JP4511973B2 - 可変動弁エンジンにおけるブローバイガスおよびパージガス処理装置 - Google Patents

可変動弁エンジンにおけるブローバイガスおよびパージガス処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、吸気量を調量するように開閉制御される吸気弁がエンジン本体のシリンダヘッドに配設され、スロットル弁を有しない吸気系がシリンダヘッドに接続される可変動弁エンジンに関し、特に、クランクケースからのブローバイガスならびにキャニスタからパージされるパージガスを処理するための装置に関する。
吸気弁を開閉制御することで吸気量を調量することにより、吸気系にスロットル弁を介在させることのないようにした可変動弁エンジンが、特許文献1で既に知られている。
特開2005−9487号公報
吸気系にスロットル弁が設けられている従来のエンジンにあっては、スロットル弁よりも下流側の吸気系では負圧が発生するので、クランクケースからのブローバイガスならびにキャニスタからパージされるパージガスを前記負圧で吸気系に吸引することが可能である。しかるに上記特許文献1で開示されるような可変動弁エンジンでは、吸気弁を開閉制御して吸気量を調量するので、吸気系での負圧の発生が期待できない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、吸気弁の開閉制御によって吸気量を調量することで吸気系にスロットル弁を介在させないようにした上で、ブローバイガスおよびパージガスを吸気系に導き得るようにした可変動弁エンジンにおけるブローバイガスおよびパージガス処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、吸気量を調量するように開閉制御される吸気弁がエンジン本体のシリンダヘッドに配設され、スロットル弁を有しない吸気系がシリンダヘッドに接続される可変動弁エンジンにおいて、エンジン本体のクランクケースから吸引したブローバイガスを前記吸気系側に圧送する第1ポンプと、キャニスタからのパージガスを前記第1ポンプで圧送されるブローバイガス中に混入せしめる第2ポンプとを備え、第2ポンプが、ブローバイガスを高速で流過させることによって発生する負圧を利用して前記パージガスを吸引すべく、第1ポンプで圧送されるブローバイガスを吸気系に導く管路の途中に配設されるジェットポンプであることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、吸気量を調量するように開閉制御される吸気弁がエンジン本体のシリンダヘッドに配設され、スロットル弁を有しない吸気系がシリンダヘッドに接続される可変動弁エンジンにおいて、エンジン本体のクランクケースから吸引したブローバイガスを前記吸気系側に圧送する第1ポンプと、キャニスタからのパージガスを前記第1ポンプで圧送されるブローバイガス中に混入せしめる第2ポンプとを備え、第1ポンプが、オイルで潤滑されるベーンポンプであり、第1および第2ポンプ間にはオイルセパレータが介設されることを特徴とすることを特徴とする。
また請求項3記載の発明は、吸気量を調量するように開閉制御される吸気弁がエンジン本体のシリンダヘッドに配設され、スロットル弁を有しない吸気系がシリンダヘッドに接続される可変動弁エンジンにおいて、エンジン本体のクランクケースから吸引したブローバイガスを前記吸気系側に圧送する第1ポンプと、キャニスタからのパージガスを前記第1ポンプで圧送されるブローバイガス中に混入せしめる第2ポンプとを備え、第1ポンプの吸引側には、前記クランクケースからのブローバイガスを導く第1吸引管路と、吸気系に一端が接続されるとともに前記エンジン本体をバイパスする第2吸引管路とが接続されることを特徴とする。
また請求項記載の発明は、請求項1または3記載の発明の構成に加えて、第1ポンプが、オイルで潤滑されるベーンポンプであることを特徴とする。
また請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に加えて、第2ポンプが、ブローバイガスを高速で流過させることによって発生する負圧を利用して前記パージガスを吸引すべく、第1ポンプで圧送されるブローバイガスを吸気系に導く管路の途中に配設されるジェットポンプであることを特徴とする。
また請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に加えて、第1および第2ポンプ間に、オイルセパレータが介設されることを特徴とする。
さらに請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に加えて、前記オイルセパレータで捕集されるオイルを貯留するとともに前記エンジン本体のオイルパンにオイルを戻すための捕集タンクを備えることを特徴とする。
発明によれば、第1ポンプでブローバイガスを吸引して吸気系に圧送するとともに、圧送するブローバイガス中に第2ポンプによってパージガスを混入するので、吸気系に負圧が発生しないノンスロットル運転でも、ブローバイガスおよびパージガスを吸気系に確実に導くことができ、しかもブローバイガスおよびパージガスを吸気系に導く管路を1つとしてラインの簡素化を図ることができる。
また特に請求項1又は5の発明によれば、構造が簡素であるジェットポンプとすることにより第2ポンプの軽量、コンパクト化を図るとともに第2ポンプの耐久信頼性を高めることができる。
また特に請求項2又は6の発明によれば、第1ポンプでブローバイガス中に混入したオイルをオイルセパレータで分離することにより、第2ポンプでの目詰まりや、吸気系へのオイルの付着を防止し、全体システムの信頼性を高めることができる。
また特に請求項3,5又は6の発明によれば、エンジン本体内でのブローバイガスの流通経路の流通抵抗はエンジン本体の内部構造の違いによって変化するが、クランクケースからのブローバイガスを導く第1吸引管路と、エンジン本体をバイパスする第2吸引管路とを第1ポンプに接続し、ブローバイガスおよび新気を第1ポンプで吸引することにより、エンジン本体の構造の違いによっても第1ポンプで充分な量のガス吸引ができるように流量調節を容易に行うことができ、第2ポンプをジェットポンプとしたときでも充分な負圧を発生させる量のガスを第1ポンプで圧送することが可能となる。
また特に請求項2,4又は7の発明によれば、第1ポンプをオイルで潤滑されるベーンポンプとすることで、第1ポンプでは、ベーンおよびポンプハウジング間のシール性を高めることができ、それによりブローバイガスの吸引・圧送効率を高めて大量のブローバイガスを吸引、圧送することができる。
さらに請求項の発明によれば、オイルセパレータで分離したオイルをオイルパンに戻すことにより、エンジンオイルを無駄に消費することなく何度でも利用でき、効率がよい。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の一実施例を示すものであり、図1はブローバイガスおよびパージガス処理装置の全体構成を示す図、図2は高リフト状態での吸気弁の動弁装置を示す縦断側面図、図3は低リフト状態での吸気弁の動弁装置を示す縦断側面図である。
先ず図1において、エンジン本体5のシリンダヘッド6には、外部からの空気を浄化するエアクリーナ10と、該エアクリーナ10に下流側で接続される吸気チャンバ11とを備える吸気系9が接続されており、この吸気系9にスロットル弁が設けられることはない。
図2において、吸気弁12は弁ばね13で閉弁方向にばね付勢されつつシリンダヘッド6に開閉作動可能に配設されるものであり、この吸気弁12は、吸気側カムシャフト14によってリフト可変機構16を介して駆動され、該リフト可変機構15は、第1リンクアーム16と、第1リンクアーム16の下方に配置される第2リンクアーム17と、ロッカアーム18とを備える。
ロッカアーム18の一端部には、吸気弁12におけるステム12aの上端に上方から当接するタペットねじ19が進退位置を調節可能として螺合される。また吸気側カムシャフト14に設けられる動弁カム20に転がり接触するローラ21がアッパーピン22を介してロッカアーム18の他端部に軸支される。
第1リンクアーム16の一端部は、前記アッパーピン22を介して前記ロッカアーム18の他端部に回動可能に連結される。また第2リンクアーム17の一端部は、前記アッパーピン22よりも下方でロッカアーム18の他端部にロアピン23を介して回動可能に連結される。
第1リンクアーム16の他端部は、シリンダヘッド6に固定したロッカシャフト24に回動可能に支承され、第2リンクアーム17の他端部は可動軸25で回動可能に支承される。この可動軸25は、図示しないアクチュエータによって上下に駆動される。
このようなリフト可変機構15において、可動軸25が上昇した状態では、吸気側カムシャフト14の動弁カム20でローラ21が押圧されると、ロッカシャフト24、アッパーピン22、ロアピン23および可動軸25を結ぶ四節リンクが変形してロッカアーム18が鎖線位置から実線位置へと下方に揺動し、タペットねじ19が吸気弁12のステム12aを押圧し、吸気弁12を高リフトで開弁する。
また可動軸25が、図3で示すように下降した状態では、吸気側カムシャフト14の動弁カム20でローラ21が押圧されると、前記四節リンクが変形してロッカアーム18が鎖線位置から実線位置へと下方に揺動し、タペットねじ19が吸気弁12のステム12aを押圧し、吸気弁12が低リフトで開弁する。
このようにして吸気弁12のリフト量をリフト可変機構15で変化させることができ、そのような吸気弁12のリフト量変化によって吸気量を調量することが可能であるので、吸気量を調量するためのスロットル弁を吸気系9に設けることが不要となる。
再び図1において、エンジン本体5のクランクケース7にはブリーザ室28が付設されており、そのブリーザ室28には第1吸引管路29の一端が接続される。また吸気系9においてエアクリーナ10および吸気チャンバ11間にはエンジン本体5をバイパスする第2吸引管路30の一端が接続されており、第1および第2吸引管路29,30の他端は、吸引側一方向弁31を介して第1ポンプ32の吸引側に接続される。すなわち第1ポンプ32は、エンジン本体5のクランクケース7からブローバイガスを吸引可能であるとともに、そのブローバイガス中に混入するように吸気系9からの新気を吸引することができる。
また第2吸引管路30の途中から分岐した分岐管路33がエンジン本体5の頂部に接続されており、エンジン本体5内には吸気系9からの新気を導入可能である。この実施例では第1吸引管路29の途中に流通量を制御する制御弁34が介設されるが、第2吸引管路30に制御弁が設けられていてもよく、また第1および第2吸引管路29,30にともに制御弁が設けられていてもよく、第1ポンプ32の吸引量全体を制御する制御弁が第1および第2吸引管路29,30の少なくとも一方に設けられていればよい。
第1ポンプ32は、排気側カムシャフト35に連動、連結されるとともにオイルで潤滑されるベーンポンプであり、エンジン本体5の各潤滑部にオイルを供給するためにエンジン本体5に装備されるオイルポンプ36からのオイルを導く油路37が、潤滑用として第1ポンプ32に接続される。
第1ポンプ32の吐出側は管路38を介して吸気系9の吸気チャンバ11に接続されるものであり、この管路38には、第1ポンプ32側から順に、吐出側一方向弁39と、オイルセパレータ40と、第2ポンプ41とが介設される。
第2ポンプ41は、キャニスタ42からのパージガスを第1ポンプ32で圧送されるブローバイガス中に混入せしめるためのものであり、燃料タンク43で蒸発してキャニスタ42で吸着された蒸発燃料が、第2ポンプ41およびキャニスタ42間に設けられるパージ制御弁44の開弁時に、キャニスタ42の底部から吸入した外気とともにパージガスとしてキャニスタ42から第2ポンプ41で吸引されることになる。
第2ポンプ41は、ブローバイガスを高速で流過させることによって発生する負圧を利用してパージガスを吸引すべく、第1ポンプ32で圧送されるブローバイガスを吸気系9に導く管路38の途中に配設されるジェットポンプである。
第1および第2ポンプ32,41間で管路38に介設されるオイルセパレータ40は、第1ポンプ32からのオイルを含むガスを邪魔板に衝突させて分離する第1セパレータ45と、第1セパレータ45からのガス中のオイルを分離する遠心分離式の第2セパレータ46とから成るものであり、第1および第2セパレータ45,46の底部は、開閉弁47,48を介して捕集タンク49に接続される。
すなわち開閉弁47,48の開弁によりオイルセパレータ40で分離されたオイルは捕集タンク49に貯留されることになり、この捕集タンク49に貯留されたオイルは、エンジン本体5の底部のオイルパン8に戻される。
次にこの実施例の作用について説明すると、クランクケース7から吸引したブローバイガスは第1ポンプ32で吸気系9側に圧送され、キャニスタ42からのパージガスは、第1ポンプ32で圧送されるブローバイガス中に第2ポンプ41によって混入されるので、吸気系9に負圧が発生しないノンスロットル運転でも、ブローバイガスおよびパージガスを吸気系9に確実に導くことができ、しかもブローバイガスおよびパージガスを吸気系9に導く管路38を1つとしてラインの簡素化を図ることができる。
また第1ポンプ32が、オイルで潤滑されるベーンポンプであることにより、第1ポンプ32では、ベーンおよびポンプハウジング間のシール性を高めることができ、それによりブローバイガスの吸引・圧送効率を高めて大量のブローバイガスを吸引、圧送することができる。しかも第1ポンプ32には、エンジン本体5に装備されるオイルポンプ36からのオイルを導く油路37が潤滑用として接続されるものであり、エンジン本体5の各潤滑部にオイルを供給するためにエンジン本体5にもともと付設されているオイルポンプ36からのオイルを第1ポンプ32に供給するようにすることで、新たなオイル供給源を設けることを不要として簡素化を図ることが可能であり、しかもオイルポンプ36の元圧は充分に高いものであり、充分な量のオイルを第1ポンプ32に供給することができる。
それに加えて、第1ポンプ32は、排気側カムシャフト35に連動、連結されるものであり、吸気弁12の開閉制御によって吸気量を調量するようにしたノンスロットル運転を行う場合、吸気弁12側には吸気弁12の制御装置が配設されるため充分なスペースがなく、排気側カムシャフト35で第1ポンプ32を駆動するようにして第1ポンプ32の駆動系を配置するスペースを容易に確保することができる。
しかも第1ポンプ32の吸引側には、クランクケース7からのブローバイガスを導く第1吸引管路29と、吸気系9に一端が接続されるとともにエンジン本体5をバイパスする第2吸引管路30とが接続されるので、第1ポンプ32で充分な量のガス吸引ができるように流量調節を容易に行うことができる。すなわちエンジン本体5内でのブローバイガスの流通経路の流通抵抗はエンジン本体5の内部構造の違いによって変化するが、ブローバイガスおよび新気を第1ポンプ32で吸引することにより、エンジン本体5の構造の違いによっても第1ポンプ32で充分な量のガス吸引ができるように流量調節を容易に行うことが可能となり、ジェットポンプである第2ポンプ41で充分な負圧を発生させる量のガスを第1ポンプ32で圧送することが可能となる。
一方、第2ポンプ41は、ブローバイガスを高速で流過させることによって発生する負圧を利用して前記パージガスを吸引すべく、第1ポンプ32で圧送されるブローバイガスを吸気系9に導く管路38の途中に配設されるジェットポンプであるので、構造が簡素であり、第2ポンプ41の軽量、コンパクト化を図るとともに第2ポンプ41の耐久信頼性を高めることができる。
また第1および第2ポンプ32,41間にはオイルセパレータ40が介設されており、第1ポンプ32でブローバイガス中に混入したオイルをオイルセパレータ40で分離することにより、第2ポンプ41での目詰まりや、吸気系9へのオイルの付着を防止し、全体システムの信頼性を高めることができる。
さらにオイルセパレータ40で捕集されるオイルを貯留する捕集タンク49からエンジン本体5のオイルパン8にオイルが戻されるので、エンジンオイルを無駄に消費することなく何度でも利用でき、効率がよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施例では、吸気弁12のリフト量を連続的に可変とすることで吸気量を調量するようにした可変動弁エンジンについて説明したが、ソレノイドで開閉駆動される吸気弁12の閉弁時期を可変とすることで吸気量を調量するようにした可変動弁エンジンについても本発明を適用可能である。
ブローバイガスおよびパージガス処理装置の全体構成を示す図である。 高リフト状態での吸気弁の動弁装置を示す縦断側面図である。 低リフト状態での吸気弁の動弁装置を示す縦断側面図である。
5・・・エンジン本体
6・・・シリンダヘッド
7・・・クランクケース
8・・・オイルパン
9・・・吸気系
12・・・吸気弁
29・・・第1吸引管路
30・・・第2吸引管路
32・・・第1ポンプ
35・・・排気側カムシャフト
36・・・オイルポンプ
37・・・油路
40・・・オイルセパレータ
41・・・第2ポンプ
42・・・キャニスタ
49・・・捕集タンク

Claims (7)

  1. 吸気量を調量するように開閉制御される吸気弁(12)がエンジン本体(5)のシリンダヘッド(6)に配設され、スロットル弁を有しない吸気系(9)がシリンダヘッド(6)に接続される可変動弁エンジンにおいて、
    エンジン本体(5)のクランクケース(7)から吸引したブローバイガスを前記吸気系(9)側に圧送する第1ポンプ(32)と、キャニスタ(42)からのパージガスを前記第1ポンプ(32)で圧送されるブローバイガス中に混入せしめる第2ポンプ(41)とを備え
    第2ポンプ(41)が、ブローバイガスを高速で流過させることによって発生する負圧を利用して前記パージガスを吸引すべく、第1ポンプ(32)で圧送されるブローバイガスを吸気系(9)に導く管路の途中に配設されるジェットポンプであることを特徴とする、可変動弁エンジンにおけるブローバイガスおよびパージガス処理装置。
  2. 吸気量を調量するように開閉制御される吸気弁(12)がエンジン本体(5)のシリンダヘッド(6)に配設され、スロットル弁を有しない吸気系(9)がシリンダヘッド(6)に接続される可変動弁エンジンにおいて、
    エンジン本体(5)のクランクケース(7)から吸引したブローバイガスを前記吸気系(9)側に圧送する第1ポンプ(32)と、キャニスタ(42)からのパージガスを前記第1ポンプ(32)で圧送されるブローバイガス中に混入せしめる第2ポンプ(41)とを備え、
    第1ポンプ(32)が、オイルで潤滑されるベーンポンプであり、第1および第2ポンプ(32,41)間にはオイルセパレータ(40)が介設されることを特徴とする、可変動弁エンジンにおけるブローバイガスおよびパージガス処理装置。
  3. 吸気量を調量するように開閉制御される吸気弁(12)がエンジン本体(5)のシリンダヘッド(6)に配設され、スロットル弁を有しない吸気系(9)がシリンダヘッド(6)に接続される可変動弁エンジンにおいて、
    エンジン本体(5)のクランクケース(7)から吸引したブローバイガスを前記吸気系(9)側に圧送する第1ポンプ(32)と、キャニスタ(42)からのパージガスを前記第1ポンプ(32)で圧送されるブローバイガス中に混入せしめる第2ポンプ(41)とを備え、
    第1ポンプ(32)の吸引側には、前記クランクケース(7)からのブローバイガスを導く第1吸引管路(29)と、吸気系(9)に一端が接続されるとともに前記エンジン本体(5)をバイパスする第2吸引管路(30)とが接続されることを特徴とする、可変動弁エンジンにおけるブローバイガスおよびパージガス処理装置。
  4. 第1ポンプ(32)が、オイルで潤滑されるベーンポンプであることを特徴とする請求項1又は3記載の可変動弁エンジンにおけるブローバイガスおよびパージガス処理装置。
  5. 第2ポンプ(41)が、ブローバイガスを高速で流過させることによって発生する負圧を利用して前記パージガスを吸引すべく、第1ポンプ(32)で圧送されるブローバイガスを吸気系(9)に導く管路の途中に配設されるジェットポンプであることを特徴とする請求項に記載の可変動弁エンジンにおけるブローバイガスおよびパージガス処理装置。
  6. 第1および第2ポンプ(32,41)間にはオイルセパレータ(40)が介設されることを特徴とする、請求項記載の可変動弁エンジンにおけるブローバイガスおよびパージガス処理装置。
  7. 前記オイルセパレータ(40)で捕集されるオイルを貯留するとともに前記エンジン本体(5)のオイルパン(8)にオイルを戻すための捕集タンク(49)を備えることを特徴とする請求項に記載の可変動弁エンジンにおけるブローバイガスおよびパージガス処理装置。
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