JP4526461B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車用ワイヤハーネスの接続等に好適なコネクタに関する。
例えば自動車用ワイヤハーネスの接続等には、一対の雄コネクタ及び雌コネクタを備えた例えば防水コネクタが使用されており、その一例が下記特許文献1に開示されている。
このような防水コネクタは、雌コネクタを雄コネクタが覆うように雌コネクタの周壁内に雄コネクタを挿入して嵌合させており、これにより、雌コネクタと雄コネクタとの連結部分を防水している。
ここで、雄コネクタは弾性変形可能なロックアームを備えており、このロックアームに対応して雌コネクタはロックアームを嵌入するためのロックアーム嵌入部を備えている。ロックアームは雄コネクタの嵌合方向とは直交する幅方向端部に一体に設けられており、ロックアーム嵌入部は雌コネクタの嵌合方向とは直交する幅方向端部に一体に設けられている。
雄コネクタを雌コネクタに嵌合させる際に、雄コネクタのロックアームを幅方向内側に撓ませて雌コネクタのロックアーム嵌入部に挿入し、ロックアームを幅方向外側へ復帰させることでロックアームの幅方向外側に設けられた係合突起をロックアーム嵌入部に設けられた係合孔に係合させる。これにより、ロックアームの係合突起がロックアーム嵌入部の係合孔に係合している状態では、雄コネクタを雌コネクタから引き抜こうとしても、係合突起と係合孔とが干渉して、雄コネクタを雌コネクタから引き抜くことができないようになっている。
また、雄コネクタと雌コネクタとの嵌合を解除する場合には、雄コネクタのロックアームを幅方向内側に撓ませて、ロックアームの係合突起とロックアーム嵌入部の係合孔との係合を解除し、この状態を維持しながら雄コネクタを雌コネクタから引き抜く。この結果、雄コネクタと雌コネクタとが分離される。
以上のようにして、雄コネクタと雌コネクタとの嵌合、及びその嵌合分離を行う(以上、ロック構造)。
しかしながら、ロックアームが自然状態であるときには、雄コネクタには、ロックアームが幅方向内側に撓むことができるように所謂遊びの領域が設けられている。このため、雄コネクタは、全体として大型になってしまう。
そして、このような雄コネクタを周壁内に挿入させて嵌合させる雌コネクタでは、雄コネクタの主要部との嵌合部分と、ロックアーム嵌入部との双方を周壁内に含んでいるため、雌コネクタも全体として大型になってしまう。
このように雄コネクタ及び雌コネクタの双方が大型になってしまうので、雄コネクタと雌コネクタとを互いに嵌合させたコネクタそのものも大型になってしまうという欠点があった。
また一方で、車内において防水コネクタの配置位置付近の省スペース化を図るために防水コネクタの製品サイズを現状よりも小さくしたいというニーズがあり、防水コネクタを小型化することが望まれていた。
実開平5−36771号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、小型化できるコネクタを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るコネクタは、相手側コネクタの弾性変形可能とされた周壁内に挿入されて嵌合されるコネクタ本体部と、前記コネクタ本体部の外壁に設けられ、前記コネクタ本体部と前記相手側コネクタとの嵌合状態で前記相手側コネクタ周壁の内周面に設けられた係合部に係合されて前記コネクタ本体部と前記相手側コネクタとの嵌合分離を阻止する被係合部と、前記被係合部よりも前記コネクタ本体部の嵌合方向基端部側で前記コネクタ本体部の前記外壁に設けられ、前記コネクタ本体部と前記相手側コネクタとの嵌合状態で一端部が前記相手側コネクタ周壁の前記内周面と前記コネクタ本体部の前記外壁のうち前記相手側コネクタ周壁内に挿入された部分との間に位置すると共に前記コネクタ本体部と前記相手側コネクタとの嵌合状態で他端部が前記相手側コネクタ周壁内には位置せずに露出され、前記コネクタ本体部の前記外壁に段差が設けられて前記一端部が前記他端部に比し前記コネクタ本体部の前記外壁に接近されると共に前記一端部と前記他端部との間の所定部分を中心として揺動可能とされ、前記コネクタ本体部と前記相手側コネクタとの嵌合状態で前記他端部が操作されることで揺動して前記一端部が前記相手側コネクタ周壁の前記内周面を押圧し前記相手側コネクタ周壁を弾性変形させて前記係合部と前記被係合部との係合を解除する押圧片と、を備えている。
請求項1に記載の発明に係るコネクタでは、作業者が、コネクタ本体部を相手側コネクタの周壁内に挿入してコネクタ本体部と相手側コネクタとを嵌合させる。
このコネクタ本体部と相手側コネクタとの嵌合状態では、コネクタ本体部の外壁に設けられた被係合部と相手側コネクタ周壁の内周面に設けられた係合部とが係合されるので、コネクタ本体部と相手側コネクタとの嵌合分離が阻止される。
一方、互いに嵌合されたコネクタ本体部と相手側コネクタとを作業者が分離する際には、作業者は、コネクタ本体部の外壁に設けられた押圧片の他端部を操作する。コネクタ本体部と相手側コネクタとの嵌合状態では、押圧片の一端部は相手側コネクタ周壁の内周面とコネクタ本体部の外壁のうち相手側コネクタ周壁内に挿入された部分との間に位置しているので、作業者が押圧片の他端部を操作すると、押圧片がその一端部と他端部との間の所定部分を中心として揺動して、押圧片の一端部が相手側コネクタ周壁の内周面を押圧する。この押圧片による相手側コネクタ周壁の内周面への押圧力で相手側コネクタ周壁が弾性変形させられて、相手側コネクタの係合部と本コネクタの被係合部との係合が解除される。このため、作業者は、コネクタ本体部と相手側コネクタとを分離可能な状態にできる。そして、作業者が本コネクタと相手側コネクタとを互いに離れる方向に引っ張ることで、作業者は、コネクタ本体部と相手側コネクタとを分離できる。
ここで、本請求項1記載のコネクタでは、前述の如く押圧片がその一端部と他端部との間の所定部分を中心として揺動する構成となっているため、相手側コネクタ周壁を弾性変形させるために押圧片を揺動させるのに必要な所謂遊びの領域は、押圧片のうちその揺動中心である上記の所定部分よりも他端部側の部分と、コネクタ本体部の外壁との間の領域となる。
このような領域で押圧片の他端部が移動する場合、本請求項1記載のコネクタは、押圧片の他端部の移動ストロークを従来の雄コネクタのロックアームの把持部(揺動中心とされた部分とは反対側の端部)の移動ストロークよりも短くできる。
例えば、上記の所定部分の位置が押圧片の一端部と他端部との中央である場合、押圧片の一端部の移動ストロークと押圧片の他端部の移動ストロークとは同じになるため、押圧片の他端部の移動ストロークは、作業者が押圧片の他端部を操作しないときの相手側コネクタの係合部の位置と、コネクタ本体部の被係合部との係合が解除されるときの相手側コネクタの係合部の位置との間の距離と同等あるいはそれ以上の距離が確保されていればよい。このため、本請求項1記載のコネクタは、押圧片の他端部の移動ストロークを、揺動中心位置から把持部までの距離が揺動中心位置から係合爪までの距離よりも長い従来の雄コネクタのロックアームに比べて、小さくできる。
従って、本請求項1記載のコネクタは、製品サイズを小型化できる。
また、本請求項1記載のコネクタの押圧片はコネクタ本体部の外壁のうち被係合部よりもコネクタ本体部の嵌合方向基端部側の部分に設けられているので、本請求項1記載のコネクタは、例えば、コネクタ本体部のうち被係合部よりもコネクタ本体部の嵌合方向基端部側の部分を、コネクタ本体部のうち被係合部よりもコネクタ本体部の嵌合方向先端部側の部分に比べて縮径させた形状とすることができる。
この場合、押圧片はコネクタ本体部の縮径部分の外壁に設けられ、押圧片の取付部分付近での本コネクタの径方向寸法はより一層小さくなる。従って、本請求項1記載のコネクタは、製品サイズをより一層小型化できる。
請求項2に記載の発明に係るコネクタは、外壁に被係合部が設けられた雄コネクタと、弾性変形可能とされた周壁内に前記雄コネクタが挿入されて嵌合される雌コネクタと、前記雌コネクタ周壁の内周面に設けられ、前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で前記雄コネクタの前記被係合部に係合されて前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合分離を阻止する係合部と、前記雄コネクタの前記被係合部よりも前記雄コネクタの嵌合方向基端部側で前記雄コネクタ外壁に設けられ、前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で一端部が前記雌コネクタ周壁の前記内周面と前記雄コネクタ外壁のうち前記雌コネクタ周壁内に挿入された部分との間に位置すると共に前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で他端部が前記雌コネクタ周壁内には位置せずに露出され、前記雄コネクタ外壁に段差が設けられて前記一端部が前記他端部に比し前記雄コネクタ外壁に接近されると共に前記一端部と前記他端部との間の所定部分を中心として揺動可能とされ、前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で前記他端部が操作されることで揺動して前記一端部が前記雌コネクタ周壁の前記内周面を押圧し前記雌コネクタ周壁を弾性変形させて前記係合部と前記被係合部との係合を解除する押圧片と、を備えている。
請求項2に記載の発明に係るコネクタでは、作業者が、雄コネクタを雌コネクタの周壁内に挿入して雄コネクタと雌コネクタとを嵌合させる。
この雄コネクタと雌コネクタとの嵌合状態では、雄コネクタの外壁に設けられた被係合部と雌コネクタ周壁の内周面に設けられた係合部とが係合されるので、雄コネクタと雌コネクタとの嵌合分離が阻止される。
一方、互いに嵌合された雄コネクタと雌コネクタとを作業者が分離する際には、作業者は、雄コネクタの外壁に設けられた押圧片の他端部を操作する。雄コネクタと雌コネクタとの嵌合状態では、押圧片の一端部は雌コネクタ周壁の内周面と雄コネクタ外壁のうち雌コネクタ周壁内に挿入された部分との間に位置しているので、作業者が押圧片の他端部を操作すると、押圧片がその一端部と他端部との間の所定部分を中心として揺動して、押圧片の一端部が雌コネクタ周壁の内周面を押圧する。この押圧片による雌コネクタ周壁の内周面への押圧力で雌コネクタ周壁が弾性変形させられて、雌コネクタの係合部と雄コネクタの被係合部との係合が解除される。このため、作業者は、雄コネクタと雌コネクタとを分離可能な状態にできる。そして、作業者が雄コネクタと雌コネクタとを互いに離れる方向に引っ張ることで、作業者は、雄コネクタと雌コネクタとを分離できる。
ここで、本請求項2記載のコネクタでは、前述の如く押圧片がその一端部と他端部との間の所定部分を中心として揺動する構成となっているため、雌コネクタ周壁を弾性変形させるために押圧片を揺動させるのに必要な所謂遊びの領域は、押圧片のうちその揺動中心である上記の所定部分よりも他端部側の部分と、雄コネクタ外壁との間の領域となる。
このような領域で押圧片の他端部が移動する場合、本請求項2記載のコネクタを構成する雄コネクタは、押圧片の他端部の移動ストロークを従来の雄コネクタのロックアームの把持部(揺動中心とされた部分とは反対側の端部)の移動ストロークよりも短くできる。
例えば、上記の所定部分の位置が押圧片の一端部と他端部との中央である場合、押圧片の一端部の移動ストロークと押圧片の他端部の移動ストロークとは同じになるため、押圧片の他端部の移動ストロークは、作業者が押圧片の他端部を操作しないときの雌コネクタの係合部の位置と、雄コネクタの被係合部との係合が解除されるときの雌コネクタの係合部の位置との間の距離と同等あるいはそれ以上の距離が確保されていればよい。このため、本請求項2記載のコネクタを構成する雄コネクタは、押圧片の他端部の移動ストロークを、揺動中心位置から把持部までの距離が揺動中心位置から係合爪までの距離よりも長い従来の雄コネクタのロックアームに比べて、小さくできる。
また、本請求項2記載のコネクタを構成する雄コネクタの押圧片は雄コネクタの外壁のうち被係合部よりも雄コネクタの嵌合方向基端部側の部分に設けられているので、本請求項2記載のコネクタを構成する雄コネクタは、例えば、雄コネクタのうち被係合部よりも雄コネクタの嵌合方向基端部側の部分を、雄コネクタのうち被係合部よりも雄コネクタの嵌合方向先端部側の部分に比べて縮径させた形状とすることができる。この場合、押圧片は雄コネクタの縮径部分の外壁に設けられ、押圧片の取付部分付近での雄コネクタの径方向寸法はより一層小さくなる。
また、本請求項2記載の雌コネクタは、雄コネクタとの嵌合状態で自身の周壁の内周面と雄コネクタ外壁のうち雌コネクタ周壁内に挿入された部分との間に押圧片の一端部が位置できる領域を確保していればよいため、従来の雌コネクタのように、周壁内に雌コネクタの嵌合方向基端部側から先端部側にかけて設けられたロックアーム嵌入部のような大きな領域を必要としない。
従って、本請求項2記載のコネクタは、雄コネクタ及び雌コネクタの双方とも小型化できる。これにより、本請求項2記載のコネクタは、製品サイズを小型化できる。
請求項3に記載の発明に係るコネクタは、請求項2記載の発明において、前記雌コネクタは、前記周壁内において軸方向が前記雌コネクタの嵌合方向に平行とされると共に前記軸方向一端部が前記周壁のうち前記雌コネクタの嵌合方向基端部側の部分と一体とされしかも第1接続端子が挿入される柱状部を備え、前記雄コネクタは、前記外壁が前記雌コネクタの前記柱状部に対応して筒状に形成されて前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で前記雌コネクタの前記柱状部を密着して覆うと共に、前記外壁よりも前記雄コネクタの径方向内側の部分において前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で前記第1接続端子と接続される第2接続端子が挿入される、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係るコネクタでは、雄コネクタと雌コネクタとの嵌合状態で、筒状に形成された雄コネクタの外壁が雌コネクタの柱状部を密着して覆う。このため、雄コネクタの外壁側から雌コネクタの柱状部には浸水しない。従って、請求項3記載のコネクタは、雄コネクタと雌コネクタとの嵌合時に第1接続端子と第2接続端子との接続部分を防水できる。
以上説明した如く本発明に係るコネクタは、小型化できる。
図4(B)には、本発明の実施の形態に係るコネクタとしての防水コネクタ10の概略が断面図にて示されている。
防水コネクタ10は、互いに嵌合し合う一対の雄コネクタ12及び雌コネクタ14を備えている。
雄コネクタ12は、嵌合部34を有している。図2に示されるように、嵌合部34は、正面が略四角形状の筒状に形成されている。
また、図4(B)に示されるように、嵌合部34は、その外壁16に被係合部としての被ロック部18を備えている。雄コネクタ12において嵌合部34よりも雄コネクタ12の嵌合方向基端部側の部分は嵌合部34よりも縮径された縮径部42とされており、この縮径部42と嵌合部34との境界位置に設けられた段差部分が上記の被ロック部18とされている。
この縮径部42は、雄コネクタ12の嵌合方向において中央部よりも基端部側の部分が中央部よりも先端部側の部分に比べてさらに縮径されており、この縮径部42の上壁部分42Aでは、雄コネクタ12の嵌合方向において、中央部よりも基端部側の部分と、中央部よりも先端部側の部分との境界位置に段差が設けられている。
そして、縮径部42の上壁部分42Aに設けられた上記の段差部分には、押圧片としてのロック解除レバー26が一体に設けられている。図4(A)に示されるように、ロック解除レバー26は、雄コネクタ12の嵌合方向において先端部26Aから基端部26B側に向かって凹部58が形成されている。この凹部58は、後述のロック片22に設けられた突起38に対応している。このように、ロック解除レバー26は、略U字状に形成されている。
図4(B)に示されるように、このロック解除レバー26の先端部26Aと基端部26Bとの間の中間部は、先端部26Aと基端部26Bとの中央よりも基端部26B側で前述の縮径部42の上壁部分42Aの段差部分と一体に連結されている(以下、このロック解除レバー26のうち縮径部42の上壁部分42Aの段差部分と一体に連結されている部分を連結部分26Cという)。
そして、このロック解除レバー26は、雄コネクタ12の径方向における位置が嵌合部34の外壁16と同位置とされている。
また、嵌合部34は、その外壁16のうち上壁部分16Aに案内溝17を有している。図4(A)及び(B)に示されるように、案内溝17は、雄コネクタ12の嵌合方向に沿って、雄コネクタ12の嵌合方向先端部から被ロック部18付近まで延びて形成されている。案内溝17のうち雄コネクタ12の嵌合方向基端部側の部分(すなわち、被ロック部18付近の部分)は、テーパー部17Aとされている。テーパー部17Aは、上壁部分16Aのうちテーパー部17Aが形成されている部分の肉厚寸法が雄コネクタ12の嵌合方向先端部側から基端部側へ向かって次第に大きくなるように形成されている。このような案内溝17は、作業者が雄コネクタ12と雌コネクタ14とを互いに嵌合させる際に、後述の雌コネクタ14の突起38を雄コネクタ12の被ロック部18付近まで案内する。
また、縮径部42内には、雄コネクタ12の嵌合方向に沿って配線孔48が形成されており、縮径部42の外部と嵌合部34内部の隙間35とを連通させている。
配線孔48内部の隙間35付近には、雄端子30が配置されている。雄端子30には電線44が電気的に接続されており、雄端子30は、この電線44に接続された状態で縮径部42の外部から配線孔48内に挿入されている。図2において、嵌合部34の内部側では、上下2段かつ左右方向複数(本実施の形態では、4個)の雄端子30が所定間隔おきに配置されている。
雄端子30は、雄コネクタ12の嵌合方向において、その中間部及び基端部が筒状に形成されている。さらに、この雄端子30の中間部の上壁部分には開口部30Aが形成されており、ランス49に係合されている。
ランス49は、雄コネクタ12の嵌合方向において、ロック解除レバー26の連結部分26Cの位置付近、すなわち、縮径部42の段差部分の位置付近で配線孔48の内周面に一体に形成されており、雄コネクタ12の嵌合方向先端部側に向かって延出している。このランス49は、弾性変形可能とされており、弾性変形することで図4(B)の上下方向に揺動可能とされている。
ランス49は雄端子30が配線孔48に挿入されて雄端子30の配置位置に到達すると係合するようになっており、このランス49によって、雄端子30は配線孔48から抜け止めされている。
このランス49が揺動可能な領域は、雄コネクタ12の嵌合方向において、ロック解除レバー26の連結部分26Cの位置よりも雄コネクタ12の嵌合方向先端部側に位置しており、縮径部42のうちロック解除レバー26の連結部分26Cよりも雄コネクタ12の嵌合方向基端部側の縮径された部分のサイズを前述の如くより一層小さくすることに寄与している。
また、配線孔48の内部には、パッキン46が配置されている。パッキン46には電線44が挿通されており、パッキン46は、電線44と配線孔48の内周面との間をシールしている。
以上説明したような雄コネクタ12は、嵌合部34、縮径部42、及びロック解除レバー26が合成樹脂で成型されており、嵌合部34、縮径部42、及びロック解除レバー26が一体とされている。そして、図5に示されるように、ロック解除レバー26の連結部分26Cは、弾性変形可能とされており、ロック解除レバー26は、上記の連結部分26Cを中心として揺動可能とされている。
一方、図4(B)に示されるように、雌コネクタ14は、周壁20を有している。図3に示されるように、周壁20は、正面が略四角形の筒状に形成されている。そして、雌コネクタ14は、この周壁20内に柱状部としての嵌合部36を有している。嵌合部36は、雄コネクタ12の嵌合部34に対応して断面が略四角形状の柱状に形成されており、軸方向が雌コネクタ14の嵌合方向に平行とされて周壁20とほぼ同軸的に配設されている。そして、図4(B)に示されるように、周壁20と嵌合部36との間には、隙間40が設けられており、この隙間40に雄コネクタ12の嵌合部34が挿入される。
図4(B)に示されるように、この嵌合部36は、雌コネクタ14の嵌合方向において、基端部が周壁20の基端部と一体とされている。そして、嵌合部36の外周部分36Aにおける雌コネクタ14の嵌合方向基端部側には、パッキン28が配置されている。図1に示されるように、パッキン28は、雌コネクタ14と雄コネクタ12とが互いに嵌合し合った場合に、雌コネクタ14の嵌合部36と雄コネクタ12の嵌合部34との間をシールする。このように、雄コネクタ12と雌コネクタ14との嵌合状態では、雄コネクタ12の嵌合部34が雌コネクタ14の嵌合部36を密着して覆うようになっている。
また、図4(A)に示されるように、雌コネクタ14は、ロック片22を備えている。ロック片22は、雌コネクタ14の周壁20の上壁部分20Aの一部を構成している。
上壁部分20Aには、雌コネクタ14の嵌合方向において、上壁部分20Aの先端部から基端部付近に亘って一対のスリット24が形成されている。一対のスリット24は、雌コネクタ14の嵌合方向において互いにほぼ平行に形成されており、雌コネクタ14の嵌合方向基端部側では、互いの間隔が狭められている。このような一対のスリット24間では、雄コネクタ12のロック解除レバー26が前述の如く揺動可能とされている。
このような一対のスリット24の間の部分が上記のロック片22とされており、ロック片22は、その基端部22Bの雌コネクタ14の嵌合方向とは直交する幅方向の寸法(一対のスリット24間の寸法)が狭められているので、比較的容易に弾性変形可能とされている。この結果、図5に示されるように、ロック片22は、この基端部22Bを中心として幾分揺動可能とされている。
図4(B)に示されるように、ロック片22は、その先端部22A付近に突起38を有している。突起38は、ロック片22の嵌合部36側(周壁20の内周面21)に設けられている。突起38は、雌コネクタ14の嵌合方向において、先端部から中央部にかけて次第に肉厚寸法が大きくなるテーパー状に形成されており、そして中央部から基端部にかけては肉厚寸法が一定とされており、図4(B)に示される断面形状が台形状とされている。図4(A)に示されるように、このロック片22に設けられた突起38は、雄コネクタ12と雌コネクタ14との嵌合状態でロック解除レバー26の凹部58内に収められる。
そして、ロック片22の突起38を雌コネクタ14に嵌合された雄コネクタ12の被ロック部18に係合させることで、雄コネクタ12と雌コネクタ14とが分離しないように雄コネクタ12と雌コネクタ14とがロックされる。
また、図4(B)に示されるように、雌コネクタ14は、周壁20よりも縮径された縮径部56を備えている。縮径部56は、嵌合部36に対応して柱状とされており、径寸法が嵌合部36とほぼ同じとされている。この縮径部56は、雌コネクタ14の嵌合方向において嵌合部36の基端部及び周壁20の基端部と一体とされており、嵌合部36と同軸とされて雌コネクタ14の嵌合方向先端部とは反対側へ延出している(すなわち、縮径部56は、雌コネクタ14の嵌合方向基端部に位置している)。
縮径部56内には、雌コネクタ14の嵌合方向に沿って配線孔54が形成されており、縮径部56の外部と周壁20内かつ嵌合部36よりも先方の隙間41とを嵌合部36を介して連通させている。
雌コネクタ14の嵌合方向において、配線孔54内部の隙間41付近には、雌端子32が配置されている。雌端子32には電線50が電気的に接続されており、雌端子32は、この電線50に接続された状態で縮径部56の外部から配線孔54内に挿入されている。図3において、嵌合部36の内部側では、上下2段かつ左右方向複数(本実施の形態では、4個)の雄端子32が所定間隔おきに配置されている。図1に示されるように、これらの雌端子32は、雌コネクタ14の周壁20内に雄コネクタ12が挿入されて嵌合された状態では、雄コネクタ12の雄端子30と電気的に接続されて、雄端子30と雌端子32とが導通する。
また、配線孔54の内部には、電線50に挿通されたパッキン52が配置されており、電線50と配線孔54の内周面との間をシールしている。
以上説明したような雌コネクタは、嵌合部36、ロック片22、ロック片22以外の周壁20、及び縮径部56が合成樹脂で成型されている。
図1に示されるように、このような防水コネクタ10では、雄コネクタ12と雌コネクタ14との嵌合状態において、ロック解除レバー26の先端部26Aが雌コネクタ14の周壁20内に入り込んでロック片22に設けられた突起38と雄コネクタ12の嵌合部34の被ロック部18との間に位置すると共に、基端部26Bが周壁20内には入り込まずに外部に露出される。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
図4(B)に示されるように、防水コネクタ10では、作業者が雄コネクタ12の嵌合部34を雌コネクタ14の周壁20内の隙間40に挿入して雄コネクタ12と雌コネクタ14とを嵌合させる。
ここで、作業者が雄コネクタ12の嵌合部34を雌コネクタ14の周壁20内の隙間40に挿入する際、雌コネクタ14のロック片22に設けられた突起38が雄コネクタ12の嵌合部34の外壁16に形成された案内溝17によって雄コネクタ12の嵌合方向に沿って雄コネクタ12の被ロック部18付近まで案内される。このとき、案内溝17のテーパー部17Aの位置では、雌コネクタ14の突起38のテーパー状部分が案内溝17のテーパー部17Aを摺動する。ロック片22は、弾性変形可能なので、案内溝17のテーパー部17Aによって突起38と共に雌コネクタ14の径方向外側に押し退けられる。従って、作業者が雄コネクタ12の嵌合部34を雌コネクタ14の周壁20内の隙間40に挿入する際に、突起38は雄コネクタ12と雌コネクタ14との嵌合の障害にはならない。
そして、図1に示されるように、雄コネクタ12と雌コネクタ14との嵌合方向において、雄コネクタ12の嵌合部34の先端部が雌コネクタ14の嵌合部36の基端部の位置まで到達すると、雌コネクタ14のロック片22が自然状態の位置に復帰し、ロック片22に設けられた突起38と、雄コネクタ12の被ロック部18とが係合される。このため、雄コネクタ12と雌コネクタ14との嵌合分離が阻止される。また、ロック片22に設けられた突起38と、雄コネクタ12の被ロック部18とが係合される際に生じる音によって、作業者は、雄コネクタ12と雌コネクタ14とが互いに嵌合したことを確認できる。
一方、図5に示されるように、互いに嵌合された雄コネクタ12と雌コネクタ14とを作業者が分離する際には、作業者は、雄コネクタ12の縮径部42の上壁部分42Aに設けられたロック解除レバー26の基端部26Bを雄コネクタ12の径方向内側へ押圧(操作)する(図5における矢印参照)。
雄コネクタ12と雌コネクタ14との嵌合状態では、ロック解除レバー26の先端部26Aは雌コネクタ14の周壁20の内周面21と雄コネクタ12の嵌合部34の外壁16との間に位置しているので、作業者がロック解除レバー26の基端部26Bを雄コネクタ12の径方向内側へ押圧すると、ロック解除レバー26がその先端部26Aと基端部26Bとの間の連結部分26Cを中心として揺動して、ロック解除レバー26の先端部26Aが雌コネクタ14の周壁20の内周面21を押圧する。このロック解除レバー26による雌コネクタ14の周壁20の内周面21への押圧力で雌コネクタ14の周壁20のロック片22が弾性変形させられて、雌コネクタ14のロック片22に設けられた突起38と雄コネクタ12の嵌合部34の外壁16に設けられた被ロック部18との係合が解除される。このため、作業者は、雄コネクタ12と雌コネクタ14とを分離可能にできる。そして、作業者が雄コネクタ12と雌コネクタ14とを互いに離れる方向に引っ張ることで、作業者は、雄コネクタ12と雌コネクタ14とを分離できる。
ここで、本防水コネクタ10では、前述の如くロック解除レバー26がその先端部26Aと基端部26Bとの間の連結部分26Cを中心として揺動する構成となっているため、雌コネクタ14の周壁20を弾性変形させるためにロック解除レバー26を揺動させるのに必要な所謂遊びの領域は、ロック解除レバー26のうちその揺動中心である連結部分26Cよりも基端部26B側の部分と、雄コネクタ12の縮径部42の上壁部分42Aとの間の領域となる。
このような領域でロック解除レバー26の基端部26Bが移動する場合、本防水コネクタ10を構成する雄コネクタ12は、ロック解除レバー26の基端部26Bの移動ストロークを従来の雄コネクタのロックアームの把持部(揺動中心とされた部分とは反対側の端部)の移動ストロークよりも短くできる。
本実施の形態では、ロック解除レバー26の上記の連結部分26Cがロック解除レバー26の先端部26Aと基端部26Bとの中央よりも基端部26B側とされているため、ロック解除レバー26の基端部26Bの移動ストロークは、ロック解除レバー26の先端部26Aの移動ストロークよりも小さくなる。このため、ロック解除レバー26の基端部26Bの移動ストロークは、作業者がロック解除レバー26の基端部26Bを操作しないときの雌コネクタ14のロック片22に設けられた突起38の位置と、雄コネクタ12の嵌合部34に設けられた被ロック部18との係合が解除されるときの雌コネクタ14のロック片22に設けられた突起38の位置との間の距離よりも小さくできる。このため、本防水コネクタ10を構成する雄コネクタ12は、ロック解除レバー26の基端部26Bの移動ストロークを、揺動中心位置から把持部までの距離が揺動中心位置から係合爪までの距離よりも長い従来の雄コネクタのロックアームに比べて、小さくできる。
また、本防水コネクタ10を構成する雄コネクタ12のロック解除レバー26は、前述の如く雄コネクタ12の縮径部42の上壁部分42A、すなわち雄コネクタ12の被ロック部18よりも雄コネクタ12の嵌合方向基端部側の部分に設けられている。このため、本防水コネクタ10を構成する雄コネクタ12は、この雄コネクタ12のうち被ロック部18よりも嵌合方向基端部側の部分を雄コネクタ12のうち被ロック部18よりも雄コネクタ12の嵌合方向先端部側の嵌合部34に比べて縮径させた形状として、雄コネクタ12の径方向におけるロック解除レバー26の位置を嵌合部34の外壁16と同位置とすることができる。従って、ロック解除レバー26の取付部分付近での雄コネクタ12の径方向寸法をより一層小さくできる。
また、本防水コネクタ10を構成する雌コネクタ14は、雄コネクタ12との嵌合状態で自身の周壁20の内周面21と雄コネクタ12の嵌合部34との間にロック解除レバー26の先端部26Aが位置できる領域を確保していればよいため、従来の雌コネクタのように、周壁内に雌コネクタの嵌合方向基端部側から先端部側にかけて設けられたロックアーム嵌入部のような大きな領域を必要としない。
従って、本防水コネクタ10は、雄コネクタ12及び雌コネクタ14の双方とも小型化できる。これにより、本防水コネクタ10は、製品サイズを小型化できる。
また、防水コネクタ10では、被ロック部18が雄コネクタ12の嵌合部34の外壁16に設けられた段差部分とされているので、被ロック部18は、ロック片22(さらに言えば、ロック片22に設けられた突起38)から大きな荷重を受けても、この大きな荷重に耐えることができる。これにより、本実施の形態の防水コネクタ10は、被ロック部18の破損を防止できる。
また、防水コネクタ10では、雌コネクタ14のロック片22は、その基端部22Bがロック片22以外の周壁20と一体に合成樹脂で成型されているので、雌コネクタ14、ひいては防水コネクタ10の部品点数を削減できる。
また、防水コネクタ10は、雄コネクタ12と雌コネクタ14との嵌合時には、表面に比較的大きな凹凸がないので、従来の防水コネクタに比べて、防水コネクタ10に他の製品やケーブル等が引っ掛かることが少なくなる。
また、図1に示されるように、防水コネクタ10では、雄コネクタ12の配線孔48の内周面と電線44との間がパッキン46によってシールされているので、パッキン46に対して縮径部42の外部から雄端子30側へは浸水しない。
そして、雌コネクタ14の配線孔54の内周面と電線50との間がパッキン52によってシールされているので、パッキン52に対して縮径部56の外部から雌端子32側へは浸水しない。
さらに、雄コネクタ12の嵌合部34と雌コネクタ14の嵌合部36との間がパッキン28によってシールされているので、雄コネクタ12の嵌合部34外部からこの嵌合部34内部(雌コネクタ14の嵌合部36外部)側へは浸水しない。
従って、防水コネクタ10は、パッキン46、52、28によって、雄端子30と雌端子32との電気的な接続部分を防水できる。
以上、本発明の実施の形態に係る防水コネクタ10について説明したが、本発明はこれに限らない。本発明は、例えば、ロック解除レバー26の揺動中心部分である連結部分26Cを、ロック解除レバー26の先端部26Aと基端部26Bとの中央としてもよい。
この場合、ロック解除レバー26の先端部26Aの移動ストロークと基端部26Bの移動ストロークとは同じになるため、ロック解除レバー26の基端部26Bの移動ストロークは、作業者がロック解除レバー26の基端部26Bを操作しないときの雌コネクタ14のロック片22に設けられた突起38の位置と、雄コネクタ12の被ロック部18との係合が解除されるときの雌コネクタ14のロック片22に設けられた突起38の位置との間の距離と同等あるいはそれ以上の距離が確保されていればよい。このため、本防水コネクタ10を構成する雄コネクタ12は、ロック解除レバー26の基端部26Bの移動ストロークを、揺動中心位置から把持部までの距離が揺動中心位置から係合爪までの距離よりも長い従来の雄コネクタのロックアームに比べて、小さくできる。
このように、ロック解除レバー26の揺動中心部分である連結部分26Cがロック解除レバー26の先端部26Aと基端部26Bとの間の所定部分であれば、雄コネクタ12は、ロック解除レバー26の基端部26Bの移動ストロークを従来の雄コネクタのロックアームの把持部の移動ストロークよりも短くできる。
本発明の実施の形態に係るコネクタの概略を示し、雄コネクタと雌コネクタとが互いに嵌合し、かつロック片が雄コネクタの被ロック部と係合している状態を示す断面図である。 雄コネクタを雌コネクタとの嵌合方向側から見た矢印A矢視図である。 雌コネクタを雄コネクタとの嵌合方向側から見た矢印B矢視図である。 雄コネクタと雌コネクタとが分離している際のコネクタの概略を示す断面図である。 押圧片を操作した際における雄コネクタと雌コネクタとの要部を拡大した断面図である。
符号の説明
10 防水コネクタ(コネクタ)
12 雄コネクタ
14 雌コネクタ
18 被ロック部(被係合部)
26 ロック解除レバー(押圧片)
30 雄端子(第2接続端子)
32 雌端子(第1接続端子)
34 嵌合部(コネクタ本体部)
36 嵌合部(コネクタ本体部、柱状部)
38 突起(係合部)

Claims (3)

  1. 相手側コネクタの弾性変形可能とされた周壁内に挿入されて嵌合されるコネクタ本体部と、
    前記コネクタ本体部の外壁に設けられ、前記コネクタ本体部と前記相手側コネクタとの嵌合状態で前記相手側コネクタ周壁の内周面に設けられた係合部に係合されて前記コネクタ本体部と前記相手側コネクタとの嵌合分離を阻止する被係合部と、
    前記被係合部よりも前記コネクタ本体部の嵌合方向基端部側で前記コネクタ本体部の前記外壁に設けられ、前記コネクタ本体部と前記相手側コネクタとの嵌合状態で一端部が前記相手側コネクタ周壁の前記内周面と前記コネクタ本体部の前記外壁のうち前記相手側コネクタ周壁内に挿入された部分との間に位置すると共に前記コネクタ本体部と前記相手側コネクタとの嵌合状態で他端部が前記相手側コネクタ周壁内には位置せずに露出され、前記コネクタ本体部の前記外壁に段差が設けられて前記一端部が前記他端部に比し前記コネクタ本体部の前記外壁に接近されると共に前記一端部と前記他端部との間の所定部分を中心として揺動可能とされ、前記コネクタ本体部と前記相手側コネクタとの嵌合状態で前記他端部が操作されることで揺動して前記一端部が前記相手側コネクタ周壁の前記内周面を押圧し前記相手側コネクタ周壁を弾性変形させて前記係合部と前記被係合部との係合を解除する押圧片と、
    を備えたコネクタ。
  2. 外壁に被係合部が設けられた雄コネクタと、
    弾性変形可能とされた周壁内に前記雄コネクタが挿入されて嵌合される雌コネクタと、
    前記雌コネクタ周壁の内周面に設けられ、前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で前記雄コネクタの前記被係合部に係合されて前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合分離を阻止する係合部と、
    前記雄コネクタの前記被係合部よりも前記雄コネクタの嵌合方向基端部側で前記雄コネクタ外壁に設けられ、前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で一端部が前記雌コネクタ周壁の前記内周面と前記雄コネクタ外壁のうち前記雌コネクタ周壁内に挿入された部分との間に位置すると共に前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で他端部が前記雌コネクタ周壁内には位置せずに露出され、前記雄コネクタ外壁に段差が設けられて前記一端部が前記他端部に比し前記雄コネクタ外壁に接近されると共に前記一端部と前記他端部との間の所定部分を中心として揺動可能とされ、前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で前記他端部が操作されることで揺動して前記一端部が前記雌コネクタ周壁の前記内周面を押圧し前記雌コネクタ周壁を弾性変形させて前記係合部と前記被係合部との係合を解除する押圧片と、
    を備えたコネクタ。
  3. 前記雌コネクタは、前記周壁内において軸方向が前記雌コネクタの嵌合方向に平行とされると共に前記軸方向一端部が前記周壁のうち前記雌コネクタの嵌合方向基端部側の部分と一体とされしかも第1接続端子が挿入される柱状部を備え、
    前記雄コネクタは、前記外壁が前記雌コネクタの前記柱状部に対応して筒状に形成されて前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で前記雌コネクタの前記柱状部を密着して覆うと共に、前記外壁よりも前記雄コネクタの径方向内側の部分において前記雄コネクタと前記雌コネクタとの嵌合状態で前記第1接続端子と接続される第2接続端子が挿入される、
    ことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
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