JP4527987B2 - コレステリック液晶表示素子およびその製造方法 - Google Patents

コレステリック液晶表示素子およびその製造方法 Download PDF

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本発明は、入射された光の一部を反射することによって反射光を着色するコレステリック規則性を備えたコレステリック液晶表示素子に係り、特に拡散性のコレステリック規則性を用いた液晶表示素子とその製造方法に関する。
従来から、重合型の液晶層からなる液晶表示素子が、液晶表示装置用の視野角補償板や位相差板として広く用いられている。また、コレステリック液晶の選択反射を利用したカラーフィルタや反射板、反射型偏光板、半透過板、塗料等が提案されている。
また、コレステリック液晶層の配向自体に光拡散性を付与することにより、コレステリックの鏡面反射を拡散させようとする提案がなされている(特許文献1、2、3)。この方法では、コレステリック液晶相における螺旋軸方向を膜厚方向に一様に平行でないように配向制御することにより非鏡面性のコレステリック液晶フィルムを得ている。
また、コレステリック液晶やカイラルネマティック液晶を用いたカラーフィルタとして、コレステリック構造を作り出している光学活性を変性または失活させることにより、コレステリック層の選択反射帯域を変化させた多色反射板が提案されている(特許文献4)。
特開2001−2797号公報 特開2001−4992号公報 特開2001−4995号公報 特開平10−54905号公報
しかしながら、上述の特許文献1〜3に開示されている非鏡面性のコレステリック液晶フィルムは、光拡散性は向上しているものの、視野角による色調の変化を抑えたものであるため、元来コレステリック液晶が有するきれいな選択反射を得ることができず、反射板や反射型カラーフィルタに適していないという問題があった。また、配向膜を用いてコレステリック液晶相における螺旋軸方向を膜厚方向に一様に平行でないように配向制御しているため、十分な光拡散性を得るための膜厚が厚くなり、製造コストの増大を来たすという問題もあった。
また、特許文献4に開示されている多色反射板は、光拡散性が不充分であるという問題があった。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、コレステリック液晶の選択反射色を損なうことなく、視野角依存性の少ない明るく鮮明な画像表示を可能とするコレステリック液晶表示素子とその製造方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明のコレステリック液晶表示素子は、少なくとも可視光領域の一部の光を選択反射するコレステリック液晶表示素子において、配向処理が施されていない基材と、コレステリック規則性を有する液晶層とを備え、該液晶層は3次元架橋によって配向が固定化されているとともに、液晶層に入射された光の一部が液晶層で入射側に拡散反射される後方散乱特性を有し、かつ、液晶層の拡散反射率を測定し、厚みAμmにおける拡散反射率X%と、厚み(A+1)μmにおける拡散反射率Y%との差(Y%−X%)が3%以下となったときの厚み(Aμm)、あるいは、拡散反射率が40%を超えたときの厚み、のうち薄い方の厚みを後方散乱特性が飽和する厚みとしたときに、前記液晶層の厚みは後方散乱特性が飽和する厚み以上であるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記液晶層は、少なくとも反射光が赤、緑、青の3種の液晶層であり、画素毎に各反射光の液晶層がパターニングされているような構成とし、また、画素毎の液晶層は、各反射光の波長域を複数に分割する2種以上の液晶層が積層されたものであるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記液晶層は、少なくとも反射光が赤、緑、青の3種の液晶層であり、各反射光の液晶層が積層されているような構成とした。
本発明の他の態様として、前記液晶層は、後方拡散性を付与するために、コレステリック液晶材料とは屈折率の異なる微粒子を含有するような構成とした。
本発明の他の態様として、前記微粒子の平均粒子径は、400〜1000nmの範囲であるような構成、あるいは、前記微粒子の平均粒子径は、コレステリックの螺旋ピッチ長よりも大きく400nm未満であるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記液晶層は、配向を制御するための界面活性剤を含有するような構成とした。
本発明の他の態様として、前記液晶層の観察者側に拡散層を備えるような構成とした。
本発明のコレステリック液晶表示素子の製造方法は、配向処理が施されていない基材上に、コレステリック規則性を有する液晶材料を溶媒に溶解した塗布溶液を塗布し、室温以上で液晶転移温度以下の温度範囲で加熱して溶媒を除去してコレステリック規則性を有する液晶を分子配向を乱して配設し、該状態で3次元架橋させて固定化することにより、液晶層に入射された光の一部が液晶層で入射側に拡散反射される後方散乱特性を有し、かつ、液晶層の拡散反射率を測定し、厚みAμmにおける拡散反射率X%と、厚み(A+1)μmにおける拡散反射率Y%との差(Y%−X%)が3%以下となったときの厚み(Aμm)、あるいは、拡散反射率が40%を超えたときの厚み、のうち薄い方の厚み以上を有することを後方散乱特性が飽和するとしたときに、該後方散乱特性が飽和した液晶層を形成するような構成とした。
本発明によれば、コレステリック規則性を有する液晶層が飽和状態の後方散乱特性を発現し、コレステリック液晶の選択反射を損なうことなく正反射成分を低減することができ、これにより視野角依存性が極めて小さく、コレステリック液晶が有する良好な選択反射が可能となる。また、本発明の製造方法により、後方散乱特性が飽和した液晶層をより薄い膜厚で得ることができ、製造効率の向上を図ることが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[コレステリック液晶表示素子]
図1は本発明のコレステリック液晶表示素子の一実施形態を示す概略断面図である。図1において、コレステリック液晶表示素子1は、配向処理が施されていない基材2と、この基材2上に設けられた液晶層3とを備えている。本発明では、液晶層3は、入射された光の一部を反射することによって反射光を着色するコレステリック規則性を有する液晶層であり、3次元架橋によって配向が固定化されているとともに、後方散乱特性を有し、かつ、液晶層3の厚みは後方散乱特性が飽和する厚み以上とする。
上記の後方散乱特性とは、図1に矢印で示すように、液晶層3に入射された光の一部が液晶層3で入射側に拡散反射されることである。また、本発明において、後方散乱特性が飽和する厚みとは、拡散反射率を島津製作所(株)製UV−3100PCを用いて測定し、厚みAμmにおける拡散反射率X%と、厚み(A+1)μmにおける拡散反射率Y%との差(Y%−X%)が3%以下となったときの厚み(Aμm)、あるいは、拡散反射率が40%を超えたときの厚み、のうち薄い方の厚みを意味する。
本発明のコレステリック液晶表示素子1を構成する液晶層3は、カイラル剤を含有した重合可能なネマチック液晶材料を、分子配向を均一に乱した状態で3次元架橋させて固定化したものである。使用するネマチック液晶材料、カイラル剤は、液晶層3に要求されるコレステリック規則性(選択反射光の色)に応じて適宜選択することができる。例えば、重合可能なネマチック液晶材料としては、下記の構造式1〜構造式9に示される9種の材料を例示することができる。
Figure 0004527987
上記のような重合可能なネマチック液晶材料の重合に使用する開始剤としては、公知の光重合開始剤を使用することができ、例えば、ベンゾフェノン類、ベンゾインエーテル類、アセトフェノン類、ベンジルケタール類等を挙げることができ、具体的には、Irugacure184、Irugacure369、Irugacure907、Irugacure651(以上、チバステシャリティケミカルズ社製)、ルシリンTPO(以上、BASF社製)等を挙げることができる。
また、上記のカイラル剤としては、下記の構造式10〜構造式12に示される3種の材料を例示することができる。
Figure 0004527987
このようなカイラル剤の含有量は、カイラル剤のヘリカルツイストパワーや所望する色によって異なるが、液晶性を失活させない範囲で添加させることができ、一般的には、ネマチック液晶材料100重量部に対して2〜30重量部の範囲で設定することができる。
本発明のコレステリック液晶表示素子1における液晶層3の厚みは、上述のように後方散乱特性が飽和する厚み以上であり、後方散乱特性が飽和する厚みは、液晶層3を構成する重合可能なネマチック液晶材料、カイラル剤の種類、カイラル剤の含有量等により決まる。液晶層3の厚みが後方散乱特性が飽和する厚みを超える場合、本発明の効果の更なる向上はほとんど得られず、材料コストの増大、製造効率の低下を来たすので、後方散乱特性が飽和する厚みから0〜5μm程度厚い範囲で液晶層3の厚みを設定することが好ましい。
本発明のコレステリック液晶表示素子1を構成する基材2としては、ガラス、石英ガラス、耐熱ガラス、合成石英板等の可撓性のない基材、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリスルホン等の樹脂フィルム、光学用樹脂板等の可撓性を有する基材を使用することができる。このような基材2は従来公知のいずれの配向処理も施されていないものである。基材2として配向処理が施されていない基材を使用することにより、コレステリック規則性を有する液晶層が飽和状態となる厚みを薄くすることができる。
また、基材2には、必要に応じて、黒色樹脂層、保護層、ハードコート層、易接着層、粘着層等を設けることができる。
尚、上記の液晶層3は、後方拡散性を付与するための微粒子を含有するものであってもよい。このように液晶層3に微粒子が含有されることにより、液晶の分子配向が乱れ、後方散乱特性が飽和する厚みを更に薄くすることができる。
含有する微粒子としては、平均粒子径が可視光の波長程度、例えば、400〜1000nmの範囲のものを使用することができる。これにより、液晶の分子配向を乱し、かつ、微粒子自体による光拡散性を得ることができる。このような微粒子としては、コレステリック液晶材料とは屈折率の異なる微粒子であり、例えば、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化鉛、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム等の無機微粒子、有機微粒子等を挙げることができ、液晶層3における微粒子の含有量は、0.1〜10重量%の範囲で設定することが好ましい。
また、含有する微粒子として、平均粒子径がコレステリックの螺旋ピッチ長よりも大きく400nm未満であるものを使用することができる。これにより、コレステリック液晶の分子配向のみが乱され、液晶層3の表面をより平坦なものとすることができる。このような微粒子としては、上記の微粒子の中から粒径の小さいものを適宜選択して使用することができ、液晶層3における微粒子の含有量は、0.1〜10重量%の範囲で設定することが好ましい。
さらに、上記の液晶層3は、配向を制御するための界面活性剤を含有するものであってもよい。このように液晶層3に界面活性剤が含有されることにより、液晶の分子配向が乱れ、後方散乱特性が飽和する厚みを薄くすることができる。このような界面活性剤としては、ポリアクリル酸エステル、ポリシリコン、ポリシクロヘキシルメタクリル酸エステル、ポリメチルメタクリル酸エステル等を挙げることができ、液晶層3における界面活性剤の含有量は、0.001〜5重量%の範囲で設定することが好ましい。
図2は本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。図2において、コレステリック液晶表示素子11は、配向処理が施されていない基材12と、この基材12上に光吸収層14を介して設けられた液晶層13とを備えている。
また、図3は本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。図3において、コレステリック液晶表示素子11′は、配向処理が施されていない基材12と、この基材12の一方の面に設けられた液晶層13と、基材12の他方の面に設けられた光吸収層14とを備えている。
これらのコレステリック液晶表示素子11,11′においても、液晶層13は、入射された光の一部を反射することによって反射光を着色するコレステリック規則性を有する液晶層であり、3次元架橋によって配向が固定化されているとともに、後方散乱特性を有し、かつ、液晶層13の厚みは後方散乱特性が飽和する厚み以上とする。この液晶層13は、上述の実施形態における液晶層3と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
また、コレステリック液晶表示素子11,11′を構成する光吸収層14は、液晶層13において選択反射されずに透過された波長域の光を吸収するためのものである。このような光吸収層14は、黒色顔料や、赤色光、青色光を吸収する顔料等を含有した黒色樹脂層等とすることができ、厚みは0.5〜3μmの範囲で適宜設定することができる。このような光吸収層14を備えることにより、液晶層3で選択反射されず透過された表示色以外の光が吸収されるため、コントラストが良好なものとなる。
尚、本発明のコレステリック液晶表示素子11,11′を構成する基材12は、上述の実施形態における基材2と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
図4は本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。図4において、コレステリック液晶表示素子21は、配向処理が施されていない基材22と、この基材22上に設けられた液晶層23とを備えている。液晶層23は、入射された光の一部を反射することによって反射光を着色するコレステリック規則性を有する液晶層であり、3次元架橋によって配向が固定化されているとともに、後方散乱特性を有し、かつ、液晶層13の厚みは後方散乱特性が飽和する厚み以上のものである。そして、図示例では、液晶層23は、反射光が赤、緑、青の3種の液晶層23R,23G,23Bからなり、画素毎に各反射光の液晶層23R,23G,23Bがパターニングされ配設されている。
液晶層23を構成する各反射光の液晶層23R,23G,23Bは、各液晶層に要求されるコレステリック規則性(選択反射光の色)に応じて使用するネマチック液晶材料、カイラル剤を適宜選択する他は、上述の実施形態における液晶層3と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
また、このようなコレステリック液晶表示素子21においても、基材22と液晶層23の間に光吸収層を介在させたり、基材22の液晶層23配設面の反対面に光吸収層を配してもよい。光吸収層を備えることにより、液晶層23で選択反射されず透過された光が吸収されるため、コントラストが向上し、良好な表示が可能となる。
尚、本発明のコレステリック液晶表示素子21を構成する基材22は、上述の実施形態における基材2と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
図5は本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。図5において、コレステリック液晶表示素子31は、配向処理が施されていない基材32と、この基材32上に設けられた液晶層33とを備えている。
この実施形態では、液晶層33は、反射光が赤、緑、青の3種の液晶層33R,33G,33Bからなり、画素毎に各反射光の液晶層33R,33G,33Bがパターニングされ配設されている。さらに、各液晶層33R,33G,33Bは、それぞれ、赤色反射光波長域内でピークが異なる2種の液晶層33R1,33R2の積層、緑色反射光波長域内でピークが異なる2種の液晶層33G1,33G2の積層、青色反射光波長域内でピークが異なる2種の液晶層33B1,33B2の積層となっている。このように、各液晶層33R,33G,33Bを、反射光波長域内でピークが異なる2種の液晶層の積層とすることにより、反射帯域を広帯域化することや、表示色以外の光を反射させないようにすることが可能となる。
液晶層33を構成する各液晶層33R1,33R2、33G1,33G2、33B1,33B2は、それぞれが入射された光の一部を反射することによって反射光を着色するコレステリック規則性を有する液晶層であり、3次元架橋によって配向が固定化されているとともに、後方散乱特性を有し、かつ、各液晶層の厚みは後方散乱特性が飽和する厚み以上のものである。このような各液晶層33R1,33R2、33G1,33G2、33B1,33B2は、要求されるコレステリック規則性(選択反射光の色)に応じて使用するネマチック液晶材料、カイラル剤を適宜選択する他は、上述の実施形態における液晶層3と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
また、このようなコレステリック液晶表示素子31においても、基材32と液晶層33の間に光吸収層を介在させたり、基材32の液晶層33配設面の反対面に光吸収層を配してもよい。光吸収層を備えることにより、液晶層33で選択反射されず透過された光が吸収されるため、コントラストが向上し、良好な表示が可能となる。
尚、本発明のコレステリック液晶表示素子31を構成する基材32は、上述の実施形態における基材2と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
図6は本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。図6において、コレステリック液晶表示素子41は、配向処理が施されていない基材42と、この基材42上に設けられた液晶層43とを備えている。
この実施形態では、液晶層43は、反射光が赤、緑、青の3種の液晶層43R,43G,43Bからなり、各液晶層43R,43G,43Bは、それぞれが入射された光の一部を反射することによって反射光を着色するコレステリック規則性を有する液晶層であり、3次元架橋によって配向が固定化されているとともに、後方散乱特性を有し、かつ、各液晶層の厚みは後方散乱特性が飽和する厚み以上のものである。このような各液晶層43R,43G,43Bは、要求されるコレステリック規則性(選択反射光の色)に応じて使用するネマチック液晶材料、カイラル剤を適宜選択する他は、上述の実施形態における液晶層3と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
このように、異なる選択反射領域を有する液晶層43R,43G,43Bを積層することにより、拡散性を有した広帯域の反射板や、広帯域のコレステリックフィルタ、またはバンドパス反射フィルタを得ることができる。
尚、本発明のコレステリック液晶表示素子41を構成する基材42は、上述の実施形態における基材2と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
また、図7は本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。図7において、コレステリック液晶表示素子51は、配向処理が施されていない基材52と、この基材52の一方の面に設けられた液晶層53と、この液晶層53上に配設された拡散層55とを備えている。
このコレステリック液晶表示素子51においても、液晶層53は、入射された光の一部を反射することによって反射光を着色するコレステリック規則性を有する液晶層であり、3次元架橋によって配向が固定化されているとともに、後方散乱特性を有し、かつ、液晶層53の厚みは後方散乱特性が飽和する厚み以上とする。この液晶層53は、上述の実施形態における液晶層3と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
また、コレステリック液晶表示素子51の観察者側に配設された拡散層55は、正反射成分をより低減するものである。このような拡散層55は、光透過性樹脂中に光散乱作用を有する微粒子を分散させたものである。上記の光透過性樹脂としては、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリイミド系樹脂、ビニルエーテル系樹脂等を挙げることができ、屈折率、透明基板2や着色層4との密着性等を考慮して、1種の単独で、または、2種以上の混合物として使用することができる。
また、光散乱作用を有する微粒子としては、酸化珪素、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の無機物、アクリル系樹脂、ジビニルベンゼン系樹脂、ベンゾグアナミン系樹脂、スチレン系樹脂、メラミン系樹脂、アクリル−スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等の有機物、あるいは、これらの2種以上の混合系等の微粒子を挙げることができる。これらの微粒子は、平均粒径が0.1〜5.0μm、好ましくは0.1〜4.0μm、より好ましくは0.1〜2.0μmの範囲であり、平均粒径が0.1μm未満では、散乱効果が殆ど得られない。また、拡散層55における微粒子の含有量は0.5〜70重量%、好ましくは1.0〜50重量%の範囲であり、光散乱層3の厚みは0.5〜20μm、好ましくは1.0〜10μm程度である。
尚、本発明のコレステリック液晶表示素子51を構成する基材52は、上述の実施形態における基材2と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
図8は、本発明のコレステリック液晶表示素子を用いた反射型カラー液晶表示装置の一例を示す概略断面図である。図8において、反射型カラー液晶表示装置61は、基材72の一方の面に液晶層73を備え他方の面に光吸収層74を備えた本発明のコレステリック液晶表示素子71と、このコレステリック液晶表示素子71の液晶層73上に設けられた透明共通電極77と、透明基板82の一方の面に画素電極を有する駆動素子層83を備え他方の面に偏光板84を備えた対向電極基板81と、この対向電極基板81と透明共通電極77との間隙部に形成された液晶層78を有するものである。
コレステリック液晶表示素子71を構成する液晶層73は、上述の図4に示される液晶層23と同様に、画素毎に赤、緑、青の各反射光の液晶層73R,73G,73Bがパターニングされ配設されている。
[コレステリック液晶表示素子の製造方法]
次に、本発明のコレステリック液晶表示素子の製造方法について説明する。
本発明では、配向処理が施されていない基材上に、コレステリック規則性を有する液晶を分子配向を乱して配設し、該状態で3次元架橋させて固定化することにより、後方散乱特性が飽和した液晶層を形成する。
配向処理が施されていない基材としては、上述のコレステリック液晶表示素子の実施形態において挙げた基材を使用することができる。このように配向処理が施されていない基材を使用するのは、コレステリック規則性を有する液晶層が飽和状態となる厚みを薄くするためである。
液晶層の形成は、コレステリック規則性を有する液晶材料を溶媒に溶解した塗布溶液を基材上に塗布する塗布工程と、溶媒を除去することにより液晶の分子配向を乱す溶媒除去工程と、光または熱により3次元架橋する架橋工程とからなる。
上記の液晶材料は、重合可能なネマチック液晶材料およびカイラル剤であり、これらは上述のコレステリック液晶表示素子の実施形態において挙げた材料をそれぞれ使用することができる。
また、塗布溶液に使用する溶媒は、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等のアルコールエーテル類、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のプロピレングリコール類、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸プロピル等のエステル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族類等を挙げることができる。使用する溶媒は、使用する液晶材料の液晶転移温度を考慮して選定することができ、液晶転移温度よりも沸点が低いものを使用することが好ましい。
塗布溶液のおける重合可能なネマチック液晶材料およびカイラル剤の含有量は、例えば、5〜50重量%の範囲で設定することができ、カイラル剤の含有量は、ネマチック液晶材料100重量部に対して2〜30重量部の範囲で設定することができる。
また、塗布溶液中には、微粒子、界面活性剤、光開始剤、多官能モノマー、カップリング剤、ポリマー等を、結晶性を大きく損なわせない範囲で添加することができ、これらの添加物は塗布溶液の0.001〜15重量%の範囲が好ましい。
上記の微粒子としては、コレステリック液晶材料とは屈折率の異なる微粒子を使用することができ、例えば、平均粒子径が400〜1000nmの範囲にある酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化鉛、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム等の無機微粒子、有機微粒子等の微粒子、あるいは、上記のような材質の微粒子であって、平均粒子径がコレステリックの螺旋ピッチ長よりも大きく400nm未満である微粒子を挙げることができる。
また、界面活性剤としては、ポリアクリル酸エステル、ポリシリコン、ポリシクロヘキシルメタクリル酸エステル、ポリメチルメタクリル酸エステル等を挙げることができる。
さらに、塗布溶液中には、液晶性を示さない重合性の化合物、例えば、アクリレート化合物等の公知の高分子形成性モノマー、高分子形成性オリゴマー等を含有させることができる。
基材上への塗布溶液の塗布は、公知のスピンコート法、スプレーコート法、ロールコート法、ワイヤーバーコート法、ダイコート法、ディッピングコート法等を用いて行なうことができる。塗布膜の厚みは、後述する溶媒除去工程、架橋工程により後方散乱特性が飽和した液晶層を形成するのに必要な厚みであり、使用する材料により適宜設定することができる。
溶媒除去工程では、室温以上で液晶転移温度以下の温度範囲で加熱して溶媒を除去する。このような温度範囲で溶媒を除去することにより、分子配向の乱れをより均一に生じさせることができ、コレステリック規則性を有する液晶層が飽和状態となる厚みを薄くすることが可能となる。また、上記の温度範囲での乾燥の前に、減圧乾燥を行なってもよい。
次いで、架橋工程では、液晶転移温度以上に加熱して、光または熱により3次元架橋する。これにより、分子配向が均一に乱れた状態で液晶層が形成される。光または熱による架橋処理には特に制限はなく、従来公知の方法、手段を使用することができる。
次に、より具体的な実施例を示して本発明を更に詳しく説明する。
[実施例]
厚さ0.7mmのガラス基板(コーニング社製1737ガラス)上に下記組成の光吸収層用の塗布溶液をスピンコート法により塗布し、その後、硬化処理(超高圧水銀灯を用い30mW/cm2で10秒間照射)を施して、厚さ1.5μmの光吸収層を形成した。
(光吸収層用の塗布溶液組成)
・開始剤 … 1.6重量部
2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン-1
・開始剤(4,4’-ジエチルアミノベンゾフェノン) … 0.3重量部
・開始剤(2,4-ジエチルチオキサントン) … 0.1重量部
・黒顔料 … 14.0重量部
(大日精化工業(株)製 TMブラック#9550)
・分散剤(ビックケミー(株)製 Disperbyk III) … 1.2重量部
・ポリマー(昭和高分子(株)製 VR60) … 2.8重量部
・モノマー(サートマー(株)製 SR399) … 3.5重量部
・エチレングリコールモノブチルエーテル … 75.8重量部
次に、この光吸収層上に下記の組成を有する液晶層用の塗布溶液をスピンコート法により塗布した。
(液晶層用の塗布溶液組成)
・ネマチック液晶(上記の構造式6で示されるもの) … 20重量部
・カイラル剤(上記の構造式12で示されるもの) … 1重量部
・開始剤 … 1重量部
(チバステシャリティケミカルズ社製 Irugacure907)
・界面活性剤(下記の構造式13で示されるもの) … 0.05重量部
・シクロヘキサノン …78.95重量部
Figure 0004527987
次いで、減圧乾燥(最終真空到達度:約50Pa)、加熱乾燥(40℃、1分間)により溶媒を除去し、その後、液晶転移温度(本実施例で使用する液晶の場合、60℃)以上である90℃で3分間加熱した。
次に、超高圧水銀灯(中心波長365nm)にて20mW/cm2で10秒間照射して架橋反応を生じさせ、緑色用の液晶層(厚み6μm)を形成し、本発明のコレステリック液晶表示素子を得た。尚、液晶層については、目視にてコレステリック色を観察し、コレステリック層が得られていることを確認した。
また、上述と同様にして、液晶層の厚みを変化させた複数のコレステリック液晶表示素子を作製し、拡散反射率を島津製作所(株)製UV−3100PCを用いて測定した。測定用の入射光源には、偏光解消子を装着して無偏光とした。測定した拡散反射率と厚みの関係を図9に示した。図9から、実施例の液晶層では、厚みが6μmにおいて後方散乱特性が飽和することが確認された。
[比較例]
実施例と同様に、ガラス基板上に光吸収層を形成した。次いで、この光吸収層上にポリイミド配向剤(JSR(株)製 AL1254)をスピンコート法により塗布し、その後、乾燥して厚さ0.1μmのポリイミド膜を形成した。次いで、このポリイミド膜にラビング処理を施してポリイミド配向膜とした。
上記のポリイミド配向膜上に、実施例と同様に液晶層(厚み6μm)を形成して、コレステリック液晶表示素子を得た。
また、上述と同様にして、液晶層の厚みを変化させた複数のコレステリック液晶表示素子を作製し、実施例と同様にして拡散反射率を測定し、測定した拡散反射率と厚みの関係を図10に示した。図10から、液晶層の厚み10μmにおいても後方散乱特性が飽和しないことが確認された。
本発明は反射型、半透過型、透過型の各種液晶表示装置、反射型表示装置の反射板等に適用することができる。
本発明のコレステリック液晶表示素子の一実施形態を示す概略断面図である。 本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。 本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。 本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。 本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。 本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。 本発明のコレステリック液晶表示素子の他の実施形態を示す概略断面図である。 本発明のコレステリック液晶表示素子を用いた反射型カラー液晶表示装置の一例を示す概略断面図である。 実施例における拡散反射率と厚みの関係を示す図である。 比較例における拡散反射率と厚みの関係を示す図である。
符号の説明
1,11,11′,21,31,41,51,71…コレステリック液晶表示素子
2,12,22,32,42,52,72…基材
3,13,23(23R,23G,23B),33(33R1,33R2、33G1,33G2、33B1,33B2),43(43R,43G,43B),53,73(73R,73G,73B)…液晶層
14,74…光吸収層
55…拡散層
61…液晶表示装置

Claims (11)

  1. 少なくとも可視光領域の一部の光を選択反射するコレステリック液晶表示素子において、
    配向処理が施されていない基材と、コレステリック規則性を有する液晶層とを備え、該液晶層は3次元架橋によって配向が固定化されているとともに、液晶層に入射された光の一部が液晶層で入射側に拡散反射される後方散乱特性を有し、かつ、液晶層の拡散反射率を測定し、厚みAμmにおける拡散反射率X%と、厚み(A+1)μmにおける拡散反射率Y%との差(Y%−X%)が3%以下となったときの厚み(Aμm)、あるいは、拡散反射率が40%を超えたときの厚み、のうち薄い方の厚みを後方散乱特性が飽和する厚みとしたときに、前記液晶層の厚みは後方散乱特性が飽和する厚み以上であることを特徴とするコレステリック液晶表示素子。
  2. 前記基材と前記液晶層の間および/または前記基材の液晶層非形成面に光吸収層を備えることを特徴とする請求項1に記載のコレステリック液晶表示素子。
  3. 前記液晶層は、少なくとも反射光が赤、緑、青の3種の液晶層であり、画素毎に各反射光の液晶層がパターニングされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコレステリック液晶表示素子。
  4. 画素毎の液晶層は、各反射光の波長域を複数に分割する2種以上の液晶層が積層されたものであることを特徴とする請求項3に記載のコレステリック液晶表示素子。
  5. 前記液晶層は、少なくとも反射光が赤、緑、青の3種の液晶層であり、各反射光の液晶層が積層されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコレステリック液晶表示素子。
  6. 前記液晶層は、後方拡散性を付与するために、コレステリック液晶材料とは屈折率の異なる微粒子を含有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のコレステリック液晶表示素子。
  7. 前記微粒子の平均粒子径は、400〜1000nmの範囲であることを特徴とする請求項6に記載のコレステリック液晶表示素子。
  8. 前記微粒子の平均粒子径は、コレステリックの螺旋ピッチ長よりも大きく400nm未満であることを特徴とする請求項6に記載のコレステリック液晶表示素子。
  9. 前記液晶層は、配向を制御するための界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のコレステリック液晶表示素子。
  10. 前記液晶層の観察者側に拡散層を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のコレステリック液晶表示素子。
  11. 配向処理が施されていない基材上に、コレステリック規則性を有する液晶材料を溶媒に溶解した塗布溶液を塗布し、室温以上で液晶転移温度以下の温度範囲で加熱して溶媒を除去してコレステリック規則性を有する液晶を分子配向を乱して配設し、該状態で3次元架橋させて固定化することにより、液晶層に入射された光の一部が液晶層で入射側に拡散反射される後方散乱特性を有し、かつ、液晶層の拡散反射率を測定し、厚みAμmにおける拡散反射率X%と、厚み(A+1)μmにおける拡散反射率Y%との差(Y%−X%)が3%以下となったときの厚み(Aμm)、あるいは、拡散反射率が40%を超えたときの厚み、のうち薄い方の厚み以上を有することを後方散乱特性が飽和するとしたときに、該後方散乱特性が飽和した液晶層を形成することを特徴とするコレステリック液晶表示素子の製造方法。
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