JP4511562B2 - 移動端末装置および送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プロトコルデータユニットを送信する移動端末装置および送信方法に関する。
W−CDMA(広帯域符号分割多元接続)は、第3世代無線移動体通信システムとしての使用に標準化されたIMT−2000(国際移動体通信)の無線インタフェースである。柔軟且つ効率的な方法で音声サービスやマルチメディア移動体通信サービス等の各種サービスを提供する。日本、欧州、米国および他の国における標準化機構は、W−CDMAに対して共通の無線インタフェース仕様を作成するために第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)と呼ばれるプロジェクトを合同で組織した。
IMT−2000の標準化欧州版は、一般的にUMTS(ユニバーサル移動体通信システム)と呼ばれる。UMTSの仕様の最初のリリースは、1999年(リリース99)に発行された。その間、リリース4およびリリース5において標準化に対する幾つかの改良が3GPPによって標準化され、リリース6の範囲において更なる改良に関する議論が行われている。
ダウンリンクおよびアップリンクの個別チャネル(DCH)、並びにダウンリンク共有チャネル(DSCH)は、リリース99およびリリース4において定められている。その翌年以降、開発者はマルチメディアサービス、あるいはサービス全般を提供するために、高速非対称アクセスが実行されなくてはならないことを認識した。リリース5では、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)が導入されている。新しい高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)は、UMTS無線アクセスネットワーク(RAN)からUMTS仕様でユーザ機器(UE)と呼ばれる通信端末までのダウンリンク高速アクセスをユーザに提供する。
UMTS構成
ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の高レベルR99/4/5構成は図1に示される(非特許文献1を参照。http://www.3gpp.orgから入手可能)。ネットワーク要
素は、コアネットワーク(CN)101と、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)102と、ユーザ機器(UE)103とに機能的にグループ化される。UTRAN102は、全ての無線関連機能を扱う役割を担い、CN101は外部ネットワークに呼およびデータ接続をルーティングする役割を担う。これらネットワーク要素の相互接続は、オープンインタフェース(Iu、Uu)によって定められる。UMTSシステムはモジュール式であるため、同じタイプのネットワーク要素を数個有することが可能であることに注意する。
二つの異なる構成を続いて説明する。ネットワーク要素上の機能の論理的分配について定義する。実際のネットワーク配置では、各構成は、異なる物理的実現を有し得る、つまり、二つ以上のネットワーク要素が単一の物理的ノードに組み合わされてもよい。
図2は、UTRANの現在の構成を例示する。幾つかの無線ネットワークコントローラ
(RNC)201、202がCN101に接続されている。各RNC201、202は、一つのあるいは幾つかの基地局(ノードB(Node B))203、204、205、206を制御し、これらはユーザ機器と通信する。幾つかの基地局を制御するRNCは、当該基地局に対する制御RNC(C−RNC)と呼ばれる。C−RNCに随従する制御される基地局のセットは、無線ネットワークサブシステム(RNS)207、208と呼ばれる。ユーザ機器とUTRANとの間の各接続に対して、一方のRNSがサービングRNS(S−RNS)となる。S−RNSはコアネットワーク(CN)101とのいわゆるIu接続を維持する。図3に示すように、必要な場合には、ドリフトRNS302(D−RNS)302が、無線リソースを供給することでサービングRNS(S−RNS)301をサポートする。それぞれのRNSは、サービングRNC(S−RNC)、およびドリフトRNC(D−RNC)と呼ばれる。C−RNCおよびD−RNCは同一の可能性があり、多くの場合同一であるため、S−RNCまたはRNCの略記が使用される。一般的に、ドリフトRNS302は、異なるRNS間のUEのソフトハンドオーバに使用される。
拡張アップリンク個別チャネル(E−DCH)
個別トランスポートチャネル(DTCH)のアップリンクエンハンスメントは、現在3GPP技術仕様グループRANによって研究されている(非特許文献2を参照。http://www.3gpp.orgから入手可能)。IPベースのサービスの使用がより重要になるため、RA
Nの受信可能範囲(coverage)およびスループットを改善し、アップリンク個別トランスポートチャネルの遅延を減少させる要求が高まってきている。ストリーミング、双方向および背景の各サービスは、この拡張アップリンクから得られる。
一つの拡張は、ノードB制御スケジューリング(Node B controlled scheduling)と関連して適応変調符号化方式(AMC)を使用することであり、従って、Uuインタフェースの拡張である。既存のリリース99/R4/R5システムでは、アップリンクの最大データレート制御はRNCにある。ノードBにおけるスケジューラを再配置することにより、RNCとノードBとの間のインタフェースでのシグナリングにより生ずる待ち時間が減少され、それにより、スケジューラはアップリンク負荷における時間的な変化により速く対応することができる。これにより、RANとのユーザ機器の通信における全体的な待ち時間が減少される。従って、ノードB制御スケジューリングは、アップリンク負荷が減少した際に迅速により高いデータレートを割り当て、アップリンク負荷が増加した際にアップリンクデータレートを制限することで、アップリンク干渉をより良く制御し、ノイズ上昇の変動を平滑にすることができる。受信可能範囲およびセルスループットは、アップリンク干渉をより良く制御することで改善される。
アップリンク上の遅延を減少させるために考慮される別の技法は、他のトランスポートチャネルと比べてE−DCHに対してより短いTTI(送信時間間隔)の長さを導入することである。2msの送信時間間隔の長さがE−DCHでの使用に関して現在調べられ、10msの送信時間間隔が他のチャネルで一般的に使用されている。HSDPAにおける重要な技術の一つであるハイブリッドARQも拡張アップリンク個別チャネルとして考慮されている。ノードBとユーザ機器との間のハイブリッドARQプロトコルは、誤りのある受信データユニットを迅速に再送することを可能にし、従って、RLC(無線リンク制御)再送回数および関連する遅延を減少させる。これにより、エンドユーザが経験するサービス品質が改善され得る。
上述の拡張をサポートするために、以下ではMAC−euと呼ばれる新しいMACサブレイヤが導入される(非特許文献3参照)。以下により詳細に説明する新しいサブレイヤのエンティティは、ユーザ機器およびノードBに配置され得る。ユーザ機器側では、MAC−euは、上位レイヤデータ(例えば、MAC−d)を新しい拡張トランスポートチャネルに多重化し、HARQプロトコル送信エンティティを動作させる新しいタスクを実行
する。
更に、MAC−eサブレイヤは、UTRAN側でハンドオーバ中にS−RNCにおいて終端され得る。従って、提供される並び替え機能のための並び替えバッファは、S−RNCに設けられ得る。
E−DCH MAC構成 − UE側
図4は、UE側での典型的なE−DCH MAC構成全体を示す。MAC−e/esといった新しいMAC機能エンティティがリリース99のMAC構成に追加される。
UE側でのMAC相互作用は図5に示される。幾つかのMAC−dフローは、UEからノードBに送信されるべき異なるアプリケーションからのデータパケットを搬送する。これらデータフローは、異なるQoS要件(例えば、遅延および誤りの要件)を有することができ、HARQインスタンスの異なる構成を必要とし得る。各MAC−dフローは、特定のチャネル(例えば、利得係数)およびHARQ(例えば、再送の最大回数)属性が割り当てられる論理ユニットを表す。
更に、MAC−d多重化は、E−DCHに対してサポートされ、即ち、異なる優先度を有する幾つかの論理チャネルが同じMAC−dフローに多重化される。複数のMAC−dフローのデータは、一つのMAC−e PDU(プロトコルデータユニット)に多重化され得る。MAC−eヘッダでは、DDI(データ記述インジケータ)フィールドは、論理チャネル、MAC−dフロー、および、MAC−d PDUのサイズを識別する。マッピングテーブルは、RRC上でシグナリングされ、UEがDDI値を設定することを可能にする。N個のフィールドは、同じDDI値に対応する連続するMAC−d PDUの数を示す。
MAC−e/esエンティティは、図6により詳細に示される。MAC−e/esエンティティは、E−DCHの特定の機能を扱う。E−DCHでのデータの送信に対する適当なトランスポートフォーマットの選択は、機能エンティティを表すE−TFC選択エンティティで行われる。トランスポートフォーマット選択は、L1を介してUTRANから受信するスケジューリング情報(相対的許可および絶対的許可)、利用可能な送信電力、優先度、例えば、論理チャネルの優先度に従って行われる。HARQエンティティは、ユーザに対する再送機能を扱う。一つのHARQエンティティは、多数のHARQ処理をサポートする。HARQエンティティは、要求される全てのHARQに関連する機能を扱う。多重化エンティティは、E−TFC選択機能によって指示されるように、複数のMAC−d PDUをMAC−es PDUに連結し、次のTTIで送信されるべき一つのまたは複数のMAC−es PDUを単一のMAC−e PDUに多重化する機能を担う。多重化エンティティは、更に、各MAC−es PDUに対して論理チャネル当たりのTSNを管理し設定する機能も担う。MAC−e/esエンティティは、図6に示すように、レイヤ1シグナリングを介してノードB(ネットワーク側)からスケジューリング情報を受信する。絶対的許可は、E−AGCH(拡張絶対的許可チャネル)で受信され、相対的許可はE−RGCH(拡張相対的許可チャネル)で受信される。
E−DCH MAC構成 − UTRAN側
典型的なUTRAN MAC構成全体は図7に示される。UTRAN MAC構成は、MAC−eエンティティと、MAC−esエンティティとを有する。E−DCHを用いる各UEに対して、一つのノードB当たり一つのMAC−eエンティティと、S−RNCにおける一つのMAC−esエンティティとが設定される。MAC−eエンティティは、ノードBに配置され、E−DCHへのアクセスを制御する。更に、MAC−eエンティティは、S−RNCに位置するMAC−esに接続される。
図8では、ノードBにおけるMAC−eエンティティをより詳細に説明する。各UEに対してノードBにおいて一つのMAC−eが存在し、全てのUEに対してノードBにおいて一つのE−DCHスケジューラ機能が存在する。MAC−eエンティティおよびE−DCHスケジューラは、ノードBにおけるHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス)特有の機能を扱う。E−DCHスケジューリングエンティティは、UE間のE−DCHセルリソースを管理する。一般的に、スケジューリング割り当ては、UEからのスケジューリング要求に基づいて決定され、送信される。MAC−eエンティティにおける逆多重化エンティティは、MAC−e PDUの逆多重化を行う。MAC−es PDUは、S−RNCにおけるMAC−esエンティティに送られる。
一つのHARQエンティティでは、複数のインスタンス(HARQ処理)をサポートする、例えば、ストップアンドウェイトHARQプロトコルを使用することができる。各HARQ処理には、未解決の再送からのパケットのビットを合成するために一定量のソフトバッファメモリが割り当てられる。更に、各処理は、E−DCH送信の配信状態を示すACKまたはNACKを生成する。HARQエンティティは、HARQプロトコルに要求される全てのタスクを扱う。
図9では、S−RNCにおけるMAC−esエンティティが示される。MAC−esは、RLCへの順序通りの配信(in-sequence delivery)を提供する並び替えバッファを備え、ソフトハンドオーバの場合に異なるノードBからのデータの合成を扱う。合成は、マクロダイバーシチ選択合成と称される。
必要なソフトバッファサイズが使用されるHARQ方式に依存し、例えば、増加冗長性(IR:incremental redundancy)を用いるHARQ方式がチェイス合成(CC:chase combining)を用いるものよりも多くのソフトバッファを必要とすることに注意する。
パケットスケジューリング
パケットスケジューリングは、共有媒体への参入を認められたユーザに対して送信機会および送信フォーマットを割り当てるのに使用される無線リソース管理アルゴリズムとすることができる。スケジューリングは、例えば、好ましいチャネル条件のユーザに送信機会を割り当てることで、スループット/容量を最大化するために適応変調符号化と組み合わせてパケットベースの移動体無線ネットワークで使用され得る。UMTSにおけるパケットデータサービスは、ストリーミングサービスにも使用され得るが、双方向および背景のトラフィッククラスに対しても適用可能である。双方向および背景のクラスに属するトラフィックは、非リアルタイム(NRT)トラフィックとして扱われ、パケットスケジューラによって制御される。パケットスケジューリング方法は下記により特徴付けられる。
● スケジューリング期間/頻度:時間的に前もってユーザがスケジューリングされる期間
● サービス順番:ユーザがサービスを受ける順番(例えば、ランダムな順番(ラウンドロビン)またはチャネル品質(C/Iまたはスループットベース)に従う)
● 割り当て方法:割り当てリソースの基準(例えば、1つの割り当て間隔当たり、キューに入れられた全てのユーザに対して同じデータ量または同じ電力/符号/時間リソース)
アップリンクのパケットスケジューラは、3GPP UMTS R99/R4/R5において無線ネットワークコントローラ(RNC)とユーザ機器との間で分配される。アップリンクでは、異なるユーザによって共有されるべきエアインタフェースリソースは、ノードBでの合計受信電力であり、従って、スケジューラのタスクは電力をユーザ機器間に
割り当てることである。現在のUMTSR99/R4/R5仕様において、RNCは、各ユーザ機器に対して異なるトランスポートフォーマット(変調方式、符号レート等)のセットを割り当てることでアップリンクでの送信中にユーザ機器が送信することができる最大レート/電力を制御する。
このようなTFCS(トランスポートフォーマットコンビネーションセット)の確立および再設定は、RNCとユーザ機器との間の無線リソース制御(RRC)メッセージングを用いて実現される。ユーザ機器は、自身の状態、例えば、利用可能な電力およびバッファ状態に基づいて割り当てられたトランスポートフォーマットコンビネーション中から自発的に(autonomously)選択することができる。現在のUMTS R99/R4/R5仕様では、アップリンクのユーザ機器の送信に課せられる時間制御がない。スケジューラは、例えば、送信時間間隔ベースで動作してもよい。
E−DCH−ノードB制御スケジューリング
ノードB制御スケジューリングは、アップリンクにおいてより高いセルスループットを提供し受信可能範囲を増大させるために、アップリンク電力リソースのより効率的な使用を可能にする、E−DCHの技術的特徴の一つである。「ノードB制御スケジューリング」といった用語は、ノードBが、アップリンクリソース、例えば、UEがE−DCHでのアップリンク送信に使用できるE−DPDCH/DPCCH電力比をS−RNCによって設定される制限内で制御する可能性を示す。ノードB制御スケジューリングは、シグナリングに対してUEがどのように反応すべきかといった一組の規則とともに、アップリンクおよびダウンリンクの制御シグナリングに基づく。
ダウンリンクでは、リソース表示(スケジューリング許可)は、使用することができる(最大)量のアップリンクリソースをUEに示すために要求される。スケジューリング許可を発する際、ノードBは、要求されるQoSパラメータでUEにサービス提供するためにリソースの適当な割り当てを決定するために、S−RNCによって供給され、且つ、スケジューリング要求においてUEから供給されるQoS関連の情報を用いる。
UMTS E−DCHに対して、使用されるスケジューリング許可のタイプに依存して定義される一般的に二つの異なるUEスケジューリングモードが存在する。以下では、スケジュール許可の特徴を説明する。
スケジューリング許可
スケジューリング許可は、アップリンク送信にUEが使用することができる(最大)リソースを示すためにダウンリンクでシグナリングされる。この許可は、E−DCH(E−TFC選択)での送信に対する好適なトランスポートフォーマット(TF)の選択に影響を与える。しかしながら、許可は、従来の個別チャネルに対するTFC選択(トランスポートフォーマット合成)には通常影響を及ぼさない。
一般的に、ノードB制御スケジューリングには二つのタイプのスケジューリング許可が用いられる。
● 絶対的許可(AG)
● 相対的許可(RG)
絶対的許可は、アップリンク送信にUEが使用することができるアップリンクリソースの最大量の絶対的制限を提供する。絶対的許可は、割り当てられたULリソースを迅速に変えることに特に適している。
相対的許可は、TTI(送信時間間隔)毎に送信される。相対的許可は、粒度の細かい調節によって絶対的許可によって示される割り当てられたアップリンクリソースを適応することに使用され得る。相対的許可は、先の許可された最大アップリンクリソースをあるオフセット(ステップ)だけ減少または増加させるようUEに示す。
絶対的許可は、E−DCHサービングセルのみからシグナリングされる。相対的許可は、サービングセルからも非サービングセルからもシグナリングされる。E−DCHサービングセルは、当該サービングセルによって制御されるUEに対してアップリンクリソースを能動的に割り当てるエンティティ(例えば、ノードB)を示し、非サービングセルは、サービングセルによって設定される割り当てられたアップリンクリソースを制限するだけである。各UEはサービングセルを一つだけ有する。
絶対的許可は、単一のUEに対して有効である。単一のUEに対して有効な絶対的許可は、以下では「個別許可」と称される。代替的には、絶対的許可は、セル内のUEの群または全てのUEに対して有効である。UEの群または全てのUEに対して有効な絶対的許可は、以下では「共通許可」と称される。UEは、共通許可と個別許可とを区別しない。
相対的許可は、上述の通り、サービングセルからも非サービングセルからも送られる。サービングセルからシグナリングされる相対的許可は、三つの値「アップ」「ホールド」および「ダウン」の一つを示す。「アップ」および「ダウン」は、先の使用された最大アップリンクリソース(最大電力比)を一ステップだけ増加/減少することを、ぞれぞれ、示す。非サービングセルからの相対的許可は、UEに「ホールド」または「ダウン」コマンドをシグナリングする。前述の通り、非サービングセルからの相対的許可は、サービングセル(過負荷インジケータ)によって設定されるアップリンクリソースだけを制限し、UEによって使用され得るリソースを増加することはできない。
UEスケジューリング動作
本セクションは、主なスケジューリング動作を要約するだけであり、スケジューリング手順に関するより詳細は非特許文献4に記載されている。
UEは、E−TFC選択のためにUEが許可される最大電力比(E−DPDCH/DPCCH)を示し且つ全てのHARQ処理に共通するサービング許可(SG)を維持する。SGは、サービング/非サービングセルからシグナリングされるスケジューリング許可によって更新される。UEがサービングセルから絶対的許可を受信すると、SGは、絶対的許可でシグナリングされる電力比に設定される。絶対的許可は、単一のまたは全てのHARQ処理をアクティブ/非アクティブにすることができる。既に述べたように、絶対的許可は一次または二次E−RNTIで受信され得る。一次/二次絶対的許可の使用には幾つかの優先規則がある。一次絶対的許可は、常に、SGに直ぐ影響を与える。二次絶対的許可は、最後の一次絶対的許可が全てのHARQ処理を非アクティブにした場合、または、SGに影響を及ぼした最後の絶対的許可が二次E−RNTIで受信された場合のみSGに影響を及ぼす。全てのHARQ処理を非アクティブにすることで一次から二次E−RNTIへの送信が始動されると、UEは、二次E−RNTIで最近受信した絶対的許可でサービング許可を更新する。従って、UEは、一次E−RNTIと二次E−RNTIとの両方を見なくてはならない。
サービングセルから絶対的許可が受信されない場合、UEは、TTI毎にシグナリングされる、サービングセルからの相対的許可に従う。サービング相対的許可は、相対的許可が影響を及ぼす送信と同一のハイブリッドARQ処理に対する前TTI中のUE電力比に相対して解釈される。図10は、相対的許可のタイミング関係を示す。ここで、4つのHARQ処理が存在すると仮定する。第1のHARQ処理のSGに影響を及ぼす、UEによ
って受信される相対的許可は、先のTTI(基準処理)の第1のHARQ処理に対して相対的である。同期HARQ処理はE−DCHに対して採用されるため、異なるHARQ処理が連続的にサービスを受ける。
E−DCHの相対的許可を提供することに応じたUE挙動は以下のとおりである。
● UEがサービングE−DCH RLSから「アップ」コマンドを受信する場合、
● 新SG=最後に使用される電力比+デルタ
● UEがサービングE−DCH RLSから「ダウン」コマンドを受信する場合、
● 新SG=最後に使用される電力比−デルタ
「アップ」および「ダウン」コマンドは、基準HARQ処理におけるE−DCH送信に対して使用される電力比に対して相対的である。相対的許可によって影響を及ぼされる、全てのHARQ処理に対する新しいサービング許可(SG)は、基準HARQ処理において最後に使用される電力比の増加/減少である。「ホールド」コマンドは、SGが変化しないで保持されることを意味する。
既に述べた通り、非サービングRLSからのノードBは、「ホールド」または「ダウン」のいずれかを示す相対的許可だけを送ることができる。「ダウン」コマンドにより、非サービングセルは、これら非サービングセルとSHOにあるUEによって生ずるセル内干渉を制限することができる。非サービングの相対的許可を受信する際のUE挙動は以下の通りである。
● UEが少なくとも一つの非サービングE−DCH RLSから「ダウン」を受信する場合、
● 新SG=最後に使用される電力比−デルタ
非サービングRLSからの相対的許可は、常に、UEにおける全てのHARQ処理に影響を及ぼす。使用される電力比の減少量は、静的、または、ビットレートに依存してもよく、より高いビットレートに対するステップサイズ(デルタ)はより大きい。
● UEがサービングRLSからスケジューリング許可、および、少なくとも一つの非サービングRLから「ダウン」コマンドを受信した場合、
● 新SG=最小値(最後に使用される電力比−デルタ、サービングRLSからの受信されるAG/RG)
レート要求シグナリング
E−DCHでマッピングされるサービスのQoS要件を考慮してノードBに効率的にスケジューリングさせるためには、UEは、レート要求シグナリングを用いてそのQoS要件に関する情報をノードBに供給する。
アップリンクでは二種類のレート要求シグナリング情報、つまり、E−DPCCH上のレート要求に関連するフラグである、いわゆる「ハッピービット」と、E−DCH上で帯域内において一般的に送られるスケジューリング情報(SI)とがある。
システムの観点から、1ビットのレート要求は、例えば、相対的許可を用いてリソース割り当てにおける小さな調節を行うためにサービングセルによって有利に使用される。反対に、スケジューリング情報は、絶対的許可の送信において反映される長期的スケジューリング判断を行うために有利に使用される。二つのレート要求シグナリング方法に関する詳細は、以下の通りである。
E−DCHで送信されるスケジューリング情報
前述したとおり、スケジューリング情報は、効率的なスケジューリングを可能にするためにUE状態に関する情報をノードBに供給する。スケジューリング情報は、MAC−e
PDUのヘッダに含まれる。一般的に、情報は、ノードBがUE状態に追従することができるよう、定期的に送られる。例えば、スケジューリング情報は、以下の情報フィールドを有する。
● スケジューリング情報における最高優先度データの論理チャネルID
● UEバッファ占有度(バイト単位)
●バッファにデータがある最高優先度の論理チャネルのバッファ状態
● 合計バッファ状態
● 電力状態情報
● 利用可能な電力比(対DPCCH(HS−DPCCH)を考慮する)の推定。UEは、推定を実行する際にDCHの電力を考慮しない
最高優先度のデータを発する論理チャネルの論理チャネルIDによる識別により、ノードBはQoS要件、例えば、この特定の論理チャネルの対応するMAC−dフロー電力オフセット、論理チャネル優先度、または、GBR(保証ビットレート)属性を決定することができる。反対に、ノードBは、より正確な許可割り当てを可能にする、UEバッファにおけるデータを送信するに必要な次の許可メッセージを決定することができる。最高優先度データバッファ状態に加えて、ノードBは合計バッファ状態に関する幾らかの情報を有することも有利である。当該情報は、「長期的」リソース割り当ての判断を補助する。
サービングノードBが効果的にアップリンクリソースを割り当てることができるためには、各UEが最大でどれほどの電力を送信することができるかを知る必要がある。この情報は、「電力ヘッドルーム」測定値の形態で運ばれ、UEにどれだけの電力が残留しているか、更に、DPCCH送信(電力状態)に何が使用されるかを示す。電力状態報告は、TTI再設定、例えば、2msと10msTTIまたはその逆での切換えを始動するためにも使用され得る。
ハッピービット
前述した通り、ハッピービットはE−DPCCH上で送られる1ビットレート要求に関連するフラグを示す。「ハッピービット」は、対応するUEが現在のサービング許可(SG)に「満足」か「不満」かを示す。
UEは、以下の基準が満たされると「不満」であることを示す。
● 電力状態基準:UEは、より高いデータレート(E−TFC)で送るのに利用可能な電力を有する
● バッファ占有基準:合計バッファ状態は、現在の許可ではn個以上のTTI(nは設定可能)を必要とする
さもなければ、UEは、現在のサービング許可に「満足」であることを示す。
ハイブリッドARQ方式
移動体通信システムにおける非リアルタイムサービスの誤り検出の一般的な技法は、ハイブリッドARQと呼ばれる前方誤り訂正(FEC)と組み合わされる自動再送要求(ARQ)方式に基づく。巡回冗長検査(CRC)が誤りを検出した場合、受信器は追加ビットまたは新しいデータパケットを送るよう送信器に要求する。別の既存の方式より、スト
ップアンドウェイト(SAW)および選択再送(SR)連続ARQが移動体通信において最も頻繁に使用されている。
データユニットは、送信前に符号化される。再送されるビットに依存して、三つの異なるタイプのARQが定められる。
HARQタイプIでは、受信した誤りのあるデータパケット、いわゆる、PDU(パケットデータユニット)は廃棄され、当該PDUの新しいコピーが再送され別々に復号化される。当該PDUの前バージョンまたは後のバージョンが合成されることはない。HARQタイプIIを用いると、再送される必要のある誤りのあるPDUは廃棄されず、後続する復号化のために送信器によって供給される幾らかの増加冗長性ビットと合成される。再送されたPDUは、しばしば高い符号レートを有し、受信器で記憶された値と合成される。つまり、各再送において僅かな冗長性だけが付加される。
最後に、HARQタイプIIIはタイプIIと略同じパケット再送方式であるが、全ての再送されたPDUが自己復号化可能である。つまり、PDUが先のPDUと合成されることなく復号化可能であることを意味する。殆どの情報が再利用できない程度に幾つかのPDUがひどく損傷を受けている場合、自己復号化可能なパケットが有利に使用される。
チェイス合成を用いる場合、再送パケットは同一のシンボルを有する。この場合、複数の受信パケットはシンボル毎に、あるいはビット毎に合成される(非特許文献5を参照)。これらの合成値はそれぞれのHARQ処理のソフトバッファに記憶される。
TTI再設定でのMACレイヤHARQ動作
図10を参照して説明したように、通常、システム効率性を向上させ、送信遅延を考慮するために、一つ以上のHARQ処理がパケットデータユニットの送信について設けられる。一般的には、HARQ処理の数は、予め設定され、ラウンドトリップ時間(RTT)および送信時間間隔(TTI)を考慮し、所与のHARQ処理に対して受信器からのフィードバックが対応するHARQ処理を用いる次の送信の始めで利用可能である。
UMTSを考慮して、E−DCHは、異なるTTIを、即ち、2ミリ秒および10ミリ秒をサポートする。簡単なシナリオでは、セルは、2ミリ秒のTTIと10ミリ秒TTIとの両方が可能である。より長いTTIに対して、インタリーブ利得がより高くなるため、良好なチャネル状態のUEは、例えば、2ミリ秒のTTIで設定され、良好でないチャネルを受けるUEは10ミリ秒のTTIで設定される。
一つの典型的なシナリオは、ソフトハンドオーバ(SHO)中のUEが10ミリ秒TTIで設定され、ソフトハンドオーバ中でない(非SHO)UEは2ミリ秒のTTIで設定される。UEが非SHOからSHOの状況(または、その逆)に変化する度にTTI再設定が始動される。
TTI長さによってHARQ処理数も変化する。UMTSにおけるE−DCH動作に対して、例えば、10ミリ秒のTTIに対して4つのHARQ処理が利用され、2ミリ秒のTTIに対して8つのHARQ処理が利用されると判断される。
TTI再設定手順は、UMTSにおけるトランスポートチャネル再設定手順の一部である。同期トランスポートチャネル再設定手順は、図11に例示目的で示されるように実施される。S−RNCがE−DCH送信に対してTTIを再設定することを決める際、S−RNCは無線リンク再設定を準備するようノードBに要求する。ノードBは、NBAPを介する無線リンク再設定準備完了メッセージ(Radio Link Reconfiguration Ready messa
ge)を用いて、リソースを割り当て、再設定の準備が整ったことをS−RNCに通知する。次のステップでは、無線リンク再設定実行メッセージ(Radio Link Reconfiguration Commit message)は、S−RNCからノードBに送られ、示されるアクティブ化時間(activation time)で新しい設定に切り換えることをノードBに要求する。S−RNCは、アクティブ化時間を含むトランスポートチャネル再設定メッセージ(Transport Channel Reconfiguration message)をUEにRRCを介してシグナリングする。UEは、トランス
ポートチャネル再設定完了メッセージ(Transport Channel Reconfiguration Complete message)で応答する。アクティブ化時間の定義により、UTRANおよびUEが同期的に同じ時刻で新しい設定に切り換えることが保証される。
TTI再設定が始動されると、現在の設定HARQ処理を利用して送信されたMAC−e PDUがまだ再送されている場合がある。TTI切換えは、始動されると迅速に行われなければならないため、TTI再設定の際に未解決の再送を有する全ての現行のHARQ処理が停止/消去され(aborted/flushed)なくてはならない。しかしながら、保留中
の(再)送信を停止すると、HARQ残留誤り比(residual error ratio)を増大させる。RLCエンティティが応答モード(AM:acknowledged mode)で動作するか非応答モ
ード(UM:unacknowledged mode)で動作するかに依存して、再送の停止はシステムレ
ベルに対して異なる影響を有する。
AMにおけるRLCに対して、次のセクションで更に詳細に説明するように、損失PDUの復元に使用され得るRLC機構が存在する。それにより、追加的な遅延および追加的なシグナリングを費やすことによりSDU誤り率に対する影響はない。
UMにおけるRLCに対して、TTI再設定におけるMAC−e PDUの潜在的な損失は、サービスレベルで経験する品質の劣化により生ずる。エンドツーエンドの品質劣化の程度は、TTI再設定がどれだけの頻度で実行されるかに主に依存する。
無線リンク制御プロトコル
無線リンク制御プロトコルは、ユーザデータおよび制御データの両方のフロー制御および誤り回復のための、3G UMTSセルラシステムにおいて使用されるレイヤ2プロトコルである。UMTSにおけるRLCには3つの動作モード、トランスペアレントモード(TM:transparent mode)、非応答モード(UM)および応答モード(AM)が存在する。各RLCエンティティは、非特許文献6(http://www.3gpp.orgから入手可能)に更
に詳細に説明するように、これらのモードのいずれかで動作するようRRCによって設定される。制御プレーンでRLCレイヤが提供するサービスは、シグナリング無線ベアラ(SRB)と呼ばれる。ユーザプレーンでは、RLCレイヤによって提供されるサービスは、PDCPおよびBMCプロトコルがサービスによって使用されていない場合だけ、無線ベアラ(RB)と呼ばれ、さもなければ、RBサービスがPDCPレイヤまたはBMCレイヤによって提供される。
トランスペアレントモード(TM)では、上位レイヤから受信するRLC SUDにはプロトコルオーバーヘッドが追加されない。特別な場合では、セグメント化(segmentation)/再組立(reassembly)能力が制限された送信が実現される。無線ベアラセットアップ手順においてセグメント化/再組立が使用されるかについて交渉されなくてはならない。トランスペアレントモードは、音声等の非常に遅延に敏感なサービスに主に使用される。
非応答モード(UM)では、どの再送プロトコルも使用されないため、データ配信は保証されない。それにより、誤りのある受信PDUは設定によって廃棄されるかマーキングされる。上位レイヤからの受信RLC SDUは、送り側でRLC PDUにセグメント
化/連結される。それに応じて、受信側では、再組立が実行される。更に、RLCレイヤにおいて暗号化が実行される。非応答モードは、例えば、あるRRCシグナリング手順に使用される。ユーザサービスの例は、現在3GPPのワークアイテムであるセルブロードキャストサービス(MBMS)、およびボイスオーバIP(VOIP)である。
応答モード(AM)は、パケットデータの確実な伝送のために設計される。多重繰り返しARQは、誤りのある、または、損失したPDUの再送に使用される。誤りのあるまたは損失したPDUの再送は、受信器から状態報告を受信すると送り側によって実行される。状態報告は、送り側によってポーリングされるか、自己始動される。受信器は、ポーリングされると送り側にビットマップ状態報告を送る。報告は、受信ウィンドウ内で最後に受信したPDUまで受信状態(ACKまたはNACK)を示す。RLCにおける再送プロトコルのより詳細は、次のサブセクションに提供される。応答モードRLCは、上位レイヤに順序通りの配信および順序通りでない配信を提供するよう設定される。前述した通り、データPDU配信に加えて、状態およびリセット制御PDUは、ピアエンティティ間でシグナリングされる。制御PDUは、別の論理チャネルでも送信され、それにより、AMにおけるRLCエンティティが二つの論理チャネルを利用するよう設定され得る。応答モードは、相互作用および背景のサービス等のパケットタイプサービスに対するデフォルトモードである。
RLCレイヤの機能は、以下のように要約される。
● セグメント化および再組立
● 連結
● パディング
● 誤り訂正
● 上位レイヤへの順序通りの配信
● 二重検出
● フロー制御
● シーケンス番号チェック
● プロトコル誤り検出および回復
● 暗号化
● データ転送の一時停止/再開機能
RLC ARQプロトコル
複数拒絶(multiple-reject)ARQを用いて、RLCプロトコルはエアインタフェー
スビットレートが高いUMTSネットワーク上でデータパケットアプリケーションへの再送を通じて信頼性のあるサービスを提供する。誤りPDUまたは損失PDUの場合、再送は、受信側から状態報告を受信してから送り側で実行される。
状態報告を始動するために利用可能な機構は多数存在する。
● 周期的:報告は固定時間間隔で始動される
● 損失PDU:報告はシーケンス番号のシーケンスに途切れが検出された場合に始動される
● ポーリングの受信:報告はポーリングが送信器から受信された場合に始動される
送り側にとって、ポーリング要求は送出RLC PDUのヘッダにポーリングビットをマーキングすることで行われる。ポーリングを始動するものおよび抑制するものとしては以下のものがあり得る。
● バッファにおける最後のPDU:ポーリングビットは、送信バッファにおける最後のPDUが送られたときに設定される
● 再送バッファにおける最後のPDU:ポーリングビットは、再送バッファにおける最後のPDUが送られたときに設定される
● ポーリングタイマの満了:ポーリングタイマは、ポーリングビットが設定されたPDUが送られたときに開始される。状態報告が、タイマが満了する前に受信されると、タイマはキャンセルされる。タイマが満了し、状態報告が受信されていない場合、ポーリングビットが設定されたPDUが送られる
● ウィンドウベースのポーリング:ポーリングは、送信ウィンドウのある一部分以上に送信ウィンドウが進んだ後に始動される
● 周期的ポーリング:ポーリングビット設定がされたPDUが周期的に送られる
● 全てのPoll_PDU PDU:送り側は全てのPoll_PDU PDUに対してポーリング機能を始動する。再送されたAMD PDU、および新しいAMD PDU(応答モードのPDU)の両方がカウントされる
● 全てのPoll_SDU SDU:送り側は全てのPoll_SDU SDUに対してポーリング機能を始動する。ポーリングは、SDUの終わりを示す「長さインジケータ」を含むAMD PDUの第1の送信に対して始動される
● ポーリング禁止タイマ(Poll_Prohibit_Timer):ポーリング禁止機能は、ポーリ
ング機能の開始を遅延させるために送り側によって使用される。幾つかのポーリング始動オプションがシステムに同時に存在する状況下では、潜在的なリスクとしてネットワークがエアインタフェース上で送られる過剰なポーリングおよび状態報告によって圧倒され得る。UMTSに対するエアインタフェース技術であるWCDMA(広帯域CDMA)では、状態報告の過剰なポーリングは、結果として過剰な電力消費、続いて、他のユーザに対する高レベルの干渉およびシステム全体の容量の減少を生ずる。ポーリング禁止タイマは、過剰なポーリングおよび状態報告の送信の問題に取り組むために実行される。送信器では、ポーリング禁止タイマは、ポーリングビットが設定されたPDUが一旦送られると開始される。タイマが満了するまでどのポーリングも可能ではない。タイマが作動している期間中に多数のポーリングが始動されると、タイマが満了したときに一つのポーリングだけが送信される
受信器でのAMにおけるRLCは、一般的に幾つかの状態変数を保持する。以下では、状態報告を生成する上で特に重要な状態変数を説明する。
● VR(R):最近の順序通りに受信したシーケンス番号(受信器ウィンドウの始まりをマーキングする)
● VR(H):受信されたいかなるPDUの最も高いシーケンス番号
● VR(MR):有効として受け入れられる最も高いシーケンス番号(受信器ウィンドウの終わりをマーキングし、VR(R)+RxWindowSizeに等しく設定される)
おそらく、状態報告の最も重要な一面は、全ての報告が、VR(R)とVR(H)との間に存在する全てシーケンス番号のギャップを含む必要がある点である。過剰なポーリングおよび状態報告、従って、スプリアス、即ち、不要な再送の始動を引き起こすのを回避するために、ポーリング禁止機能が既に説明した通り導入される。
状態(STATUS)禁止機能は、受信器が状態報告を禁止するために使用される。状態報告の送信は、どの上述の始動状態が満たされた場合でも遅延される。MAC−hsリセットによって始動される状態報告の生成は例外である。ポーリング禁止タイマと同様に、受信エンティティには状態禁止タイマ(STATUS_Prohibit_Timer)が存在する。
状態禁止タイマ:タイマのタイマ状態禁止(Timer_Status_Prohibit)は、状態が送られると開始される。対応するタイマが作動しているときに状態報告が始動されると、その送信は、上記タイマが満了するまで遅延される。スプリアス再送が始動されないことを確実にするために、状態禁止タイマは、予想されるラウンドトリップタイムよりも僅かに長い値に設定されるべきである。これにより、反対側でNACKが受信され、次の状態報告が送られる前に受信器に再送が送られる時間が十分になる。
既に前述したとおり、TTI再設定の際の保留中のHARQ(再)送を停止/消去することによるPDUの損失に対する潜在的なリスクが存在する。AMモードでのRLCに対する損失PDUを回復するためには幾つかのRLC機構が存在する。
● S−RNCの受信エンティティが損失PDUを検出する
● UEにおける送信エンティティが、状態報告を送ることについて受信エンティティにポーリングする
第1のケースでは、SRNCにおける受信エンティティは損失PDUを検出する。損失PDUを検出すると、RLCは状態報告を生成し、送信エンティティに送られる。UEは、TTI切換えの前に停止したRLC PDUの送信をTTI再設定の後に開始する。RLC受信エンティティは、データの順序通りでない配信(out-of sequence delivery)を認識し、損失PDUを示すRLC状態報告を生成する。UEは、RLC状態報告を受信すると、示されたPDUの再送を開始する。SRNCにおけるRLC受信エンティティはTTI再設定の後は受信RLC PDUに頼る必要があるため、本方式では、幾らかの待ち時間が受け継がれる。損失PDUを判断するのに必要なRLC PDU受信は、UE内のキューの遅延、HARQ処理後のノードBの受信成功、およびIub遅延を被る。従って、この機構によると、TTI切換え後に最小遅延で損失PDUを回復することは可能でない。
第2のケースでは、UEにおける送信エンティティは状態報告について受信エンティティにポーリングする。ポーリングは、TTI再設定手順が完了した後に行われる。UEは最初に、状態報告の生成のためにE−DCHにマッピングされる各RLC AMエンティティにポーリングする。UEで状態報告を受信すると、損失PDUの再送が開始される。理想的には、UEポーリングの時刻は、迅速な回復を可能にするためにTTI再設定が完了すると直ぐに行われるべきである。しかしながら、先のセクションで要約したように、状態報告のポーリングの始動はTTI再設定に合わせられず、タイマのような予め定められたイベントに結び付けられる。
結論として、上述の両方の方式はTTI再設定後の状態報告生成の遅延を生ずる。
しかしながら、この動作は損失PDUの迅速且つ効率的な回復を可能にしない。AMモードで送信が実行される場合、データPDUは、順序通りの配信が提供される場合にRLCから上位レイヤへだけ配信される。従って、RLCプロトコルを停止しないように、またサービス品質を劣化させないように、損失PDUの迅速な処理が必要である。
3GPP TR 25.401: "UTRAN Overall Description" 3GPP TR 25.896: "Feasibility Study for Enhanced Uplink for UTRA FDD (Release 6)" 3GPP TSG RAN WG1, meeting #31, Tdoc R01-030284, "Scheduled and Autonomous Mode Operation for the Enhanced Uplink" 3GPP TS 25.309 D.Chase: "Code combining: A maximum-likelihood decoding approach for combining an arbitrary number of noisy packets", IEEE Transactions on Communications, Col.COM-33, pages 385 to 393, May 1985 3GPP TS 25.322, "Radio Link Control (RLC) protocol specification (Release 6)"
本発明は、アップリンクチャネル再設定後の状態報告の効率的且つ迅速な生成を実現することを目的とする。
同目的は、独立請求項の内容によって解決される。本発明の有利な実施の形態は、従属請求項の内容である。
本発明の移動端末装置は、所定の送信時間間隔毎に、複数のHARQ処理の少なくとも一つを用いて、プロトコルデータユニットをアップリンクチャネルで送信する送信手段アップリンクリソースの割り当てを示すとともに、1つまたはすべての前記HARQ処理のアクティブまたは非アクティブを示す絶対的許可を基地局装置から受信する受信手段と、前記送信時間間隔が再設定される場合に、1つまたはすべての前記HARQ処理をアクティブにする設定手段と、を含む構成を採る。
本発明の送信方法は、移動端末装置がプロトコルデータユニットを基地局装置に送信する送信方法であって、前記移動端末装置において、所定の送信時間間隔毎に、複数のHARQ処理の少なくとも一つを用いて、プロトコルデータユニットをアップリンクチャネルで送信する工程と、前記移動端末装置において、アップリンクリソースの割り当てを示すとともに、1つまたはすべての前記HARQ処理のアクティブまたは非アクティブを示す絶対的許可を前記基地局装置から受信する工程と、前記移動端末装置において、前記送信時間間隔が再設定される場合、1つまたはすべての前記HARQ処理をアクティブにする工程と、を含むようにした。
以下に、本発明を添付の図面を参照してより詳細に説明する。図中の同様のまたは対応する細部には同じ参照番号が付与される。
以下の段落は、本発明の様々な実施の形態を説明する。説明目的のために、多くの実施の形態はUMTS通信システムに関連して要約され、後続するセクションで使用する専門用語は、本発明がこのタイプの通信ネットワークで有利に使用されるため、主にUMTS用語に関連する。しかしながら、使用される専門用語およびUMTS構成に対する実施の形態の説明は、本発明の原理および思想をこのようなシステムに制限することを意図しない。
上述の背景技術のセクションで提供される詳細な説明は、以下に説明する主にUMTS特有の典型的な実施の形態をより良く理解することを意図し、本発明の基本思想全般を移動体通信ネットワークにおける処理および機能の説明する特定の実行に制限するものとして理解されるべきではない。
以下のセクションは、UMTS構成を用い、背景技術のセクションで説明する特徴を提供するシステムで実行される本発明の幾つかの実施の形態を説明する。これらの実施の形態では、背景技術のセクションで説明する幾つかの特徴は、変更されてもよく、または、以下により詳細に要約するように、追加的な特徴がシステムに追加されてもよい。
一般的に、本発明の主な態様の一つは、アップリンクチャネルの再設定の際に、アップリンクチャネルにマッピングされるネットワーク要素におけるRLCレイヤのRLCエンティティから状態報告を生成し送信することである。本発明の様々な実施の形態によると、アップリンクチャネル再設定によるサービス品質(QoS)の劣化を最小限にしてネットワーク要素のMACレイヤにおけるMACエンティティのリセットを可能にする状態報告の生成および送信のための新しい始動要因が導入される。以下により詳細に説明するように、移動端末は、シグナリングによって状態報告の生成および送信を始動することができ、あるいは、アップリンクチャネル再設定を始動する役割を担うネットワーク要素におけるプロトコルレイヤは、ネットワーク要素から移動端末への状態報告の生成および送信を始動するために再設定が実行されたまたは実行されることをネットワークにおけるRLCおよび/またはMACレイヤエンティティに通知することができる。
ネットワーク要素は、本発明が実行される移動体通信システムの無線アクセスネットワークのネットワーク要素とすることができる。有利には、本発明の一実施の形態によると、このネットワーク要素は、アップリンクチャネルの再設定の役割を担うプロトコルレイヤを終端する、アクセスネットワークにおける装置である。例えば、UMTS構成では、このネットワーク要素は、現在ではサービング無線ネットワーク制御部(S−RNC)である、UEのRRCレイヤプロトコルを終端するネットワーク要素とすることができる。
本発明の更なる実施の形態では、アップリンクチャネルの再設定は、本願で先に説明したTTI再設定等のMACレイヤにおけるトランスポートチャネルの再設定とすることができる。代替的には、または、追加的には、アップリンクチャネルの再設定は物理チャネルを再設定してもよい。本発明の別の実施の形態によると、アップリンクチャネルの再設定は、アップリンクチャネルが再設定されるUEによるアップリンクデータ送信に使用されるHARQ処理の数の再設定を伴う。
上述の新しい機構は、本発明の典型的な実施の形態を示す図13にも例示される。フロー図に示す個々のステップについて、背景技術のセクションで説明されるUMTS環境における典型的な実行は図12を参照して提供され、図12は本発明のより具体的な実施の形態による典型的なアップリンクチャネル再設定を示す。
最初に、通信ネットワークにおける移動端末(UMTSにおけるUE)のリソース制御
および/またはソフトハンドオーバの役割を担う無線アクセスネットワークにおけるネットワークエンティティは、リソースが管理される移動端末のアップリンクチャネルを再設定すると判断する。例えば、このネットワーク要素は、上述した図13に示すようなS−RNCでもよい。典型的には、アップリンクチャネルの再設定は、基地局(ノードB)と、リソース制御機能を提供するネットワーク要素(例えば、S−RNC)との間の無線アクセスネットワークにおけるトランスポートベアラを(再)設定するために、アクセスネットワークにおける無線リンクの再設定(1301)から開始される。
図12を参照するに、アクセスネットワークにおける無線リンク再設定(1301)は、S−RNCにおいて無線リソース制御RRCレイヤによって開始され得る。RRCレイヤは、ノードBアプリケーションパート(NBAP)プロトコルを利用してノードBに無線リンク再設定準備メッセージを送信(1201)し、トランスポートチャネル(E−DCH)の再設定を準備するようノードBに要求する。メッセージを受信し、リソースを割り当てたノードBは、再設定の準備が整ったことを通知する無線リンク再設定準備完了メッセージによって応答(1202)する。S−RNCは、ALCAPプロトコルを用いて新しいIubデータトランスポートベアラの確立を更に開始(必要であれば)することができる。その後、NBAPメッセージである無線リンク再設定実行が、SRNCからノードBに送られ(1204)、(再)設定された無線リンクが使用されるべきアクティブ化時間(activation time)についてノードBに通知する。
S−RNCのRRCレイヤは、アップリンクチャネルを再設定することを示すために、また、再設定に必要なパラメータ(例えば、情報要素IE)をUEに供給するために、UEに再設定メッセージを供給する(1205)。図12に示す典型的な実施の形態では、このメッセージは、個別制御チャネルDCCHを介してUEに供給されるトランスポートチャネル再設定メッセージである。典型的な実施の形態で称されるUMTSシステムとは別の通信システムでは、共通の制御チャネルを代用することも可能である。メッセージおよびパラメータの受信の際、UEは進み、IEによって示されるパラメータに基づいてアップリンクチャネルを再設定し、再設定が実行された旨の表示(例えば、トランスポートチャネル再設定完了メッセージ)をS−RNCに戻す(1206)。例えば、再設定は、UEによるアップリンクチャネルデータ送信に使用され得るHARQ処理の再設定を含む、TTIが変化するトランスポートチャネルの再設定でもよい。
図13に戻り、アップリンクチャネルの再設定の際、UE(例えば、S−RNC)へのRRCレイヤ機能を終端するネットワーク要素は、以前に設定されたHARQ処理の並べ替えキューのデータ消去をすることで、S−RNC(MAC−es)におけるMACエンティティをリセットすることを、UEへのMACレイヤを終端するMACエンティティを次に指示(1303)することができる。指示に応答して、ノードBのMACレイヤのMACエンティティは、並べ替えキューのデータ消去をする前に、アップリンクチャネルにマッピングされるRLCレイヤのRLCエンティティに、並べ替えキューに現在記憶されている全てのPDUを供給することができる。
図12を再び参照するに、ステップ1303は、例えば、プリミティブ、いわゆる、CMAC−esリセットREQ(REQ=要求)(MAC-es Reset REQ)をS−RNCのRRCレイヤからMACレイヤのMAC−esエンティティに送る(1207)ことで実行される(図9も参照)。このプリミティブに応答して、MAC−esエンティティは、全てのPDUの宛先となっているそれぞれのRLCエンティティに、並べ替えキューに現在記憶されている全てのPDUを送る(図12には図示されず)。図5および図9に示されるように、E−DCHのトランスポートチャネルに多重化されるMAC−dフローを提供する各論理チャネルは、RLCレイヤにおけるRLCエンティティによって終端される。従って、受信側では、一般的にノードBに位置するMAC−eエンティティは、PDUを逆
多重化し、一般的にS−RNCに設けられるMAC−esエンティティにこれを供給して、E−DCHのトランスポートチャネルにマッピングされるそれぞれのRLCエンティティにMAC−dフローを介してPDUを分配する。
図13に戻るに、受信成功PDUまたは受信失敗PDUを示す状態報告は、E−DCHにマッピングされる各RLCエンティティで生成(1304)され、この状態報告がUEに送信(1305)される。個々のPDUを識別するために、個々のPDUは、例えば、図5に示されるように、それぞれRLCヘッダにおいてシーケンス番号を有することができる。
図12に戻り、これらのステップは、UMTSシステムにおいて以下のように実行され得る。PDUをE−DCHにマッピングされるRLCエンティティに送ると、MACレイヤは、RLCレイヤに別のプリミティブを通信(1208)し、アップリンクチャネルにマッピングされる全てのRLCエンティティに状態報告を生成すること、および状態報告をRLC状態報告内のUEに送信することを指示する(1209)。MAC−esエンティティに並べ替えバッファのPDUをアップリンクチャネルにマッピングされるRLCエンティティに送ることを指示するためには、幾つかの機構がS−RNCの動作に導入されなくてはならない。例えば、RRCレイヤは、並べ替えバッファをリセットし記憶されたパケットをRLCレイヤに配信することをプリミティブを介してMACレイヤのMAC−esエンティティに通知する。しかし、並べ替えバッファ内の記憶されたPDUがRLCエンティティに配信される前に状態報告が生成されると、幾つかのRLC PDUが受信されていないと誤表示され、結果として、不要なRLC再送につながる。
従って、全ての受信PDUの正しい状態を得るために、状態報告を生成する前に、全てのPDUがRLCエンティティに配信されたこと、およびRLCエンティティによって処理されたことを確実にすることが有利である。
図12に示す本発明の典型的な実施の形態によるS−RNC動作は、以下のように要約される。
● MAC−esは、並べ替えバッファをリセットすること、およびRRCからのプリミティブによって全ての記憶されるPDUを消去することの通知を受ける
● MAC−esは、各並べ替えキューから上位レイヤに全ての記憶されるPDUを配信する
● MAC−esは、並べ替えキューのデータ消去後に、E−DCHにマッピングされ応答モード(AM)で動作される全てのRLCエンティティに、状態報告を生成することを示す
● E−DCHにマッピングされAMで動作する各RLCは、RLC状態報告を生成し、状態報告を含む制御PDUをUEに送信する
しかしながら、UMTSシステムにおいて本発明の実施の形態を実施する場合、TTI再設定後のRLC状態報告の自発生成は、先に説明した通り、状態禁止タイマによって禁止され得る。従って、本発明の更なる実施の形態は、ネットワーク要素、即ち、本実施例ではS−RNCが、状態禁止タイマが満了していない場合でも可能となることが提案される。それにより、アップリンクチャネルにマッピングされるRLCエンティティからの状態報告は、状態禁止タイマを考慮することなくアップリンクチャネルの再設定の際に生成され送信される。
次に、アップリンクチャネル再設定の際のUE動作の幾つかの態様を説明する。アップリンクチャネル、即ち、本実施の形態ではE−DCHのTTIの再設定の際、UEは、T
TI再設定が行われた後、全てのHARQ処理上のMAC−es PDUの次の送信のために、送信シーケンス番号(TSN)を任意にはリセットすることができる(TSN:図5比較)。例えば、各論理チャネルに対してUEにおいて一つのTSN設定処理が実行される。並べ替え機能をサポートするUE動作は、関連付けられた並べ替えキュー宛ての、各MAC−esPDUの明確なシーケンス番号(TSN)を生成することを含む。
各TSN設定処理は、生成されるべき後続のMAC−esPDUのヘッダに含まれるべきシーケンス番号を示す状態変数である現在TSN(CURRENT_TSN)を保持する。TSN
設定処理が確立されると、状態変数CURRENT_TSNは、一般的には0である初期値にリセッ
トされる。
新しいペイロードが、関連付けられた並べ替えキューのために生成される必要があるとき、並べ替えエンティティは、送信のTSNをCURRENT_TSNに設定する。少なくとも一つ
のMAC−es PDUが送信されたTTIの終わりには、状態変数CURRENT_TSNが1つ
だけインクリメントされ、TSNを表すのに利用可能なビット数によって表される最大数に達すると初期値にリセットされる(ラップアラウンド)。例えば、6ビットのTSNを仮定すると、状態変数CURRENT_TSNが63を超えると、再び0にリセットされる。本実施
の形態では、各TSN設定処理は、E−DCHトランスポートチャネルのTTIの再設定の際にリセットされる。
TTI再設定による損失PDUの効率的な回復を可能にするために、UEにおけるRLCは、TTI再設定後に最小遅延で正確な状態報告を得るべきである。
前述した通り、本発明の一つの典型的な実施の形態によると、S−RNCにおいてアップリンクチャネルにマッピングされるRLCエンティティは、TTI再設定の際に自発的にRLC状態報告を生成することができ、UE内の送信エンティティに状態報告を送信する。
本発明の別の実施の形態は、図12および図13について説明した実施の形態と本質的に同様である。本発明の本実施の形態では、状態報告の生成および送信は、アップリンクチャネル再設定(図13のステップ1302参照)に応答して、S−RNCの代わりにUEによって状態報告の生成および送信が始動される。既に要約したように、アップリンク送信のためにUEに設けられるRLC送信エンティティは、ピア受信RLCエンティティ(SRNC)からのRLC状態報告をポーリングすることができる。RLC状態報告のポーリングには幾つかの始動要因がある。背景技術のセクションで説明したように、どの始動イベントも、可能なTTI再設定と合わせられない。しかしながら、TTI再設定後に、最小遅延で損失PDUの状態報告を有することが有利である。
この目的のため、本発明の典型的な実施の形態によると、状態報告をポーリングする新しい始動要因が導入される。UEは、アップリンクチャネルの再設定が実行されるとき、例えば、RRCからのトランスポートチャネル再設定メッセージ(図12のステップ1205参照)に示されるアクティブ化時間後に、アップリンクチャネルにマッピングされる各RLCエンティティからの状態報告をポーリングする。本発明の更なる実施の形態によると、TTI再設定の際のポーリングは、ポーリング禁止タイマのような機構によって禁止されない。背景技術のセクションで説明したように、ポーリング禁止タイマは、過剰ポーリングおよび状態報告送信の問題を解決するために実施され得る。
図12においてRRCシグナリングを介してUEからSRNCにトランスポートチャネル再設定完了メッセージが送信(1206)された後、UEは、アップリンクチャネルにマッピングされる各RLCエンティティに対してポーリングを始動することができる。こ
の解決策は、新しい始動イベントの定義以外では現在のUMTS仕様に影響を及ぼさない。不都合な点は、遅延の観点から、この実施は最も効率的なものではない点である。UEは、トランスポートチャネル再設定完了メッセージが送信されてからE−DCHにマッピングされるエンティティからのRLC PDUの送信を待たなくてはならない。これらRLC レイヤ PDUでは、UEは、ピアの受信側ELCエンティティからのRLC状態報告を要求するためにポーリングビットを設定する。ポーリングビットを受信すると、受信RLCエンティティは状態報告を生成し、UEにおける送信エンティティに送る。
状態報告の生成の遅延を減少させるためには、本発明の別の実施の形態は、RLC状態報告のポーリングが、アップリンクチャネル再設定が行われた後、UEによってトランスポートチャネル再設定完了メッセージに含まれることが提案される。例えば、新しいIEは、状態報告を生成し送信することを、E−DCHにマッピングされる応答モードの各RLCエンティティに要求することを、S−RNCにおけるRRCエンティティに示すRRCシグナリングメッセージに導入され得る。例えば、このIEは1ビットのフラグを有し得る。
S−RNCでのトランスポートチャネル再設定完了メッセージを受信すると、RRCは、IEにおけるフラグが設定されているか否かを判断することができる。フラグが設定されている場合、RRCは、RLC状態報告を生成することをプリミティブを介してRLCエンティティに通知する。トランスポートチャネル再設定完了メッセージにポーリングビットを含ませることは、ポーリングが再設定が行われた後の最初のメッセージで行われるため、遅延の点で有利である。
本発明の更なる実施の形態による別の態様は、アップリンクチャネル再設定の際のUE側でのHARQ処理制限の扱いである。
UMTSシステムでは、典型的なアップリンクチャネルとしてのE−DCHには、スケジューリング対象の送信(scheduled transmission)とスケジューリング対象外の送信(non-scheduled transmission)との二つのタイプのデータ送信が典型的には存在する。スケジューリング対象データ送信では、UEは、E−DCHでデータを送信する前に有効なスケジューリング許可が必要である。通常の手順は、UEがスケジューリング情報またはハッピービットのいずれかによりサービングノードBにレート要求を送り、レート要求を受信したノードBがスケジューリング許可、即ち、絶対的許可および相対的許可によりアップリンクリソースをUEに割り当てることを暗示する。スケジューリング許可(SG)は、AG/RGシグナリングを通じてUEおよびRANの両方で保持される。HARQ処理がアクティブである場合、スケジューリング許可の値はE−TFC選択において考慮される。処理が非アクティブである場合、UEはこのHARQ処理で送信することができない。E−DCHにおけるHARQ処理アクティブ化/非アクティブ化機構は二つある。
RRCレイヤのレイヤ3機構では、例えば、2msのTTIの場合においてそれぞれがHARQ処理を表す8ビットのストリングは、どの処理がアクティブであり、どれがアクティブでないかを定める。論理「1」は、HARQ処理がアクティブであることを、「0」は、スケジューリング対象データのアップリンク送信がこの特定のHARQ処理では許可されないことを示す。
レイヤ2機構は、絶対的許可のシグナリングにより非常に迅速なHARQ処理アクティブ化機構を提供する。絶対的許可チャネル(E−AGCH)上のHARQ処理アクティブ化フラグは、絶対的許可が、前述の通りにタイミング関係によって決定される一つのHARQ処理に対してだけ有効か、全てのHARQ処理に対して有効かを定める。絶対的許可値は「非アクティブ」であり、HARQ処理アクティブ化フラグが「HARQ処理毎」に
設定される場合、絶対的許可のシグナリングのタイミング関係によって与えられるHARQ処理が非アクティブにされる。UEは、このHARQ処理ではスケジューリング対象データを送ることができない。HARQ処理をアクティブにするためには、ノードBは、HARQ処理アクティブ化フラグが「HARQ処理毎」に設定され、絶対的許可値が「非アクティブ」とは異なる状態で絶対的許可を送る。これにより、絶対的許可チャネルシグナリングのタイミング関係によって示されるHARQ処理がアクティブにされる。
レイヤ2機構により、スケジューリングノードBにはスケジュール対象データの送信のためにHARQ処理をアクティブ/非アクティブにする迅速な機構が設けられる。これにより、スケジューリングノードBはセルにおけるアップリンク干渉をよりよく制御することができる。
本発明の実施の形態によると、アップリンクチャネル再設定の際に、UEが前述のレイヤ2またはレイヤ3処理の制限機構のいずれかによって以前に定められたHARQ処理制限をリセットすることが提案される。それにより、アップリンクチャネルの再設定の後、全ての利用可能なHARQ処理はアップリンクにおけるスケジューリング対象データの送信に使用され得る。HARQ処理制限のリセットは、例えば、TTI再設定が実行される場合のようにアップリンク再設定が利用可能なHARQ処理の数を変更したか否か、または、アップリンク再設定が利用可能なHARQ処理の数を変更しないかに関わらず実行される。アップリンク再設定の際の新しく設定されたHARQ処理のアクティブ化は、以前に非アクティブにされた処理を(再び)アクティブにするUTRANからの追加的な制御シグナリングを回避することができる。
本発明の更なる態様は、UEがソフトハンドオーバに入る際の上述したMACエンティティリセットまたは再設定の有利な使用である。更なる実施の形態によると、異なる無線セル間でのソフトハンドオーバに入ると、アップリンク送信の送信時間間隔、それによるHARQ処理の数が変更される。例えば、ソフトハンドオーバに入る前、UEが現在接続されている「古い」ノードBへのアップリンクチャネルは、ソフトハンドオーバ中に使用されるべきTTIを設定して再設定され得る。更に、UEがハンドオーバされるアクティブセット内の「新しい」追加ノードBへのアップリンクが確立され、これにより正確なTTIおよびHARQ処理の数が設定される。同様にして、「古い」ノードBへの無線リンク、即ち、アップリンクチャネルを解放すると、新しいノードBへの確立されるアップリンク接続は再び再設定され、アップリンク送信に使用されるTTI、それによるHARQ処理の数が変更される。それにより、TTI再設定毎に、アップリンクチャネルにマッピングされるRLCレイヤエンティティは、本発明の上述の様々な実施の形態に記載したように、RLC状態報告を生成しUEに送信することができる。
本発明の別の実施の形態は、ハードウェアおよびソフトウェアを用いる上述の様々な実施の形態の実装に関する。本発明の様々な実施の形態は、例えば、汎用プロセッサ、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または、他のプログラマブル論理装置等の計算装置(プロセッサ)を用いて実装されまたは実行され得ることは理解されるであろう。本発明の様々な実施の形態は、これらの装置の組み合わせによって実行されまたは具現化され得る。
更に、本発明の様々な実施の形態は、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールの手段、または、ハードウェアによって直接的に実装され得る。ソフトウェアモジュールおよびハードウェア実装の組み合わせも可能である。ソフトウェアモジュールは、例えば、RAM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、レジスタ、ハードディスク、CD−ROM、DVD等の全ての種類のコンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶
され得る。
UMTSの高レベル構成を示す図 UMTS R99/4/5によるUTRANの構成を示す図 ドリフトおよびサービング無線サブシステムを示す図 ユーザ機器における全体的なE−DCH MAC構成を示す図 ユーザ機器における簡略化された構成におけるMAC相互作用を示す図 ユーザ機器におけるMAC−e/es構成を示す図 UTRANにおける全体的なMAC構成を示す図 ノードBにおけるMAC−e構成を示す図 S−RNCにおけるMAC−es構成を示す図 相対的許可のタイミング関係を示す図 UMTSにおける同期されたトランスポートチャネル再設定手順を示す図 本発明の一実施の形態によるアップリンクチャネル再設定の典型的なシグナリング図 本発明の実施の形態によるアップリンクチャネル再設定の工程を示すフロー図

Claims (9)

  1. 所定の送信時間間隔毎に、複数のHARQ処理の少なくとも一つを用いて、プロトコルデータユニットをアップリンクチャネルで送信する送信手段
    アップリンクリソースの割り当てを示すとともに、1つまたはすべての前記HARQ処理のアクティブまたは非アクティブを示す絶対的許可を基地局装置から受信する受信手段と、
    前記送信時間間隔が再設定される場合、1つまたはすべての前記HARQ処理をアクティブにする設定手段と、を含む
    移動端末装置
  2. 前記受信手段は、さらに、前記複数のHARQ処理の少なくとも一つを非アクティブにすることを示す、RRCレイヤの少なくとも一つのシグナリングメッセージを受信する
    請求項1記載移動端末装置
  3. 前記送信手段は、拡張アップリンク個別チャネルで前記プロトコルデータユニットを送信する
    請求項1記載移動端末装置
  4. 前記アップリンクチャネルは、2msの送信時間間隔または10msの送信時間間隔で設定される、
    請求項1記載移動端末装置
  5. 前記送信時間間隔は、前記アップリンクチャネルの再設定処理において再設定される、
    請求項1記載移動端末装置
  6. 前記プロトコルデータユニットに対して、送信シーケンス番号を設定するシーケンス番号設定手段をさらに含み、
    前記シーケンス番号設定手段は、前記送信時間間隔が再設定される場合、前記送信シーケンス番号をリセットする、
    請求項1記載移動端末装置
  7. 移動端末装置がプロトコルデータユニットを基地局装置に送信する送信方法であって、
    前記移動端末装置において、所定の送信時間間隔毎に、複数のHARQ処理の少なくとも一つを用いて、プロトコルデータユニットをアップリンクチャネルで送信する工程と、
    前記移動端末装置において、アップリンクリソースの割り当てを示すとともに、1つまたはすべての前記HARQ処理のアクティブまたは非アクティブを示す絶対的許可を前記基地局装置から受信する工程と、
    前記移動端末装置において、前記送信時間間隔が再設定される場合、1つまたはすべての前記HARQ処理をアクティブにする工程と、を含む、
    送信方法。
  8. 前記送信時間間隔は、前記アップリンクチャネルの再設定処理において再設定される、
    請求項7記載の送信方法。
  9. 前記移動体端末装置において、前記プロトコルデータユニットに対して、送信シーケンス番号を設定する工程と、
    前記移動体端末装置において、前記送信時間間隔が再設定される場合、前記送信シーケンス番号をリセットする工程と、をさらに含む、
    請求項7記載の送信方法。
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