JP4520320B2 - スパークプラグおよびその絶縁碍子の製造方法 - Google Patents

スパークプラグおよびその絶縁碍子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関の点火に使用されるスパークプラグおよびその絶縁碍子の製造方法に関するものである。
従来、自動車等のエンジンには点火のためのスパークプラグが用いられている。一般的なスパークプラグは、脚長部の軸孔内に中心電極が挿設された絶縁碍子の胴部の周囲を取り囲んで保持する主体金具と、この主体金具の先端面に一端が溶接された接地電極を有しており、この接地電極の他端の一側面と中心電極の先端面とが対向して火花放電ギャップを形成している。そして、中心電極と接地電極との間で火花放電が行われる。
このようなスパークプラグの絶縁碍子の製造工程では、アルミナ等の絶縁性セラミックを主体とする原料粉末から絶縁碍子の原型となる成形体が形成される。この成形体の製造方法は以下の通りである。まず、成形体の概形を持つ圧粉体が原料粉末をラバープレスされることによって形成される際に、プレスピンによって後に軸孔となる貫通孔が形成される。そして、製造設備に自身の基端側が固定され先端側が解放された支持ピンが、圧粉体に形成された貫通孔に基端側から挿通され、圧粉体が回転可能に保持される。そしてこの圧粉体に、支持ピンの軸線と直交する方向から砥石が当接され、圧粉体の外周面が絶縁碍子の外形を形成する成形体として研削される。その後、成形体が焼成されることで、絶縁碍子が作製される。絶縁碍子は一般的に上記の工程により製造される(例えば特許文献1参照)。
近年、エンジンの小型化が進み、こうしたエンジンに用いるため、例えばM10以下(エンジンヘッドに螺合するため主体金具に形成されたねじ山の呼び径が10mm以下)のスパークプラグが開発されている。こうした小径のスパークプラグでは、その絶縁碍子の外径や軸孔の内径もまた小さく構成され、これにともない、絶縁碍子の製造の際に使用される支持ピンもまた、その外径が小さく形成される。特に、絶縁碍子の胴部のうち最大外径を有する部位よりも後端側の部位の外径が9.5mm以下の細い絶縁碍子を作製する場合、絶縁碍子の肉厚(絶縁碍子の外周面と軸孔の内周面との間の距離)を薄くすると強度や絶縁性が得られなくなるため、軸孔の内径を小さくする必要が生ずる。
特開2001−176637号公報
しかしながら絶縁碍子の製造工程において、圧粉体の研削時に、従来より外径の細くなった支持ピンが圧粉体と砥石との接触に伴って外力を受けると、撓りやすくなるという問題が生じた。特に全長(軸線方向における長さ)が55mm以上の絶縁碍子では支持ピンも長く形成する必要があり、外径が細ければ撓りが発生しやすい。支持ピンが撓ったまま圧粉体が研削されると、形成される成形体の外周面に対し軸孔の位置が偏心し、作製された絶縁碍子の肉厚に厚いところと薄いところが生じてしまう。この絶縁碍子が主体金具に組み付けられると、絶縁碍子の肉厚の厚い部分の外周面と、主体金具の内周面との間の距離が近くなるため、横飛火が発生したり、肉厚の薄い部分では絶縁破壊による絶縁碍子の破損が発生したりする虞がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、絶縁碍子の軸孔に偏心がなく横飛火を防止することができるスパークプラグおよびその絶縁碍子の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のスパークプラグは、自身の先端側に火花放電のための電極を形成する軸状の中心電極と、前記中心電極の軸線方向に延びる軸孔を有し、その軸孔内の先端側で前記中心電極を保持する絶縁碍子と、前記絶縁碍子の胴部の周囲を取り囲み、前記絶縁碍子を保持する主体金具と、前記絶縁碍子の軸孔内の後端側で、前記絶縁碍子の後端より一部を露出した状態で保持される端子金具とを備えたスパークプラグであって、前記絶縁碍子は、軸線方向における長さが55mm以上であり、前記胴部のうち最大外径を有する部位よりも後端側の部位である後端側胴部の外径が9.5mm以下であり、前記軸孔の内径で、前記後端側胴部の外径の38%以上の径を有する部位が、前記軸孔の後端から6mm以上の長さを有し、それよりも先端側が、前記後端側胴部内において前記後端側胴部の外径の38%未満に縮径されたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のスパークプラグの絶縁碍子の製造方法は、軸線方向に延びる軸孔を有し、その軸孔内の先端側で中心電極を保持し、前記軸孔内の後端側で端子金具を保持するスパークプラグの絶縁碍子の製造方法であって、前記絶縁碍子は、原料粉末が成形型に充填され外部から圧力を受けて圧粉体を形成する加圧工程と、前記圧粉体が研削され成形体を形成する研削工程と、前記成形体が焼成される焼成工程とを経て、軸線方向における長さが55mm以上、かつ、その胴部のうち最大外径を有する部位よりも後端側の部位である後端側胴部の外径が9.5mm以下に形成されてなり、前記研削工程は、前記圧粉体の軸孔に挿通した場合に、前記焼成工程後の前記絶縁碍子の後端側胴部の外径の38%以上の外径を有する部位が前記圧粉体の軸孔の後端から6mm以上の長さを有し、それよりも先端側が、前記後端側胴部内において前記後端側胴部の外径の38%未満に縮径された支持ピンを、前記圧粉体の軸孔に挿通することによって前記圧粉体を支持し、前記圧粉体の外周の研削を行うことを特徴とする。
請求項1に係る発明のスパークプラグでは、軸線方向における長さが55mm以上、後端側胴部の外径が9.5mm以下である絶縁碍子を用いるが、この絶縁碍子の製造において、原形となる成形体は圧粉体の外周を研削することによって絶縁碍子の外形形状が形成される。この研削の工程において、圧粉体の軸孔には支持ピンが挿通され、この支持ピンに支えられた圧粉体に砥石が当接されて、成形体の外周面を形成する研削が行われる。作製される絶縁碍子の後端側胴部の外径を9.5mm以下とするため、絶縁碍子の強度を保つためには軸孔の内径を小さくして絶縁碍子の肉厚を大きくする必要があるが、この軸孔の内径で後端側胴部の外径の38%以上の径を有する部位を、軸孔の後端から6mm以上の長さを有するように形成した。これにより、圧粉体の研削の際に、圧粉体と砥石との接触に伴う外力を支持ピンが受けても、支持ピンには撓りが生じない。つまり、支持ピンの軸線と砥石の軸線とが平行、あるいは所定の距離を保ったままの状態で圧粉体の研削を行うことができ、形成される絶縁碍子の外周面に対する軸孔の偏心は生じない。従って絶縁碍子の肉厚に偏りが生じず、この絶縁碍子をスパークプラグに組み付けた際に、絶縁碍子の外周面と主体金具の内周面との間の距離が一定に保たれるので、横飛火の発生を防止することができる。
また、請求項2に係る発明のスパークプラグの絶縁碍子の製造方法では、絶縁碍子の原形となる圧粉体は、まず原料粉末がラバープレス等によって絶縁碍子の概略の形状を有する圧粉体が形成される。そして、その圧粉体の外周を研削することによって、後に焼成されて軸線方向における長さが55mm以上、後端側胴部の外径が9.5mm以下である絶縁碍子が形成される。この研削の工程において、圧粉体の軸孔には支持ピンが挿通され、この支持ピンに支えられた圧粉体に砥石が当接されて、圧粉体の外周面の研削が行われる。この支持ピンを圧粉体の軸孔に挿通した際に、後の絶縁碍子の後端側胴部の外径の38%以上の外径を有する部位が軸孔の後端から6mm以上の長さを有するように、支持ピンの大きさを規定した。これにより、圧粉体の研削の際に、圧粉体と砥石との接触に伴う外力を支持ピンが受けても、支持ピンには撓りが生じない。つまり、支持ピンの軸線と砥石の軸線とが平行、あるいは所定の距離を保ったままの状態で圧粉体の研削を行うことができ、形成される絶縁碍子の外周面に対する軸孔の偏心は生じない。従って絶縁碍子の肉厚の偏りを抑制し、この絶縁碍子をスパークプラグに組み付けた際に、絶縁碍子の外周面と主体金具の内周面との間の距離が一定に保たれるので、横飛火の発生や絶縁碍子の破壊を防止することができる。
以下、本発明を具体化したスパークプラグおよびその絶縁碍子の製造方法の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、本発明の製造方法により製造される絶縁碍子を備えたスパークプラグの一例として、絶縁碍子10を備えたスパークプラグ100の構造について説明する。図1は、スパークプラグ100の部分断面図である。
図1に示すように、スパークプラグ100は、概略、絶縁碍子10と、この絶縁碍子10を保持する主体金具50と、絶縁碍子10の軸孔12内に保持された中心電極20と、主体金具50に接合され、先端部31の内面33が中心電極20の先端面22に対向する接地電極30と、絶縁碍子10の後端側に設けられた接続端子40とから構成されている。
まず、このスパークプラグ100の絶縁碍子10について説明する。絶縁碍子10は、周知のようにアルミナ等を焼成して形成され、軸線O方向に軸孔12を有する筒状の絶縁部材である。軸線O方向の略中央には外径が最も大きな鍔部19が形成されており、これより後端側には後端側胴部18が形成されている。また、鍔部19より先端側には後端側胴部18より外径が小さな先端側胴部17と、その先端側胴部17よりも先端側で先端側胴部17よりもさらに外径の小さな脚長部13とが形成されている。脚長部13は先端側ほど縮径されており、スパークプラグ100が図示外の内燃機関に組み付けられた際には、その燃焼室に曝される。
次に、中心電極20について説明する。中心電極20は、インコネル(商標名)600または601等のニッケル系合金等からなる電極母材の中心部に、放熱促進のための銅、あるいは銅合金などで構成された芯材23が埋設された棒状の電極である。中心電極20は絶縁碍子10の脚長部13が形成された部分の軸孔12内に保持され、その先端面22は絶縁碍子10の先端面から突出している。また中心電極20は、軸孔12の内部に設けられたシール体4および抵抗体3を経由して、後端側胴部18が形成された部分の軸孔12内に保持される接続端子40に、電気的に接続されている。接続端子40の後端部41は絶縁碍子10の後端より露出され、この後端部41に、プラグキャップ(図示外)を介して高圧ケーブル(図示外)が接続され、高電圧が印加されるようになっている。
次に、主体金具50について説明する。主体金具50は絶縁碍子10を保持し、図示外の内燃機関にスパークプラグ100を固定するためのものである。主体金具50は、絶縁碍子10の鍔部19近傍の後端側胴部18から、鍔部19、先端側胴部17および脚長部13を取り囲むようにして絶縁碍子10を保持している。主体金具50は低炭素鋼材で形成され、図示外のスパークプラグレンチが係合する工具係合部51と、図示外の内燃機関上部に設けられたエンジンヘッドに螺合するねじ部52とを備えている。さらに、主体金具50は工具係合部51の後端側に加締め部53を有しており、この加締め部53を加締めることにより、主体金具50の内周に形成した段部56に、絶縁碍子10の先端側胴部17と脚長部13との間の段部15が板パッキン80を介して支持され、主体金具50と絶縁碍子10とが一体にされる。加締めによる密閉を完全なものとするため、主体金具50の加締め部53近傍の内周面と、絶縁碍子10の鍔部19近傍の後端側胴部18の外周面との間に環状のリング部材6,7が介在され、リング部材6,7の間にはタルク(滑石)9の粉末が充填されている。また、主体金具50の中央部には鍔部54が形成され、ねじ部52の後端部側(図1における上部)近傍、すなわち鍔部54の座面55にはガスケット5が嵌挿されている。なお、鍔部19が、本発明における「胴部のうち最大外径を有する部位」に相当し、脚長部13,先端側胴部17,鍔部19および後端側胴部18が、本発明における「胴部」に相当する。
次に、接地電極30について説明する。接地電極30は、耐腐食性の高い金属から構成され、一例として、インコネル(商標名)600または601などのNi合金が用いられている。この接地電極30は、自身の長手方向と直交する横断面が略長方形であり、屈曲された角棒状の外形を呈している。そして、角棒状の基端側の基部32が、主体金具50の軸線方向の先端側の先端面57に溶接などにより接合されている。一方、この接地電極30の基部32とは反対側の先端部31は、その内面33が中心電極20の先端面22に対向するよう屈曲されている。そして、中心電極20の先端面22と、接地電極30の内面33との対向部分には、それぞれに、貴金属から形成された貴金属チップ90が突設状に溶接されており、両者間に火花放電ギャップが形成されている。
このような構成のスパークプラグ100の絶縁碍子10の製造の一工程では、絶縁碍子10の原形となる圧粉体250(図4参照)の貫通孔251(後の軸孔12となる)に基端側が保持された支持ピン200が挿通され、圧粉体250の外周の切削が行われる。詳細については後述するが、切削時に砥石210(図5参照)から圧粉体250が受ける応力により支持ピン200が撓ることを防止するため、支持ピン200は、その基部202の外径が胴部203の外径より太く構成されている。この支持ピン200を貫通孔251内に挿通することができるように、本実施の形態では、絶縁碍子10の成型寸法を規定している。以下、図2を参照して、絶縁碍子10の各部の寸法について説明する。図2は、絶縁碍子10の断面図である。
図2に示すように、絶縁碍子10は、その全長A(軸線O方向の長さ)を55mm以上、また、後端側胴部18の外径Eを9.5mm以下としている。この大きさの条件を満たす絶縁碍子10を製造する工程では、支持ピン200(図3参照)を圧粉体250(図4参照)の貫通孔251に挿通させた状態で、圧粉体250の外周面の研削が行われる。本実施の形態では支持ピン200が撓らないようにその太さを設定しており、この支持ピン200挿通できるように、製造される絶縁碍子10の各部の大きさを以下のように規定している。
まず、絶縁碍子10の先端側胴部17の外径Fは後端側胴部18の外径Eより小さく構成されており、先端側胴部17より先端側の脚長部13では先端側胴部17よりさらに外径が小さく構成されている。このため、脚長部13の肉厚(筒状の壁面としての厚み)が薄くならないように、脚長部13における軸孔12の内径は先端側胴部17、鍔部19および後端側胴部18の一部の内径Cに対し縮径されている。一方、絶縁碍子10の後端側胴部18において後端から長さDまでの部分は、先端側胴部17、鍔部19および後端側胴部18の一部の内径Cより拡径された内径Bを有する拡径部110として形成されている。本実施の形態では、この拡径部110に当接する支持ピン200の基部202の外径を胴部203より太くすることによって、支持ピン200の撓りを防止している。そして、後述する評価試験の結果に基づき、この拡径部110の内径Bの大きさを、後端側胴部18の外径Eに対して38%以上とし、拡径部110の長さDを6mm以上としている。もっとも、後端側胴部18の外径Eに対する拡径部110の内径Bは、大きくなればなるほど拡径部110における絶縁碍子10の肉厚が薄くなり強度が低下してしまうので、スパークプラグ100の製造の際に軸孔12内に注入されるガラスシール(シール体4)の注入圧に耐えうるには、80%未満であることが望ましい。なお、上記各部の寸法は、焼成後の絶縁碍子の寸法に関するものである。また、拡径部110が、本発明における「軸孔の内径で、後端側胴部の外径の38%以上の径を有する部位」に相当する。
なお軸孔12において、内径Bの拡径部110と、内径Cの拡径されていない部位との間はテーパー状の段部115が形成されている。これは、スパークプラグ100の製造時にシール体4(一般的にはガラスシール粉末)を注入しやすくするためであり、その段部115は軸線Oに直交する平面に対して約60度の傾斜を有するように構成されている。この段部115の傾斜が20度未満であると、シール体4の注入を円滑に行うことができない虞がある。また、段部115の傾斜が80度より大きいとテーパー部分の長さが長くなってしまい、絶縁碍子10の製造時の支持ピン200の寸法の調整に手間がかかる場合がある。
また、軸孔12の拡径部110には、絶縁碍子10の後端側胴部18の後端から長さGの部分に雌ねじ部112が形成されている。雌ねじ部112は、絶縁碍子10の製造工程において、軸孔12の形状を形成するためのプレスピン150(図4参照)を成形後の圧粉体250から抜き取るための構成である。本実施の形態では、雌ねじ部112の最小内径(形成されたねじ山の稜角部分からなる仮想の内周面の内径)を、拡径部110においてねじ山の形成されていない滑面部111の内径と等しくしている。
ここで、図3を参照して支持ピン200について説明する。図3は、支持ピン200を示す図である。図3に示すように、上記の構成の絶縁碍子10(外周の研削前では圧粉体250(図4参照))の貫通孔251に挿通される支持ピン200は、撓りを防止するため超硬合金からの削りだしにより形成される。支持ピン200は、貫通孔251の縮径された部分(脚長部13部分に形成される軸孔に相当する。)に係合する先端部204と、内径Cの部分に係合する胴部203と、内径Bの拡径部110に係合する基部202と、圧粉体250の研削時に保持固定される保持部205と、貫通孔251に挿通される際に圧粉体250の位置決めを行う鍔部201とから構成される。
上記のように各部の大きさが規定された絶縁碍子10を作製するための製造工程について、以下、図4,図5を参照して説明する。図4,図5は、絶縁碍子10の製造工程を模式的に示す図である。
図4に示すように、絶縁碍子10の製造工程では、まず、絶縁碍子10の原形となる圧粉体250を形成するため、ラバープレスによる成型が行われる(加圧工程)。この成型工程では、ゴム型160のキャビティ161内に成形材料170が注入され、後に軸孔12となる貫通孔251の内周面の形状を形成するためのプレスピン150が、成形後の圧粉体250の軸中心となる位置に挿通される。なお、プレスピン150の挿入方向後端側にはキャビティ161の封止を行う鍔部157が形成されている。その鍔部157の位置を基端として、絶縁碍子10の軸孔12の拡径部110の滑面部111形状を形成するための太径部151と、雌ねじ部112の形状を形成するための雄ねじ部152とから構成される拡径部155が形成されている。そしてプレスピン150の鍔部157によりキャビティ161が封止され、この状態でゴム型160の側面が押圧されるとキャビティ161内の成形材料170は加圧圧縮されて、プレスピン150と一体となった圧粉体250として形成される。
次に、この圧粉体250をプレスピン150ごとゴム型160から離型させる。プレスピン150を、軸を中心に回転させることで、圧粉体250の貫通孔251の拡径部110の雌ねじ部112と、プレスピン150の拡径部155の雄ねじ部152との螺合が解除される。これにより、圧粉体250とプレスピン150との係合を外し、プレスピン150から圧粉体250を抜き取ることができる(抜芯工程)。すなわち、プレスピン150の外周面にあわせた形状を有する貫通孔251が、圧粉体250の軸の位置に形成されている。
次の工程では、支持ピン200が圧粉体250の貫通孔251に挿入される(支持ピン挿入工程)。支持ピン200は先端部204が圧粉体250の拡径部110側より貫通孔251内に挿通され、鍔部201が圧粉体250の後端面に当接することで位置決めされる。支持ピン200の基部202は貫通孔251の拡径部110に係合され、支持ピン200の先端部204、胴部203および基部202で圧粉体250は支持される。
そして図5に示すように、支持ピン200の保持部205が固定チャック230に固定される(支持ピン固定工程)。この状態で軸211を中心に回転する砥石210と、軸221を中心に回転する調整車220との間に圧粉体250が挟み込まれ、圧粉体250の外周の研削が行われる(研削工程)。なお、砥石210の軸211と調整車220の軸221とは平行に設けられ、砥石210と調整車220は互いに逆方向に回転されており、砥石210は調整車220よりも速い角速度で回転されている。調整車220の表面はグリップ力を有し、研削後の絶縁碍子10の鍔部19となる圧粉体250の部分に当接して圧粉体250を砥石210方向に押圧するとともに、圧粉体250が砥石210に従動して回転されるのを抑え、効率よく研削が行われるようにしている。
ところで、この研削工程において、圧粉体250が砥石210から受ける抗力は、貫通孔251を介して支持ピン200の先端部204、胴部203および基部202に伝達される。ここで支持ピン200は保持部205が固定チャック230に固定されており、先端部204は圧粉体250の貫通孔251内にて非固定の状態となっている。このため支持ピン200の内部応力は保持部205側ほど大きくなり、先端部204側ほど小さくなる。しかし、本実施の形態の支持ピン200では、保持部205に近い基部202の外径が胴部203や先端部204の外径よりも大きいので、支持ピン200の軸線方向と直交する方向の力の成分に対する強度(曲げに耐えうる強度)は、胴部203の部分よりも基部202の部分の方が大きい。このため、圧粉体250の研削に伴う抗力が支持ピン200に伝達されても、支持ピン200は撓らない。
こうして上記各工程を経て圧粉体250の外周が研削されて絶縁碍子10の原形を備える成形体を形成し、焼成されて絶縁碍子10として製造される(焼成工程(図示外))。
このように絶縁碍子10の原形の圧粉体250を研削する際に支持ピン200が撓ることを防止することができるように、支持ピン200の基部202の外径を胴部203よりも大きくし、これに伴いその支持ピン200を挿入できるように絶縁碍子10の軸孔12の大きさを規定したことによる効果を確認するため、以下に示す評価試験を行った。
[実施例1]
この評価試験では、全長Aが55mm、胴部における軸孔の内径Cが3mmで、後端側胴部の外径E、拡径部の軸線方向の長さD、および拡径部の内径Bがそれぞれ異なる15種類の絶縁碍子のサンプルを各種類ごとに20本ずつ作製し、それぞれについて平均偏肉量(mm)と、これを組み付けたスパークプラグにおける横飛火の発生の有無とを調べた。
なお、各サンプルの後端側胴部の外径Eは、第1〜第5のサンプルでは9.5mm、第6〜第10のサンプルでは9mm、第11〜第15のサンプルでは7.5mmに形成した。また、軸孔の拡径部の長さDは、第1,第6,第11のサンプルでは4mm、第2,第3,第7,第8,第12,第13のサンプルでは6mm、第4,第9,第14のサンプルでは11mm、第5,第10,第15のサンプルでは23mmに形成した。また、軸孔の拡径部の内径Bは、第1,第3〜第5のサンプルでは3.7mm、第2,第7,第12のサンプルでは3.2mm、第6,第8〜第11,第13〜第15のサンプルでは3.5mmに形成した。
各部がこのような大きさとなるように形成した各サンプルについて、後端側胴部の外径Eに対する拡径部の内径Bの割合をそれぞれ計算したところ、第1,第3〜第6,第8〜第10のサンプルでは38.9%、第2のサンプルでは33.7%、第7のサンプルでは35.6%、第11のサンプルでは46.7%、第12のサンプルでは42.7%、第13〜第15のサンプルでは46.7%となった。
また、平均偏肉量(mm)は以下の方法により測定した。まず、焼結後の絶縁碍子の軸孔にピンを挿通し両端を固定する。次に、ピックゲージの測定針を絶縁碍子の先端(図2における下側の端部)から0.5mm以内の位置に当接させる。そして絶縁碍子を一回転させ、ピックゲージで最大値と最小値を測定して差を求め、各サンプル種ごとに、その差の平均値を平均偏肉量(mm)として算出した。すなわち平均偏肉量の大きさは、絶縁碍子の外周面と軸孔の軸心との間のずれの大きさを示し、つまり絶縁碍子の外周面と軸孔の内壁との間の肉厚の偏りの大きさを示すものである。
さらに、横飛火の発生の有無は、以下の方法により確認した。まず、各サンプルをそれぞれ組み付けたスパークプラグを作製する。このとき、偏肉が認められない絶縁碍子の脚長部と主体金具の内周面との間のギャップは9mmであった。そして作製したスパークプラグを排気量800ccのV型4気筒4サイクルエンジンに取り付け、1500rpmにてアイドル運転を行ったときの放電波形を観察した。このとき、放電100発分に相当する放電波形から横飛火が発生したと認められる放電波形が1発でも確認できた場合を「×」と評価し、横飛火が発生したと認められる放電波形がなかった場合を「○」と評価した。
Figure 0004520320
この評価試験の結果、第1〜第15の各サンプルの平均偏肉量は、順に、「0.07」,「0.07」,「0.05」,「0.04」,「0.04」,「0.08」,「0.07」,「0.05」,「0.04」,「0.04」,「0.09」,「0.06」,「0.06」,「0.05」,「0.05」(mm)であった。また、横飛火は、第1,第2,第6,第7,第11のサンプルにおいて発生した。
第1,第3〜第5のサンプルを比較すると、全長Aは55mm、後端側胴部の外径Eは9.5mm、拡径部の内径Bは3.7mmであり各サンプル共通である。拡径部の長さDが6mm以上である第3〜第5のサンプルでは平均偏肉量が0.05mm以下であり横飛火が発生しなかった。しかし、拡径部の長さDが6mmよりも小さい第1のサンプルでは平均偏肉量が0.07mmとなり、第1のサンプルを主体金具に組み付けたところ主体金具の内周面との距離が近くなる部分が生じ、横飛火が発生した。また、上記第1,第3〜第5のサンプルとは後端側胴部の外径Eが異なる第6,第8〜第10のサンプル(拡径部の外径Bを3.5mmとした同一の条件での比較)や、第11,第13〜第15のサンプル(同様に拡径部の外径Bを3.5mmとした同一の条件での比較)において、上記同様の比較を行ったところ、拡径部の長さDが6mm未満である場合に偏肉の発生が確認され、横飛火が発生した。
また、第2,第3のサンプルを比較すると、全長Aは55mm、後端側胴部の外径Eは9.5mm、拡径部の長さDは6mmと共通であり、拡径部の内径Bが、第2のサンプルでは3.2mm、第3のサンプルでは3.7mmとなっている。これを後端側胴部の外径Eに対する拡径部の内径Bの割合で示すと、第2のサンプルでは33.7%であり、第3のサンプルでは38.9%であった。同様に、後端側胴部の外径Eを9mm、拡径部の内径Bをそれぞれ3.2mm,3.5mmとした第7,第8のサンプルでは、後端側胴部の外径Eに対する拡径部の内径Bの割合は、第7のサンプルでは35.6%であり、第8のサンプルでは38.9%であった。後端側胴部の外径Eを7.5mmとし、拡径部の内径Bをそれぞれ3.2mm,3.5mmとした第12,第13のサンプルでは、後端側胴部の外径Eに対する拡径部の内径Bの割合は、第12のサンプルでは42.7%であり、第13のサンプルでは46.7%であった。第3,第8,第12,第13のサンプルの平均偏肉量は0.06mm以下であり、横飛火は発生しなかったが、第2,第7のサンプルでは平均偏肉量が0.07mm以上となり、横飛火が発生した。これより、後端側胴部の外径Eに対する拡径部の内径Bの大きさが38%以上であれば、平均偏肉量が小さく横飛火が発生しないことがわかった。
なお、本発明は上記実施の形態に限られず、各種の変更が可能である。例えば、軸孔12の拡径部110には雄ねじ部112と滑面部111とを形成したが、雌ねじ部112を非形成(すなわち長さGが0)として滑面部111のみから形成してもよいし、あるいは、滑面部111を非形成(すなわち長さGと長さDとが同じ長さ)として雄ねじ部112のみから形成してもよい。
また、軸孔12の拡径部110は、絶縁碍子10の後端から6mm以上あればよいが、軸孔12の縮径された部分(脚長部13における軸孔12)を除く軸孔12を拡径部110として、その内径Bを後端側胴部18の外径Eの38%以上に形成してもよいし、上記縮径された部分も含めて拡径部110として形成してもよい。圧粉体250の研削の際に、支持ピン200の基部202が当接する軸孔12の拡径部110が、少なくとも6mm以上の長さを有していればよい。
なお、本実施例においては支持ピンを圧粉体に挿入した後に支持ピンの保持部を固定チャックに固定する工程として記載しているが、この工程順序に限定されるわけではない。例えば、連続処理が可能なようにあらかじめ支持ピンが加工治具に複数個固定されており、そこへ圧粉体を挿入固定するようにしてもよいし、ラバープレスにて成形を行った後にハンドリング(加工効率)を向上させるために仮焼成等の工程を含んでいてもよい。
また、コルゲーションが形成されている絶縁碍子の場合、後端側胴部とは、その名が印刷された部位を意味しており、その外径をマーク径と呼称することもある。また、完成されたスパークプラグの絶縁碍子にはホウケイ酸ガラス等からなる釉薬層が形成されているが、その釉薬層の厚みは20μm程度であるため、本発明においては胴部の外径としては無視してもよい。
本発明において圧粉体とは、原料粉末が押し固められたのみの状態を限定するものではなく、研削により外形を形成する前の状態を意味する。同様に成形体とは、研削直後のもののみを意味するものではなく、焼成される前段階のものを意味する。
本発明は、研削加工により外形形状の形成を行う絶縁体を用いたスパークプラグや、その絶縁体の製造方法に適用することができる。
スパークプラグ100の部分断面図である。 絶縁碍子10の断面図である。 支持ピン200を示す図である。 絶縁碍子10の製造工程を模式的に示す図である。 絶縁碍子10の製造工程を模式的に示す図である。
10 絶縁碍子
12 軸孔
13 脚長部
17 先端側胴部
18 後端側胴部
19 鍔部
20 中心電極
40 接続端子
50 主体金具
100 スパークプラグ
110 拡径部
200 支持ピン

Claims (2)

  1. 自身の先端側に火花放電のための電極を形成する軸状の中心電極と、前記中心電極の軸線方向に延びる軸孔を有し、その軸孔内の先端側で前記中心電極を保持する絶縁碍子と、前記絶縁碍子の胴部の周囲を取り囲み、前記絶縁碍子を保持する主体金具と、前記絶縁碍子の軸孔内の後端側で、前記絶縁碍子の後端より一部を露出した状態で保持される端子金具とを備えたスパークプラグであって、
    前記絶縁碍子は、
    軸線方向における長さが55mm以上であり、
    前記胴部のうち最大外径を有する部位よりも後端側の部位である後端側胴部の外径が9.5mm以下であり、
    前記軸孔の内径で、前記後端側胴部の外径の38%以上の径を有する部位が、前記軸孔の後端から6mm以上の長さを有し、それよりも先端側が、前記後端側胴部内において前記後端側胴部の外径の38%未満に縮径されたことを特徴とするスパークプラグ。
  2. 軸線方向に延びる軸孔を有し、その軸孔内の先端側で中心電極を保持し、前記軸孔内の後端側で端子金具を保持するスパークプラグの絶縁碍子の製造方法であって、
    前記絶縁碍子は、
    原料粉末が成形型に充填され外部から圧力を受けて圧粉体を形成する加圧工程と、
    前記圧粉体が研削され成形体を形成する研削工程と、
    前記成形体が焼成される焼成工程と
    を経て、軸線方向における長さが55mm以上、かつ、その胴部のうち最大外径を有する部位よりも後端側の部位である後端側胴部の外径が9.5mm以下に形成されてなり、
    前記研削工程は、
    前記圧粉体の軸孔に挿通した場合に、前記焼成工程後の前記絶縁碍子の後端側胴部の外径の38%以上の外径を有する部位が前記圧粉体の軸孔の後端から6mm以上の長さを有し、それよりも先端側が、前記後端側胴部内において前記後端側胴部の外径の38%未満に縮径された支持ピンを、前記圧粉体の軸孔に挿通することによって前記圧粉体を支持し、前記圧粉体の外周の研削を行うことを特徴とするスパークプラグの絶縁碍子の製造方法。
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