JP4525627B2 - 形状データ処理方法及び歩行者保護用試験線作成方法 - Google Patents
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即ち、本発明の形状データ処理方法は、車両の3次元形状データに基づいて、該車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離の位置を求める方法であって、
前記車両の前後軸に平行な鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程と、
前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程と、
所定距離と前記外接距離との差を求める第3の過程と、
前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程と、
前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程と、
前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程と、
前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程と、を有する。
前記車両の前後軸に平行な鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程と、
前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程と、
所定距離が前記外接距離以下であれば、地面から前記外接線上の所定距離にある位置を求めて処理を終了し、所定距離が前記外接距離を越えていれば該所定距離と外接距離との差を求める第3の過程と、
前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程と、
前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程と、
前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程と、
前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の
地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程と、を有する。
前記車両の前後軸に並行な複数の鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程と、
各鉛直平面において、前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程と、
各鉛直平面において、所定距離と前記外接距離との差を求める第3の過程と、
各鉛直平面において、前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程と、
各鉛直平面において、前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程と、
各鉛直平面において、前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程と、
各鉛直平面において、前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程と、
各鉛直平面において、前記第7の過程で許容範囲内となった場合の目標点を連ねて歩行者保護用試験線を作成する第8の過程と、を有する。
前記車両の前後軸に平行な複数の鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程と、
各鉛直平面において、前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程と、
各鉛直平面において、所定距離が前記外接距離以下であれば、地面から前記外接線上の所定距離にある位置を求めて処理を終了し、所定距離が前記外接距離を越えていれば該所定距離と外接距離との差を求める第3の過程と、
各鉛直平面において、前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程と、
各鉛直平面において、前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程と、
各鉛直平面において、前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程と、
各鉛直平面において、前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記
第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程と、
各鉛直平面において、前記第7の過程で許容範囲内となった場合の目標点を連ねて歩行者保護用試験線を作成する第8の過程と、を有する。
り、フェンダー部に対し45度の傾きで接する点を前後方向に移動させた側面基準線から頭部インパクタ半径分内側の線である。そして、エリアI及びエリアIIを車両の前後軸方向に沿った線で6分割、エリアIIIを3分割して、15の細分化エリアを設定する。
演算処理の為のデータやソフトウェアを記憶した記憶部(ハードディスク)13、入出力ポート14、通信制御部(CCU:Communication Control Unit)15等を備えた汎用のコンピュータである。即ち設計支援装置10は、コンピュータが、本発明の形状データ処理プログラムを含むアプリケーションソフトを実行することで実現されている。
CCU15は、ネットワークを介してサーバ20等の他のコンピュータとの通信を制御するものである。
ード)やフェンダー、バンパー、ヘッドライト等により形成される部分、車体上部とは、例えばフロントウインドシールド、ピラー等より形成される部分である。また、CADモデルとは、線や面(サーフェス)により3次元物体の形状を表したモデルをいう。この3次元形状データは、例えばサーバ20や記憶装置13に格納されており、適宜読み出して利用する。
図4は、設計支援装置10が、WAD線作成プログラムに従って実現するWAD線作成方法の説明図である。
6、即ちフード後端までの隣接する各外接点をそれぞれ直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点35から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点36から地面41までの外接距離L1を求める(S6)。
モデル利用部22は、前記WAD値と外接距離との差L2を求め(S12)、最も地面から遠い外接点36から前記差L2だけ離れた車体上部上の目標点37を求める(S13)。
ても良い。
テップS11に戻ってWAD値2100について以降のステップを行っても良い。
20 サーバ
10 設計支援装置
11 本体
13 記憶部(ハードディスク)
14 入出力ポート
15 通信制御部(CCU:Communication Control Unit)
21 モデル作成部
22 モデル利用部
Claims (11)
- 車両の3次元形状データに基づいて、該車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離となる位置を求める形状データ処理方法であって、
サーバ又は記憶装置から車輌の3次元形状データを読み出し、当該3次元形状データにおける車両の前後軸に平行な鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程と、
前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程と、
所定距離と前記外接距離との差を求める第3の過程と、
前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程と、
前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程と、
前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程と、
前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程と、
前記第6の過程で求めた差分が許容範囲内であれば、前記目標点の位置を前記車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離の位置として求める過程と、
をコンピュータが実行する形状データ処理方法。 - 車両の3次元形状データに基づいて、該車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離となる位置を求める形状データ処理方法であって、
サーバ又は記憶装置から車輌の3次元形状データを読み出し、当該3次元形状データにおける車両の前後軸に平行な鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線
が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程と、
前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程と、
所定距離が前記外接距離以下であれば、地面から前記外接線上の所定距離にある位置を求めて処理を終了し、所定距離が前記外接距離を越えていれば該所定距離と外接距離との差を求める第3の過程と、
前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程と、
前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程と、
前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程と、
前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程と、
前記第6の過程で求めた差分が許容範囲内であれば、前記目標点の位置を前記車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離の位置として求める過程と、
をコンピュータが実行する形状データ処理方法。 - 請求項1又は2に記載の形状データ処理方法の各過程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 車両の3次元形状データに基づいて、該車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離に位置する点の集合によって歩行者保護用試験線を作成する歩行者保護用試験線作成方法であって、
サーバ又は記憶装置から車輌の3次元形状データを読み出し、当該3次元形状データにおける車両の前後軸に平行な複数の鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程と、
各鉛直平面において、前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程と、
各鉛直平面において、所定距離と前記外接距離との差を求める第3の過程と、
各鉛直平面において、前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程と、
各鉛直平面において、前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程と、
各鉛直平面において、前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程と、
各鉛直平面において、前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程と、
各鉛直平面において、前記第7の過程で許容範囲内となった場合の目標点を連ねて歩行者保護用試験線を作成する第8の過程と、
をコンピュータが実行する歩行者保護用試験線作成方法。 - 車両の3次元形状データに基づいて、該車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で
地面から所定距離に位置する点の集合によって歩行者保護用試験線を作成する歩行者保護用試験線作成方法であって、
サーバ又は記憶装置から車輌の3次元形状データを読み出し、当該3次元形状データにおける車両の前後軸に平行な複数の鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程と、
各鉛直平面において、前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程と、
各鉛直平面において、所定距離が前記外接距離以下であれば、地面から前記外接線上の所定距離にある位置を求めて処理を終了し、所定距離が前記外接距離を越えていれば該所定距離と外接距離との差を求める第3の過程と、
各鉛直平面において、前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程と、
各鉛直平面において、前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程と、
各鉛直平面において、前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程と、
各鉛直平面において、前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程と、
各鉛直平面において、前記第7の過程で許容範囲内となった場合の目標点を連ねて歩行者保護用試験線を作成する第8の過程と、
をコンピュータが実行する歩行者保護用試験線作成方法。 - 請求項4又は5に記載の歩行者保護用試験線作成方法の各過程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 車両の3次元形状データに基づいて、該車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離となる位置を求める設計支援装置であって、
サーバ又は記憶装置から車輌の3次元形状データを読み出し、当該3次元形状データにおける車両の前後軸に平行な鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程を行う手段と、
前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程を行う手段と、
所定距離と前記外接距離との差を求める第3の過程を行う手段と、
前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程を行う手段と、
前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程を行う手段と、
前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程を行う手段と、
前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程を行う手段と、
前記第6の過程で求めた差分が許容範囲内であれば、前記目標点の位置を前記車両の車
体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離の位置として求める過程を行う手段と、
を備えた設計支援装置。 - 車両の3次元形状データに基づいて、該車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離となる位置を求める設計支援装置であって、
サーバ又は記憶装置から車輌の3次元形状データを読み出し、当該3次元形状データにおける車両の前後軸に平行な鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程を行う手段と、
前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程を行う手段と、
所定距離が前記外接距離以下であれば、地面から前記外接線上の所定距離にある位置を求めて処理を終了し、所定距離が前記外接距離を越えていれば該所定距離と外接距離との差を求める第3の過程を行う手段と、
前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程を行う手段と、
前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程を行う手段と、
前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程を行う手段と、
前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程を行う手段と、
前記第6の過程で求めた差分が許容範囲内であれば、前記目標点の位置を前記車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離の位置として求める過程を行う手段と、
を備えた設計支援装置。 - 車両の3次元形状データに基づいて、該車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離に位置する点の集合によって歩行者保護用試験線を作成する設計支援装置であって、
サーバ又は記憶装置から車輌の3次元形状データを読み出し、当該3次元形状データにおける車両の前後軸に平行な複数の鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、所定距離と前記外接距離との差を求める第3の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記第7の過程で許容範囲内となった場合の目標点を連ねて歩行者保護用試験線を作成する第8の過程を行う手段と、
を備えた設計支援装置。 - 車両の3次元形状データに基づいて、該車両の車体前部又は車体上部に外接する線上で地面から所定距離に位置する点の集合によって歩行者保護用試験線を作成する設計支援装置であって、
サーバ又は記憶装置から車輌の3次元形状データを読み出し、当該3次元形状データにおける車両の前後軸に平行な複数の鉛直平面において、車両前端よりも後方且つ車両下方の基準点から、水平方向に対する角度が異なる複数の基準線を設定したときに、各基準線の法線が、車体前部に外接する外接点を求める第1の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記第1の過程にて求めた外接点のうち最も地面側の外接点から最も遠い外接点までの各外接点を直線で接続すると共に各外接点のうち最も地面側の外接点から地面までの鉛直線を接続した外接線上の前記最も遠い外接点から地面までの外接距離を求める第2の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、所定距離が前記外接距離以下であれば、地面から前記外接線上の所定距離にある位置を求めて処理を終了し、所定距離が前記外接距離を越えていれば該所定距離と外接距離との差を求める第3の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記最も地面から遠い外接点から前記差だけ離れた車体上部上の目標点を求める第4の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記目標点から車体前部に対する接線を引いたときの車体前部上の接点に最も近い前記外接点を直前点として求める第5の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記目標点から直前点までの距離と該直前点から地面までの外接線上の距離との和を前記所定距離から減じた差分を求める第6の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記第6の過程で求めた差分が許容範囲外であれば、この差分だけ目標点を車体上部の地面から遠い側へ移動して、前記差分が許容範囲内となるまで前記第5の過程と第6の過程を繰り返す第7の過程を行う手段と、
各鉛直平面において、前記第7の過程で許容範囲内となった場合の目標点を連ねて歩行者保護用試験線を作成する第8の過程を行う手段と、
を備えた設計支援装置。 - 請求項3又は6に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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