JP4523996B2 - 留め具、並びに組み合せ - Google Patents
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図30に示された手段は、紙片を押え付ける作用(押し押える力)が適切に働かず、紙片がずり落ち易いものであった。
図31に示された手段は、予め、紙片の上端に折り代を備えておかなければならないこと、更には、紙片の上端を折り曲げなければ支持することができないなど、使い勝手が面倒なものである。
図32に示された手段は、下レールに突っ掛ける位置が定まり難く、操作が面倒なものである。
然様に、特許文献1のもの(以下、先願のものとも云う)は、紙片を支持する手段に行き詰まっている状態であった。
本発明の課題は、先願で成した「留め具自体がレールプレートに取り付くための方法手段」を基礎にして、新たに、紙片を挟持する機能をもたせること、及び、先願の紙片を押し押える(押し留める)機能を実効性のあるものにすることである。
図19、23に示すものが、「紙片を押し押える(押し留める)実効性のある機能」をもたせたものである。
紙片を挟持するかたち、その1は、図1〜6、8、10、17、28に示すように、筋線が交叉するかたちで挟み留める形態である。
因みに、図17に示すものは、留め具全体がレールプレートの上下2線間に収まる形態にしたものである。同時に、紙片を挟み付けるため、あるいは留め具自体を付け外しするための操作し得る機能をもたせたものである。
図28に示すものは、紙片を挟み留める部分を、同時に挿し留める形態にしたもので、段ボール紙片を、その断面に挿し込むかたちで支持することができる。
因みに、図25、30に示すものは、巻き曲がってレールプレートの外側に張り出した部分は、留め具自体を付け外しするための操作部であり、同時に、紙片を付け外しするための操作部でもある。
留め具自体を付け外しするときは、操作部をレールプレート側に突き押す(図面下方に向けて押す)ことで、嵌め付け部は屈曲して丈を縮め、容易に付け外しができる。
紙片を付け外しするときは、操作部を向こう方向に突き押すことで、レールの縁に掛かる部分が支点になり、操作部が梃子として働き、挟み合う部分(巻き曲がり部分)に隙間ができて、容易に付け外しができる。
本発明は、押え付け部の元部分について、図19、23に示すように、レールの内側(レールの溝内)に突っ支う部分に加えて、レールの外側(手前側の縁)に突っ支う部分を設け、レールの外側に突っ支う部分(巻き曲がりの部分)が、押え付け部をレールの縁に押え付ける梃子の働きをする形態のものとした。
これにより、押え付け部が梃子の作用を受けて、紙片を留め押えるに足る強い力でレールの縁(レールの手前外側)に押え付く作用に働くものになった。
a、本留め具は、嵌め付け部と操作部とからなる本体部を有す、
b、嵌め付け部は、レールプレートの上下の2線間に据えるための部分で、概ね平たいかたちを以って、上下の2線間に突っ支う或いは突っ張る形態、及び、上下の2線間に付け外し得る形態をもつ、
c、操作部は、付け外し操作のための部分で、嵌め付け部から段差をつけて上下2線間の正面外(正面手前方)、あるいは2線間の枠外(上レールよりも上方、あるいは下レールよりも下方)に張り出す或いは出っ張る形態でなる、
d、本体部に、掲示紙片を挟持し得る部分、あるいは紙片を挟持し得る機能をもつ、
e、以上の如き構成ならびに形態を有する留め具である。
a、本留め具は、概ね平たいかたちを以って上下に延びた本体部を有す、
b、本体部裏側の縦の中ほどの位置に、下向きに引っ掛かる或いは突っ掛かる形態の爪部 (m)をもち、爪部までの上半部を嵌め付け部、その下の下半部を操作部となす、
c、嵌め付け部は、レールプレートの上下の2線間に据えるための部分で、上下の2線間に突っ支う或いは突っ張る形態でなり、
d、操作部は、付け外し操作のための部分で、上下2線間の正面外(正面手前方)、あるいは2線間の枠外(上レールよりも上方、あるいは下レールよりも下方)に張り出す或いは出っ張る形態でなる、
e、本体部に、紙片を挟持し得る部分、あるいは紙片を挟持し得る機能をもつ、
f、以上の如き構成ならびに形態をもつ留め具である。
a、本留め具は、嵌め付け部からなる本体部を有す、
b、嵌め付け部は、レールプレートの上下の2線間に据える部分で、概ね平たいかたちを以って、上下の2線間に突っ支う或いは突っ張る形態、及び、上下の2線間に付け外し得る形態をもつ、
c、本体部(嵌め付け部)に、紙片を挟持し得る部分、あるいは紙片を挟持し得る機能、及び、付け外し操作を可能とする機能をもつ、
d、以上の如き構成ならびに形態を有する留め具である。
a、本留め具は、嵌め付け部と押え付け部とからなる本体部を有す、
b、嵌め付け部は、レールプレートの上下の2線間に据える部分で、概ね平たいかたちを以って、上下の2線間に突っ支う或いは突っ張る形態をもつ、
c、押え付け部は、嵌め付け部の上端につながり、上レールの上方(縁上)に向いて張り出した後、下方に向き直って延び、上レールの縁、あるいは上レール及び下レールの縁に押え付く形態を成す、
d、以上の如き構成ならびに形態を有する留め具である。
a、本留め具は、嵌め付け部と操作部とからなる本体部を有す、
b、嵌め付け部は、レールプレートの上下の2線間に据える部分で、概ね平たいかたちを以って、上下の2線間に突っ支う或いは突っ張る形態をもつ、
c、操作部は、付け外し操作のための部分で、嵌め付け部から段差をつけて、上下2線間の枠外(上レールよりも上方、あるいは下レールよりも下方)に張り出す或いは出っ張る形態をもつ、
d、操作部に、引っ掛ける形態、あるいは引っ掛ける機能をもつ、
e、以上の如き構成ならびに形態を有する留め具である。
その7の形態は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の留め具と組み合せることが可能なレールプレートである。
先願のものは、紙片を押え留める機能(押え付け部の働き)が実用に適うものでなく、紙片がずり落ちてしまい易いものであった。本発明は、押え付け部について実用に適う強度で、紙片を押え留め得る実効性のある機能をもたせることができた。
本発明を説明する中で、「挟み留めをもつ」と説明している部分がある。本発明で意味する「挟み留め」とは、挟み留めるための部分として、特別に設けた部分であるか無いかに係らず、紙片を挟み留め得る機能をもたせた部分を「挟み留め」と云っているものである。
本発明の留め具は裏表がある、即ち、向こうに向ける側と手前に向ける側とがある。全ての図は、手前に向ける側(表側)を手前に向けて示しているものである。
本発明を説明する上で、図を見たままの状態で、裏、表、上、下、縦、横、向こう(奥)、手前の意味を使い分ける。
操作部にもった挟み留めは、左右に対をなすかたちにつなぐ部分が、対をなすかたちに上方に延びる部分に交叉するかたちでなしたものである。操作部に然様な構造(の挟み留め)をもったことで、更につまみもち易い「つまみ」を兼ねた操作部をなすものとなった。同時に、屈伸する対に働くバネが柔軟に働き、付け外し操作が一段とし易いものになった。
また、嵌め付け部にもった挟み留めは、左右に対をなして上下2線間に突っ張る部分の先端(上端)から折り返し、折り返した部分が、それぞれ上下2線間に突っ張る部分に交叉するかたちでなしたものである。
因みに、図1の場合は嵌め付け部の下端の突っ掛かる形状(巻き曲り)が、上下の2線間に突っ張る2線の内面側にあるのに対し、図2の場合は外面側に転換している。
即ち、挟み留めを嵌め付け部だけにもったものである。また、下レールに突っ掛かる部分を変形させたものである。図3(1)は、表側から見た斜視図である。図3(2)は側面図である。操作部は、図に示すように左右が(縦に)平行するように延びたものにしておくと、つまみもつ指(親指と人差し指)の腹に当るものになって、つまみもち易い。
図6のものに限らず、留め具の全体または部分をプラスチックでつくる場合には、当然のこととして、挟み留めの形態あるいは嵌め付け部から操作部につながる部分の形態など、適宜の設計をすると良い。
尚、図7は、上下に屈伸するバネを有しないものであるが、嵌め付け部と操作部との区切りが段差をつけてつながっている点で図1〜6のものと共通することから、一括して請求項1で請求するものとした。
図8(2)は、図1〜6のものが、嵌め付け部と操作部を分ける部分に段差を付けているのに対し、図8のものが、嵌め付け部と操作部が概ね平たい形を以って上下に(続いて)延びているものであることを説明するものである。尚、レールプレートの下レールに引っ掛ける爪部(m)は鉤曲りのものにした。
また、図8における挟み留めは、本体部の上端から、左右の外側に折り返すかたちで形成している点で、図1〜5のものと異なるが、図1〜5のものと同様に本体部の上端から内側に折り返すかたちのものにしても良い。逆に、図1〜5のものを、図8のものと同様に左右の外側から折り返すかたちにしても良い。
図8に示す留め具の付け外しの仕方は、図1、3、6のものと同様である。また、図1、3、6のものと同様に上下を逆にしてレールプレートに取り付けて使用することができる。
図9(2)は、裏側から見た斜視図である。裏側に、下レールに突っ掛かる爪部(m)をもっている。図9(3)は、側面図である。側面から見るかたちで裏側にもった下レールに突っ掛かる爪部(m)を、レールプレート内に嵌め付ける上での回転の軸芯になるよう、頭と首をもった形状のものにしている。因みに、爪部(m)は、本体部の形状と併せて適宜の形状であっても良い。
尚、図9に示すものは、上下に屈伸するバネをもたないものであるが、嵌め付け部と操作部が一続きに概ね平たいかたちを以って上下に延びている点で、図8のものと共通することから、一括して請求項2で請求するものとした。
因みに、上向きの爪と下向きの爪を別々の位置にしているが、同位置に(図9(3)に見る如きに)するのも良い。
挟み留めは、平たく折り曲ってなることから、上端の挟み留めに紙片を挟み付けたときでも、紙片を掲示する上で、下端の挟み留めが邪魔になることはない。
尚、図10に示すものは、嵌め付け部と操作部が一続きに概ね平たいかたちを以って、上下に延びている点で図8、9のものと共通することから、一括して請求項2で請求するものとした。
X0で示したのは、挟み合う部分(線と線が交叉する部分)の位置である。X1で示したのは、挟み入れ口をなす先端の位置である。そしてX0とX1との間隔が、挟み入れ口の深さ(奥行き)になる。X0とX2との間が挟み口である。尚、挟み入れ口および挟み口は、深さとともに適度に広めの挟み入れ幅をもっておくことが望ましい。
因みに、腰のある硬い紙片を用いるような場合であれば、上記の挟み入れ口を有せずとも、挟み合う(交叉する)部分を押し拡げて挟み入れできるので、使い方と併せて設計するのが良い。
また、挟み口は挟持する紙片に歪みが出ないよう、斜め上下に突っ支う長手部分の先端から折り返りの曲り返り部分は、心もち表側に反り出ている或いは迫り(せり)出ているようにすると良い。
紙片をレールプレートの内で挟み留めている。
紙片をレールプレートの外で挟み留めている。
紙片をレールプレートの内で挟み留めている。
紙片をレールプレートの外で挟み留めている。
このことにより、紙片の付け外しだけでなく、留め具自体の付け外しも容易なものとなった。留め具自体を付け外しするときには、左右をつなぐ部分(b)を下方に押せば、上下に突っ張るバネが屈曲して丈を縮め、容易に付け外しができる。
概して、レールプレートの上下に出っ張る部分を有するものは、使い易い利点と裏腹に、使用する個所(現場)によっては、出っ張り部分が邪魔になる場合があるが、この点、図17に示すものは、その支障(邪魔)を解消するものである。
図18は、図17に示した留め具で、紙片を留め付けた状態を示すものである。
先願のものの中に、図1、27、28に示されたものなどがあるが、これらはレールプレートの縁に押え付く作用が充分に働くものでなく、紙片がずり落ち易く、実用性に欠けるものであった。
即ち、押え付き部が押え付く作用に働くよう、巻き曲がる部分(のバネ)が梃子の働きを成すかたちにしたことである。
図19の場合、Bの部分を押え付け部と称しているが、形態を異にした挟み留め(挟み留める機能をもつもの)でもあり、また、挿し留める機能をもつものでもある。
実施例では(1.2ミリ径のピアノ線を折り曲げて成した場合のものでは)、巻き曲がりのバネが働き、押え付け部の縦の中ほどが、レールプレートの奥方(図面左方)に弓なりに曲がるほどに、しっかり引き寄せられる状態で(レールプレートの縁に)押え付くものとなった。
図22で示すように、押え付け部を上方に向いて延びるかたちに据えた状態に於いては、挟み留める或いは挿し留めると云う機能を超えて、紙片に限らずプラスチック板など、薄手のものを下方から抱えもつ、あるいは支えもつことのできる機能をもつものになる。例えば、レールプレートの縦幅よりも大きめサイズの紙片を掲示するための仕掛けとして、現状では、レールプレートを利用し、プラスチック板を折り曲げたものをあの手この手の方法で、苦心して据え付けているが、然様なものも、本留め具(図19に示すもの)を以ってすれば、簡便に据え付けることができる。
即ち、本留め具(図19に示すもの)自体が、レールプレートの縦幅よりも大きいサイズの紙片を、その下端から支えるかたちで支持し掲示し得る形態のものでもある。また、押え付け部は、レールの外に出っ張る部分の出っ張りの程度に依り操作機能をもたせることができる。
先願のものの中に、図2、26、29に示されたものがあるが、これらはレールプレートの縁に押え付く作用が充分に働くものでなく、紙片がずり落ち易く実用性に欠けるものであった。
図23に示すものは、先願のものと比べて必要とする強い作用で紙片を押え留め得る形態を成したものである。尚、その技術的な思想は、図19について述べた通りである。
図24は、図23に示した留め具で、紙片を留め付けた状態を示すものである。
上記したように、巻き曲がりで成す挟み留め機能の延長に有する操作部は、紙片を挟み留める機能を強く働かせる梃子として働き、あるいは留め具をレールプレートに付け外しするための機能として働き、あるいは紙片を付け外しするための機能(梃子)として働くものである。
図27は、図25に示した留め具で、紙片を挟み留めた状態を示すものである。
図4に示すものとの違いで説明するならば、図28に示すものは挟み留めを成すかたちが、下方から上方に真っ直ぐに延びるものとしているだけの違いである。図4に示すものは、挟み留める機能だけであるが、図28に示すものは、挟み留める機能のほか、図19に示すものと同様に挿し留める機能、即ち、図22で示したように、段ボール紙片を掲示紙片として使用できる機能をもたせたものである。尚、この形態は、挟み留める部分の先端を巻き曲がり部分の輪の位置にしたことで、取り扱う上での危険を防ぐものにしている。
図29は、図28に示した留め具で、紙片を留め付けた状態を示すものである。
図31は、図30に示した留め具で、紙片を留め付けた状態を示すものである。
因みに、図1、2、4、5、6に示した巻き曲がりの部分は、挟み留める機能を有するものとして説明しているものではないが、図25、30に示したものと同様に挟み留め得る機能を成すことができる形態のものである。
操作部とつながる側の嵌め付け部の端(下端)を、下レールのどの部分に突っ掛けるのかによって、嵌め付け部の丈幅のとり方に違いがあるものになる。
即ち、嵌め付け部の下端を下レールの溝の中に突っ支うかたちのものにするのか、それとも下レールの縁に突っ掛ける(あるいは引っ掛ける)かたちのものにするのかの違いである。
本発明の実施例では、上レール、下レールが共に浅い溝を成したレールプレートを使用して実施したので、嵌め付け部の丈幅は、上レールの溝の奥から下レールの溝の奥までとし、浅い溝の縁を乗り越えて(段差をつけて)操作部につながるものとした。
例えば、上レールの溝が深く、下レールの溝が浅いような、上下のレールの溝の深さが異なるものの場合、操作部を、嵌め付け部が成した平たい面のどの位置から段差をつけて張り出すものにするのか、良く考慮した設計のものにしないと使い勝手が悪いものになったり、留め具を、上下を逆にしたかたちでレールプレートに取り付ける(あるいは据え付ける)ことができないものになってしまう。
因みに、上記の留意事項は、図8、9、10に示した留め具の嵌め付け部と操作部を分ける爪部(m)についても同じことが云える。
因みに、巻き曲がりは、真ん丸に限るものではなく変形のものであっても良い。
多くの実施例を示したが、それぞれの図の部分を取り合せて成すかたちであって良い。
本発明は、レールプレートの面に沿うかたちに、できるだけ平たく取り付くこと、併せて、レールプレートの面に沿うかたちで、紙片を掲示することである。同時に操作部ができるだけ上下にも出っ張らないかたちをとること、その上で、できるだけシンプルなものを目指したものである。
本発明の留め具は、商品陳列棚などに固定したレールプレートに据える用途に限らず、掲示したい個所に張る(貼る)、あるいは掛ける、あるいは吊る、あるいは置くなど、用途に応じた取り付き手段あるいは据え付き手段となる付帯機能を備え、あるいは付帯部材を組み合せて多様な使い方ができるものである。
m 爪部
B 押え付け部
C 操作部
k 挟み留め(あるいは挟み留め機能)
D レールプレート
E 掲示紙片
a レールプレートの上下幅
b 操作し得る機能をもつ部分
s 引っ掛ける機能
Claims (7)
- (イ)本発明は、レールプレートに取り付ける留め具に関する、
(ロ)レールプレートは、溝が下を向いた上レールと、溝が上を向いた下レールの2線が平行(対)に張られたものである、
(ハ)本発明の留め具は、嵌め付け部と操作部とからなる本体部を有す、
(ニ)嵌め付け部は、レールプレートの上下の2線間に据える部分で、上下に屈伸するバネを以って、上下の2線間に突っ支う或いは突っ張る形態、及び、上下の2線間に付け外し得る形態を成す、
(ホ)操作部は、付け外し操作のための部分で、嵌め付け部から段差をつけて、上下2線間の正面外(正面手前方)、あるいは2線間の枠外(上レールよりも上方、あるいは下レールよりも下方)に張り出す或いは出っ張る形態をもつ、
(ヘ) 本体部に、紙片を挟持し得る部分、あるいは紙片を挟持し得る機能をもつ、
(ト)以上の如き構成ならびに形態を有する留め具。 - (イ)本発明は、レールプレートに取り付ける留め具に関する、
(ロ)レールプレートは、溝が下を向いた上レールと、溝が上を向いた下レールの2線が平行(対)に張られたものである、
(ハ)本発明の留め具は、上下に屈伸するバネを有してなる本体部を有す、
(ニ)本体部裏側の縦の中ほどの位置に、下向きに引っ掛かる或いは突っ掛る形態の爪部(m)をもち、爪部までの上半部分を嵌め付け部、その下の下半部分を操作部とする、
(ホ)嵌め付け部は、レールプレートの上下の2線間に据える部分で、上下の2線間に突っ支う或いは突っ張る形態で成り、
(ヘ)操作部は、付け外し操作のための部分で、上下2線間の正面外(正面手前方)、あるいは2線間の枠外(上レールの上方、あるいは下レールの下方)に張り出す或いは出っ張る形態でなる、
(ト) 本体部に、紙片を挟持し得る部分、あるいは紙片を挟持し得る機能をもつ、
(チ)以上の如き構成ならびに形態を有する留め具。 - (イ)本発明は、レールプレートに取り付ける留め具に関する、
(ロ)レールプレートは、溝が下を向いた上レールと、溝が上を向いた下レールの2線が平行(対)に張られたものである、
(ハ)本発明の留め具は、嵌め付け部からなる本体部を有す、
(ニ)嵌め付け部は、レールプレートの上下の2線間に据える部分で、上下に屈伸するバネを以って、上下の2線間に突っ支う或いは突っ張る形態、及び、上下の2線間に付け外し得る形態を成す、
(ホ)本体部に、紙片を挟持し得る部分あるいは紙片を挟持し得る機能、及び、付け外し操作を可能とする機能をもつ、
(ヘ)以上の如き構成ならびに形態を有する留め具。 - (イ)本発明は、レールプレートに取り付ける留め具に関する、
(ロ)レールプレートは、溝が下を向いた上レールと、溝が上を向いた下レールの2線が平行(対)に張られたものである、
(ハ)本発明の留め具は、嵌め付け部と押え付け部とからなる本体部を有す、
(ニ)嵌め付け部は、レールプレートの上下の2線間に据える部分で、概ね平たいかたちを以って、上下の2線間に突っ支う或いは突っ張る形態をもつ、
(ホ)押え付け部は、嵌め付け部の上端につながり、上レールの上方(縁上)に向いて張り出した後、下方に向き直って延び、上レールの縁、あるいは上レール及び下レールの縁に押え付く形態を成す、
(ヘ)以上の如き構成ならびに形態を有する留め具。 - (イ)本発明は、レールプレートに取り付ける留め具に関する、
(ロ)レールプレートは、溝が下を向いた上レールと、溝が上を向いた下レールの2線が平行(対)に張られたものである、
(ハ)本発明の留め具は、嵌め付け部と操作部とからなる本体部を有す、
(ニ)嵌め付け部は、レールプレートの上下の2線間に据える部分で、上下に屈伸するバネを以って、上下の2線間に突っ支う或いは突っ張る形態を成す、
(ホ)操作部は、付け外し操作のための部分で、嵌め付け部から段差をつけて、上下2線間の枠外(上レールよりも上方、あるいは下レールよりも下方)に張り出す或いは出っ張る形態をもつ、
(ヘ)操作部に、留め具自体が支持される(あるいは吊り下がる)ため、あるいは、他のもの(例えば、絵画など)を支持するための手掛かりとして、引っ掛かる、あるいは引っ掛け得る形態の手掛かりをもつ、
(ト)以上の如き構成ならびに形態を有する留め具。 - (イ)本発明は、レールプレートと請求項1〜5のいずれか1項に記載の留め具との組み合せに関する、
(ロ)レールプレートは、溝が下を向いた上レールと、溝が上を向いた下レールとの2線が平行(対)に張られた形態を有す、
(ハ)上記のレールプレートと請求項1〜5のいずれか1項に記載の留め具との付け合せ或いは組み合せ。 - (イ)本発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の留め具と組み合せることが可能なレールプレートに関する、
(ロ)レールプレートは、溝が下を向いた上レールと、溝が上を向いた下レールの2線が平行(対)に張られた形態を成す、
(ハ)上記の如き構成ならびに形態を有し、請求項1〜5のいずれか1項に記載の留め具と組み合せることが可能なレールプレート。
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