JP4516099B2 - 廃棄物処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、廃棄物処理装置及び廃棄物処理方法に関し、処理対象物を熱処理する廃棄物処理装置及び廃棄物処理方法に関する。
病院が出す医療廃棄物は、細胞、化学薬品の生理活性能力を消失させるための処理が要求される。注射器、薬品容器、ガーゼ、包帯のような医療器具は、医療廃棄物として特別に扱われて処理される。その処理として、熱処理、固形化処理が知られている。固形化処理として、型成形による圧縮処理が知られている。
特許文献1は、圧縮溶融成形型装置を開示している。圧縮溶融成形型装置は、型と、型を加熱するヒータとを備える。型は、固定型と、直線上で往復運動する可動型と、開閉自在の蓋型とを備える。これらは、1つのキャビティーを形成する。キャビティーには樹脂含有廃棄物が投入される。その樹脂含有廃棄物は、ヒータから熱を受けて溶融した後に固形化し、固形化形成体となる。固形化形成体が可動型により押し出される際には、蓋型は開いている。樹脂含有廃棄物を圧縮するために前進する可動型は、固形化形成体を押し出すために用いられる。圧縮後に押し出すための専用の押し具が不要である。
ところで、蓋型が十分冷却される前に蓋型が開くと、溶融状態又は半溶融状態の樹脂液と蓋型の内面が引き離されて無数の繊維状物質が生成され、型の内面に付着する。蓋型が冷却器により冷却されれば繊維状物質の付着が少なくなるため、これを剥がす作業が軽減化される。
上述の技術においては、固形化形成体が型から押し出されたとき、型の温度が下がってしまっている。そのため、次のバッチの樹脂含有廃棄物を溶融するまでに時間がかかる。
特開2005−313569号公報
本発明の目的は、処理サイクルが短縮化される廃棄物処理装置及び廃棄物処理方法を提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
廃棄物処理装置(1)は、処理室(20a)と処理室(20a)に通じる前室(20b)とが形成された処理容器(20)と、処理室(20a)内の処理対象物(99)を加熱するヒータ(30)と、処理室(20a)内を前室(20b)に対して進退する押し具(41)と、シャッター(70)と、扉(60)とを具備する。処理容器(20)は、前室(20b)が処理容器(20)の外に通じる第1開口(21)及び第2開口(22)を備える。扉(60)は、第1開口(21)を開閉する。シャッター(70)は、第1開口(21)及び第2開口(22)が処理室(20a)と通じないように前室(20b)に配置される前進位置と、第1開口(21)及び第2開口(22)が前室(20b)を介して処理室(20a)と通じるように前室(20b)から退出している後退位置との間で第2開口(22)に対して進退する。
ヒータ(30)で加熱されて高温となった処理対象物(99)を押し具(41)により処理容器(20)から押し出せば、処理容器(20)が冷える前に次のバッチの処理対象物(99)を加熱し始めることができる。処理対象物(99)が樹脂を含む場合、高温のため溶融状態の処理対象物(99)を押し具(41)により処理容器(20)から押し出すと、押し具(41)の押し面や扉(60)の内側面に処理対象物(99)が付着することがある。付着した処理対象物(99)は、シャッター(70)の進退によって除去される。
前室(20b)は、処理室(20a)に隣接していることが好ましい。押し具(41)は、処理対象物(99)を前室(20b)に向かって押す押し面(41a)を備える。押し具(41)は、押し面(41a)が前室(20b)と処理室(20a)との境界面に一致する位置まで前進することが好ましい。
この場合、押し面(41a)に付着した処理対象物(99)がシャッター(70)の前進によって除去されやすい。
廃棄物処理装置(1)は、シャッター(70)に着脱自在なアタッチメント(83)を更に具備することが好ましい。シャッター(70)は、第2開口(22)に対向する前縁(71)を備える。アタッチメント(83)は前縁(71)に取り付けられる。
アタッチメント(83)を取り付けることにより、シャッター(71)の形状が、処理対象物を第1開口(21)から処理室(20a)に投入するのに適した形状から、第1開口(21)及び第2開口(22)が処理室(20a)と通じないようにするのに適した形状に変更される。
処理室(20a)は、円柱空間である。
この場合、処理容器(20)が温度変動により変形しても、処理室(20a)を囲む壁面と押し具(41)との間に隙間が形成されず、押し具(41)が壁面に対して滑らかに摺動する。
第1開口(21)は、押し具(41)が前室(20b)に向かって進む方向の延長上に配置されることが好ましい。第2開口(22)は、この延長上に配置されないことが好ましい。
この場合、処理対象物(99)を第1開口(21)から処理室(20a)に投入することが容易である。また、処理対象物(99)は、押し具(41)に押されて第2開口(22)から排出される際に、第1開口(22)を閉じている扉(60)と押し具(41)の間で圧縮されて体積が減少する。
廃棄物処理方法に用いられる廃棄物処理装置(1)は、処理室(20a)と処理室(20a)に通じる前室(20b)とが形成された処理容器(20)と、処理室(20a)内を前室(20b)に対して進退する押し具(41)と、シャッター(70)と、扉(60)とを具備する。処理容器(20)は、前室(20b)が処理容器(20)の外に通じる投入口(21)及び排出口(22)を備える。扉(60)は、投入口(21)を開閉する。シャッター(70)は、投入口(21)及び排出口(22)が処理室(20a)と通じないように前室(20b)に配置される前進位置と、投入口(21)及び排出口(22)が前室(20b)を介して処理室(20a)と通じるように前室(20b)から退出している後退位置との間で排出口(22)に対して進退する。廃棄物処理方法は、処理対象物(99)を投入口(21)から処理室(20a)に投入する第1ステップと、扉(60)で投入口(21)を閉じる第2ステップと、シャッター(70)を前進位置まで前進させる第3ステップと、処理室(20a)内の処理対象物(99)を加熱する第4ステップと、シャッター(70)を後退位置まで後退させる第5ステップと、押し具(41)を前室(20b)に向かって前進させて処理対象物(99)を排出口(22)から排出する第6ステップと、シャッター(70)を排出口(22)に向かって前進させて処理対象物(99)を排出口(22)から排出する第7ステップを具備する。
高温状態の処理対象物(99)を押し具(41)により処理容器(20)から押し出せば、処理容器(20)が冷える前に次のバッチの処理対象物(99)を加熱し始めることができる。処理対象物(99)が樹脂を含む場合、高温のために溶融状態の処理対象物(99)を押し具(41)により処理容器(20)から押し出すと、押し具(41)の押し面や扉(60)の内側面に処理対象物(99)が付着することがある。付着した処理対象物(99)は、シャッター(70)の進退によって除去される。
前室(20b)は、処理室(20a)に隣接していることが好ましい。押し具(41)は、処理対象物(99)を前室(20b)に向かって押す押し面(41a)を備える。第6ステップにおいて、押し面(41a)が前室(20b)と処理室(20a)との境界面に一致するまで押し具(41)を前進させることが好ましい。第7ステップにおいて、シャッター(70)を境界面に沿って前進させることが好ましい。
この場合、押し面(41a)に付着した処理対象物(99)がシャッター(70)の前進によって除去されやすい。
シャッター(70)は、排出口(22)に対向する前縁(71)を備える。廃棄物処理方法は、前縁(71)にアタッチメント(83)を取り付ける第8ステップを更に具備することが好ましい。
アタッチメント(83)を取り付けることにより、シャッター(71)の形状が、処理対象物を第1開口(21)から処理室(20a)に投入するのに適した形状から、第1開口(21)及び第2開口(22)が処理室(20a)と通じないようにするのに適した形状に変更される。
本発明によれば、処理サイクルが短縮化される廃棄物処理装置及び廃棄物処理方法が提供される。
添付図面を参照して、本発明による廃棄物処理装置及び廃棄物処理方法を実施するための最良の形態を以下に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る廃棄物処理装置1の左側から見た側面図を示している。廃棄物処理装置1は、フレーム10と、処理容器20と、ヒータ30と、移動体40と、アクチュエータ51及び52と、扉60と、シャッター70とを備える。
処理容器20は、フレーム10に固定されている。処理容器20には、処理室20aと、処理室20aに通じる前室20bとが形成されている。処理容器20は、筒24と、左右一対のレール27を備える。筒24は、前方側(図1における左側)の開口端25と、後方側の開口端26とを備える。レール27の各々は、開口端25に取り付けられ、上下方向に延びている。処理室20aは、筒24内の空間である。前室20bは、処理室20aに隣接する空間である。左右のレール27は、前室20bの左右の壁を形成している。前室20bは、処理室20aの前方側に位置する。処理容器20の前方側には投入口21が設けられ、処理容器20の下方側には排出口22が設けられ、処理容器20の上方側にはシャッター出入口23が設けられている。前室20bは、投入口21、排出口22及びシャッター出入口23の各々を介して処理容器20の外に通じている。投入口21は、左右のレール27に挟まれ、前室20bの前方側に位置している。排出口22は、左右のレール27に挟まれ、前室20bの下方側に位置している。シャッター出入口23は、左右のレール27に挟まれ、前室20bの上方側に位置している。
ヒータ30は、筒24に配置され、処理室20a内の処理対象物を加熱する。
移動体40は、フレーム10に設けられたレール11に沿って前後方向に移動する。前後方向は、水平面内の方向である。移動体40は、レール11に案内される移動体ベース44と、冷却器46を介して移動体ベース44に取り付けられたイケール43と、構造部材としてのイケール43から前方に延びるアーム42と、アーム42の前方側に取り付けられた押し具41とを備える。押し具41は、前方を向く押し面41aを備える。アクチュエータ51は、その後方側がフレーム10に設けられたブラケット12に取り付けられ、その前方側が冷却器45を介して押し具41及びアーム42に取り付けられている。アクチュエータ51は、移動体40を前後方向に進退させる。その結果、押し具41は、処理室20a内を前室20bに向かって進退する。冷却器45及び冷却器46の各々には、冷却水が流れる流路が形成されている。冷却器45及び冷却器46は、押し具41からアクチュエータ51に熱が伝わるのを防ぐ。なお、アクチュエータ51の動作に問題がなければ、冷却器45及び冷却器46はなくてもよい。
扉60は、投入口21を開閉する。
シャッター70は、レール27に沿って移動可能なように左右のレール27の間に支持され、シャッター出入口23から前室20bに出入りする。アクチュエータ52は、レール27の上方側に設けられたブラケット81に取り付けられ、シャッター70を上下方向に進退する。その結果シャッター70は、投入口21及び排出口22が処理室20aと通じないように前室20bに配置される前進位置と、投入口21及び排出口22が前室20bを介して処理室20aと通じるように前室20bから退出している後退位置との間で排出口22に向かって進退する。
処理容器20には、排出口22から下方側に延びる排出ダクト82が設けられている。
図2は、廃棄物処理装置1を前方側から見た正面図を示している。図2においては、扉60は省略されている。シャッター70は、下方側に前縁71を備えている。前縁71は、排出口22と対向する。前縁71には、投入口21から処理室20a内に処理対象物を投入しやすいように、切り欠き71aが形成されている。シャッター70が後退位置にあるとき、前方側から見た切り欠き71aの輪郭線と筒24の内周面の輪郭線とが図2に示されるように一致していることが好ましい。
図3A及び図3Bは、扉60の上面図及び正面図をそれぞれ示す。扉60は、ヒンジ61を介して一方のレール27に取り付けられている。扉60は、上下方向に延びる回動軸まわりに回動することで投入口21を開閉する。扉60は、投入口21を閉じた状態において、固定具62によって処理容器20に固定される。
図4A〜図4Dを参照して、本発明の実施形態に係る廃棄物処理方法を説明する。廃棄物処理方法において、処理対象物を廃棄物処理装置1を用いて熱処理する。以下、処理対象物が樹脂を含有する医療廃棄物の場合について説明する。
図4Aは、処理サイクルの最初の状態の廃棄物処理装置1を示す断面図である。押し具41は、開口端26近くまで後退している。シャッター70は、後退位置に配置されている。図示されない扉60は、投入口21を開いている。
図4Bに示すように、処理対象物99を投入口21から処理室20aに投入し、シャッター70を前進位置まで前進し、扉60で投入口21を閉じる。ここで、処理対象物99は、筒24と、押し具41及びシャッター70に囲まれている。ヒータ30は、処理対象物99に含まれる細胞や化学物質の生理活性を消失させるために処理対象物99を加熱する。このとき、処理対象物99に含まれる樹脂が溶融する。
図4Cに示すように、シャッター70を後退位置に後退させてから、押し具41を前室20b(扉60)に向かって前進させ、押し面41aが処理室20aと前室20bの境界面に一致する位置で停止させる。処理対象物99は、押し面41aに押されて処理室20aから前室20bに移動し、排出口22及び排出ダクト82を通って器84に排出される。この際、処理対象物99は、押し具41と扉60に挟まれて圧縮され、体積が減少する。
図4Dに示すように、シャッター70を前進位置まで前進させる。前室20bに残っていた処理対象物99は、前縁71に押されて排出口22及び排出ダクト82を通って器84に排出される。このとき、押し面41a、扉60の内側面60a及びレール27の内側面に付着した処理対象物99がシャッター70によって取り除かれる。シャッター70が処理室20aと前室20bの境界面に沿って前進することが押し面41aに付着した処理対象物99を除去する上で好ましい。処理対象物99は、器84において冷却されて固形化する。
なお、シャッター70を排出ダクト82の先端まで前進させれば、前室20b内と排出ダクト82内の処理対象物99がすべて処理容器20の外に押し出される。排出ダクト82は、排出口22から排出される処理対象物99が周囲に飛び散るのを防止する。排出ダクト82がない場合、シャッター70を排出口22まで前進させれば、前室20b内の処理対象物99がすべて処理容器20の外に押し出される。
本実施形態においては、高温状態の処理対象物99が処理容器20から排出されるため、処理容器20が冷える前に次のバッチの処理対象物99を加熱し始めることができる。したがって、廃棄物処理装置1が処理対象物99を処理する処理サイクルは短い。
本実施形態においては、筒24は角筒でもよいが、円筒であることが好ましい。筒24が温度変動により変形しても、筒24の内周面と押し具41との間に隙間が形成されず、押し具41が内周面に対して滑らかに摺動する。
また筒24が円筒の場合、図5に示すように押し具41の外周に設けられた溝に円環体41bを配置することが好ましい。押し具41と筒24の間に隙間が更に形成されにくくなり、両者の摺動が更に滑らかになる。円環体41bが損耗したら新しいものに交換すればよい。
図6に示すように、処理対象物99を処理室20aに投入した後、前縁71にアタッチメント83を取り付けることが好ましい。アタッチメント83は、シャッター70に着脱自在である。アタッチメント83は、切り欠き71aを埋めるように71に取り付けられる。アタッチメント83を取り付けることにより、シャッター70の形状が、処理対象物99の投入に適した形状から、投入口21及び排出口22が処理室20aと通じないようにするのに適した形状に変更される。また、アタッチメント83をシャッター70に着脱することによりシャッター70の移動量を小さくできるので、廃棄物処理装置1を設置するための空間が狭くて済む。
図1は、本発明の実施形態に係る廃棄物処理装置の側面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る廃棄物処理装置の正面図である。 図3Aは、廃棄物処理装置が備える扉の上面図を示す。 図3Bは、廃棄物処理装置が備える扉の正面図を示す。 図4Aは、本発明の実施形態に係る廃棄物処理方法を説明するための廃棄物処理装置の断面図である。 図4Bは、本発明の実施形態に係る廃棄物処理方法を説明するための廃棄物処理装置の断面図である。 図4Cは、本発明の実施形態に係る廃棄物処理方法を説明するための廃棄物処理装置の断面図である。 図4Dは、本発明の実施形態に係る廃棄物処理方法を説明するための廃棄物処理装置の断面図である。 図5は、押し具の変形例を示す図である。 図6は、シャッターの変形例を示す図である。
符号の説明
1…廃棄物処理装置
10…フレーム
11…レール
12…ブラケット
20…処理容器
20a…処理室
20b…前室
21…投入口
22…排出口
23…シャッター出入口
24…筒
25、26…開口端
27…レール
30…ヒータ
40…移動体
41…押し具
41a…押し面
41b…円環体
42…アーム
43…イケール
44…移動体ベース
45、46…冷却器
51、52…アクチュエータ
60…扉
60a…内側面
61…ヒンジ
62…固定具
70…シャッター
71…前縁
71a…切り欠き
81…ブラケット
82…排出ダクト
83…アタッチメント
84…器
99…処理対象物

Claims (8)

  1. 処理室と前記処理室に通じる前室とが形成された処理容器と、
    前記処理室内の処理対象物を加熱するヒータと、
    前記処理室内を前記前室に対して進退する押し具と、
    シャッターと、
    扉と
    を具備し、
    前記処理容器は、前記前室が前記処理容器の外に通じる第1開口及び第2開口を備え、
    前記扉は、前記第1開口を開閉し、
    前記シャッターは、前記第1開口及び前記第2開口が前記処理室と通じないように前記前室に配置される前進位置と、前記第1開口及び前記第2開口が前記前室を介して前記処理室と通じるように前記前室から退出している後退位置との間で前記第2開口に対して進退する
    廃棄物処理装置。
  2. 前記前室は、前記処理室に隣接し、
    前記押し具は、処理対象物を前記前室に向かって押す押し面を備え、
    前記押し具は、前記押し面が前記前室と前記処理室との境界面に一致する位置まで前進する
    請求項1の廃棄物処理装置。
  3. 前記シャッターに着脱自在なアタッチメントを更に具備し、
    前記シャッターは、前記第2開口に対向する前縁を備え、
    前記アタッチメントは前記前縁に取り付けられる
    請求項1又は2の廃棄物処理装置。
  4. 前記処理室は、円柱空間である
    請求項1乃至3のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
  5. 前記第1開口は、前記押し具が前記前室に向かって進む方向の延長上に配置され、
    前記第2開口は、前記延長上に配置されない
    請求項1乃至4のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
  6. 廃棄物処理装置を用いた廃棄物処理方法であって、
    前記廃棄物処理装置は、
    処理室と前記処理室に通じる前室とが形成された処理容器と、
    前記処理室内を前記前室に対して進退する押し具と、
    シャッターと、
    扉と
    を具備し、
    前記処理容器は、前記前室が前記処理容器の外に通じる投入口及び排出口を備え、
    前記扉は、前記投入口を開閉し、
    前記シャッターは、前記投入口及び前記排出口が前記処理室と通じないように前記前室に配置される前進位置と、前記投入口及び前記排出口が前記前室を介して前記処理室と通じるように前記前室から退出している後退位置との間で前記排出口に対して進退し、
    前記廃棄物処理方法は、
    処理対象物を前記投入口から前記処理室に投入する第1ステップと、
    前記扉で前記投入口を閉じる第2ステップと、
    前記シャッターを前記前進位置まで前進させる第3ステップと、
    前記処理室内の処理対象物を加熱する第4ステップと、
    前記シャッターを前記後退位置まで後退させる第5ステップと、
    前記押し具を前記前室に向かって前進させて処理対象物を前記排出口から排出する第6ステップと、
    前記シャッターを前記排出口に向かって前進させて処理対象物を前記排出口から排出する第7ステップと
    を具備する
    廃棄物処理方法。
  7. 前記前室は、前記処理室に隣接し、
    前記押し具は、処理対象物を前記前室に向かって押す押し面を備え、
    前記第6ステップにおいて、前記押し面が前記前室と前記処理室との境界面に一致するまで前記押し具を前進させ、
    前記第7ステップにおいて、前記シャッターを前記境界面に沿って前進させる
    請求項6の廃棄物処理方法。
  8. 前記シャッターは、前記排出口に対向する前縁を備え、
    前記廃棄物処理方法は、
    前記前縁にアタッチメントを取り付ける第8ステップを更に具備する
    請求項6又は7の廃棄物処理方法。
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