずれが左右の各画像に生じている。このずれを補正するために、アフィン変換等を用いて、画像の回転や平行移動等の幾何学的な変換が行われる。
このような画像処理を経て、メインカメラ2aより基準画像データが得られ、サブカメラ2bより比較画像データが得られる。画像データは、各画素の輝度値(0〜255)の集合である。ここで、画像データによって規定される画像平面は、i−j座標系で表現され、画像の左下隅を原点として、水平方向をi座標軸、垂直方向をj座標軸とする。一フレーム相当のステレオ画像データは、後段のステレオ画像処理部6に出力されるとともに、画像データメモリ8に格納される。
ステレオ画像処理部6は、基準画像データと比較画像データとに基づいて、一フレーム相当の撮像画像に関する距離データを算出する。ここで、「距離データ」とは、画像データによって規定される画像平面において小領域毎に算出された視差dの集合であり、個々の視差dは画像平面上の位置(i,j)と対応付けられている。換言すれば、距離データは、自車両前方の距離の二次元的な分布である。それぞれの視差dは、基準画像の一部を構成する所定面積(例えば、4×4画素)の画素ブロック毎に1つ算出される。
図2は、基準画像に設定される画素ブロックの説明図である。例えば、基準画像が512×200画素で構成されている場合、一フレーム相当の撮像画像から、最大で画素ブロックPBijの個数相当(128×50個)の視差群が算出される。周知のように、視差dは、その算出単位である画素ブロックPBijに関する水平方向のずれ量であり、画素ブロックPBijに写し出された対象物までの距離と大きな相関がある。すなわち、画素ブロックPBij内に写し出されている対象物がカメラ2a,2bに近いほど、この画素ブロックPBijの視差dは大きくなり、対象物が遠いほど視差dは小さくなる(無限に遠い場合、視差dは0になる)。
ある画素ブロックPBij(相関元)に関する視差dを算出する場合、この画素ブロックPBijの輝度特性と相関を有する領域(相関先)を比較画像において特定する。上述したように、カメラ2a,2bから対象物までの距離は、基準画像と比較画像との間における水平方向のずれ量として現れる。したがって、比較画像において相関先を探索する場合、相関元となる画素ブロックPijのj座標と同じ水平線(エピポーラライン)上を探索すればよい。ステレオ画像処理部6は、相関元のi座標を基準に設定された所定の探索範囲内において、エピポーラライン上を一画素ずつシフトしながら、相関元と相関先の候補との間の相関性を順次評価する(ステレオマッチング)。そして、原則として、最も相関が高いと判断される相関先(相関先の候補の内のいずれか)の水平方向のずれ量を、その画素ブロックPBijの視差dとする。
2つの画素ブロックの相関は、例えば、シティブロック距離CBを算出することにより評価することができる。数式1は、シティブロック距離CBの基本形を示す。同数式において、p1ijは一方の画素ブロックのij番目の画素の輝度値であり、p2ijは他方の画素ブロックのij番目の輝度値である。シティブロック距離CBは、位置的に対応した輝度値p1ij,p2ijの差(絶対値)の画素ブロック全体における総和であって、その差が小さいほど両画素ブロックの相関が大きいことを意味している。
(数式1)
CB=Σ|p1ij−p2ij|
基本的に、エピポーラライン上に存在する画素ブロック毎に算出されたシティブロック距離CBのうち、その値が最小となる画素ブロックが相関先と判断される。このようにして特定された相関先と相関元との間のずれ量が視差dとなる。なお、シティブロック距離CBを算出するステレオ画像処理部6のハードウェア構成については、特開平5−114099号公報に開示されているので、必要ならば参照されたい。このような処理を経て算出された距離データ、すなわち、画像上の位置(i,j)と対応付けられた視差dの集合は、距離データメモリ7に格納される。
マイクロコンピュータ10は、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェース等で構成されている。このマイクロコンピュータ10は、これを機能的に捉えた場合、算出部11、領域設定部12、車間設定部13および判定部14を有する。算出部11は、プレビュー情報に基づいて、自車両前方を走行する車両(以下「先行車」という)nを認識するとともに、認識された先行車nの相対速度Vnを算出する。このプレビュー情報は、自車両前方の走行状況を認識するのに用いられる情報であり、本実施形態では、画像データおよび距離データがこれに該当するが、後述するように、レーダ等からの出力情報を用いてもよい。領域設定部12は、プレビュー情報に基づいて、認識された先行車nを進入車両と非進入車両とに分類するため進入判定領域Sを、自車両前方の自車線上をカバーするように設定する。車間設定部13は、自車両の車速に基づいて、適正な車間距離(以下、適宜「車間」という)を設定する。判定部14は、認識された車両が、算出部11によって算出された相対速度で移動した際の位置と、進入判定領域Sとに基づいて、認識された先行車nの中から進入車両を判定する。また、判定部14は、判定された進入車両と自車両との間に、設定された車間距離を確保するために、制御装置15に対して自動制動を指示する。
図3は、車間の制御手順を示したフローチャートである。このフローチャートに示したルーチンは、所定間隔毎に呼び出され、マイクロコンピュータ10によって実行される。以下、図4に示す、先行車nが自車両の前方に進入する例を適宜参照しながら本システム処理について説明する。同図において、片道2車線のうちの左車線を自車両が走行しており、右車線を先行車nが走行している。なお、実際には、自車両の周囲には複数の先行車nが走行している可能性があるが、同図には、1台の先行車nのみが例示されている。
ステップ1において、算出部11は、プレビュー情報に基づいて、先行車nが存在するか否かを判断する。この判断を行う前提として、先行車nの認識が行われる。先行車nの認識では、まず、距離データに基づいて、実空間上における道路面の位置が特定される。道路面の位置は、道路形状を規定する道路モデルを算出することにより、特定可能である。道路モデルは、実空間の座標系において、水平方向および垂直方向における直線式で表現され、この直線式のパラメータを実際の道路形状に合致するような値に設定することにより、算出される。道路形状を規定する白線は道路面と比較して高輝度であるという知得に基づき、画像平面上において、道路の幅方向の輝度変化を評価することにより、左右両側の白線の位置が特定される。そして、白線の画像平面上の位置と、この位置に対応する距離データとに基づき、周知の座標変換式を用いて、実空間上の白線の位置が検出される。道路モデルは、道路上の白線を距離方向に複数区間に分割し、各区間における左右の白線を三次元の直線で近似し、これらを折れ線状に連結することによって表現される。
つぎに、この道路面より高い位置に存在する距離データが立体物データとして選別される。選別された立体物データは実空間上における並び方向に応じてグループにまとめられ、それぞれのグループに基づいて、先行車nが認識される。左右両側の白線を規定する道路モデルを参照し、認識された先行車nのうち、左右の白線の内側に存在する先行車nが自車線上の先行車nとして認識され、白線よりも外側に存在する先行車nが隣接車線上の先行車nとして認識される。なお、先行車の認識方法の詳細については、特開平10−283461号公報に開示されているので、必要ならば参照されたい。
このステップ1で否定判定された場合、すなわち、先行車nが存在しない場合には、本ルーチンを抜ける。一方、このステップ1で肯定判定された場合、すなわち、先行車nが存在する場合には、ステップ2に進む。
ステップ2において、認識された先行車nについて、実空間上における位置Pnが算出される。実空間を規定する三次元座標系は、ステレオカメラ1の中央真下の道路面を原点として、車幅方向(横方向)がx軸、車高方向がy軸、車長方向(縦方向)がz軸に設定される。先行車nの位置Pnは、先行車認識処理におけるグループの中心位置に基づいて、自車両を基準とした横方向の位置(以下「横方向位置」という)Pnx、および、縦方向の位置(以下「縦方向位置」という)Pnzとして算出される(以下、この位置Pnを「相対位置Pn」という)。なお、ドライバの操作に起因する先行車nの走行位置の変化は、x−z軸の二次元に反映されるため、この相対位置Pnとして、車高方向(y軸)の位置を考慮する必要はない。
ステップ3において、自車両に対する先行車nの速度Vn(以下「相対速度」という)が算出される。具体的には、先行車nの単位時間当たりの横方向位置Pnxの変化として、横方向の相対速度(以下「横方向速度」という)Vnxが算出される。また、先行車nの単位時間当たりの縦方向位置Pnzの変化として、縦方向の相対速度(以下「縦方向速度」という)Vnzが算出される。なお、説明の便宜上、相対速度Vnにおいて、自車両(原点)から離れる方向への速度成分に関しては、その算出された値の絶対値に正の符号を設定し、自車両に近づく方向への速度成分に関しては、その算出された値の絶対値に負の符号を設定する。
ステップ4において、領域設定部12は、進入判定領域Sを設定する。この進入判定領域Sは、認識された先行車nを、進入車両(自車線に進入する車両)と非進入車両(自車線に進入しない車両)とに分類するための領域であり、自車両前方の自車線上をカバーするように設定されている。左右両側の白線は自車線を規定する特徴物であるとの知得に基づき、進入判定領域Sにおける車幅方向の長さは、上述した道路モデルを参照した上で、白線の位置を基準に設定されている。例えば、図4に示すように、左右の白線の間をカバーするような大きさに設定されるといった如くである。一方、進入判定領域Sにおける進行方向の長さは、進行方向の全域をカバーするように設定してもよいが、自車両にとって注目すべき進入車両は、ある程度自車両から近い範囲に限定される。そのため、本実施形態において、この長さは、自車両の先端から所定の距離(例えば、100m)をカバーするような大きさに設定されている。直線的な道路を走行しているケースでは、進入判定領域Sは、自車両の前方において、進行方向に長い四角形の領域となる。また、カーブした道路を走行しているケースでは、進入判定領域Sは、道路のカーブ曲率に応じて湾曲した領域となる(図5参照)。
ステップ5において、認識された先行車nについて算出された相対位置Pnと、相対速度Vnとに基づいて、進入判定領域Sに進入する先行車nが存在するか否かが判断される。この判断では、以下に示す2つのケースの一方を具備する先行車nが、進入判定領域Sへ進入する先行車nとして判断される。
(ケース1)現在の相対位置Pnが進入判定領域S内に存在する。
(ケース2)横方向速度Vnxが所定の判定値t1(負の値)以下である。
進入判定領域Sから遠ざかる方向に移動する先行車n(Vnx>0)、進入判定領域Sと平行に走行する先行車n(Vnx=0)、および、進入判定領域Sに近づく方向に移動するものの、その横方向速度Vnxの程度が小さい先行車n(t1<Vnx<0)は、進入判定領域Sへ即座に進入する可能性が低い。また、その先行車nが進入判定領域Sへ進入するとしても、ある程度の時間を要する。そのため、これらの条件を具備する先行車nは進入判定領域Sへは未だ進入しない車両であると判断し、横方向速度Vnxが判定値t1以下となる先行車nを進入判定領域Sへ進入する車両と判断する。この判定値t1は、自車線に進入するとみなすことができる先行車nの横方向速度Vnxの最大値として予め適切な値が設定されている。
なお、ケース2を具備する先行車nであっても、以下に示す2つのケースの少なくとも一方の条件を具備する先行車nについては、自車線へ進入しないと判断する。
(ケース3)自車線と隣接車線とを区分する白線と、その隣接車線上の先行車nの横方向位置Pnxとの間の距離が所定の値(例えば、車線幅の2分の1)以上離れている。
自車線からの距離がある程度離れている先行車nは、進入判定領域Sへ進入するとしても、ある程度の時間を要する。そのため、ケース2の条件を具備したとしても、このケース3に該当する先行車nは、進入判定領域Sへ進入しないと判断する。
(ケース4)進入判定領域Sよりも前方に移動すること。
自車線に近づく方向へ移動するものの、その相対位置Pn、或いは、縦方向速度Vnzによっては、先行車nが移動しても進入判定領域Sよりも前方に移動することがある。そのため、ケース2の条件を具備したとしても、このケース4に該当する先行車nは、進入判定領域Sへ進入しないと判断する。
ステップ5において肯定判定された場合、すなわち、進入判定領域Sへ進入する先行車nが存在する場合には、ステップ6に進む。一方、このステップ5において否定判定された場合、すなわち、進入判定領域Sへ進入する先行車nが存在しない場合には、ステップ6以降の処理をスキップして、本ルーチンを抜ける。
ステップ6において、判定部14は、進入判定領域Sへ進入すると判断された先行車nを処理対象として、進入予測位置Rnを算出する。この進入予測位置Rnは、相対位置Pnに存在する先行車nが、算出された相対速度Vnで移動した場合に進入判定領域Sに進入する位置である。ここで、本明細書において、進入判定領域Sへ進入する位置は、図4(b)の一点鎖線で示すように、先行車nの一部が進入判定領域Sに入り込む位置である。
ステップ7において、算出された進入予測位置Rnに基づいて、処理対象となる先行車nについて評価値Hが算出される。この評価値Hは、進入予測位置Rnと自車両の位置との関連性を示す値であり、制御上注目すべき先行車n(本実施形態では、車間距離の制御対象となる進入車両)程その評価が高くなる。本実施形態において、評価値Hは、進入予測位置Rnと自車両の位置との間の距離が近い先行車nほどその値が大きくなるように設定されている(評価が高い)。
ステップ8において、算出された評価値Hが最も大きな先行車nが、認識された先行車nの中から進入車両として特定される。すなわち、このステップ9では、その進入予測位置Rnと自車両の位置とが最も近い先行車nが、進入車両として(以下、この特定された進入車両を「制御対象車no」という)。
図6は、ステップ9における車間距離制御の詳細な手順を示したフローチャートである。ステップ90において、判定部14は、制御対象車noの進入完了位置Rfおよび進入完了時間Tfを算出する。進入完了位置Rfは、相対位置Pnに存在する制御対象車noが相対速度Vnで移動した場合に、進入判定領域Sへの進入が完了する位置である。また、進入完了時間Tfは、相対位置Pnに存在する制御対象車noが相対速度Vnで進入判定領域Sに進入した場合に、進入判定領域Sへの進入が完了するまでに要する時間である。ここで、「進入の完了」とは、制御対象車noが、進入予測位置Pnよりもさらに進入判定領域Sへ進入したと見なせる状態をいう。このような状態としては、例えば、制御対象車両noが自車両を基準としたz軸上まで移動した状態や、制御対象車両noの全体が進入判定領域S内に完全に移動した状態等のように、自車両の前方に位置する状態が挙げられる。
ステップ91において、車間設定部13は、車速センサ9によって検出された自車両の車速に基づいて、自車両と制御対象車noとの目標車間距離Dを算出する。この目標車間距離Dは、自車両の車速に応じた安全な車間距離が確保できるように、例えば、自車両の車速が大きい程その値が大きくなるように算出される。
ステップ92において、判定部14は、進入完了位置Rf、進入完了時間Tfおよび目標車間距離Dに基づいて、自車両の減速度αを算出する。この減速度αは、進入完了時間Tfにおいて、進入完了位置Rfに進入する制御対象車noと、自車両との間の距離が、目標車間距離Dとなるために必要な加速度である。
ステップ93において、判定部14は、減速度αとなるように制御装置15に対して自動制動を指示し、本ルーチンを抜ける。これにより、制御装置15によって、減速度αに応じたブレーキの動作、自動変速機のシフトダウンまたはエンジン出力の低下等の車両制御が行われる。
以上説明したように、本実施形態によれば、先行車nの横方向速度Vnxおよび縦方向速度Vnzが算出されるとともに、自車線上の進行方向に進入判定領域Sが設定される。そして、先行車nが横方向速度Vnxと縦方向速度Vnzとで移動した際の位置と、進入判定領域Sとに基づいて、進入予測位置Rnが算出される。進入予測位置Rnと自車両の位置との位置的な関連性を示す評価値Hを算出し、これにより、進入予測位置Rnが自車両の位置に最も近い先行車nが進入車両と判定される。すなわち、本実施形態では、進入車両を判定する際には、横方向速度Vnxのみならず、縦方向速度Vnzをも用いる。これにより、自車線に進入する先行車nの進行方向の位置関係(車間)が考慮されるので、自車両の最も直近に進入する先行車nを精度よく特定することができる。また、特定された進入車両を制御対象として、自車両までの車間距離を制御することにより、目標車間距離Dが確保される。さらに、自車両の直近に進入する先行車を制御対象とするため、不要な制動を抑制することができるので、ドライバに与える不快感や違和感を低減することができる。
また、本実施形態によれば、進入予測位置Rnに基づいて制御対象車noを特定し、この制御対象車noに対する進入完了位置Rfを算出するので、それ以外の先行車nについては、進入完了位置Rfの算出が不要である。そのため、制御対象車noについてだけ進入完了位置Rfの算出しているので、進入判定の全体的な処理を効率的に行うことができる。なお、本実施形態においては、侵入予測位置に基づいて制御を行っているが、侵入完了位置に基づいて制御を行うことも可能である。この場合においては、進入判定領域Sへ進入する進入車両に対してのみ進入予測完了位置を算出することになり、進入判定の全体的な処理を効率的に行うことができる。
なお、進入判定領域Sにおける車線の幅方向の長さは、左右の白線の間を完全にカバーするように設定する必要はなく、上述した図5に示すように、自車線内において、所定の大きさだけその幅を縮めて設定してもよい。また、進入判定領域Sにおける進行方向の長さは、可変に設定してもよい。このケースでは、運転の安全性の観点から、車速が速いほど領域Sの長さを大きくするといったように、車速に応じてその長さを設定してもよい。さらに、自車線上に先行車nが存在している場合には、その長さをこの先行車までを含むような大きさ、例えば、先行車nの一部、或いは先行車nの先端までを含むような大きさに設定してもよい。
また、上述したステップ5において、先行車nが進入予測位置Rnに移動するまでの時間を進入予測時間Tnとして算出し、この進入予測時間Tnをさらに考慮して、評価値Hを算出してもよい。例えば、この評価値Hが、所定の重み係数γ,ηに基づいて、積和演算によって算出されるといった如くである(H=γRn+ηTn)。ここで、進入予測時間Tnは、相対位置Pnに存在する先行車nが、相対速度Vnで移動した場合に進入判定領域Sに進入するまでの時間である。この場合、評価値Hは、進入判定領域Sに進入した先行車nと、自車両との所定時間後における位置的な関連性を示しており、進入予測位置Rnと自車両の位置とが近く、進入予測時間Tnが短い車両ほど評価が高くなる。
(第2の実施形態)
図7は、ステップ9における車間距離制御の別の手順を示すフローチャートである。第2の実施形態にかかる車間距離制御の手順が、第1の実施形態にかかるそれと相違する点は、算出された減速度αによって、車間距離の制御が行われなかったり、警報が鳴らされたりすることである。以下、車間制御の手順に関して説明を行うが、ステップ90a〜ステップ92aについては、図6に示したステップ90〜ステップ92における処理と同じであるため、その説明を省略する。
まず、ステップ90a〜ステップ92aにおいて、目標車間距離Dおよび減速度αの算出処理が行われる。そして、ステップ93aにおいて、減速度αが所定の判定値t2以上であるか否かが判断される。制御対象車noが急制動しているようなケースでは、車間距離が極端に短くなるため、減速度αが大きな値に設定される。このケースでは、ドライバが意図するよりも急激な減速が行われ、ドライバに与える心理的な負担が大きくなる可能性がある。そこで、減速度αを判定値t2と比較することにより、このような減速が行われるか否かを判断する。この判定値t2は、実験やシミュレーションを通じて、ドライバに心理的な負担を与えるような減速度αの最小値として設定されている。
このステップ93aで肯定判定された場合、すなわち、急激な減速が必要な場合には(α≧t2)、ステップ94aに進む。そして、判定部14は、自車両の制動動作に対する注意喚起をドライバに促すべく、警告音を鳴らすなどの警報処理を行うように制御装置15に対して指示する(ステップ94a)。そして、ステップ94aに続くステップ96aにおいて、減速度αとなるように制御装置15に対して自動制動が指示され、本ルーチンを抜ける。
一方、ステップ93aにおいて否定判定された場合、すなわち、急激な減速が必要でない場合には(t2≧α)、ステップ95aに進む。そして、減速度αが所定の判定値t3以下であるか否かが判断される。制御対象車noと自車両との車間距離が目標車間距離Dとほぼ一致するようなケースでは、減速度αはその値が小さい。このケースでは、不必要な制御を行わないという点に鑑み、減速を行う必要がある程度にまで大きな減速度αとなっていないと判断する。この判定値t3は、制御を行う必要がないと見なせる程度の減速度αの最大値(0≦t3<t2)として、実験やシミュレーションを通じて予め適切な値に設定されている。そのため、このステップ95aで肯定判定された場合、すなわち、減速が必要でない場合には(α≦t3)本ルーチンを抜ける。一方、このステップ95aで否定判定された場合、すなわち、減速が必要である場合には(t3<α)、ステップ96aに進む。ステップ96aにおいて、減速度αとなるように制御装置15に対して自動制動が指示され、本ルーチンを抜ける。
このように本実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様の効果を奏する以外にも、制御対象車noと自車両とが急接近し、急激な減速が必要とされるケースでは、警報処理が行われる。これにより、ドライバに注意を促すことができるので、制動に対するドライバの心理負担を軽減することができる。さらに、車間制御が不要な程度に加速度αが小さい場合には、加速度の制御が行われない。そのため、不要な車速の制御を省略することができ、ドライバに与える不快感や違和感を低減することができる。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態にかかる進入判定装置のブロック構成図である。第3の実施形態において、第1の実施形態で説明した構成要素と同じ要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。第1の実施形態では、ステレオカメラ1および画像処理系を用い、これにより、プレビュー情報を生成・出力したが、本発明はこれに限定されない。本実施形態では、プレビュー情報の生成・出力のために、ミリ波レーダやレーザレーダなどのレーダ16を用いる。レーダ16を用いる場合、自車両前方の距離の二次元的な分布である距離データは、ミリ波またはレーザによって監視領域をスキャンすることにより、算出される。
ただし、レーダ16では、画像データが出力されないため、自車線を規定する左右の白線を検出することができない。そこで、領域設定部12は、距離データに基づいて、自車線形状を規定する特徴物、例えば、ガードレールや路肩に設置された複数のリフレクタを検出する。そして、検出された特徴物の連続性または並びなどの状態に基づいて、自車線の形状を特定する。そして、特定された自車線の形状に基づいて、所定の幅を有する領域を自車両前方に設定することにより、進入判定領域Sを設定する。
本実施形態によれば、レーダを用いて算出した距離データに基づいて車間制御することで、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。具体的には、特徴物の並びをから自車線の形状を検出することによって、進入判定領域Sが設定される。図9は、レーダ16によって検出されたリフレクタの並びによる進入判定領域Sの設定の説明図である。進入判定領域Sは、自車両の前方において、道路のカーブ曲率に応じてカーブした領域として設定される。
なお、このように距離データに基づいて認識された特徴物の状態から進入判定領域Sを設定する手法を、第1の実施形態においても適用することができる。また、ヨーレートセンサによって検出されるヨーレートから自車両の進行方向を推定し、この方向に進入判定領域Sを設定してもよい。さらに、レーダ16のみならず、このレーダと単眼カメラとを併用し、これにより、画像データと距離データとプレビュー情報として出力してもよい。
第1の実施形態にかかる進入判定装置のブロック構成図 基準画像に設定される画素ブロックの説明図 車間の制御手順を示したフローチャート 先行車が自車両の前方に進入する例の説明図 カーブした道路における進入判定領域の設定の説明図 ステップ9における詳細な車間距離の制御の手順を示したフローチャート ステップ9における詳細な車間距離の制御の別の手順を示したフローチャート 第3の実施形態にかかる進入判定装置のブロック構成図 カーブした道路における進入判定領域の設定の説明図
符号の説明
1 ステレオカメラ
2a メインカメラ
2b サブカメラ
3,4 A/Dコンバータ
5 画像補正部
6 ステレオ画像処理部
7 距離データメモリ
8 画像データメモリ
9 車速センサ
10 マイクロコンピュータ
11 算出部
12 領域設定部
13 車間設定部
14 判定部
15 制御装置
16 レーダ

Claims (10)

  1. 自車線に進入する進入物体を判定する進入判定装置において、
    プレビュー情報に基づいて、自車両前方を走行する物体を認識するとともに、前記認識された物体を処理対象として、前記自車両に対する横方向の速度と前記自車両に対する縦方向の速度とを算出する算出部と、
    前記プレビュー情報に基づいて、前記認識された物体を前記進入物体と非進入物体とに分類するための進入判定領域を、前記自車線上をカバーするように設定するとともに、自車線上に物体が存在している場合には、前記自車両から前記自車線上の物体までを含むように、前記進入判定領域を設定する領域設定部と、
    前記認識された物体が前記横方向の速度および前記縦方向の速度で移動した際の位置と、前記進入判定領域とに基づいて、前記進入物体を判定する判定部と
    を有することを特徴とする進入判定装置。
  2. 前記判定部は、前記認識された物体が前記進入判定領域に進入する進入予測位置を算出するとともに、前記算出された進入予測位置が前記自車両の位置に最も近い物体を、前記進入物体と判定することを特徴とする請求項1に記載された進入判定装置。
  3. 前記判定部は、前記認識された物体による前記進入判定領域へ進入し自車両の前方に位置するとみなせる進入完了位置を算出するとともに、前記算出された進入完了位置が前記自車両の位置に最も近い物体を、前記進入物体と判定することを特徴とする請求項1に記載された進入判定装置。
  4. 前記判定部は、前記認識された物体が前記進入判定領域に進入する進入予測位置と、前記認識された物体が前記進入判定領域に進入する進入予測時間とを算出するとともに、前記進入予測時間が短く、かつ、前記進入予測位置が前記自物体の位置に近い車両を、前記進入物体と判定することを特徴とする請求項1に記載された進入判定装置。
  5. 前記領域設定部は、前記プレビュー情報に基づいて自車線を規定する特徴物を認識し、前記特徴物を基準として前記進入判定領域を設定することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載された進入判定装置。
  6. 前記判定部は、前記進入物体の前記進入判定領域への進入が完了する進入完了位置と、前記進入物体の前記進入判定領域への進入が完了する進入完了時間とに基づいて、前記自車両の減速度を算出するとともに、前記算出された減速度となるように制御装置に対して自動制動を指示することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載された進入判定装置。
  7. 自車線に進入する進入車両を判定する進入判定方法において、
    プレビュー情報に基づいて、自車両前方を走行する車両を処理対象として、前記自車両に対する横方向の速度と前記自車両に対する縦方向の速度とを算出する第1のステップと、
    前記プレビュー情報に基づいて、前記認識された車両を前記進入車両と非進入車両とに分類するための進入判定領域を、前記自車線上をカバーするように設定するとともに、自車線上に物体が存在している場合には、前記自車両から前記自車線上の物体までを含むように、前記進入判定領域を設定する第2のステップと、
    前記認識された車両が前記横方向の速度および前記縦方向の速度で移動した際の位置と、前記進入判定領域とに基づいて、前記進入車両を判定する第3のステップと
    を有することを特徴とする進入判定方法。
  8. 前記第3のステップは、前記認識された車両が前記進入判定領域に進入する進入予測位置を算出するとともに、前記算出された進入予測位置が前記自車両の位置に最も近い車両を、前記進入車両と判定するステップであることを特徴とする請求項に記載された進入判定方法。
  9. 前記第3のステップは、前記認識された車両が前記進入判定領域に進入する進入予測位置と、前記認識された車両が前記進入判定領域に進入する進入予測時間とを算出するとともに、前記進入予測時間が短く、かつ、前記進入予測位置が前記自車両の位置に近い車両を、前記進入車両と判定するステップであることを特徴とする請求項に記載された進入判定方法。
  10. 前記進入車両の前記進入判定領域への進入が完了する進入完了位置と、前記進入車両の前記進入判定領域への進入が完了する進入完了時間とに基づいて、前記自車両の減速度を算出する第4のステップと、
    前記算出された減速度となるように制御装置に対して自動制動を指示する第5のステップとをさらに有することを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載された進入判定方法。
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