JP4514172B2 - 無線通信装置、無線通信装置の制御方法 - Google Patents

無線通信装置、無線通信装置の制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のチャネルを用いて通信する無線通信装置および無線通信装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PHS(Personal Handy phone System)を用いたデータ通信は、データ端末を無線端末装置に接続する等して行われる。また、データ通信の速度向上のために、情報チャネル(TCH:Traffic Channel)を2回線用いた通信方法が標準規格(RCR STD−28)で策定されている。情報転送速度は、1回線で32kb/sであり、2回線で64kb/sであるが、データを無線回線で送受信するので、様々な無線エラーが発生し、正しいデータの伝送に時間がかかる可能性がある。
【0003】
そこで、2回線のそれぞれに、互いに同一のデータを送り、受信側で、エラーの少ないデータを選択する提案が、特開平8−139708号公報でなされている。
【0004】
図10は、従来例において、移動局から発信する場合の制御シーケンスを示す図である。
【0005】
上記従来例において、移動局が発信すると、リンクチャネル確立要求メッセージ401が、基地局に送出され、リンクチャネル割当メッセージ402が、基地局から移動局に送られる。そして、同一データを流すために、TCH追加を行う。つまり、TCH追加要求403を基地局に送り、TCH追加割当404を移動局が受信する。この手順を行なうことによって、2つのTCHを用いて通信が可能になる。
【0006】
そこで、基地局は、電話回線、公衆網を介して、ターミナルアダプタから受信した32kb/sのデータを、重複処理をして2つのTCHから送出する。移動局は、上記2つのデータを受信し、それぞれのエラー量を比較し、エラー量の少ない方の受信データをデータ端末に送る。このようにすることによって、通信品質が向上される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では、無線状態が良好であっても、常に2本のチャネルを確保し、それぞれのチャネルを用いて通信するので、他のユーザが使用出来ない可能性がある。
【0008】
したがって、上記従来例では、基地局を介して、電話回線網に接続されている機器と無線端末装置との間で、複数の情報チャネルを用いて通信するシステムにおいて、無線状態が良好である場合には、無線資源を有効利用することができないという問題がある。
【0009】
本発明は、通信資源を有効に使用することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、他の無線通信装置との間で情報チャネルを介して無線通信する無線通信装置であって、第1の情報チャネルを介して上記他の無線通信装置と無線通信している際に、上記第1の情報チャネルを介して受信したデータのエラー量が所定値を上回ると、上記他の無線通信装置との間の無線通信に第2の情報チャネルを追加し、上記他の無線通信装置に上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルにより同じデータを送信させ、上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルの一方の情報チャネルの受信データのエラー量が所定値を下回ると、他方の情報チャネルを切断する、又は、上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルの両方の情報チャネルの受信データの夫々のエラー量が所定値を下回ると、いずれかの情報チャネルを切断することを特徴する。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】
[第1の実施例]
図1は、本発明の第1の実施例である無線通信システム100の構成を示す図である。
【0012】
第1の実施例は、移動局101のエラー検出・判断部303の動作によって、重複モード(2つのTCHを用いて同一データを基地局104から送出する通信)を行う実施例である。
【0013】
接続ケーブル102によって、移動局101とデータ端末103とが接続され、また、電話回線105と公衆網106と電話回線107とによって、基地局104と相手ターミナルアダプタ108とが接続されている。
【0014】
そして、接続ケーブル102と移動局101と基地局104と電話回線105と公衆網106と電話回線107とを介して、データ端末103が、相手ターミナルアダプタ108と通信を行うことができる。
【0015】
なお、移動局101は、無線端末の例であり、相手ターミナルアダプタ108は、所定の機器の例である。
【0016】
すなわち、無線通信システム100は、電話回線網に接続されている基地局と、無線端末装置との間で無線通信を行ない、上記電話回線網に所定の機器が接続され、上記基地局と上記電話回線網とを介して、複数の情報チャネルを用いて、上記所定の機器と上記無線端末装置との間で通信する無線通信システムの例である。
【0017】
尚、本実施例では、上記移動局と基地局は、PHS(パーソナル・ハンディホン・システム)通信を行うものとし、電話回線、公衆網はISDN(統合サービスデジタルネットワーク)通信を行うものとする。
【0018】
図2は、無線通信システム100における基地局104を示すブロック図である。
【0019】
基地局104は、データ重複部201と、基地局制御部202と、エラー検出・判断部203と、基地局側メモリ204と、基地局側アンテナ205と、基地局側無線送受信部206と、ディジタル網インタフェース処理部207と、データ選択部208とを有する。
【0020】
データ重複部201は、相手ターミナルアダプタ108等の所定の機器からデータを受信し、この受信したデータを複製し、複数の情報チャネルの夫々で同一データを送信するために、同一データを通信する情報チャネルを重複して送出するデータ重複送出手段の例である。
【0021】
エラー検出・判断部203は、通信中に無線エラーを検出する無線エラー検出手段の例である。
【0022】
基地局制御部202は、上記無線エラー検出手段が検出したエラー量が、所定の設定値を上回っている場合に、上記無線端末装置との間で使用する情報チャネルを新たに追加する基地局制御手段の例である。また、基地局制御部202は、上記無線エラー検出手段が検出したエラー量が、所定の設定値を下回っている場合に、上記無線端末装置との間で使用していた情報チャネルを1つ切断する基地局制御手段の例である。
【0023】
基地局側メモリ204には、基地局制御部202が実行するプログラムが格納される。また、基地局側メモリ204は、受信したデータ、送信するデータを一時的に記憶したり、後述するエラー量の判定に使用する設定値の記憶等に使われる。
【0024】
基地局側アンテナ205と基地局側無線送受信部206は、上記無線端末装置から送信されたデータを受信したり、上記無線端末装置にデータを送信したりするために使用される。
【0025】
デジタル網インターフェース処理部207は、公衆網106とのインターフェースを司る。
【0026】
図3は、無線通信システム100における移動局101を示すブロック図である。
【0027】
移動局101は、データ選択部301と、移動局制御部302と、エラー検出・判断部303と、移動局側メモリ304と、移動局側アンテナ305と、移動局側無線送受信部306と、PIAFS制御部307と、端末インタフェース処理部308と、データ重複部309とを有する。
【0028】
エラー検出・判断部303は、通信中に無線エラーを検出する無線エラー検出手段の例である。
【0029】
移動局制御部302は、上記複数の情報チャネルを用いて通信している場合に、上記無線エラー検出手段が検出したエラー量が所定の設定値を上回った場合に、上記無線端末装置と上記所定の機器との間で使用する情報チャネルを新たに追加する制御手段の例である。また、移動局制御部302は、上記複数の情報チャネルを用いて通信している場合に、上記無線エラー検出手段が検出したエラー量が所定の設定値を下回った場合に、上記無線端末装置と上記所定の機器との間で使用している情報チャネルを1つ切断する制御手段の例である。
【0030】
データ選択部301は、上記基地局から重複送信された同一受信データ同士で、エラー量を比較し、上記比較した複数の受信データのうちで、データエラー量が少ない受信信号を選択するデータ選択手段の例である。
【0031】
また、移動局側メモリ304には、移動局制御部302が実行するためのプログラムが格納される。また、移動局側メモリ304は、基地局104から受信したデータをデータ端末103に送信する際やデータ端末103から受信したデータを基地局104に送信する際にデータを一時的に記憶したり、後述するエラー量の判定に使用する設定値の記憶等に使われる。
【0032】
移動局側アンテナ305、移動局側無線送受信部306は、基地局104から送信されたデータの受信、基地局104へのデータの送信に使用される。
【0033】
PIAFS制御部307は、移動局101と基地局104との間で、PHSにおけるPIAFS(PHS インターネット・アクセス・フォーラム)通信を行うための制御を行う。
【0034】
端末インターフェース処理部308は、接続ケーブル102により接続されるデータ端末103とのインターフェース処理を司る。
【0035】
次に、上記実施例における制御方法について説明する。
【0036】
図4は、第1の実施例における動作を示すフローチャートである。
【0037】
移動局101の操作で、32kb/sデータ通信が開始されると、移動局101のエラー検出・判断部303では、直ちに基地局104から送信されてきたデータの監視を始める。
【0038】
エラー検出・判断部303は、移動局側メモリ304が記憶している設定値を、エラー量が上回らないと判断されれば(S1)、無線状態が良好であると判断し、そのまま通信を続ける。
【0039】
ここで、エラー量が設定値を上回ると判断されると(S1)、無線状態が悪くなったと判断し、後述する重複モードに移行する(S4)。
【0040】
図5は、上記実施例におけるTCH追加シーケンス(PS要求付)を示す図である。
【0041】
上記のように、無線状態が悪くなったと判断されると、基地局104へTCH追加要求メッセージを送出する(501)。ここで、メッセージに重複モードで通信を行なうことを通知する(S2)。
【0042】
当該メッセージを受けた基地局104は、TCH追加に応じる場合には、TCH追加割当を、移動局101に送出し(502、S3)、応じない場合は、そのまま通信を続ける。
【0043】
移動局101は、重複モードに移行すると、32kb/sデータ通信が2回線分(2つのTCH)の64kb/sの通信が開始される(S4)。この時移動局101は、各TCHから同じデータを受信し、データ選択部301が、受信した2つのデータの内のエラー量の少ないデータを選択し、移動局制御部302は端末インターフェース処理部308を介して選択されたデータをデータ端末103に送る。
【0044】
すなわち、2つのデータのうちで、良好なデータによって通信が可能になる。ここで、上記2つのデータを互いに補完するように構成してもよい。
【0045】
尚、重複モードに移行した基地局104は、64kb/s(32kb/s×2)の通信開始し、デジタル網インターフェース処理部207を介して相手ターミナルアダプタ108から受信されたデータを複製し、重複モードに移行する前に使用していたTCHと、追加されたTCHの両方で同じデータを送信する。
【0046】
また、移動局101は重複モードに移行すると(S4)、移動局101のエラー検出・判断部303は、データの監視を引き続き行ない、各TCHで受信されたデータのエラー量が移動局側メモリ304で記憶している設定値を下回らなければ(S5)、無線状態がそのままであるとし、重複モードで通信を続ける。
【0047】
エラー量が上記設定値(閾値)を下回ると(S5)、無線状態が良好になったと判断し、1つのTCHを切断し、32kb/s通信に移行する(S6、S7)。
【0048】
図7は、上記実施例におけるTCH切断シーケンス(PS側切断)を示す図である。
【0049】
つまり、エラー量が上記設定値(閾値)を下回ると(S5)、無線チャネル切断完了メッセージを基地局104へ送出し(701、S6、S7)、一方のTCHを切断して32kb/s通信に移行する。
【0050】
尚、S5での判断は、両方のTCHのエラー量が上記設定値を下回るといずれかのTCHを切断するようにしてもよいし、一方のTCHのエラー量が上記設定値を下回ると、他方のTCHを切断するようにしてもよい。
【0051】
また、重複モードでの通信の際に移動局101から基地局104にデータを送信する場合は、端末インターフェース処理部308を介してデータ端末103から受信されたデータを複製し、2つのTCHそれぞれで同じデータを送信する。
【0052】
基地局104では、2つのTCHで受信したデータの内のエラー量の少ないデータを選択し、選択されたデータをデジタル網インターフェース処理部207を介してターミナルアダプタ108に送信する。
【0053】
また、上記実施例は、PHSを用いた実施例であるが、PHSの代わりに、複数の情報チャネルを用いて無線通信ができる無線通信システムを使用するようにしてもよい。
【0054】
[第2の実施例]
本発明の第2の実施例は、基地局104のエラー検出・判断部203が、重複モード(2つのTCHを用いて同一データを基地局から送出する通信)を行う実施例である。
【0055】
第2の実施例の構成は、図1に示す無線通信システム100の構成と同様である。
【0056】
次に、第2の実施例の動作について説明する。
【0057】
図9は、本発明の第2の実施例における動作を示すフローチャートである。また、図6は、上記実施例におけるTCH追加シーケンス(CS指示付)を示す図であり、図8は、上記実施例におけるTCH切断シーケンス(CS側切断)を示す図である。
【0058】
移動局101の操作によって、32kb/sデータ通信が開始されると、基地局104のエラー検出・判断部203が、直ちにデータの監視を始める。
【0059】
エラー検出・判断部203で、移動局から送信されてきたデータのエラー量が基地局側メモリ204で記憶している設定値を上回ることがなければ(S11)、無線状態が良好であると判断し、そのまま通信を続ける。
【0060】
ここで、エラー量が上記設定値を上回ると無線状態が悪くなったと判断し、重複モードに移行する。つまり、基地局104にある無線資源のうちで使用可能なもの(空スロット)が存在するか否かを調べ(S12)、空スロットの存在が確認されれば、移動局101へTCH追加要求指示メッセージを送出する(601)。
【0061】
ここで、TCH追加要求指示メッセージで、重複モードで通信を行なうことを移動局101に通知する(S13)。上記TCH追加要求指示メッセージを受けた移動局101は、TCH追加に応じることができる場合には、TCH追加要求を基地局104に対して送出し(602、S14)、重複モードで通信を行ない、TCH追加に応じない場合は、そのまま通信を続ける。
【0062】
移動局101は重複モードに移行すると、64kb/s(32kb/s×2)の通信開始し、端末インターフェース処理部308を介してデータ端末103から受信されたデータを複製し、重複モードに移行する前に使用していたTCHと、追加されたTCHの両方で同じデータを送信する。
【0063】
このとき、基地局104は、2つのTCHから同じデータを2つ受信し、エラー量が少ないデータを、データ選択部208が選択し、選択されたデータをターミナルアダプタ108に送る。
【0064】
すなわち、2つのデータのうちで、良好なデータによって通信が可能になる。ここで、2つのデータを互いに補完するようにしてもよい。
【0065】
また、重複モードに移行すると、基地局104のエラー検出・判断部203は、データの監視を引き続き行ない、移動局101から送信されてきたデータのエラー量が基地局側メモリ204が記憶している設定値(閾値)を下回るか判断し(S15)、下回らなければ無線状態がそのままであるとし、重複モードで通信を続ける。
【0066】
ここで、上記設定値を、エラー量が下回ると(S15)、無線状態が良好になったと判断し、32kb/s通信に移行する。つまり、基地局104から無線チャネル切断メッセージを送出し(801、S16)、移動局101からは、無線チャネル切断完了メッセージ(802)が送出され、一方のTCHが切断されて32kb/s通信に移行することになる。
【0067】
尚、S15での判断は、両方のTCHのエラー量が上記設定値を下回るといずれかのTCHを切断するようにしてもよいし、一方のTCHのエラー量が上記設定値を下回ると、他方のTCHを切断するようにしてもよい。
【0068】
また、本実施例でも基地局104から移動局101にデータを送信してもよく、その場合重複モードで通信する基地局104は、デジタル網インターフェース処理部207を介して相手ターミナルアダプタ108から受信されたデータを複製し、重複モードに移行する前に使用していたTCHと、追加されたTCHの両方で同じデータを送信する。
【0069】
このとき、移動局101は2つのTCHから同じデータを2つ受信すると、エラー量が少ないデータを、データ選択部301が選択し、選択されたデータをデータ端末103に送信する。
【0070】
また、上記第2の実施例は、PHSを用いた例であるが、複数の情報チャネルを用いて無線通信ができる無線通信システムを、PHSの代わりに使用するようにしてもよい。
【0071】
上記実施例によれば、基地局104または移動局101において、設定値を記憶するメモリ204、304と、エラー検出・判断手段203、303とを備えているので、設定値を基準として、TCHの追加、TCHの切断をすることが可能であり、追加したTCHを用いて重複データを送出できる。また、TCHを追加した場合、2つの受信データのエラー量から良好に受信されたデータを選択できる。
【0072】
これによって、無線状態が良好であるときは、TCH追加を行わず、エラー量が増加したときにのみ、TCHを増やして通信することができる。すなわち、無線資源の有効利用ができる。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、データのエラー量が所定値を上回ると、情報チャネルを追加し、相手無線通信装置に複数の情報チャネルにより同じデータを重複して送信させるので、通信品質を向上でき、また、同じデータを送信する情報チャネルの受信データのエラー量が所定値を下回ると、情報チャネルを切断するので、無線資源を有効利用することができる。さらに、一方の情報チャネルの受信データのエラー量が所定値を下回ると、他方の情報チャネルを切断する場合は、通信状態が良好な一方の情報チャネルでの通信を維持し、他方の情報チャネルを切断するので、両情報チャネルの状態が良好になるまで待たなくても無線資源を有効利用して通信できる。また、各情報チャネルの受信データのエラー量が所定値を下回ると、いずれかの情報チャネルを切断する場合は、両方の情報チャネルの通信状態が良好な状態、つまり、より無線環境が良好な状態で一方の情報チャネルを切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である無線通信システム100の構成を示す図である。
【図2】無線通信システム100における基地局104を示すブロック図である。
【図3】無線通信システム100における移動局101を示すブロック図である。
【図4】第1の実施例における動作を示すフローチャートである。
【図5】上記実施例におけるTCH追加シーケンス(PS要求付)を示す図である。
【図6】上記実施例におけるTCH追加シーケンス(CS指示付)を示す図である。
【図7】上記実施例におけるTCH切断シーケンス(PS側切断)を示す図である。
【図8】上記実施例におけるTCH切断シーケンス(CS側切断)を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例における動作を示すフローチャートである。
【図10】従来例において、移動局から発信する場合の制御シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
100…無線通信システム、
101…移動局、
102…接続ケーブル、
103…データ端末、
104…基地局、
105、107…電話回線、
106…公衆網、
108…相手ターミナルアダプタ、
201…データ重複部、
202…基地局制御部、
203…エラー検出・判断部、
204…基地局側メモリ、
205…基地局側アンテナ、
206…基地局側無線送受信部、
207…ディジタル網インタフェース処理部、
301…データ選択部、
302…移動局制御部、
303…エラー検出・判断部、
304…移動局側メモリ、
305…移動局側アンテナ、
306…移動局側無線送受信部、
307…PIAFS制御部、
308…端末インタフェース処理部。

Claims (8)

  1. 他の無線通信装置との間で情報チャネルを介して無線通信する無線通信装置であって、
    無線通信したデータのエラー量を検出する検出手段と、
    第1の情報チャネルを介して上記他の無線通信装置と無線通信している際に、上記第1の情報チャネルを介して受信したデータのエラー量が所定値を上回ると、上記他の無線通信装置との間の無線通信に第2の情報チャネルを追加し、上記他の無線通信装置に上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルにより同じデータを送信させる追加手段と、
    上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルの一方の情報チャネルの受信データのエラー量が所定値を下回ると、他方の情報チャネルを切断する切断手段と、
    を有することを特徴する無線通信装置。
  2. 他の無線通信装置との間で情報チャネルを介して無線通信する無線通信装置であって、
    無線通信したデータのエラー量を検出する検出手段と、
    第1の情報チャネルを介して上記他の無線通信装置と無線通信している際に、上記第1の情報チャネルを介して受信したデータのエラー量が所定値を上回ると、上記他の無線通信装置との間の無線通信に第2の情報チャネルを追加し、上記他の無線通信装置に上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルにより同じデータを送信させる追加手段と、
    上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルの夫々の受信データのエラー量が所定値を下回ると、いずれかの情報チャネルを切断する切断手段と、
    を有することを特徴する無線通信装置。
  3. 上記第1及び第2の情報チャネルを介して重複して受信した受信データのうちでエラー量の少ないデータを受信データとして選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 上記第1及び第2の情報チャネルを介して重複して受信した受信データを互いに補完する手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 上記無線通信装置は、基地局であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  6. 上記無線通信装置は、基地局と無線通信する移動局であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  7. 他の無線通信装置との間で情報チャネルを介して無線通信する無線通信装置の制御方法であって、
    無線通信したデータのエラー量を検出する検出工程と、
    第1の情報チャネルを介して上記他の無線通信装置と無線通信している際に、上記第1の情報チャネルを介して受信したデータのエラー量が所定値を上回ると、上記他の無線通信装置との間の無線通信に第2の情報チャネルを追加し、上記他の無線通信装置に上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルにより同じデータを送信させる追加工程と、
    上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルの一方の情報チャネルの受信データのエラー量が所定値を下回ると、他方の情報チャネルを切断する切断工程と、
    を有することを特徴する無線通信装置の制御方法。
  8. 他の無線通信装置との間で情報チャネルを介して無線通信する無線通信装置の制御方法であって、
    無線通信したデータのエラー量を検出する検出工程と、
    第1の情報チャネルを介して上記他の無線通信装置と無線通信している際に、上記第1の情報チャネルを介して受信したデータのエラー量が所定値を上回ると、上記他の無線通信装置との間の無線通信に第2の情報チャネルを追加し、上記他の無線通信装置に上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルにより同じデータを送信させる追加工程と、
    上記第1の情報チャネル及び上記第2の情報チャネルの夫々の受信データのエラー量が所定値を下回ると、いずれかの情報チャネルを切断する切断工程と、
    を有することを特徴する無線通信装置。
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