JP4523828B2 - ピアスジョイント端子及びピアスジョイント端子の接続構造 - Google Patents

ピアスジョイント端子及びピアスジョイント端子の接続構造 Download PDF

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Description

本発明は、フラットケーブルなどのフラット回路体に突き刺し、フラット回路体より突出した各接続爪の先端を加締めてフラット回路体内の導電部との電気的接触を行うピアスジョイント端子、及びピアスジョイント端子の接続構造に関する。
この種のピアスジョイント端子としては、例えば図10に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ピアスジョイント端子20は、図10に示すように、平板状の基部21を有する。この基部21の2箇所には正方形の孔22が形成され、各孔22の周縁が基部21の内周縁となっている。この基部21の各内周縁に4本の接続爪23がそれぞれ立設されている。4本の接続爪23は、図11に示すように、基部20の内周縁より延設された4つの接続爪23を曲げ起こすことにより形成される。
次に、ピアスジョイント端子20を用いた接続構造を説明する。図12(a)、(b)に示すように、フラットケーブル30は、間隔を置いて平行に配置された導電部30aとこれら導電部30aを被覆する絶縁外皮30bとから構成されている。このフラットケーブル30の隣接する2つの導電部30a,30a上よりピアスジョイント端子20の2箇所の接続爪23がそれぞれ突き刺さっている。フラットケーブル30を貫通して突出した2箇所の各接続爪23の先端は、加締め加工されている。このようにして、ピアスジョイント端子20を介してフラットケーブル30内の2つの導電部30a,30a間が導通されている。
上述の従来例によれば、ピアスジョイント端子20の複数の接続爪23は、基部21の内周縁のほぼ全周上に亘って設けられているため、複数の接続爪23が導電部30aに密に突き刺さって接触面積が大きく、良好な電気的接触状態を得ることができる。
特開昭63−13285号公報
しかしながら、上述した従来のピアスジョイント端子20では、基部21の内周縁に複数の接続爪23を立設するため、図11に示すように、接続爪23の長さCは対向する接続爪23の間隔Dの半分以下の寸法となる。従って、接続爪23をフラットケーブル30等のフラット回路体に深く突き刺すことができず、加締め作業が無理であったり、加締め作業が面倒であったりする場合がある。
特に、接続爪23の最大間隔Dは、導電部30aの幅E(図12参照。)より小さくすることが要求されるため、導電部30aの幅Eが小さい場合において上述の問題が発生し易い。
そこで、本発明は、このような課題を解決すべくなされたものであり、フラット回路体に対して良好な電気的接触状態が得られ、且つ接続爪の加締め作業が容易にできるピアスジョイント端子、及びピアスジョイント端子の接続構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、基部とこの基部より立設された複数の接続爪とを有し、この複数の接続爪をフラット回路体に突き刺し、フラット回路体より突出した前記各接続爪の先端を加締めて前記フラット回路体内の導電部との電気的接触を行うピアスジョイント端子であって、複数の前記ピアスジョイント端子は、長尺のキャリアフレームと該キャリアフレームから延びる各延長部とを介して連結され、前記複数の接続爪は、前記基部の外周縁で立設され、該接続爪を前記キャリアフレームの延びる方向に対して傾斜する向きに設定したことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1記載のピアスジョイント端子であって、前記延長部の先端に接続された各ピアスジョイント端子の前記基部は四角形であり、前記複数の接続爪は、四角形の辺上に配置された4本の接続爪であることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1記載のピアスジョイント端子であって、前記延長部の先端に接続された各ピアスジョイント端子の前記基部は円形であり、前記複数の接続爪は、円周上に等間隔に配置された3本の接続爪であることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3記載のピアスジョイント端子であって、互いに隣り合う前記延長部は、その先端位置が異なる位置とされ、複数の前記ピアスジョイント端子が前記キャリアフレームに沿って互い違いに設けられたことを特徴としている。
請求項5の発明は、ピアスジョイント端子の複数の接続爪をフラット回路体に突き刺し、フラット回路体より突出した前記各接続爪の先端を加締めて前記フラット回路体内の導電部との電気的接触を行うピアスジョイント端子の接続構造であって、複数の前記ピアスジョイント端子は、長尺のキャリアフレームと該キャリアフレームから延びる各延長部とを介して連結され、前記複数の接続爪は、前記基部の外周縁で立設され、該接続爪を前記キャリアフレームの延びる方向に対して傾斜する向きに設定したことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、複数の接続爪がフラット回路体の導電部に密に突き刺さって接触面積が大きく、良好な電気的接触状態を得ることができる。また、基部の外周縁より立設するため、対向する接続爪の間隔に依存することなく接続爪の長さ寸法を自由に設定できる。従って、接続爪をフラット回路体に深く突き刺すことができ、且つ、接続爪の加締め作業を容易に行うことができる。また、対向する接続爪の間隔を自由に設定できるため、フラット回路体の導電部の幅が狭くても適用できるピアスジョイント端子を作製可能である。
請求項2の発明によれば、フラット回路体の隣接する導電部同士を接続する際に、導電部間のピッチが小さく、それに合わせてピアスジョイント端子間のピッチを形成する場合に、各ピアスジョイント端子の接続爪をキャリアフレームの延びる方向に対して傾斜する向きに設定することにより接続爪を長く形成できる。また、4本の接続爪が導電部と接触し、接触面積を十分に大きく取ることができるため、良好な電気的接触状態を確実に得ることができる。
請求項3の発明によれば、フラット回路体の隣接する導電部同士を接続する際に、導電部間のピッチが小さく、それに合わせてピアスジョイント端子間のピッチを形成する場合に、各ピアスジョイント端子の接続爪をキャリアフレームの延びる方向に対して傾斜する向きに設定することにより接続爪を長く形成できる。また、3本の接続爪がフラット回路体に突き刺さり、フラット回路体に突き刺す面積が若干小さいため、フラット回路体自体の長手方向の引っ張り強度を落とすことがない。
請求項4の発明によれば、各ピアスジョイント端子の接続爪を形成するためのスペースを十分に確保できるため、ピアスジョイント端子の接続爪を十分に長く形成できる。
請求項5の発明によれば、複数の接続爪がフラット回路体の導電部に密に突き刺さって接触面積が大きく、良好な電気的接触状態を得ることができる。また、基部の外周縁より立設するため、対向する接続爪の間隔に依存することなく接続爪の長さ寸法を自由に設定できる。従って、接続爪をフラット回路体に深く突き刺すことができ、且つ接続爪の加締め作業を容易に行うことができる。また、対向する接続爪の間隔を自由に設定できるため、フラット回路体の導電部の幅が狭くても適用できるピアスジョイント端子を作製可能である。
以下、本発明の実施の形態に係るピアスジョイント端子およびピアスジョイント端子の接続構造の詳細を図面に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図6は本発明の第1の実施の形態を示している。図1はピアスジョイント端子の斜視図、図2はピアスジョイント端子の展開図、図3はピアスジョイント端子をフラット回路体としてのフラットケーブルに取り付ける状態を示す斜視図、図4(a)はピアスジョイント端子の接続構造の平面図、図4(b)はピアスジョイント端子の接続構造の底面図、図5(a)はピアスジョイント端子の他の接続構造の平面図、図5(b)はピアスジョイント端子の他の接続構造の底面図、図6は同一の端子ピッチで作製した場合において、第1の実施の形態の接続爪と比較例の接続爪の長さの相違を説明するための展開図である。
図1に示すように、ピアスジョイント端子1Aは、正方形状の基部2と、この基部2の四辺の外周縁より立設された4本の接続爪3とを備えている。4本の接続爪3は、図2に示すように、基部2の外周縁の四辺、つまり、ほぼ全周囲に亘って外側に一体に延設された接続爪3を曲げ起こすことによって形成されている。
また、ピアスジョイント端子1Aは、キャリア5を介して複数連結されている。キャリア5は、長尺帯状のキャリアフレーム5aと、このキャリアフレーム5aの一側縁より一定間隔で、且つ、キャリアフレーム5aに対して直交方向に延長された複数の延長部5bとから構成されている。この各延長部5bの先端にピアスジョイント端子1Aの基部2が接続されている。正方形状の基部2と延長部5bとの接続箇所は正方形の角部であり、接続爪3はキャリアフレーム5aの延びる方向に対して45度傾斜する向きに設定されている。このようにキャリア5によって連結された複数のピアスジョイント端子1Aは、キャリア5の適所を必要に応じて切断することにより単一のピアスジョイント端子1Aとして、若しくは、キャリア5によって連結された複数のピアスジョイント端子1Aとして使用される。
次に、このピアスジョイント端子1Aを用いた接続構造を説明する。図3に示すように、フラット回路体である2本のフラットケーブル10,11は、間隔を開けて互いに平行に配置された、例えば3本の導電部10a,11aと、これら導電部10a,11aを被覆する絶縁外皮10b,11bとからそれぞれ構成されている。2本のフラットケーブル10,11は互いに直交方向に配置され、一箇所で交差している。この交差箇所では双方のフラットケーブル10,11の導電部10a,11a同士も互いに交差している。
一方、キャリア5を完全に切り離して単一のピアスジョイント端子1Aを用意する。この単一ピアスジョイント端子1Aを所望の導電部10a,11aが交差する箇所に突き刺す。
次に、図4(a)、(b)に示すように、2本のフラットケーブル10,11を貫通した各接続爪3の先端3aを加締め加工する。2本のフラットケーブル10,11の各導電部10a,11aを貫通した接続爪3は、各導電部10a,11aにそれぞれ接触状態となる。これにより、フラットケーブル10,11の所望の導電部10a,11a間がピアスジョイント端子1Aを介して電気的に接続される。
上述したように、ピアスジョイント端子1Aは、4本の接続爪3がフラットケーブル10,11の導電部10a,11aに密に突き刺さって接触面積が大きく、良好な電気的接触状態を得ることができる。また、ピアスジョイント端子1Aは、対向する接続爪3の間隔Bに依存することなく接続爪3の長さAをある程度自由に長くできる。従って、接続爪3を2本のフラットケーブル10,11に深く突き刺すことができ、且つ、接続爪3の加締め作業も失敗なく容易に行うことができる。さらに、対向する接続爪3の間隔Bを自由に設定できるため、フラットケーブル10,11の導電部10a,11aの幅Eが狭くても適用できるピアスジョイント端子を作製可能である。
このように、第1の実施の形態では、基部2が正方形であり、複数の接続爪3は、正方形の各辺上に立設された4本の接続爪3であることにより、4本の接続爪3が導電部10a,11aと接触し、接触面積を十分に大きく取ることができるため、良好な電気的接触状態を確実に得ることができる。
次に、このピアスジョイント端子1Aを用いた他の接続構造を説明する。図5(a)、(b)に示すように、フラット回路体である1本のフラットケーブル12は、間隔を開けて互いに平行に配置された複数の導電部12aと、これら導電部12aの外周を被覆する絶縁外皮12bとから構成されている。
一方、フラットケーブル12内の電気的に導通させる導電部12aに対応する個数及び配置となるようにキャリア5の適所を切断し、キャリア5で連結された複数のピアスジョイント端子1Aを用意する。
次に、キャリア5で連結された複数のピアスジョイント端子1Aを所望の導電部12aが交差する箇所に突き刺す。次に、図5(b)に示すように、1本のフラットケーブル12を貫通した各接続爪3の先端3aをそれぞれ加締め加工し、これで完了する。フラットケーブル12の所望の導電部12a間が、連結された複数のピアスジョイント端子1Aを介して電気的に接続される。
ここで、フラットケーブル12の隣接する導電部12a同士を接続する際に、導電部12a間のピッチP1(図5(a)、(b)に示す)が小さく、それに合わせてピアスジョイント端子1A間のピッチP2を形成する場合にあって、比較例(従来のピアスジョイント端子)と第1の実施の形態の場合の接続爪23,3の長さC,Aを比較する。図6に示すように、比較例の場合には、接続爪23の長さCは最大でもピッチP2の1/2未満である。これに対し、第1の実施の形態の場合には、接続爪3をキャリアフレーム5aの延びる方向に対して45度傾斜する向きに設定することにより、接続爪3の長さAを比較例より十分に長く形成できる。従って、端子間のピッチP2が小さい場合にあっても接続爪3の先端を確実に加締め加工ができる。なお、接続爪3の長さAは、キャリアフレーム5aの延びる方向に対して45度の角度に設定した場合が最も長く設定できる。
次に、第1の実施の形態の変形例を説明する。図7に示すように、キャリアフレーム5aより間隔を開けて延設された複数の延長部5bは、短いものと長いものとが交互に設けられている。これにより、各延長部5bの先端に接続されるピアスジョイント端子1Aが違い違いの位置に配置されている。他の構成は同一であるため、同一符号を付してその説明を省略する。
この変形例では、各ピアスジョイント端子1Aの接続爪3を形成するためのスペースを十分に確保できるため、ピアスジョイント端子1Aの接続爪3を十分に長く形成できるという利点がある。
上記変形例では、複数の延長部5bはキャリアフレーム5aの同じ側端より延設し、その長さに長短を設けることによってピアスジョイント端子1Aを違い違いに配置しているが、キャリア部5aの左右の異なる側端より交互に延設してピアスジョイント端子1Aを互い違いに配置するようにしても良い。
(第2の実施の形態)
図8及び図9は本発明の第2の実施の形態を示し、図8はピアスジョイント端子の斜視図、図9はピアスジョイント端子の作製過程を示す斜視図である。
図8に示すように、ピアスジョイント端子1Bは、円形状の基部6と、この基部6の外周縁より立設された3本の接続爪7とを備えている。3本の接続爪7は、図9に示すように、基部6の円形の外周縁の等間隔位置、つまり、ほぼ全周囲に亘って外側に一体に延設された3つの接続爪7を曲げ起こすことによって形成されている。
また、ピアスジョイント端子1Bは、前記第1の実施の形態と同様に、キャリア9を介して複数連結されている。キャリア9は、ストレート形状のキャリアフレーム9aと、このキャリアフレーム9aの一側端より一定間隔置きで、且つ、キャリアフレーム9aに対して直交方向に延長された複数の延長部9bとから構成されている。この各延長部9bの先端にピアスジョイント端子1Bの基部6が接続されている。丸形状の基部6と延長部9bとの接続箇所は丸形の一端であり、接続爪7はキャリアフレーム9aの延びる方向に対して60度傾斜する向きで設定されている。このようにキャリア9によって連結された複数のピアスジョイント端子1Bは、キャリア9の適所を必要に応じて切断することにより単一のピアスジョイント端子1Bとして、または、キャリア9によって連結された複数のピアスジョイント端子1Bとして使用される。
この第2の実施の形態に係るピアスジョイント端子1Bでも、3本の接続爪7がフラット回路体(図示せず)の導電部に密に突き刺さって接触面積が大きく、良好な電気的接触状態を得ることができる。また、ピアスジョイント端子1Bは、対向する接続爪7の間隔Bに依存することなく接続爪7の長さAをある程度自由に長く設定できる。従って、接続爪3を2本のフラットケーブル10,11に深く突き刺すことができ、且つ、接続爪3の加締め作業も失敗無く、容易に行うことができる。接続爪7をフラット回路体(図示せず)に深く突き刺すことができ、且つ、接続爪7の加締め作業も失敗無く、容易に行うことができる。さらに、対向する接続爪7の間隔を自由に設定できるため、フラット回路体の導電部の幅が狭くても適用できるピアスジョイント端子1Bを作製可能である。
この第2の実施の形態では、基部6は円形であり、複数の接続爪7は、円周上に等間隔に配置された3本の接続爪7であるので、3本の接続爪7がフラット回路体に突き刺さり、フラット回路体に突き刺す面積が若干小さいため、フラット回路体自体の引っ張り強度を落とすことがない。
また、第2の実施の形態に係るピアスジョイント端子1Bでも、図3及び図4に示す接続構造や図5に示す接続構造に適用でき、前記第1の実施の形態で説明したのと同様の作用・効果が得られる。ピアスジョイント端子1Bを図7に示す連結構造とすることにより、前記第1の実施の形態の変形例で説明したように、ピアスジョイント端子1Bの接続爪7を十分に長く形成できる。
なお、第1の実施の形態で説明した接続構造では、フラット回路体が2本又は1本のフラットケーブル10,11,12である場合を説明したが、3本以上のフラットケーブルである場合においても、フラット回路体がフラットケーブル以外であってもよい。
なお、第1及び第2の実施の形態では、基部2,6が四角形(正方形)や丸形の場合をそれぞれ説明したが、それ以外の形状であってもよいことはもちろんである。また、接続爪3,7は4本と3本の場合をそれぞれ説明したが、接続爪の数は5本以上でもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るピアスジョイント端子の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るピアスジョイント端子の展開図である。 本発明の第1の実施の形態に係るピアスジョイント端子をフラットケーブルに取り付ける状態を示す斜視図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態に係るピアスジョイント端子の接続構造の平面図、(b)はピアスジョイント端子の接続構造の底面図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態に係るピアスジョイント端子の他の接続構造の平面図、(b)はピアスジョイント端子の他の接続構造の底面図である。 同一の端子ピッチで作製した場合において、比較例と第1の実施の形態の爪用延設部(接続爪)の長さを比較する図である。 第1の実施の形態におけるピアスジョイント端子の連結構造の変形例を示す展開図である。 本発明の第2の実施の形態に係るピアスジョイント端子の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るピアスジョイント端子の展開図である。 従来例のピアスジョイント端子の斜視図である。 従来例のピアスジョイント端子の作製過程を示す平面図である。 従来例を示し、(a)はピアスジョイント端子を取り付けたフラットケーブルの平面図、(b)はピアスジョイント端子を取り付けた箇所のフラットケーブルの底面図である。
符号の説明
1A,1B ピアスジョイント端子
2,6 基部
3,7 接続爪
3a 接続爪の先端
4,8 爪用延設部
5a,9a キャリアフレーム
5b,9b 延長部
10,11,12 フラットケーブル(フラット回路体)
10a,11a,12a 導電部

Claims (5)

  1. 基部とこの基部より立設された複数の接続爪とを有し、この複数の接続爪をフラット回路体に突き刺し、フラット回路体より突出した前記各接続爪の先端を加締めて前記フラット回路体内の導電部との電気的接触を行うピアスジョイント端子であって、
    複数の前記ピアスジョイント端子は、長尺のキャリアフレームと該キャリアフレームから延びる各延長部とを介して連結され、
    前記複数の接続爪は、前記基部の外周縁で立設され、該接続爪を前記キャリアフレームの延びる方向に対して傾斜する向きに設定したことを特徴とするピアスジョイント端子。
  2. 請求項1記載のピアスジョイント端子であって、
    前記延長部の先端に接続された各ピアスジョイント端子の前記基部は四角形であり、前記複数の接続爪は、四角形の辺上に配置された4本の接続爪であることを特徴とするピアスジョイント端子。
  3. 請求項1記載のピアスジョイント端子であって、
    前記延長部の先端に接続された各ピアスジョイント端子の前記基部は円形であり、前記複数の接続爪は、円周上に等間隔に配置された3本の接続爪であることを特徴とするピアスジョイント端子。
  4. 請求項2又は請求項3記載のピアスジョイント端子であって、
    互いに隣り合う前記延長部は、その先端位置が異なる位置とされ、複数の前記ピアスジョイント端子が前記キャリアフレームに沿って互い違いに設けられたことを特徴とするピアスジョイント端子。
  5. ピアスジョイント端子の複数の接続爪をフラット回路体に突き刺し、フラット回路体より突出した前記各接続爪の先端を加締めて前記フラット回路体内の導電部との電気的接触を行うピアスジョイント端子の接続構造であって、
    複数の前記ピアスジョイント端子は、長尺のキャリアフレームと該キャリアフレームから延びる各延長部とを介して連結され、
    前記複数の接続爪は、前記基部の外周縁で立設され、該接続爪を前記キャリアフレームの延びる方向に対して傾斜する向きに設定したことを特徴とするピアスジョイント端子の接続構造。
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