JP4526277B2 - 便座昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洋式便器の便座を昇降させるための便座昇降装置に関するものである。
洋式便器においては、便座や便蓋が奥の方を中心に回転して平伏姿勢および起立姿勢となる。このため、便器本体上面の奥の方を清掃しようとしても便器本体と便座との間には極めて狭い隙間しか空いておらず、その部分を掃除したくても手が入らない。そこで、手動により便座ユニットを便器本体から浮かせた状態にすることが可能な便座昇降装置が案出されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8-177104号公報
しかしながら、従来の便座昇降装置のように、手動で便座ユニットを昇降させる構成では、トイレという狭い空間で、人の手により便座ユニットを昇降させる作業は、不自然な姿勢で行わなければならないため、大変な作業である。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、便座ユニットの上昇または下降を電動で行うことにより負担を軽減でき、且つ、モータを脱調させる過負荷の方向へモータが駆動されているときにかかる過負荷によって駆動機構を破損するおそれがなく、しかも駆動機構の小型化が実現可能な便座昇降装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、洋式トイレの便器本体側に固定される固定部材と、便座ユニットが取り付けられる可動部材と、該可動部材を上下方向に案内するガイド機構とを有する便座昇降装置において、前記固定部材に対して前記可動部材を電動により上昇または下降可能な駆動機構を有し、前記駆動機構は、前記可動部材を駆動可能なステッピングモータと、該ステッピングモータを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、駆動パルスの周波数を異ならせることにより前記可動部材に対して下降方向にかかって前記ステッピングモータを脱調させる過負荷の方向へ前記ステッピングモータを駆動する順方向駆動トルクが、前記過負荷の方向と逆方向へ前記ステッピングモータを駆動する逆方向駆動トルクより全ての駆動領域で小さくなるように構成し、前記ステッピングモータにより前記可動部材を前記過負荷の方向に駆動しているとき、前記過負荷によって前記ステッピングモータが脱調する順方向脱調トルクを、前記ステッピングモータにより前記可動部材を前記過負荷の方向と逆方向へに駆動しているとき、前記過負荷によって前記ステッピングモータが脱調する逆方向脱調トルクに近づけたことを特徴とする。
本発明において、前記制御手段は、励磁方式を異ならせることにより前記順方向駆動トルクが前記逆方向駆動トルクより小さくなるように構成されていることが好ましい。このように構成すると、可動部材を上昇させる速度と可動部材を下降させる速度とを変えることなく駆動トルクを変更することができる。また、駆動トルクを変更するための専用のハード部品を増加させることなく、ソフトのみで対応することができる。
本発明では、便座ユニットが取り付けられた可動部材を電動で上昇または下降する駆動機構を有しているので、便器本体や便座下面の奥の方を清掃する際、便座ユニットを手で持ち上げる、または押し下げる必要がない。従って、洋式便器を清掃する際の負担を軽減できる。また、一般的に、ステッピングモータにおいては、駆動方向へステッピングモータを脱調させる過負荷がかかった場合の脱調トルク(以下、順方向脱調トルクという。)が、駆動方向と逆方向へステッピングモータを脱調させる過負荷がかかった場合の脱調トルク(以下、逆方向脱調トルクという。)よりも遙かに大きくなっている。そのため、本発明の制御手段は、順方向駆動トルクが、逆方向駆動トルクより小さくなるように構成されているため、逆方向駆動トルクに対する順方向駆動トルクの低下相当分、順方向脱調トルクを逆方向脱調トルクに近づけることができる。従って、モータを脱調させる過負荷の方向へモータが駆動されているときにかかる過負荷によって駆動機構を破損するおそれがなく、しかも逆方向脱調トルクに対する順方向脱調トルクの低下相当分、駆動機構の強度を抑制できるので、部品の薄型化等により、駆動機構の小型化が図れる。さらに、制御手段は、駆動パルスの周波数を異ならせることにより順方向駆動トルクが逆方向駆動トルクより小さくなるように構成されている。このように構成することにより、駆動トルクを変更するための専用のハード部品を増加させることなく、ソフトのみで対応することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した便座昇降装置の一例を説明する。
(トイレユニットの構成)
図1(a)、(b)はそれぞれ、本発明を適用した便座昇降装置を用いた洋式トイレユニットにおいて、便座を下ろした状態の説明図、および便座を便器本体から持ち上げた状態を示す説明図である。
図1(a)に示すように、本形態の洋式トイレユニットは、洋式の便器本体11と、この便器本体11上で開閉される便座12と、この便座12上で開閉される便蓋13とを有しており、便座12および便蓋13は、奥の方を中心に回転して平伏姿勢および起立姿勢となる。ここで、便座12および便蓋13は、便座ユニット10として一体化されており、この便座ユニット10には、必要に応じて、便座12および便蓋13が自重で平伏する際の速度を緩和するダンパー装置や便蓋を電動で開閉するための電動装置が内蔵される場合がある。
これらいずれの場合においても、本形態の洋式トイレユニットには、図1(b)に示すように、便座12(便座ユニット10)を便器本体11から浮き上がらせて、便器本体11の上面を奥まで清掃可能とする電動式の便座昇降装置1が構成されている。
(便座昇降装置の構成)
図2(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明を適用した便座昇降装置の平面図、正面図、図2(a)のA−A’線における概略断面図、および図2(a)のB−B’線における概略断面図である。図3(a)、(b)は、本発明を適用した便座昇降装置から可動プレートおよび左側スライダを外した状態の正面図、および図3(a)のC−C’線における概略断面図である。
図2(a)〜(d)、および図3(a)、(b)に示すように、本形態の便座昇降装置1は、便器本体11(図1を参照)の上面部分への固定面21を備えた固定プレート2(固定部材)と、固定プレート2の後端で上方に折り曲げられた垂直面22の上端部分に固定された逆L字形状のストッパープレート3と、ストッパープレート3の水平部分31と固定プレート2の固定面21との間に掛け渡された円柱状の右ガイド軸41および左ガイド軸42(ガイド機構)とを有している。
左右のガイド軸41、42には、それぞれこれらのガイド軸41、42に沿って上下にスライド可能な右側スライダ51、および左側スライダ52が支持されており、左右のスライダ51、52の前面および上面を覆うように可動プレート6(可動部材)が取り付けられている。右側スライダ51および左側スライダ52は、略直方体形状を備えており、ガイド軸41、42が差し込まれる軸受け部分511、521を各々有している。
ここで、可動プレート6は、その上面60に便座ユニット10が固定される。このため、左右のスライダ51、52がガイド軸41、42に沿って上下動すると、可動プレート6に固定された便座ユニット10も一体に上下動することになる。
本形態の便座昇降装置1では、右側スライダ51に対して、この右側スライダ51を上下方向に駆動する電動式の駆動機構5が構成されており、この駆動機構5によって、右側スライダ51が上下に駆動されたとき、左側スライダ52、可動プレート6、および便座ユニット10も上下に移動する。
このような駆動機構5として、本形態では、まず、右側スライダ51の左面には上下方向の全範囲にわたってラック53が形成されている。
また、本形態では、左右のガイド軸41、42により挟まれた空間には、駆動機構5の駆動源としての正逆双方向への回転が可能なステッピングモータ7、このステッピングモータ7の駆動力を伝達する減速輪列70が配置されており、この減速輪列の出力ピニオン80は、右側スライダ51のラック53と噛み合っている。ステッピングモータ7は、ストッパープレート3の真下に配置されており、出力ピニオン80は便座昇降装置1の高さ方向における略中央位置に配置されている。
ステッピングモータ7は、所謂PM型ステッピングモータであり、図3(b)に示すように外周面が周方向に多極着磁されたリング状のマグネット75aを備えたロータ76とマグネット75aの外周面に対向するステータ77を備えている。ステータ77は、軸方向に沿って配置された2つの駆動コイル77a、77bを有している。駆動コイル77a、77bは、それぞれバイファイラ巻きに巻回され、図6に示すように制御手段83によって駆動コイル77a、77bのそれぞれ並列に巻回された二重巻線へ端子a、b、c、d、eを介してユニポーラ通電がなされる。駆動コイル77aに巻回された二重巻線によって、A相およびA(−)相が構成され、駆動コイル77bに巻回された二重巻線によって、B相およびB(−)相が構成されている。
また、駆動コイル77a、77bは、それぞれ軸方向の両側から外ステータコアおよび内ステータコアに挟まれており、外ステータコアおよび内ステータコアには、駆動コイルの内周面に沿って交互に並ぶ複数の極歯が形成されている。なお、ステッピングモータ7の励磁方式は、便座ユニット10を上昇させる際には2相励磁が用いられ、便座ユニット10を下降させる際には1−2相励磁が用いられている。なお、本形態では、制御手段83によって駆動コイル77a、77bへユニポーラ通電がなされているが、必ずしもユニポーラ通電に限定されるものではなく、バイポーラ通電を用いてもよい。ただし、バイポーラ通電の場合、駆動コイル77a、77bは、それぞれモノファイラ巻きに巻回される。
なお、一般的に、ステッピングモータ7においては、駆動方向と逆方向へステッピングモータ7を脱調させる過負荷がかかった場合の脱調トルク(以下、逆方向脱調トルクという。)と、駆動方向へステッピングモータ7を脱調させる過負荷がかかった場合の脱調トルク(以下、順方向脱調トルクという。)とが相違する。すなわち、順方向脱調トルクが逆方向脱調トルクよりも遙かに大きくなっている。
そこで本形態では、ステッピングモータ7を制御する制御手段83において、ステッピングモータ7を脱調させる過負荷の方向へステッピングモータ7を駆動する駆動トルク(以下順方向駆動トルクという。)が、ステッピングモータ7を脱調させる過負荷の方向と逆方向へステッピングモータ7を駆動する駆動トルク(以下逆方向駆動トルクという。)より小さくなるように構成されている。すなわち、ステッピングモータ7の励磁方式は、便座ユニット10を上昇させる際には2相励磁が用いられ、便座ユニット10を下降させる際には1−2相励磁が用いられている。このことにより、順方向脱調トルクを逆方向脱調トルク並に抑えることが可能となり、順方向へモータが駆動されているときにかかる過負荷によって駆動機構を破損することを防止できる。
ただし、この励磁方式の違いにより便座ユニット10を上昇させる際と便座ユニット10を下降させる際とでステッピングモータ7の駆動パルスの周波数が同じ場合、便座ユニット10を下降させるステッピングモータ7の駆動速度が便座ユニット10を上昇させるステッピングモータ7の駆動速度の1/2になるので、本形態では、便座ユニット10を下降させるステッピングモータ7の駆動パルスの周波数を、便座ユニット10を上昇させるステッピングモータ7の駆動パルスの周波数の2倍にすることによりステッピングモータ7の駆動速度を双方向で一致させている。
減速輪列70は、ロータ76に備えられたピニオン74aと噛み合う大径歯車を備えた第1の歯車71と、この第1の歯車71と噛み合う大径歯車を備えた第2の減速歯車72と、この第2の減速歯車72の小径歯車と噛み合う大径歯車を備えた第3の減速歯車73と、この第3の減速歯車73の小径歯車と噛み合う大径歯車81を備えた出力歯車8とを備えており、この出力歯車8の一方の端部に対して出力ピニオン80が構成され、この出力ピニオン80は、右側スライダ51のラック53と噛み合っている。この右側スライダ51の昇降に伴い、左側スライダ52およびこの左側スライダ52と右側スライダ51との前面および上面を覆うように取り付けられた可動プレート6が従動される。
(便座ユニットの位置検出手段の構成)
図3(b)に示すように、出力歯車8には、大径歯車81を挟んで、出力ピニオン80と反対側の端部に小径歯車82が構成されており、この小径歯車82の下方位置には、小径歯車82と噛み合うセンサ歯車15が配置されている。このセンサ歯車15の回転軸105の端部は、固定プレート2の垂直面22から背面側に突出している。この突出した端部は、断面形状がD字形であり、ここにポテンショメータ14のロータリ部のD字形状の穴が嵌合している。このため、センサ歯車15の回転軸105が回転すると、ポテンショメータ14のロータリ部が一体に回転する。
ここで、センサ歯車15は、出力ピニオン80が右側スライダ51のラック53の全範囲を駆動する間に、その回転が1回転未満で収まるような歯数で構成されている。そのため、ポテンショメータ14は、センサ歯車15の回転軸(ロータリ部)の角度位置に応じた信号を出力するので、右側スライダ51の上下方向の位置、すなわち、便座ユニット10の昇降位置を検出することができる。
(ストッパーの構成)
図2(c)、(d)に示すように、左右のスライダ51、52の背面側には、固定プレート2の垂直面22と対向する部分で角穴55が各々開口している。これらの角穴55の内部には各々、係合部材95が水平方向へ進退可能に配置され、その奥には、係合部材95を固定プレート2の垂直面22に向けて付勢するばね96が配置されている。これに対して、固定プレート2の垂直面22には、左右のスライダ51、52を上下したときに係合部材95が通過する線上のうち、その下方位置に、係合部材95の先端部が入り込む下側凹部97が左右に形成されている一方、上方位置には、係合部材95の先端部が入り込む上側凹部98が左右に形成されている。
このため、左右のスライダ51、52側の係合部材95、およびばね96と、固定プレート2の垂直面22側の下側凹部97は、便座12(便座ユニット)を下降させたときの左右のスライダ51、52の保持位置を規定する第1のストッパ91として機能する。また、左右のスライダ51、52側の係合部材95、およびばね96と、固定プレート2の垂直面22側の上側凹部98は、便座12(便座ユニット)を上昇させたときの左右のスライダ51、52の保持位置を規定する第2のストッパ92として機能する。また、第1のストッパ91および第2のストッパ92のいずれにおいても、係合部材95が下側凹部97および上側凹部98に係合したときにクリック感を発生させる。
(ロータの構成)
図4(a)、(b)は、本発明を適用した便座昇降装置に用いたステッピングモータのロータを示す平面図、および図4(a)のD−D’線における概略断面図である。
ロータ76は、図4に示すように、マグネット75aを備え、固定軸78に回転可能に支持されたマグネット回転体75と、このマグネット回転体75に回転可能に支持され、ピニオン74aを備えたピニオン回転体74とから構成されている。
マグネット回転体75は、図4(b)に示すように、外壁にマグネット75aが固定されるとともに内壁に凹凸状の歯部75eが形成された外筒部75bと、この外筒部75bの内側に配設されるとともに内壁が固定軸78(図3(b)参照)と摺動する内筒部75cと、この内筒部75cと外筒部75bとを一体に連結する連結部75dとによって構成されている。
一方、ピニオン回転体74は、内壁がマグネット回転体75の内筒部75cの外壁と摺動する筒部74bを有し、この筒部74bの外壁の上側にピニオン74aが形成されるとともに、下側からは、この外壁に沿って湾曲するように延設されたラチェット腕74cが図4(a)のW方向へ突出成形されている。このラチェット腕74cの先端が、マグネット回転体75の外筒部75bの内壁に形成された凹凸状の歯部75eに係合する爪部74dになっている。従って、この爪部74dは、ラチェット腕74cによって半径方向に付勢された状態で歯部75eに当接している。すなわち、本形態では、ラチェット腕74cと歯部75eとによりトルクリミッタとしてのラチェット機構79を構成している。なお、本形態では、トルクリミッタとしてラチェット機構79を用いたが、必ずしもラチェット機構79に限定されるものではなく、各種トルクリミッタを用いることができる。
本形態のラチェット機構79は、上昇方向に便座ユニット10を駆動している際に、例えば、誤って便座ユニット10に腰掛けるといった下降方向の過剰な負荷が便座ユニット10にかかった場合には、ステッピングモータ7が脱調するように構成されている。すなわち、便座ユニット10の下降方向に過剰な負荷がかかった場合、ラチェット機構79の空転トルク(以下、下方向空転トルクという。)は、ステッピングモータ7の逆方向脱調トルクよりも大きくなるように構成されている。
一方、本形態のラチェット機構79は、下降方向に便座ユニット10を駆動している際に、例えば、誤って便座ユニット10に腰掛けるといった下降方向の過剰な負荷が便座ユニット10にかかった場合にも、ステッピングモータ7が、脱調するように構成されている。すなわち、下方向空転トルクは、ステッピングモータ7の順方向脱調トルクよりも大きくなるように構成されている。
そのため、便座ユニット10の駆動方向に係わらず下降方向の過剰な負荷が便座ユニット10にかかった場合には、爪部74dと歯部75eの壁部75fとの係合が維持された状態でステッピングモータ7が脱調して、ステッピングモータ7のロータ76はW方向へ高速回転するようになっている。
なお、ステッピングモータ7が脱調して、ステッピングモータ7のマグネット回転体75がW方向へ高速回転されながら便座ユニット10が下降し、便座ユニット10が最下位置に達した場合のラチェット機構79の空転トルク(以下、上方向空転トルクという。)は、下方向空転トルクより小さくなるように構成されている。この上方向空転トルクは、減速輪列70やスライダ51等の駆動機構5に破損が生じないように設定されていることから、便座ユニット10が停止した場合でも、減速輪列70やスライダ51等の駆動機構5には過剰な負荷がかからず、駆動機構の破損を防止できる。
(便座の昇降動作の説明)
図5(a)、(b)は、本発明を適用した便座昇降装置において、便座ユニットを搭載した可動部材が最下位置にある状態を示す説明図、および可動部材が最上位置にある説明図である。なお、図5(a)、(b)は、図2(a)のA−A’線における断面に相当する。図6は、本発明を適用した便座昇降装置に用いたステッピングモータについて、バイファイラ巻きの結線関係を示す模式図である。図7は、本発明を適用した便座昇降装置に用いたステッピングモータにより便座ユニットを昇降させる際のユニポーラ通電による励磁順序を説明するための表で、(A)は、便座ユニットを上昇させる際の2相励磁による励磁順序、および(B)は、便座ユニットを下降させる際の1−2相励磁による励磁順序である。
本形態の便座昇降装置1は、固定プレート2を便器本体11(図1を参照)の上面部分に固定する一方、可動プレート6の上面60に便座ユニット10を取り付けた状態で使用される。
清掃などを開始する前は、図5(a)に示すように、便座12は便器本体11の上面にあり、便座ユニット10、および可動プレート6は、最下位置にある。この状態において、係合部材95の先端部が固定プレート2の垂直面22の下側凹部97に係合し、第1のストッパ91として機能している。従って、この最下位置では、第1のストッパ91での係合力、ステッピングモータ7のディテントトルク、および便座ユニット10の自重により、便座ユニット10が不用意に上昇することはない。また、この状態において、ポテンショメータ14は、便座ユニット10が最下位置にある旨の出力を行う。
この状態から、清掃を開始するために便座ユニット10を浮かせたい場合に、所定のスイッチ動作を行うと、ステッピングモータ7は、2相励磁により所定のステップ数、あるいは所定の時間、正方向に回転する。その結果、ステッピングモータ7の回転運動力は、減速輪列70を介して出力ピニオン80に伝達され、図5(b)に示すように出力ピニオン80は、ラック53を介して右側スライダ51を上昇させる。従って、第1のストッパ91での係合が解除され、左側スライダ52、可動プレート6、および便座ユニット10は、右側スライダ51と一体に上昇する。
そして、第2のストッパ92での係合が行われるまで、便座ユニット10が上昇した後、ステッピングモータ7は停止する。それまでの間に、出力歯車8の小歯車82は、センサ歯車15を回転させ、ポテンショメータ14の出力が変化するので、その出力から、便座ユニット10が所定の位置まで上昇したことを検出できる。また、便座ユニット10が所定の位置まで上昇したことは、第2のストッパ92で発生するクリック音で報知することができる。さらに、便座ユニット10が最上位置で停止した状態では、第2のストッパ92での係合力、およびステッピングモータ7のディテントトルクにより、便座ユニット10は、自重で落下してしまうことがない。
なお、便座ユニット10を上昇させる際の2相励磁については、1周期(360度)が48ステップで構成され、その励磁順序は、図7(A)に示すようになっている。すなわち、図6に示すように、制御手段83により、駆動コイル77a、77bの共通端子となるdを+に、端子eおよびcを−にして駆動コイル77a、77bのA相およびB(−)相(B相の巻き線に対し逆方向に電流を流すもの)同時に電流を流す第1のステップ、共通端子となるdを+に、端子cおよびbを−にして駆動コイル77a、77bのB(−)相およびA(−)相(A相の巻き線に対し逆方向に電流を流すもの)同時に電流を流す第2のステップ、共通端子となるdを+に、端子bおよびaを−にして駆動コイル77a、77bのA相(−)およびB相同時に電流を流す第3のステップ、共通端子となるdを+に、端子aおよびeを−にして駆動コイル77a、77bのB相およびA相同時に電流を流す第4のステップとなっており、この第1〜第4のステップに対応する入力を繰り返すようになっている。
一方、清掃が終了して便座ユニット10を下降させたい場合に、図5(b)に示す状態で所定のスイッチ動作を行うと、ステッピングモータ7は、1−2相励磁により所定のステップ数あるいは所定の時間、逆方向に回転する。その結果、ステッピングモータ7の回転駆動力は、減速輪列70を介して出力ピニオン80に伝達され、図5(a)に示すように、出力ピニオン80は、ラック53を介して右側スライダ51を下降させる。従って、第2のストッパ92での係合が解除され、左側スライダ52、可動プレート6、および便座ユニット10は、右側スライダ51と一体に下降する。
そして、第1のストッパ91での係合が行われるまで、便座ユニット10が下降した後、ステッピングモータ7は停止する。それまでの間に、出力歯車8の小歯車82は、センサ歯車15を逆回転させ、ポテンショメータ14の出力が変化するので、その出力から、便座ユニット10が所定の位置まで下降したことを検出できる。また、便座ユニット10が所定の位置まで下降したことは、第1のストッパ91で発生するクリック音で報知することができる。
なお、便座ユニット10を下降させる際の1−2相励磁については、1周期(360度)が96ステップで構成され、その励磁順序は、図7(B)に示すようになっている。すなわち、図6に示すように、制御手段83により、駆動コイル77a、77bの共通端子となるdを+に、端子aを−にして駆動コイル77bのB相に電流を流す第1のステップ、共通端子となるdを+に、端子aおよびbを−にして駆動コイル77a、77bのB相およびA(−)相同時に電流を流す第2のステップ、共通端子となるdを+に、端子bを−にして駆動コイル77aのA(−)相に電流を流す第3のステップ、共通端子となるdを+に、端子bおよびcを−にして駆動コイル77a、77bのA(−)相およびB(−)相同時に電流を流す第4のステップ、共通端子となるdを+に端子cを−にして駆動コイル77bのB(−)相に電流を流す第5のステップ、共通端子となるdを+に端子cよびeを−にして駆動コイル77a、77bのB(−)相およびA相同時に電流を流す第6のステップ、共通端子となるdを+に端子eを−にして駆動コイル77aのA相に電流を流す第7ステップ、共通端子となるdを+に、端子eよびaを−にしてA相およびB(−)相同時に電流を流す第8ステップとなっており、この第1〜第8のステップに対応する入力を繰り返すようになっている。
(ラチェット機構の動作説明)
本形態では、便座ユニット10を浮かせる場合、マグネット回転体75は、図4(a)に示すV方向に回転する。従って、ピニオン回転体74の爪部74dは、歯部75eの周方向の壁部75f側に当接し、ピニオン回転体74がマグネット回転体75に追随して回転する。ここで、便座ユニット10に下降方向の過剰の負荷がかかると、上述のように、ラチェット機構79の下方向空転トルクがステッピングモータ7の逆方向脱調トルクよりも大きいため、ロータが脱調してW方向へ高速回転しながら便座ユニット10が便器本体11まで下降する。
やがて、便座ユニット10は最下位置に達すると、便器本体11の上面で停止する。それに伴って、ラチェット回転体74も停止する。一方、マグネット回転体75には高速回転によるW方向の慣性力が働いているため、マグネット回転体75がW方向に回転する結果、図4(a)に示すように、爪部74dが歯部75eの壁部75g側に当接する。
爪部74dが壁部75gに当接した状態でさらにマグネット回転体75に慣性が働いて、その慣性力に基づくトルクがラチェット機構79の上方向空転トルクよりも大きくなると、マグネット回転体75が空転を始める。
一方、便座ユニット10を下降させる場合、マグネット回転体75は、図4(a)に示すW方向に回転する。従って、ピニオン回転体74の爪部74dは、歯部75eの周方向の壁部75g側に当接し、ピニオン回転体74がマグネット回転体75に追随して回転する。ここで、便座ユニット10に下降方向の過剰な負荷がかかった場合にも、上述の通りラチェット機構79の下方向空転トルクがステッピングモータ7の順方向脱調トルクよりも大きいため、ロータが脱調してW方向に高速回転しながら最下位置まで下降することになるが、マグネット回転体75の慣性力に基づくトルクがラチェット機構79の上方空転トルクより大きくなると、上記同様マグネット回転体75が空転を始める。
(本形態の効果)
以上説明したように、本形態の便座昇降装置1では、便座ユニット10が取り付けられた可動プレート6を電動で上昇および下降する駆動機構5が構成されているので、便器本体11や便座12下面の奥の方を清掃する際、便座ユニット10を手で持ち上げるたり押し下げる必要がない。従って、洋式便器を清掃する際の負担を軽減できる。
また、制御手段83は、順方向駆動トルクが、逆方向駆動トルクより小さくなるように構成されているので、逆方向駆動トルクに対する順方向駆動トルクの低下相当分、順方向脱調トルクを逆方向脱調トルクに近づけることができる。従って、ステッピングモータ7を脱調させる過負荷の方向へステッピングモータ7が駆動されているときにかかる過負荷によって駆動機構5を破損するおそれがなく、しかも逆方向脱調トルクに対する順方向脱調トルクの低下相当分、駆動機構5の強度を抑制できるので、部品の薄型化等により、駆動機構5の小型化が図れる。
なお、本形態の場合、便座ユニット10の昇降速度を一致させる必要から便座ユニット10を下降させるステッピングモータ7の駆動パルスの周波数を、便座ユニット10を上昇させるステッピングモータ7の駆動パルスの周波数の2倍にすることによりステッピングモータ7の駆動速度を双方向で一致させている。このように、ステッピングモータ7の駆動速度が双方向で一致する場合には、如何なる駆動速度でも、常に、2相励磁による駆動トルクが1−2相励磁による駆動トルクよりも大きいので、駆動パルスの周波数に関係なく順方向駆動トルクを逆方向駆動トルクより小さくすることができる。
(その他の実施の形態)
上記実施の形態の場合、励磁方式を便座ユニット10を上昇させる際と便座ユニット10を下降させる際とで変更させているが、必ずしも励磁方式の変更のみに限定されるものではない。すなわち、順方向駆動トルクが逆方向駆動トルクより小さくなれば各種駆動方法を用いてもよい。例えば、電圧値またはチョッパー方式によるコイル8への印加電流が、便座ユニット10を上昇させる際より便座ユニット10を下降させる際の方が小さくなるように構成してもよい。ただし、本実施の形態の場合、順方向駆動トルクを逆方向駆動トルクより小さくするために何らかのハード部品を増加させる必要がある。
また、上記実施の形態の場合、便座ユニット10を上昇させる際には2相励磁が用いられ、便座ユニット10を下降させる際には1−2相励磁が用いられているが、必ずしもこのような励磁方式に限定されるものではない。すなわち、順方向駆動トルクが逆方向駆動トルクより小さくなれば各種励磁方式を用いてもよい。例えば、便座ユニット10を上昇させる際に2相励磁を用い、便座ユニット10を下降させる際に1相励磁を用いてもよい。また、便座ユニット10を上昇させる際に1−2相励磁を用い、便座ユニット10を下降させる際に1相励磁を用いてもよい。
さらに、上記実施の形態では、便座ユニット10を昇降させる際の励磁方式を同一とし、便座ユニット10を下降させる際の駆動パルスの周波数を、便座ユニット10を上昇させる際の駆動パルスの周波数より大きくすることにより、順方向駆動トルクが逆方向駆動トルクより小さくなるように構成してもよい。なお、駆動パルスの周波数を異ならせる場合、必ずしも励磁方式を同一にする必要はなく、励磁方式および駆動周波数を適宜組み合わせても構わない。
さらにまた、上記実施の形態の場合、便座ユニット10を上昇させる際に2相励磁を用い、便座ユニット10を下降させる際に1−2相励磁を用い、且つ便座ユニット10を下降させる際の駆動パルスの周波数を、便座ユニット10を上昇させる際の駆動パルスの周波数の2倍にすることによりステッピングモータ7の駆動速度を双方向で一致させているが、必ずしも駆動速度を双方向で一致させる必要はなく、駆動速度を順方向駆動トルクが逆方向駆動トルクより小さくなる範囲であれば適宜変更してもよい。
すなわち、2相励磁と1−2相励磁との励磁方式の違いにより便座ユニット10を上昇させる際と便座ユニット10を下降させる際とでステッピングモータ7の駆動パルスの周波数が同じ場合、1−2相励磁によるステッピングモータ7の駆動速度が2相励磁によるステッピングモータ7の駆動速度の1/2倍になるので、駆動パルスの周波数によっては1−2相励磁による駆動トルクと2相励磁による駆動トルクとが逆転し、順方向駆動トルクが逆方向駆動トルクより大きくなる逆転現象が発生する。故に、この逆転現象の発生しない範囲であれば、ステッピングモータ7の駆動速度を適宜変更してもよい。
(a)、(b)はそれぞれ、本発明を適用した便座昇降装置を用いた洋式トイレユニットにおいて、便座を下ろした状態の説明図、および便座を便器本体から持ち上げた状態を示す説明図である。 (a)、(b)、(c)、(d)は、本発明を適用した便座昇降装置の平面図、正面図、図2(a)のA−A’線における概略断面図、および図2(a)のB−B’線における概略断面図である。 (a)、(b)は、本発明を適用した便座昇降装置から可動プレートおよび左側スライダを外した状態の正面図、および図3(a)のC−C’線における概略断面図である。 (a)、(b)は、本発明を適用した便座昇降装置に用いたステッピングモータのロータを示す平面図、および図4(a)のD−D’線における概略断面図である。 (a)、(b)は、本発明を適用した便座昇降装置において、便座ユニットを搭載した可動部材が最下位置にある状態を示す説明図、および可動部材が最上位置にある説明図である。 本発明を適用した便座昇降装置に用いたステッピングモータについて、バイファイラ巻きの結線関係を示す模式図である。 本発明を適用した便座昇降装置に用いたステッピングモータにより便座ユニットを昇降させる際のユニポーラ通電による励磁順序を説明するための表で、(A)は、便座ユニットを上昇させる際の2相励磁による励磁順序、および(B)は、便座ユニットを下降させる際の1−2相励磁による励磁順序である。
符号の説明
1 便座昇降装置
2 固定プレート(固定部材)
3 ストッパープレート
5 駆動機構
6 可動プレート(可動部材)
7 ステッピングモータ(モータ)
8 出力歯車
10 便座ユニット
11 便器本体
12 便座
41、42 ガイド軸(ガイド機構)
51 右側スライダ
52 左側スライダ
53 ラック
70 減速輪列
71、72、73 減速歯車
74 ピニオン回転体
75 マグネット回転体
76 ロータ
77 ステータ
78 固定軸
79ラチェット機構
80 出力ピニオン
83 制御手段
91 第1のストッパー
92 第2のストッパー

Claims (2)

  1. 洋式トイレの便器本体側に固定される固定部材と、便座ユニットが取り付けられる可動部材と、該可動部材を上下方向に案内するガイド機構とを有する便座昇降装置において、
    前記固定部材に対して前記可動部材を電動により上昇または下降可能な駆動機構を有し、
    前記駆動機構は、前記可動部材を駆動可能なステッピングモータと、該ステッピングモータを制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、駆動パルスの周波数を異ならせることにより前記可動部材に対して下降方向にかかって前記ステッピングモータを脱調させる過負荷の方向へ前記ステッピングモータを駆動する順方向駆動トルクが、前記過負荷の方向と逆方向へ前記ステッピングモータを駆動する逆方向駆動トルクより全ての駆動領域で小さくなるように構成し、
    前記ステッピングモータにより前記可動部材を前記過負荷の方向に駆動しているとき、前記過負荷によって前記ステッピングモータが脱調する順方向脱調トルクを、前記ステッピングモータにより前記可動部材を前記過負荷の方向と逆方向へに駆動しているとき、前記過負荷によって前記ステッピングモータが脱調する逆方向脱調トルクに近づけたことを特徴とする便座昇降装置。
  2. 請求項1において、前記制御手段は、励磁方式を異ならせることにより前記順方向駆動トルクが前記逆方向駆動トルクより小さくなるように構成されていることを特徴とする便座昇降装置。
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