JP4521390B2 - 広い周波数範囲で動作可能なプログラマブルトランシーバ - Google Patents

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Description

本発明は、プログラマブルロジックデバイス(「PLD」)として知られるタイプの一種であるフィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)に関する。より詳細には、本発明は、そのようなデバイスに含まれるトランシーバ回路網に関する。
本明細書における便宜のために、本発明が適用され得るすべてのプログラマブル集積回路デバイスは、FPGAと呼ぶ。
FPGAの製造の目的は、しばしば、FPGAが多くの異なるユーザーの各種のニーズを満たし、それによって、FPGA製品の大きな市場を作り出せるように、デバイスに広範囲な動作機能を持たせることである。一般的に言って、市場が大きければ大きいほど、FPGAはより低い単価を有し得る。一方、FPGAにあまりに多くの機能を持たせることは、単価を押し上げる圧力となるので、単価が売上量に逆風に作用し始めるほど多過ぎる機能を持たせることなく、製品を広く使用可能にするに十分な多くの機能を持たせることの機能一式のバランスをとることが必要である。
近年、高性能なトランシーバ回路網が、多くのFPGAに追加されている。たとえば、そのようなトランシーバ回路網が、FPGAへおよび/またはFPGAからの高速シリアルデータ通信をサポートするために使用され得る。そのような回路網は、時折、高速シリアルインターフェース(「HSSI」)回路網と呼ばれ得る。この回路網は、特定のトランシーバのタスクを行うために、ハードワイヤードまたは部分的にハードワイヤードのある構成要素を含み得る。これらの構成要素またはそれらの動作の、ある局面はプログラム可能であり得る。FPGAのトランシーバ回路網は、通常、FPGAの「コア」(すなわち、基本プログラマブルロジック回路網)と通信する。FPGAのHSSI回路網の例は、Leeらの特許文献1に示される。
米国特許第6,650,140号明細書
データ転送速度は、絶えず増加しており、それで、FPGAトランシーバがサポートし得るデータ転送速度を増加することに絶えず関心がある。一方、多くのFPGAユーザーは、より低いデータ転送速度を使用することに引続き関心を持っている。このことは、非常に広範囲な周波数(たとえば、以前に開発された比較的遅い周波数から絶えず進歩している先端技術におけるはるかに速い周波数まで)にわたり動作し得るFPGAトランシーバへの需要を生み出す。たとえば、FPGAトランシーバ回路網が、622Mbpsから12Gbps(すなわち、毎秒622メガビットから毎秒12ギガビット)までのデータ転送速度をサポートできることが望まれ得る。さらに、FPGAトランシーバ回路網が、この範囲内の任意または実質的に任意のデータ転送速度をサポートできることが望まれ得る。(本明細書に記載されたすべてのデータ転送速度および/または周波数は単に例であり、本発明は、いかなる特定の、データ転送速度、データ転送の範囲、周波数、または周波数の範囲に限定されないことを理解されたい)。
本発明に従って、広範囲な周波数またはデータ転送速度における任意の周波数またはデータ転送速度でのデータの受信および/または送信をサポートするよう要求され得るFPGA用のPLL回路網は、いくつかの別々のPLL回路を含む。これらのPLL回路の第1の回路は、上記の広範囲における任意の周波数で動作することが可能である。その広範囲におけるいくつかの周波数において、第1のPLL回路のジッタ性能は、その範囲におけるその他の周波数より優れ得る。たとえば、このジッタ性能は、その広範囲における低い周波数において、その範囲の高い周波数においてよりも優れ得る。第1のPLL回路のジッタ性能がある特定のアプリケーションにおいて適当でなくあり得る場合、1個以上の追加PLL回路が使用のために備えられる。たとえば、追加PLL回路の動作範囲は比較的狭くあり得るが、第1のPLL回路のジッタ性能が適当でなくあり得る広範囲の一部をカバーし得る。
異なるPLLは異なる構造を有し得る。たとえば、広範囲なPLLはリングベースのPLLであり得、より狭い範囲のPLLはLCタンクベースのPLLであり得る。
PLLは、オプションで使用可能な下流の周波数分割器回路網によって増強され得、PLLが良いジッタ性能で動作可能な広範囲なPLL追加部分を提供する。
別々の基準クロック信号源が、別々のPLLの各々に備えられ得る。
特定のアプリケーションに必要でないPLLは、電力を節約するために電源をオフにし得る。これは、プログラム可能なようになされ得、PLLに関係する回路網にも適用可能で、PLLが必要ないとき関連回路網もまた必要ない。PLLへの電源をオフにすることは、広範囲なPLLの場合、そのようなPLLはより多くの電力を消費する傾向があるので、特に有用であり得る。そうであるのは、広範囲なPLLは、そのPLLに対して特定された最高のデータ転送速度を満足することできなければならないからである。このことは、PLL電力がデータ転送速度の減少に追従しないで、実際に使用されているデータ転送速度に無関係に比較的一定のままであるため、PLLがその最大データ転送速度の近辺で動作する必要がないユーザーにとって不利益となる。
本発明の更なる特徴、性質、および各種のメリットは、添付の図面および以下の詳細な説明からより明らかとなろう。
本発明は、さらに、以下の手段を提供する。
(項目1)
FPGA上のPLL回路網であって、
周波数の第1の比較的広い範囲内の実質的に全ての周波数において動作可能な第1のPLL回路と、
周波数の第2の比較的狭い範囲内の実質的に全ての周波数において動作可能な第2のPLL回路であって、該第2の範囲は該第1の範囲に含まれる、第2のPLL回路と
を備える、回路網。
(項目2)
第3の比較的狭い範囲内の実質的に全ての周波数において動作可能な第3のPLL回路をさらに備え、該第3の範囲は該第1の範囲に含まれる、項目1に記載の回路網。
(項目3)
上記第3の範囲は、少なくとも部分的に上記第2の範囲と異なる、項目2に記載の回路網。
(項目4)
上記第2のPLL回路の出力信号の周波数を分割するための周波数分割器回路網をさらに備える、項目1に記載の回路網。
(項目5)
上記周波数分割器回路網は、上記出力信号の上記周波数を2で割る、項目4に記載の回路網。
(項目6)
上記周波数分割器回路網は、上記出力信号の上記周波数を4で割る、項目4に記載の回路網。
(項目7)
上記周波数分割器回路網は、上記出力信号の上記周波数を8で割る、項目4に記載の回路網。
(項目8)
上記第2のPLL回路の上記出力信号または上記周波数分割器回路網の出力信号のいずれかを、使用のために選択することを可能にする経路指定回路網をさらに備える、項目4に記載の回路網。
(項目9)
上記第1のPLL回路の出力信号または上記第2のPLL回路の出力信号のいずれかを、使用のために選択することを可能にする経路指定回路網をさらに備える、項目1に記載の回路網。
(項目10)
トランシーバ回路網をさらに備え、上記経路指定回路網は、上記第1のPLL回路の上記出力信号または上記第2のPLL回路の上記出力信号のいずれかを、該トランシーバ回路網による使用のために選択することを可能にする、項目9に記載の回路網。
(項目11)
上記第1のPLL回路用の第1の基準クロック信号源および上記第2のPLL回路用の第2の基準クロック信号源をさらに備える、項目1に記載の回路網。
(項目12)
上記第1および上記第2の基準クロック信号源は、各々異なる第1および第2の周波数を有する、項目11に記載の回路網。
(項目13)
上記第1の範囲は約622Mbps〜約12Gpbsであり、上記第2の範囲は約8Gbps〜約10Gpbsである、項目1に記載の回路網。
(項目14)
上記第1の範囲は約622Mbps〜約12Gpbsであり、上記第2の範囲は約8Gbps〜約10Gpbsであり、上記第3の範囲は約9.95Gbps〜約12Gpbsである、項目2に記載の回路網。
(項目15)
上記PLL回路のうちの少なくとも一つのPLL回路用の電源回路と、
該電源回路からの電力を該PLL回路のうちの少なくとも一つに選択的に印加するための制御回路網と
をさらに備える、項目1に記載の回路網。
(項目16)
上記制御回路網は、該制御回路網が上記電源回路網からの電力を上記PLL回路のうちの少なくとも一つに印加するか否かに関してプログラム可能である、項目15に記載の回路網。
(項目17)
FPGA回路網であって、
複数のトランシーバチャネルと、
FPGAコア回路網と、
複数のPLL回路であって、該PLL回路の各々が、該PLL回路とそれぞれ関連した周波数の範囲内の実質的に全ての周波数において動作可能である、複数のPLL回路と、
該PLL回路の各々からの信号を任意の該トランシーバチャネルへと選択的にルーティングする経路指定回路と
を備える、回路網。
(項目18)
上記経路指定回路網は、上記ルーティングを選択するようにプログラム可能である、項目17に記載の回路網。
(項目19)
上記複数のPLL回路は、少なくとも第1および第2のPLL回路を含み、該第2のPLL回路の範囲は該第1のPLL回路の範囲内である、項目17に記載の回路網。
(項目20)
上記PLL回路の各々は、それぞれのVCO回路を含み、該VCO回路のうちの少なくとも一つは、該VCO回路のうちのその他の少なくとも一つと異なるタイプである、項目17に記載の回路網。
(項目21)
上記第1のPLL回路は、リングベースのVCO回路網を含み、上記第2のPLL回路は、LC―タンク−オシレータ−ベースのVCO回路網を含む、項目19に記載の回路網。
(項目22)
FPGA用のPLL回路網であって、
リングベースのVCO回路網を含み、周波数の第1の比較的広い範囲内の実質的に全ての周波数において動作可能な第1のPLL回路と、
LC―タンク−オシレータ−ベースのVCO回路網を含み、第2の比較的狭い周波数の範囲内の実質的に全ての周波数において動作可能な第2のPLL回路であって、該第2の範囲は、該第1の範囲に含まれ、該第1の範囲の上限に近い、第2のPLL回路と
を備える、回路網。
(項目23)
上記第2のPLL回路の出力信号の周波数を分割するための周波数分割器回路網をさらに備える、項目22に記載の回路網。
(項目24)
上記周波数分割器回路網は周波数を2で割る、項目23に記載の回路網。
(項目25)
上記第1のPLL回路の出力信号、上記第2のPLL回路の出力信号、または、上記周波数分割器回路網の出力信号のうちの任意の信号を、使用のために選択するための経路指定回路網をさらに備える、項目24に記載の回路網。
(項目26)
上記FPGA用のトランシーバ回路網をさらに備え、上記経路指定回路は、上記使用のために選択された信号を該トランシーバ回路網に印加する、項目25に記載の回路網。
(項目27)
上記トランシーバ回路網は、上記FPGA用の複数のトランシーバ回路網のうちの一つであり、上記経路指定回路網は、上記トランシーバのうちの別々のトランシーバによって使用するための上記信号のうちの別々の信号を選択することを可能にする、項目26に記載の回路網。
(項目28)
FPGA回路網であって、
複数のトランシーバチャネルと、
FPGAコア回路網と、
第1、第2および第3のPLL回路であって、該第1のPLL回路は、周波数の第1の比較的広い範囲内の実質的に全ての周波数において動作可能であり、該第2のPLL回路は、該第1の範囲内にある第2の比較的狭い周波数の範囲内の実質的に全ての周波数において動作可能であり、該第3のPLL回路は、該第1の範囲内にあるが該第2の範囲とは異なる第3の比較的狭い周波数の範囲内の実質的に全ての周波数において動作可能である、第1、第2および第3のPLL回路と、
任意のPLL回路の出力信号を任意のトランシーバチャネルへ印加することを可能にする経路指定回路と
を備える、回路網。
(項目29)
上記経路指定回路は、該経路指定回路がトランシーバチャネルへ印加するための信号を選択する方法に関して、プログラム可能である、項目28に記載の回路網。
本発明により、非常に広範囲な周波数にわたり動作し得るFPGAトランシーバが提供され得る。さらに、本発明により、たとえば、FPGAトランシーバ回路網が、622Mbpsから12Gbpsまでのデータ転送速度をサポートできる。さらに、本発明により、FPGAトランシーバ回路網が、この範囲内の任意または実質的に任意のデータ転送速度をサポートできる。
図1に示すように、例示的なFPGA10は、HSSI回路網M−1、M、およびM+1などのいくつかの「四チャネル方式(quad)」を含む。任意の特定のFPGA製品に含まれ得るそのような四チャネルの数は、全く任意である。たとえば、FPGAは、1個の四チャネル方式、2個の四チャネル方式、4個の四チャネル方式、5個の四チャネル方式、またはその他の任意の所望数の四チャネル方式を含み得る。以下の考察において、最大の注目は四チャネル方式Mに対してなされている。四チャネル方式Mは代表的であるに過ぎなく、その他の同様な四チャネル方式(M−1、M+1,など)が含まれ得ることを理解されたい。
四チャネル方式Mは、トランシーバ回路網の20−0〜20−3の4チャンネルおよびクロック管理回路網30の1式を含む。また、回路網30は、CMU回路網30とも呼ばれ得る。各トランシーバチャネル20は、一つの流入(in−bound)データストリームおよび一つの流出(out−bound)データストリームを処理し得る。図1の各トランシーバチャネル20に関連する接続22は、流入と流出の別々のデータリード線を実際的に示し得る。さらに、各流入および流出データ経路は、実際的に差分信号経路であり、一対の差分信号または相補信号を伝える一対のリード線を必要とし得る。接続22は、通常、FPGA10の外部の一つ以上のデバイスまで延びている。
各トランシーバチャネル20は、そのチャネルと関連する接続24を介して、FPGAコア60とデータ交換し得る。各接続24は、通常、いくつかのパラレル流入接続およびいくつかのパラレル流出接続を示す。たとえば、各トランシーバチャネル20によって行われる機能の一つは、受信(流入)シリアルデータ信号(関連する流入リード線22からの)を複数のパラレルデータ信号24に変換することであり得、その信号のそれぞれは、そのチャネルによってシリアルに受信されたデータワードのビットの各1個を示す(任意の一定時間において)。換言すれば、受信機側では、各チャネル20は、受信データ信号の直並列変換回路として動作し得る。送信機側では、各チャネル20は、逆すなわち並直列変換動作を行い得る。このように、チャネルに関連する接続24は、流出データワードのビットをパラレルに伝えるためのいくつかのパラレルリード線を含み得、チャネルは、そのパラレルデータをシリアル形に変換し得、データはそのチャネルの流出シリアルリード線22を介して出力される。
各トランシーバチャネル20に関連する接続24は、クロック、ステータス、および制御信号などのその他の種類の信号もまた含み得る。これらの信号は、チャネルとFPGAコア60間においていずれかの方向に多様に流れ得る。
トランシーバチャネル20のうちの一部またはすべてのチャネルの受信機側で行われ得る重要な機能は、いわゆるクロックデータリカバリ(「CDR」)である。このことは、データ信号と完全に同期した付随するクロック信号に対する要求なしに、シリアルデータ信号を受信し、正しく解釈することを含む。データ信号のビットレートに関係した周波数を有する基準クロック信号はあり得るが、基準クロック信号における遷移とデータ信号における遷移との間のいかなる特定の位相関係に対する要求はない。CDR回路網は、正確なビットレートおよびデータ信号の位相を決定するために、データにおける遷移を使用する。その情報によって、CDR回路網は、リタイミングされたデータ信号と回復されたクロック信号を生成する。リタイミングされたデータ信号は、本来受信されたシリアルデータ信号の正しい解釈である。それはまた、その信号の「クリーンアップ(cleaned−up)」バージョンでもあり、回復された信号と完全に同期する(すなわち、位相および周波数の両方)。従って、リタイミングされたデータ信号は、その信号を処理するトランシーバチャネル20の更なる受信機回路網における更なる処理可能な状態にある。たとえば、そのような更なる処理は、(関連するチャネル20における初期の更なるステップとして)リタイミングされたデータ信号をシリアルからパラレル形に変換することを含み得る。回復されたクロック信号は、リタイミングされたデータ信号の更なる処理の少なくとも一部において使用され得る。
各チャネルにおけるCDR回路網は、その機能を実行するために(たとえば、上記のとおり)一つ以上の基準クロック信号を必要とし得る。これらの基準クロック信号は、前述のパラグラフで言及した基準クロック信号とは異なり得るが、場合によりその基準クロック信号から得られるか、または部分的にその基準クロック信号から得られ得る。たとえば、前述のパラグラフで言及した基準クロック信号は、FPGA10のフェーズロックドループ(「PLL」)回路網への入力であり得、またPLL回路網の1以上の出力信号は、一つ以上のチャネル20におけるCDR回路網への1以上の基準クロック入力であり得る。そのようなPLL回路網の目的の中には、(1)印加された基準クロック信号を「クリーンアップ」すること、(2)基準クロック周波数を効果的に変更すること、および(3)同じ基本クロック信号の複数の位相シフトしたバージョンを提供することがあり得る。
以下のさらなる考察における混乱を避けるために、上記のとおりCDR回路網に印加されたPLLのクロック型出力信号は、2パラグラフ前に言及した基準クロック信号または1パラグラフ前に言及したPLLへの入力である基準クロック信号などのほかの基準クロック信号と区別するため、PLL−CDR基準クロック信号、PLL−CDRクロック信号、PLL−CDR信号などと呼ばれ得る。
上記のCDR動作に必要なことの他に、PLL出力信号は、たとえば、チャネルの流出リード線22を介してチャネルによって送信されるシリアルデータの出力をクロックするために、一つ以上のチャネル20の送信機側で必要とされ得る
本明細書の背景の部で言及したように、FPGA10が、範囲が非常に高いビットレートまで及び得る広範囲のビットレートにおいてどこにでもある(実質的にどこにでもある)一つ以上のビットレートを有する高速シリアル通信をサポートできることが望ましい。任意の所定のビットレートについて、上記PLLは、ビットレートに関係した周波数で動作できなければならない。従って、FPGA10のHSSI回路網が動作できるビットレート範囲は、必要とされるPLL回路網が満足に動作できる周波数範囲によって影響を受ける。
本発明に従って、FPGA10のPLL回路網の動作周波数範囲は、複数の別のPLL回路40をCMU回路網30に含めることによって、高められる。図1に示す例示的な実施形態において、CMU30は、PLL−CDR基準クロック信号を、CMU回路網を含む四チャネル方式においてトランシーバチャネル20用に提供できる。たとえば、PLL40−0〜40−2のPLLの各々の一つ以上の出力信号42は、クロック分配回路50およびリード線52を介して一つ以上の任意のチャネル20−0〜20−3に印加され得る。回路網50は、好適には、どのPLL出力信号42がどのリード線52に、従ってどのトランシーバチャネル20に印加されるかを選択するようにプログラム可能である。
622Mbps〜12Gbpsの範囲で動作しなければならない四チャネル方式を考慮する。そのような広いデータ範囲を満足するリングベースのCDR回路網を作成することは可能であろう。しかし、このデータ範囲をサポートするクリーンなCMU PLLを作成することは、はるかに難しい。これは、CMU PLLは可能性ある多くの用途の要件を満足するために非常に厳しいジッタ仕様を有し(また有する必要があり)、また最高データ転送速度でこの仕様を満足することは最適なシステムを生成しないからである。LCタンクオシレータ回路の可能性ある代案は、性能が劣りあまり機能的でないタンク回路網を生み出し得る。たとえば、LCタンクオシレータ回路は、比較的低いジッタを有し得、非常に高い周波数で動作する能力があり得るが、比較的狭い動作周波数範囲を有し得る。
本発明は、前述の問題を以下の方法によって解決する。PLL0 40−0は、好適には622Mbps〜12Gbpsなどの完全な周波数範囲をカバーする広範囲なリングベースのPLLである。PLL0 40−0は、そのハイエンドで比較的劣るジッタ性能を有し得る。しかし、この起こり得る重要度は、いずれか一方がPLL0 40−0の代替として使用され得る追加のPLL40−1および40−2を備えることによって、大幅に下がる。
PLL1 40−1は、最適なジッタに焦点をあてた約8Gbps〜約10Gbpsの狭帯域PLL(リングまたはLC)であり得る。PLL2 40−2もまた、約9.95Gbps〜約12Gbpsのジッタに焦点をあてた狭帯域PLLであり得る(LCが最もあり得る)。
広範囲でリングベースのPLLおよび少なくとも一つの狭範囲のLCタンクベースのPLLの上記の組合せは、一つの広範囲なリングオシレータPLLのみに依存しようとする試みに対して性能が最適化され得る。(広範囲LCタンクPLLを生成しようとするいかなる試みも、おそらく許容できないジッタという結果となるであろう。)多数の別々のPLLを備えることもまた、これらのPLLうちの少なくともいくつかを、特定の重要性がありおよび/または特定の要求(たとえば、最大の許容可能なジッタに関して)を有し得る特定のデータ範囲を対象にすることを可能にする。このことは、各PLLに(またはある少なくとも一つ以上のPLLに)特定の望ましい、別々の基準クロック信号を、示された方法、たとえば、図6およびより詳細に以下に記載された方法で、備えることを含み得る。
可能性のあるさらに進んだ洗練形態は、図2に示される。特に、これらの洗練形態では、一つ以上のPLL(特にPLL1 40−1およびPLL2 40−2)が、周波数範囲拡張を可能にするポスト(post−)VCO周波数分割器を有することが可能となる。たとえば、図2はPLL1 40−1とその後にある2で割る周波数分割器110−1、およびPLL2 40−2とその後にある2で割る周波数分割器110−2を示す。マルチプレクサー回路網112−1(制御回路網114−1によって制御される)は、ディバイダ110−1が使用されること、またはバイパスされることを可能にする。同様に、マルチプレクサー回路網112−2(制御回路網114−2によって制御される)は、分割器110−2が使用されるかこと、またはバイパスされることを可能にする。制御回路網114は、プログラマブル要素(たとえば、構成ランダムアクセスメモリ「CRAM」ビット)または任意のその他の所望の種類の制御回路網であり得る。112や114などの回路網によってPLL1およびPLL2の非除算または除算出力を別々に選択することに対する可能性のある代替として、非除算および除算出力の両方がクロック分配回路網50に供給され得(図1)、どの信号が使用されるかまたどこでそれらの信号が使用されるかについてのすべての選択は、その回路網50によってなされ得る。(中でも、図7は代替型の構造を示す。)周波数分割器回路網110−1の追加によって、8Gbps〜10Gbpsをサポートするように設計されたPLL1は、4Gbps〜5Gbpsもまたサポートし得る。同様に、周波数分割器回路網110−2の追加によって、9.95Gbps〜12Gbpsをサポートするために設計されたPLL2は、4.975Gbps〜6Gbpsもまたサポートし得る。
2で割るファクタの各々は、分割器後で約6dBだけ観測位相ノイズを改善する。
図2に示されるものと同種の追加のポスト分割器は、必要に応じて備えられ得る。たとえば、そのような追加のポスト分割器は、周波数を4、8などで割るために備えられ得る。一方、PLL0 40−0は4Gbps未満の妥当なジッタ性能を備え得、またPLL1とPLL2およびそれらの周波数分割器110によってはカバーされない6Gbps〜8Gbps間の周波数ホールをカバーし得るので、ポスト分割器は必要ない場合もある。従って、PLL0 40−0は柔軟性および広範囲を提供するが、たぶん最適なジッタは提供しない。そしてPLL1およびPLL2は、ジッタ用に、それらの多少より狭い動作領域において最適化される。特に、LCベースのPLLに関し、狭帯域形成は最適な位相ノイスを提供するために望ましい。
図1および図2におけるPLL回路40のどれにおいても使用可能なVCO回路網220の例示的形式は、図3に示される。VCO回路網220は、2段階の関連直交オシレータ240a/240bを含む。構成要素240の各々は、図4に示されるように構成され得るか(この場合回路網220はLCタンクオシレータ回路網として説明され得る)、または、図5に示されるように構成され得る(この場合回路網220は、リングオシレータ回路網として説明され得る)。図4と図5の違いは、図4にはインダクタ252が有り、図5からはその回路要素が省かれていることである。
図4を簡単に説明すると、代表ステージ240は、PMOSトランジスタ250aおよび250b、インダクタ252、コンデンサ254、およびNMOSトランジスタ256a1、256a2、256b1および256b2を含む。入力Q1Pは、トランジスタ256a1のゲートに印加される。入力Q1Nは、トランジスタ256b1のゲートに印加される。出力Q2Nは、LCタンク回路252/254の一つの「端」にあるノードに接続される。出力Q2Pは、LCタンク回路のもう一つの「端」にあるノードに接続される。回路網220の周波数を制御するために、制御電圧(VCTRL)は、VCOと供給側(トランジスタ250aおよび250bのドレーン)またはアース側(トランジスタ256a2および256b2のソース)との間に接続された可変コンデンサ254または可変電源(示されていない)のどちらかを制御するために使用され得る。
既に述べられているように、図5に示される代替案は、インダクタ252無しではあるが、全体として図4と同様に構成され、動作する。もちろん、要素もまた、図4と図5で異なるサイズであり、これらの異なるVCO構成要素を使用して構成されるPLLへ必要に応じて異なる周波数動作範囲を与える手助けをし得る。
図3〜5に示されたものは例示に過ぎないものであり、その他の構成が、所望であれば、図1および図2のPLL40のどれでもまたはすべてに使用され得ることを理解されたい。
上記に示され、説明されたことを簡単に要約するため、このアーキテクチャは、産業界で使用される基準に従って、各種キーポイントにおける最適なジッタ性能で広いデータ範囲を絶えずカバーし得る。さらに、このアプローチは、データ範囲を広げるようにアーキテクチャが移行されるので、開発された回路の再利用を可能にする。たとえば、データ範囲の上限を拡張したい場合、この拡張は、全幅の同調範囲を再設計するのでなく、別のより高いハイエンドのPLL(たとえば、図1および図2における参照番号40−3を有するPLL3)を追加することによってなされ得る。
本発明の別の考えられる特徴は、図6に示される。これは、各PLL40が特定のデータ転送速度範囲を対象にした専用の基準クロックを有するように構成された基準クロックスキームである。たとえば、PLL0 40−0は、その基準クロック信号を基準クロック0供給源310−0から取得し得る。PLL1 40−1は、その基準クロック信号を基準クロック1供給源310−1から取得し得る。PLL2 40−2は、その基準クロック信号を基準クロック2供給源310−2から取得し得る。PLL0が、約622Mbpsから約12Gbpsまでの広周波数範囲をカバーする意図がある場合、基準クロック0は、そのようなPLLによって使用されるのに適している。その例にて続けると、PLL1が、約8Gbpsから約10Gbpsまでの範囲に焦点をあてた場合、基準クロック1はその焦点を持つPLLに適している。また、PLL2が、約9.95Gbpsから約12Gbpsまでの範囲に焦点をあてた場合、基準クロック2は、その焦点を持つPLLによる使用に適している。
クロック分配回路網50の例示的実施形態が、より詳細に図7に示される。回路網50は、CMU30の出力信号42を各トランシーバ20の近辺に伝える。各トランシーバに隣接する選択回路網410は、これらの信号どれか一つ(または複数回)がそのトランシーバへの印加のために選択されることを可能にする。この構成は、CMU30のいかなる出力42もトランシーバ20のどれにでも印加されることを可能にすることは明らかであろう。異なるトランシーバ20は、多くの異なる組合せのどれにおいても出力42の同じまたは異なる信号を受信し得る。
図7の選択回路網の代表部分の例示的な実施形態は、図8に示される。図8の垂直コンダクタの一つを、描かれた代表水平コンダクタ52に接続することを望む場合、これらのコンダクタ間のスイッチ412(たとえば、トランジスタ)は、関連した制御回路網414によって閉じられ得る。制御回路網414は、図2の要素114用の上記のどの種類の回路網でもあり得る。
図9は、PLL40が使用されていないときに電源をオフにする、本発明の可能性あるさらなる特徴を示す。図9に示された例示的な実施形態において、電源510からの電力は、スイッチ(たとえば、トランジスタ)520−0を介してPLL0 40−0に供給され得る。スイッチ520−0は、制御要素530−0からの信号によって、電源オンまたはオフにされ得る。制御要素530−0は、本明細書に示され、記載されたその他のどの制御要素とも同様であり得る(たとえば、図2の制御要素114のいずれか)。特に、制御要素530−0は、構成RAMビットまたはセルなどのプログラマブル要素であり得る。そのような方法で、回路網は、PLL0 40−0への電源がオンまたはオフかどうかに関してプログラム可能になり得る。同じ構成は、PLL1 40−1およびPLL2 40−2について示される。このように、スイッチ520−1は、制御要素530−1の状態によりPLL1への電力をオンまたはオフにする。同様に、スイッチ520−2は、制御要素530−2の状態によりPLL2への電力をオンまたはオフにする。デバイスの特定のアプリケーションにおいて使用されていないPLL40への電源をオフにすることができるメリットは、本明細書の要約部に記載されている。
図10は、必要に応じて、1個の四チャネル方式からのPLL出力信号42が、その四チャネル方式におけるチャネル20によるのみならず、その他の1個以上の四チャネル方式におけるチャネル20によっても使用可能であるように回路網を構成し得るというポイントを示す。図10に示される例示的実施形態において、クロック分配回路網50は、四チャネル方式MにおけるあらゆるPLL40の出力信号42Mを、四チャネル方式Mまたは四チャネル方式M+1のいずれかにおいてどのチャネル20によっても使用可能にする。同様に、回路網50は、四チャネル方式M+1におけるあらゆるPLL40の出力信号42M+1を、四チャネル方式M+1または四チャネル方式Mのいずれかにおいてどのチャネル20によっても使用可能にする。この種の回路構成は、一つの四チャネル方式のPLLを他の四チャネル方式によって借りられるようにし、回路網の柔軟性を増加させ得る。図10によって示されたアイディアは、二つの四チャネル方式に限定されるものではなく、いかなる所望数の四チャネル方式にでも拡張され得る。
上記記載は、本発明の原則の例示に過ぎなく、本発明の範囲と精神を逸脱することなく、当業者によって各種の修正がなされ得ることを理解されたい。たとえば、3個のPLL40の使用は例示に過ぎず、必要に応じて代わりに異なる複数個のPLLが使用され得る。本発明の範囲内の修正の別の例として、本明細書にて言及された特定の周波数および周波数範囲は、例示に過ぎず、必要に応じて、本発明はその他の周波数および周波数範囲に適用され得る。これらの他の周波数および周波数範囲は、本明細書において言及された周波数より高いおよび/または低い、および/または本発明が適用される周波数範囲が、本明細書において言及された周波数範囲より広いおよび/または狭いことがあり得る。
フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)は、広範囲な可能性ある周波数またはデータ転送速度における任意の周波数またはデータ転送速度で、データを受信および/または送信するように改造されたデータ受信機および/または送信機回路網を含み得る。フェーズロックループ(PLL)回路網は、そのような受信機および/または送信機回路網の動作に必要であり得る。広い周波数範囲にわたり満足のいく動作のために、複数のPLL回路が備えられる。これらのPLL回路は、全周波数において動作する能力があり、その範囲のある部分ではその範囲のその他の部分よりおそらく良いジッタ性能を持って動作し得る。特に最初に述べたPLLのジッタ性能がある可能性あるニーズを満たすには適当でない場合、広い範囲の特定の部分に焦点をあてた1個以上のPLL回路を備えられ得る。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
図1は、本発明の例示的実施形態を示す簡易ブロック図である。 図2は、本発明に従った、図1に対する可能性ある改良の例示的な実施形態を示す簡易概略ブロック図である。 図3は、図1および図2の回路網の構成要素において使用され得る回路網の例示的実施形態の簡易ブロック図である。 図4は、図3の回路網の代表的構成要素の例示的実施形態の簡易概略図である。 図5は、図3の回路網の代表的構成要素の別の例示的実施形態の簡易概略図である。 図6は、本発明に従った、図1および図2に対する可能性あるさらなる改良の例示的な実施形態の簡易ブロック図である。 図7は、本発明に従った、図1に示されたものの一部分の例示的実施形態の簡易概略ブロック図である。 図8は、本発明に従った、図7に示されたものの代表的な部分の例示的実施形態の簡易概略ブロック図である。 図9は、本発明のさらなる可能性ある特徴の例示的な実施形態の簡易ブロック図である。 図10は、本発明の別の可能性ある特徴の例示的な実施形態の簡易概略ブロック図である。
符号の説明
10 FPGA
20 トランシーバチャネル
30 クロック管理回路網
40 PLL回路
50 クロック分配回路
60 FPGAコア

Claims (13)

  1. 複数のトランシーバチャネルであって、該複数のトランシーバチャネルの各々が、それぞれのトランシーバチャネルに印加されたシリアルデータ信号から、リタイミングされたデータ信号と回復されたクロック信号とを回復するクロックデータリカバリ(CDR)回路網を含む、複数のトランシーバチャネルと、
    複数のフェーズロックループ(PLL)回路であって、該複数のPLL回路の各々が、該PLL回路とそれぞれ関連した周波数の範囲内の実質的に任意の周波数において動作可能である、複数のフェーズロックループ(PLL)回路と、
    それぞれのトランシーバチャネルにおいて該CDR回路網によってPLL−CDR基準クロック信号として用いるために、該複数のPLL回路のいずれかからの信号を該複数のトランシーバチャネルのうちの任意のトランシーバチャネル選択的にルーティングする経路指定回路網であって、該複数のPLL回路は、(1)リングベースの電圧制御オシレータ(VCO)回路網を含む第1のPLL回路と、(2)LCタンクオシレータベースのVCO回路網を含む第2のPLL回路とを含む、経路指定回路網と
    を備えている集積回路網。
  2. 前記経路指定回路網は、前記ルーティングを選択するようにプログラム可能である、請求項に記載の集積回路網。
  3. 前記第2のPLL回路の範囲は前記第1のPLL回路の範囲内である、請求項に記載の集積回路網。
  4. 前記第2のPLL回路の出力信号の周波数を分割する周波数分割器回路網をさらに備えている、請求項に記載の集積回路網。
  5. 前記周波数分割器回路網は周波数を2で割る、請求項に記載の集積回路網。
  6. 前記経路指定回路網は、前記第1のPLL回路の出力信号、前記第2のPLL回路の出力信号、または、前記周波数分割器回路網の出力信号のうちの任意の信号を、使用のために選択する、請求項に記載の集積回路網。
  7. 前記経路指定回路網は、前記複数のトランシーバチャネルのうちの異なるトランシーバチャネルによって使用するために前記複数のPLL回路のうちの異なるPLL回路からの 信号を選択することを可能にする、請求項に記載の集積回路網。
  8. 前記第1のPLL回路のための第1の基準クロック信号源と、前記第2のPLL回路のための第2の基準クロック信号源とをさらに備える、請求項に記載の集積回路網。
  9. 前記第1および前記第2の基準クロック信号源は、それぞれ異なる第1および第2の周波数を有する、請求項に記載の集積回路網。
  10. 前記第1のPLL回路と関連した範囲は約622Mbps〜約12Gpbsであり、前記第2のPLL回路と関連した範囲は約8Gbps〜約10Gpbsである、請求項に記載の集積回路網。
  11. 前記第1のPLL回路と関連した範囲は約622Mbps〜約12Gpbsであり、前記第2のPLL回路と関連した範囲は約9.95Gbps〜約12Gbpである、請求項に記載の集積回路網。
  12. 前記複数のPLL回路のうちの少なくとも1つのPLL回路のための電源回路網と、
    該電源回路網からの電力を該複数のPLL回路のうちの少なくとも1つのPLL回路に選択的に印加する制御回路網と
    をさらに備える、請求項に記載の集積回路網。
  13. 前記制御回路網は、該制御回路網が前記電源回路網からの電力を前記複数のPLL回路のうちの少なくとも1つのPLL回路に印加するか否かに関してプログラム可能である、請求項12に記載の集積回路網。
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