JP4511492B2 - ブロー成形法 - Google Patents

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Description

本発明は、2層状中空成形品をブロー成形するため方法に関する。
2層状の中空成形品をブロー成形するための装置としては、固定的に設けた内筒体の内周側に、内層樹脂用流路を形成して中心部に加圧気体供給用通孔を有する主マンドレルをその内筒体に対して上下方向に移動可能に挿入し、固定的に設けた内筒体の外周側には、外層樹脂用流路を形成してダイボディを設けたブロー成形用装置などが知られている。
2層状の中空成形品は、熱可塑性合成樹脂製の各種継手や、ボトルなど各種形状の容器類などが多数見られ、その2層状態には、例えば内層に着色層を配し外層に透明乃至は透明艶消層を配して色彩効果を求めたもの、内層と外層で使用する合成樹脂の種類を相違させて剛性、柔軟性やバリア性の効果を求めたもの、内層と外層とで層厚を変えて屈曲性、湾曲性の効果を求めたものなどが見られる。
これらの2層状中空成形品を、従来、知られているブロー成形用装置で成形すると、内層と外層との層状態、詳しくは、内層樹脂と外層樹脂の厚さ比が任意に調整できない、広範囲での厚さ比がとれない、厚さの変化個所のシャープ性などをコントロール(管理・調整)し難いものであった。
本発明は、内層樹脂と外層樹脂の厚さの比を任意に調整でき、広範囲での厚さの比を変化することができ、かつ厚さの変化箇所でのシャープ性をコントロールしたブロー成形法を実現することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、固定的に設けた筒状内層マンドレルの内周面に、中心部に加圧気体供給用通孔を有するマンドレルシャフトを前記筒状内層マンドレルに対して上下方向に摺動可能に嵌合し、前記筒状内層マンドレルの外周側には上下方向に摺動可能な筒状摺動マンドレルを筒状内層マンドレルと当該筒状摺動マンドレルの間に環状の内層樹脂用流路を形成するよう配すると共に、該内層樹脂用流路の路径を拡大または縮小させるよう前記筒状摺動マンドレルの下端部が内方に向けて折れ曲がって先細りになっており、前記筒状摺動マンドレルの外周面に当該筒状摺動マンドレルが摺動可能な状態で筒状外層マンドレルを固定的に嵌合し、該筒状外層マンドレルの下端を前記筒状摺動マンドレルの下端部の内方折れ曲がり部より上方に位置させ、その筒状外層マンドレルの外周側に環状の外層樹脂用流路を形成するようダイボディを設け、押出機から別々に溶融された合成樹脂を前記内層および外層の樹脂用流路内で通して前記筒状摺動マンドレルの先細りの先端にて合流させて一体化してダイ開口部より流出させるブロー成形用ヘッドを具備したブロー成形用装置を使用して、別々に溶融された合成樹脂を合流させて一体化して前記ダイ開口部より流出させてなる2層状中空成形品をブロー成形する際、前記内層樹脂用流路に流入する樹脂の速度に比較して前記外層樹脂用流路に流入する樹脂の速度を上昇させ、かつ前記筒状摺動マンドレルを上昇させて外層樹脂用流路の開度を上げる一方、前記内層樹脂用流路の開度を下げて前記外層の肉厚を厚肉状にかつ前記内層の肉厚を薄肉状になるよう前記ダイ開口部より流出させ、ついで所定の時間経過後、前記内層用樹脂用流路に流入する速度を上昇させるとともに前記外層用樹脂用流路に流入する速度を低下させ、かつ前記筒状摺動マンドレルを下降させて前記外層樹脂用流路の開度を下げる一方、前記内層樹脂用流路の開度を上げて前記外層の肉厚を徐々に薄肉状にかつ前記内層の肉厚を徐々に厚肉状に成形するものである。
第2の課題解決手段は、前記内層および外層のいずれか一方の層を着色層に成し、前記他方の層を透明または透明艶消層に成した構成としたものである。
また、第3の課題解決手段は、固定的に設けた筒状内層マンドレルの内周面に、中心部に加圧気体供給用通孔を有するマンドレルシャフトを前記筒状内層マンドレルに対して上下方向に摺動可能に嵌合し、前記筒状内層マンドレルの外周側には上下方向に摺動可能な筒状摺動マンドレルを筒状内層マンドレルと当該筒状摺動マンドレルの間に環状の内層樹脂用流路を形成するよう配すると共に、該内層樹脂用流路の路径を拡大または縮小させるよう前記筒状摺動マンドレルの下端部が内方に向けて折れ曲がって先細りになっており、前記筒状摺動マンドレルの外周面に当該筒状摺動マンドレルが摺動可能な状態で筒状外層マンドレルを固定的に嵌合し、該筒状外層マンドレルの下端を前記筒状摺動マンドレルの下端部の内方折れ曲がり部より上方に位置させ、その筒状外層マンドレルの外周側に環状の外層樹脂用流路を形成するようダイボディを設け、押出機から別々に溶融された合成樹脂を前記内層および外層の樹脂用流路内で通して前記筒状摺動マンドレルの先細りの先端にて合流させて一体化してダイ開口部より流出させるブロー成形用ヘッドを具備したブロー成形用装置を使用して、別々に溶融された合成樹脂を合流させて一体化して前記ダイ開口部より流出させてなる2層状中空成形品をブロー成形する際、前記外層樹脂用流路に流入する樹脂の速度に比較して前記内層樹脂用流路に流入する樹脂の速度を上昇させ、かつ前記筒状摺動マンドレルを下降させて前記外層樹脂用流路の開度を下げる一方、前記内層樹脂用流路の開度を上げて前記外層の肉厚を薄肉状にかつ前記内層の肉厚を厚肉状になるよう前記ダイ開口部より流出させ、ついで所定の時間経過後、前記外層用樹脂用流路に流入する速度を上昇させるとともに内層用樹脂用流路に流入する速度を低下させ、かつ前記筒状摺動マンドレルを上昇させて前記外層樹脂用流路の開度を上げる一方、前記内層樹脂用流路の開度を下げて前記外層の肉厚を徐々に厚肉状にかつ前記内層の肉厚を徐々に薄肉状に成形するものである。
第4の課題解決手段は、第3の課題解決手段において、前記内層および外層のいずれか一方の層を着色層に成し、前記他方の層を透明または透明艶消層に成した構成としたものである。
第1の課題解決手段の作用は、上記筒状摺動マンドレルを下方向に摺動させることにより外層樹脂の流入を減じて薄肉状内層とすると共に、内層樹脂の流入を増加させて厚肉状内層とすることができ、また、この筒状摺動マンドレルを上方向に摺動させることにより外層樹脂の流入を増加させて厚肉状外層とすると共に、内層樹脂の流入を減じて薄肉状内層とすることができるので、外層樹脂と内層樹脂の流入を高精度で、短時間に変化させ得ることができ、パリソンの内層、外層の厚さ比を任意に広範囲に調整でき、所定厚肉の内層および所定薄肉の外層を有する成形品を容易に成形するができ、かつ、容易に肉厚を徐々に調整した成形品を容易に成形することができる。
さらに、第1の課題解決手段は、内層および外層の樹脂流量比が大きくなっても、筒状外層マンドレルの下端が筒状摺動マンドレルの内方折れ曲がり部より常時上方に位置するため、この筒状摺動マンドレル先端での樹脂合流部がなお一層可変となり、これら樹脂の流量に応じて調整できるため、内外層流量の流速差が乏しくなり、合流海面での不安定流動を起こさないようにすることができるという作用を奏する。
第2の課題解決手段の作用は、色彩効果を向上させることができる。
第3の課題解決手段の作用は、上記筒状摺動マンドレルを下方向に摺動させることにより外層樹脂の流入を減じて薄肉状内層とすると共に、内層樹脂の流入を増加させて厚肉状内層とすることができ、また、この筒状摺動マンドレルを上方向に摺動させることにより外層樹脂の流入を増加させて厚肉状外層とすると共に、内層樹脂の流入を減じて薄肉状内層とすることができるので、外層樹脂と内層樹脂の流入を高精度で、短時間に変化させ得ることができ、パリソンの内層、外層の厚さ比を任意に広範囲に調整でき、所定薄肉の内層および所定厚肉の外層を有する成形品を容易に成形するができ、かつ、容易に肉厚を徐々に調整した成形品を容易に成形することができる。
さらに、第3の課題解決手段の作用は、内層および外層の樹脂流量比が大きくなっても、筒状外層マンドレルの下端が筒状摺動マンドレルの内方折れ曲がり部より常時上方に位置するため、この筒状摺動マンドレル先端での樹脂合流部がなお一層可変となり、これら樹脂の流量に応じて調整できるため、内外層流量の流速差が乏しくなり、合流海面での不安定流動を起こさないようにすることができるという作用を奏する。
第4の課題解決手段の作用は、色彩効果を向上させることができる
上述したように本発明のブロー成形法は、2層状中空成形品の内層樹脂と外層樹脂の厚さの比を任意に調整でき、広範囲での厚さの比を変化することができ、かつ厚さの変化箇所でのシャープ性をコントロールできるブロー成形法を提供できる。
以下、本発明の構成を具体的に実施例に基づき説明する。図1は、本発明方法に使用するブロー成形用ヘッドの1実施例であって、ブロー成形用ヘッドは、筒状内層マンドレル1、マンドレルシャフト2、筒状摺動マンドレル3、内層樹脂用流路4、筒状外層マンドレル5、外層樹脂用流路6、ダイボディ7などから構成してある。
このブロー成形用装置の内部に形成された内層樹脂用流路4および外層樹脂用流路6に連通する内層樹脂流入口4aおよび外層樹脂流入口6aの各々にはスクリューを内蔵した押出機(図示せず)が設けてある。このスクリューにより所定の合成樹脂は、溶融されて樹脂用流路4、6に流動される。
内層マンドレル1は、筒状であって、装置本体に垂直に向いて固定された状態で形成してあり、この筒状内層マンドレル1の内周面に、マンドレルシャフト2が筒状内層マンドレル1に対して上下方向に摺動可能に嵌合してある。この中心部には、コンプレッサーなど(図示せず)から送られる加圧気体をパリソンP内に供給するための通孔2aが穿設してある。
筒状内層マンドレル1の外周側には、内層樹脂用流路4を形成して筒状摺動マンドレル3が配してある。筒状摺動マンドレル3は、サーボモータ8、タイミングプーリ9、タイミングベルト9a、ボールネジ10、ガイドシャフト20、ガイドベアリング21に連なるシャフト11およびガイド12a、12bによって、上下方向に摺動可能な状態で設けてある。
この筒状摺動マンドレル3の外周面には筒状外層マンドレル5を嵌合し、さらに、筒状外層マンドレル5の外周側に外層樹脂用流路6を形成してダイボディ7が設けてある。筒状外層マンドレル5は、筒状摺動マンドレル3の外周面に、この筒状摺動マンドレル3の摺動を妨げることなく嵌合してあると共に、装置本体に固定された状態で形成してある。
筒状摺動マンドレル3、筒状内層マンドレル1、ダイボディ7およびこれらによって形成される内層樹脂用流路4、外層樹脂用流路6の形状は、図1,図2に示すように形成してある。即ち、筒状摺動マンドレル3の先端は、マンドレルシャフト2の中心部に向かって下方に傾斜した形態をしている。これに伴って、筒状内層マンドレル1およびダイボディ7のこの個所に対応する個所も同様に下方に傾斜した形態になっている。
これらの形態をしているので、筒状摺動マンドレル3の上下方向への摺動によって、内層樹脂用流路4および外層樹脂用流路6の開度が好適に調整することが出来る。なお、筒状摺動マンドレル3の先端部の傾斜角度、傾斜長さなどは、成形品の形状、使用樹脂の種類、成形条件などによって、例えば厚肉と薄肉との変化のシャープ性や樹脂流路の間隙と使用樹脂とによる適性な成形条件などによって樹脂流路の角度、換言すれば筒状摺動マンドレルの先端部の傾斜角度は40度〜80度の範囲で、またそれらより合理的に割り出される傾斜長さなどから適宜に選択される。そのために筒状摺動マンドレル3の先端部を取り替え可能にネジ嵌合にしておくと良い。
ここで、内層樹脂用流路4は、その一端は内層樹脂流入口4aに連通し、他端は外層樹脂流路6の他端に連通して形成してある。また、外層樹脂用流路6は、その一端は外層樹脂流入口6aに連通し、他端は内層樹脂流路4の他端に連通して形成してある。その結果、図2に示すように内層樹脂流路4と外層樹脂用流路6は、筒状摺動マンドレル3の先端部で合流し、樹脂合流路15およびダイ13とコア14とによって形成された樹脂吐出用のダイ開口部に連なっている。溶融した樹脂は、これら通路を経て所定形状のパリソンPとして吐出・成形される。
なお、ダイ13とコア14の下方には、吐出・成形されたパリソンPを収容すると共に、加圧気体の供給によってブロー成形を行う成形用金型(図示せず)が配設してある。
本発明のブロー成形法の実施の態様を、図3に示す外層30が例えば高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、内層31が例えば低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)で構成すると共に、口栓部32は、外層30が厚肉状に内層31は薄肉状に形成され、口栓部32の基部から肩部に掛けての個所33は、外層30が徐々に薄肉状に内層31は厚肉状に変化し、胴部34および底部35は、外層30が薄肉状に内層31は厚肉状に形成されたボトル36を成形することで説明する。
外層30が厚肉状で、内層31は薄肉状になっているボトル36の口栓部32の成形は、筒状摺動マンドレル3を上方向に摺動させることにより外層樹脂流路6内に流入する外層用樹脂の流入量が増加して厚肉状外層となると共に、内層樹脂流路4内に流入する内層用樹脂の流入量は減少して薄肉状内層となる。
次に、外層30が徐々に薄肉状に内層31は徐々に厚肉状になっている口栓部32の基部から肩部に掛けての個所33の成形は、筒状摺動マンドレル3を徐々に下方向に摺動させることにより外層樹脂流路6内に流入する外層用樹脂の流入量が減少して底部に向かって薄肉状に傾斜した外層30となると共に、内層樹脂流路4内に流入する内層用樹脂の流入量は増加して底部35に向かって厚肉状に傾斜した内層31となる。
続いて、外層30は薄肉状に内層31が厚肉状に形成された胴部34および底部35の成形は、筒状摺動マンドレル3を下方向に摺動させることにより外層樹脂流路6内に流入する外層用樹脂の流入量が減少して薄肉状外層となると共に、内層樹脂流路4内に流入する内層用樹脂の流入量は増加して厚肉状内層となる。
この筒状摺動マンドレル3を上下方向への摺動、換言すると、厚肉状外層と薄肉状内層を変化させて形成するには、サーボモータ8、タイミングプーリ9、タイミングベルト9a、ボールネジ10に連なるシャフト11およびガイド12を作動させて、筒状摺動マンドレル3を上下方向に摺動させると共に、外層樹脂用流路6に連通する外層樹脂流入口6aに設けてある押出機(図示せず)および内層樹脂用流路4に連通する内層樹脂流入口4aに設けてある押出機(図示せず)の回転数を上昇や降下させる操作、あるいは押出機(図示せず)と外層樹脂流入口6aおよび内層樹脂流入口4aとの間に介設してあるシャットオフバルブ(図示せず)の開度を開閉させる操作によって内層用、外層用樹脂の流入量の増加・減少を図ることによって行われる。
なお、筒状摺動マンドレル3を上下方向への摺動動作、押出機(図示せず)の回転数やシャットオフバルブ(図示せず)の開度の変更などの一連の操作は、例えば外層樹脂流入口6aに取り付けた樹脂圧力計16により樹脂圧力を検出しマイクロコンピュータ制御手段を用いて常に樹脂圧力を一定にさせるよう制御する。または、使用樹脂の特性に応じた動作パターンをプログラムして記憶させておき、回転数や開度の変更を行うことにより自動化は無論のこと成形品の品質の向上を図ることが出来て好ましい。
図6は、成形品の肉厚を変化させる操作の一例であって、押出機スクリューの回転数と筒状摺動マンドレルの開度との関係を示し、上段は、内層用樹脂を流動する押出機スクリューの回転数、中段は、外層用樹脂を流動する押出機スクリューの回転数、下段は、筒状摺動マンドレルの開度であり、縦軸は変化量、横軸は、時間である。
これより明らかなように、図6の例では、スタート時には、外層用樹脂を流動する押出機スクリュー(以下、外層用スクリューと云う)と内層用樹脂を流動する押出機スクリュー(以下、内層用スクリューと云う)の回転数を、ほぼ同数とし、続いて、内層用スクリューの回転数を若干低下させ、それに合わせて外層用スクリューの回転数を急速に上昇させる。その際、筒状摺動マンドレルを上昇(マイナス表示)させて外層樹脂用流路の開度を上げると共に、内層樹脂用流路の開度を下げて、外層の肉厚を厚肉状、内層の肉厚を薄肉状とする。
次いで、所定の時間経過後、内層用スクリューの回転数を上昇させ、外層用スクリューの回転数を低下させる。その時、筒状摺動マンドレルを下降(プラス表示)させて外層樹脂用流路の開度を下げると共に、内層樹脂用流路の開度を上げて、外層の肉厚が薄肉状、内層の肉厚が厚肉状とする。
さらに、続いて、内層用スクリューの回転数を低下させ、それに合わせて外層用スクリューの回転数を上昇させる。その際、筒状摺動マンドレルを上昇(マイナス表示)させて外層樹脂用流路の開度を上げると共に、内層樹脂用流路の開度を下げて、外層の肉厚を厚肉状、内層の肉厚を薄肉状とする。
これら一連の操作は、例えば、押出機に取り付けた樹脂圧力や樹脂流量、あるいは成形品の肉厚を検出しながら手動またはマイクロコンピュータ制御手段を用いて制御される。
ここで、筒状摺動マンドレル3を上下方向への摺動動作、換言すると樹脂の樹脂合流路15内における内層樹脂用流路4と外層樹脂用流路6の相対的な開度の調整を、サーボモータなどを使用すると共に、内外層用樹脂の流入量の調整を、押出機の回転数の調整で行うと内層と外層の比率が例えば99%〜1%あるいは、1%〜99%などと幅広く取られることや内層と外層が極めてシャープ(層厚の変化が短い距離できる)に切り替わりもことが可能となる。
図2に示すように、筒状摺動マンドレル3の外層樹脂流路6側先端部に点線で示すように半円状の縦溝を形成すると図4に示すような口栓部32から底部35に掛けてリブ状突起37が形成できるので、この個所の剛性を上げることが出来る。また、この縦溝を浅皿状に形成すると共に、筒状摺動マンドレル3を下方に摺動させて外層樹脂流路6側に移動させこの浅皿状縦溝以外の個所の外層樹脂流路6を閉塞させることにより図5に示すような所定個所38だけが2層となったボトル36bを形成することが出来る。また、この半円状縦溝や浅皿状縦溝は、筒状摺動マンドレル3先端部に対向したリングダイ19で行っても良い。
なお、マンドレルシャフト2の先端のコア14を寸法や形状の異なるものと変更したりすることで、成形品の寸法や形状を変えることもできる。また、マンドレルシャフト2の他方端に設けてあるボールネジ17やサーボモータ18などの操作によりマンドレルシャフト2を上下方向に摺動させることで、成形品の全体肉厚、例えばパリソンの肉厚を0.5mm〜5mm好ましくは1mm〜3mmの範囲で変えることもできる。
以上、本発明のブロー成形法を、内層と外層で使用する合成樹脂の種類を相違させて剛性、柔軟性やバリア性の効果を求めたボトルの成形で説明したが、内層および外層のいずれか一方の層に着色層を配し他方の層に透明乃至は透明艶消層を配して色彩効果を求めた成形品ものや内層と外層とで層厚を変えて屈曲性、湾曲性の効果を求めた成形品などの成形も可能である。さらには、ブロー成形を行う成形用金型の形状を変更することにより、各種継手やボトル以外の各種形状の容器類などの成形品を成形することが出来る。
2層状中空成形品のブロー成形用ヘッドの断面図。 2層状中空成形品のブロー成形用ヘッドの部分拡大断面図。 2層構造を有するボトル36の(A)は(B)のa−a断面図、(B)は縦断面図。 2層構造を有する別のボトル36aの(A)は(B)のb−b断面図、(B)は縦断面図。 2層構造を有するさらに別のボトル36bの(A)は(B)のc−c断面図、(B)は縦断面図。 押出機スクリュー回転数と筒状摺動マンドレルの流路開度の関係図。
符号の説明
1・筒状内層マンドレル
2・マンドレルシャフト
2a・加圧気体供給用通孔
3・筒状摺動マンドレル
4・内層樹脂用流路
4a・内層樹脂流入口
5・筒状外層マンドレル
6・外層樹脂用流路
6a・外層樹脂流入口
7・ダイボディ
8・サーボモータ
9・タイミングプーリ
9a・タイミングベルト
10・ボールネジ
11・シャフト
12・ガイド
13・ダイ
14・コア
15・樹脂合流路
16・樹脂圧力計
17・ボールネジ
18・サーボモータ
19・リングダイ
20・・・・・ガイドシャフト
21・ガイドベアリング
30・外層
31・内層
36,36a,36b・ボトル
P・パリソン

Claims (4)

  1. 固定的に設けた筒状内層マンドレルの内周面に、中心部に加圧気体供給用通孔を有するマンドレルシャフトを前記筒状内層マンドレルに対して上下方向に摺動可能に嵌合し、
    前記筒状内層マンドレルの外周側には上下方向に摺動可能な筒状摺動マンドレルを筒状内層マンドレルと当該筒状摺動マンドレルの間に環状の内層樹脂用流路を形成するよう配すると共に、該内層樹脂用流路の路径を拡大または縮小させるよう前記筒状摺動マンドレルの下端部が内方に向けて折れ曲がって先細りになっており、前記筒状摺動マンドレルの外周面に当該筒状摺動マンドレルが摺動可能な状態で筒状外層マンドレルを固定的に嵌合し、該筒状外層マンドレルの下端を前記筒状摺動マンドレルの下端部の内方折れ曲がり部より上方に位置させ、
    その筒状外層マンドレルの外周側に環状の外層樹脂用流路を形成するようダイボディを設け、
    押出機から別々に溶融された合成樹脂を前記内層および外層の樹脂用流路内で通して前記筒状摺動マンドレルの先細りの先端にて合流させて一体化してダイ開口部より流出させるブロー成形用ヘッドを具備したブロー成形用装置を使用して、別々に溶融された合成樹脂を合流させて一体化して前記ダイ開口部より流出させてなる2層状中空成形品をブロー成形する際、
    前記内層樹脂用流路に流入する樹脂の速度に比較して前記外層樹脂用流路に流入する樹脂の速度を上昇させ、かつ前記筒状摺動マンドレルを上昇させて外層樹脂用流路の開度を上げる一方、前記内層樹脂用流路の開度を下げて前記外層の肉厚を厚肉状にかつ前記内層の肉厚を薄肉状になるよう前記ダイ開口部より流出させ、
    ついで所定の時間経過後、前記内層用樹脂用流路に流入する速度を上昇させるとともに前記外層用樹脂用流路に流入する速度を低下させ、かつ前記筒状摺動マンドレルを下降させて前記外層樹脂用流路の開度を下げる一方、前記内層樹脂用流路の開度を上げて前記外層の肉厚を徐々に薄肉状にかつ前記内層の肉厚を徐々に厚肉状に成形することを特徴とするブロー成形法。
  2. 前記内層および外層のいずれか一方の層を着色層に成し、前記他方の層を透明または透明艶消層に成したことを特徴とする請求項1記載のブロー成形法。
  3. 固定的に設けた筒状内層マンドレルの内周面に、中心部に加圧気体供給用通孔を有するマンドレルシャフトを前記筒状内層マンドレルに対して上下方向に摺動可能に嵌合し、
    前記筒状内層マンドレルの外周側には上下方向に摺動可能な筒状摺動マンドレルを筒状内層マンドレルと当該筒状摺動マンドレルの間に環状の内層樹脂用流路を形成するよう配すると共に、該内層樹脂用流路の路径を拡大または縮小させるよう前記筒状摺動マンドレルの下端部が内方に向けて折れ曲がって先細りになっており、前記筒状摺動マンドレルの外周面に当該筒状摺動マンドレルが摺動可能な状態で筒状外層マンドレルを固定的に嵌合し、該筒状外層マンドレルの下端を前記筒状摺動マンドレルの下端部の内方折れ曲がり部より上方に位置させ、
    その筒状外層マンドレルの外周側に環状の外層樹脂用流路を形成するようダイボディを設け、
    押出機から別々に溶融された合成樹脂を前記内層および外層の樹脂用流路内で通して前記筒状摺動マンドレルの先細りの先端にて合流させて一体化してダイ開口部より流出させるブロー成形用ヘッドを具備したブロー成形用装置を使用して、別々に溶融された合成樹脂を合流させて一体化して前記ダイ開口部より流出させてなる2層状中空成形品をブロー成形する際、
    前記外層樹脂用流路に流入する樹脂の速度に比較して前記内層樹脂用流路に流入する樹脂の速度を上昇させ、かつ前記筒状摺動マンドレルを下降させて前記外層樹脂用流路の開度を下げる一方、前記内層樹脂用流路の開度を上げて前記外層の肉厚を薄肉状にかつ前記内層の肉厚を厚肉状になるよう前記ダイ開口部より流出させ、
    ついで所定の時間経過後、前記外層用樹脂用流路に流入する速度を上昇させるとともに内層用樹脂用流路に流入する速度を低下させ、かつ前記筒状摺動マンドレルを上昇させて前記外層樹脂用流路の開度を上げる一方、前記内層樹脂用流路の開度を下げて前記外層の肉厚を徐々に厚肉状にかつ前記内層の肉厚を徐々に薄肉状に成形することを特徴とするブロー成形法。
  4. 前記内層および外層のいずれか一方の層を着色層に成し、前記他方の層を透明または透明艶消層に成したことを特徴とする請求項3記載のブロー成形法。
JP2006132061A 2006-05-11 2006-05-11 ブロー成形法 Expired - Lifetime JP4511492B2 (ja)

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