JP4520595B2 - 二つの部材の連結具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、連結しようとする二つの部材を、この二つの部材の一方に取り付けられる雄具を当該二つの部材の他方に取り付けられる雌具にはめ入れることのみにより、ワンタッチで連結させるタイプの連結具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、二つの部材P、Pの一方に取り付けられる雄具100と、当該二つの部材P、Pの他方に取り付けられる雌具200とからなり、かかる雄具100を当該雌具200にはめ入れることによって、ワンタッチで前記二つの部材P、Pを連結させるタイプの連結具として、図9および図10に示される構造のものが用いられている。
【0003】
かかる従来の連結具は、前記二つの部材P、Pの一方に取り付けた軸状をなす雄具100の頭部101を、当該二つの部材P、Pの他方に開設させた取付穴にはめ付けた筒状をなす雌具200に入れ込み、この雌具200内に形成させた掛合突部201を当該雄具100の頭部101に弾性的に掛合させて、かかる雄具100の取り付けられた部材Pと雌具200のはめ付けられた部材Pとを連結させるように構成されている。
【0004】
また、かかる雌具200の部材Pへのはめ付けは、当該雌具200の外側に形成させた掛合突部202を当該部材Pに開設させた取付穴のはめ込み先側にある穴縁に弾性的に掛合させることにより確保されている。(図9)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、前記従来の連結具にあっては、前記雄具100と雌具200との掛合と、この雌具200と前記取付穴との掛合とが全く無関係になされている。しかし、かかる雄具100の雌具200内へのはめ入れを利用して当該雌具200と前記取付穴との掛合状態を一層強固なものとすることができれば、この種の連結具によって二つの部材を一層適切に連結することが可能となる。
【0006】
そこでこの発明は、この種の連結具による二つの部材の連結にあたっての二つの部材の一方に取り付けられた雄具の当該二つの部材の他方に開設された取付穴にはめ付けられた雌具へのはめ入れによって、当該雌具と当該二つの部材の他方とのはめ付け状態をより強固にして、かかる雄具と雌具とを介して連結し合わせられる二つの部材の連結状態を一層向上させることを主たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明にあっては、二つの部材の連結具を以下の(1)〜(6)の構成を備えたものとした。
(1)一端側に二つの部材の一方への取付部を備えた雄具と、(2)この雄具が他端側からはめ入れられるはめ入れ空間を内側に有すると共に、前記二つの部材の他方に開設された取付穴にはめ入れられて当該二つの部材の他方に取り付けられる雌具とからなり、(3)この雌具への前記雄具のはめ入れにより前記二つの部材を連結させる連結具であって、(4)前記雌具は、当該雌具の外側に向けられた外面に掛合突部を備え、かつ、この雌具のはめ入れ空間に内面を臨ませた弾性片を有しており、当該雌具の前記取付穴へのはめ入れに伴って当該弾性片を当該取付穴によって内向きに一旦撓み込まさせた後、当該取付穴のはめ入れ先側にある穴縁を前記掛合突部が乗り越えた位置で当該弾性片を外向きに弾発させて当該掛合突部を当該穴縁に掛合させる構成としてあると共に、(5)前記雌具の前記はめ入れ空間内には、このはめ入れ空間内への前記雄具のはめ入れに伴って当該雄具に形成された被抜け止め突部を乗り越えて、当該被抜け止め突部に弾性的に掛合される抜け止め突部が設けてあり、(6)しかも、前記雄具には、前記雌具のはめ入れ空間へのはめ入れに伴って当該雌具の前記弾性片の内面に押し当たって当該弾性片を外向きに押圧する押圧突部が設けられており、この雄具の押圧突部が、雌具のはめ入れ空間内への当該雄具のはめ入れ方向に延び、かつ、当該雄具の主体部との間に撓み込みを許容する間隔を開けた状態で、両端をそれぞれ当該主体部に連接させた弾性板部に形成してある
【0008】
かかる構成によれば、前記雄具を前記取付部をもって前記二つの部材の一方に取り付けると共に、前記雌具をかかる二つの部材の他方に開設された取付穴にはめ入れて当該雌具を当該他方の部材に取り付けた後、このように他方の部材に取り付けられた雌具のはめ入れ空間内に前記雄具をはめ入れることにより、(1)このようにはめ入れられる前記雄具の被抜け止め突部によって前記雌具の抜け止め突部を押圧して当該抜け止め突部の形成されている当該雌具の弾性板部を外向きに一旦撓み出させた後、この抜け止め突部の頂部を被抜け止め突部の頂部が乗り越えた位置で当該弾性板部を内向きに弾発させ、この弾性板部の弾発によって当該抜け止め突部と被抜け止め突部とを弾性的に掛合させて雌具のはめ入れ空間内から雄具が抜け出さない状態を作り出すことができる。
(2)また、前記雄具の押圧突部によって前記雌具の弾性片を外向きに押圧して当該弾性片が内向きに撓み変形し難い状態を作り出すことができ、この弾性片の外面に形成されている掛合突部と雌具がはめ入れられている取付穴との掛合状態をガタつき無く安定的に確保させることができる。
(3)また、かかる雄具の押圧突部と雌具の弾性片との弾性的な接触によって当該雄具と雌具とのガタつきの無いはめ合わせ状態を確保させることができる。
(4)また、前記弾性板部の板厚や板幅などを調整することにより雌具内への雄具のはめ入れにあたっての抵抗力を必要に応じて簡単に設定することができると共に、一旦掛合させ合わせた雌具と雄具とを分離した場合でもこの分離操作に伴って弾性板部を撓み込ませることができることから前記押圧突部に破損を生じさせ難く、このように分離させた後でも再び当該雄具と雌具とを再び適切に掛合させ合わせることができる。
【0009】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の二つの部材の連結具における雌具の弾性片に備えられた掛合突部における取付穴のはめ入れ先側にある穴縁に掛合される掛合面が、当該穴縁に当該掛合面を掛合させた状態から更に前記弾性片の外向きへの撓み出しを許容するように傾斜した傾斜面としてあるものとした。
【0010】
かかる構成によれば、前記のように取付穴の開設された部材の当該取付穴にはめ入れられて当該部材に取り付けられた雌具に対し、雄具をはめ入れることに伴って、当該雄具に設けた前記押圧突部によって当該雌具の弾性片を外向き押圧するに留まらず、外向きに撓み出させることが可能とされると共に、この弾性片の撓み出しに伴って当該雌具を前記取付穴へのはめ入れ先側にさらに引き込むように移動させることができ、当該雌具と取付穴の設けられた部材との取り付け状態をガタつき無く一層強固なものとすることができる。
【0011】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2記載の二つの部材の連結具がさらに、取付穴への雌具のはめ入れ方向にある当該雌具の中心軸線を巡る向きにおいて、弾性片に隣り合う位置に抜け止め突部が位置されるように、当該弾性片と抜け止め突部とが形成してある構成を備えたものとした。
【0012】
かかる構成によれば、かかる弾性片と抜け止め突部を当該中心軸線方向に上下に形成させた場合に比し、雌具及び雄具をできるだけ短寸に形成させることができる。
【0013】
また、請求項4記載の発明にあっては、請求項1、請求項2又は請求項3記載の二つの部材の連結具がさらに、雌具の抜け止め突部が、取付穴への雌具のはめ入れ方向に沿って間隔を開けて形成された二条の割溝により区分された弾性板部に形成してある構成を備えたものとした。
【0014】
かかる構成によれば、かかる弾性板部の板厚や板幅などを調整することにより雌具内への雄具のはめ入れにあたっての抵抗力および両者の掛合力を必要に応じて簡単に設定することができると共に、一旦掛合させ合わせた雌具と雄具とを分離した場合でもこの分離操作に伴って弾性板部を撓み込ませることができることから前記抜け止め突部に破損を生じさせ難く、このように分離させた後でも再び当該雄具と雌具とを再び適切に掛合させ合わせることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図8に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0018】
なお、ここで図1ないし図4は、連結しようとする二つの部材P、Pの一方に連結具を構成する雄具1を、これらの他方に連結具を構成する雌具2を取り付けた状態と、(図1ないし図4の各(イ)図)この状態から雌具2内に雄具1をはめ入れて当該二つの部材P、Pを連結し合わせた状態とを(図1ないし図4の各(ロ)図)それぞれ示している。(なお、図1と図2はこれらの状態を前記雄具1および雌具2を側方から見た状態として、また、図3と図4はこれらの状態を断面にしてそれぞれ示しており、また、図2は図1と90度異なる位置から見た状態を、また、図4は図3と90度異なる位置で断面にした状態を、それぞれ示している。)また、図5は雄具1を図2の(イ)図の上側から、また、図6は雄具1を図2の(イ)図の下側から見て示しており、さらに、図7は雌具2を図2の(イ)図の上側から、また、図8は雌具2を図2の(イ)図の下側から見て示している。
【0019】
この実施の形態にかかる連結具は、連結しようとする二つの部材P、P、例えば、前記図1ないし図4に示されるように二枚のパネルPa、Paなどを、この連結具を構成する雄具1を当該連結具を構成するに雌具2にはめ入れることのみにより、ワンタッチで連結させるものである。
【0020】
すなわち、この実施の形態にかかる連結具は、前記二つの部材P、Pの一方に取り付けられる雄具1と、かかる二つの部材P、Pの他方に取り付けられる雌具2とよりなり、かかる二つの部材P、Pに当該雄具1と雌具2とを予め取り付けた後、かかる雌具2に雄具1をはめ入れることによって当該二つの部材P、Pの連結をなすものである。
【0021】
(雌具2)
この実施の形態にあっては、前記雌具2を、以下の構成を備えたものとしてある。
【0022】
かかる雌具2は先ず、両筒端を開放させた円筒状部20を備えている。そして、この円筒状部20の開放された一方の筒端側から当該円筒状部20内に前記雄具1をはめ入れることができるようにしてある。すなわち、この実施の形態にあっては、かかる円筒状部20の内側が前記雄具1のはめ入れ空間21とされている。
【0023】
また、かかる雌具2は、前記円筒状部20の一方の筒端部に、当該筒端を巡る外鍔22を備えている。
【0024】
また、かかる雌具2は、前記円筒状部20の側部に、弾性片23を備えている。この実施の形態にあっては、かかる弾性片23は前記円筒状部20の直径方向両側にそれぞれ形成されている。
【0025】
また、かかる雌具2は、前記円筒状部20の側部に、抜け止め突部24を備えている。この実施の形態にあっては、かかる抜け止め突部24も前記円筒状部20の直径方向両側にそれぞれ形成してある。また、かかる抜け止め突部24は、前記のように円筒状部20に形成される一対の弾性片23、23の間にそれぞれ形成されている。すなわち、この実施の形態にあっては、前記円筒状部20の筒軸線(すなわち、後述する取付穴H1への雌具2のはめ入れ方向にある雌具2の中心軸線)を巡る向きにおいて、前記弾性片23に隣り合う位置に抜け止め突部24が位置されるように、当該弾性片23と抜け止め突部24とが形成してある。
【0026】
具体的には、前記一対の弾性片23、23はそれぞれ、前記円筒状部20の筒軸線に沿う向きに互いに間隔を開けて延びる一対の縦向きの割溝23a、23aと、この一対の縦向きの割溝23a、23aにおける前記外鍔22が設けられた側にある溝端にそれぞれ両溝端を連通させた横向きの割溝23bとにより区分された当該円筒状部20の一部によって形成されている。すなわち、この実施の形態にあっては、かかる一対の弾性片23、23はそれぞれ、前記円筒状部20の前記外鍔22が設けられた筒端側と反対の筒端側(つまり、当該弾性片23の基部側)を中心として当該円筒状部20の内側に撓み込み、また、外側に撓み出されるように構成されている。また、かかる一対の弾性片23、23はそれぞれ、前記はめ入れ空間21にその内面23cを臨ませると共に、前記円筒状部20の外側(つまり、雌具2の外側)に向けられた外面に、前記円筒状部20の外周面から外方に突き出す掛合突部23dを備えている。
【0027】
かかる弾性片23に形成されている掛合突部23dは、その頂部を挟んだ前記外鍔22に向けられた側に当該外鍔22面に向き合う掛合面23gを、この頂部を挟んだ当該弾性片23の基部側に当該頂部から当該基部に向かうに連れて次第に当該掛合突部23dの突き出し寸法を小さくするように傾斜した案内面23eをそれぞれ備えている。
【0028】
また、かかる掛合突部23dは前記弾性片23の先端との間に間隔を開けて形成してあり、前記掛合面23gと当該弾性片23の先端との間に前記筒軸線にほぼ沿った平坦面23fが形成されている。
【0029】
また、この実施の形態にあっては、かかる掛合突部23dの掛合面23gも当該掛合突部23dの頂部から前記平坦面23fの側に向けて次第に当該掛合突部23dの突き出し寸法を小さくするように傾斜した傾斜面となるように構成してある。
【0030】
そして、この実施の形態にあっては、かかる雌具2の一対の弾性片23、23の前記掛合突部23dの頂部間の寸法よりもやや小さい穴径位置を持ち、かつ、前記円筒状部20の外径よりもやや大きい穴径を持ち、さらに、前記外鍔22を通り抜けさせない大きさの取付穴H1の開設された部材Pの当該取付穴H1に対し、当該円筒状部20を前記外鍔22の設けられている側と反対の筒端側から入れ込むことにより、かかる一対の弾性片23、23によって当該取付穴H1に雌具2がワンタッチではめ付けられるものとしてある。
【0031】
すなわち、この実施の形態にあっては、かかる構成により、前記のように雌具2を前記取付穴H1にはめ入れることに伴って、第一に、前記掛合突部23dの案内面23eを当該取付穴H1のはめ入れ手前側にある穴縁(図2の(イ)図における上側にある取付穴H1の穴縁)に押し当てながら前記弾性片23を当該取付穴H1によって内向きに次第に撓み込まさせて当該掛合突部23dの頂部が当該取付穴H1のはめ入れ先側にある穴縁ha(図2の(イ)図における下側にある取付穴H1の穴縁)を乗り越え、かつ、前記外鍔22が当該取付穴H1のはめ入れ手前側にある穴縁部に引っかかる位置まで、当該取付穴H1に雌具2の円筒状部20を入れ込ませることができる。そして第二に、前記取付穴H1のはめ入れ先側にある穴縁haを前記掛合突部23dが乗り越えた位置で前記弾性片23を外向きに弾発させて当該掛合突部23dを当該はめ入れ先側にある穴縁haに掛合させることができる。そして、前記外鍔22とかかる弾性片23の掛合突部23dとにより前記取付穴H1の両穴縁部を挟み付けるようにして、かかる取付穴H1の形成された部材Pに雌具2をワンタッチではめ付けることができる。
【0032】
ここで、この実施の形態にあっては、このように前記取付穴H1の開設された部材Pの当該取付穴H1に雌具2をはめ付けた状態において、当該取付穴H1のはめ入れ先側にある穴縁haが前記掛合突部23dの傾斜面とされる掛合面23gに対し、当該掛合面23gと前記平坦面23fとの接し合うコーナー部23hとの間に間隔を開けて接し掛合される構成としてある。(図4の(イ)図)これにより、この実施の形態にあっては、このように取付穴H1の開設された部材Pに取り付けられた雌具2に対し、雄具1をはめ入れることに伴って、当該雄具1に設けた後述する押圧突部15によって当該雌具2の弾性片23を外向き押圧するに留まらず、外向きに撓み出させることが可能とされると共に、この弾性片23の撓み出しに伴って当該雌具2をはめ入れ先側にさらに引き込むように移動させて当該雌具2の外鍔22をはめ入れ手前側にある部材P面に密着させることができ、当該雌具2と取付穴H1の設けられた部材Pとの取り付け状態を一層強固なものとすることができる。
【0033】
なお、この実施の形態にあっては、前記一対の弾性片23、23と前記一対の抜け止め突部24、24との形成位置間にある前記円筒状部20の四つの側部部分のうちの一つの部分に、一端を前記外鍔22に一体に連接させて当該円筒状部20における当該外鍔22が設けられた側と反対の筒端に向けて延びる位置決めリブ25が形成してあり、前記取付穴H1に当該位置決めリブ25の通り抜けられる凹所hbを一カ所設けておくようにすることにより、かかる取付穴H1に対する雌具2のはめ入れに方向性を持たせることができるようにしてある。
【0034】
また、前記一対の抜け止め突部24、24はそれぞれ、前記はめ入れ空間21内に向けて、つまり、前記円筒状部20の内側に突き出すように形成されている。
【0035】
この実施の形態にあっては、かかる抜け止め突部24はそれぞれ、前記取付穴H1への雌具2の円筒状部20のはめ入れ方向に沿って間隔を開けて形成された二条の割溝24a、24aにより区分された弾性板部24bに形成してある。
【0036】
具体的には、この実施の形態にあっては、かかる抜け止め突部24は、前記弾性板部24bの長さ方向ほぼ中程の位置に形成してある。また、かかる抜け止め突部24は、その頂部を挟んだ前記外鍔22の形成された円筒状部20の筒端に向けられた側に、この頂部に向けて次第に当該抜け止め突部24の突き出し寸法を大きくするように傾斜した案内面24cを備えていると共に、この頂部を挟んだ反対の側に後述する雄具1の被抜け止め突部14に掛合される掛合面24dを備えている。
【0037】
かかる雌具2に備えられる前記弾性片23および抜け止め突部24の形成された弾性板部24bへの所用の弾性変形特性の付与は、典型的には、かかる雌具2をプラスチック材料を用いた射出成形品として構成することにより確保することができる。
【0038】
(雄具1)
次いで、この実施の形態にあっては、前記雄具1を、以下の構成を備えたものとしてある。
【0039】
かかる雄具1は、一端側に連結しようとする二つの部材P、Pの一方への取付部10を備えた軸状体として構成してある。
【0040】
具体的には、かかる雄具1はその長さ方向ほぼ中程の位置に当該雄具1の軸中心線を巡る向きに形成された鍔11を有しており、この鍔11を挟んだ一方側が前記取付部10とされ、この鍔11を挟んだ他方側が前記雌具2のはめ入れ空間21へのはめ入れ部12とされている。
【0041】
かかる取付部10は、この実施の形態にあっては、当該雄具1の一方端において外方に開放された中空の円筒状に構成されている。
【0042】
そして、この実施の形態にあっては、かかる取付部10の側部における当該取付部10の直径方向ほぼ両側位置にそれぞれ、前記二つの部材P、Pの一方に形成された取付穴H2に当該取付部10を前記鍔11が引っかかる位置まではめ入れることにより当該取付穴H2に弾性的に掛合される掛合突部10aを設け、かかる取付穴H2に当該取付部10をはめ入れることによりワンタッチで当該二つの部材P、Pの一方に雄具1を取り付けることができるようにしてある。
【0043】
具体的には、この実施の形態にあっては、かかる取付部10に設けられた一対の掛合突部10a、10aはそれぞれ、前記取付部10の筒軸線に沿う向きに互いに間隔を開けて延びる一対の縦向きの割溝10b、10bと、この一対の縦向きの割溝10b、10bにおける前記鍔11が設けられた側にある溝端にそれぞれ両溝端を連通させた横向きの割溝10cとにより当該取付部10に区分して設けられた弾性片10dの外面に形成されている。そして、かかる一対の弾性片10d、10dはそれぞれ、前記取付部10の前記鍔11が設けられた側と反対の側を中心として当該取付部10の内側に撓み込み、また、外側に撓み出されるように構成されている。
【0044】
そして、かかる弾性片10dに形成されている掛合突部10aはそれぞれ、その頂部を挟んだ前記鍔11に向けられた側に当該鍔11面に向き合う掛合面10eを、この頂部を挟んだ当該弾性片10dの基部側に当該頂部から当該基部に向かうに連れて次第に当該掛合突部10aの突き出し寸法を小さくするように傾斜した案内面10fをそれぞれ備えている。
【0045】
そして、この実施の形態にあっては、かかる雄具1の取付部10における一対の弾性片10d、10dの前記掛合突部10aの頂部間の寸法よりもやや小さい穴径位置を持ち、かつ、前記取付部10の外径よりもやや大きい穴径を持ち、さらに、前記鍔11を通り抜けさせない大きさの取付穴H2の開設された部材Pの当該取付穴H2に対し、当該取付部10を入れ込むことにより、かかる一対の弾性片10d、10dによって当該取付穴H2に雄具1がワンタッチではめ付けられるものとしてある。
【0046】
すなわち、この実施の形態にあっては、前記のように雄具1を前記取付穴H2にはめ入れることに伴って、第一に、前記掛合突部10aの案内面10fを当該取付穴H2のはめ入れ手前側にある穴縁(図1の(イ)図における下側にある取付穴H2の穴縁)に押し当てながら前記弾性片10dを当該取付穴H2によって内向きに次第に撓み込まさせて当該掛合突部10aの頂部が当該取付穴H2のはめ入れ先側にある穴縁(図1の(イ)図における上側にある取付穴H2の穴縁)を乗り越え、かつ、前記鍔11が当該取付穴H2のはめ入れ手前側にある穴縁部に引っかかる位置まで、当該取付穴H2に雄具1の取付部10を入れ込ませることができる。そして第二に、前記取付穴H2のはめ入れ先側にある穴縁を前記掛合突部10aが乗り越えた位置で前記弾性片10dを外向きに弾発させて当該掛合突部10aを当該はめ入れ先側にある穴縁に掛合させることができる。そして、前記鍔11とかかる弾性片10dの掛合突部10aとにより前記取付穴H2の両穴縁部を挟み付けるようにして、かかる取付穴H2の形成された部材Pに雄具1をワンタッチではめ付けることができる。
【0047】
なお、この実施の形態にあっては、前記取付部10における前記一対の弾性片10d、10dの形成位置間に、一端を前記鍔11に一体に連接させて当該取付部10における当該鍔11が設けられた側と反対の側に向けて延びる位置決めリブ10gが形成してあり、前記取付穴H2に当該位置決めリブ10gの通り抜けられる凹所hcを一カ所設けておくようにすることにより、かかる取付穴H2に対する雄具1のはめ入れに方向性を持たせることができるようにしてある。
【0048】
次いで、前記はめ入れ部12は、中実の棒状をなす主体部13を備えている。
【0049】
かかる主体部13の側部には、前記雌具2のはめ入れ空間21に前記はめ入れ部12をはめ入れることにより当該雌具2の前記抜け止め突部24が弾性的に掛合する被抜け止め突部14が形成されている。この実施の形態にあっては、かかる被抜け止め突部14は前記主体部13の直径方向両側にそれぞれ形成されている。
【0050】
また、かかる主体部13の側部には、前記雌具2のはめ入れ空間21への前記はめ入れ部12のはめ入れに伴って当該雌具2の前記弾性片23の内面に押し当たって当該弾性片23を外向きに押圧する押圧突部15が設けられている。この実施の形態にあっては、かかる押圧突部15も前記主体部13の直径方向両側にそれぞれ形成してある。また、かかる押圧突部15は、前記のように主体部13に形成される一対の被抜け止め突部14、14の間にそれぞれ形成されている。すなわち、この実施の形態にあっては、前記主体部13の中心軸線を巡る向きにおいて、前記被抜け止め突部14に隣り合う位置に押圧突部15が位置されるように、当該被抜け止め突部14と押圧突部15とが形成してある。
【0051】
具体的には、この実施の形態にあっては、一対の前記被抜け止め突部14、14はそれぞれ、前記主体部13の先端側に設けられている。また、かかる一対の被抜け止め突部14、14はそれぞれ、その頂部を挟んだ前記主体部13の先端側に当該先端から当該頂部に近付くに連れて次第に当該被抜け止め突部14の突き出し寸法を大きくするように傾斜した案内面14aを備えると共に、この頂部を挟んだ前記鍔11側に掛合面14bを有している。
【0052】
また、この実施の形態にあっては、一対の前記押圧突部15、15はそれぞれ、雌具2のはめ入れ空間21内への当該雄具1のはめ入れ方向に延び、かつ、当該雄具1の主体部13との間に撓み込みを許容する間隔15bを開けた状態で、両端をそれぞれ当該主体部13に連接させた弾性板部15aに形成してある。より具体的には、この実施の形態にあっては、かかる弾性板部15aは、前記主体部13の先端側に一端を一体に連接させ、かつ、当該主体部13の前記鍔11側に他端を一体に連接させた細長い棒状に構成されていると共に、外向きに突き出すように屈曲されており、この屈曲されて突き出した箇所が前記押圧突部15となるようにしてある。また、かかる弾性板部15aは押圧突部15となる屈曲頂部を挟んだ前記主体部13の先端側に向けられた部分を当該先端に近付くに連れて次第に当該主体部13の外面に近接する向きに傾斜させており、この部分に傾斜状の案内面15cを有している。
【0053】
かかる雄具1に備えられる前記弾性片10dおよび押圧突部15の形成された弾性板部への所用の弾性変形特性の付与は、典型的には、かかる雄具1をプラスチック材料を用いた射出成形品として構成することにより確保することができる。
【0054】
(連結具の機能)
次いで、この実施の形態にかかる連結具の機能について説明する。
【0055】
この実施の形態にかかる連結具は以上に説明した構成を備えており、さらに、具体的には、
(1)前記雌具2の一対の抜け止め突部24、24の頂部間の間隔よりも前記雄具1の一対の被抜け止め突部14、14の頂部間の間隔がやや大きく構成されていると共に、
(2)前記雌具2の一対の弾性片23、23の基部側の内面間の間隔よりも前記雄具1の一対の押圧突部15、15の頂部間の間隔がやや大きく構成されている。
【0056】
この結果、この実施の形態にかかる連結具を構成する前記雄具1を前記取付部10をもって前記二つの部材P、Pの一方に取り付けると共に、前記雌具2をかかる二つの部材P、Pの他方に開設された取付穴H2にはめ入れて当該雌具2を当該他方の部材Pに取り付けた後、このように他方の部材Pに取り付けられた雌具2の前記鍔11部が形成された側の筒端より前記雄具1のはめ入れ部12を当該雌具2のはめ入れ空間21内に、当該雌具2の抜け止め突部24の内側に当該雄具1の被抜け止め突部14が入り込み、かつ、当該雌具2の弾性片23の内面23cに当該雄具1の押圧突部15が入り込む向きではめ入れることにより、
(1)このようにはめ入れられる前記雄具1の被抜け止め突部14によって前記雌具2の抜け止め突部24を押圧して当該抜け止め突部24の形成されている当該雌具2の弾性板部24bを外向きに一旦撓み出させた後、この抜け止め突部24の頂部を被抜け止め突部14の頂部が乗り越えた位置で当該弾性板部24bを内向きに弾発させ、この弾性板部24bの弾発によって当該抜け止め突部24の掛合面24dと被抜け止め突部14の掛合面14bとを弾性的に掛合させて雌具2のはめ入れ空間21内から雄具1のはめ入れ部12が抜け出さない状態を作り出すことができると共に、
(2)前記雄具1の押圧突部15によって前記雌具2の弾性片23を外向きに押圧して当該弾性片23が内向きに撓み変形し難い状態を作り出すことができ、この弾性片23の外面に形成されている掛合突部23dと雌具2がはめ入れられている取付穴H1との掛合状態をガタつき無く安定的に確保させることができる。
(3)また、かかる雄具1の押圧突部15と雌具2の弾性片23との弾性的な接触によって当該雄具1と雌具2とのガタつきの無いはめ合わせ状態を確保させることができる。
【0057】
特に、この実施の形態にあっては、前記取付穴H1の開設された部材Pの当該取付穴H1に雌具2をはめ付けた状態において、当該取付穴H1のはめ込み先側にある穴縁haが前記掛合突部23dの傾斜面とされる掛合面23gに対し、当該掛合面23gと前記平坦面23fとの接し合うコーナー部23hとの間に間隔を開けて接し掛合される構成としてあることから、このように取付穴H1の開設された部材Pに取り付けられた雌具2に対し、雄具1をはめ入れることに伴って、当該雄具1に設けた前記押圧突部15によって当該雌具2の弾性片23を外向き押圧するに留まらず、外向きに撓み出させることが可能とされると共に、この弾性片23の撓み出しに伴って当該雌具2をはめ入れ先側にさらに引き込むように移動させて当該雌具2の外鍔22をはめ入れ手前側にある部材P面に密着させることができ、当該雌具2と取付穴H1の設けられた部材Pとの取り付け状態をガタつき無く一層強固なものとすることができる。
【0058】
なお、この実施の形態にあっては、前記取付穴H1への雌具2のはめ入れ方向にある当該雌具2の中心軸線(すなわち、前記円筒状部20の筒軸線)を巡る向きにおいて、弾性片23に隣り合う位置に抜け止め突部24が位置されるように、当該弾性片23と抜け止め突部24とが形成してあることから、かかる弾性片23と抜け止め突部24を当該中心軸線方向に上下に形成させた場合に比し雌具2の円筒状部20ならびに雄具1のはめ入れ部12をできるだけ短寸に形成させることができる。
【0059】
また、この実施の形態にあっては、前記雌具2の抜け止め突部24が、取付穴H1への雌具2のはめ入れ方向に沿って間隔を開けて形成された二条の割溝24a、24aにより区分された弾性板部24bに形成してあると共に、前記雄具1の押圧突部15が、雌具2のはめ入れ空間21内への当該雄具1のはめ入れ方向に延び、かつ、当該雄具1の主体部13との間に撓み込みを許容する間隔15bを開けた状態で、両端をそれぞれ当該主体部13に連接させた弾性板部15aに形成してあることから、かかる弾性板部24b、15aの板厚や板幅などを調整することにより雌具2内への雄具1のはめ入れにあたっての抵抗力および両者の掛合力を必要に応じて簡単に設定することができると共に、一旦掛合させ合わせた雌具2と雄具1とを分離した場合でもこの分離操作に伴って弾性板部24b、15aを撓み込ませることができることから当該抜け止め突部24および押圧突部15に破損を生じさせ難く、このように分離させた後でも再び当該雄具1と雌具2とを再び適切に掛合させ合わせることができる特長を有する。
【0060】
【発明の効果】
この発明にかかる連結具によれば、二つの部材の連結にあたっての二つの部材の一方に取り付けられた雄具の当該二つの部材の他方に開設された取付穴にはめ付けられた雌具へのはめ入れによって、当該雌具と当該二つの部材の他方とのはめ付け状態をより強固にすることができ、かかる雄具と雌具とを介して連結し合わせられる二つの部材の連結状態を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結具を構成する雄具1と雌具2のはめ合わせ直前の状態を示す側面図(本図の(イ)図)及びはめ合わせ状態を示す側面図(本図の(ロ)図)
【図2】連結具を構成する雄具1と雌具2のはめ合わせ直前の状態を示す側面図(本図の(イ)図)及びはめ合わせ状態を示す側面図(本図の(ロ)図)
【図3】連結具を構成する雄具1と雌具2のはめ合わせ直前の状態を示す断面図(本図の(イ)図)及びはめ合わせ状態を示す断面図(本図の(ロ)図)
【図4】連結具を構成する雄具1と雌具2のはめ合わせ直前の状態を示す断面図(本図の(イ)図)及びはめ合わせ状態を示す断面図(本図の(ロ)図)
【図5】雄具1の平面図
【図6】雄具1の底面図
【図7】雌具2の平面図
【図8】雌具2の底面図
【図9】従来例を示す断面図
【図10】従来例を示す断面図(図9と90度異なる位置での断面)
【符号の説明】
P 部材
H1 取付穴
ha はめ入れ先側にある穴縁
1 雄具
10 取付部
14 被抜け止め突部
15 押圧突部
2 雌具
21 はめ入れ空間
23 弾性片
23c 内面
23d 掛合突部
24 抜け止め突部

Claims (4)

  1. 一端側に二つの部材の一方への取付部を備えた雄具と、
    この雄具が他端側からはめ入れられるはめ入れ空間を内側に有すると共に、前記二つの部材の他方に開設された取付穴にはめ入れられて当該二つの部材の他方に取り付けられる雌具とからなり、
    この雌具への前記雄具のはめ入れにより前記二つの部材を連結させる連結具であって、
    前記雌具は、当該雌具の外側に向けられた外面に掛合突部を備え、かつ、この雌具のはめ入れ空間に内面を臨ませた弾性片を有しており、当該雌具の前記取付穴へのはめ入れに伴って当該弾性片を当該取付穴によって内向きに一旦撓み込まさせた後、当該取付穴のはめ入れ先側にある穴縁を前記掛合突部が乗り越えた位置で当該弾性片を外向きに弾発させて当該掛合突部を当該穴縁に掛合させる構成としてあると共に、
    前記雌具の前記はめ入れ空間内には、このはめ入れ空間内への前記雄具のはめ入れに伴って当該雄具に形成された被抜け止め突部を乗り越えて、当該被抜け止め突部に弾性的に掛合される抜け止め突部が設けてあり、
    しかも、前記雄具には、前記雌具のはめ入れ空間へのはめ入れに伴って当該雌具の前記弾性片の内面に押し当たって当該弾性片を外向きに押圧する押圧突部が設けられており、
    この雄具の押圧突部が、雌具のはめ入れ空間内への当該雄具のはめ入れ方向に延び、かつ、当該雄具の主体部との間に撓み込みを許容する間隔を開けた状態で、両端をそれぞれ当該主体部に連接させた弾性板部に形成してあることを特徴とする二つの部材の連結具。
  2. 雌具の弾性片に備えられた掛合突部における取付穴のはめ入れ先側にある穴縁に掛合される掛合面が、当該穴縁に当該掛合面を掛合させた状態から更に前記弾性片の外向きへの撓み出しを許容するように傾斜した傾斜面としてあることを特徴とする請求項1記載の二つの部材の連結具。
  3. 取付穴への雌具のはめ入れ方向にある当該雌具の中心軸線を巡る向きにおいて、弾性片に隣り合う位置に抜け止め突部が位置されるように、当該弾性片と抜け止め突部とが形成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の二つの部材の連結具。
  4. 雌具の抜け止め突部が、取付穴への雌具のはめ入れ方向に沿って間隔を開けて形成された二条の割溝により区分された弾性板部に形成してあることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の二つの部材の連結具。
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