JP4529887B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄光材料によりキートップの文字が構成されたキーボードと表示部とが折り畳める構造のノート型パーソナルコンピュータなどの電子機器に関する。
従来、ノート型パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯型の電子機器では、暗がりであってもキー操作可能なようにキーボードにもバックライトを付けたものが考えられている。
しかしながら、表示部だけでなくキーボードにもバックライトを付けた場合、非常に消費電力が大きくなり、特に充電池などのバッテリ電源によって駆動される携帯型の電子機器にあっては、連続使用可能時間がより短くなってしまう。このため携帯型電子機器に対するキーボードバックライトの積極的な搭載は行われていない現状にある。
そこで、キーボードの文字を蓄光材料を使用して製作することで、前記バックライトほどではないものの、キーボードの各キーの文字を明るく浮かび上がらせ、暗がりでもキー操作可能にした電子機器が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
この蓄光材料は、外部から入射する光子(光エネルギ)を吸収(チャージ)して自発光するものであるため、特にノート型パーソナルコンピュータなどの折り畳み型電子機器の場合には、その未使用時の筐体を閉じている間にキーボードに対面する表示部から光を照射し光エネルギを吸収させる必要がある。
特開平10−228343号公報
しかしながら、前記従来の電子機器において、大きな消費電力を必要とせずにそのキーボードを自発光させるために使用した蓄光材料は、最大チャージ量以上に光エネルギをチャージしても自発光可能時間がそれに比例して長くなることはなく、また電子機器の使用の有無に関わらず自発光し続けて光エネルギを放出するものであるために、その適切なチャージ量が分からず、常時の自発光を得るために不必要に長く光を照射し、無駄な電力を消費してしまうおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、キーボードの文字部を蓄光材料により作成して自発光させる場合に、不必要に長く光を照射してしまうことなく、無駄な電力消費を防止することが可能になる電子機器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の電子機器は、蓄光材によりキートップの文字が構成されたキーボードと表示部とが対面して折り畳める構造の電子機器であって、
周囲の照度を計測する照度計測手段と、キーボードと表示部を開いている状態での前記照度計測手段により計測される周囲照度に応じた前記蓄光材に対する光エネルギのチャージ量とその蓄光材の発光により減少するチャージ量とから当該蓄光材のチャージ量を算出するチャージ量算出手段と、このチャージ量算出手段により算出された蓄光材のチャージ量を記憶するチャージ量記憶手段と、使用開始時に前記照度計測手段により計測される周囲照度が前記キーボードを視認可能な最低照度を下回ると判断された場合に、当該キーボードを視認可能に発光させるための前記蓄光材の必要チャージ量を算出する必要チャージ量算出手段と、この必要チャージ量算出手段により算出された蓄光材の必要チャージ量が前記チャージ量記憶手段により記憶されたチャージ量に基づき算出された現在のチャージ量より大きいと判断された場合に、その差分に応じた光チャージ量に対応する光チャージ時間を算出する光チャージ時間算出手段と、この光チャージ時間算出手段により算出された光チャージ時間に応じて前記表示部を点灯させ前記蓄光材に光チャージする光チャージ実行制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の電子機器は、前記請求項1に記載の電子機器において、前記キーボードと表示部とを閉じた状態でロックするロック手段と、前記光チャージ実行制御手段による前記蓄光材への光チャージ中は、前記ロック手段により前記キーボードと表示部とを閉じた状態のまま維持させるロック制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の電子機器は、前記請求項1または請求項2に記載の電子機器において、本電子機器の利用時間を推定する利用時間推定手段を備え、前記必要チャージ量算出手段は、前記利用時間推定手段により推定された本電子機器の利用時間の間前記キーボードを視認可能に発光させるための前記蓄光材の必要チャージ量を算出する、ことを特徴としている。
請求項4に記載の電子機器は、前記請求項3に記載の電子機器において、前記利用時間推定手段は、電池電源による電池残量を検出する電池残量検出手段を有し、この電池残量検出手段により検出された電池残量に対応する本電子機器の動作可能時間を利用時間として推定する、ことを特徴としている。
請求項5に記載の電子機器は、前記請求項3に記載の電子機器において、前記利用時間推定手段は、現在時刻に対応したユーザのスケジュール情報を取得するユーザスケジュール取得手段を有し、このユーザスケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報のスケジュール終了時間までの時間を利用時間として推定する、ことを特徴としている。
請求項6に記載の電子機器は、前記請求項3に記載の電子機器において、前記利用時間推定手段は、電池電源による電池残量を検出する電池残量検出手段と、現在時刻に対応したユーザのスケジュール情報を取得するユーザスケジュール取得手段とを有し、前記電池残量検出手段により検出された電池残量に対応する本電子機器の動作可能時間と前記ユーザスケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報のスケジュール終了時間までの時間との何れか短い方の時間を利用時間として推定する、ことを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の電子機器によれば、キーボードと表示部を開いている状態での周囲照度に応じた蓄光材に対する光エネルギのチャージ量とその蓄光材の発光により減少するチャージ量とから当該蓄光材のチャージ量を算出して記憶し、使用開始時に周囲照度がキーボードを視認可能な最低照度を下回ると判断された場合に、当該キーボードを視認可能に発光させるための蓄光材の必要チャージ量を算出する。そして、この蓄光材の必要チャージ量が前記記憶されたチャージ量に基づき算出された現在のチャージ量より大きいと判断された場合に、その差分に応じた光チャージ量に対応する光チャージ時間を算出し、この光チャージ時間に応じて表示部を点灯させ蓄光材に光チャージするので、不必要な光チャージを行うのを防止して、無駄な電力消費を無くせるようになる。
本発明の請求項2に記載の電子機器によれば、前記請求項1に記載の電子機器において、光チャージ実行制御手段による蓄光材への光チャージ中は、ロック手段によりキーボードと表示部とを閉じた状態のまま維持させるように制御するので、表示部の点灯による蓄光材への光チャージを最大効率で素早く行い、無駄な電力消費を無くせるようになる。
本発明の請求項3に記載の電子機器によれば、前記請求項1または請求項2に記載の電子機器において、蓄光材に対して光チャージを行う際は、本電子機器の利用時間を推定し、この推定された機器利用時間の間キーボードを視認可能に発光させるための蓄光材の必要チャージ量を算出するので、少なくとも推定された機器利用時間の間だけキーボードを視認可能な発光が必要なだけの光チャージを行うことができ、無駄な電力消費を無くせるようになる。
本発明の請求項4に記載の電子機器によれば、前記請求項3に記載の電子機器において、蓄光材の必要チャージ量を算出するための機器利用時間の推定では、電池残量検出手段により検出された電池電源の電池残量に対応する本電子機器の動作可能時間を利用時間として推定することができる。
本発明の請求項5に記載の電子機器によれば、前記請求項3に記載の電子機器において、蓄光材の必要チャージ量を算出するための機器利用時間の推定では、現在時刻に対応したユーザのスケジュール情報を取得し、このスケジュール情報のスケジュール終了時間までの時間を利用時間として推定することができる。
本発明の請求項6に記載の電子機器によれば、前記請求項3に記載の電子機器において、必要チャージ量を算出するための機器利用時間の推定では、電池残量検出手段により検出された電池電源の電池残量に対応する本電子機器の動作可能時間と現在時刻に対応したユーザスケジュール情報のスケジュール終了時間までの時間との何れか短い方の時間を利用時間として推定することができる。
よって本発明によれば、キーボードの文字部を蓄光材料により作成して自発光させる場合に、不必要に長く光を照射してしまうことなく、無駄な電力消費を防止することが可能になる電子機器を提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の電子機器の実施形態に係るノート型PC(Personal computer)10の開放使用状態を示す外観斜視図である。
図2は、前記ノート型PC10の閉塞非使用状態を示す外観斜視図である。
このノート型PC10は、キー入力部(キーボード)11を搭載したPC本体10Aと、このPC本体10の一端をヒンジにして折り畳み可能に取り付けられた透過型または微反射型のLCD(Liquid Crystal Display)表示部13を搭載した蓋体10Bとからなり、このPC本体10Aに搭載したキー入力部11は蓋体10Bを折り畳んで閉塞させた場合にその表示部13と対面する構造とされる。
そして、キー入力部11に配列される各キートップは蓄光材料12によりスクリーン印刷されて構成される。この場合、キー入力部(キーボード)11の各キー自体が蓄光材料12でその上にキャラクタがスクリーン印刷されたもの、逆に各キートップに蓄光材料12によりキャラクタをスクリーン印刷したもの、または蓄光材料12を埋め込んでキャラクタとしたものなどから構成される。
ここで、前記キー入力部(キーボード)11の各キートップを構成する蓄光材料12について説明する。
蓄光材料12とは、周囲の光子(光エネルギ)を吸収して原子中の電子を励起し、この励起された電子が一定の確率で、より低いエネルギ準位に遷移する際に発光するもので、その発光時間が数十分から数時間、例えば8時間程度といった長時間持続する物質である。但し、この蓄光材料12の発光持続時間はその材質と厚みなどに依存する。
蓄光材料12は、光の波長が460nm(青色)以下のものを良く吸収する性質を有し、ほとんど常に吸収した励起光よりも低エネルギ、つまり励起光より長波長で発光する。
また、蓄光材料12は、明るい場所でも常に発光しているが周囲の方が明るいために目立たない。このときは励起と発光の両方が起きており、ある程度時間が経つと励起と発光が平衡し励起されている電子数が飽和する。
一方、暗い場所では、励起が略停止し発光のみが起こる。このときは周囲より明るく発光するので蓄光材料12は目立つ。そして励起されている電子数は一定の時定数で減少し、発光強度は励起されている電子数に比例するので時間と共に発光が暗くなり、ある程度暗くなると蓄光材料12は見えなくなる。
本実施形態においては、蓄光材料12に外部から光を照射して電子を励起することを光チャージ、現在励起されている電子数(に比例する数)をチャージ量と称する。
そして、蓄光材料12の物質としては、硫化亜鉛に銅を加えたものやアルミン酸ストロンチウム(SrA1204)を結晶母体として、ユウロピウム(Eu)やジスプロシウム(Dy)などの希土類元素を添加したものなどを使用する。
また、前記表示部13は、通常使用時は文字や画像を表示するが、キー入力部11の蓄光材料12に対して光チャージを実行する場合には、LCDバックライトや有機ELの場合はその光を照射して光チャージを行う。
また、蓋体10Bの開放端部の中央には、当該蓋体10BのPC本体10Aに対する閉塞のロックを外すための開操作子14が設けられ、また同蓋体10Bの開放端部の右端には、このノート型PC10の周囲光の照度を計測するための照度センサ15が備えられる。
この照度センサ15の波長特性は、明暗判定を考慮して少なくとも可視光域に反応する必要がある。そして蓄光材料12への吸収率を考慮して青色より短波長に反応するようにフィルタされるのが好ましい。
なお、前記キー入力部(キーボード)11の蓄光材料12に対する光チャージは、PC本体10Aに対し蓋体10Bを閉じた状態で、表示部13から最大輝度の光をキー入力部(キーボード)11に照射して行うが、この光チャージ中はその光の洩れを防ぐため、前記開操作子14にロックが掛けられて蓋体10Bの開放が阻止される。
図3は、前記ノート型PC10の電子回路の構成を示すブロック図である。
このノート型PC10の電子回路は、CPU(Central Processing Unit)からなる制御部20を備える。
この制御部20には、前記キー入力部(キーボード)11、表示部13、蓋体10Bの開操作子14に連動して当該蓋体10Bの開放時および閉塞時を検出する開閉検出部14a、同蓋体10Bの開操作子14の動作をロックする図示しないロック機構のロック施錠/ロック解除を制御するためのロック制御部14R、蓋体15に設けた照度センサ15からの照度計測信号を入力してその照度値を検出するための照度検出部15aが接続される。
さらに、制御部20には、ハードディスクや半導体ROMからなる記憶装置21、RAM22、計時部23、電源管理部24が接続される。
記憶装置21には、このノート型PC10の全体の動作を司るPCシステムプログラムが記憶されると共に、Webブラウザ機能、メール機能、スケジュール機能、文書作成機能など、種々のアプリケーションプログラムが記憶され、さらにキー入力部(キーボード)11の蓄光材料12に対する光チャージを最適に制御・管理するための蓄光材光チャージ制御プログラムが記憶される。
RAM22には、各種のアプリケーションプログラムの実行に従って生成・更新・削除される種々のデータが記憶され、例えばスケジュール管理プログラムに従って生成されたユーザのスケジュールデータなどが記憶される。また、RAM22には、蓄光材光チャージ制御プログラムに従って生成される作業用のデータが必要に応じて記憶され、例えば図4に示すように、キー入力部11の蓄光材料12について計算により求められた光のチャージ量22a1とその書込時間22a2を記憶するためのチャージ量記憶部22Aなどが確保される。
図4は、前記ノート型PC10のRAM22に確保されたチャージ量記憶部22Aにおける記憶データの内容を示す図である。
計時部23は、現在時刻の計時出力および設定されたタイマ時間の計時出力などを行う。
電源管理部24は、このノート型PC10を駆動するバッテリ電源(図示せず)の電池残量を管理する。
図5は、前記ノート型PC10のキー入力部(キーボード)11に対する蓄光材光チャージ制御機能の全体イメージを示す機能ブロック図である。
この機能ブロックは、開閉検出部14aからのPC蓋体10Bの開閉検出信号および照度検出部15aにより検出されるPC周囲の照度値に応じて、蓋体開放時であるPC使用時の蓄光材料12のチャージ量を計算推定するチャージ量推定部31、このチャージ量推定部31により推定された最新のチャージ量22a1とその時刻情報(書込時間)22a2とを対応付けて記憶するチャージ量記憶部22A、PC開放時の利用時間を計算推定する利用時間推定部32、蓄光材料12に対する光チャージを実施する際に光の適切な照射時間を計算する光チャージ時間計算部33、この光チャージ時間計算部33により計算された光の照射時間に基づき光チャージの実行制御する光チャージ実行制御部34から構成される。
すなわち、光チャージ量推定部31は、光チャージ実行制御部34によって成される光チャージと照度検出部15aにより検出される周囲光による光チャージとによるチャージ量の増加分と、常時発光によって失われるチャージ量の減少分を演算推定するもので、この演算推定処理は、PC10が開放されている状態において一定時間間隔(例えば5秒)毎に実行される。
また、利用時間推定部32は、RAM22内のスケジュール管理メモリに現在時刻に対応するユーザスケジュールが記憶されている場合には、当該スケジュールが終了するまでの時間と、電源管理部24により取得される電池残量に応じたPC動作可能時間との短い方をPC利用時間として推定出力し、現在時刻に対応するユーザスケジュールがない場合には、同電源管理部24により取得される電池残量に応じたPC動作可能時間をそのままPC利用時間として推定出力するもので、この推定されるPC利用時間においてキー入力部(キーボード)11の蓄光材料12が所定以上の発光量で発光するのに必要なだけ光チャージを行わせるための光チャージ時間を光チャージ時間計算部33にて計算させる。
つまり、光チャージ時間計算部33は、チャージ量記憶部22Aに記憶された前回書込時間22a2に対応したチャージ量22a1とその経過時間に基づき算出される現在のチャージ量を、前記利用時間推定部32により推定されたPC利用時間にてキー視認可能な所定以上の発光量で発光させるためのチャージ量以上とするのに必要な光チャージ時間を計算する。
そして、光チャージ実行制御部34は、前記光チャージ時間計算部33により計算された光チャージ時間に応じて表示部13に対する表示データおよび必要によりバックライトを制御し、キー入力部(キーボード)11の蓄光材料12に対する光チャージを実行するもので、この際、例えば表示部13が2色以上表示可能なものである場合には、光チャージに必要な色だけ点灯させることで無駄な電力消費を抑えることができる。
次に、前記構成のノート型PC10におけるキー入力部(キーボード)11の蓄光材料12に対する蓄光材光チャージ制御機能について詳細を説明する。
図6は、前記ノート型PC10における蓄光材光チャージ制御に伴うチャージ量推定処理(31)を示すフローチャートである。
このチャージ量推定処理は、PC10の蓋体10Bが開放されキー入力部(キーボード)11に外部光が入射可能な状態において一定時間間隔(例えば5秒)毎に繰り返し実行されるもので、先ずRAM内のチャージ量記憶部22Aに記憶されている前回書込時間22a2に対応する蓄光材料12のチャージ量が読み出され(ステップT1)、照度検出部15aによりPC周囲の照度値が検出される(ステップT2)。
蓄光材料12は、前記検出された照度(光子数)とその時間に対応した分だけ新たな電子が励起されチャージされるもので、この[照度(光子数)×前回書込時間22a2からの経過時間]に対応した励起分が前回チャージ量22a1に加算される(ステップT3)。
一方、蓄光材料12は、チャージ中も含め常時発光しており、そのチャージ量は減少し続けているもので、前回書込時間22a2から現在時点までの経過時間に相当するチャージ量の減少分が次式(1)に従い計算される(ステップT4)。
t/T…式(1)(T:蓄光材12により定まる時定数、t:経過時間)
すると、前記ステップT3にて得られた前回書込時間22a2からの外部光による励起分チャージ量を加算したチャージ量から、前記ステップT4にて得られた前回書込時間22a2から現在時点までの経過時間に相当するチャージ量の減少分が減算され、現時点でのチャージ量22a1としてその書込時間22a2と共にチャージ量記憶部22Aに記憶更新される(ステップT5)。
このようなチャージ量推定処理(31)により、本ノート型PC10の蓋体10Bを開放して使用している状態では、一定時間(例えば5秒)毎にその時点における蓄光材料12のチャージ量が推定されチャージ量記憶部22Aに記憶される。
図7は、前記ノート型PC10におけるPC起動操作に伴う蓄光材光チャージ処理を示すフローチャートである。
図8は、前記ノート型PC10におけるPC起動操作に伴う蓄光材光チャージ処理での光チャージ時間計算処理(33)を示すフローチャートである。
図9は、前記ノート型PC10における光チャージ時間計算処理(33)に伴うPC利用時間推定処理(32)を示すフローチャートである。
本ノート型PC10を使用するにあたり、閉塞非使用状態にあるPC10の開操作子14がユーザ操作され、開閉検出部14aによりその開操作が検出されると(ステップS1)、図8における光チャージ時間計算処理へ移行され、これからのPC利用時間に応じて必要な蓄光材料12の光チャージ時間が計算される(ステップSA)。
この図8における光チャージ時間計算処理では、先ず、チャージ量記憶部22Aに記憶された前回書込時(22a2)(この場合は前回のPC使用後の蓋体10Bの閉じ操作時)に対応する蓄光材料12のチャージ量22a1が読み出される(ステップA1)。
すると、前回書込時間22a2から現在時点までの経過時間に相当するチャージ量の減少分が[単位時間あたりの固定的な減少チャージ量×経過時間]に従い計算され(ステップA2)、前記ステップA1にて読み出された前回書込時(22a2)のチャージ量22a1から減算されて現時点のチャージ量22a1が求められ、チャージ量記憶部22Aに更新記録される(ステップA3)。
ここで、照度検出部15aによりPC周囲の照度値が検出されて(ステップA4)、キー入力部(キーボード)11が視認可能な所定の照度値以上あるか否かが判断され(ステップA5)、所定の照度値以上あると判断された場合には、光チャージは不要であるので光チャージ時間は“0”に設定される(ステップA5→A6)。
一方、前記照度検出部15aにより検出されたPC周囲の照度値が、キー入力部(キーボード)11が視認可能な所定の照度値以上ないと判断された場合には、図9におけるPC利用時間の推定処理へ移行される(ステップA5→AB)。
この図9におけるPC利用時間推定処理が起動されると、先ず、計時部23により計時出力される現在時刻が読み出され(ステップB1)、RAM22内のスケジュール管理メモリに現在時刻に対応するユーザスケジュールが記憶されているか否か判断される(ステップB2)。
ここで、現在時刻に対応するユーザスケジュールが有ると判断された場合には、現在時刻と当該スケジュールデータの設定終了時刻に基づきスケジュール終了までの時間が算出されると共に(ステップB2→B3)、電源管理部24により取得される電池残量に応じてPC動作可能時間が算出される(ステップB4)。
そして、前記ステップB3にて算出されたユーザスケジュール終了までの時間と、前記ステップB4にて算出された電池残量に応じたPC動作可能時間との短い方の時間がPC利用時間の推定値Rとして設定される(ステップB5)。
一方、現在時刻に対応するユーザスケジュールがないと判断された場合には、電源管理部24により取得される電池残量に応じてPC動作可能時間が算出され(ステップB2→B6)、このPC動作可能時間がそのままPC利用時間の推定値Rとして設定される(ステップB7)。
こうした利用時間推定処理(ステップAB)によってPC利用時間Rが推定設定されると、このPC利用時間Rに対応しただけの必要チャージ量が求められる(ステップA7)。すなわち、このPC利用時間Rに対応しただけの必要チャージ量とは、PC利用時間Rの間での発光に伴うチャージ量の減少があってもキー入力部(キーボード)11が視認可能な最低輝度に対応するチャージ量Qを下回ることのないチャージ量のことであり、このPC利用時間Rに対応する必要チャージ量は、前記視認可能な最低輝度に対応するチャージ量Qと前記式(1)との関係に基づき、次式(2)に従って計算される(ステップA7)。
QeR/T…式(2)(T:蓄光材12により定まる時定数、R:PC利用時間)
すると、このPC利用時間Rに対応する必要チャージ量から前記ステップA3においてチャージ量記憶部33に記録された現時点のチャージ量が減算されて、必要な光チャージ量が計算される(ステップA8)。
ここで、前記PC利用時間Rに対応した必要チャージ量から現時点のチャージ量が減算されてなる光チャージ量が“0”以下と判断された場合には、光チャージは不要であるので光チャージ時間は“0”に設定される(ステップA9→A6)。
一方、前記PC利用時間Rに対応した必要チャージ量から現時点のチャージ量が減算されてなる必要な光チャージ量が“0”より大きいと判断された場合には、この必要な光チャージ量と単位時間あたりの光チャージ量とに基づき、当該必要な光チャージ量に応じた光チャージ時間が計算される(ステップA9→A10)。
そして、この光チャージ時間の光チャージによって得られるであろう前記必要チャージ量が新たなチャージ量22a1としてチャージ量記憶部22Aにその書込時間22a2と共に記録される(ステップA11)。
すると、こうした光チャージ時間計算処理(ステップSA)によって得られた光チャージ時間が“0”であるが否かが判断され(ステップS2)、“0”であると判断された場合には、新たな光チャージを要することなくPC利用時間R中は少なくとも最低輝度以上で蓄光材料12が発光することになるので、ロック制御部14RによりPC蓋体10Bの開操作子14のロックが解除され(ステップS4)、PC10の使用が開始される。
一方、光チャージ時間計算処理(ステップSA)によって得られた光チャージ時間が“0”ではないと判断された場合には、当該光チャージ時間の間、表示部13を点灯駆動することによるキー入力部(キーボード)11の蓄光材料12に対する光チャージが実行され、前記PC利用時間Rに対応する必要チャージ量までの光チャージが行われる(ステップS2→S3)。
すると、ロック制御部14RによりPC蓋体10Bの開操作子14のロックが解除され(ステップS4)、PC10の使用が開始される。
したがって、前記構成のノート型PC10におけるキー入力部(キーボード)11の蓄光材料12に対する蓄光材光チャージ制御機能によれば、照度検出部15aにより検出されるPC10周囲の照度に対応したPC蓋体10Bを開いている状態でのキー入力部(キーボード)11の蓄光材料12に対する光エネルギ励起分のチャージ量とその発光による減少分のチャージ量とから当該蓄光材料12の現在のチャージ量を計算してチャージ量記憶部22Aに記録する。そして、PC10の使用開始時に当該PC10周囲の照度がキー入力部(キーボード)11の視認可能な最低照度を下回ると判断された場合には、当該キー入力部(キーボード)11の視認可能な蓄光材料12の必要チャージ量を計算し、現時点のチャージ量が必要チャージ量に満たない場合には、その差分に応じた光チャージ量を得るための光チャージ時間を計算し、表示部13を点灯駆動してキー入力部(キーボード)11の蓄光材料12に対する光チャージを行うようにしたので、不必要な光チャージを行うのを防止することでき、無駄な電力消費を無くすことができる。
また、前記構成のノート型PC10におけるキー入力部(キーボード)11の蓄光材料12に対する蓄光材光チャージ制御機能によれば、光チャージを行うか否かを判断するタイミングは、PC蓋体10Bの開操作子14による開操作を検出したタイミングで行い、光チャージが必要であると判断された場合には、光チャージ時間の終了まで蓋体10Bの開操作をロックして蓄光材料12により構成したキー入力部(キーボード)11と表示部13との対面状態を維持するようにしたので、当該表示部13の点灯による蓄光材料12への光チャージを最大効率で素早く行い、無駄な電力消費を無くすことができる。
また、前記構成のノート型PC10におけるキー入力部(キーボード)11の蓄光材料12に対する蓄光材光チャージ制御機能によれば、蓄光材料12に対する光チャージ量を計算する際には、現在時刻におけるユーザスケジュールや電池残量に応じたPC動作可能時間からPC利用時間を推定し、このPC利用時間の間キー入力部(キーボード)11を視認可能な蓄光材料12の必要チャージ量を計算するので、推定されたPC利用時間の間だけキー入力部(キーボード)11を視認可能な発光が必要なだけの光チャージを行うことができ、無駄な電力消費を無くすことができる。
なお、前記実施形態では、PC利用時間を現在時刻におけるユーザスケジュールや電池残量に応じたPC動作可能時間から推定する構成としたが、ユーザ自らがPC利用時間を15分、1時間、2時間などとして指定する利用時間指定ボタンを設け、PC利用時間を得る構成としてもよい。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の電子機器の実施形態に係るノート型PC(Personal computer)10の開放使用状態を示す外観斜視図。 前記ノート型PC10の閉塞非使用状態を示す外観斜視図。 前記ノート型PC10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記ノート型PC10のRAM22に確保されたチャージ量記憶部22Aにおける記憶データの内容を示す図。 前記ノート型PC10のキー入力部(キーボード)11に対する蓄光材光チャージ制御機能の全体イメージを示す機能ブロック図。 前記ノート型PC10における蓄光材光チャージ制御に伴うチャージ量推定処理(31)を示すフローチャート。 前記ノート型PC10におけるPC起動操作に伴う蓄光材光チャージ処理を示すフローチャート。 前記ノート型PC10におけるPC起動操作に伴う蓄光材光チャージ処理での光チャージ時間計算処理(33)を示すフローチャート。 前記ノート型PC10における光チャージ時間計算処理(33)に伴うPC利用時間推定処理(32)を示すフローチャート。
符号の説明
10 …ノート型PC
10A…PC本体
10B…PC蓋体
11 …キー入力部(キーボード)
12 …蓄光材料
13 …表示部
14 …開操作子
14a…開閉検出部
14R…ロック制御部
15 …照度センサ
15a…照度検出部
20 …制御部(CPU)
21 …記憶装置
22 …RAM
22A…チャージ量記憶部
22a1…チャージ量
22a2…チャージ量書込時間
23 …計時部
24 …電源管理部
31 …チャージ量推定部
32 …利用時間推定部
33 …光チャージ時間計算部
34 …光チャージ実行制御部

Claims (6)

  1. 蓄光材によりキートップの文字が構成されたキーボードと表示部とが対面して折り畳める構造の電子機器であって、
    周囲の照度を計測する照度計測手段と、
    キーボードと表示部を開いている状態での前記照度計測手段により計測される周囲照度に応じた前記蓄光材に対する光エネルギのチャージ量とその蓄光材の発光により減少するチャージ量とから当該蓄光材のチャージ量を算出するチャージ量算出手段と、
    このチャージ量算出手段により算出された蓄光材のチャージ量を記憶するチャージ量記憶手段と、
    使用開始時に前記照度計測手段により計測される周囲照度が前記キーボードを視認可能な最低照度を下回ると判断された場合に、当該キーボードを視認可能に発光させるための前記蓄光材の必要チャージ量を算出する必要チャージ量算出手段と、
    この必要チャージ量算出手段により算出された蓄光材の必要チャージ量が前記チャージ量記憶手段により記憶されたチャージ量に基づき算出された現在のチャージ量より大きいと判断された場合に、その差分に応じた光チャージ量に対応する光チャージ時間を算出する光チャージ時間算出手段と、
    この光チャージ時間算出手段により算出された光チャージ時間に応じて前記表示部を点灯させ前記蓄光材に光チャージする光チャージ実行制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記キーボードと表示部とを閉じた状態でロックするロック手段と、
    前記光チャージ実行制御手段による前記蓄光材への光チャージ中は、前記ロック手段により前記キーボードと表示部とを閉じた状態のまま維持させるロック制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 本電子機器の利用時間を推定する利用時間推定手段を備え、
    前記必要チャージ量算出手段は、前記利用時間推定手段により推定された本電子機器の利用時間の間前記キーボードを視認可能に発光させるための前記蓄光材の必要チャージ量を算出する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記利用時間推定手段は、電池電源による電池残量を検出する電池残量検出手段を有し、この電池残量検出手段により検出された電池残量に対応する本電子機器の動作可能時間を利用時間として推定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記利用時間推定手段は、現在時刻に対応したユーザのスケジュール情報を取得するユーザスケジュール取得手段を有し、このユーザスケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報のスケジュール終了時間までの時間を利用時間として推定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  6. 前記利用時間推定手段は、電池電源による電池残量を検出する電池残量検出手段と、現在時刻に対応したユーザのスケジュール情報を取得するユーザスケジュール取得手段とを有し、前記電池残量検出手段により検出された電池残量に対応する本電子機器の動作可能時間と前記ユーザスケジュール取得手段により取得されたスケジュール情報のスケジュール終了時間までの時間との何れか短い方の時間を利用時間として推定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
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