JP4525084B2 - 損失電流遮断回路および携帯端末 - Google Patents

損失電流遮断回路および携帯端末 Download PDF

Info

Publication number
JP4525084B2
JP4525084B2 JP2004015150A JP2004015150A JP4525084B2 JP 4525084 B2 JP4525084 B2 JP 4525084B2 JP 2004015150 A JP2004015150 A JP 2004015150A JP 2004015150 A JP2004015150 A JP 2004015150A JP 4525084 B2 JP4525084 B2 JP 4525084B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
pull
auxiliary power
power supply
loss current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004015150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005208959A (ja
Inventor
繁 有沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004015150A priority Critical patent/JP4525084B2/ja
Publication of JP2005208959A publication Critical patent/JP2005208959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4525084B2 publication Critical patent/JP4525084B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Description

本発明は,プルダウンによって流れる損失電流を遮断する損失電流遮断回路および携帯端末に関する。
従来,クレジットカードやキャッシュカードといった携帯カードにおいては,ユーザ情報やユーザID(Identification)等の固定データ情報を,携帯カードに備わる磁気記憶媒体に記憶していた。また,半導体記憶媒体の大容量化,小型化によって半導体記憶媒体を含む電子部品を携帯カードに埋設することが可能となり,単に固定データ情報を記憶するだけでなく,高度なデータ情報の読み取り,書き込みを行うことができるようになった。このような携帯カードとしては,無線データを介して非接触式にデータの読み書きを行う非接触式ICカードがある。
上記非接触式ICカードは,例えば,鉄道の改札システムに導入され,改札機の通過時に乗車券として利用するものが実用化されている。また,このような非接触式ICカードを携帯電話等の携帯端末に装備し,携帯端末の汎用性を高める研究もされている。
ここで,上記非接触式ICカードを単に携帯端末に内装して,携帯端末のホストコンピュータと接続すると,電源を外部から受電して動作する非接触式ICカードの本来の長所を生かせず,携帯端末の電源が入っていないときはかかる非接触式ICカードの機能を利用できない。このような問題を解決し,非接触式ICカードに関連する処理をユーザの作業負担を強いることなく円滑に開始することができる技術が知られている(例えば,特許文献1)。
また,上記携帯端末に備わるバッテリからの電源と,非接触式ICカード機能における搬送波を整流して得られる電源とをシームレスに切り換える半導体集積回路装置の技術も構築されてきた(例えば,特許文献2)。
特開2003−141477号公報 特開2003−036427号公報
かかる両電源を選択する選択信号は,上記バッテリからの電源によって動作する。従って,バッテリの減少または使用不能状態に伴って選択信号も無効になる。このような状態を防止するため選択信号の入力端にはプルダウン機能部が設けられていた。
しかし,このようなプルダウン機能部は,通常使用時に損失電流を生じ,携帯端末等の少消費電力を要する機器にとって深刻な問題であった。
本発明は,従来の電源選択回路が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,プルダウンによる損失電流を遮断しつつ,携帯端末に備わるバッテリからの電源と,非接触式ICカード機能に対する搬送波を整流して得られる電源とを確実に切り換えることが可能な,新規かつ改良された損失電流遮断回路および携帯端末を提供することである。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,信号線が電気的に開放されたとき,信号線のレベルをローにするプルダウン部と;前記プルダウン部とグランドとの間に挿入され,前記プルダウン部とグランドをオンオフするスイッチ部と;を備え,前記スイッチ部のオン時には,前記プルダウン部が機能し,前記スイッチ部のオフ時には,前記信号線からプルダウン部を介して流れる損失電流が遮断され,前記信号線を介した選択信号によって,主電源と補助電源とが切り換えられる電源切換部と,前記補助電源が供給されていることを検出する補助電源検出部とをさらに備え,前記補助電源検出部によって前記補助電源の供給が検出されている時には,前記主電源の供給時においても前記スイッチ部をオンして前記プルダウン部が機能し,前記補助電源の供給が検出されない時には,スイッチ部をオフして前記プルダウン部を開放する,損失電流遮断回路が提供される。
信号線のレベルは,ハイレベル,ローレベル,ハイインピーダンスの3つの状態が考えられ,上記プルダウン部によるプルダウン機能を要するのは,ハイインピーダンスの時のみである。かかる構成により,プルダウンを必要としないとき,即ち信号線にハイレベルまたはローレベルの電圧が印加されているときにはプルダウンを切ることが可能となり,損失電流の発生を防止できる。
上記電源切換部は,選択信号がハイレベルのとき主電源,ローレベルのとき補助電源が選択される。上記選択信号は主電源が使用不能となったとき,補助電源を利用できるように切り換えるべくローレベルを出力する。しかし,選択信号を生成する回路素子が主電源によって動作している場合,選択信号は開放(ハイインピーダンス)状態となる。かかる上記の構成において,補助電源の供給の検知によってプルダウン部が機能し,選択信号がローレベルであると判断されるため,電源として補助電源を選択できる。
かかる構成により,補助電源の供給を自動的に検出することができる。例えば,補助電源が無線信号を利用した交流信号であった場合,その交流信号の搬送波が所定のレベル以上であり,かつ,本損失電流遮断回路が受けるべき周波数の搬送波であることを検出する。この所定のレベルは,上記補助電源が損失電流遮断回路を動作することができる最低のレベルであっても良い。
前記選択信号は,前記主電源が有効に供給される有効電圧以上のとき主電源を選択する信号であるとしても良い。また,この信号と,損失電流遮断回路を含む半導体装置の動作命令との論理積による信号であっても良い。上記有効電圧は,損失電流遮断回路が動作するのに十分な電圧であり,上記半導体装置の動作命令とは,半導体装置において無線データを介して非接触式にデータの読み書き(近距離無線規格(NFC)モード)を行うときや,携帯端末としての機能部とデータの送受信を行うときに携帯端末としての機能部から出される命令である。
上記近距離無線規格(NFC:Near Field Communication)とは,10cm程度の狭い範囲内のみにおいて非接触式に通信を行うことができる,13.56MHzのRF搬送波周波数と最大212Kbpsの通信速度を有する通信方式をいう。また,損失電流遮断回路を含む半導体装置や携帯端末としての機能部は,どちらも携帯端末内に設けられ,半導体装置は,主として上記NFCによる非接触式ICカードとして,携帯端末機能部は,入力部や表示部を利用した本来の携帯端末として動作する。上記半導体装置は,外部インターフェースとして,アンテナ部等に接続される無線インターフェースと,携帯端末機能部に接続される有線インターフェースを有する。
かかる選択信号は,前記主電源が有効に供給される有効電圧以上のとき主電源を選択すべくハイレベルを出力する。
また,無線データを介して非接触式にデータの読み書きを行う非接触式読み書き機能を伴う携帯端末に内装された損失電流遮断回路であって:上記主電源は上記携帯端末のバッテリ,上記補助電源は外部から供給される無線交流信号を整流した電源であることを特徴とする,上記損失電流遮断回路も提供される。
上記に示した携帯端末は,それ自体で充電可能なバッテリを主電源として有し,携帯端末としての機能や非接触ICカードとしての機能は,通常主電源により果たされる。かかる主電源が使用不能になったとき,携帯端末としての機能部も動作不能になるが,非接触ICカードとしての機能は上記補助電源によって動作可能である。
主電源と補助電源の両者が供給されている場合,損失電流遮断回路を含む半導体装置によって排他的な制御がされ,主電源が選択される。補助電源は,無線信号であるが故,補助電源を発生する別体の装置との距離や周りの状況に依存して受電できる電気エネルギーが変化する。従って,安定かつ確実な非接触式の通信を行うため主電源が選択される。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,信号線が電気的に開放されたとき,信号線のレベルをローにするプルダウン部と;前記プルダウン部とグランドとの間に挿入され,前記プルダウン部とグランドをオンオフするスイッチ部と;前記信号線を介した選択信号によって,主電源と補助電源とが切り換えられる電源切換部と;前記補助電源が供給されていることを検出する補助電源検出部と;を備える損失電流遮断回路を含み,無線データを介して非接触式にデータの読み書きを行う非接触式ICカードの機能を伴う携帯端末であって:前記スイッチ部のオン時には,前記プルダウン部が機能し,前記スイッチ部のオフ時には,前記信号線からプルダウン部を介して流れる損失電流が遮断され,前記補助電源検出部によって前記補助電源の供給が検出されている時には,前記主電源の供給時においても前記スイッチ部をオンして前記プルダウン部が機能し,前記補助電源の供給が検出されない時には,スイッチ部をオフして前記プルダウン部を開放する,携帯端末も提供される。
上記携帯端末は,例えば,携帯型パーソナルコンピュータ,PDA(Personal Digital Assistant),携帯電話を含む。
また,上記損失電流遮断回路を備える半導体装置は,上記のような非接触式ICカードの機能だけでなく,別体の非接触ICカードに対してデータを読み書きすることが可能な非接触式のリーダライタ機能も備えるとしても良い。さらにこれらの非接触式の通信は近距離無線規格(NFC)によってなされ,アンテナ部等の非接触式ICカード機能部を共有できるとしても良い。
以上説明したように本発明によれば,非接触式ICカード機能を有する損失電流遮断回路またはそれを含む半導体装置や携帯端末において,プルダウンによる損失電流を遮断しつつ,携帯端末に備わるバッテリからの電源と,非接触式ICカード機能に対する搬送波を整流して得られた電源とを確実に切り換えることができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態:使用例1)
本実施形態は,損失電流遮断回路を設けた半導体装置を内装する携帯端末,特に,この半導体装置を介して非接触式ICカードとしての機能を有する携帯電話を例に挙げている。
図1は,本実施形態における携帯電話を非接触式ICカードとして使用する改札システムを説明する概略図である。図1において,ユーザ100は携帯電話110を携帯し,改札112は,リーダライタ装置114と改札通過板116とを含んで構成される。
図1の改札システムについて簡単に説明すると,ユーザ100は,携帯電話110を取り出し,改札機112に近づく。この携帯電話110を改札機112に設けられたリーダライタ装置114に翳すと,リーダライタ装置114は,携帯電話110内蔵の非接触式ICカード(実際には非接触式ICカード機能を有した半導体装置)を検知し,かかる装置間で通信を開始する。
リーダライタ装置114は,先ず,携帯電話110の非接触式ICカード部と相互認証を行い,前納された乗車料金の残高等を確認して当該乗車賃を差し引く。このような決済が完了すると,改札通過板116を納めて(118),ユーザ100に改札の通過を許可する。これによってユーザ110は改札機112を通過できる。
(第2の実施形態:使用例2)
本実施形態は,第1の実施形態同様,損失電流遮断回路を設けた半導体装置を内装する携帯電話を例に挙げている。
図2は,本実施形態における携帯電話を非接触式ICカードとして使用する商品決済システムを説明する概略図である。図2において,ユーザ100は買い物かご130に商品を入れ,携帯電話110を携帯している。レジ132は,リーダライタ装置134と決済ゲート136と金額表示部138を含んで構成される。
ユーザ100は,ICタグが添付された商品を買い物かご130に入れ,レジ132に備わる決済ゲート136を通過する。この決済ゲート136は,通過した商品に添付されたICタグを全て読み込む。読み込んだ結果は,レジ132で処理され,合計金額として金額表示部138に表示される。ユーザ100は,その金額を確認するとレジ132に設けられたリーダライタ装置134の所定範囲内140で携帯電話110を翳し,決済を行う。
ここで,決済ゲート136は,商品に添付されたICタグのみを自動読み込みし,携帯電話110の非接触式ICカード機能部とは通信を行わない。この決済ゲート136で自動的に決済しないのは,ユーザ100に対して決済金額の確認をとるためと,不正な決済を防止するためである。この点において,かかる近距離無線規格(NFC)を利用した非接触式ICカードは,所定の通信範囲(10cm程度)以内の処理を要し,このような商品決済システムに適している。
上記のようなリーダライタ装置134と,携帯端末としての携帯電話110との通信は,ループコイルで構成されたアンテナを利用して電磁誘導により行われる。例えば本実施形態では,携帯電話110に備わる非接触式ICカード部にクレジット,プリペイド,またユーザ権限等の情報が保持され,その情報による電気信号を,アンテナを介して電磁波信号に変え,さらにリーダライタ装置134のアンテナを介して電気信号に復元する。このようにして両装置間の決済処理が行われる。
(第3の実施形態:携帯端末に備わる半導体装置)
本実施形態では,非接触式ICカードとしての機能を有し,携帯端末の主たる機能にも接続され,両者間の共有情報の処理を行う半導体装置を説明する。
図3は,上記のような半導体装置200の概略的な構成を表したブロック図である。上記半導体装置200は,大きく分けてアナログ部210と,カード機能部220と,制御部230とから構成される。
上記アナログ部210は,電源制御回路250と,主電源レギュレータ254とを含んで構成される。上記電源制御回路250は,MVDD端子から入力された主電源252の電源を制御し,BAT_EN端子等からの信号に応じて出力をオンオフする。上記主電源レギュレータ254は,電源制御回路250から給電された電気エネルギーを半導体装置200で使用する電源電圧に変換する。また,主電源レギュレータ254は,この電源電圧を安定化する効果もある。
上記カード機能220は,過電圧保護回路260と,補助電源レギュレータ262と,変調回路264と,復調回路268と,搬送波検出器270と,クロック検出器272とを含んで構成される。
上記過電圧保護回路260は,外部から供給された交流信号を整流した補助電源がCP端子から供給され,その電圧が所定の電圧を超えたとき,かかる電圧を電流として放出し,電圧を一定に保つ。このように制限された電気エネルギーを上記補助電源レギュレータ262において半導体装置200で使用する一定の電源電圧に変換する。ここで上記主電源レギュレータ254と補助電源レギュレータ262とは出力同士が接続されているが,両レギュレータの排他的な処理によりいずれか一方が選択されるようになっている。
上記変調回路264は,SPU288から供給された送信信号を変調し,変調された信号は無線インターフェースを介してアンテナ266から送出される。一方,アンテナ266から受信された信号は,上記復調回路268によりSPU288で処理可能な電気信号に復調され,SPU288に送信される。
上記搬送波検出器270は,アンテナ266で受信された電波中に搬送波が含まれるか否かを判断する。搬送波検出器270により搬送波が含まれると判断された場合,搬送波検出器270から電源制御回路250に搬送波検出信号が出力される。上記クロック抽出器272は,アンテナ266から入力された電波に基づいて,クロックを抽出し,抽出されたクロックをクロック選択器(図示せず)に供給する。かかるクロック選択器は,クロック抽出器272から供給されたクロックと,外部から入力された例えば13.56MHzのクロックのいずれかを選択し,選択したクロックを半導体装置200の各部に供給する。なお,カード機能部220は,後述する制御部230のCPU280により,その全体の動作が制御される。
上記制御部230は,CPU280と,ROM282と,EEPROM284と,SRAM286と,SPU288と,DESエンジン290と,CRC292と,UART(Universal asynchronous receiver transmitter)294と,IC_I/F296と,I/O298とを含んで構成され,各部は内部バスによって相互接続されている。
上記CPU280は,半導体装置200内の動作を統括的に制御するメイン・コントローラであり,オペレーティング・システム(OS)の制御下で,例えばROM282あるいはEEPROM284に格納されたプログラム・コードを実行する。また,SRAM286は,CPU280からのデータをスタックし,上記プログラムの実行を補助する。かかるCPU280での動作の一例としては,カード機能部220を介して送受信されるデータの処理に関するアプリケーションの実行がある。
上記SPU(信号処理部)288は,カード機能部220を介して変復調されたデータの送受信処理を行う。上記DESエンジン290は,カード機能部220を介して送受信されるデータを手順公開型の秘密鍵暗号により暗号化及び復号化処理等を行う。上記CRC292は,カード機能部220を介して受信したデータの巡回冗長検査,即ちエラーチェック等を行う。
また,UART294,IC_I/F296,I/O298は,本半導体装置200を携帯電話器やPDA,パーソナルコンピュータなどの携帯端末(図示せず)の主たる機能と通信を行うための有線インターフェースを構成する。
本実施形態では,CPU280は,カード機能部220搬送波検出器270からの搬送波検出通知を受け,それに応じた処理を行う。また,CPU280は,カード機能部220の状態や外部の携帯端末機能部からの指令信号によって動作モード(非接触式ICカードモード,携帯端末モード)を切り換え,通信フェーズに応じて半導体装置200内を制御する。
また,SRAM286のメモリ空間における特定のアドレスは,上記搬送波検出器270からの搬送波検出の有無や半導体装置200の内部状態をインジケートするための内部状態フラグに割り当てられており,CPU280は,この通信状態や内部状態の変化に応じて,内部状態フラグの設定内容を更新する。
上記UART294,IC_I/F296,I/O298の有線インターフェースを介して接続される携帯端末の主たる機能部も,このSRAM286にアクセスして,半導体装置200の通信状態や内部状態を検知することができる。従って,半導体装置200が備わる携帯端末はかかる半導体装置200の情報を読み取り,改札を通過する時はプリペイドされた蓄積金の残高を表示したり,レジにてクレジット機能を利用する時には「精算中」等を表示したりすることができる。
また,上述したように,半導体装置200では主電源252と補助電源とが選択して使用され,通常,別体のリーダライタ装置との通信確保のため携帯端末に備わる主電源252,即ちバッテリが利用される。かかるバッテリの電圧が所定のしきい値以下になると携帯端末としての機能は停止されるが,外部からの補助電源によって動作可能な本半導体装置200は補助電源を選択して動作する。
上述の構成により,携帯端末において,本来の携帯端末としての機能と非接触式ICカードとしての機能を共有でき,さらに両者を相互的に利用することによって,より汎用性の高い電子機器を所有することが可能となる。また,上記の実施形態では,半導体装置200が非接触式の通信形態としてカード機能部220を有する場合を説明したが,かかる場合に限定されるものではなく,カードのリーダライタ機能部も含めて構成することができる。このとき上記リーダライタ機能部は,カード機能部220とアンテナ部等の各構成を共有できる。
(第4の実施形態:携帯端末に備わる損失電流遮断回路)
本実施形態では,携帯端末に備わる主電源と外部からの無線信号により生成される補助電源とを切り換える損失電流遮断回路に関して説明する。
図4は,上記のような損失電流遮断回路400の概略的な構成を表したブロック図である。上記損失電流遮断回路400は,電源切換部410を含む。
上記電源切換部410は,主電源412により動作する回路素子からの選択信号414に従って,主電源412と補助電源416のどちらか一方を損失電流遮断回路400の電源として出力する。通常の状態において,かかる損失電流遮断回路400は主電源412により動作する。従って,主電源412からの給電が有効であるとき,即ち主電源412の電圧が回路の十分な動作を可能にする所定のしきい値以上であるとき,選択信号414は,主電源412を選択すべくハイレベルになり,電源切換部410の接点Cは接点Aに接続される。ここで選択信号414は,上記しきい値の他に,近距離無線規格(NFC)の動作指令と論理積をとったものであっても良い。
また,選択信号414がローレベルのときは,電源切換部410において外部から供給される補助電源416が出力される。即ち,電源切換部410の接点Cは接点Bに接続される。
しかし,図4に示した損失電流遮断回路400の下では,主電源412の電圧が所定のしきい値以下となり選択信号414の信号自体が無効になると,選択信号414は開放(ハイインピーダンス)状態となる。通常,ディジタル素子の入力において,かかる開放状態はハイレベルまたは不定と判断され,電源出力を補助電源416に切り換えることができない。
図5は,上記の問題を解決した損失電流遮断回路400の概略的な構成を表したブロック図である。上記損失電流遮断回路400は,電源切換部410の他に選択信号414に接続されたプルダウン部を含む。
上記プルダウン部420は,抵抗等で形成され,グランド422に接地される。かかる構成によって,主電源412の電圧がしきい値以下となり選択信号414の入力が開放状態となっても,選択信号414はローレベルに固定され,出力電源として補助電源416を選択することができる。
上記選択信号414は,通常,ハイレベルが供給され,主電源412が選択される。ここで,上記のようなプルダウン部420を有する回路構成をとると,選択信号414の信号線からプルダウン部420を介して損失電流Iloss424が流れる。この損失電流Ilossは,選択信号414のハイレベルの電圧とプルダウン部420の抵抗値とから定まる。上記抵抗値は,10kΩ〜100kΩが利用される。抵抗値をこれ以上大きくした場合,外部からのノイズに弱くなり,また空間占有率が高くなるなどの問題が生じる。上記の損失電流Ilossは,携帯端末等の少消費電力を要する機器にとって深刻な問題である。
図6は,改善した損失電流遮断回路400の概略的な構成を表したブロック図である。上記損失電流遮断回路400は,電源切換部410と,プルダウン部420と,スイッチ部430と,補助電源検出部432とを含んで構成される。構成要素として既に述べた電源切換部410と,プルダウン部420とは実質的に機能が同一なので重複説明を省略する。
上記スイッチ部430は,プルダウン部420とグランド422との間に挿入され,上記プルダウン部420とグランド422をオンオフする。また,上記補助電源検出部432は,上記補助電源416が供給されていることを検出し,上記スイッチ部430に出力する。スイッチ部430は,この補助電源416の検出信号によりオンされる。
かかる構成により,主電源412を利用するため選択信号414にハイレベルが供給されている場合でも,補助電源検出部432で補助電源416の供給が検出されなければプルダウン部420は開放状態となり,損失電流Ilossは発生しない。
(第5の実施形態:携帯端末に備わる半導体装置)
本実施形態では,第4の実施形態で説明した損失電流遮断回路を具体的な回路ブロックに置き換えてなる半導体装置が示される。
図7は,本実施形態による半導体装置を概略的に表したブロック図である。かかる半導体装置500は,第3の実施形態で説明した半導体装置の本実施形態に関する部分を抜粋したものであり,また,第4の実施形態で説明した損失電流遮断回路を具体的に実現するものである。
上記半導体装置500は,主電源レギュレータ254と,電源切換部としても機能する電源制御回路250および補助電源レギュレータ262と,補助電源検出部としての搬送波検出器270と,プルダウン部としてのプルダウン抵抗510と,スイッチ部としてのトランジスタ520とを含んで構成される。ここで,第3の実施形態における構成要素として既に述べたものは実質的に機能が同一なので重複説明を省略し,ここでは追加された構成を主に説明する。
上記電源制御回路250は,主電源252と主電源レギュレータ254との接続をBAT_EN端子の入力に応じてオンオフする。補助電源として外部から入力された交流電源は整流器530で直流に変換され,補助電源レギュレータ262に供給される。
かかる半導体装置500は,主電源252と補助電源とから選択された一方の電源を利用する。通常,主電源252を選択すべく,BAT_EN(Battery Enable)端子およびRF_DIS(Radio Frequency disable)端子にはハイレベル信号が入力される。これに応じて電源制御回路250内のインバータ532の出力がローレベルとなり,主電源252と主電源レギュレータ254が接続され,また,補助電源レギュレータ262のトランジスタ534がオフすることによって補助電源レギュレータ262の出力は開放される。従って,VDDとして供給される電源は,主電源252による電源のみとなる。ここで,トランジスタ520は,逆電圧による回路破壊を防止するため保護素子のダイオード(図示せず)を備えることもできる。
半導体装置500に補助電源が供給されていないときは,搬送波検出器270において搬送波が検出されず,ローレベル信号が出力され,スイッチ部としてのトランジスタ520はオフとなる。従って,プルダウン抵抗510は開放状態となり損失電流の発生を防止することができる。上記補助電源が供給されるのは,主電源252の供給時間に対してわずかな時間であり,主電源252を供給している間に補助電源が供給されたとしても問題にならない。
また,図7の回路において,主電源252と主電源レギュレータ254が直接ではなく,電源制御回路250を経由して接続されているのは,主電源252が動作に要する信号として選択されていないときバッテリの過放電を招くからである。
次に,主電源252が消費され所定のしきい値以下となった場合を説明する。この状態においては,主電源252からの電源供給が閉ざされ,上記BAT_EN端子やRF_DIS端子にローレベルは印加されない。このとき,補助電源が供給されると,その補助電源の供給を受けて動作する搬送波検出器270からトランジスタ520に搬送波検出信号であるハイレベルが出力される。この搬送波検出信号によってトランジスタ520はオンされ,プルダウン抵抗510は本来のプルダウン機能を果たす。このプルダウン機能によりBAT_EN端子やRF_DIS端子に繋がる信号線がローレベルを示し,電源制御回路250はオフ,補助電源レギュレータ262はオンされる。ここで補助電源レギュレータ262に備わるトランジスタ534は,補助電源からの電源により動作する。
上記の例で補助電源が供給されていない場合,トランジスタ520はオフであるが,両電源が供給されていない,言うなれば半導体装置500が動作不能な状態なので特段の状態に移行する必要がない。
(第6の実施形態:携帯端末に備わる半導体装置)
本実施形態では,第5の実施形態で説明した半導体装置の信号レベル関係を詳説する。
図8A,B,Cは,主電源と補助電源とが供給されているときのBAT_EN端子とRF_DIS端子のレベルの関係を説明する説明図である。ここでは,主電源や補助電源が供給されているときをロジックレベル「1」とし,供給されていないときをロジックレベル「0」とする。また,BAT_ENやRF_DISに関しては,ハイレベルを「1」,ローレベルを「0」,開放(ハイインピーダンス)を「HiZ」としている。
図8Aは,図7においてプルダウン抵抗510およびトランジスタ520を除いた場合を説明したものである。ここでは,主電源が「1」のときBAT_ENやRF_DISは「1」になる。しかし,主電源が0のとき,かかるBAT_ENおよびRF_DISは「HiZ」610となり,意図する補助電源への切り換えができない。
図8Bは,図7におけるBAT_ENやRF_DISの信号線にプルダウン抵抗510のみが接続され,その他端はトランジスタ520を介さずグランドに接地されている場合を説明したものである。この場合,主電源が「0」のとき,BAT_ENおよびRF_DISは「0」となり,意図する補助電源への切り換えが行われることが理解される。しかし,主電源が「1」のときBAT_ENおよびRF_DISは「1」620であり,この信号線から上記プルダウン抵抗510を経由して損失電流が流れる。
図8Cは,図8Bのプルダウン抵抗510とグランドとの間にトランジスタ520を挿入した場合を説明したものである。かかる場合,主電源と補助電源が共に「1」の場合,図8Bで説明したのと同様にBAT_ENおよびRF_DISは「1」630,かつプルダウン抵抗510を経由した損失電流が流れる。しかし,通常の状態である主電源が「1」,補助電源が「0」の状態では,プルダウン抵抗510がトランジスタ520のオフによって機能しなくなり,BAT_ENおよびRF_DISは「1」632であるが,上記のような損失電流は発生しない。さらに図8Bで説明したのと相違するのは,主電源と補助電源が共に「0」のときBAT_ENおよびRF_DISは「HiZ」634となることであるが,この時は,主電源や補助電源が無効であり,さらに半導体装置500を動作する必要がないことからかかる状態の「HiZ」は無視することができる。
(第7の実施形態:携帯端末に備わる損失電流遮断回路の変形例)
上記第6の実施形態においては,主電源と補助電源が共に供給されている場合,スイッチ部としてのトランジスタ520がオンして,損失電流が生じていた。これは,主電源が無効になると主電源の無効を示す信号自体も無効となり,主電源が無効であることを継続的に判断できないことから,判断可能な補助電源の供給を利用して少なくとも主電源が供給され補助電源が供給されていないとき,損失電流を防止しようという考えに基づいている。本実施形態では,上述した半導体装置の変形例であり,主電源のオンオフ情報を利用することによって補助電源の供給の有無に拘わらず損失電流を防止する。
図9は,図6に示された損失電流遮断回路400を変形した損失電流遮断回路700の概略的な構成を表したブロック図である。上記損失電流遮断回路700は,電源切換部410と,プルダウン部420と,スイッチ部430と,主電源オフ記憶保持部710とを含んで構成される。構成要素として既に述べた電源切換部410と,プルダウン部420と,スイッチ部430とは実質的に機能が同一なので重複説明を省略する。
上記主電源オフ記憶保持部710は,主電源オフ信号712を不揮発的に記憶保持する。この主電源オフ信号712は,主電源412が有効でなくなった直後,即ち有効と認められる所定のしきい値電圧を下回った時から主電源412が無効になるまでの短時間に,外部の制御部によってセットされる信号である。本実施形態においては,主電源412が無効になるときにはハイレベルが,主電源412がバッテリの充電等により再び有効になったときにはローレベルが主電源オフ記憶保持部710にセットされる。
上記のように構成することにより,主電源412が無効のときのみスイッチ部430をオン,即ちプルダウン部420を有効にすることができ,補助電源供給の如何に拘わらず損失電流を防止することができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記実施形態において,主電源と補助電源を携帯端末のバッテリと外部供給電源を挙げて説明したが,かかる電源に限定されず,電気エネルギーが生成される電源であれば良い。また,プルダウン部として抵抗を,スイッチ部としてトランジスタを挙げているが,かかる機能が実現されれば他の回路素子で構成することもできる。
本発明は,プルダウンによって流れる損失電流を遮断する損失電流遮断回路および携帯端末に適用可能である。
第1の実施形態における携帯電話を非接触式ICカードとして使用する改札システムを説明する概略図である。 第2の実施形態における携帯電話を非接触式ICカードとして使用する商品決済システムを説明する概略図である。 半導体装置の概略的な構成を表したブロック図である。 損失電流遮断回路の概略的な構成を表したブロック図である。 損失電流遮断回路の概略的な構成を表したブロック図である。 損失電流遮断回路の概略的な構成を表したブロック図である。 第5実施形態による半導体装置を概略的に表したブロック図である。 主電源と補助電源とが供給されているときのBAT_EN端子とRF_DIS端子のレベルの関係を説明する説明図である。 主電源と補助電源とが供給されているときのBAT_EN端子とRF_DIS端子のレベルの関係を説明する説明図である。 主電源と補助電源とが供給されているときのBAT_EN端子とRF_DIS端子のレベルの関係を説明する説明図である。 図6の損失電流遮断回路を変形したものの概略的な構成を表したブロック図である。
符号の説明
400 損失電流遮断回路
410 電源切換部
412 主電源
414 選択信号
416 補助電源
420 プルダウン部
430 スイッチ部
432 補助電源検出部

Claims (4)

  1. 信号線が電気的に開放されたとき,信号線のレベルをローにするプルダウン部と;
    前記プルダウン部とグランドとの間に挿入され,前記プルダウン部とグランドをオンオフするスイッチ部と;
    を備え,
    前記スイッチ部のオン時には,前記プルダウン部が機能し,前記スイッチ部のオフ時には,前記信号線からプルダウン部を介して流れる損失電流が遮断され
    前記信号線を介した選択信号によって,主電源と補助電源とが切り換えられる電源切換部と,
    前記補助電源が供給されていることを検出する補助電源検出部とをさらに備え,
    前記補助電源検出部によって前記補助電源の供給が検出されている時には,前記主電源の供給時においても前記スイッチ部をオンして前記プルダウン部が機能し,前記補助電源の供給が検出されない時には,スイッチ部をオフして前記プルダウン部を開放する,損失電流遮断回路。
  2. 前記選択信号は,前記主電源が有効に供給される有効電圧以上のとき主電源を選択する信号である,請求項1に記載の損失電流遮断回路。
  3. 無線データを介して非接触式にデータの読み書きを行う非接触式読み書き機能を伴う携帯端末に内装された損失電流遮断回路であって:
    前記主電源は前記携帯端末のバッテリ,前記補助電源は外部から供給される無線交流信号を整流した電源である,請求項1に記載の損失電流遮断回路。
  4. 信号線が電気的に開放されたとき,信号線のレベルをローにするプルダウン部と;
    前記プルダウン部とグランドとの間に挿入され,前記プルダウン部とグランドをオンオフするスイッチ部と;
    前記信号線を介した選択信号によって,主電源と補助電源とが切り換えられる電源切換部と;
    前記補助電源が供給されていることを検出する補助電源検出部と;
    を備える損失電流遮断回路を含み,無線データを介して非接触式にデータの読み書きを行う非接触式ICカードの機能を伴う携帯端末であって:
    前記スイッチ部のオン時には,前記プルダウン部が機能し,前記スイッチ部のオフ時には,前記信号線からプルダウン部を介して流れる損失電流が遮断され,
    前記補助電源検出部によって前記補助電源の供給が検出されている時には,前記主電源の供給時においても前記スイッチ部をオンして前記プルダウン部が機能し,前記補助電源の供給が検出されない時には,スイッチ部をオフして前記プルダウン部を開放する,携帯端末。
JP2004015150A 2004-01-23 2004-01-23 損失電流遮断回路および携帯端末 Expired - Fee Related JP4525084B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004015150A JP4525084B2 (ja) 2004-01-23 2004-01-23 損失電流遮断回路および携帯端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004015150A JP4525084B2 (ja) 2004-01-23 2004-01-23 損失電流遮断回路および携帯端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005208959A JP2005208959A (ja) 2005-08-04
JP4525084B2 true JP4525084B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=34900705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004015150A Expired - Fee Related JP4525084B2 (ja) 2004-01-23 2004-01-23 損失電流遮断回路および携帯端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4525084B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5334381B2 (ja) * 2006-06-30 2013-11-06 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
US7832647B2 (en) 2006-06-30 2010-11-16 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
JP2008083998A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Saxa Inc 電子装置
CN102132501A (zh) * 2008-08-26 2011-07-20 高通股份有限公司 同时无线功率发射与近场通信
JP2010165314A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Panasonic Electric Works Co Ltd 入退場管理システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003036427A (ja) * 2001-03-02 2003-02-07 Sony Corp 半導体集積回路装置、携帯端末装置、および決済方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143016A (ja) * 1984-08-06 1986-03-01 Toshiba Corp 入力回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003036427A (ja) * 2001-03-02 2003-02-07 Sony Corp 半導体集積回路装置、携帯端末装置、および決済方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005208959A (ja) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE48950E1 (en) IC chip and information processing terminal
EP1280099B1 (en) Chip for noncontact reader/writer having function for managing power supply
US8282009B2 (en) Mobile device and power management method
US20090011706A1 (en) Near field RF communicators and near field communications-enabled devices
CN101359362B (zh) 信息处理装置和方法,以及非接触式ic卡设备
US7624927B2 (en) Contactless card and a control method thereof
KR101546071B1 (ko) 접촉식 및 비접촉식 모드를 갖는 칩 카드 및 그것의 동작 방법
WO2001001340A9 (fr) Carte a circuit integre composite
US20040171405A1 (en) Information processing apparatus, information processing method and program
CA2277905C (en) Non-contact type ic card
JP4525084B2 (ja) 損失電流遮断回路および携帯端末
US7801109B2 (en) Information processing terminal, data selection processing method, and program
JP3838901B2 (ja) 接触・非接触複合icカード
JP2006119693A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2007087168A (ja) 複合携帯可能電子装置および複合icカード
JP2001184467A (ja) 非接触情報媒体システム
JP2000322544A (ja) 携帯可能電子装置
JP4799058B2 (ja) Icカード、並びにコンピュータ・プログラム
JP2006107380A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法、メモリ装置、並びにコンピュータ・プログラム
JPH10154216A (ja) 非接触icカード
CN108885581B (zh) 信息处理设备和信息处理方法
JP2007329589A (ja) 通信装置
JP2009296061A (ja) 情報処理装置、通信方法、およびプログラム
JP2015106892A (ja) 通信システム
JP2007133734A (ja) 半導体集積回路および非接触型情報媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100524

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees