JP4524700B2 - スピーカ装置およびスピーカ駆動方法 - Google Patents

スピーカ装置およびスピーカ駆動方法 Download PDF

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Description

この発明は、磁歪アクチュエータなどのアクチュエータによって音響振動板に振動を加えて音響を再生するスピーカ装置、および、そのスピーカ装置を駆動する方法に関する。
スピーカ装置として、磁歪アクチュエータなどのアクチュエータによって音響振動板に振動を加えて音響を再生するものが考えられている。
その1つのタイプは、図18に示すように、平板状の音響振動板81に、磁歪アクチュエータ90の駆動ロッド95を当接させて、音響振動板81に、その厚み方向の、すなわち板面に垂直な方向の振動を加えるものである。
別の1つのタイプは、特許文献1(特開2007−166027号公報)に示されているように、かつ図19に示すように、例えば、両端を開口とした円筒状の音響振動板85を鉛直に支持し、音響振動板85の下端側に磁歪アクチュエータ90を複数配置して、それぞれの磁歪アクチュエータ90の駆動ロッド95を音響振動板85の下端面86に当接させ、音響振動板85に、その下端面86に垂直な方向の、すなわち板面方向の振動を加えるものである。
図19のタイプのスピーカ装置では、音響振動板85の下端面86は縦波で励起されるが、振動弾性波が音響振動板85の板面方向に伝播することによって縦波と横波が混在した波となって、音響振動板85の板面に垂直な方向に横波によって音波が放射され、広がり感のある音場を得ることができる。
磁歪アクチュエータは、外部磁界を与えると形状が変化する磁歪素子を用いたアクチュエータで、磁歪素子として、最近は形状変化量が従来の1000倍近い超磁歪素子が現れているとともに、磁歪素子は、形状が変化する際の発生応力が大きいため、小型の磁歪アクチュエータでも、音響振動板を比較的大音量で鳴らすことができるとともに、鉄板などの硬い音響振動板でさえも鳴らすことができる。
さらに、磁歪アクチュエータは応答速度にも優れ、磁歪素子単体の応答速度はナノ秒オーダーである。
上に挙げた先行技術文献は、以下の通りである。
特開2007−166027号公報
しかしながら、図18に示す、平板状の音響振動板81に、その板面に垂直な方向に振動を加えるスピーカ装置では、音響振動板81の加振点(振動が加えられる点)Paで振動の振幅が最大となり、加振点Paから離れた点では振動の振幅が小さくなるため、音響の再生に指向性を生じ、音像が広がらない。
しかも、図18に示す従来のスピーカ装置では、磁歪アクチュエータ90による振動の振幅を大きくするために磁歪アクチュエータ90の長さ(磁歪素子の長さ)を大きくすると、スピーカ装置全体の音響振動板81の厚み方向の大きさ(厚み)が大きくなり、スピーカ装置をコンパクトにすることができない。
これに対して、図19に示す、音響振動板85の端面に垂直な方向に、すなわち音響振動板85の板面方向に振動を加えるスピーカ装置では、上記のように音響振動板85の板面全体に一様に音像が広がり、音響振動板85全体に渡って均一に音像が定位する。
しかしながら、図19に示す従来のスピーカ装置では、それぞれの磁歪アクチュエータ90が収納される穴を形成した、音響振動板85の径より大きい径で、かつ音響振動板85の中心軸方向の高さ(厚み)が大きい支持体を設けて、それぞれの磁歪アクチュエータ90を、それぞれの穴内に収納する必要があり、音響振動板85の大きさに比べてスピーカ装置全体がかなり大型化する。
そこで、この発明は、音響振動板の板面全体に一様に音像が広がるとともに、スピーカ装置全体をコンパクトにすることができるようにしたものである。
この発明のスピーカ装置は、音響振動板と、駆動軸方向の一端および他端が音響振動板の板面内でかつ外縁内に存在するように音響振動板に装着されたアクチュエータとを備える。
またこの発明のスピーカ装置は、音響振動板と、それぞれ駆動軸方向の一端および他端が音響振動板の板面内でかつ外縁内に存在するように音響振動板に装着された第1および第2のアクチュエータと、を備える。
さらにこの発明のスピーカ駆動方法は、音響振動板と、それぞれ駆動軸方向の一端および他端が音響振動板の板面内でかつ外縁内に存在するように音響振動板に装着された第1および第2のアクチュエータとを備えるスピーカ装置を駆動する方法であって、第1のアクチュエータをステレオ音声信号中の左チャンネルの音声信号によって駆動し、第2のアクチュエータをステレオ音声信号中の右チャンネルの音声信号によって駆動する。
上記の構成の、この発明のスピーカ装置では、アクチュエータの駆動軸方向の一端および他端が音響振動板の板面内でかつ外縁内に存在することによって、音響振動板にはその板面内の点に振動が加えられ、その加振点から音響振動板の外側端面(終端面)に向けて縦波が伝播するので、音響振動板の板面全体に一様に音像が広がる。
しかも、アクチュエータは音響振動板の板面内でかつ外縁内に存在するので、音響振動板の大きさに比べてスピーカ装置全体が大型化することがなく、スピーカ装置全体を音響振動板の大きさと同じ程度にコンパクトにすることができる。
[1.第1の実施形態:図1〜図8]
第1の実施形態として、平板状の音響振動板に1つの磁歪アクチュエータを装着するとともに、その磁歪アクチュエータの駆動軸方向の音響振動板の縦波の振動が伝播する外側端面の延長方向に対する角度を直角にする場合を示す。
(1−1.第1の実施形態の第1の例:図1〜図3)
図1は、第1の実施形態のスピーカ装置の第1の例を示し、図1(A)は平面図、図1(B)は音響振動板の部分を断面にした側面図である。
音響振動板10は、例えば、一辺の長さが290mm、厚みが3mmの正方形の平板状として、アクリルによって形成し、その中央部に角穴12を形成する。
この例では、音響振動板10の角穴12に臨む内側端面13a,13b,13cおよび13dを、それぞれ音響振動板10の各辺の外側端面11a,11b,11cおよび11dに対して平行にする。
そして、磁歪アクチュエータ30の一端側の駆動ロッド35の先端を内側端面13aに当接させ、他端側の基底部を内側端面13cに当接させて、磁歪アクチュエータ30を角穴12に装着(装填)する。他端側の基底部は、接着剤や両面テープなどによって内側端面13cに接着してもよい。
磁歪アクチュエータ30は、一例として、図2に示すように、棒状の磁歪素子31の周囲に、この磁歪素子31に制御電界を印加するためのソレノイドコイル32が配置され、ソレノイドコイル32の周囲にマグネット33およびヨーク34が配置され、磁歪素子31の一端に駆動ロッド35が連結され、磁歪素子31の他端に固定盤36が取り付けられたアクチュエータ本体が、駆動ロッド35の先端部が外筐ケース39の外側に突出するように、外筐ケース39内に装填される。
さらに、この例では、駆動ロッド35にはシリコンゴムなどからなるダンピング材37が装填されるとともに、固定盤36の背後にはネジ38が挿入されて、磁歪素子31に対して所定の予荷重が加えられる。これによって、磁歪素子31が所定長にされた状態を中心に、磁歪素子31をソレノイドコイル32に供給される制御電流に応じて伸縮させることができる。
磁歪素子31を超磁歪素子とすれば、磁歪アクチュエータ30を超磁歪アクチュエータとすることができる。
以上の構成の図1の例のスピーカ装置で、音声信号を磁歪アクチュエータ30のソレノイドコイル32に供給すると、すなわち音声信号によって磁歪アクチュエータ30を駆動すると、その音声信号に応じて、磁歪アクチュエータ30の磁歪素子31が矢印1で示す方向に伸縮し、駆動ロッド35が同じ方向に変位して、音響振動板10の内側端面13aの駆動ロッド35が当接する点Paに縦波の振動が加えられる。
この縦波は、点Paから音響振動板10の板面に沿って外側端面11a上の点Prまで伝播するが、その伝播過程で縦波と横波が混在した波となって、音響振動板10の板面に垂直な方向に横波が音波として放射される。
磁歪アクチュエータ30の磁歪素子31が矢印1で示す方向に伸縮することによって、音響振動板10の内側端面13cの磁歪アクチュエータ30の他端側の基底部が当接する点Pcにも縦波の振動が加えられる。
この縦波は、点Paに加えられる縦波と同相で、音響振動板10の板面に沿って外側端面11c上の点まで伝播するが、その伝播過程で縦波と横波が混在した波となって、音響振動板10の板面に垂直な方向に横波が音波として放射される。
したがって、音響振動板10の板面全体に一様に音像が広がり、音響振動板10全体に渡って均一に音像が定位する。
しかも、音響振動板が非常に薄い場合、従来の支持構造では、音響振動板を支持することが難しかったが、この発明の図1の例では、音響振動板10に角穴12を形成することによって、音響振動板10を簡単かつ確実に支持することができる。
さらに、磁歪アクチュエータ30による振動の振幅を大きくするために磁歪アクチュエータ30の長さ(磁歪素子31の長さ)を大きくしても、スピーカ装置全体の音響振動板10の厚み方向の大きさ(厚み)は変わらないので、図18に示したように平板状の音響振動板81にその板面に垂直な方向の振動を加える従来のスピーカ装置に比べて、スピーカ装置全体をコンパクトにすることができる。
図1の例のスピーカ装置を支持する構造としては、一例として、図3に示すような構造とすることができる。
図3の例は、直接的には音響振動板10を支持する場合で、音響振動板10の外側端面11c側の端部において、それぞれL字アングル状の支持脚41および42の一端を、それぞれ音響振動板10との間にシリコンゴムなどからなるダンピング材43および44を介在させて、ネジ45およびナット46によって、それぞれ音響振動板10の一面および他面に取り付ける。
支持脚41および42は、そのまま机上などに載置し、またはネジなどによって壁面などに取り付ける。
音響振動板10をダンピング材43および44を介して支持脚41および42に取り付けることによって、音響振動板10の振動が机や壁などに伝播して机や壁などの側に音像が定位することを防止することができる。
(1−2.第1の実施形態の第2の例:図4〜図6)
図4は、第1の実施形態のスピーカ装置の第2の例を示し、図4(A)は平面図、図4(B)は音響振動板の部分を断面にした側面図である。
この例でも、図1の例と同様に、正方形の平板状の音響振動板10に角穴12を形成して、その角穴12に磁歪アクチュエータ30を装着するが、この例では、磁歪アクチュエータ30を一端側および他端側に駆動ロッド35aおよび35cを備えるものとして、一端側の駆動ロッド35aの先端を内側端面13aに当接させ、他端側の駆動ロッド35cの先端を内側端面13cに当接させる。
この例の磁歪アクチュエータ30は、一例として、図5に示すように、棒状の磁歪素子31の周囲に、この磁歪素子31に制御電界を印加するためのソレノイドコイル32が配置され、ソレノイドコイル32の周囲にマグネット33およびヨーク34が配置され、磁歪素子31の一端に駆動ロッド35aが連結され、磁歪素子31の他端に駆動ロッド35cが連結されたアクチュエータ本体が、駆動ロッド35aおよび35cにシリコンゴムなどからなるダンピング材37aおよび37cが装填されて、駆動ロッド35aおよび35cの先端部が外筐ケース39の外側に突出するように、外筐ケース39内に装填される。
外筐ケース39は、一端側のケースと他端側のケースとに二分して形成して、または半筒状の2つのケースに二分して形成して、各部品を装填した後、両ケースを嵌合し、または、ケース本体と蓋体とに二分して形成して、各部品を装填した後、蓋体をケース本体に嵌合する、などの構成にする。
以上の構成の図4の例のスピーカ装置では、音声信号により磁歪アクチュエータ30を駆動することによって、磁歪アクチュエータ30の磁歪素子31が矢印1で示す方向に伸縮したとき、音響振動板10の内側端面13aの駆動ロッド35aが当接する点Pa、および内側端面13cの駆動ロッド35cが当接する点Pcに、縦波の振動が同等に加えられるため、音響振動板10の内側端面13aと外側端面11aとの間の板面部分、および内側端面13cと外側端面11cとの間の板面部分から、同等の音波が放射され、音響振動板10の板面全体に、より一様に音像が広がる。
図4の例のスピーカ装置を支持する構造としては、一例として、図6に示すような構造とすることができる。
図6の例は、直接的には磁歪アクチュエータ30を支持する場合で、台座51および支柱52からなる支持体50の支柱52の先端部に磁歪アクチュエータ30を取り付ける。
台座51は、そのまま机上などに載置し、またはネジなどによって壁面などに取り付ける。
なお、図1の例のスピーカ装置でも、支持構造としては、図6の例のように直接的には磁歪アクチュエータ30を支持する構造とすることができ、逆に、図4の例のスピーカ装置でも、支持構造としては、図3の例のように直接的には音響振動板10を支持する構造とすることができる。
支持構造として比較すると、図6の例のように直接的には磁歪アクチュエータ30を支持する構造の方が、音響振動板10が固定されず、音質が良好になる点で、図3の例のように直接的には音響振動板10を支持する構造より好ましい。
(1−3.第1の実施形態の第3の例:図7)
図7は、第1の実施形態のスピーカ装置の第3の例を示し、図7(A)は平面図、図7(B)は音響振動板の部分を断面にした側面図である。
この例は、磁歪アクチュエータ30の一端部および他端部で音響振動板10を挟むように磁歪アクチュエータ30を音響振動板10に装着する場合である。
具体的に、この例では、磁歪アクチュエータ30は、一端側の駆動ロッド35の先端部、および他端側の基底部を、それぞれ音響振動板10を挟む形状にするとともに、音響振動板10の角穴12は、内側端面13bと内側端面13dとが対向する方向における中央部に比べて、内側端面13bに近い部分および内側端面13dに近い部分を、内側端面13bおよび13dの延長方向において長くする。
そして、磁歪アクチュエータ30を、音響振動板10の一面側から、角穴12の内側端面13bに近い部分または内側端面13dに近い部分に挿入した後、一端側の駆動ロッド35の先端部および他端側の基底部で音響振動板10を挟むように、磁歪アクチュエータ30を音響振動板10の板面に沿ってスライドさせる。
磁歪アクチュエータ30の一端側の駆動ロッド35または他端側の基底部の、音響振動板10を挟む部分を、音響振動板10にネジ止めしてもよい。
磁歪アクチュエータ30は、図5に示したような、一端側および他端側に駆動ロッドを備えるものでもよい。
(1−4.反射波による共振:図8)
図1、図4または図7の例のスピーカ装置では、磁歪アクチュエータ30の矢印1で示す駆動軸方向の音響振動板10の外側端面11aの延長方向に対する角度αが直角であるため、音響振動板10の加振点Paから外側端面11a上の点Prに伝播した縦波は、点Prで磁歪アクチュエータ30の駆動軸方向に反射し、点Prに伝播する縦波と点Prで反射した縦波との間で共振を生じる。外側端面11c側についても、同じである。
図8に、この反射波による共振の測定結果を示す。これは、上記のように音響振動板10を、一辺の長さが290mm、厚みが3mmの正方形の平板状として、図1の例のように磁歪アクチュエータ30を装着し、無響室内で、その磁歪アクチュエータ30に2Vrmsの音声信号を供給して、SPL(音圧レベル)と2次歪および3次歪とを測定した結果である。
SPLでは15000Hz付近で、3次歪では5000Hz付近で、それぞれ反射波による共振が大きくなることが認められた。
この反射波による共振を低減させるには、スピーカ装置を、以下に第2の実施形態として示すように構成すればよい。
[2.第2の実施形態:図9〜図12]
第2の実施形態として、平板状の音響振動板に1つの磁歪アクチュエータを装着するとともに、上記の反射波による共振を低減させる場合を示す。
(2−1.第2の実施形態の第1の例:図9および図10)
図9に、第2の実施形態のスピーカ装置の第1の例を示す。
この例では、第1の実施形態の図1の例と同様に、正方形の平板状の音響振動板10に角穴12を形成するが、その角穴12に臨む内側端面13a,13b,13cおよび13dを、それぞれ音響振動板10の各辺の外側端面11a,11b,11cおよび11dに対して平行ではなく30°傾け、磁歪アクチュエータ30の矢印1で示す駆動軸方向の音響振動板10の外側端面11aの延長方向に対する角度αを直角ではなく60°にする。
この例では、音響振動板10の加振点Paから外側端面11a上の点Prに伝播した縦波は、点Prで主として、磁歪アクチュエータ30の駆動軸方向ではなく、音響振動板10の外側端面11bに向かう方向に反射するので、反射波による共振が低減する。外側端面11c側についても、同じである。
図10に、この例の場合の測定結果を示す。これは、上記のように音響振動板10を、一辺の長さが290mm、厚みが3mmの正方形の平板状として、図9の例のように磁歪アクチュエータ30を装着し、無響室内で、その磁歪アクチュエータ30に2Vrmsの音声信号を供給して、SPL(音圧レベル)と2次歪および3次歪とを測定した結果である。
図1の例の場合の測定結果である図8と比較すると明らかなように、図9の例では反射波による共振が著しく低減することが分かる。
図9の例のように音響振動板10を正方形にする場合、角度αを45°以上の範囲内で小さくするほど、磁歪アクチュエータ30の駆動軸方向に反射する縦波が減少し、反射波による共振が低減する。
(2−2.第2の実施形態の第2の例:図11)
図11に、第2の実施形態のスピーカ装置の第2の例を示す。
この例では、第1の実施形態の図1の例と同様に、磁歪アクチュエータ30の矢印1で示す駆動軸方向の音響振動板10の外側端面11aの延長方向に対する角度αを直角にするが、音響振動板10の外側端面11a,11b,11cおよび11dを凹凸面(波状の面)とする。
この例では、音響振動板10の加振点Paから外側端面11a上の点Prに伝播した縦波は、点Prで反射方向が分散されて反射し、磁歪アクチュエータ30の駆動軸方向に反射する縦波が減少するので、反射波による共振が低減する。外側端面11c側についても、同じである。
点PaおよびPcに加えられた縦波は外側端面11aおよび11cに伝播するので、外側端面11aおよび11cのみを凹凸面としてもよい。
(2−3.第2の実施形態の第3の例:図12)
上記の各例は音響振動板を正方形とする場合であるが、音響振動板は例えば円形としてもよい。図12に、その場合の例を示す。
この例では、音響振動板10を円板状として、その中央部に内側端面13a,13b,13cおよび13dが臨む角穴12を形成し、その角穴12に磁歪アクチュエータ30を装着するとともに、音響振動板10の外側端面11を凹凸面とする。
この例でも、図11の例と同様に、音響振動板10の加振点Paから外側端面11上の点Prに伝播した縦波は、点Prで反射方向が分散されて反射し、磁歪アクチュエータ30の駆動軸方向に反射する縦波が減少するので、反射波による共振が低減する。
[3.第3の実施形態:図13]
第3の実施形態として、音響振動板を曲面状にする場合を示す。
図13は、第3の実施形態のスピーカ装置の一例を示し、図13(A)はスピーカ装置を天井から吊り下げた状態を示す側断面図、図13(B)は平面図である。
この例では、音響振動板10を半球状に湾曲したものとし、その中央部に角穴12を形成して、吊り下げ用の部材61を取り付けた磁歪アクチュエータ30を角穴12に装着し、吊り下げ用の線材62によって、磁歪アクチュエータ30を音響振動板10と共に、天井69から吊り下げる。
なお、この例は、磁歪アクチュエータ30を、図5に示したような、一端側および他端側に駆動ロッド35aおよび35cを備えるものとする場合である。
この発明のスピーカ装置は、軽量にでき、かつアクチュエータによって音響振動板を支持できるため、この例のように天吊型に構成して、天井から吊り下げることができる。
音響振動板10の外側端面(終端面)11で反射した縦波による共振を低減するために、外側端面11を凹凸面としてもよい。
[4.第4の実施形態:図14および図15]
第4の実施形態として、音響振動板を筒状にする場合を示す。
(4−1.第4の実施形態の第1の例:図14)
図14は、第4の実施形態のスピーカ装置の第1の例を示す。
この例では、音響振動板10を両端を開口とした円筒状にして、その一端面15に近い部分に角穴12を形成し、その角穴12に磁歪アクチュエータ30を、その矢印1で示す駆動軸方向が音響振動板10の直線3で示す中心軸方向およびこれと直交する直線5で示す方向に対して傾き、駆動ロッド35の先端が音響振動板10の他端面16の方向に向くように装着する。
さらに、この例は、第2の実施形態の図9の例における角度αに相当する、磁歪アクチュエータ30の矢印1で示す駆動軸方向の直線5で示す方向に対する角度βを、90°よりは小さくするが、比較的大きくする場合である。
音響振動板10を鉛直に支持する場合には、例えば、一端面15側を下側、他端面16側を上側とし、直線5で示す方向は水平方向となる。音響振動板10を水平に支持する場合には、直線5で示す方向は上下方向となる。
この例では、図1の例などの各例と同様に、音響振動板10の板面全体に一様に音像が広がり、音響振動板10全体に渡って均一に音像が定位する。
しかも、角度βを90°より小さくするので、第2の実施形態の図9の例と同様に、音響振動板10の他端面(他端側の外側端面)16および一端面(一端側の外側端面)15で反射した縦波による共振が低減する。
さらに、磁歪アクチュエータ30は音響振動板10の角穴12に装着し、図19に示した従来のスピーカ装置のように磁歪アクチュエータが収納される穴を形成した支持体を設ける必要がないので、スピーカ装置全体を音響振動板10の大きさと同じ程度にコンパクトにすることができる。
この例のスピーカ装置を支持する構造としては、一例として、図3に示した構造と同様の構造とすることができる。
具体的に、例えば、音響振動板10の一端面15側の端部の、音響振動板10の円周方向において等角間隔の複数箇所において、それぞれ、L字アングル状の支持脚の一端を、音響振動板10との間にシリコンゴムなどからなるダンピング材を介在させて、ネジおよびナットによって音響振動板10の外面に取り付ける。
なお、音響振動板10の一端、他端または両端を有底としてもよい。
(4−2.第4の実施形態の第2の例:図15)
図15に、第4の実施形態のスピーカ装置の第2の例を示す。
この例でも、図14の例と同様に、音響振動板10を円筒状にして、その一端面15に近い部分に角穴12を形成し、磁歪アクチュエータ30を装着するが、この例では、上記の角度βを、0°よりは大きくするが、比較的小さくする。
この例では、角度βが小さいため、音響振動板10の磁歪アクチュエータ30の駆動ロッド35が当接する点Paに加えられた縦波の振動が、音響振動板10の板面に沿って音響振動板10を螺旋状に周回しながら、音響振動板10の他端面16まで伝播する。したがって、図14の例に比べて、音響振動板10の板面全体に、より一様に音像が広がり、音響振動板10全体に渡って、より均一に音像が定位する。
しかも、角度βが小さいため、音響振動板10の他端面16および一端面15で反射した縦波による共振が、より低減する。
[5.第5の実施形態:図16および図17]
第5の実施形態として、1つ(1枚)の音響振動板に2つの磁歪アクチュエータを装着して、ステレオ再生を行う場合を示す。
(5−1.第5の実施形態の第1の例:図16)
図16は、第5の実施形態のスピーカ装置の第1の例を示す。
この例では、音響振動板10を正方形または長方形として、その一辺の外側端面11cに近い部分に2つの角穴12Lおよび12Rを平行に形成し、その角穴12Lおよび12Rに、それぞれ駆動ロッド35Lおよび35Rを備える磁歪アクチュエータ30Lおよび30Rを、それぞれの矢印1Lおよび1Rで示す駆動軸方向が平行となり、駆動ロッド35Lおよび35Rの先端が外側端面11cと反対側の外側端面11aに向くように装着する。
磁歪アクチュエータ30Lは、ステレオ音声信号中の左チャンネルの音声信号によって駆動し、磁歪アクチュエータ30Rは、ステレオ音声信号中の右チャンネルの音声信号によって駆動する。
したがって、左チャンネルおよび右チャンネルの音声信号による縦波の振動が同じ音響振動板10の板面に沿って伝播し、ステレオ音声が再生される。
音響振動板10の外側端面11aおよび11cで反射した縦波による共振を低減するために、外側端面11aおよび11cを凹凸面としてもよい。
(5−2.第5の実施形態の第2の例:図17)
図17に、第5の実施形態のスピーカ装置の第2の例を示す。
この例では、音響振動板10を正方形または長方形として、その一辺の外側端面11cに近い部分に2つの角穴12Lおよび12Rを互いに相手方に対して傾けて形成し、その角穴12Lおよび12Rに、それぞれ駆動ロッド35Lおよび35Rを備える磁歪アクチュエータ30Lおよび30Rを、それぞれの矢印1Lおよび1Rで示す駆動軸方向が互いに相手方に対して傾き、駆動ロッド35Lおよび35Rの先端が外側端面11cと反対側の外側端面11aの音響振動板10のコーナーに近い部分に向くように装着する。
磁歪アクチュエータ30Lは、ステレオ音声信号中の左チャンネルの音声信号によって駆動し、磁歪アクチュエータ30Rは、ステレオ音声信号中の右チャンネルの音声信号によって駆動する。
したがって、左チャンネルおよび右チャンネルの音声信号による縦波の振動が同じ音響振動板10の板面に沿って伝播し、ステレオ音声が再生される。
しかも、この例では、左チャンネルの音声信号に応じて磁歪アクチュエータ30Lによって音響振動板10に加えられる縦波と、右チャンネルの音声信号に応じて磁歪アクチュエータ30Rによって音響振動板10に加えられる縦波とは、外側端面11aに近づくにつれて両者間の広がりが大きくなるので、図16の例に比べてステレオ感が高くなる。
また、この例では、磁歪アクチュエータ30Lおよび30Rの駆動軸方向の音響振動板10の外側端面11aの延長方向に対する角度が直角ではないので、第2の実施形態の図9の例と同様に、反射波による共振が低減する。
[6.他の例および実施形態]
(6−1.音響振動板について)
音響振動板を平板状にする場合の音響振動板の形状としては、四角形や円形のほかに、三角形や五角形などの多角形、または楕円形などの曲線形状にしてもよい。
音響振動板の全体的な形状としては、立方体状や直方体状などの箱型、三角錐状や四角錐状などの角錐状、円錐状、球状などとすることができる。箱型や角錐状の場合には、個々の面は平板状(平面状)であるが、全体的には平板状ではない。円錐状や球状は、図13の例の半球状と同様に、曲面状にする場合の例である。
音響振動板を筒状にする場合の音響振動板の形状としては、図14または図15の例の円筒状のほかに、半円筒状や楕円筒状、または中心軸方向に垂直な断面が三角形や四角形などの多角形となる角筒状にしてもよい。半円筒状や楕円筒状は、円筒状と同様に、曲面状にする場合の例でもある。角筒状の場合には、個々の面は平板状(平面状)であるが、全体的には平板状ではない。
音響振動板に形成する穴は、磁歪アクチュエータなどのアクチュエータを装着できるものであれば、角穴に限らず、円形や楕円形などの穴でもよい。
音響振動板の材料としては、アクリルに限らず、ガラスなどを用いることもできる。
(6−2.アクチュエータについて)
上記の各例は、アクチュエータとして磁歪アクチュエータ(超磁歪アクチュエータを含む)を用いる場合であるが、アクチュエータとして圧電型アクチュエータ(圧電素子を用いたアクチュエータ)などを用いてもよい。
(6−3.スピーカシステムとしての実施形態)
第5の実施形態として示した図16および図17の例は、1枚の音響振動板10に2つの磁歪アクチュエータ30Lおよび30Rを装着した1つのスピーカ装置によってステレオ再生を行う場合であるが、図1または図9の例などのスピーカ装置を左右のチャンネル用に2つ設け、左チャンネル用のスピーカ装置のアクチュエータの駆動軸方向と右チャンネル用のスピーカ装置のアクチュエータの駆動軸方向とが、平行となるように、または互いに交差するように、その2つのスピーカ装置を配置して、ステレオ再生を行うようにしてもよい。
第1の実施形態のスピーカ装置の第1の例を示す図である。 磁歪アクチュエータの一例を示す図である。 スピーカ装置の支持構造の一例を示す図である。 第1の実施形態のスピーカ装置の第2の例を示す図である。 磁歪アクチュエータの一例を示す図である。 スピーカ装置の支持構造の一例を示す図である。 第1の実施形態のスピーカ装置の第3の例を示す図である。 図1の例のスピーカ装置の音圧レベルの測定結果を示す図である。 第2の実施形態のスピーカ装置の第1の例を示す図である。 図9の例のスピーカ装置の音圧レベルの測定結果を示す図である。 第2の実施形態のスピーカ装置の第2の例を示す図である。 第2の実施形態のスピーカ装置の第3の例を示す図である。 第3の実施形態のスピーカ装置の一例を示す図である。 第4の実施形態のスピーカ装置の第1の例を示す図である。 第4の実施形態のスピーカ装置の第2の例を示す図である。 第5の実施形態のスピーカ装置の第1の例を示す図である。 第5の実施形態のスピーカ装置の第2の例を示す図である。 従来のスピーカ装置の一例を示す図である。 従来のスピーカ装置の他の例を示す図である。
符号の説明
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省略する。

Claims (14)

  1. 音響振動板と、
    駆動軸方向の一端および他端が上記音響振動板の板面内でかつ外縁内に存在するように上記音響振動板に装着されたアクチュエータと、
    を備えるスピーカ装置。
  2. 請求項1のスピーカ装置において、
    上記音響振動板に穴が形成され、その穴に上記アクチュエータが装着されているスピーカ装置。
  3. 請求項1のスピーカ装置において、
    上記音響振動板は平板状であるスピーカ装置。
  4. 請求項3のスピーカ装置において、
    上記アクチュエータの駆動軸方向の上記音響振動板の振動が伝播する外側端面の延長方向に対する角度が非直角とされたスピーカ装置。
  5. 請求項3のスピーカ装置において、
    上記音響振動板の外側端面が凹凸面とされたスピーカ装置。
  6. 請求項1のスピーカ装置において、
    上記音響振動板は曲面状であるスピーカ装置。
  7. 請求項1のスピーカ装置において、
    上記音響振動板は筒状であるスピーカ装置。
  8. 請求項7のスピーカ装置において、
    上記アクチュエータの駆動軸方向は上記音響振動板の中心軸方向およびこれと直交する方向に対して傾いているスピーカ装置。
  9. 請求項1のスピーカ装置において、
    上記アクチュエータは磁歪アクチュエータであるスピーカ装置。
  10. 請求項1のスピーカ装置において、
    上記アクチュエータは圧電型アクチュエータであるスピーカ装置。
  11. 音響振動板と、
    それぞれ駆動軸方向の一端および他端が上記音響振動板の板面内でかつ外縁内に存在するように上記音響振動板に装着された第1および第2のアクチュエータと、
    を備えるスピーカ装置。
  12. 請求項11のスピーカ装置において、
    上記第1のアクチュエータの駆動軸方向と上記第2のアクチュエータの駆動軸方向とが非平行とされたスピーカ装置。
  13. 音響振動板と、それぞれ駆動軸方向の一端および他端が上記音響振動板の板面内でかつ外縁内に存在するように上記音響振動板に装着された第1および第2のアクチュエータとを備えるスピーカ装置を駆動する方法であって、
    上記第1のアクチュエータをステレオ音声信号中の左チャンネルの音声信号によって駆動し、上記第2のアクチュエータをステレオ音声信号中の右チャンネルの音声信号によって駆動するスピーカ駆動方法。
  14. 請求項13のスピーカ駆動方法において、
    上記スピーカ装置は上記第1のアクチュエータの駆動軸方向と上記第2のアクチュエータの駆動軸方向とが非平行とされていることを特徴とするスピーカ駆動方法。
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