JP4520269B2 - 軽車両のウインドスクリーン取付構造 - Google Patents

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Description

この発明は、自動2輪車等の軽車両におけるウインドスクリーン取付構造に係り、特に取付角度を簡単な構造で変更できるようにしたものに関する。
自動2輪車等の車体前部で乗員の前方となる位置に設けられるウインドスクリーンを、リンク機構等の可変機構により取付角度や取付高さを調整自在とする可変スクリーンとしたものがある(特許文献1参照)。
なお、本願において、可変スクリーンとはウインドスクリーンの少なくとも取付角度を調整自在としたものを意味し、可変機構とはウインドスクリーンの取付け直しをすることなく可変スクリーンを実現するための調整機構を意味するものとする。
特開2003−81160号公報
上記のようなリンク構造等を用いた可変スクリーンは、可変機構が複雑で部品が多くなるため、廉価な車両には採用が難しかった。また、ウインドスクリーン自体は高速走行時等における高い風圧を避けるために有効であるが、可変スクリーンを用いてより高い風圧に対処できるようにしようとすれば、可変機構を含むウインドスクリーンの支持部における支持剛性を高めなければならず、重量やコストがさらに嵩むことになる。
上記課題を解決するため軽車両のウインドスクリーン取付構造発明に係る請求項1の発明は、車体前部に第1のステーを設け、この第1ステーにウインドスクリーンを取付けた自動2輪車において、前記ウインドスクリーンと前記第1のステーとの間に第2のステーを設け、この第2のステーは、略Z字形をなし、長手方向一端部に前記第1のステーと結合する結合面を有し、他端部に前記ウインドスクリーンと結合する結合面を有し、前記第1のステーとの結合面と前記ウインドスクリーンとの結合面は非平行に設定され、
第2のステーを上下反転することによってウインドスクリーンの取付面の角度が変わる
ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、リンク構造等の可変機構を用いずに可変スクリーンを構成できるので、可変機構を採用した場合のような複雑で部品が多くなることはなく、コストダウンを実現できる。
また、可変機構が存在せず、ウインドスクリーンの取付角度等を変更するにはウインドスクリーンの取付け直しが必要になるので、誤って取付角度が変化してしまうおそれはない。特に、走行中は可変機構が作動することがないので、風圧や振動によって取付角度が変化することもない。このため、特別に高剛性にすることなく、高速走行時等のより高い風圧や振動に対処できる。
したがって、高速走行等の高い風圧等を受ける際に効果のあるウインドスクリーンを、簡単な構造で軽量かつ安価に取付けることができ、廉価な車両にも容易に採用できる。
そのうえ、第2のステーを上下反転させて第1のステーに対する取付を変更させることにより、第2のステーにおけるウインドスクリーンの取付角度を可変にできる。このため可変機構を設けない第2のステーのみによる簡単な構造で可変スクリーンを実現できる。
しかも、第2のステーを略Z字形とし、長手方向一端部を第1のステーと結合させ、他端部をウインドスクリーンと結合させるようにすれば、簡単に第2のステーを構成できる。
以下、図面に基づいて一実施形態を説明する。図1は本願発明が適用された自動2輪車の左側側面図である。前輪1を下端部に支持する左右一対のフロントフォーク2は、上部でヘッドパイプ3へ連結され、ハンドル4にて操向自在となっている。
ヘッドパイプ3はメインフレーム5の前端に取付けられている。メインフレーム5はヘッドパイプ3から後方へ拡開して左右一対で延び、それぞれの後端部にピボットプレート6が取付けられている。ピボットプレート6は側面視略L字状をなして左右一対で設けられ、これらの間に横架されるピボット軸7の両端部を支持している。
ピボット軸7にはリヤスイングアーム8の前端が揺動自在に支持されている。リヤスイングアーム8の後端には後輪9が支持されている。メインフレーム5の下方には水冷4サイクル式前後V型のエンジン10が配置されている。エンジン10はメインフレーム5及びピボットプレート6とヘッドパイプ3から斜め下がり後方へ延びるダウンチューブ11によって支持されている。
左右のピボットプレート6の各前端部には上方へ突出するステー12が左右一対で一体に設けられ、このステー12とリヤスイングアーム8の前部上面間に後輪サスペンションを構成するリヤクッション13が連結されている。また、各ステー12の上部にはシートレールの上部支持部14の前端部が取付けられている。シートレールの上部支持部14は左右一対で設けられ、それぞれ斜め上がりに後方へ延び、それぞれの後端部には略水平の補強パイプ部材15の後端部が連結されている。
補強パイプ部材15の上方にはグラブレール16が配置され、このグラブレール16の後方延出部上にトランクボックス17が支持されている。グラブレール16の前方には二人乗り用のシート18が配置されてシートレールの上部支持部14に支持される。シート18の下方にはリヤカバー19が支持されている。19aはテールランプ、19bは比較的大容量のサイドトランクである。
シートレールの上部支持部14の下方にはシートレールの下部支持部20が左右一対で設けられ、それぞれの前端はエンジン10の後部へ連結され、後端はシートレールの上部支持部14の後端へ連結されている。シートレールの上部支持部14とシートレールの下部支持部20によりシートレールが構成されている。
シート18の前方かつエンジン10の上方には燃料タンク21が配置され、メインフレーム5及びピボットプレート6の上方に支持されている。燃料タンク21の前部内側にはエアクリーナ22が内蔵され、エンジン10の前気筒23及び後気筒24へそれぞれ給気している。
前気筒23及び後気筒24の各排気口からは前排気管25,後排気管26が延出し、エンジン10の下方で集合して集合管27となり、さらに後方のマフラー28へ接続している。集合管27はピボットプレート6の下端に支持され、マフラー28は後輪9の側方に配置されてシートレールの下部支持部20から下方へ延出するステー29に支持される。前気筒23の前方には、ラジエタ30がダウンチューブ11に支持され、前気筒23及び後気筒24を水冷している。
車体前部はフロントカウル31に覆われ、その前端部31aはヘッドパイプ3の前方部にてヘッドライト32を覆っている。前端部31aの側面にはフロントウインカ33が設けられている。前端部31aの上方にはウインドスクリーン34が配置され、ウインドスクリーン支持ステー35を介してヘッドパイプ3へ支持されている。36は計器である。
ウインドスクリーン34はフロントカウル31と別体であり、第1のステーであるウインドスクリーン支持ステー35の上部に対して所定の傾斜角度をなして着脱自在に取付けられている。但し、この取付角度は後述するように2つの角度を選択できる。ウインドスクリーン支持ステー35の下部はヘッドパイプ3から前方へ突出するステー40に対して取付けられている。
図2はウインドスクリーン34の取付構造を拡大して示す一部切り欠き側面図である。ウインドスクリーン支持ステー35の上端部は斜めに傾斜するスクリーン支持部41をなし、クロスワイヤ50,51を介してスクリーン取付ブラケット52が固定されている。スクリーン取付ブラケット52の上面である取付面55には、略Z字状もしくは略クランク状に屈曲する角度調整ステー60が着脱自在に取付けられている。角度調整ステー60は第2のステーに相当し、その上面にウインドスクリーン31が着脱自在に取付けられている。
ウインドスクリーン支持ステー35のスクリーン支持部41より下方部分は側面視で略垂直に下方へ延びる側部42をなす。スクリーン支持部41及び側部42は左右一対をなし、その各下端部間は左右を連続して連結するクロス部43をなす。クロス部43はステー40(図1)へ取付けて支持されるとともに、その中間部に一端を取付けられたステー44を介して警笛37が支持されている。図中の符号45,46はウインドスクリーン支持ステー35とヘッドパイプ3側を連結するための支持ステーであり、必要により適宜設けられる。
図3はウインドスクリーン支持ステー35の正面図、図4は同平面図である。これらの図において、左右のスクリーン支持部41間にはクロスワイヤ50,51が上下に略アーチ状をなして架け渡され、それぞれの左右側部間にスクリーン取付ブラケット52が縦長に取付けられている。クロスワイヤ50,51はフロントカウル31の内面が形成する前方へ凸に湾曲する曲面に沿うように、前方かつ上方へ向かって凸に湾曲している。スクリーン取付ブラケット52の取付面55(図4)の傾斜角度はスクリーン支持部41よりも若干傾斜角度が大きくな基準取付角度をなす。取付面55はフロントカウル31の内面に沿うように若干外向きになっている。
スクリーン取付ブラケット52はその上下にそれぞれ屈曲する脚部53,54を設けてあり、ここでクロスワイヤ50,クロスワイヤ51へ溶接等により取付けられる。脚部53,54は長さ及び角度が互いに異なっている。
図3に示すように、スクリーン取付ブラケット52の取付面55における長手方向上下端部に取付穴56がそれぞれ設けられている。各取付穴56に相当する取付面55の裏面にはウェルドナット57(図7及び図8)が設けられている。
図5は角度調整ステー60の斜視図である。角度調整ステー60は板金のプレス成形等で形成され、長手方向及び幅方向の各反対位置にて互いに反対方向へ折り曲げられて段違い状の締結面をなす下側取付部61及び上側取付部63を有する。下側取付部61の下面には通し穴62が設けられ、ボルト58により取付面55へ取付けられる。上側取付部63には長手方向両端側に通し穴64と長穴65が設けられ、ボルト66によりウインドスクリーン34へ取付けられる。
図6はウインドスクリーン34の正面形状を示す。透明樹脂からなるウインドスクリーン34の下側各左右側部には、仮想線で示す取付座70が縦長に設けられ、その各上下部に取付穴71が一対で設けられる。
図7は、ウインドスクリーン34、角度調整ステー60及びスクリーン取付ブラケット52の取付図であり、それぞれを模式的断面で示す。角度調整ステー60は、下側取付部61の通し穴62をスクリーン取付ブラケット52の取付穴56と一致させ、上方からボルト58を締結することにより、スクリーン取付ブラケット52へ着脱自在に取付けられる。
上側取付部63にはその長手方向両端部に丸穴状の通し穴64と長穴65が設けられ、下方よりボルト66を通すようになっている。この上側取付部63へスペーサー67を介してウインドスクリーン34の取付座70を重ね、その取付穴71からボルト66の先端部を上方(前方)へ突出させ、ラバーワッシャー68を介してナット69にて上方から締結することにより、角度調整ステー60を介してウインドスクリーン34をウインドスクリーン支持ステーへ防振的に取付ける。
図8は角度調整ステー60の取付構造を示す断面図であり、Aは下側取付部61の取付構造、BはAの8B−8B線に沿う断面図、Cは上側取付部63のの取付構造を示す。まず、A及びBにおいて、角度調整ステー60の下側取付部61をスクリーン取付ブラケット52の取付面55上へ重ねて、通し穴62を取付穴56と一致させる。この状態でボルト58を上方から通してウェルドナット57へ締結すると、角度調整ステー60の下側取付部61がスクリーン取付ブラケット52の取付面55上へ固定される。
次にCに示すように、上側取付部63の上へスペーサー67を重ね、上側取付部63に形成されている通し穴64及び長穴65に対応する穴67a,67bを一致させ、その上にウインドスクリーン34の取付座70を重ねて上側取付穴71と各通し穴67a,67b及び64,65を一致させ、これらの通し穴へ裏側よりボルト66を通して上方へ突出させ、上方よりラバーワッシャ68を介してナット69にて締結する。これにより、ウインドスクリーン34は角度調整ステー60の上側取付部63へ固定される。
次に、本実施形態の作用を説明する。図9はウインドスクリーン34の変化する2つの取付態様を模式的に示す側面図、図10は同正面図である。それぞれの図において、Aは緩い傾斜の取付角度αにした状態、Bは急傾斜の取付角度βにした状態を示す。これらの取付角度α及びβの変化は、角度調整ステー60の取付方向によって決まる。
すなわち、角度調整ステー60を上側取付部63が図の下側へ突出するようにしてスクリーン取付ブラケット52へ取付けると、各図のAに示すように、上側取付部63へ取付けられたウインドスクリーン34が傾斜角αをなし、緩い傾斜角でかつ低い取付位置となる。
また、角度調整ステー60を上下反転させ、上側取付部63が上方へ突出するようにしてスクリーン取付ブラケット52へ取付け、この上側取付部63へウインドスクリーン34を取付けると、各図のBに示すように、ウインドスクリーン34は傾斜角βをなし、傾斜が急で高い取付位置に変化する。
図9に示すように、下側取付部61及び上側取付部63の各締結面は非平行であり、双方間にθなる角度差がある。そこでスクリーン取付ブラケット52の取付面55における水平との角度を基準角度γとすれば、この取付面55の上で角度調整ステー60を上下反転させれば、上側取付部63の締結面における傾斜角度がα(=γ−θ)又はβ(=γ+θ)となり、ウインドスクリーン34の取付角度がα又はβと変化する(α<β)。同時に、上側取付部63の位置が上下に変化するので、ウインドスクリーン34の取付高さがhなる変化を示す。
したがって、角度調整ステー60の取付方向を上下反転させるだけの簡単な操作でウインドスクリーン34の取付角度と取付高さを変更できる。しかも、角度調整ステー60は可変機構を設けず、角度調整不可の簡単な構造をなすので、走行中に可変機構が作動することはあり得ず、風圧や振動によって取付角度が変化することはなく、ウインドスクリーン34の支持剛性を高めることができる。
また、第2のステーである角度調整ステー60が複数の取付方法を有し、この複数の取付方法によりウインドスクリーン34の取付面が異なる角度となるようになっているので、リンク構造等の可変機構を用いずに可変スクリーンを構成できるので、可変機構を採用した場合のような複雑で部品が多くなることはなく、コストダウンを実現できる。しかも、可変機構が存在せず、ウインドスクリーン34の取付角度等を変更するにはウインドスクリーン34の取付け直しが必要になるので、誤って取付角度が変化してしまうおそれはない。特に、走行中は可変機構が作動することがないので、風圧や振動によって取付角度が変化することもない。このため、特別に高剛性にすることなく、高速走行時等のより高い風圧や振動に対処できる。
その結果、高速走行等の高い風圧等を受ける際に効果のあるウインドスクリーン34を、簡単な構造で軽量かつ安価に取付けることができ、廉価な車両にも容易に採用でき、簡単に可変スクリーンを形成できる。
さらに、角度調整ステー60を略Z字形とし、長手方向一端部の下側取付部61でウインドスクリーン支持ステー35側のスクリーン取付ブラケット52へ締結させ、他端部側の上側取付部63をウインドスクリーン34と結合させるようにしたので、簡単に角度調整ステー60を構成できる。
また、上側取付部63に長穴65を設けてあるので、角度調整ステー60を上下反転させて通し穴64及び長穴65を、ウインドスクリーン34の通し穴71へ一致させてボルト66により締結するとき、通し穴71に対する通し穴64のずれを長穴65で吸収できる。このため、角度調整ステー60の上下反転に伴う締結位置のずれを吸収でき、角度調整ステー60とウインドスクリーン34を締結により容易に結合できる。
図11及び12に角度調整ステーの構造を変更した別実施形態を示す。なお、前実施形態と共通部分には共通符号を用いるものとする。
図11はこの例における角度調整ステー80の斜視図を示す。この角度調整ステー80は、中央部が略コ字状に形成され、その底部が下側取付部81をなし、ここに長手方向一対の通し穴82が形成されている。下側取付部81はウインドスクリーン支持ステー35の上側スクリーン支持部41へ締結するための車体側締結面をなす。
下側取付部81の長手方向両側は上方へ屈曲する立ち上がり部83、84をなす。立ち上がり部83、84は、それぞれの長さ及び傾斜角度が異なっており、短くかつ傾斜の緩い一方の立ち上がり部83の上端は外側へ屈曲して第1上側取付部85をなし、ここに通し穴86が設けられている。
他方の立ち上がり部87は長くかつ急傾斜であり、その上端も外側へ屈曲して第1上側取付部85と反対側へ延びる第2上側取付部87をなし、ここに長穴88が設けられている。第1上側取付部85と第2上側取付部87は下側取付部81を挟んで長手方向両側に設けられ、それぞれの上面は共通平面の締結面であるスクリーン側締結面をなし、ウインドスクリーン34を締結するようになっている。このスクリーン側締結面は車体側締結面と非平行である。両締結面の角度差は後述する取付角度の変化が生じるように設定される。
図12はウインドスクリーン34の変化する2つの取付態様を模式的に示す図である。Aは緩い傾斜の取付角度αにした状態、Bは急傾斜の取付角度βにした状態を示す。これらの取付角度α及びβは前実施形態と同様であり、この取付角度変化は、角度調整ステー80の取付方向によって決まる。
すなわち、Aに示すように、角度調整ステー80の第1上側取付部85を上に向け、第2上側取付部87を下に向けて下側取付部81をウインドスクリーン支持ステー35の上側取付部41へ締結すると、第1上側取付部85及び第2上側取付部87からなるスクリーン側締結面の取付角度がαとなる。
また、Bに示すように、角度調整ステー80を上下反転させてスクリーン支持部41へ取付けると、第1上側取付部85及び第2上側取付部87からなるスクリーン側締結面の取付角度が急角度の取付角度βをなす。
このようにすると、前実施形態同様に角度調整ステー80を上下反転するだけでウインドスクリーン34の取付角度を変化させることができる。また、下側取付部81を挟んで長手方向両端側に第1上側取付部85及び第2上側取付部87を設け、ここでウインドスクリーン34を締結するので、角度調整ステー80とウインドスクリーン34との取付スパンが長くなり、ウインドスクリーン34をより安定して支持できる。しかも、簡単な構造で剛性の高いものとすることができる。そのうえ第2上側取付部87に設けた長穴88により前実施形態同様に取付生を向上できる。なお、長穴88は第1上側取付部85側へ設けることもできる。
なお、本願発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、角度調整ステー60、80とウインドスクリーン34及びウインドスクリーン支持ステー35との結合は締結ばかりでなく、着脱自在であれば他の結合手段を採用できる。また、本願発明の適用対象車両は、自動2輪車に限らず、ウインドスクリーンを備えたものであれば、自動3輪車やバギー車等の各種軽車が可能である。
本願発明の適用された自動2輪車の側面図 ウインドスクリーンの取付構造を示す一部切り欠き側面図 ウインドスクリーンの取付部正面図 同上平面図 角度調整ステーの斜視図 ウインドスクリーンの正面図 ウインドスクリーンの取付構造を分解して示す図 角度調整ステーの締結部断面図 ウインドスクリーンの取付角度変化を模式的に示す側面図 同上正面図 別実施形態に係る角度調整ステーの斜視図 上記ウインドスクリーンの取付角度変化を模式的に示す図
符号の説明
34:ウインドスクリーン、35:ウインドスクリーン支持ステー(第1のステー)、41:スクリーン支持部、52:スクリーン取付ブラケット、60:角度調整ステー(第2のステー)、61:下側取付部、63:上側取付部、65:長穴、70:取付座、80:角度調整ステー(第2のステー)、81:下側取付部、85:第1上側取付部、87:第2上側取付部、88:長穴

Claims (1)

  1. 車体前部に第1のステーを設け、この第1ステーにウインドスクリーンを取付けた自動2輪車において、前記ウインドスクリーンと前記第1のステーとの間に第2のステーを設け、
    この第2のステーは、略Z字形をなし、長手方向一端部に前記第1のステーと結合する結合面を有し、他端部に前記ウインドスクリーンと結合する結合面を有し、前記第1のステーとの結合面と前記ウインドスクリーンとの結合面は非平行に設定され、
    第2のステーを上下反転することによってウインドスクリーンの取付面の角度が変わる
    ことを特徴とする軽車両のウインドスクリーン取付構造。
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