JP4513485B2 - 防振支持装置 - Google Patents

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本発明は、防振支持装置に関するものであり、特に大気圧と負圧とを交互に導入して空気室を膨張及び収縮することにより振動体からの振動を抑制するようにした防振支持装置に関する。
従来、このような防振支持装置としては、例えば、内燃機関を支持する支持機構内に設けられた空気室に負圧及び大気圧を交互に導入させることにより内燃機関の運転状況に応じた制振力を発生させ、これにより車体への振動伝達を低減すると共に、前記大気圧と負圧とを切り換えるための切換手段と空気室との間を連通する連通路の途中に個別の収容空間を設け、この収容空間内の脈動の共鳴効果を利用して、空気室内の圧力変動に高調波成分が発生しないようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−238587号公報
しかしながら、前述のように収容空間を利用して、空気室内の圧力変動の高調波成分を抑制するようにした方法にあっては、収容空間内の脈動の共鳴効果を利用しており、収容空間の形状及び寸法で決まる特定の周波数に対してのみ振動抑制の効果を発揮するものであるので、ある特定周波数の高調波成分についてはその発生を抑制することができるものの、これ以外の周波数の高調波成分については抑制することができないという未解決の問題がある。
そこで、この発明は、上記従来の未解決の問題に着目してなされたものであって、任意の周波数の高調波成分を抑制することの可能な防振支持装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る防振支持装置は、供給される気圧の変動に応じて膨張及び収縮する空気室を備え、振動体を支持すると共に前記空気室が膨張及び収縮することにより前記振動体の振動に対する制振力を発生する振動制御型支持機構と、大気圧と異なる圧力を発生する圧力源と、前記圧力源の圧力とは異なる圧力と前記圧力源の圧力との何れか一方を切り換えて、前記空気室に作用させる第1の切換手段と、前記第1の切換手段とは独立して設けた、前記圧力源の圧力とは異なる圧力と前記圧力源の圧力との何れか一方を切り換えて前記空気室に作用させる第2の切換手段と、前記空気室内に圧力の異なる空気を給排して前記振動体の振動を抑制する制振力を発生するように前記第1の切換手段及び第2の切換手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の切換手段の給排動作により前記空気室内に発生する第1の圧力変動の基本次数成分と前記第2の切換手段の給排動作により前記空気室内に発生する第2の圧力変動の基本次数成分との和が前記振動体の振動に対して逆位相又は略逆位相となり、且つNを2以上の整数としたとき前記第1の圧力変動及び前記第2の圧力変動の基本次数成分のN次高調波成分どうしが逆位相又は略逆位相となるように、前記振動体の振動に対して、逆位相又は略逆位相となる位相を有し、且つ、前記振動体の振動を抑制可能な大きさを有する前記空気室内に発生する圧力変動を基準圧力変動としたとき、前記第1の圧力変動のN次高調波成分と前記第2の圧力変動のN次高調波成分とのうち何れか一方の位相が前記基準圧力変動の位相に対して前記N次高調波成分の1/4周期に相当する量だけ進み、他方の位相基準が前記基準圧力変動の位相に対して前記N次高調波成分の1/4周期に相当する量だけ遅れるように前記第1の切換手段及び第2の切換手段を制御し、さらに、前記基準圧力変動を一つの切換手段により発生させると仮定した場合の当該切換手段に対する駆動信号のデューティ比を予測するデューティ比予測手段を有し、当該デューティ比予測手段で予測した仮想デューティ比に基づいて前記N次高調波成分の次数Nを決定することを特徴としている。
本発明に係る防振支持装置は、第1の切換手段及び第2の切換手段により圧力の異なる空気を空気室に給排して振動体の振動を抑制する制振力を発生させるが、このとき、第1の切換手段の給排動作により空気室内に発生する第1の圧力変動の基本次数成分と、第2の切換手段の給排動作により空気室内に発生する第2の圧力変動の基本次数成分との和が前記振動体の振動に対して逆位相又は略逆位相となり、且つ、前記第1の圧力変動及び前記第2の圧力変動の基本次数成分のN次高調波成分どうしが逆位相又は略逆位相となるようにしたから、第1の切換手段及び第2の切換手段により発生する第1の圧力変動及び第2の圧力変動のN次高調波成分どうしが相殺されることになって、振動体の振動を抑制することができると共にさらにN次高調波成分の発生をも抑制することができる。
なお、圧力変動の基本次数成分とは、圧力変動に含まれる周波数毎の成分のうち、最も低い周波数における成分をいい、N次高調波成分とは、基本次数成分の周波数の整数倍(N倍)の周波数における成分をいう。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した内燃機関支持装置の一例を示す概略構成図である。
図中、1は車体であって、例えば直列4気筒のガソリンエンジンで構成された内燃機関2が、振動制御型支持機構3を介して支持されている。
内燃機関2は、本体となるエンジンブロック4と、エンジンブロック4内に形成されたシリンダ5と、シリンダ5内を上下に摺動するピストン6と、ピストン6に連結されたコネクティングロッド7と、コネクティングロッド7に連結され、内燃機関2の動力を取出すクランクシャフト8とを備えている。
また、内燃機関2は、大気を吸入する吸気通路9と、排気を排出する排気通路10とを有している。吸気通路9の吸入口には、エアクリーナ11が設けられており、内部に設けられたエアフィルタ11aによって吸入する大気を浄化している。また、吸気通路9におけるエアクリーナ11の下流側には、運転者のアクセル操作量に応じて内燃機関2の吸気量を調整するスロットルバルブ15が設けられており、スロットルバルブ15の開度が小さいときには、吸入抵抗が増加してスロットルバルブ15の下流側に負圧が発生するように構成されている。
また、吸気通路9におけるスロットルバルブ15の下流側には、噴射制御用コントローラ16により制御される、燃料を噴射するインジェクタ16aが設けられており、内燃機関2の吸気量や回転速度に応じて燃料を噴射するようになっている。
そして、振動制御型支持機構3は、図2に示すように、略円筒型の本体ケース17を有し、振動制御型支持機構3は、本体ケース17がブラケット17aを介して車体1に固定されることにより、車体1に固定されるようになっている。
この本体ケース17の内側上部には、ゴム等の弾性体からなる弾性部材18が嵌め込まれている。そして、本体ケース17の上部には、この弾性部材18を介して同本体ケース17に連結された連結具19が遊動可能に配設されており、この連結具19に内燃機関2が固定される。
一方、本体ケース17の内側底部には、ゴム等の弾性体からなる緩衝部材20が充填されている。また、本体ケース17の内部における弾性部材18と緩衝部材20との間には、オイル等の流体が充填される液室21a及び21bが形成されている。液室21a及び21bは、本体ケース17の内側に嵌め込まれたゴム等の弾性体からなる隔離部材22によって、上下2つに区画されている。これら2つの液室21a及び21bは、図示しない小径の通路によって連通されており、両液室21a及び21b間を流体が往来可能になっている。
したがって、連結具19を介して内燃機関2の振動が伝達されても、弾性部材18、緩衝部材20、及び隔離部材22の変形と、液室21a及び21b内に充填された流体の流動とに基づいて、車体1への振動伝達を抑制することができるようになっている。
さらに、これら2つの液室21a及び21bを区画する隔離部材22の上面には、シート状のダイヤフラム23が設けられ、このダイヤフラム23は、固定具24によってその縁部を隔離部材22に固定されている。そして、ダイヤフラム23と隔離部材22の上面との間には空気室25が形成されている。
この空気室25は、変動気圧導入路26から導入される気圧に応じて、容積が拡大又は縮小するように構成されている。したがって、内燃機関2の振動に応じて、空気室25へ供給する気圧を変動させることにより、内燃機関2に対する制振力を発生させることができる。
前記変動気圧導入路26は、前記空気室25と連通する側と反対側の端部は、図1に示すように2方に分岐され、その一方の分岐路26aは切換弁28aに接続され、他方の分岐路26bは切換弁28bに接続されている。
前記切換弁28a及び28bは例えば3方弁で構成され、各切換弁28a、28bの第1のポートは、前述のように変動気圧導入路26の分岐路26a、26bにそれぞれ接続され、第2のポートは、一端が2方に分岐した大気圧導入路29の分岐路29a、29bにそれぞれ接続され、この大気圧導入路29の他端は、吸気通路9のスロットルバルブ15の上流側、すなわち通路9aに接続されている。また、第3のポートは、一端が2方に分岐した負圧導入路30の分岐路30a、30bにそれぞれ接続され、この負圧導入路30の他端は、吸気通路9のスロットルバルブ15の下流側、すなわち通路9bに接続されている。
前記切換弁28a、28bは、図示しない電磁ソレノイドを備えており、後述の気圧制御用コントローラ35からの制御信号により駆動制御される。すなわち、気圧制御用コントローラ35により前記電磁ソレノイドが励磁されることにより切換弁28a、28bは、オン状態となり、変動気圧導入路26の分岐路26a、26bと負圧導入路30の分岐路30a、30bとを連通し、電磁ソレノイドへの励磁が停止されることによりオフ状態となって、変動気圧導入路26の分岐路26a、26bと大気圧導入路29の分岐路29a、29bとをそれぞれ連通するように構成されている。
ここで、吸気通路9におけるエアクリーナ11の上流側は大気に開放されているので、エアクリーナ11及びスロットルバルブ15の上流側の通路9aを流れる吸入空気は大気圧となり、スロットルバルブ15の上流側に連通された大気圧導入路29を流れる吸入空気も大気圧となる。また、吸気通路9のスロットルバルブ15の下流側の通路9bを流れる吸入空気は、スロットルバルブ15が吸入抵抗となり負圧となる。このため、内燃機関2の運転状態に応じて吸気通路9におけるスロットルバルブ15の下流側の通路9bに負圧が発生するときには、スロットルバルブ15の下流側の通路9bに連通された負圧導入路30に負圧が導入されることになる。
このように、切換弁28a、28bをオン状態又はオフ状態に制御することによって、振動制御型支持機構3の空気室25に対して、大気圧と負圧とに変動する気圧を供給できるように構成されている。このため、空気室25の容積が拡大もしくは縮小するようになっている。
なお、振動制御型支持機構3の緩衝材としての特性、すなわち、そのばね特性や減衰特性等は、上記空気室25に対する空気の給排に基づき、その容積を変更する事で可変となる。すなわち、切換弁28a、28bをオン状態に保持することで空気室25に負圧を導入して空気室25を減圧し、切換弁28a、28bをオフ状態とすることで空気室25に大気圧を導入して減圧された圧力を解放し、振動制御型支持機構3の伸縮力を発生する。このように、振動制御型支持機構3の緩衝材としての特性を、内燃機関2の運転状態に応じて変化させることにより、機関振動の発生態様の変化に応じて、車体1への振動伝達を適切に抑制することができることになる。
一方、前記クランクシャフト8には、その回転角を検出する電磁ピックアップ式のクランク角センサ34が装着されている。このクランク角センサ34は、クランクシャフト8と共に回転するロータ(図示省略)の外周面に形成されたセレーションを検出して例えば、10°CA毎のクランク角信号を出力する。また、セレーションには、180°CA毎に欠歯部が形成されているので、出力されるクランク角信号からクランクシャフト8の回転位置も把握することができるように構成されている。
このクランク角センサ34で検出されるクランクシャフト8のクランク角信号と、前述した噴射制御用コントローラ16が出力する燃料噴射信号とが、例えば、マイクロコンピュータで構成された気圧制御用コントローラ35に入力される。
この気圧制御用コントローラ35は、内燃機関2が運転状態にあるときに、図3に示した変動気圧導入処理を予め設定した所定周期で実行して、前述した切換弁28a、28bに駆動信号を出力してオンオフ制御するように構成されている。
次に、気圧制御用コントローラ35で実行される変動気圧導入処理を、図3のフローチャートに従って説明する。
この変動気圧導入処理では、まず、ステップS1で、クランクシャフト8のクランク角信号と、インジェクタ16aに対して噴射制御用コントローラ16から出力される燃料噴射信号とを読込む。クランク角信号は、図4(a)に示すように、クランクシャフト8の回転に応じて、10°CA毎に1パルスが出力されると共に、この1パルスが180°CA毎に非出力となる。また、燃料噴射信号は、図4(b)に示すように、インジェクタ16aに対する開弁時間を指示するパルス信号であり、HiからLoに立下りLoを維持している間、燃料が噴射されるように構成されている。なお、燃料噴射信号は、実際には#1〜#4の4気筒分出力されるが、各気筒に噴射される燃料は略同等であるため1気筒分の燃料噴射信号を読み込めばよい。
次いで、ステップS2に移行し、ステップS1で読込んだ燃料噴射信号及びクランク角信号に基づいて、内燃機関回転速度NEと、燃料噴射時間TINJとをそれぞれ算出する。
前記内燃機関回転速度NEは、クランクシャフト8のクランク角信号における180°毎の欠歯部に対応する信号を検出し、その周期から算出する。また、燃料噴射時間TINJは、燃料噴射信号のLoを維持する時間をカウントして算出する。
また、クランク角信号の欠歯部に対応する信号を受信した後の、1パルス目の立ち下がりを、主駆動信号Smの位相基準Pmとして特定する。
次にステップS3に移行し、内燃機関2の振動に応じて、主駆動信号Smのデューティ比A/B及び位相Cを特定する。この主駆動信号Smは、内燃機関2の振動に応じて空気室25に変動気圧を供給するための負圧及び大気圧の導入期間を規定する信号であって、後述の切換弁駆動信号を生成するために用いられる信号である。
前記主駆動信号Smのデューティ比A/Bは、図4(c)に示すように、クランクシャフト8が180°CA回転する期間Bに対して、空気室25に負圧を供給する期間Aの割合を示している。デューティ比A/Bが大きいほど、振動制御型支持機構3による制振力が大きくなる。また、位相Cは、後述の切換弁駆動信号を生成する際の基準となる、主駆動信号Smの信号生成用位相基準Pcを特定するための位相であって、主駆動信号Smの位相基準Pmと信号生成用位相基準Pcとのずれ分に相当する。この信号生成用位相基準Pcは、空気室25に負圧を供給する期間Aの1/2の位置に相当している。
ここで、内燃機関2の振動の起振力は、燃焼爆発の圧力変動に起因する燃焼起振力と、ピストン6、コンロッド7等の回転部材が上下に運動することによって発生する慣性加振力とで構成されている。
前記燃焼によって生じる圧力変動は、ピストン6を介してクランクシャフト8に伝達されてトルク変動を発生させる。このとき、エンジンブロック4は、ピストン6よりトルク反力を受けるため、エンジンブロック4ではクランクシャフト8の軸周りの振動が発生する。これが、燃焼起振力に起因する燃焼機関2のロール振動となる。この燃焼起振力は、燃焼爆発によって生じるものであるから、その大きさは燃料噴射量に応じて変化し、また、その位相は点火タイミング及び燃料噴射量によって決まる。
また、ピストン6は、前述のように燃焼爆発の力を受けてシリンダ5内を上下に運動する。このとき、ピストン6に往復慣性力が発生し、その反力を受けるエンジンブロック4がシリンダ5の軸方向に振動し車両の上下方向の振動となる。これが内燃機関2の慣性加振力による上下振動である。したがって、上下振動の大きさはピストン6の運動速度の2乗、すなわち、クランクシャフト8の回転速度の2乗に比例して大きくなる。つまり、内燃機関回転速度NEが決まれば、慣性加振力の大きさは一義的に決定する。また、慣性加振力の位相は、クランクシャフト8の回転角に応じて変化する。
したがって、内燃機関2の振動に応じて空気室25に変動気圧を供給するための信号である前記主駆動信号Smのデューティ比及び位相は、内燃機関回転速度NEと燃料噴射時間TINJとから特定することができる。
まず、デューティ比A/Bは、気圧制御用コントローラ35に予め記憶された、内燃機関回転速度NEと燃料噴射時間TINJとの関係でデューティ比A/Bが決定される、図5のデューティ比算出用制御マップを参照して、前記ステップS2で算出された内燃機関回転速度NEと燃料噴射時間TINJとに基づいて算出する。また、位相Cは、気圧制御用コントローラ35に予め記憶された、内燃機関回転速度NEと燃料噴射時間TINJとの関係で位相Cが決定される、図6の位相算出用制御マップを参照して、前記ステップS2で算出された内燃機関回転速度NEと燃料噴射時間TINJとに基づいて算出する。なお、図5及び図6の制御マップはその一部のみを示している。
これらデューティ比算出用制御マップ及び位相算出用制御マップは、車体フロアやステアリング、或いはその他の場所における振動や騒音が最小となる値を実験によって求めて、作成することが望ましい。
例えば、予め設定した評価点において、内燃機関2の振動が伝達されて発生する振動又は騒音が最小となるように実験等により求めた値を用いる。前記評価点は、例えば、振動制御型支持機構3の車体側取付け点の振動、又はフロア振動、ステアリング振動、車室内騒音等であり、内燃機関回転速度NE、内燃機関2の負荷、車両速度等の運転状態に応じて評価点を使い分けたり、複数の評価点に重み付けし、これらの和をとったものを用いて評価するようにしてもよい。このようにすることによって、予め設定された車体評価点における振動伝達を良好に低減することができる。
次いで、ステップS4に移行し、切換弁28a、28bの切換弁駆動信号Sa、Sbのデューティ比及び位相を特定する。具体的には、まず、ステップS3で特定した、主駆動信号Smのデューティ比に対応する切換弁駆動信号のデューティ比を、予め記憶された図7(a)に示す配列から特定する。
図7(a)は、主駆動信号Smのデューティ比を横軸とした配列で、主駆動信号Smのデューティ比D1〜Dmに対応する切換弁駆動信号のデューティ比d1〜dmが設定されている。この切換弁駆動信号のデューティ比d1〜dmは具体的には、主駆動信号のデューティ比(A/B)×100〔%〕に対し、(1/2)×(A/B)×100〔%〕となるように設定される。
また、ステップS2で特定した内燃機関回転速度NEに対応する、切換弁駆動信号の位相を、予め記憶された図7(b)に示す配列から特定する。図7(b)は、内燃機関回転速度NEを横軸とした配列で、内燃機関回転速度NEに対応する切換弁駆動信号の位相が設定されている。
ここで、切換弁駆動信号の位相は、主駆動信号Smの位相に対するずれ量J〔sec〕を表している。このずれ量Jは、主駆動信号Smの周期をTとしたとき、T/(4×N)〔sec〕で表される。なお、Nは、2以上の整数であって、空気室25内の気圧変動のN次高調波成分の“N”に相当する。なお、“N”は予め抑制したい高調波成分を実験的に、もしくは、解析的に決定するようにすればよい。
次いで、ステップS5に移行し、ステップS4で特定した、切換弁駆動信号のデューティ比及び位相に基づいて、切換弁駆動信号を生成する。
具体的には、切換弁28a、28bの切換弁駆動信号Sa、Sbは、図4(d)及び(g)に示すように、そのデューティ比は、共にステップS4で特定したデューティ比に設定される。また、切換弁駆動信号Sa、Sbの空気室25に負圧を供給する期間の1/2となる位置を切換弁駆動信号の位相基準Pa、Pbとしたとき、切換弁駆動信号Saは、主駆動信号Smの位相Cで特定される信号生成用位相基準Scに対し、その位相基準PaがステップS4で特定した位相Jだけ進むように設定され、すなわち、位相基準Pmに対し、位相基準PaはC−J〔sec〕で表される。また、切換弁駆動信号Sbは、信号生成用位相基準Scに対し、その位相基準Pbが位相Jだけ遅れるように設定され、すなわち、位相基準Pmに対し、位相基準PbはC+J〔sec〕で表される。
次いで、ステップS6に移行し、ステップS5で生成した切換弁駆動信号Sa,Sbに基づいて切換弁28a、28bに対する励磁電流の通電を制御して処理を終了する。
なお、各切換弁駆動信号Sa、Sbに対し、振動制御型支持機構3が制振力を発生するまでの応答特性、つまりは空気室25と吸気配管9の上流側の配管9aとを連通するための経路、また、空気室25と吸気配管9の下流側の配管9bとを連通するための経路による管路抵抗及び位相変化等に応じてそれぞれの切換弁駆動信号Sa、Sbのデューティ比及び位相を補正するようにしてもよい。
次に、上記実施の形態の動作を説明する。
今、例えば、空気室25内の圧力変動の3次高調波成分を抑制するものとする。
予め、実験或いは空気室25内の圧力変動を解析すること等により、3次高調波成分を抑制するための、切換弁駆動信号Sa、Sbの位相及びデューティ比を、上述のようにして設定し、デューティ比マップ及び位相マップを生成しておく。
気圧制御用コントローラ35では、クランク角センサ34からのクランク角信号及び噴射制御用コントローラ16からの燃焼噴射信号を読み込み、これらに基づいて、内燃機関回転速度NEを算出し、また、主駆動信号Smの位相基準Pmを算出すると共に、燃料噴射時間TINJを算出する(ステップS1、S2)。クランク角信号が図4(a)に示すような波形の場合、欠歯部の次のパルスの立ち下がりが主駆動信号Smの位相基準Pmとして算出される。
そして、ステップS2で算出した内燃機関回転速度NE及び燃料噴射時間信号TINJに対応する、主駆動信号Smのデューティ比及び位相を、図5及び図6に示す主駆動信号のデューティ比マップ及び位相マップから特定する(ステップS3)。
これにより、図4(c)に示すように、位相基準Pmから位相Cだけずれた位置を、信号生成用位相基準Sc、すなわち空気室25を負圧にする期間Aの1/2の位置とし、前後(図では左右)にデューティ比A/Bを振り分けた、デューティ比が(A/B)×100〔%〕の主駆動信号Smが生成される。
そして、この特定した主駆動信号Smのデューティ比をもとに切換弁駆動信号Sa、Sbのデューティ比を特定し、また、内燃機関回転速度NEから切換弁駆動信号Sa、Sbの位相を特定し(ステップS4)、これに基づいて、切換弁駆動信号Sa、Sbを生成する。
つまり、切換弁駆動信号Saは、図4(d)に示すように、主駆動信号Smの位相基準Pmに対し、位相基準PaがC−J〔sec〕となり、且つそのデューティ比を、位相基準Paを基準に前後(図では左右)に振り分け、デューティ比が主駆動信号Smのデューティ比の1/2となるように設定される。また、他方の切換弁駆動信号Sbは、図4(g)に示すように、主駆動信号Smの位相基準Pmに対し、位相基準PbがC+J〔sec〕となり、且つそのデューティ比を、位相基準Pbを基準に前後(図では左右)に振り分け、デューティ比が主駆動信号Smのデューティ比の1/2となるように設定される。
そして、切換弁28a、28bを図4(d)、(g)に示す切換弁駆動信号Sa、Sbにしたがって駆動することにより、期間A・(1/2)の間、切換弁28a、28bがオン状態に切り換えられ、負圧導入路30と変動気圧導入路26とが連通状態となることから、空気室25に負圧が導入されることになる。そして、このとき、切換弁駆動信号Saの方が、切換弁駆動信号Sbに比較して位相が進んでいることから、切換弁28aによる負圧の導入が開始された後、切換弁28bによる負圧の導入が開始され、それぞれ期間A・(1/2)が経過した後、負圧の導入が停止されることになる。
ここで、切換弁28aを、図4(d)に示す切換弁駆動信号Saに応じて駆動した場合、この切換弁28aの開閉操作により実際に生じる圧力変動は、図4(d)に破線で示すように、高調波成分が含まれることになる。このとき、切換弁28aの操作による圧力変動の基本次数成分は図4(e)で表され、また、その3次高調波成分は図4(f)で表される。
同様に、切換弁28bを、図4(g)に示す切換弁駆動信号Sbに応じて駆動した場合、この切換弁28bの開閉操作により実際に生じる圧力変動は、図4(g)に破線で示すように、高調波成分が含まれることになる。そして、切換弁28bの操作による圧力変動の基本次数成分は、図4(h)で表され、また、その3次高調波成分は図4(i)で表される。
前記空気室25には、切換弁28a及び切換弁28bの双方により導入される気圧が作用することになるから、空気室25の圧力変動は、図4(d)に破線で示す切換弁28aによる圧力変動と図4(g)に破線で示す切換弁28bによる圧力変動との和となる。
ここで、上述のように、切換弁駆動信号Saは、信号生成用位相基準Pcに対してずれ量Jだけ位相が進んでおり、切換弁駆動信号Sbは、信号生成用位相基準Pcに対してずれ量Jだけ位相が遅れており、このずれ量Jは、T/(4×N)(N=3)に設定されている。したがって、各切換弁28a、28bによる圧力変動の3次高調波成分は、図4(f)及び(i)に示すように、信号生成用位相基準Pcに対して1/4周期だけ進んだ波形及び1/4周期だけ遅れた波形となり、結果的に、切換弁28aによる圧力変動の3次高調波成分と切換弁28bによる圧力変動の3次高調波成分とは半周期だけずれた波形となる。このため、切換弁28a、28bを切換弁駆動信号Sa、Sbにより駆動した場合、切換弁28aによる圧力変動の3次高調波成分と切換弁28bによる圧力変動の3次高調波成分とは互いに打ち消すことになり、すなわち、3次高調波成分が抑制されることになる。
そして、振動制御型支持機構3の制振力は、空気室25に吸排される空気量、すなわち、切換弁28a、28bの開閉時間によって定まるものである。ここで、内燃機関2の振動抑制のために必要な、空気室25に負圧を供給する期間をAとしたとき、上述のように切換弁28a、28bでは、空気室25への負圧の供給期間を“A・(1/2)”としているから、結果的に、振動抑制のために必要な期間Aの間、空気室25に負圧が供給されることになる。したがって、内燃機関2の振動の発生に伴ってこの振動を抑制することができると共に、3次高調波成分をも抑制することができる。
また、前記切換弁駆動信号を生成する際に、その位相をT/(4×N)とするようにしまた、そのデューティ比を主駆動信号Smのデューティ比の1/2として設定するようにしているから、そのN次高調波成分が互いに逆位相となり且つ同一の大きさとなり得る切換弁駆動信号Sa及びSbを容易に生成することができる。
なお、上記実施の形態においては、3次高調波成分を抑制するようにした場合について説明したが、これに限るものではなく、任意の次数の高調波成分を抑制することができる。この場合には、抑制対象の次数の高調波成分について、予め切換弁駆動信号の位相マップを生成しておき、これに基づいて位相のずれ量を特定するようにすればよい。
なお、上記実施の形態においては、切換弁駆動信号のデューティ比及び位相を、主駆動信号のデューティ比及び位相から求めるようにした場合について説明したが、これに限るものではなく、抑制対象の次数の高調波成分について実験或いは解析等によってデューティ比及び位相を算出しておき、これに基づいて切換弁駆動信号のデューティ比及び位相を予め設定しておくようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、予め抑制対象の次数を設定しておき、この抑制対象として設定した次数の高調波成分の抑制を図るようにした場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、複数の次数の高調波成分をモニタするようにし、そのモニタ結果や、内燃機関2の運転状態等に応じて、抑制対象の次数を適宜変更するようにしてもよい。この場合、例えば、抑制対象の次数を設定可能な次数設定手段を設けると共に、各次数の高調波成分に対してそれぞれ切換弁駆動信号の位相マップを設定しておき、次数設定手段で設定された次数の高調波成分を抑制対象の高調波成分と認識し、この次数設定手段で設定された次数に対応する位相マップを参照しこれに基づいて切換弁駆動信号の位相を特定するようにすればよい。このようにすることによって、特定の周波数の高調波成分だけでなく、状況に応じて任意の周波数の高調波成分を抑制することができる。
また、上記実施の形態においては、一つの振動制御型支持機構3により制振を行うようにした場合について説明したが、これに限るものではなく、振動制御型支持機構3を複数備えた内燃機関支持装置であっても適用することができる。
また、上記実施の形態においては、車両用の内燃機関を防振支持するようにした内燃機関支持装置に適用した場合について説明したが、これに限るものではなく、車両用以外の内燃機関を防振支持する支持装置であっても適用することができまた、内燃機関に限るものではなく他の振動体の防振装置に適用することも可能である。
また、上記実施の形態においては、内燃機関2が4気筒の内燃機関である場合について説明したが、これに限るものではなく、6気筒或いは8気筒の内燃機関であっても適用することができ、また、ガソリンエンジンに限らず、どのような形態のエンジンにも適用可能である。
また、上記実施の形態においては、切換弁28a、28bを、ソレノイドを有する電磁式の切換弁で構成した場合について説明したがこれに限るものではなく例えば機械式の切換弁であっても適用することができる。
また、上記実施の形態においては、コントローラにマイクロコンピュータ等の演算処理装置を用いた場合について説明したが、これに限らず、その他論理回路や演算回路を組み合わせて用いても良い。
また、上記実施の形態においては、負圧源として吸気通路9のスロットルバルブ15の下流側の発生する負圧を利用した場合について説明したが、別途負圧を作る装置等を適用してもよい。
また、上記実施の形態においては、大気圧と負圧とを空気室25に導入したが、圧力の異なる2種類の空気を別途設けた装置で生成して、空気室25に導入してもよい。
ここで、切換弁28a、28bが第1の切換手段及び第2の切換手段に対応し、気圧制御用コントローラ35が制御手段に対応し、図3のステップS3の処理で主駆動信号Smのデューティ比を算出する処理がデューティ比予測手段に対応している。
本発明による内燃機関支持装置の一例を示す概略構成図である。 図1の振動制御型支持機構3の一例を示す概略構成図である。 図1の気圧制御用コントローラ35で実行される変動気圧導入処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の動作説明に供するタイムチャートである。 主駆動信号のデューティ比の算出に用いられる制御マップである。 主駆動信号の位相の算出に用いられる制御マップである。 切換弁駆動信号のデューティ比及び位相の算出に用いられる制御マップである。
符号の説明
1 車体
2 内燃機関
3 振動制御型支持機構
4 エンジンブロック
5 シリンダ
6 ピストン
7 コネクティングロッド
8 クランクシャフト
9 吸気通路
10 排気通路
11 エアクリーナ
15 スロットルバルブ
16a インジェクタ
16 噴射制御用コントローラ
25 空気室
26 変動気圧導入路
28a、28b 切換弁
29 大気圧導入路
30 負圧導入路
34 クランク角センサ
35 気圧制御用コントローラ

Claims (3)

  1. 供給される気圧の変動に応じて膨張及び収縮する空気室を備え、振動体を支持すると共に前記空気室が膨張及び収縮することにより前記振動体の振動に対する制振力を発生する振動制御型支持機構と、
    大気圧と異なる圧力を発生する圧力源と、
    前記圧力源の圧力とは異なる圧力と前記圧力源の圧力との何れか一方を切り換えて、前記空気室に作用させる第1の切換手段と、
    前記第1の切換手段とは独立して設けた、前記圧力源の圧力とは異なる圧力と前記圧力源の圧力との何れか一方を切り換えて前記空気室に作用させる第2の切換手段と、
    前記空気室内に圧力の異なる空気を給排して前記振動体の振動を抑制する制振力を発生するように前記第1の切換手段及び第2の切換手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の切換手段の給排動作により前記空気室内に発生する第1の圧力変動の基本次数成分と前記第2の切換手段の給排動作により前記空気室内に発生する第2の圧力変動の基本次数成分との和が前記振動体の振動に対して逆位相又は略逆位相となり、且つNを2以上の整数としたとき前記第1の圧力変動及び前記第2の圧力変動の基本次数成分のN次高調波成分どうしが逆位相又は略逆位相となるように、前記振動体の振動に対して、逆位相又は略逆位相となる位相を有し、且つ、前記振動体の振動を抑制可能な大きさを有する前記空気室内に発生する圧力変動を基準圧力変動としたとき、前記第1の圧力変動のN次高調波成分と前記第2の圧力変動のN次高調波成分とのうち何れか一方の位相が前記基準圧力変動の位相に対して前記N次高調波成分の1/4周期に相当する量だけ進み、他方の位相基準が前記基準圧力変動の位相に対して前記N次高調波成分の1/4周期に相当する量だけ遅れるように前記第1の切換手段及び第2の切換手段を制御し、
    さらに、前記基準圧力変動を一つの切換手段により発生させると仮定した場合の当該切換手段に対する駆動信号のデューティ比を予測するデューティ比予測手段を有し、
    当該デューティ比予測手段で予測した仮想デューティ比に基づいて前記N次高調波成分の次数Nを決定することを特徴とする防振支持装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の切換手段に対する駆動信号及び前記第2の切換手段に対する駆動信号のデューティ比が、前記デューティ比予測手段で予測した仮想デューティ比の1/2となるように、前記第1の切換手段及び前記第2の切換手段を制御することを特徴とする請求項記載の防振支持装置。
  3. 前記デューティ比予測手段は、前記内燃機関の回転数及び燃料噴射時間に基づいて前記仮想デューティ比を予測することを特徴とする請求項又は請求項記載の防振支持装置。
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